JPH07207889A - 床 材 - Google Patents

床 材

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JPH07207889A
JPH07207889A JP315294A JP315294A JPH07207889A JP H07207889 A JPH07207889 A JP H07207889A JP 315294 A JP315294 A JP 315294A JP 315294 A JP315294 A JP 315294A JP H07207889 A JPH07207889 A JP H07207889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor material
cover
cover material
floor
rainwater
Prior art date
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Pending
Application number
JP315294A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Tanaka
修一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床材の表面に溜まる雨水等を効果的に排水
することができる床材及び静電気の発生を抑えることが
できる床材を提供する。 【構成】 天板11を有し、底部に内方に凹陥した凹
溝13を有する筒状のカバー材1と、平板状の底部22
と上記筒状のカバー材1が嵌入係止される側壁21、2
1とを有する溝部20が設けられた床材本体2とからな
る床材3であって、上記カバー材1の天板11に貫通孔
12または切欠きが設けられている床材及び雨水等の保
持により静電気の発生を抑える床材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベランダ等に用いる床
材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ベランダ等に用いる床材として
は、例えば、図5に示すように、下端部に外方に向けた
係止片61を形成してなる脚片62を天板63の両端部
からそれぞれ突設するとともにこの両脚片62、62間
に弾性材64を充填してなるカバー材65と、溝部60
の底部の両側にカバー材65の係止片61を嵌入係止す
る凹陥部71が形成されてなる床材本体72とからなる
床材81が知られている(実公昭62−6193号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記床材81においては、カバー材65の天板63と床
材本体72の表面73との間に隙間が形成されていない
ので、また隙間が形成されていても隙間が小さいので床
材81上に溜まる雨水等がこの隙間から排出されること
がなく、また、床材本体72とカバー材65の材料に主
として用いられている合成樹脂は本来揆水性が優れてい
るとはいえないので、床材81上に雨水等が溜まり易い
という問題があった。床材81上に雨水等が溜まると、
人が床材81上を歩くときに滑り易くなり、ころんで怪
我をするという危険性がある。
【0004】また、床材81上に溜まる雨水等を排出す
るために、カバー材65の天板63と床材本体72の表
面73との間の隙間を大きくすることが考えられるが、
この部分は人が踏み歩くところであり、大きな隙間は人
に不安感を与えるとともに大きすぎると踏み外す等危険
でもある。
【0005】また、床材本体72とカバー材65の材料
に主として用いられている合成樹脂は静電気が発生し易
いという問題があった。
【0006】請求項1記載の本発明は、上記問題点に鑑
みなされたもので、床材の表面に溜まる雨水等を効果的
に排水することができる床材を提供することを目的とす
る。
【0007】請求項2記載及び請求項3記載の本発明
は、床材の表面に溜まる雨水等を効果的に排水すること
ができるとともに静電気の発生を抑えることができる床
材を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明床
材は、天板を有し、底部に内方に凹陥した凹溝を有する
筒状のカバー材と、平板状の底部と上記筒状のカバー材
が嵌入係止される側壁とを有する溝部が設けられた床材
本体とからなる床材であって、上記カバー材の天板に貫
通孔または切欠きが設けられていることを特徴とするも
のである。
【0009】請求項2記載の本発明床材は、請求項1記
載の床材において、カバー材の両端部下部に止水板が設
けられていることを特徴とするものである。
【0010】請求項3記載の本発明床材は、請求項1記
載の床材において、カバー材の内部に吸湿体が充填され
ていることを特徴とするものである。
【0011】請求項3記載の本発明床材において、吸湿
体としては、スポンジ等の発泡体、吸湿性樹脂からなる
成形体等が挙げられる。
【0012】
【作用】請求項1記載の本発明床材は、上記のように構
成されているので、床材の表面に溜まる雨水等が天板に
設けられた貫通孔または切欠きから筒状のカバー内を通
り外部に排出される。これにより、床材の表面に雨水等
が溜まりにくくなり、床材表面が滑りにくくなって人が
床材上で滑る等の危険性が減少する。
【0013】また、カバー材の底部に内方に凹陥した凹
溝が設けられているので、床材を根太等に固定するとき
に固定具の頭部がこの凹溝内に収納され、床材の根太等
への固定が支障なく行なわれる。
【0014】また、カバー材は床材本体の溝部に嵌入係
止されて容易に床材本体に挿着される。
【0015】請求項2記載の本発明床材においては、天
板の貫通孔または切欠きから筒状のカバー内に流入した
雨水等が、カバー材の両端部下部に設けられた止水板に
より堰止められて貯水される。この貯水された水により
静電気の発生が抑えられる。
【0016】請求項3記載の本発明床材においては、カ
バー材の内部に吸湿体が充填されているので、天板の貫
通孔または切欠きからカバー材に流入した雨水等がこの
吸湿体内に吸湿され保持される。この吸湿体内に保持さ
れた水により静電気の発生が抑えられる。
【0017】
【実施例】本発明床材の実施例を図を参照して説明す
る。図1は本発明床材の一例を示した斜視図である。図
1において、1は筒状のカバー材、2は床材本体、3は
床材である。11はカバー材1の平板状に形成された天
板であり、貫通孔12が長手方向に沿って複数個設けら
れている。13はカバー材1の底部に設けられた内方に
凹陥した凹溝、14、14はそれぞれかばー材1の側面
に円弧状に形成された側壁である。
【0018】20は床材本体2に設けられた溝部、2
1、21は溝部20の側面に円弧状に形成された側壁で
あり、側壁21、21にカバー材1の側壁14、14が
嵌入係止されるように側壁14、14は形成されてい
る。22は平板状に形成された溝部20の底部であり、
ビス23により床材3が根太等に取付けられる。ビス2
3の頭部は凹溝13内に収納されるのでカバー材1の床
材本体2取付時にビス23の頭部が邪魔になることはな
い。
【0019】床材3上に溜まった雨水等は貫通孔12・
・・から筒状のカバー材1内に流入し、外部に排出され
る。
【0020】図2は本発明床材のカバー材の他の例を示
した斜視図である。図2において、30は筒状のカバー
材、31はカバー材30の天板、32は天板31に設け
られた切欠き、33、33はそれぞれカバー材30の側
面に円弧状に形成された側壁、34はカバー材30の底
部に設けられた内方に凹陥した凹溝である。
【0021】床材30上に溜まった雨水等は切欠き32
から筒状のカバー材30内に流入し、外部に排出され
る。
【0022】図3は本発明床材のカバー材の更に他の例
を示した斜視図である。図3において、40は筒状のカ
バー材、41はカバー材40の天板、42は天板41に
長手方向に沿って複数個設けられた貫通孔、43、43
はそれぞれカバー材40の側面に円弧状に形成された側
壁、44はカバー材40の底部に形成された内方に凹陥
した凹溝である。45は筒状のカバー材40の両端部下
部に設けられた止水板であり、この止水板45、45に
より貫通孔42・・・から筒状のカバー材40内に流入
した雨水等が堰止められて貯水される。この堰止められ
た雨水等の水により静電気の発生が抑えられる。
【0023】図4は本発明床材のカバー材の更に他の例
を示した斜視図である。図4において、50は筒状のカ
バー材、51はカバー材50の天板、52は天板51に
長手方向に沿って複数個設けられた貫通孔、53、53
はそれぞれカバー材50の側面に円弧状に形成された側
壁、54はカバー材50の底部に形成された内方に凹陥
した凹溝である。55は筒状のカバー材50内部に充填
されたスポンジからなる吸湿体であり、この吸湿体55
に貫通孔52・・・から筒状のカバー材50内に流入し
た雨水等が吸湿され保持される。この吸湿体55内に保
持された雨水等の水により静電気の発生が抑えられる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の本発明床材は、上記のよ
うに構成され、床材表面が滑りにくくなり、床材上で転
ぶ等の危険性が解消され、床材上を歩く時の不安感を解
消することができる。
【0025】また、カバー材の底部に内方に凹陥した凹
溝が設けられ、固定具の頭部がこの凹溝内に収納される
ので、床材の根太等への固定を支障なく行なうことがで
きる。
【0026】また、カバー材は床材本体の溝部に嵌入係
止されるのみで挿着されるので、カバー材を床材本体に
容易に装着することができる。
【0027】請求項2記載の本発明床材においては、カ
バー材の両端部下部に設けられた止水板により天板の貫
通孔または切欠きからカバー材内に流入した雨水等が堰
止められ貯水されるので、この貯水された水により静電
気の発生を抑えることができる。
【0028】請求項3記載の本発明床材においては、カ
バー材の内部に吸湿体が充填され、天板の貫通孔または
切欠きからカバー材内に流入した雨水等がこの吸湿体内
に吸湿され保持されるので、この吸湿体内に保持された
水により静電気の発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明床材の一例を示した斜視図。
【図2】本発明床材のカバー材の他の例を示した斜視
図。
【図3】本発明床材のカバー材の更に他の例を示した斜
視図。
【図4】本発明床材のカバー材の更に他の例を示した斜
視図。
【図5】従来の床材を示した斜視図。
【符号の説明】
1、30、40、50 カバー材 2 床材本体 3 床材 11、31、41、51 天板 12、42、52 貫通孔 13、34、44、54 凹溝 14、21、33、43、53 側壁 20 溝部 21 凹陥部 22 底部 23 ビス 32 切欠き 45 止水板 55 吸湿体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板を有し、底部に内方に凹陥した凹溝
    を有する筒状のカバー材と、平板状の底部と上記筒状の
    カバー材が嵌入係止される側壁とを有する溝部が設けら
    れた床材本体とからなる床材であって、上記カバー材の
    天板に貫通孔または切欠きが設けられていることを特徴
    とする床材。
  2. 【請求項2】 カバー材の両端部下部に止水板が設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の床材。
  3. 【請求項3】 カバー材の内部に吸湿体が充填されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の床材。
JP315294A 1994-01-17 1994-01-17 床 材 Pending JPH07207889A (ja)

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JP315294A JPH07207889A (ja) 1994-01-17 1994-01-17 床 材

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