JPH07119882A - 旋回自在な迅速継手 - Google Patents
旋回自在な迅速継手Info
- Publication number
- JPH07119882A JPH07119882A JP28415393A JP28415393A JPH07119882A JP H07119882 A JPH07119882 A JP H07119882A JP 28415393 A JP28415393 A JP 28415393A JP 28415393 A JP28415393 A JP 28415393A JP H07119882 A JPH07119882 A JP H07119882A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nipple
- circular arc
- joint
- side coupling
- arc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 この発明は継手本体に結合しているニップル
を所望量の放射状揺動と自由な回転を行なえるようにし
た迅速継手に関する。 【構成】 継手本体のニップル側継手部に形成した凹円
弧と凹条に遊嵌した、ボールとをニップル端部に形成し
た球円弧の前円弧と後円弧にそれぞれ摺接させることに
よって継手本体に対して放射状の揺動と自由な回転を行
なえるようにしたものである。 【効果】 継手本体に対してニップルを揺動自在とした
ので、ニップルに接続されているホースのねじれあるい
は無理な折曲を防止することができる。
を所望量の放射状揺動と自由な回転を行なえるようにし
た迅速継手に関する。 【構成】 継手本体のニップル側継手部に形成した凹円
弧と凹条に遊嵌した、ボールとをニップル端部に形成し
た球円弧の前円弧と後円弧にそれぞれ摺接させることに
よって継手本体に対して放射状の揺動と自由な回転を行
なえるようにしたものである。 【効果】 継手本体に対してニップルを揺動自在とした
ので、ニップルに接続されているホースのねじれあるい
は無理な折曲を防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はニップルを旋回自在と
した迅速継手に関し、具体的には継手本体に接続されて
いるニップルを継手本体に対して所望角度自由に旋回
(放射状の揺動)および回転できるように形成し、ニッ
プルに連接するホースのねじれあるいは方向転換による
折曲にスムーズに対応できるような旋回自在とした迅速
継手を提供しようとするものである。
した迅速継手に関し、具体的には継手本体に接続されて
いるニップルを継手本体に対して所望角度自由に旋回
(放射状の揺動)および回転できるように形成し、ニッ
プルに連接するホースのねじれあるいは方向転換による
折曲にスムーズに対応できるような旋回自在とした迅速
継手を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】継手本体に対して自由な回転を行なえる
継手としては迅速継手が公知であり、この継手の場合は
継手本体に設けた着脱機構を介して、結合するスリーブ
が自由に回転できるもので継手本体の他側に結合してい
るニップルは前記本体と一体結合されていたものであ
る。
継手としては迅速継手が公知であり、この継手の場合は
継手本体に設けた着脱機構を介して、結合するスリーブ
が自由に回転できるもので継手本体の他側に結合してい
るニップルは前記本体と一体結合されていたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この出願の発明者は図
3で示すニップルを回転自在とした迅速継手を開発して
実用に供しており、その構成を略述すれば次のとおりで
ある。
3で示すニップルを回転自在とした迅速継手を開発して
実用に供しており、その構成を略述すれば次のとおりで
ある。
【0004】同図において、1は継手本体でスリーブ側
継手部11とニップル側継手部12とをねじ固着した中
空体構造とされており、スリーブ側継手部11には図示
しないスリーブを締結するための着脱機構2(操作リン
グ2,ばね22,ボール23で形成される公知機構)
が、またニップル側継手部12にはニップル3が回転自
在に取付けられている。
継手部11とニップル側継手部12とをねじ固着した中
空体構造とされており、スリーブ側継手部11には図示
しないスリーブを締結するための着脱機構2(操作リン
グ2,ばね22,ボール23で形成される公知機構)
が、またニップル側継手部12にはニップル3が回転自
在に取付けられている。
【0005】ニップルの回転機構は継手部12とニップ
ル3間に介在させた複数個のボール13によって行なわ
れるもので、このボール13は前記両部材の対向面に形
成した半球状の溝条14,15内に遊嵌状に保持され
て、回転機構を生じさせているものである。このボール
13は止ねじ16で閉塞させているボール挿入孔より前
記溝条内に挿入されるものである。なおPはパッキン
グ,Oはシール材を示す。
ル3間に介在させた複数個のボール13によって行なわ
れるもので、このボール13は前記両部材の対向面に形
成した半球状の溝条14,15内に遊嵌状に保持され
て、回転機構を生じさせているものである。このボール
13は止ねじ16で閉塞させているボール挿入孔より前
記溝条内に挿入されるものである。なおPはパッキン
グ,Oはシール材を示す。
【0006】この出願の発明者は上記したニップルの回
転機構にヒントを得て、回転機能に加えて旋回機能を備
えた迅速継手を考案したものである。なお4は逆止弁で
ある。
転機構にヒントを得て、回転機能に加えて旋回機能を備
えた迅速継手を考案したものである。なお4は逆止弁で
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は図3で示した
継手本体とニップル間の回転機能が前記した継手とニッ
プル間に形成した半球状溝条内14,15内にボール1
3を介在させたことに着目し、このボールの持つ回動機
能と両部材の結合機能(非解離機能)を新たに形成した
球円弧を備えたニップルとで旋回機構を構成して、ニッ
プルを旋回自在とした迅速継手を開発したものである。
継手本体とニップル間の回転機能が前記した継手とニッ
プル間に形成した半球状溝条内14,15内にボール1
3を介在させたことに着目し、このボールの持つ回動機
能と両部材の結合機能(非解離機能)を新たに形成した
球円弧を備えたニップルとで旋回機構を構成して、ニッ
プルを旋回自在とした迅速継手を開発したものである。
【0008】
【作用】この発明はニップルに形成した球円弧の前円弧
をニップル側継手部に形成した凹円弧に、球円弧の後円
弧をニップル側継手部の半球状溝条内(凹条)に遊嵌さ
せたボールを当接させることによって、ニップルの抜止
を防止する共に放射状の揺動と回転を行うことのできる
迅速継手を構成するものである。
をニップル側継手部に形成した凹円弧に、球円弧の後円
弧をニップル側継手部の半球状溝条内(凹条)に遊嵌さ
せたボールを当接させることによって、ニップルの抜止
を防止する共に放射状の揺動と回転を行うことのできる
迅速継手を構成するものである。
【0009】
【実施例】この発明の実施例を図1により説明すれば次
のとおりである。同図において1は継手本体でこの本体
はスリーブ側継手部11とニップル側継手部12とをね
じ固着した中空体構造として形成されている。
のとおりである。同図において1は継手本体でこの本体
はスリーブ側継手部11とニップル側継手部12とをね
じ固着した中空体構造として形成されている。
【0010】スリーブ側継手には図示しないスリーブを
締結するため着脱機構2が取付けらており、この機構2
は操作リング21,ばね22,ボール23で形成されて
おり公知構造である。なお4は逆止弁である。
締結するため着脱機構2が取付けらており、この機構2
は操作リング21,ばね22,ボール23で形成されて
おり公知構造である。なお4は逆止弁である。
【0011】ニップル側継手部12にはニップル3が所
望角度自由に旋回(放射状の揺動)および自由な回転で
きるように形成されている。この自由運動はニップル3
の後端に形成した球円弧31の前円弧32をニップル側
継手部12の開口端に形成した凹円弧14に遊嵌させ、
前記した球円弧31の後円弧33を複数個のボール13
で保持することで行なっている。
望角度自由に旋回(放射状の揺動)および自由な回転で
きるように形成されている。この自由運動はニップル3
の後端に形成した球円弧31の前円弧32をニップル側
継手部12の開口端に形成した凹円弧14に遊嵌させ、
前記した球円弧31の後円弧33を複数個のボール13
で保持することで行なっている。
【0012】前記した複数個のボール13はニップル側
継手部12に形成したねじ挿入孔15を介して挿入さ
れ、前記継手部12に形成した凹条(半球状溝条内)1
6に案内され自由なローリング機能を与えられている。
なお17はボール13のための止ねじである。
継手部12に形成したねじ挿入孔15を介して挿入さ
れ、前記継手部12に形成した凹条(半球状溝条内)1
6に案内され自由なローリング機能を与えられている。
なお17はボール13のための止ねじである。
【0013】このように形成したのでニップル3は自由
な回転が行える共に、鎖線図に示すような自由な旋回が
行なえるものである。
な回転が行える共に、鎖線図に示すような自由な旋回が
行なえるものである。
【0014】〔他の実施例〕図2はこの発明の実施例を
示したもので、この実施例はニップル3とニップル側継
手部12との間に可撓性材料で形成した防水,防塵用の
帽子型の被覆袋5を取付けたものである。
示したもので、この実施例はニップル3とニップル側継
手部12との間に可撓性材料で形成した防水,防塵用の
帽子型の被覆袋5を取付けたものである。
【0015】
【発明の効果】この発明はニップル端部に形成した球円
弧をニップル側継手部に形成した凹円弧と凹条内に遊嵌
した複数個のボールとによって保持することにより、ニ
ップルに対して放射状の揺動と自由な回転を許容するも
のであり、この効果ニップルに接続しているホースのね
じれあるいは無理な折曲を防止することができるもので
ある。
弧をニップル側継手部に形成した凹円弧と凹条内に遊嵌
した複数個のボールとによって保持することにより、ニ
ップルに対して放射状の揺動と自由な回転を許容するも
のであり、この効果ニップルに接続しているホースのね
じれあるいは無理な折曲を防止することができるもので
ある。
【0016】また、この発明はニップルとニップル側継
手部との接合部に可撓性材料で形成した帽子型の被覆袋
を装着することによって、この継手部の開口部を閉塞す
ることができ、防塵効果を付加できるものである。
手部との接合部に可撓性材料で形成した帽子型の被覆袋
を装着することによって、この継手部の開口部を閉塞す
ることができ、防塵効果を付加できるものである。
【図1】この発明に係る迅速継手の実施例を示す要部断
面図である。
面図である。
【図2】この発明の他の実施例の要部断面図である。
【図3】従来の迅速継手の要部断面図である。
1 継手本体 2 着脱機構 3 ニップル 4 逆止弁 11 スリーブ側継手 12 ニップル側継手 13 ボール 14 凹円弧 16 凹条 21 リング 22 ばね 23 ボール 31 球円弧 32 前円弧 33 後円弧
Claims (2)
- 【請求項1】 継手本体の端部にスリーブの着脱機構を
備え、他端部にニップルを形成した迅速継手において、
継手本体のニップル側継手部に形成した凹円弧と凹条に
遊嵌した複数個のボールとをニップル端部に形成した球
円弧の前円弧と後円弧にそれぞれ摺接させることによっ
て継手本体に対してニップルを放射状の揺動と自由な回
転を行なえるようにした旋回自在な迅速継手。 - 【請求項2】 請求項1記載のニップル側継手部とニッ
プルの継手部の開口部に被覆袋を形成したことを特徴と
する旋回自在な迅速継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28415393A JPH07119882A (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 旋回自在な迅速継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28415393A JPH07119882A (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 旋回自在な迅速継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07119882A true JPH07119882A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17674868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28415393A Pending JPH07119882A (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 旋回自在な迅速継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07119882A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101038481B1 (ko) * | 2008-10-30 | 2011-06-01 | 유영민 | 호스 꼬임 방지 에어커플러 |
CN109237177A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-01-18 | 重庆文理学院 | 一种可自动断开的快换接头 |
CN109404640A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-03-01 | 重庆文理学院 | 一种空调检漏接头 |
-
1993
- 1993-10-20 JP JP28415393A patent/JPH07119882A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101038481B1 (ko) * | 2008-10-30 | 2011-06-01 | 유영민 | 호스 꼬임 방지 에어커플러 |
CN109237177A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-01-18 | 重庆文理学院 | 一种可自动断开的快换接头 |
CN109404640A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-03-01 | 重庆文理学院 | 一种空调检漏接头 |
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