JPH07208669A - 自在管継手 - Google Patents
自在管継手Info
- Publication number
- JPH07208669A JPH07208669A JP6001371A JP137194A JPH07208669A JP H07208669 A JPH07208669 A JP H07208669A JP 6001371 A JP6001371 A JP 6001371A JP 137194 A JP137194 A JP 137194A JP H07208669 A JPH07208669 A JP H07208669A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- rubber ring
- receiving portion
- pipe
- spherical inner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Joints Allowing Movement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コアを容易に回転させることができると共
に、管内流体が漏洩する虞れのない自在管継手を提供す
る。 【構成】 コア２の外周面に設けた環状溝２１にゴムリ
ング４を装着すると共に、該ゴムリング４は受口部１１
の球面中心Ｏを通る平面Ｌが該受口部１１の球状内面と
交わる円周上に位置するように配設する。 【効果】 コアの回転が容易であり、また高い水密性が
確保できる。
に、管内流体が漏洩する虞れのない自在管継手を提供す
る。 【構成】 コア２の外周面に設けた環状溝２１にゴムリ
ング４を装着すると共に、該ゴムリング４は受口部１１
の球面中心Ｏを通る平面Ｌが該受口部１１の球状内面と
交わる円周上に位置するように配設する。 【効果】 コアの回転が容易であり、また高い水密性が
確保できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、管体と被接続管体との
接続角度を適宜調整できる自在管継手に関する。
接続角度を適宜調整できる自在管継手に関する。
【０００２】
【従来の技術】実公平３ー４１１８８号公報には、図２
に断面図で示した如く、管体１の端部に球状内面を有す
る受口部１１を設け、該受口部１１にコア２を回動自在
に嵌挿すると共に該コア２に被接続管体３を接続した自
在管継手が提案されている。
に断面図で示した如く、管体１の端部に球状内面を有す
る受口部１１を設け、該受口部１１にコア２を回動自在
に嵌挿すると共に該コア２に被接続管体３を接続した自
在管継手が提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の自在管継手はコア２の外周面に装着したゴムリング
４が受口部１１の球面中心Ｏを通る平面Ｌ上に位置して
おらず、受口部１１の奥側面と接触しているため、コア
２を受口部１１内で回転させるときに円滑に回動しない
という問題があった。
来の自在管継手はコア２の外周面に装着したゴムリング
４が受口部１１の球面中心Ｏを通る平面Ｌ上に位置して
おらず、受口部１１の奥側面と接触しているため、コア
２を受口部１１内で回転させるときに円滑に回動しない
という問題があった。
【０００４】即ち、ゴムリング４が受口部１１の球面中
心Ｏを通る平面Ｌ上に位置しないで受口部１１の奥側面
と接触する場合には、図２に示した如くコア２はゴムリ
ング４と受口部１１の先端内面Ｐの２箇所で支持される
ことになる。このため、コア２を回動させるときの摩擦
抵抗が大きくなり、コア２を回転させて被接続管体３と
の接続角度を調整する際に大きな回転力を必要とすると
いう問題があった。この場合、ゴムリング４の外径を若
干小さくすることによって摩擦抵抗を軽減することがで
きるが、ゴムリング４が受口部１１の球状内面と密接し
なくなることによって水密性が低下し、管内流体が漏洩
するという不都合が発生する。
心Ｏを通る平面Ｌ上に位置しないで受口部１１の奥側面
と接触する場合には、図２に示した如くコア２はゴムリ
ング４と受口部１１の先端内面Ｐの２箇所で支持される
ことになる。このため、コア２を回動させるときの摩擦
抵抗が大きくなり、コア２を回転させて被接続管体３と
の接続角度を調整する際に大きな回転力を必要とすると
いう問題があった。この場合、ゴムリング４の外径を若
干小さくすることによって摩擦抵抗を軽減することがで
きるが、ゴムリング４が受口部１１の球状内面と密接し
なくなることによって水密性が低下し、管内流体が漏洩
するという不都合が発生する。
【０００５】本発明はかかる課題を解決したものであっ
て、コアを容易に回転させることができると共に、管内
流体が漏洩する虞れのない自在管継手を提供するもので
ある。
て、コアを容易に回転させることができると共に、管内
流体が漏洩する虞れのない自在管継手を提供するもので
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の自在管継手は、
端部に球状内面を有する受口部を設けた管体と、該受口
部に回動可能に嵌挿されたコアと、該コアに接続される
被接続管体とからなり、前記コアの外周面に設けた環状
溝にゴムリングを装着すると共に該ゴムリングを受口部
の球状内面に密接させた自在管継手であって、受口部の
球面中心を通る平面が該受口部の球状内面と交わる円周
上に前記ゴムリングを配設したことを特徴とする。
端部に球状内面を有する受口部を設けた管体と、該受口
部に回動可能に嵌挿されたコアと、該コアに接続される
被接続管体とからなり、前記コアの外周面に設けた環状
溝にゴムリングを装着すると共に該ゴムリングを受口部
の球状内面に密接させた自在管継手であって、受口部の
球面中心を通る平面が該受口部の球状内面と交わる円周
上に前記ゴムリングを配設したことを特徴とする。
【０００７】
【作用】受口部の球面中心を通る平面が該受口部の球状
内面と交わる円周上にゴムリングを配設したので、コア
はゴムリングによって受口部内に支持される。
内面と交わる円周上にゴムリングを配設したので、コア
はゴムリングによって受口部内に支持される。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にて詳細に説明
する。図１は本発明の一実施例を示す自在管継手の断面
図であって、図中１は管体、２はコア、３は被接続管体
である。管体１の端部には点Ｏを中心とする球状内面を
有する受口部１１が設けられており、該受口部１１にコ
ア２が回動自在に嵌挿されている。
する。図１は本発明の一実施例を示す自在管継手の断面
図であって、図中１は管体、２はコア、３は被接続管体
である。管体１の端部には点Ｏを中心とする球状内面を
有する受口部１１が設けられており、該受口部１１にコ
ア２が回動自在に嵌挿されている。
【０００９】コア２は塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹
脂等の合成樹脂を射出成形して得られたものであって、
該コア２の外周面は前記受口部１１の球状内面より若干
小さい球面に形成されており、その外周面に設けた環状
溝２１にはゴムリング４が装着されている。ゴムリング
４は受口部１１の球面中心Ｏを通る平面Ｌが該受口部１
１の球状内面と交わる円周上にくるように配設されてお
り、該ゴムリング４によって受口部１１内にコア２が支
持されている。尚、コア２の外周面には必要に応じて肉
ぬすみ２５を設けることができる。
脂等の合成樹脂を射出成形して得られたものであって、
該コア２の外周面は前記受口部１１の球状内面より若干
小さい球面に形成されており、その外周面に設けた環状
溝２１にはゴムリング４が装着されている。ゴムリング
４は受口部１１の球面中心Ｏを通る平面Ｌが該受口部１
１の球状内面と交わる円周上にくるように配設されてお
り、該ゴムリング４によって受口部１１内にコア２が支
持されている。尚、コア２の外周面には必要に応じて肉
ぬすみ２５を設けることができる。
【００１０】また、コア２には被接続管３の外径よりも
若干を大きい内径を有する貫通孔２２が貫設されてお
り、該貫通孔２２の内周面に設けた環状溝２３にゴムリ
ング５が装着されている。被接続管体３は前記ゴムリン
グ５を介してコア２の貫通孔２２に挿入接続されるもの
であって、該貫通孔２２の奥側にはストッパー段部２４
が設けられている。
若干を大きい内径を有する貫通孔２２が貫設されてお
り、該貫通孔２２の内周面に設けた環状溝２３にゴムリ
ング５が装着されている。被接続管体３は前記ゴムリン
グ５を介してコア２の貫通孔２２に挿入接続されるもの
であって、該貫通孔２２の奥側にはストッパー段部２４
が設けられている。
【００１１】この自在管継手を用いて管体１と被接続管
体３とを接続する場合、コア２はゴムリング４によって
受口部１１内に支持されているため、僅かな回転力を与
えるだけで容易にコア２を回転させることができ、被接
続管体３との接続方向を簡単に調整することができる。
体３とを接続する場合、コア２はゴムリング４によって
受口部１１内に支持されているため、僅かな回転力を与
えるだけで容易にコア２を回転させることができ、被接
続管体３との接続方向を簡単に調整することができる。
【００１２】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の自在管継手
は、受口部の球状内面にゴムリングが線接触しているだ
けであるので、被接続管体の接続方向に合わせてコアを
容易に回転させることができ、配管施工が極めて簡単に
行なえる。
は、受口部の球状内面にゴムリングが線接触しているだ
けであるので、被接続管体の接続方向に合わせてコアを
容易に回転させることができ、配管施工が極めて簡単に
行なえる。
【図１】図１は本発明の一実施例を示す自在管継手の断
面図である。
面図である。
【図２】図２は従来の自在管継手を示す断面図である。
１ 管体 ２ コア ３ 被接続管体 ４ ゴムリング １１ 受口部 ２１ 環状溝
Claims (1)
- 【請求項１】 端部に球状内面を有する受口部（１１）
を設けた管体（１）と、該受口部（１１）に回動可能に
嵌挿されたコア（２）と、該コア（２）に接続される被
接続管体（３）とからなり、前記コア（２）の外周面に
設けた環状溝（２１）にゴムリング（４）を装着すると
共に該ゴムリング（４）を受口部（１１）の球状内面に
密接させた自在管継手であって、受口部（１１）の球面
中心Ｏを通る平面Ｌが該受口部（１１）の球状内面と交
わる円周上に前記ゴムリング（４）を配設したことを特
徴とする自在管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6001371A JPH07208669A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | 自在管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6001371A JPH07208669A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | 自在管継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07208669A true JPH07208669A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11499647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6001371A Pending JPH07208669A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | 自在管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07208669A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040012228A (ko) * | 2002-08-01 | 2004-02-11 | 한국미라이공업 주식회사 | 상/하수관용 관 접속장치 |
| KR100766401B1 (ko) * | 2005-12-23 | 2007-10-11 | 한승희 | 다관절 자유곡관을 구비한 오수받이 장치 |
-
1994
- 1994-01-11 JP JP6001371A patent/JPH07208669A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040012228A (ko) * | 2002-08-01 | 2004-02-11 | 한국미라이공업 주식회사 | 상/하수관용 관 접속장치 |
| KR100766401B1 (ko) * | 2005-12-23 | 2007-10-11 | 한승희 | 다관절 자유곡관을 구비한 오수받이 장치 |
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