JPH07209105A - 半導体力学量センサ及びその製造方法 - Google Patents

半導体力学量センサ及びその製造方法

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JPH07209105A
JPH07209105A JP371694A JP371694A JPH07209105A JP H07209105 A JPH07209105 A JP H07209105A JP 371694 A JP371694 A JP 371694A JP 371694 A JP371694 A JP 371694A JP H07209105 A JPH07209105 A JP H07209105A
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真紀子 藤田
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竹内  幸裕
Toshimasa Yamamoto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実装時の水流、水圧、ハンドリングなどによ
る可動部の破壊を防止することができる半導体力学量セ
ンサ及びその製造方法を提供することにある。 【構成】 P型シリコン基板17の上方には、梁構造の
可動電極24が所定間隔を隔てて配置され、加速度の作
用に伴う可動電極24の変位から加速度が検出される。
センサ製造の際には、昇華性物質であるナフタレン44
をP型シリコン基板17と可動電極24との間を含むP
型シリコン基板17上に配置し、ナフタレン44を固定
する。この状態でダイシングカットやマウントやワイヤ
ーボンディング等の実装を行う。このとき、可動電極2
4に対しダイシングカットの際の水流等やワイヤーボン
ディングの際の振動が加わったりハンドリングが行われ
るが、可動電極24がナフタレン44により動かないよ
うに固定されているので可動電極24の破損が回避され
る。そして、実装後にナフタレン44を気化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体力学量センサ
及びその製造方法に係り、詳しくは、加速度,ヨーレー
ト,振動等の力学量を検出する半導体力学量センサ及び
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体基板上に形成された超小型
の半導体加速度センサが開発されており、例えば、SA
E910496に静電容量式加速度センサが開示されて
いる。
【0003】図23にはSAE910496に示されて
いる表面マイクロマシニングを用いた薄膜構造の静電容
量型加速度センサを示す。図23において、シリコン基
板80上のアンカー部81から梁82が延設され、この
梁82に質量部83が支持されている。その質量部83
の一部に可動電極84が形成されている。一方、シリコ
ン基板80上には、1つの可動電極84に対し固定電極
85が2つ対向するように配置されている。そして、シ
リコン基板80に水平方向(図23でGで示す)に、加
速度が加わった場合、可動電極84と固定電極85との
間の静電容量において片側の静電容量は増え、もう一方
は減る構造となっている。このセンサはこのように、差
動で可動部の変位を検出することができるため精度の高
い加速度検出が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の半導
体加速度センサエレメントは感度を高めるために梁のバ
ネ定数を下げ、質量(マス)部を大きくとっているため
に外力に非常に弱く、特に、実装時のダイシングカット
での水流や水圧、チップのマウントでのハンドリングな
どで破壊してしまう確率が高く歩留まりが大変に低いと
いう問題があった。
【0005】そこで、この発明の目的は、実装時の水
流、水圧、ハンドリングなどによる可動部の破壊を防止
することができる半導体力学量センサ及びその製造方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、半導体基板と、前記半導体基板の上方に所定間隔を
隔てて配置された梁構造の可動部とを備え、力学量の作
用に伴う前記可動部の変位から力学量を検出するように
した半導体力学量センサの製造方法であって、前記可動
部を保護材にて保護して実装するようにした半導体力学
量センサの製造方法をその要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記保護材として、可動部を仮固定材
料にて仮固定し、実装後に仮固定材料を除去するものと
した半導体力学量センサの製造方法をその要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記仮固定材料として昇華性物質を用
い、実装時には昇華性物質を固定し、実装後に昇華性物
質を気化する半導体力学量センサの製造方法をその要旨
とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記仮固定材料として熱硬化性材料を
用い、実装時には熱硬化性材料を固定し、実装後に熱硬
化性材料をエッチングすることで熱硬化性材料を除去す
る半導体力学量センサの製造方法をその要旨とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記保護材として、可動部の回りを覆
うキャップ部材を用い、当該キャップ部材にて可動部を
保護する半導体力学量センサの製造方法をその要旨とす
る。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、前記キャップ部材はガラスである半導
体力学量センサの製造方法をその要旨とする。請求項7
に記載の発明は、半導体基板と、前記半導体基板の上方
に所定間隔を隔てて配置された梁構造の可動部とを備
え、力学量の作用に伴う前記可動部の変位から力学量を
検出するようにした半導体力学量センサであって、前記
可動部の回りを覆って保護する保護材を備えた半導体力
学量センサをその要旨とする。
【0012】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の発明において、前記保護材は前記可動部を密封してい
る半導体力学量センサをその要旨とする。
【0013】
【作用】請求項1に記載の発明は、可動部が保護材にて
保護された状態にて実装される。この実装時においてダ
イシングカットでの水流や水圧が可動部に加わろうとす
るが、保護材にて保護される。又、実装時においてチッ
プのマウントの際のハンドリング時に保護材にて可動部
が保護される。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の作用に加え、仮固定材料にて可動部が仮固定さ
れ、実装後に仮固定材料が除去される。つまり、実装時
のダイシングカットでの水流や水圧が可動部に加わる
が、可動部が仮固定材料にて動かないように固定されて
いるので可動部の破損が回避される。又、実装時におい
てチップのマウントの際のハンドリング時に可動部が仮
固定材料にて動かないように固定されているので可動部
の破損が回避される。さらに、実装時のワイヤーボンデ
ィングの際には、可動部に振動が加わるが、可動部が仮
固定材料により動かないように固定されているので可動
部の破損が回避される。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明の作用に加え、実装時には昇華性物質が固定さ
れ、実装後に昇華性物質が気化される。つまり、仮固定
材料として昇華性物質を用いているので、実装後に仮固
定材料を簡単に除去することができる。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の発明の作用に加え、実装時には熱硬化性材料が固定さ
れ、実装後に熱硬化性材料をエッチングすることで熱硬
化性材料が除去される。よって、請求項3に記載の発明
では実装時にも昇華性物質が常時僅かずつであるが気化
されているが、本発明では実装工程と熱硬化性材料除去
工程をはっきりと区別でき、工程が安定化される。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の作用に加え、キャップ部材にて可動部の回りが
覆われ、当該キャップ部材にて可動部が保護される。つ
まり、実装時のダイシングカットでの水流や水圧が可動
部に加わろうとするが、キャップ部材にて可動部の破損
が回避される。又、実装時においてチップのマウントの
際のハンドリング時にキャップ部材によって可動部の破
損が回避される。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明の作用に加え、ガラスよりなるキャップ部材にて
可動部が覆われる。よって、ガラスを用いているので、
陽極接合を用いてガラスと半導体基板とを接合すること
ができ、通常のセンサ製造技術を流用でき製造が容易と
なる。
【0019】請求項7に記載の発明は、可動部の回りが
保護材にて覆われ、当該可動部が保護される。つまり、
可動部が保護材にて保護された状態にて実装される。こ
の実装時においてダイシングカットでの水流や水圧が可
動部に加わろうとするが、保護材にて保護される。又、
実装時においてチップのマウントの際のハンドリング時
に保護材によって可動部の破損が回避される。
【0020】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の発明の作用に加え、可動部が保護材にて密封される。
その結果、例えば、半導体基板と可動部との間に粒子が
入り込んできて可動部がロックされることが未然に防止
される。
【0021】
【実施例】
(第1実施例)以下、この発明を具体化した第1実施例
を図面に従って説明する。
【0022】図1は、本実施例の半導体加速度センサの
平面図を示す。又、図2には図1のA−A断面を示し、
図3には図1のB−B断面を示す。P型シリコン基板1
上には絶縁膜2が形成され、絶縁膜2はSiO2 ,Si
34 等よりなる。又、P型シリコン基板1上には、絶
縁膜2の無い長方形状の領域、即ち、空隙部3が形成さ
れている(図1参照)。絶縁膜2の上には、空隙部3を
架設するように両持ち梁構造の可動電極4が配置されて
いる。この可動電極4は帯状にて直線的に延びるポリシ
リコンよりなる。又、絶縁膜2によりP型シリコン基板
1と可動電極4とが絶縁されている。
【0023】尚、可動電極4の下部における空隙部3
は、絶縁膜2の一部が犠牲層としてエッチングされるこ
とにより形成されるものである。この犠牲層エッチング
の際には、エッチング液として、可動電極4がエッチン
グされず、犠牲層である絶縁膜2がエッチングされるエ
ッチング液が使用される。
【0024】又、絶縁膜2上には層間絶縁膜5が配置さ
れ、その上にはコンタクトホール7を介して可動電極4
と電気的接続するためのアルミ配線6が配置されてい
る。図3において、P型シリコン基板1上における可動
電極4の両側には不純物拡散層からなる固定電極8,9
が形成され、この固定電極8,9はP型シリコン基板1
にイオン注入等によりN型不純物を導入することによっ
て形成されたものである。
【0025】尚、可動電極(両持ち梁)4はポリシリコ
ンの他にも、タングステン等の耐熱金属を用いてもよ
い。又、図1に示すように、P型シリコン基板1には不
純物拡散層からなる配線10,11が形成され、配線1
0,11はP型シリコン基板1にイオン注入等によりN
型不純物を導入することによって形成されたものであ
る。そして、固定電極8と配線10、固定電極9と配線
11とはそれぞれ電気的に接続されている。
【0026】さらに、配線10はコンタクトホール12
を介してアルミ配線13と電気的に接続されている。
又、配線11はコンタクトホール14を介してアルミ配
線15と電気的に接続されている。そして、アルミ配線
13,15及び6は外部の電子回路と接続されている。
【0027】又、図3に示すように、P型シリコン基板
1における固定電極8,9間には、反転層16が形成さ
れ、同反転層16はシリコン基板1と可動電極(両持ち
梁)4との間に電圧を印加することにより生じたもので
ある。
【0028】次に、このように構成した半導体加速度セ
ンサの製造工程を図4〜図15を用いて説明する。ここ
で、図面の左側にセンサ、右側には処理回路に必要なト
ランジスタの工程を示す。
【0029】図4に示すように、ウェハ状態のP型シリ
コン基板17を用意し、フォトリソ工程を経て、イオン
注入等によりセンサやトランジスタのソース・ドレイン
の配線部分となるN型拡散層18,19,20,21を
形成する。
【0030】そして、図5に示すように、その一部が犠
牲層となる絶縁膜22をセンサ作製部に形成する。尚、
このとき、基板全体に絶縁膜22を成膜し後からトラン
ジスタ作製部上の絶縁膜を除去してもよい。
【0031】さらに、図6に示すように、ゲート酸化に
よりトランジスタ作製部分上にゲート酸化膜23を形成
する。そして、図7に示すように、ポリシリコンを成膜
し、フォトリソ工程を経てドライエッチ等でセンサの可
動電極24及びトランジスタのゲート電極25をパター
ニングする。
【0032】引き続き、図8に示すように、N型拡散層
からなるセンサの固定電極を形成するために、フォトリ
ソ工程を経て絶縁膜22に可動電極24に対して自己整
合的に開口部26,27を形成する。又、トランジスタ
のソース・ドレインを形成するために、フォトリソ工程
を経てレジスト28により開口部29,30を形成す
る。
【0033】さらに、絶縁膜22及びレジスト28の開
口部26,27、レジスト28の開口部29,30から
可動電極24,ゲート電極25に対して自己整合的にイ
オン注入等によって不純物を導入して、図9に示すよう
に、N型拡散層からなるセンサの固定電極31,32、
トランジスタのソース・ドレイン領域33,34を形成
する。
【0034】次に、図10に示すように、可動電極2
4,ゲート電極25とアルミ配線を電気的に絶縁するた
めの層間絶縁膜35を成膜する。そして、図11に示す
ように、層間絶縁膜35に配線用拡散層18,19,2
0,21とアルミ配線を電気的に接続するためのコンタ
クトホール36,37,38,39をフォトリソ工程を
経て形成する。
【0035】さらに、図12に示すように、電極材料で
あるアルミニウムを成膜して、フォトリソ工程を経てア
ルミ配線40,41,42,43等を形成する。そし
て、図13に示すように、層間絶縁膜35の一部と絶縁
膜22の一部である犠牲層をエッチングする。
【0036】引き続き、図14に示すように、ナフタレ
ン(C108 )を融点である81℃以上に加熱し、この
流動化したナフタレン44を可動電極24とシリコン基
板17の間を含むシリコン基板17上に配置する。ナフ
タレン44は、昇華性を有する物質であり、可動電極2
4を固定し実装後除去する場合にセンサチップを汚染さ
せずセンサエレメントにダメージを与えないものであ
る。
【0037】その後、雰囲気温度を常温まで戻すことに
よりナフタレン44を固化させる。この状態において
は、可動電極24がシリコン基板17に対し固定化され
る。この状態でウェハ状態のP型シリコン基板17を各
チップにダイシングし、チップをマウントし、さらに、
その後にワイヤーボンディングを行う。この実装時のダ
イシングカットでの水流や水圧が可動電極24に加わる
が、可動電極24がナフタレン44により動かないよう
に固定されているので可動電極24の破損が回避され
る。又、実装時においてチップのマウントの際のハンド
リング時に可動電極24がナフタレン44にて動かない
ように固定されているので可動電極24の破損が回避さ
れる。さらに、実装時のワイヤーボンディングの際に
は、可動電極24に振動が加わるが、可動電極24がナ
フタレン44により動かないように固定されているので
可動電極24の破損が回避される。
【0038】その後、図15に示すように、ナフタレン
44を真空中にて加熱して完全に昇華させ除去する。こ
の際、加熱することによりナフタレン44の蒸気圧が高
くなるため完全に昇華するまでの時間を短縮することが
できる。
【0039】このようにして、トランジスタ型半導体加
速度センサの製作工程が終了する。次に、加速度センサ
の作動を図3を用いて説明する。可動電極4とシリコン
基板1との間に電圧をかけると、反転層16が形成さ
れ、固定電極8,9間に電流が流れる。そして、本加速
度センサが加速度を受けて、図中に示すZ方向(基板に
垂直方向)に可動電極4が変位した場合には電界強度の
変化によって反転層16のキャリア濃度が増大し電流が
増大する。このように本加速度センサは電流量の増減で
加速度を検出することができる。
【0040】このように本実施例では、P型シリコン基
板17(半導体基板)と、P型シリコン基板17の上方
に所定間隔を隔てて配置された梁構造の可動電極24
(可動部)とを備え、加速度の作用に伴う可動電極24
の変位から加速度を検出するようにした半導体加速度セ
ンサにおいて、可動電極24を保護材としてのナフタレ
ン44にて保護して実装した。つまり、可動電極24を
仮固定材料としてのナフタレン44にて仮固定し、実装
後にナフタレン44を除去した。より詳細には、仮固定
材料として昇華性物質であるナフタレン44を用い、実
装時にはナフタレン44を固定し、実装後にナフタレン
44を気化するようにした。
【0041】その結果、実装時のダイシングカットでの
水流や水圧が可動電極24に加わるが、可動電極24が
ナフタレン44により動かないように固定されているの
で可動電極24の破損が回避される。又、実装時におい
てチップのマウントの際のハンドリング時に可動電極2
4がナフタレン44にて動かないように固定されている
ので可動電極24の破損が回避される。さらに、実装時
のワイヤーボンディングの際には、可動電極24に振動
が加わるが、可動電極24がナフタレン44により動か
ないように固定されているので可動電極24の破損が回
避される。このようにして、可動電極24の破壊が回避
されるので、歩留りを向上させることができる。
【0042】つまり、半導体加速度センサエレメントは
一般的に感度を高めるために梁のバネ定数を下げている
ために、外力に非常に弱く、特に実装時のダイシングカ
ットの水流,水圧や、チップのマウントの際のハンドリ
ングや、ワイヤーボンディングの際の振動などで破壊し
てしまう確率が高く歩留りが大変に低いが、可動電極2
4がナフタレン44により動かないように固定されてい
るので可動電極24の破壊を防止して歩留りを向上させ
ることができる。
【0043】又、仮固定材料として昇華性物質(ナフタ
レン44)を用いているので、実装後に仮固定材料を簡
単に除去することができる。つまり、大気中に放出した
り、熱を加えたりする簡単な工程にて、仮固定材料を除
去することができる。さらに、仮固定材料として昇華性
物質であるナフタレン44を用いているので、センサチ
ップに悪影響を与えずにICプロセスに完全に整合す
る。
【0044】尚、保護材および仮固定材料としての昇華
性物質は、ナフタレンの他には、比較的融点の低い、例
えば、パラジクロルベンゼン(C6 4 Cl2 )、1,
2,4,5−テトラクロルベンゼン(C6 2 Cl4
等を用いてもよい。あるいは、高融点でも、チップにダ
メージを与えず(チップ構成材料との反応など)、実装
後簡単に取り除くことができる材料であればよい。要
は、昇華性を有する物質であり、可動電極24を固定し
実装後除去する場合にセンサチップを汚染させずセンサ
エレメントにダメージを与えないものであればよい。 (第2実施例)次に、第2実施例を第1実施例との相違
点を中心に説明する。
【0045】本実施例では、第1実施例で用いたナフタ
レン44の代わりにポリイミド(PIQ)を用いてい
る。このポリイミドは有機系の熱硬化材料であり、常温
で液状をなし、加熱により固化するものである。
【0046】以下、センサの製造方法について説明す
る。図13に示す状態から、図14に示すように、ポリ
イミド(PIQ)44を可動電極24とシリコン基板1
7の間を含むシリコン基板17上に配置する。その後、
加熱することによりポリイミド44を固化させる。この
状態においては、可動電極24がシリコン基板17に対
し固定化される。
【0047】この状態でウェハ状態のP型シリコン基板
17を各チップにダイシングし、チップをマウントし、
さらにその後にワイヤーボンディングを行う。この実装
時のダイシングカットでの水流や水圧が可動電極24に
加わるが、可動電極24がポリイミド44により動かな
いように固定されているので可動電極24の破損が回避
される。又、実装時においてチップのマウントの際のハ
ンドリング時に可動電極24がポリイミド44にて動か
ないように固定されているので可動電極24の破損が回
避される。さらに、実装時のワイヤーボンディングの際
には、可動電極24に振動が加わるが、可動電極24が
ポリイミド44により動かないように固定されているの
で可動電極24の破損が回避される。このようにして、
可動電極24が破壊してしまうことが回避されるので、
歩留りを向上させることができる。
【0048】このようにして実装した後は、図15に示
すように、ポリイミド44をO2 プラズマ中で灰化(ア
ッシング)、即ち、燃焼してポリイミド44を除去す
る。このとき、ポリイミド44は全くセンサチップに悪
影響を及ぼさないためICプロセスに完全に整合する。
【0049】このように本実施例では、仮固定材料とし
て熱硬化性材料であるポリイミドを用い、実装時にはポ
リイミドを固定し、実装後にポリイミドをO2 プラズマ
アッシング(エッチング)することでポリイミドを除去
するようにした。よって、実装時(ダイシングカット,
マウント,ワイヤーボンディング)に水流や水圧が可動
電極24に加わったり可動電極24に振動が加わったり
ハンドリングされるが、可動電極24がポリイミド44
により動かないように固定されているので可動電極24
の破損が回避される。又、第1実施例では実装時にも昇
華性物質が常時僅かずつであるが気化されているが、本
実施例では実装工程とポリイミド除去工程をはっきりと
区別でき、工程が安定化する。
【0050】尚、本実施例では仮固定材料としての熱硬
化性材料としてポリイミドを用いたが、他にもフォトレ
ジスト材等を用いてもよい。このフォトレジスト材にお
いてもO2 プラズマ中で灰化(アッシング)できるとと
もに、全くセンサチップに悪影響を及ぼさないためIC
プロセスに完全に整合する。 (第3実施例)次に、第3実施例を第1実施例との相違
点を中心に説明する。
【0051】図16はセンサエレメント形成後で、か
つ、実装前の状態を示し、図17には図16のC−C断
面を示す。以下、センサの製造方法について説明する。
【0052】前記図13に示す状態においては、図16
に示すように、シリコンウェハ45には多数のセンサ領
域46が形成されている。このシリコンウェハ45の上
面(素子形成面)にガラス板47を陽極接合する。尚、
シリコンウェハ45とガラス板47とは接着してもよ
い。ガラス板47には、図17に示すように、各センサ
領域において可動電極24にガラス板47が当たらない
ように、各センサ領域毎に凹部48が形成されている。
又、ガラス板47とシリコンウェハ45とは密封状態で
接合される。
【0053】その後、ガラス板47を接合した状態のシ
リコンウェハ45を各チップにダイシングする。この実
装時のダイシングカットでの水流や水圧が可動電極24
に加わろうとするが、可動電極24がガラス板47で覆
われているので可動電極24の破損が回避される。この
ダイシングの後にチップがマウントされる。このマウン
ト時のハンドリングの際にガラス板47にて可動電極2
4の破損が回避される。このようにして、可動電極24
が破壊してしまうことが回避されるので、歩留りを向上
させることができる。
【0054】このように本実施例では、保護材として、
可動電極24(可動部)の回りを覆うキャップ部材とし
てのガラス板47を用いて、ガラス板47にて可動電極
24を保護するようにした。その結果、実装時のダイシ
ングカットでの水流や水圧が可動電極24に加わろうと
するが、可動電極24がガラス板47で覆われているの
で可動電極24の破損が回避される。又、チップのマウ
ントの際のハンドリング時にガラス板47にて可動電極
24の破損が回避される。
【0055】さらに、キャップ部材としてガラス板47
を用いているので、陽極接合を用いてガラス板47とシ
リコンウェハ45とを接合することができ、通常のセン
サ製造技術を流用でき製造が容易となる。
【0056】さらには、図17に示すように、可動電極
24をガラス板47にて密封状態にてキャップしている
ので、可動電極24とシリコンウェハ45との間のエア
ギャップ49にパーティクル(粒子)が入り込んで可動
電極24がロックされることが未然に防止される。
【0057】又、ガラス板47とシリコンウェハ45と
の間の空隙(ガラス板47の凹部48の内部)を真空に
することにより、真空パッケージが可能となる。さら
に、ガラス板47とシリコンウェハ45との間の空隙
(ガラス板47の凹部48の内部)を真空にすることに
より、ガラス板47とシリコンウェハ45との間の空隙
での気体の粘性がなくなり、可動電極24とシリコンウ
ェハ45との間の間隔を小さくして、感度を上げること
ができる。よって、検出精度が向上する。 (第4実施例)次に、第4実施例を第3実施例との相違
点を中心に説明する。
【0058】第3実施例の図17の代わりに、本実施例
では図18に示す構成を採用している。以下、センサの
製造方法について説明する。
【0059】前記図13に示す状態においては、図16
に示すように、シリコンウェハ45には多数のセンサ領
域46が形成されている。そして、図18に示すように
各センサ領域46におけるセンサエレメントのない領域
にポリシリコン等の絶縁物50を所定厚さ形成する。さ
らに、絶縁物50の上に上下面とも平坦なガラス板51
を接合する。このとき、可動電極24の上面とガラス板
51の下面との距離L1は5000Å程度になる。
【0060】その後、ガラス板51を接合した状態のシ
リコンウェハ45を各チップにダイシングする。この実
装時のダイシングカットでの水流や水圧が可動電極24
に加わろうとするが、可動電極24がガラス板51で覆
われているので可動電極24の破損が回避される。この
ダイシングの後にチップをマウントする。このマウント
時のハンドリングの際にガラス板51にて可動電極24
の破損が回避される。このようにして、可動電極24の
破壊してしまうことが回避されるので、歩留りを向上さ
せることができる。
【0061】このように本実施例では、保護材として、
可動電極24(可動部)の回りを覆うキャップ部材とし
てのガラス板51を用いて、ガラス板51にて可動電極
24を保護するようにした。その結果、実装時のダイシ
ングカットでの水流や水圧が可動電極24に加わろうと
するが、可動電極24がガラス板51で覆われているの
で可動電極24の破損が回避される。又、チップのマウ
ントの際のハンドリング時にガラス板51にて可動電極
24の破損が回避される。
【0062】さらに、本実施例では、可動電極24の上
面とガラス板51の下面との距離L1の調整を絶縁物5
0の厚さにより調整できるので、可動電極24の上面と
ガラス板51の下面との距離L1の調整が容易となる。
【0063】尚、本実施例ではシリコンウェハ45にガ
ラス板51を接合しているが、接合する材料はガラス以
外のもの、例えば、樹脂板あるいはSi基板等を接着又
は接合してもよい。 (第5実施例)次に、第5実施例を第3実施例との相違
点を中心に説明する。
【0064】本実施例は半導体ヨーレートセンサに具体
化したものである。図19には半導体ヨーレートセンサ
の平面図を示し、図20には図19のD−D断面図を示
し、図21には図19のE−E断面図を示し、図22に
は図19のF−F断面図を示す。
【0065】P型シリコン基板52上には、4箇所のア
ンカー部53,54,55,56が形成され、このアン
カー部53,54,55,56にそれぞれ一端が支持さ
れる梁57,58,59,60によって重り61が支持
されている。この重り61には、可動電極62,63が
突設され、この可動電極62,63がトランジスタのゲ
ート電極として機能する。又、重り61には、互いに所
定間隔を隔てて平行に延びる励振電極64,65,6
6,67が突設されている。
【0066】重り61と可動電極62,63と励振電極
64,65,66,67が、図19中、紙面に水平方向
(図中、V方向)および紙面に垂直方向に変位できるよ
うになっている。又、アンカー部53〜56と梁57〜
60と重り61と可動電極62,63と励振電極64〜
67とは一体的に形成されており、ポリシリコンよりな
る。
【0067】図21に示すように、シリコン基板52の
上には絶縁膜68が形成され、この絶縁膜68上に梁5
7,58,59,60および重り61が架設されてい
る。図20に示すように、可動電極63の下方における
シリコン基板52には可動電極63を挟むように不純物
拡散によるソース・ドレイン領域70が形成されてい
る。同様に、可動電極62の下方におけるシリコン基板
52には可動電極62を挟むように不純物拡散によるソ
ース・ドレイン領域69が形成されている。又、図20
に示すように、P型シリコン基板52におけるソース・
ドレイン領域70間には、反転層71が形成され、同反
転層71はシリコン基板52と可動電極63との間に電
圧を印加することにより生じたものである。同様に、P
型シリコン基板52におけるソース・ドレイン領域69
間には、反転層が形成され、同反転層はシリコン基板5
2と可動電極62との間に電圧を印加することにより生
じたものである。
【0068】P型シリコン基板52の上面には、各励振
電極64,65,66,67に対し所定間隔だけ離した
状態で励振用固定電極72,73,74,75が配置さ
れている。そして、電極64と72、電極65と73、
電極66と74、電極67と75との間に、電圧を加
え、互いに引っ張り合う力を加えると、重り61と可動
電極62,63とが紙面に水平方向(図19中、V方
向)に励振される。この励振状態でヨーレートωが作用
すると、コリオリの力が働き、重り61と可動電極6
2,63とが紙面に垂直方向に変位する。この変化が可
動電極62,63に対応して設けたソース・ドレイン間
の電流の変化として検出される。
【0069】さらに、シリコン基板52の上面(素子形
成面)にキャップ部材としてのガラス板76が陽極接合
されている。ガラス板76には、各センサ領域において
素子形成部分にガラス板76が当たらないように、各セ
ンサ領域毎に凹部77が形成されている。又、ガラス板
76とシリコン基板52とは密封状態で接合されてい
る。
【0070】以下、センサの製造方法について説明す
る。ウェハ状態のシリコン基板52に梁構造を形成す
る。そして、このウェハ状態のシリコン基板52の上面
(素子形成面)にガラス板76を陽極接合する。尚、シ
リコン基板52とガラス板76とは接着してもよい。
又、ガラス板76とシリコン基板52とは密封状態で接
合させる。
【0071】その後、ガラス板76を接合した状態のシ
リコン基板52を各チップにダイシングする。この実装
時のダイシングカットでの水流や水圧が梁構造部に加わ
ろうとするが、梁構造部がガラス板76で覆われている
ので梁構造部の破損が回避される。このダイシングの後
にチップをマウントする。このマウント時のハンドリン
グの際にガラス板76にて梁構造部の破損が回避され
る。
【0072】さらに、ガラス板76とシリコン基板52
との間の空隙(ガラス板76の凹部77の内部)を真空
にすることにより、真空パッケージが可能となり、可動
部(梁57〜60、重り61、可動電極62,63、励
振電極64〜67)とシリコン基板52との間の空隙で
の気体の粘性抵抗が小さくなり、低電圧で励振の際の大
きな振幅が得られる(Q値が上がる)。
【0073】尚、この発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、例えば、上記第1〜第4実施例ではMI
S型半導体加速度センサに適用したが、その他にも静電
容量型半導体加速度センサに適用してもよく、その場合
には両電極間の破壊を回避するために保護材を用いるこ
ととなる。さらに、第5実施例で示した半導体ヨーレー
トセンサにおいても第1,第2実施例で示した仮固定部
材を用いて梁構造を固定してもよい。
【0074】又、半導体加速度センサや半導体ヨーレー
トセンサの他にも、振動を検出する半導体振動センサに
具体化してもよい。要は、この発明は、梁構造を有する
表面マイクロマシング半導体力学量センサに適用できる
ものである。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
実装時の水流、水圧、ハンドリングなどによる可動部の
破壊を防止することができる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の半導体加速度センサの平面図であ
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図で
ある。
【図5】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図で
ある。
【図6】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図で
ある。
【図7】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図で
ある。
【図8】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図で
ある。
【図9】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図で
ある。
【図10】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図11】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図12】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図13】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図14】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図15】半導体加速度センサの製造工程を示す断面図
である。
【図16】第3実施例の半導体加速度センサの斜視図で
ある。
【図17】図16のC−C断面図である。
【図18】第4実施例の半導体加速度センサの断面図で
ある。
【図19】第5実施例の半導体ヨーレートセンサの平面
図である。
【図20】図19のD−D断面図である。
【図21】図19のE−E断面図である。
【図22】図19のF−F断面図である。
【図23】従来の半導体加速度センサの斜視図である。
【符号の説明】
17…半導体基板としてのP型シリコン基板、24…可
動部としての可動電極、44…保護材および固定部材と
してのナフタレン、47…保護材およびキャップ部材と
してのガラス板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 敏雅 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装 株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板の上方に所定間隔を隔てて配置された梁
    構造の可動部とを備え、力学量の作用に伴う前記可動部
    の変位から力学量を検出するようにした半導体力学量セ
    ンサの製造方法であって、 前記可動部を保護材にて保護して実装するようにしたこ
    とを特徴とする半導体力学量センサの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体力学量センサの
    製造方法において、前記保護材として、可動部を仮固定
    材料にて仮固定し、実装後に仮固定材料を除去するもの
    としたことを特徴とする半導体力学量センサの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の半導体力学量センサの
    製造方法において、前記仮固定材料として昇華性物質を
    用い、実装時には昇華性物質を固定し、実装後に昇華性
    物質を気化することを特徴とする半導体力学量センサの
    製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の半導体力学量センサの
    製造方法において、前記仮固定材料として熱硬化性材料
    を用い、実装時には熱硬化性材料を固定し、実装後に熱
    硬化性材料をエッチングすることで熱硬化性材料を除去
    することを特徴とする半導体力学量センサの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の半導体力学量センサの
    製造方法において、前記保護材として、可動部の回りを
    覆うキャップ部材を用い、当該キャップ部材にて可動部
    を保護することを特徴とする半導体力学量センサの製造
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の半導体力学量センサの
    製造方法において、前記キャップ部材はガラスであるこ
    とを特徴とする半導体力学量センサの製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板と、 前記半導体基板の上方に所定間隔を隔てて配置された梁
    構造の可動部とを備え、力学量の作用に伴う前記可動部
    の変位から力学量を検出するようにした半導体力学量セ
    ンサであって、 前記可動部の回りを覆って保護する保護材を備えたこと
    を特徴とする半導体力学量センサ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の半導体力学量センサに
    おいて、前記保護材は前記可動部を密封していることを
    特徴とする半導体力学量センサ。
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