JPH0720893A - アナウンス装置 - Google Patents

アナウンス装置

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JPH0720893A
JPH0720893A JP5165787A JP16578793A JPH0720893A JP H0720893 A JPH0720893 A JP H0720893A JP 5165787 A JP5165787 A JP 5165787A JP 16578793 A JP16578793 A JP 16578793A JP H0720893 A JPH0720893 A JP H0720893A
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Hiroshi Shibata
浩 柴田
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アナウンス装置に関し、利用者がアナウンスの
表現形態を選択できるようにすることを目的とする。 【構成】アナウンスする同一の情報に対して、異なる複
数の表現形態を有する音声情報を記憶する音声情報記憶
手段1と、前記音声情報記憶手段1に記憶される異なる
表現形態を有する音声情報から特定の表現形態を有する
音声情報を選定し、アナウンスする情報に基づいて、前
記選定された音声情報から音声信号を形成する音声再生
手段2と、からなる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナウンス装置に関す
る。さらに詳しくいえば、本発明は、音声情報を記憶し
ておいて、アナウンスする情報に基づいて、前記音声情
報から音声信号を形成するアナウンス装置に関する。
【0002】本発明は、特に、車載されるナビゲーショ
ンシステムに適用可能であるが、それのみに限定されな
い。
【0003】
【従来の技術】例えば、車載されるナビゲーションシス
テムにおいては、搭乗者に、地名や運転経路、観光案内
などをアナウンスするものが知られている。そのような
装置においては、音声信号を形成するのに必要な音声情
報がCD−ROMなどに記憶されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記アナウンスの表現
形態は、標準口語体とされるのが通常であって、利用者
が自由に選択できるものではない。そのため、アナウン
スが平坦でつまらないと不満を感じる利用者や、標準口
語のアナウンスに馴染めないと不安を感じる利用者が少
なくない。
【0005】本発明の技術的課題は、このような問題に
着目し、アナウンス装置において、利用者がアナウンス
の表現形態を選択できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の基本原
理を説明するブロック図である。本発明のアナウンス装
置は、音声情報を記憶しておいて、アナウンスする情報
に基づいて、前記音声情報から音声信号を形成するアナ
ウンス装置であって、アナウンスする同一の情報に対し
て、異なる複数の表現形態を有する音声情報を記憶する
音声情報記憶手段1と、前記音声情報記憶手段1に記憶
される異なる表現形態を有する音声情報から特定の表現
形態を有する音声情報を選定し、アナウンスする情報に
基づいて、前記選定された音声情報から音声信号を形成
する音声再生手段2とを有している。
【0007】
【作用】本発明のアナウンス装置は、異なる表現形態を
有する複数の音声情報を記憶し、そのなかの特定のもの
を選定して、アナウンスを行う構成である。ここで、特
定の表現形態を選定する基準は、利用者が指定する。従
って、本発明のアナウンス装置によれば、利用者がアナ
ウンスの表現形態を選択することができる。
【0008】なお、異なる表現形態とは、例えば、同
じ”曲がることを指示する”という意味に対して、標準
口語で”曲がりなさい”、標準口語で”曲がれ”、東北
方言で”曲がんなんしょ”、関西方言で”曲がったり
っ”、河内方言で”曲がったらんかい”、駿河方言で”
曲がらりゃ”、女性口語で”お曲がりになって下さ
い”、英語で”Turn”などを指す。
【0009】さらに詳しく言えば、異なる表現形態と
は、声色や、アクセントが違っているものも指す。
【0010】また、音声情報とは、前記のような表現形
態を有するアナウンスを、アナウンス全体に渡ってアナ
ログ記録したもの、アナウンス全体に渡ってデジタル記
録したもの、フレーズ単位に分解してアナログ記録した
もの、フレーズ単位に分解してデジタル記録したもの、
単語単位に分解してアナログ記録したもの、単語単位に
分解してデジタル記録したもの、母音・子音単位に分解
してアナログ記録したもの、母音・子音単位に分解して
デジタル記録したものなどを指す。
【0011】
【実施例】次に、本発明によるアナウンス装置が、実際
上どのように具体化されるのかを、実施例で説明する。
【0012】<< 構成の説明 >>・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・図2は、本発明のア
ナウンス装置を取り入れた車載用ナビゲーションシステ
ムの構成を示すブロック図である。
【0013】衛星から発射される電波を受信して自機の
位置を検出するGPS10からは、ポート11を介して、車
両位置がバス30に出力される。該車両位置は、バス30か
らCPU18に入力する。
【0014】地磁気を検知して自機の位置を検出する地
磁気センサ装置12からは、ポート13を介して、車両位置
がバス30に出力される。該車両位置は、バス30からCP
U18に入力する。
【0015】ジャイロを利用して自機の向きを検出する
ジャイロセンサ装置からは、ポート15を介して、車両の
進行方向がバス30に出力される。該進行方向は、バス30
からCPU18に入力する。
【0016】スピードセンサ装置16からは、ポート17を
介して、車両の速度がバス30に出力される。該速度は、
バス30からCPU18に入力する。これら車両の位置、速
度、進行方向は、主に、本装置のナビゲーション機能を
実現するのに使用される。
【0017】CPU18においては、ナビーゲーションシ
ステムの制御と後述する制御とが実行される。ROM19
には、該制御の制御手順が記憶される。RAM20には、
該制御に必要なデータが書換え可能に記憶される。CP
U18とROM19、RAM20との間では、バス30を介し
て、データ送受が可能である。
【0018】CD−ROM装置21においては、内蔵され
るCD−ROMと、装着交換可能なCD−ROMとから
データを読出すことが可能である。CD−ROM装置21
によって読み出されるCD−ROMのデータは、該デー
タが画像情報であれば、CD−ROM制御回路22を介し
て、バス30に出力される。
【0019】該画像情報は、バス30から表示制御回路24
に入力する。一方、前記データが音声情報であれば、該
音声情報は、CD−ROM制御回路22からD/A回路23
に出力される。
【0020】また、前記データがフレーズ情報・単語情
報であれば、該フレーズ情報・単語情報は、CD−RO
M制御回路22を介して、バス30に出力される。該フレー
ズ情報・単語情報は、バス30から音声合成制御回路27に
入力する。
【0021】また、前記データが地域を区分けるデータ
であれば、CD−ROM制御回路22を介して、バス30に
出力される。該地域区分けデータは、バス30からCPU
18に入力する。
【0022】D/A回路23においては、該音声情報が音
声信号に変換され、該音声信号がミキサー31に出力され
る。
【0023】表示制御回路24においては、バス30から入
力する前記画像情報、及び、バス30から入力する表示デ
ータから走査信号が生成され、該走査信号が表示回路25
に出力される。前記表示データは、文字表示、図形表示
などを指示するもので、CPU18からバス30へ出力され
る。
【0024】表示手段26は、表示回路25によって駆動さ
れる。そして、表示手段26においては、文字、図形、画
像などが表示される。表示手段26には、CRT、液晶パ
ネルなどを使用するのが良い。
【0025】音声合成制御回路27においては、バス30か
ら入力する前記フレーズ情報・単語情報をRAM34にコ
ピーする制御が実行される。ROM33には、標準口語体
をフレーズ単位・単語単位に分解した音声情報が記憶さ
れる。
【0026】ROM35は、装着交換可能なメモリカード
に実装される。ROM35には、オプション口語体をフレ
ーズ単位・単語単位に分解した音声情報が記憶される。
オプション口語体とは、例えば、ある女優や男優の声色
を使用した表現形態や、はやり言葉を取り入れた表現形
態などである。
【0027】また、前記音声合成制御回路27において
は、バス30から入力するバンク識別子、フレーズ識別子
・単語識別子に基づいて、音声情報の再生制御が実行さ
れる。該バンク識別子、フレーズ識別子・単語識別子
は、CPU18からバス30に出力される。
【0028】該音声情報の再生制御においては、ROM
33、RAM34、ROM35に記憶される音声情報の中か
ら、入力したバンク識別子、フレーズ識別子・単語識別
子に対応する音声情報が選択され、バス39を介して、D
/A回路32へ出力される。該再生制御において、ROM
33、RAM34、ROM35は、前記バンク識別子によって
選択される。
【0029】D/A回路32においては、該音声情報が音
声信号に変換され、該音声信号がミキサー31に出力され
る。
【0030】ミキサー31においては、D/A回路23から
出力される音声信号とD/A回路32から出力される音声
信号とが合成される。スピーカ38は、該合成信号をアン
プ37により増幅した信号で駆動される。
【0031】利用者が操作パネル29を操作した情報は、
ポート28を介して、バス30へ出力される。該操作情報
は、バス30からCPU18へ入力する。操作パネル29に配
置されるLED、ランプの照光状態は、ポート28を介し
てバス30から入力する照光情報によって制御される。該
照光情報は、CPU18からバス30へ出力される。
【0032】<< 操作パネルの説明 >>・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・図3は、操作パネル
29の一例を示す正面図である。表示手段26の周囲には、
スイッチ55が配置される。該スイッチ55は、ナビゲーシ
ョンシステムのメニュー選択制御において、メニューを
選択するのに使用される。
【0033】スイッチ51は、後述するアナウンス制御に
おけるアナウンスモードを指定するのに使用される。ス
イッチ51においては、操作面の裏側に7セグメントのL
EDが取り付けられていて、数値表示が可能である。
【0034】トレイ52には、前記した装着交換可能なC
D−ROMを収納可能である。スイッチ53を操作すると
トレイ52が前後に移動し、CD−ROMの装着・取り外
しが可能である。
【0035】スロット56には、前記したメモリカードが
装着可能である。通気孔54の裏側には、前記スピーカ38
が取り付けられる。
【0036】<< CD−ROMの記憶内容の説明 >
>・・・・・・・・・・・・・・・図4は、前記した内
蔵されるCD−ROMの記憶内容の一例を示すデータ構
造図である。
【0037】該CD−ROMには、同図(a) に示すよう
に、標準口語、並びに、各地の方言で読み上げた地名を
PCM録音した音声情報が、地域識別子順に並べられて
記憶される。そして、それぞれの地名に対するそれら音
声情報が、地名識別子順に並べられて記憶される。
【0038】また、該CD−ROMには、同図(b) に示
すように、フレーズをPCM録音したフレーズ情報、単
語をPCM録音した単語情報が、フレーズ識別子、単語
識別子の順に並べられて記憶される。そして、各地の方
言でPCM録音したそれらフレーズ情報・単語情報が、
地域識別子の順に並べられて記憶される。
【0039】また、該CD−ROMには、同図(c) に示
すように、リアルタイムに再生される画像と2チャンネ
ルの音声とが記憶される。それら画像情報と2チャンネ
ルの音声情報とは、時間ΔT毎に時分割形式で記憶され
る。音声のチャンネル1には、標準口語のアナウンスを
PCM録音した音声情報が記憶される。音声のチャンネ
ル2には、方言のアナウンスをPCM録音した音声情報
が記憶される。
【0040】また、該CD−ROMには、同図(d) に示
すように、それぞれの方言の使用地域を区分けする線分
の端点の座標(X1 ,Y1 )・・・(XM ,XM )が、
地域識別子順に並べられて記憶される。
【0041】前記装着交換可能なCD−ROMには、同
図(a) と同様に、オプション口語で読み上げた地名をP
CM録音した音声情報が、オプション識別子順に並べら
れて記憶される。
【0042】また、該CD−ROMには、同図(b) と同
様に、フレーズをPCM録音したフレーズ情報、単語を
PCM録音した単語情報が、フレーズ識別子、単語識別
子の順に並べられて記憶される。そして、各々のオプシ
ョン口語でPCM録音したそれらフレーズ情報・単語情
報が、オプション識別子の順に並べられて記憶される。
【0043】<< 音声情報メモリの記憶内容の説明
>>・・・・・・・・・・・・・・図5は、前記ROM
33、RAM34、ROM35に記憶されるデータの一例を示
すデータ構造図である。
【0044】該メモリには、それぞれ、各フレーズをP
CM録音した音声情報が、フレーズ識別子順に並べられ
て記憶される。また、該メモリには、それぞれ、各単語
をPCM録音した音声情報が、単語識別子順に並べられ
て記憶される。
【0045】<< 制御データの説明 >>・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・図6は、前記RAM
20に記憶される制御データの一例を示すデータ構造図で
ある。
【0046】アナウンスモードD70には、標準口語でア
ナウンスを行うか、地域口語、つまり方言で地域によっ
て異なったアナウンスを行うか、または、指定口語でア
ナウンスを行うかが記憶される。
【0047】指定口語D70には、前記指定口語が方言で
あるか、オプション口語であるのかが記憶される。地域
識別子/オプション識別子D72には、どの方言を指定す
るのか、または、どのオプション口語を指定するのかが
記憶される。オプション口語を指定する値は、前記メモ
リカード、並びに、前記装着交換可能なCD−ROMに
記憶されるそれぞれのオプション口語に対して、ユニー
クな番号をリナンバーした値である。
【0048】指定地域X座標D73、指定地域Y座標D74
には、後述するアナウンス制御が実行されるのに先立っ
て、上位制御手順により座標値が設定される。
【0049】アナウンスデータD75には、後述するアナ
ウンス制御が実行されるのに先立って、上位制御手順に
よりアナウンスデータが設定される。該アナウンスデー
タは、アナウンス内容を指示するアナウンス識別子、つ
まり、フレーズ識別子、単語識別子、地名識別子を時系
列に並べたものである。
【0050】<< 制御データ更新を行う制御手順の説
明 >>・・・・・・・・・・・・図7(a) は、前記指
定口語D70、地域識別子/オプション識別子D72を更新
する制御手順を示すフローチャートである。該制御は、
上位制御、つまり、ナビゲーションシステムのメニュー
選択制御から起動される。
【0051】ステップH80においては、前記表示手段26
に、同図(b) に示すようなメニューが表示され、地域指
定操作、または、オプション指定操作が促される。該指
定は、地域、または、オプションが表示される位置の横
に配置される前記スイッチ55を操作して行われる。
【0052】該オプション表示は、前記メモリカードに
実装されるROM35、並びに、前記装着交換可能なCD
−ROMに記憶されるそれぞれのタイトルを読み込んで
行われる。また、このとき、前記リナンバーされるオプ
ション識別子とそれら記憶媒体の対応とを記憶するテー
ブルが、RAM20のある領域に作成される。
【0053】また、同ステップH80においては、”次ペ
ージ”、または、”前ページ”が表示される横に配置さ
れる前記スイッチ55が操作されることによって、前記メ
ニュー表示のページ送りが行われる。地域指定操作、ま
たは、オプション指定操作が行われると、制御はステッ
プH81に移行する。
【0054】ステップH81においては、前記ステップH
80における操作が地域指定であれば、前記指定口語D70
には方言を指示する値が設定される。そして、地域識別
子/オプション識別子D72には選択された地域を指示す
る地域識別子が設定される。一方、前記操作がオプショ
ン指定であれば、前記指定口語D70にはオプションを指
示する値が設定される。そして、地域識別子/オプショ
ン識別子D72には選択されたオプション口語を指示する
オプション識別子が設定される。そして、該制御は終了
する。
【0055】同図(c) は、前記アナウンスモードD70を
更新する手順を示すフローチャートである。該制御は、
前記スイッチ51が操作されると、実行される。
【0056】ステップH85においては、前記アナウンス
モードD70に1が加えられる。但し、該加算結果がアナ
ウンスモードD70の最大値を超過したときは、アナウン
スモードD70には最小値が設定される。
【0057】また、同ステップH85においては、前記ス
イッチ51に取り付けられる前記LEDが、アナウンスモ
ードD70の値を表示するように制御される。そして、該
制御は終了する。
【0058】<< アナウンスチャネルを求める制御手
順 >>・・・・・・・・・・・・図8(a) は、アナウ
ンスチャネルを求める制御手順を示すフローチャートで
ある。該制御は、後述するアナウンス制御から起動され
る。アナウンスチャネルとは、アナウンスを行うときの
表現形態を指示するものである。アナウンスチャネル
は、同図(b) に示すように定められていると仮定する。
【0059】ステップH90においては、前記アナウンス
モードD70が参照される。該モードが標準口語を指示し
ていれば、制御はステップH91に移行する。ステップH
91においては、アナウンスチャネルが、0、つまり、標
準口語に設定される。そして、該制御は終了する。
【0060】前記ステップH90において、前記モードが
指定口語を指示していれば、制御はステップH93に移行
する。ステップH93においては、アナウンスチャネル
が、前記地域識別子/オプション識別子D72に設定され
る。但し、前記前記指定口語D70がオプションを指示し
ていれば、アナウンスチャネルは、地域識別子/オプシ
ョン識別子D72に地域数Nを加算した値に設定される。
そして、該制御は終了する。
【0061】前記ステップH90において、前記モードが
地域口語を指示していれば、制御はステップH92に移行
する。ステップH92においては、前記CD−ROMに記
憶されるそれぞれの方言の使用地域を区分けする線分の
端点の座標が読み出され、前記指定地域X座標D73、指
定地域Y座標D74が、いずれの地域に位置しているかが
判定される。
【0062】同ステップH92においては、アナウンスチ
ャネルが、該判定により得られた地域を指示する地域識
別子に設定される。そして、該制御は終了する。
【0063】<< アナウンスを行う制御手順の説明
>>・・・・・・・・・・・・・・図9は、アナウンス
を行う制御手順を示すフローチャートである。該制御
は、上位制御、つまり、ナビゲーションシステムの制御
手段から起動される。前記指定地域X座標D73、前記指
定地域Y座標D73、前記アナウンスデータD75は、該制
御が起動されるのに先立って、上位制御によって設定さ
れる。
【0064】ステップH100 においては、前記したアナ
ウンスチャネルを求める制御が起動され、アナウンスチ
ャネルが求められる。そして、制御はステップH101 に
移行する。
【0065】ステップH101 においては、該チャネル値
が判定され、標準口語を指示していれば、制御はステッ
プH103 に移行する。一方、前記チャネル値が標準口語
以外を指示していれば、制御はステップH102 に移行す
る。
【0066】ステップH102 においては、前記リナンバ
ーされるオプション識別子と記憶媒体との対応テーブル
が参照され、前記チャネルが前記ROM35に記録されて
いるオプション口語に対応するかどうかが判定される。
対応していれば、制御はステップH103 に移行する。
【0067】また、同ステップH102 においては、前記
RAM34にコピーされているフレーズ情報・単語情報の
チャネルと前記チャネルとが照合される。それらが同一
であれば、制御はステップH103 に移行する。
【0068】一方、同一でなければ、前記CD−ROM
から前記チャネルに対応するフレーズ情報・単語情報が
読み出され、RAM34にコピーされる。このとき、次回
の該チャネル照合に備えて、前記チャネルが記憶され
る。そして、制御はステップH103 に移行する。
【0069】ステップH103 においては、前記アナウン
スデータD75に設定されたアナウンス識別子が順次に読
み出される。アナウンスデータD75に設定された全ての
アナウンス識別子が処理されたならば、該制御は終了す
る。未処理のアナウンス識別子があれば、制御はステッ
プH104 に移行する。
【0070】ステップH104 においては、読み出したア
ナウンス識別子が解読される。該解読結果が地名識別子
であれば、制御はステップH105 に移行する。
【0071】ステップH105 においては、前記CD−R
OMから、該地名識別子と前記チャネルとに対応するP
CM録音された音声情報が読み出され、地名がアナウン
スされる。そして、制御は前記ステップH103 に戻る。
【0072】前記ステップH104 おける解読結果がフレ
ーズ識別子、または、単語識別子であれば、制御はステ
ップH106 に移行する。
【0073】ステップH106 においては、該フレーズ識
別子、または、単語識別子と、前記チャネルに対応する
バンク識別子とが、前記音声合成制御回路27に出力さ
れ、フレーズ、または、単語がアナウンスされる。そし
て、制御は前記ステップH103に戻る。
【0074】さて、該制御の起動に先立って上位制御に
より前記指定地域X座標D73、前記指定地域Y座標D74
に車両の現在位置が設定され、アナウンスモードが地域
口語に選択されていれば、該制御によると、車両が位置
する地域の方言でアナウンスが行われるようになる。
【0075】つまり、車両に乗って遠出をするような場
合、通過する地域において、その地域の方言でアナウン
スが行われるようになる。
【0076】また、該制御の起動に先立って上位制御に
より前記指定地域X座標D73、前記指定地域Y座標D74
に目的地の位置が設定され、アナウンスモードが地域口
語に選択されていれば、該制御によると、目的地の方言
でアナウンスが行われるようになる。
【0077】つまり、車両に乗って遠出をするような場
合、ナビゲーションシステムの目的地案内などにおい
て、その地域の方言でアナウンスが行われるようにな
る。
【0078】また、アナウンスモードが指定口語に選択
されていれば、該制御によると、アナウンスが常に指定
の方言、または、指定のオプション口語で行われるよう
になる。
【0079】また、アナウンスモードが標準口語に選択
されていれば、該制御によると、アナウンスが常に標準
口語で行われるようになる。
【0080】<< 多重音声の再生を行う制御手順の説
明 >>・・・・・・・・・・・・図10は、多重音声の
再生を行う制御手順を示すフローチャートである。該制
御は、上位制御、つまり、ナビゲーションシステムの観
光案内再生制御、または、旅館案内再生制御から、前記
スイッチ51が操作される度に起動される。
【0081】上位制御、つまり、観光案内再生制御、ま
たは、旅館案内再生制御が行われている期間は、観光案
内、または、旅館案内の画像情報がCD−ROMから読
み出されて、前記表示制御回路24に転送される。つま
り、観光案内、または、旅館案内の画像が表示される。
【0082】また、該期間においては、前記CD−RO
M制御回路22に設定されるチャネルの観光案内、また
は、旅館案内の音声情報がCD−ROMから読み出され
て、前記D/A回路23に転送される。
【0083】また、前記スイッチ51が操作されると、該
制御が起動されるのに先立って、前記したアナウンスモ
ードを更新する制御が起動される。
【0084】ステップH120 においては、前記アナウン
スモードD70が参照される。該モードが標準口語を指示
していれば、制御はステップH121 に移行する。
【0085】ステップH121 においては、前記CD−R
OM制御回路22に、チャネル1が設定される。そして、
該制御は終了する。
【0086】前記ステップH120 における前記モードが
標準口語以外を指示していれば、制御はステップH122
に移行する。
【0087】ステップH122 においては、前記CD−R
OM制御回路22に、チャネル2が設定される。そして、
該制御は終了する。
【0088】該制御によると、観光案内、または、旅館
案内のアナウンスが、前記スイッチ51を操作する度に、
方言と標準口語とに繰り返し切り換わるようになる。
【0089】
【発明の効果】本発明のアナウンス装置は、前記のよう
に、異なる表現形態を有する複数の音声情報を記憶する
構成となっているので、従来とは異なって、複数の表現
形態を用いてアナウンスを行うことが可能になった。
【0090】そして、本発明のアナウンス装置は、前記
のように、異なる表現形態から特定のものを選定してア
ナウンスを行う構成となっているので、特定の表現形態
を選定する基準を利用者が指定することで、利用者がア
ナウンスの表現形態を選択できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本原理を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】操作パネルの一例を示す正面図である。
【図4】CD−ROMの記憶内容を示すデータ構造図で
ある。
【図5】音声情報メモリの記憶内容を示すデータ構造図
である。
【図6】制御データの一例を示すデータ構造図である。
【図7】制御データ更新を行う制御手順を示すフローチ
ャートである。
【図8】アナウンスチャネルを求める制御手順を示すフ
ローチャートである。
【図9】アナウンスを行う制御手順を示すフローチャー
トである。
【図10】多重音声の再生を行う制御手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 音声情報記憶手段 2 音声再生手段 10 GPS 12 地磁気センサ装置 14 ジャイロセンサ装置 16 スピードセンサ装置 18 CPU 19 RAM 20 RAM 21 CD−ROM装置 22 CD−ROM制御回路 23 D/A回路 24 表示制御回路 25 表示回路 26 表示手段 27 音声合成制御回路 29 操作パネル 30 バス 31 ミキサー 32 D/A回路 33 ROM 34 RAM 35 ROM 39 バス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声情報を記憶しておいて、アナウンスす
    る情報に基づいて、前記音声情報から音声信号を形成す
    るアナウンス装置であって、 アナウンスする同一の情報に対して、異なる複数の表現
    形態を有する音声情報を記憶する音声情報記憶手段(1)
    と、 前記音声情報記憶手段(1) に記憶される異なる表現形態
    を有する音声情報から特定の表現形態を有する音声情報
    を選定し、アナウンスする情報に基づいて、前記選定さ
    れた音声情報から音声信号を形成する音声再生手段(2)
    とを有することを特徴とするアナウンス装置。
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