JP6032046B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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本発明は、デバイスが形成されたデバイスウェハに対して、キャビティ(凹部)を形成したキャップウェハを貼り合せて形成される半導体装置およびその製造方法に関するものである。
従来、デバイスウェハに対して貼り合わされるキャップウェハでは、シリコン基板に対してキャビティ形成領域を開口させたレジストを配置したのち、レジストをマスクとしたエッチングを行うことでシリコン基板にキャビティを形成している。そして、デバイスウェハに対してキャップウェハを貼り付ける際には、キャビティ形成後のキャップウェハに酸化膜を成膜したのち、キャップウェハにおける酸化膜側をデバイスウェハに直接接合することで両者の貼り合わせを行っている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−39371号公報
しかしながら、従来はキャビティ形成後に熱酸化によって酸化膜を形成しているため、キャビティの凹凸が影響し、図12に示すように酸化時の熱応力によってキャビティJ1の端部において酸化膜J2が凸形状になる。この領域がデバイスウェハと接続できない領域となっていた。具体的には、キャップウェハJ3では、酸化膜J2のうちキャビティJ1の端部(キャビティJ1の周囲)において凸形状となっている部分とそれ以外の部分との高低差が136nm程度発生していた。そして、図13に示すように、キャビティJ1の端から100μm以上はデバイスウェハJ4との接合が行われていない未接合領域となり、それよりもキャビティJ1から離れた位置から10〜50μmを接合領域として、両ウェハJ3、J4とが貼り合わされていた。このため、接合代を広面積にとる必要性が生じ、チップサイズを小さくできないという問題を発生させていた。また、キャビティJ1を形成してから熱酸化を行うことになるため、デバイスウェハ全体にかかる応力が大きくなっていた。
本発明は上記点に鑑みて、デバイスウェハに対してキャップウェハを貼り合わせる半導体装置の小型化を図ると共にデバイスウェハにかかる応力緩和を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、デバイスウェハ(10)とキャップウェハ(60)に形成されたキャビティ(66)の内壁面が形成する空間によって形成される気密室(70)にセンシング部(16)が気密封止されてなる半導体装置において、半導体基板(63)における一面(61)側において、当該一面上にのみ酸化膜(64)が形成されることでキャビティの内壁面が酸化膜から露出させられており、前記一面のうちキャビティとの境界部となる端部(61a)からキャビティの外周方向に向かって前記一面が平坦面かつ均一膜厚な面になっていると共に、酸化膜が端部からデバイスウェハに貼り付けられた接合領域とされていることを第1の特徴としている。
このように、酸化膜が半導体基板の一面にのみ形成されていてキャビティが酸化膜から露出した状態となっている構造、つまりキャビティを形成する前に半導体基板の一面に酸化膜を形成しておき、その後に半導体基板にキャビティを形成した構造としている。このため、キャビティの形成前に形成している酸化膜を均一な膜厚にできるし、酸化膜を形成する際の熱酸化がキャビティの影響を受けないため、キャビティとの境界となる端部の周囲において前記一面が平面となる。また、酸化膜の表面も凸形状とはならず、平坦面かつ均一膜厚な面となるようにできるし、デバイスウェハ内における応力緩和も図ることができる。
このため、酸化膜がキャビティとの境界となる端部からデバイスウェハに貼り付けられるようにでき、従来のような未接合領域がほぼなく、ほぼ全域が接合領域となるようにできる。したがって、接合代を広面積にとる必要性がなくなり、チップサイズを小さくすることが可能となって、デバイスウェハに対してキャップウェハを貼り合せて形成される半導体装置の小型化を図ることが可能となる。
また、請求項に記載の発明では、半導体基板における一面とは反対側となる他面(62)側から半導体基板および酸化膜を貫通する孔部(67a)内に、絶縁膜(67b)を介してデバイスウェハに電気的に接続される貫通電極(67c)を有する貫通電極部(67)を有し、貫通電極部がキャビティが形成された範囲内に配置されていると共に、該貫通電極部が形成された位置においてセンシング部が支持基板(11)に支持され、貫通電極部およびセンシング部を支持基板で支持したサポートピラー(90)が備えられていることを第2の特徴としている。
このように、キャビティ内において貫通電極部を形成する場合には、貫通電極部の周囲においてキャップウェハをデバイスウェハに貼り合せなければならない。このため、従来のように、接合代を広面積とる必要性が有る場合、キャビティの内側に貫通電極部を形成することで、半導体装置がより大型化することになる。しかしながら、請求項1に記載の発明の第1の特徴において記載したように、酸化膜がキャビティとの境界となる端部からデバイスウェハに貼り付けられるようにできることから、貫通電極部の周囲の全域が接合領域となり、未接合領域が殆ど無い構造にできる。このため、各貫通電極部の周囲において必要とされる接合代を広面積にとる必要性がなくなり、半導体装置の大型化を最小限に抑えられる。したがって、キャビティ内に貫通電極部を形成するような構造、つまり半導体装置がより大型化し得る構造において、請求項1に記載の発明の第1の特徴の構造を適用することが特に有効である。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
本発明の第1実施形態にかかる半導体装置の断面構成を示す図である。 図1に示す半導体装置のうちのデバイスウェハ10の上面レイアウトを示した図である。 図1に示す半導体装置のうちのキャップウェハ60の上面レイアウト図である。 キャビティ66の近傍でのデバイスウェハ10とキャップウェハ60の接合状態を示した部分拡大断面図である。 キャビティ66の近傍での酸化膜64の表面状態を示した部分拡大断面図である。 デバイスウェハ10の製造工程を示した断面図である。 キャップウェハ60の製造工程を示した断面図である。 デバイスウェハ10とキャップウェハ60との貼り合せ工程および貫通電極部67の形成工程を示した断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる半導体装置の断面構成を示す図である。 本発明の第3実施形態にかかる半導体装置の断面構成を示す図である。 他の実施形態で説明するキャビティ66の形状および端部61aの近傍での酸化膜64の表面状態を示した部分拡大断面図である。 他の実施形態で説明するキャビティ66の形状および端部61aの近傍での酸化膜64の表面状態を示した部分拡大断面図である。 他の実施形態で説明するキャビティ66の形状および端部61aの近傍での酸化膜64の表面状態を示した部分拡大断面図である。 他の実施形態で説明するキャビティ66の形状および端部61aの近傍での酸化膜64の表面状態を示した部分拡大断面図である。 他の実施形態で説明するキャビティ66の形状および端部61aの近傍での酸化膜64の表面状態を示した部分拡大断面図である。 他の実施形態で説明するキャビティ66の形状および端部61aの近傍での酸化膜64の表面状態を示した部分拡大断面図である。 他の実施形態で説明するキャビティ66の形状および端部61aの近傍での酸化膜64の表面状態を示した部分拡大断面図である。 他の実施形態で説明するキャビティ66の形状および端部61aの近傍での酸化膜64の表面状態を示した部分拡大断面図である。 他の実施形態で説明するキャビティ66の形状および端部61aの近傍での酸化膜64の表面状態を示した部分拡大断面図である。 他の実施形態で説明するキャビティ66の形状および端部61aの近傍での酸化膜64の表面状態を示した部分拡大断面図である。 他の実施形態で説明するキャビティ66の形状および端部61aの近傍での酸化膜64の表面状態を示した部分拡大断面図である。 他の実施形態で説明するキャビティ66の形状および端部61aの近傍での酸化膜64の表面状態を示した部分拡大断面図である。 従来の製造方法でキャップウェハJ3を形成したときの酸化膜J2の表面状態を示した部分拡大断面図である。 キャビティJ1の近傍でのデバイスウェハJ4とキャップウェハJ3の接合状態を示した部分拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。本実施形態では、デバイスウェハに対して可動部を有する加速度センサ等の力学量センサを備えた半導体装置に対して本発明の一実施形態を適用した場合について説明する。
図1に示されるように、半導体装置は、力学量センサが形成されたデバイスウェハ10とキャップウェハ60とが接合されることにより構成されている。まず、デバイスウェハ10の構成について説明する。
デバイスウェハ10は、支持基板11と、支持基板11上に配置された埋込絶縁膜12と、埋込絶縁膜12を挟んで支持基板11と反対側に配置された半導体層13とを有するSOI基板14を用いて構成されている。そして、このSOI基板14に周知のマイクロマシン加工が施されることで、力学量センサを構成している。なお、半導体層13のうち埋込絶縁膜12と反対側の表面側が、本発明におけるデバイスウェハ10の一面側に相当する。
図1および図2に示されるように、半導体層13には、溝部15が形成されることによって可動部20および固定部30、40よりなる櫛歯形状を有する梁構造体20〜40が構成されており、この梁構造体によって加速度に応じたセンサ信号を出力するセンシング部16が形成されている。
また、埋込絶縁膜12のうち梁構造体20〜40の形成領域に対応した部位には、犠牲層エッチング等によって矩形状に除去された開口部17が形成されている。なお、図2は、デバイスウェハ10をキャップウェハ60側から視た平面図である。また、図1中のデバイスウェハ10は、図2のI−I’断面に相当している。
図2に示されるように、可動部20は、開口部17上を横断するように配置されており、矩形状の錘部21における長手方向の両端が梁部22を介してアンカー部23a、23bにて架橋された構成とされている。アンカー部23a、23bは、埋込絶縁膜12における開口部17の開口縁部に固定されて支持基板11に支持されている。これにより、錘部21および梁部22は、開口部17に臨んだ状態となっている。
ここで、図1もしくは図2中において、錘部21の長手方向をx軸方向、SOI基板14の表面と平行な平面内でx軸方向と直交する方向をy軸方向、SOI基板14の表面に対する法線方向、つまりx軸およびy軸に直交する方向をz軸方向として説明する。
梁部22は、平行な2本の梁がその両端で連結された矩形枠状をなしており、2本の梁の長手方向と直交する方向に変位するバネ機能を有する。具体的には、梁部22は、x軸方向の成分を含む加速度を受けたときに錘部21をx軸方向へ変位させると共に、加速度の消失に応じて元の状態に復元させるようになっている。したがって、このような梁部22を介して支持基板11に連結された錘部21は、加速度の印加に応じて、開口部17上にて梁部22の変位方向(x軸方向)へ変位可能となっている。
可動部20は、錘部21の長手方向と直交した方向(y軸方向)に、錘部21の両側面から互いに反対方向へ突出形成された複数個の可動電極24を備えている。図2では、可動電極24は、錘部21の左側および右側に各々4個ずつ等間隔に突出して櫛歯状に形成されており、開口部17に臨んだ状態となっている。また、各可動電極24は、梁部22および錘部21と一体的に形成されており、梁部22が変位することによって錘部21と共にx軸方向に変位可能となっている。
固定部30、40は、埋込絶縁膜12における開口部17の開口縁部における相対する対向辺のうち、アンカー部23a、23bが配置された2辺とは異なるもう1組の対向辺部に支持されている。ここで、固定部30、40は、錘部21を挟んで2個設けられており、固定部30は図2中の下側に位置しており、固定部40は図2中の上側に位置している。これら両固定部30、40は互いに電気的に独立している。
各固定部30、40は、固定電極31、41と配線部32、42とを有した構成とされている。固定電極31、41は、複数個(図示例では4個ずつ)備えられており、可動電極24の側面と所定の検出間隔を有しつつ平行となるように対向配置されている。具体的には、各固定電極31、41は、可動電極24における櫛歯の隙間にかみ合うように櫛歯状に複数本が配列され、各配線部32、42に片持ち状に支持された状態となっており、開口部17に臨んだ状態となっている。配線部32、42は、埋込絶縁膜12における開口部17の開口縁部に固定されて支持基板11に支持されている。
また、SOI基板14における半導体層13のうち可動電極24および固定電極31、41の溝部15を介した外周部は、周辺部50となっており、この周辺部50の内側に可動部20および固定部30、40が形成されている。この周辺部50は、埋込絶縁膜12を介して支持基板11に固定されて支持されている。
次に、キャップウェハ60について説明する。キャップウェハ60は、上記センシング部16への水や異物の混入等を防止するものである。また、キャップウェハ60は、デバイスウェハ10との間に密閉した空間を形成する役割も果たす。
このようなキャップウェハ60は、図1および図3に示されるように、一面61および他面62を有する半導体基板63と、酸化膜64と絶縁膜65とを備えている。
半導体基板63は、熱酸化可能な半導体材料、例えばシリコン基板によって構成されており、一面61のうちデバイスウェハ10におけるセンシング部16と対向する部分にキャビティ66が形成されている。このキャビティ66は、センシング部16がキャップウェハ60に接触しないようにする空間を形成する凹みであり、本実施形態では、平面形状が矩形状とされている。そして、キャビティ66の端部、つまりキャビティ66の周囲において一面61は平面となっている。
酸化膜64は、半導体基板63の一面61のうちキャビティ66の外部のみ、つまりデバイスウェハ10におけるデバイス形成面(半導体層13の表面)と貼り合わされる面にのみ形成されており、キャビティ66の内壁面には形成されていない。つまり、キャビティ66の内壁面は酸化膜64から露出させられた状態になっている。この酸化膜64により、デバイスウェハ10と半導体基板63とが絶縁されている。キャビティ66の内表面については酸化膜64が形成されていないが、キャビティ66によって形成された空間により、センシング部16(可動部20)がZ方向に変位してもセンシング部16と半導体基板63との絶縁が図れるようになっている。
ここで、本実施形態の半導体基板63の一面61および酸化膜64について説明する。本実施形態の酸化膜64は、後述するように、ウェット酸化などで形成される熱酸化膜で構成されている。図4に示されるように、半導体基板63の一面61のうちキャビティ66を取り囲む領域、つまりキャビティ66が形成されていない領域において、キャビティ66から離れた位置だけでなくキャビティ66との境界となる端部61aから平面とされている。つまり、一面61は、端部61aからキャビティ66の外周方向に向かって全域平坦面とされている。また、端部61aと一面61の表面に形成されている酸化膜64の開口端とが一致しており、一面61上において酸化膜の膜厚が均一になっている。このため、酸化膜64の表面も凸形状とはなっておらず、平坦面となっている。
絶縁膜65は、図1に示されるように、半導体基板63のうち酸化膜64とは反対側の他面62に形成されたものである。
さらに、キャップウェハ60は、該キャップウェハ60をデバイスウェハ10とキャップウェハ60との積層方向に貫通する4つの貫通電極部67を有している。各貫通電極部67は、半導体基板63および酸化膜64を貫通する孔部67aと、孔部67aの内部に形成された絶縁膜67bと、この絶縁膜67bの表面において孔部67a内を埋め込むように形成された貫通電極67cとにより構成されている。
図2に示すように、貫通電極67cは複数備えられており、本実施形態では、アンカー部23bを介して可動部20に接続されているものと、固定部30、40に接続されているものと、周辺部50に接続されているものとが備えられている。
なお、本実施形態では、孔部67aを円筒状としている。また、絶縁膜65、67bとしては、例えば、TEOS等の絶縁材料を用いており、貫通電極67cとしては、例えば、Al等を用いている。
以上が本実施形態におけるキャップウェハ60の構成である。そして、図1に示されるように、上記のデバイスウェハ10とキャップウェハ60とが接合されて一体化されて、力学量センサを備えた半導体装置が構成されている。つまり、デバイスウェハ10に酸化膜64を介して半導体基板63が接合されている。
本実施形態では、デバイスウェハ10の半導体層13とキャップウェハ60の酸化膜64とが直接接合されることにより、デバイスウェハ10とキャップウェハ60とが接合されている。具体的には、図4に示されるように、デバイスウェハ10の半導体層13と酸化膜64とが直接接合により接合されている。
このように、デバイスウェハ10とキャップウェハ60とが積層されて接合されることによって半導体装置が構成されている。そして、デバイスウェハ10とキャップウェハ60のキャビティ66の内壁面により形成される空間によって気密室70が構成され、気密室70内にセンシング部16が気密封止される。気密室70は、例えば、真空とされている。
ここで、上記したように、本実施形態の半導体装置では、半導体基板63の一面61のうち端部61aの近傍が平面になっており、一面61の表面に形成されている酸化膜64も均一な膜厚となっている。また、酸化膜64の表面も凸形状とはなっておらず、平坦面となっている。このため、酸化膜64が端部61aからキャビティ66の外周側に向かって全面デバイスウェハ10に貼り付けられた状態にできる。
具体的には、図5に示すように、一面61のうち端部61aの周辺での酸化膜64の高低差が小さく、例えば5nm程度となり、一面61がほぼ平坦面となる。そして、酸化膜64が端部61aからデバイスウェハ10に貼り付けられていて、従来のような未接合領域がほぼなく、ほぼ全域が接合領域となる。このため、図4に示されるように、端部61aの位置から10〜50μmを接合領域として接合代を有していれば良くなる。したがって、接合代を広面積にとる必要性がなくなり、チップサイズを小さくすることが可能となって、デバイスウェハ10に対してキャップウェハ60を貼り合せて形成される半導体装置の小型化を図ることが可能となる。
次に、上記半導体装置の製造方法について図6〜図8を参照しつつ説明する。なお、図6〜図7では、実際にはウェハ状の基板を用いているが、1チップ分のみを図示している。まず、デバイスウェハ10の製造方法について説明する。
図6(a)に示されるように、デバイスウェハ10を構成するSOI基板14を用意する。そして、図6(b)に示されるように、半導体層13上にレジストや酸化膜等のマスク80を形成し、溝部15の形成予定領域が開口するように当該マスク80をパターニングする。続いて、例えば、RIE方式による異方性エッチングによって半導体層13をエッチングして溝部15を形成する。その後、マスク80を除去する。
次に、図6(c)に示されるように、半導体層13から露出した埋込絶縁膜12を犠牲層エッチング等により除去する。これにより、支持基板11から錘部21、梁部22、可動電極24、固定電極31、41がリリースされてセンシング部16が形成される。以上の工程より、デバイスウェハ10が製造される。
続いて、キャップウェハ60の製造方法について説明する。まず、図7(a)に示されるように、キャップウェハ60を形成するための半導体基板63を用意する。この半導体基板のサイズは、例えばSOI基板14と同じとされている。そして、熱酸化による酸化膜形成工程を行い、図7(b)に示されるように、半導体基板63の一面61に酸化膜64を成膜する。
その後、酸化膜64上にレジストなどによって構成されるマスク81を形成し、キャビティ66の形成予定領域が開口するように当該マスク81をパターニングする。そして、図7(c)に示されるように、例えば、酸化膜64および半導体基板63をRIE方式による異方性エッチングによって部分的に除去する。例えば、CF4やC48を用いて酸化膜64をエッチングし、さらにC48およびSF6を交互に繰り返し導入して底部エッチングおよびポリマー膜による側壁保護を繰り返し行うエッチング方法(BOSCH法)によって半導体基板63をエッチングする。これにより、キャビティ66を形成する。その後、マスク81を除去する。以上の工程より、キャップウェハ60が製造される。
そして、図8(a)に示されるように、上記の各工程を経て得られたデバイスウェハ10とキャップウェハ60とを接合する。つまり、デバイスウェハ10とキャップウェハ60とを、キャップウェハ60に形成した酸化膜64にて直接接合する。具体的には、デバイスウェハ10とキャップウェハ60とを真空装置内に配置する。また、デバイスウェハ10のうち半導体層13の表面およびキャップウェハ60のうち酸化膜64の表面にプラズマ(例えばArイオンビーム)を照射し、半導体層13および酸化膜64の各表面を活性化させる。
そして、真空装置内にて、例えば、デバイスウェハ10およびキャップウェハ60の各対向面に設けられたアライメントマーク等を用いて赤外顕微鏡によりアライメントを行う。その後、真空装置内を室温〜550℃とし、両ウェハ10、60の厚み方向に加圧することで、両ウェハ10、60をいわゆる直接接合により接合する。具体的には、デバイスウェハ10の半導体層13とキャップウェハ60に形成された酸化膜64とを接合する。
これにより、各チップ形成領域にデバイスウェハ10とキャビティ66とによって封止された気密室70がそれぞれ形成される。真空装置内において各ウェハ10、60の貼り合せを行っているため、気密室70を真空とすることができるが、空気や雰囲気ガスが導入されていても良い。また、ここでは各ウェハ10、60を直接接合によって貼り合せたが、陽極接合や中間層接合等の接合技術によって貼り合せても良い。
この後、必要に応じてキャップウェハ60をデバイスウェハ10と反対側から研削して所定厚さまで薄くしたのち、図8(b)に示されるように、貫通電極部67の形成工程を行う。
まず、キャップウェハ60のうち、アンカー部23b、配線部32、42、および周辺部50に対応する場所において、半導体基板63および酸化膜64をエッチングすることにより4つの孔部67aを形成する。その後、各孔部67aの壁面にTEOS等の絶縁膜67bを成膜する。このとき、半導体基板63の他面62上の絶縁膜65も構成される。続いて、各孔部67aの底部に形成された絶縁膜67bを除去し、半導体層13を露出させる。その後、各孔部67aにスパッタ法や蒸着法等によりAlやAl−Si等の金属を埋め込んだのち貫通電極67cをパターニングする。その後、図示しないが、両ウェハ10、60をチップ単位に分割することで、図1に示した半導体装置が製造される。
以上説明したように、本実施形態においては、キャビティ66を形成する前に、半導体基板63の一面61に酸化膜64を形成しておき、マスク81を用いて酸化膜64を除去してから半導体基板63の一面61からエッチングしてキャビティ66を形成している。このため、キャビティ66の形成前に形成している酸化膜64を均一な膜厚にできるし、酸化膜64を形成する際の熱酸化がキャビティ66の影響を受けないため、キャビティ66との境界となる端部61aの周囲において一面61が平面となる。また、酸化膜64の表面も凸形状とはならず、平坦面となるようにできる。
このため、酸化膜64が端部61aからデバイスウェハ10に貼り付けられるようにでき、従来のような未接合領域がほぼなく、ほぼ全域が接合領域となるようにできる。したがって、接合代を広面積にとる必要性がなくなり、チップサイズを小さくすることが可能となって、デバイスウェハ10に対してキャップウェハ60を貼り合せて形成される半導体装置の小型化を図ることが可能となる。
さらに、本実施形態の製造方法を用いることで、単なる平面状の半導体基板63を熱酸化することになるため、キャビティ66を形成した後に熱酸化する場合と比較して、デバイスウェハ内における応力緩和も図ることが可能となる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して貫通電極部67の形成位置を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する
第1実施形態では、キャビティ66の外側に貫通電極部67を配置した場合について説明したが、本実施形態では、図9に示すように、キャビティ66の内側に貫通電極部67のうちの少なくとも一部を配置している。例えば、キャビティ66を矩形状としているが、その矩形状の内部に複数の貫通電極部67を配置している。そして、貫通電極部67が形成された位置において半導体層13および埋込絶縁膜12も残されるようにしており、貫通電極部67と半導体層13および埋込絶縁膜12が支持基板11によって支持されることで、サポートピラー90が構成されている。つまり、貫通電極部67が形成された位置において、サポートピラー90により、キャビティ66の内側でもキャップウェハ60を支持した構造となっている。
このように、キャビティ66の内側にも貫通電極部67を配置し、サポートピラー90が構成されるようにすれば、キャップウェハ60のうち支持されていない部分が広範囲、つまりキャビティ66内の全域において支持されていない状態になることを防止できる。これにより、キャビティ66が形成された部分におけるキャップウェハ60の強度を高くすることができる。
このようにキャビティ66内において貫通電極部67を形成する場合には、貫通電極部67の周囲においてキャップウェハ60をデバイスウェハ10に貼り合せなければならない。このため、従来のように、接合代を広面積とる必要性が有る場合、キャビティ66の内側に貫通電極部67を形成することで、半導体装置がより大型化することになる。しかしながら、第1実施形態で説明したように、酸化膜64を形成してからキャビティ66を形成するという製造方法を適用すれば、貫通電極部67の周囲の全域が接合領域となり、未接合領域が殆ど無い構造にできる。このため、貫通電極部67の外周での接合代、つまり貫通電極部67の外周方向における酸化膜64とデバイスウェハ10との接合長さを10〜50μmにできる。つまり、各貫通電極部67の周囲において必要とされる接合代を広面積にとる必要性がなくなり、半導体装置の大型化を最小限に抑えられる。したがって、本実施形態のようにキャビティ66内に貫通電極部67を形成するような構造、つまり半導体装置がより大型化し得る構造において、酸化膜64を形成してからキャビティ66を形成するという製造方法を適用することが特に有効である。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態では、第1実施形態に対してデバイスウェハ10に対して形成するデバイスを変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図10に示すように、本実施形態では、デバイスウェハ10のセンシング部16としてダイヤフラム100を有する圧力センサを形成している。デバイスウェハ10における支持基板11には、部分的に埋込絶縁膜12に達する凹部101が形成されている。この凹部101が形成されることによってデバイスウェハ10が薄膜化され、埋込絶縁膜12および半導体層13によるダイヤフラム100が構成されている。
また、ダイヤフラム100内にはブリッジ状に配置されたピエゾ抵抗102が形成されており、このピエゾ抵抗102に接続された配線層103がダイヤフラム100の外側に引き出されている。例えば、本実施形態では、半導体層13をn型シリコンによって構成しており、p型不純物をイオン注入することなどによってピエゾ抵抗102および配線層103を形成している。
さらに、ダイヤフラム100の外側において、配線層103をキャップウェハ60に形成された貫通電極部67における貫通電極67cと電気的に接続してある。また、半導体層13の表層部には、n+型のコンタクト領域104も備えられており、コンタクト領域104にも貫通電極67cが接続されることで半導体層13の電位固定が行えるようになっている。なお、ここではピエゾ抵抗102に接続される貫通電極67cのうちの一部のみを示したが、実際には電源電圧印加用と接地用および信号取出用が備えられている。
このように、デバイスウェハ10に圧力センサが備えられる半導体装置では、例えばダイヤフラム100が形成された位置にキャビティ66が形成されることになる。このような構成においても、キャビティ66を形成する際に、先に酸化膜64を形成しておいてからキャビティ66を形成するようにすることで、キャビティ66との境界となる端部61aの周囲を平面にできる。また、一面61の表面に形成されている酸化膜64も均一な膜厚となり、酸化膜64の表面も平坦面となる。したがって、酸化膜64が端部61aからキャビティ66の外周側に向かって全面デバイスウェハ10に貼り付けられた状態にできる。
キャビティ66を形成してから酸化膜64を形成する構造とする場合、キャビティ66の周囲に形成される凸形状により、キャビティ66の周囲において接合不良が発生する。このため、ダイヤフラム100に歪みが発生し、その歪による応力がピエゾ抵抗102に加わり、センサ出力にオフセットを発生させる要因になる。しかしながら、本実施形態によれば、キャビティ66の周囲において接合不良が発生することを抑制でき、それに起因してダイヤフラム100の歪みを発生させないようにできる。したがって、センサ出力のオフセットを抑制することが可能となる。
また、特許文献1に記載された装置では、表面から受圧することで圧力検出を行っているが、本実施形態では凹部101を通じて裏面から受圧する形態の圧力センサとなり、表面側に圧力媒体を導入するスペースを設ける必要がなくなる。このように、裏面受圧で、かつ、貫通配線を有する装置とすることで、回路素子との一体化が容易になり、システム全体の小型化にも繋がる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、デバイスウェハ10に形成したセンサとして、加速度センサもしくは圧力センサを例に挙げて説明したが、これは単なる一例を示したものである。例えば、角速度センサのように固定部と可動部を有する他の慣性センサに加えて、可動部を有さない磁気センサやホール素子などを用いたセンサがセンシング部16に形成されていてもよい。また、加速度センサについては、基板平面方向(XY方向)において可動部20が変位する2軸加速度センサに限らず、基板法線方向(Z方向)にも可動部20が変位する3軸加速度センサに対しても本発明を適用できる。その場合、例えば支持基板11のうち可動部20と対向する位置に検出用電極を配置するなどにより、可動部20と検出用電極との容量変化に基づいて基板法線方向における可動部20の変位を検出することができる。3軸加速度センサにおいては、基板法線方向の寸法精度が要求されることから、このような3軸加速度センサに対して本発明を適用すると特に有効である。
また、上記各実施形態では、キャビティ66の上面形状を矩形状としたが、矩形状以外の形状であっても構わない。この場合でも、キャビティ66が形成された範囲内にサポートピラー90を備えることができ、そのような構成とすることで第2実施形態と同様の効果を得ることができる。また、孔部67aが円錐台形状とされているものを図示したが、孔部67aの形状はこれに限定されるものではなく、円柱形状や角柱状であってもよいし、角錐台形状であってもよい。
また、キャビティ66が形成された範囲内にサポートピラー90を備えた構造については、第3実施形態で説明したような圧力センサをデバイスウェハ10に備えた構造に対しても適用できる。
また、上記実施形態では、図5に示したように、半導体基板63のうちキャビティ66の内側面が基板平面に対して垂直となるようにしているが、必ずしも垂直である必要はない。同様に、図5に示したように、一面の端部61aの周辺において、酸化膜64の端部がキャビティ66の内側面と同様基板平面に対して垂直となるようにし、酸化膜64の高低差が小さくなる場合を例に挙げたが、必ずしも垂直である必要はない。また、端部61aの周辺のみで酸化膜64の端部が丸みを帯びた凹面構造とされていたり、もしくは傾斜していても良い。
例えば、図11Aに示すようにキャビティ66の内側面が基板平面と垂直で酸化膜64の端部が傾斜した構造、図11Bに示すようにキャビティ66の内側面が基板平面に対して傾斜し、酸化膜64の端部も傾斜した構造であっても良い。なお、キャビティ66の内側面の角度については、ドライエッチングのガス種を変更することによって、適宜調整可能である。また、酸化膜64の端部を傾斜させるには、酸化膜64をパターニングする際のレジストマスクの端部を傾斜させた形状にしておけば良い。
また、図11Cに示すようにキャビティ66の内側面が基板平面と垂直で酸化膜64の端部が丸みを帯びた凹面構造、図11Dに示すようにキャビティ66の内側面が基板平面に対して傾斜し、酸化膜64の端部が丸みを帯びた凹面構造であっても良い。また、これらは凹面構造に限らず、凸面構造であっても良い。酸化膜64の端部の丸みを帯びた凹面構造は、例えば酸化膜64のパターニングをウェットエッチングによって行うことによって形成可能である。また、酸化膜64の端部の丸みを帯びた凸面構造は、酸化膜64をドライエッチングや丸め酸化することによって形成可能である。勿論、図11Eに示すようにキャビティ66の内側面が基板平面と垂直で酸化膜64の端部も垂直な構造、図11Fに示すようにキャビティ66の内側面が基板平面に対して傾斜し、酸化膜64の端部が基板平面と垂直な構造であっても良い。
さらに、酸化膜64が端部61aよりも内側に引っ込んだ構造であっても良い。例えば、酸化膜64が端部61aよりも内側に引っ込んだ構造において、図11G〜図11Lに示すように、キャビティ66の内側面や酸化膜64の端部の形状が図11A〜図11Fと同様の構造であっても良い。このように、酸化膜64が端部61aよりも内側に引っ込んだ構造は、酸化膜64のパターニングに用いるマスクと、キャビティ66を形成する際に用いるマスクのパターンを変更することによって実現可能である。例えば、BOSCH法にてキャビティ66を形成する際のパターンの開口部よりも酸化膜64をパターニングする際のマスクの開口部の方が1回り大きなものを用いれば良い。
また、上記各実施形態では、デバイスウェハ10をSOI基板14によって構成する場合について説明したが、必ずしもSOI基板14によって構成する必要はない。
10 デバイスウェハ
16 センシング部
60 キャップウェハ
61 一面
61a 端部
63 半導体基板
64 酸化膜
66 キャビティ
67 貫通電極部
70 気密室

Claims (4)

  1. 物理量に応じたセンサ信号を出力するセンシング部(16)が形成されたデバイスウェハ(10)と、
    前記デバイスウェハに貼り合わされる一面(61)を有し、当該一面のうち前記センシング部と対向する領域にキャビティ(66)が形成された半導体基板(63)と、前記デバイスウェハと前記半導体基板の一面との間に配置される酸化膜(64)と、を有して構成されるキャップウェハ(60)と、を備え、
    前記デバイスウェハと前記キャビティの内壁面が形成する空間によって形成される気密室(70)に前記センシング部が気密封止されてなる半導体装置であって、
    前記一面側において、前記一面上にのみ前記酸化膜が形成されることで前記キャビティの内壁面が前記酸化膜から露出させられており、前記一面のうち前記キャビティとの境界部となる端部(61a)から前記キャビティの外周方向に向かって前記一面が平坦かつ均一膜厚な面になっていると共に、前記酸化膜が前記端部から前記デバイスウェハに貼り付けられた接合領域とされており、
    さらに、前記半導体基板における前記一面とは反対側となる他面(62)側から前記半導体基板および前記酸化膜を貫通する孔部(67a)内に、絶縁膜(67b)を介して前記デバイスウェハに電気的に接続される貫通電極(67c)を有する貫通電極部(67)を有し、
    前記貫通電極部が前記キャビティが形成された範囲内に配置されていると共に、該貫通電極部が形成された位置において前記センシング部が支持基板(11)に支持され、前記貫通電極部および前記センシング部を前記支持基板で支持したサポートピラー(90)が備えられていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記貫通電極部の外周における前記酸化膜と前記デバイスウェハとの接合長さが10〜50μmであることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  3. 前記センシング部には、前記支持基板に対して固定された固定部(30、40)と前記支持基板に対して可動させられる可動部(20)とを有する慣性センサが備えられていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記センシング部には、前記デバイスウェハを薄膜化したダイヤフラム(100)と、該ダイヤフラム内に形成されたピエゾ抵抗(102)とを有する圧力センサが備えられていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
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