JPS5821023A - 自在継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自在継手に関し、更に詳細にのべると、回転し
ないが揺動自在に作用する自在継手の改良に関する。

従来、この種の自在継手として例えば十字継手等がある
。しかし、従来技術の継手は円滑な揺動運動を行わせる
ためいずれも部品の製作、組立て等において相当の精密
さが要求され高価なものとなっていた。

本発明の目的は部品の製作および組立てが間単に行え、
しかも円滑作動が実現できる実用上有益な自在継手を提
供することにある。

以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。

第１図および第２図を参照すると、本発明の自在継手の
一つの実施例が示しである。この継手は一方の軸（図示
せず）に取付けられるソケット体１と他方の軸２の一端
に設けられてソケット体に接続されたボール部３とを備
えている。ソケット体はその一端に一方の軸がねじ込ま
れるねじ孔４を有し、他端にはボール部３が収容される
球状凹部５を有している。この球状凹部はソケット体に
設けられた球面６とボール部３の端部を押えるワッシャ
７に設けられた球面８とから形成されている。このワッ
シャ７は例えば鉄や合成樹脂等の材料から作られている
。ソケット体の湖面はワッシャ７上にスピニング加工等
によってかしめられる。

このようにして球状凹部はボール部を隋らかに収容する
ことができる。

球面凹部内でボール部がその軸線入局りに回転しないよ
うボール部はピン９によってソケット体１に止められる
。このピンはソケット体とボール部とを貫通して設けら
れてソケット体に取付けられる。ボール部には第２図に
示すようにその中央部にスリット１０が設けられ、この
スリットには断面４角形状の案内軸１１が滑らかに嵌合
されている。この案内軸はピン９の外周に回転自在に嵌
め込まれている。案内軸は例えば合成樹脂で作られてい
る。尚、他の実施例として第５図に示すようにピンと案
内軸とを一体にした形態即ちピンの外周に４角形状部１
２を設けたものであってもよい。

作用において、ボール部はピンによって回転は止められ
るがそのスリット１０によって第１図の矢印で示す方向
に揺動でき且つ案内軸がピンの周りに回転することによ
り第２図の矢印で示す方向にも揺動することができる。

このようにして回転のしない揺動自在継手が形成される
。

第３図および第４図は本発明の他の実施例を示し、この
実施例では球面状凹部５がソケット体の凹部に嵌め込ま
れたリング１３から成っている。

このようにするとソケット体に球面部を設ける作業が省
略できる。

又、上記実施例ではピンは一本でありソケット体とボー
ル部とを貫通する形態であったが、第６図に示すように
ボール部にスリット１４　、１４’を設けこれらの夫々
にソケット体に固定されたピン１５　、１５’の先端を
嵌合させるようにしてもよい。

上記ボール部およびソケット体等の部品は全て冷間圧造
によって棒状部材から作られる。従って、各部品は安価
に且つ簡単に作ることができる。

本発明によれば、製作および組立てがきわめて簡単にで
き、しかも円滑に作動する自在継手を提供することがで
き、しかも耐久性にすぐれているという実益がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る自在継手の一部町面せる側面図、
第２図はその平面断面図、第３図は本発明の他の実施例
を示す側面断面図、第４図はその平面断面図、第５図ａ
、ｂはピンの他の実施例を示す側面図と正面図、第６図
は本発明の他の実施例を示す要部の断面図である。 １・・・ソケット体　２・・・他方の軸　３・・・ボー
ル部５・・・球状凹部　９・・・ピン 特許出願人　　東海ティーアールタブリ一株式会社１ ［ ト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 二つの軸を揺動自在に接続する自在継手であって、一方
   の軸に取付けられるソケット体と、他方の軸に設けられ
   前記ソケット体に設けられた球面凹部に嵌合されたボー
   ル部と、該ボール部の回転を止めるよう該ボール部をソ
   ケット体に取付けるビンとを具備し、前記ボール部は前
   記ソケット体に対して回転しないが揺動自在に取付けら
   れて成る自在継手。