JPH0720784A - 鮮度保持用ラベルおよびこれを使用した保存用容器 - Google Patents
鮮度保持用ラベルおよびこれを使用した保存用容器Info
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- JPH0720784A JPH0720784A JP18322593A JP18322593A JPH0720784A JP H0720784 A JPH0720784 A JP H0720784A JP 18322593 A JP18322593 A JP 18322593A JP 18322593 A JP18322593 A JP 18322593A JP H0720784 A JPH0720784 A JP H0720784A
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- Japan
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- film
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- label
- isothiocyanate
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 経時的な鮮度保持効果の劣化が少なく、ま
た、作業時の刺激臭の発現を極力低減し、快適な作業環
境と安定した鮮度保持効果を同時に得ることができる鮮
度保持用ラベルを提供する。 【構成】 イソチオシアン酸エステル蒸気が透過しやす
い易透過性の基材と、この基材の上に形成されたイソチ
オシアン酸エステルを含有する鮮度保持層と、この鮮度
保持層の上に剥離可能に形成された剥離層を備えるよう
に構成する。
た、作業時の刺激臭の発現を極力低減し、快適な作業環
境と安定した鮮度保持効果を同時に得ることができる鮮
度保持用ラベルを提供する。 【構成】 イソチオシアン酸エステル蒸気が透過しやす
い易透過性の基材と、この基材の上に形成されたイソチ
オシアン酸エステルを含有する鮮度保持層と、この鮮度
保持層の上に剥離可能に形成された剥離層を備えるよう
に構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、流通・保存時の生鮮食
品、加工食品の防黴、静菌、殺菌を目的としたイソチオ
シアン酸エステルを含有する鮮度保持層を備える鮮度保
持用ラベルに関するものである。
品、加工食品の防黴、静菌、殺菌を目的としたイソチオ
シアン酸エステルを含有する鮮度保持層を備える鮮度保
持用ラベルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】わさびは、従来から防腐効果があること
が知られており、その辛味成分であるイソチオシアン酸
エステルは、安息香酸にも匹敵する醗酵、腐敗の防止効
果があるといわれている。
が知られており、その辛味成分であるイソチオシアン酸
エステルは、安息香酸にも匹敵する醗酵、腐敗の防止効
果があるといわれている。
【０００３】また、イソチオシアン酸エステルの抗菌性
に着目し、このものを用いて食品の鮮度保持を図ること
もすでに公知である。すなわち、例えば特開平２−１１
３８７６号公報には、イソチオシアン酸化合物を粘土鉱
物に含有せしめたものを揮発量をコントロールする包装
材料で包装した鮮度保持剤が開示されている。
に着目し、このものを用いて食品の鮮度保持を図ること
もすでに公知である。すなわち、例えば特開平２−１１
３８７６号公報には、イソチオシアン酸化合物を粘土鉱
物に含有せしめたものを揮発量をコントロールする包装
材料で包装した鮮度保持剤が開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このも
のに開示されている鮮度保持剤は、その鮮度保持の機構
上、あらかじめ数個から数十個を一纏めにしてイソチオ
シアン酸エステル不透過の包装材料よりなるパウチで包
装した形態を取っている。そのため、食品の包装作業の
直前までパウチ内で一纏めにして保存される必要があ
る。
のに開示されている鮮度保持剤は、その鮮度保持の機構
上、あらかじめ数個から数十個を一纏めにしてイソチオ
シアン酸エステル不透過の包装材料よりなるパウチで包
装した形態を取っている。そのため、食品の包装作業の
直前までパウチ内で一纏めにして保存される必要があ
る。
【０００５】従って、食品の包装作業直前にパウチを開
封し、このパウチの中から一つずつ鮮度保持剤を取り出
して食品と同封する必要があり、包装作業が極めて慌た
だしくかつ煩雑となるという問題があった。
封し、このパウチの中から一つずつ鮮度保持剤を取り出
して食品と同封する必要があり、包装作業が極めて慌た
だしくかつ煩雑となるという問題があった。
【０００６】また、イソチオシアン酸エステル不透過パ
ウチの開封と同時に、イソチオシアン酸エステルの揮散
が始まるため、その鮮度保持効果、すなわち、イソチオ
シアン酸エステル残存量は開封からの時間に依存し、パ
ウチから最初に取り出した鮮度保持剤と最後に取り出し
たそれとは効きめが若干異なり鮮度保持効果が不安定に
なるという問題もあった。
ウチの開封と同時に、イソチオシアン酸エステルの揮散
が始まるため、その鮮度保持効果、すなわち、イソチオ
シアン酸エステル残存量は開封からの時間に依存し、パ
ウチから最初に取り出した鮮度保持剤と最後に取り出し
たそれとは効きめが若干異なり鮮度保持効果が不安定に
なるという問題もあった。
【０００７】また、さらに不透過パウチの開封の際に、
パウチ内部に貯蓄したイソチオシアン酸エステル蒸気が
一度に放出されるため、包装作業工程での刺激臭は甚だ
しく、作業環境の悪化も問題になっていた。本発明はこ
のような実情に基づいて創案されたものであり、本発明
の目的は品質保持の対象となる食品の品質（鮮度）を保
つことはもとより、経時的な鮮度保持効果の劣化が少な
く、また、作業時の刺激臭の発現を極力低減し、快適な
作業環境と安定した鮮度保持効果を同時に得ることがで
きる鮮度保持用ラベルを提供することにある。
パウチ内部に貯蓄したイソチオシアン酸エステル蒸気が
一度に放出されるため、包装作業工程での刺激臭は甚だ
しく、作業環境の悪化も問題になっていた。本発明はこ
のような実情に基づいて創案されたものであり、本発明
の目的は品質保持の対象となる食品の品質（鮮度）を保
つことはもとより、経時的な鮮度保持効果の劣化が少な
く、また、作業時の刺激臭の発現を極力低減し、快適な
作業環境と安定した鮮度保持効果を同時に得ることがで
きる鮮度保持用ラベルを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明者らは種々研究を重ねた結果、イソチオ
シアン酸エステル蒸気が透過しやすい易透過性の基材の
上に、イソチオシアン酸エステルを含有する鮮度保持層
を形成し、この鮮度保持層の上に剥離可能な剥離層を形
成した鮮度保持用ラベルを創案し、この鮮度保持用ラベ
ルの剥離層を剥した状態で食品包装容器の内側に貼付で
きる構成とすることにより前記課題が解決可能であるこ
とを知見し、本発明に想到した。
るために本発明者らは種々研究を重ねた結果、イソチオ
シアン酸エステル蒸気が透過しやすい易透過性の基材の
上に、イソチオシアン酸エステルを含有する鮮度保持層
を形成し、この鮮度保持層の上に剥離可能な剥離層を形
成した鮮度保持用ラベルを創案し、この鮮度保持用ラベ
ルの剥離層を剥した状態で食品包装容器の内側に貼付で
きる構成とすることにより前記課題が解決可能であるこ
とを知見し、本発明に想到した。
【０００９】すなわち、本発明の鮮度保持用ラベルは、
イソチオシアン酸エステル蒸気が透過しやすい易透過性
の基材と、この基材の上に形成されたイソチオシアン酸
エステルを含有する鮮度保持層と、この鮮度保持層の上
に剥離可能に形成された剥離層を備えるように構成し
た。
イソチオシアン酸エステル蒸気が透過しやすい易透過性
の基材と、この基材の上に形成されたイソチオシアン酸
エステルを含有する鮮度保持層と、この鮮度保持層の上
に剥離可能に形成された剥離層を備えるように構成し
た。
【００１０】また、本発明の保存用容器は、上記鮮度保
持用ラベルの剥離層を剥離除去し、このものを、鮮度保
持対象である食品を収納する包装用容器に貼付した保存
用容器であって、該包装用容器は、イソチオシアン酸エ
ステル蒸気が透過しにくい難透過性の部分を備え、この
難透過性の部分に容器の内側から前記鮮度保持用ラベル
が貼付されているように構成した。
持用ラベルの剥離層を剥離除去し、このものを、鮮度保
持対象である食品を収納する包装用容器に貼付した保存
用容器であって、該包装用容器は、イソチオシアン酸エ
ステル蒸気が透過しにくい難透過性の部分を備え、この
難透過性の部分に容器の内側から前記鮮度保持用ラベル
が貼付されているように構成した。
【００１１】
【作用】鮮度保持用ラベルの剥離層を剥すことにより、
包装用容器に貼り付け可能になる。そして、包装用容器
がイソチオシアン酸エステル蒸気が透過しにくい難透過
性の部分を備え、この難透過性の部分に容器の内側から
前記鮮度保持用ラベルを貼り付けることにより、ラベル
の易透過性の基材を透過してイソチオシアン酸エステル
蒸気が徐々に容器内に流入し、内容物の鮮度保持が図ら
れる。
包装用容器に貼り付け可能になる。そして、包装用容器
がイソチオシアン酸エステル蒸気が透過しにくい難透過
性の部分を備え、この難透過性の部分に容器の内側から
前記鮮度保持用ラベルを貼り付けることにより、ラベル
の易透過性の基材を透過してイソチオシアン酸エステル
蒸気が徐々に容器内に流入し、内容物の鮮度保持が図ら
れる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の鮮度保持用ラベルを図面を参
照して詳細に説明する。
照して詳細に説明する。
【００１３】図１には、鮮度保持用ラベル１の一実施例
を示す断面図が示される。
を示す断面図が示される。
【００１４】この図に示されるように、鮮度保持用ラベ
ル１は、イソチオシアン酸エステル蒸気が透過しやすい
易透過性の基材３と、この基材３の上に形成されたイソ
チオシアン酸エステルを含有する鮮度保持層５と、この
鮮度保持層５の上に剥離可能に形成された剥離層７を備
えている。
ル１は、イソチオシアン酸エステル蒸気が透過しやすい
易透過性の基材３と、この基材３の上に形成されたイソ
チオシアン酸エステルを含有する鮮度保持層５と、この
鮮度保持層５の上に剥離可能に形成された剥離層７を備
えている。
【００１５】易透過性の基材３の材料としては、例え
ば、ポリエチレンフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重
合体フィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリスチレン
フィルム、アイオノマーフィルム、塩化ビニルフィル
ム、ポリブタジエンフィルム、ポリメチルペンテンフィ
ルムから選択される１種以上のフィルム、あるいはそれ
らの１種以上と通気性包装材料との貼合品であるものが
挙げられる。ここで、通気性包装材料としては、紙、不
織布、微細連通加工を施したプラスチックフィルム、無
機フィラーを添加し延伸加工を施したプラスチックフィ
ルムの１種または２種以上が好ましい。厚さは、１０〜
１００μｍ程度とされる。
ば、ポリエチレンフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重
合体フィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリスチレン
フィルム、アイオノマーフィルム、塩化ビニルフィル
ム、ポリブタジエンフィルム、ポリメチルペンテンフィ
ルムから選択される１種以上のフィルム、あるいはそれ
らの１種以上と通気性包装材料との貼合品であるものが
挙げられる。ここで、通気性包装材料としては、紙、不
織布、微細連通加工を施したプラスチックフィルム、無
機フィラーを添加し延伸加工を施したプラスチックフィ
ルムの１種または２種以上が好ましい。厚さは、１０〜
１００μｍ程度とされる。
【００１６】このような易透過性の基材３の上に形成さ
れる鮮度保持層５は、前述したようにイソチオシアン酸
エステルを含有し、このものを含有させるために、通
常、粘着剤が用いられる。
れる鮮度保持層５は、前述したようにイソチオシアン酸
エステルを含有し、このものを含有させるために、通
常、粘着剤が用いられる。
【００１７】本発明におけるイソチオシアン酸エステル
としては、イソチオシアン酸の脂肪族系および芳香族系
の各種エステルが用いられ、中でも特に好ましくはイソ
チオシアン酸エステル（CH2=CHCH2NCS）や、イソチオシ
アン酸アルキルエステル（RNCS、R: アルキル基）が用い
られる。
としては、イソチオシアン酸の脂肪族系および芳香族系
の各種エステルが用いられ、中でも特に好ましくはイソ
チオシアン酸エステル（CH2=CHCH2NCS）や、イソチオシ
アン酸アルキルエステル（RNCS、R: アルキル基）が用い
られる。
【００１８】本発明においては、簡易な方法としてカラ
シ油をそのまま、あるいは油性液体に溶解させた形態で
用いることができる。
シ油をそのまま、あるいは油性液体に溶解させた形態で
用いることができる。
【００１９】このようなイソチオシアン酸エステルを含
有せしめる粘着剤としては、特に、制限はないが、例え
ば、溶剤型粘着剤、無溶剤型粘着剤等が用いられる。
有せしめる粘着剤としては、特に、制限はないが、例え
ば、溶剤型粘着剤、無溶剤型粘着剤等が用いられる。
【００２０】溶剤型粘着剤としては、例えば、天然ゴム
系、スチレン−ブタジエンゴム系、ポリイソブチレン
系、イソプレン系のゴム系粘着剤の他、アクリル系、シ
リコーン系の粘着剤が使用できる。
系、スチレン−ブタジエンゴム系、ポリイソブチレン
系、イソプレン系のゴム系粘着剤の他、アクリル系、シ
リコーン系の粘着剤が使用できる。
【００２１】また、無溶剤型粘着剤としては、例えば、
アクリルエマルジョン系、天然ゴムラテックス系、スチ
レン−ブタジエンラテックス系のエマルジョン型粘着
剤、スチレン−イソプレンブロック共重合体系、スチレ
ン−ブタジエンブロック共重合体系、スチレン−エチレ
ン−ブチレンブロック共重合体系、エチレン−酢酸ビニ
ル熱可塑性エラストマー系のホットメルト型粘着剤、天
然ゴム系、再生ゴム系、ブチルゴム系のカレンダー法型
粘着剤、水溶性型粘着剤、液状硬化型粘着剤等が使用で
きる。
アクリルエマルジョン系、天然ゴムラテックス系、スチ
レン−ブタジエンラテックス系のエマルジョン型粘着
剤、スチレン−イソプレンブロック共重合体系、スチレ
ン−ブタジエンブロック共重合体系、スチレン−エチレ
ン−ブチレンブロック共重合体系、エチレン−酢酸ビニ
ル熱可塑性エラストマー系のホットメルト型粘着剤、天
然ゴム系、再生ゴム系、ブチルゴム系のカレンダー法型
粘着剤、水溶性型粘着剤、液状硬化型粘着剤等が使用で
きる。
【００２２】このような粘着剤に含有されるイソチオシ
アン酸エステルの含有量は、その鮮度保持効果と鮮度保
持期間により適宜決定すればよいが、設定の目安として
鮮度保持用ラベル１枚当たり０．１〜１００ｍｇの範囲
となるように粘着剤に含有させることが特に好ましい。
アン酸エステルの含有量は、その鮮度保持効果と鮮度保
持期間により適宜決定すればよいが、設定の目安として
鮮度保持用ラベル１枚当たり０．１〜１００ｍｇの範囲
となるように粘着剤に含有させることが特に好ましい。
【００２３】このイソチオシアン酸エステルの含有量が
０．１ｍｇ未満となると、イソチオシアン酸エステル蒸
気の発生量が少なく鮮度保持効果が期待できず、この一
方で、イソチオシアン酸エステルの含有量が１００ｍｇ
を越えても鮮度保持効果は増大せず、１００ｍｇを越え
る使用は経済性に欠ける。
０．１ｍｇ未満となると、イソチオシアン酸エステル蒸
気の発生量が少なく鮮度保持効果が期待できず、この一
方で、イソチオシアン酸エステルの含有量が１００ｍｇ
を越えても鮮度保持効果は増大せず、１００ｍｇを越え
る使用は経済性に欠ける。
【００２４】このようなイソチオシアン酸エステルを含
有する鮮度保持層５の厚さは、通常、１〜２０μｍ程度
とされる。
有する鮮度保持層５の厚さは、通常、１〜２０μｍ程度
とされる。
【００２５】このような鮮度保持層５の上に形成される
剥離層７は、一般に離型紙等と呼ばれるものが用いら
れ、その材質としては、特に制限はないが、イソチオシ
アン酸エステルの蒸気が透過しにくい難透過性の材料か
らなるフィルムが好適に用いられる。具体的には、例え
ば、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリ
アクリルニトリルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィル
ム、ポリ塩化ビニリデンコートフィルム、エチレン−酢
酸ビニル共重合体鹸化物フィルム、ポリビニルアルコー
ルフィルム、アルミ箔、アルミ蒸着フィルム、無機物蒸
着フィルム（例えば、Ａｌ2 Ｏ3 ，ＳｉＯX 等の無機物
をフィルムに蒸着したもの）の少なくとも１種以上を含
むものが挙げられる。剥離層７の厚さは、通常、１０〜
１００μｍ程度とされる。
剥離層７は、一般に離型紙等と呼ばれるものが用いら
れ、その材質としては、特に制限はないが、イソチオシ
アン酸エステルの蒸気が透過しにくい難透過性の材料か
らなるフィルムが好適に用いられる。具体的には、例え
ば、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリ
アクリルニトリルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィル
ム、ポリ塩化ビニリデンコートフィルム、エチレン−酢
酸ビニル共重合体鹸化物フィルム、ポリビニルアルコー
ルフィルム、アルミ箔、アルミ蒸着フィルム、無機物蒸
着フィルム（例えば、Ａｌ2 Ｏ3 ，ＳｉＯX 等の無機物
をフィルムに蒸着したもの）の少なくとも１種以上を含
むものが挙げられる。剥離層７の厚さは、通常、１０〜
１００μｍ程度とされる。
【００２６】なお、鮮度保持層５と剥離層７との接合強
度は、ＪＩＳ Ｚ−１７０７に示されるヒートシール強
さの項目に準じた測定条件で、５０ｇ／１５ｍｍ以下、
特に２０ｇ／１５ｍｍ以下とすることが好ましい。これ
は、剥離層７を容易に剥離可能とするためである。
度は、ＪＩＳ Ｚ−１７０７に示されるヒートシール強
さの項目に準じた測定条件で、５０ｇ／１５ｍｍ以下、
特に２０ｇ／１５ｍｍ以下とすることが好ましい。これ
は、剥離層７を容易に剥離可能とするためである。
【００２７】なお、図３に示されるように前記易透過性
の基材３の表面（鮮度保持層５を設ける面と反対側の
面）に、さらに難透過性の材料からなる剥離層７’を剥
離可能に設けて鮮度保持用ラベルを形成してもよい。こ
の場合の剥離層７’と基材３の接合強度も、前記鮮度保
持層５と剥離層７との接合強度と同等に設定される。
の基材３の表面（鮮度保持層５を設ける面と反対側の
面）に、さらに難透過性の材料からなる剥離層７’を剥
離可能に設けて鮮度保持用ラベルを形成してもよい。こ
の場合の剥離層７’と基材３の接合強度も、前記鮮度保
持層５と剥離層７との接合強度と同等に設定される。
【００２８】上述してきたような鮮度保持用ラベル１
は、図２に示されるように剥離層７が剥がされた後、図
４に示されるように、包装用容器５０の内側から貼付し
て使用される（図３のラベルの場合には、剥離層７，
７’が剥される）。この際、包装用容器５０は、イソチ
オシアン酸エステル蒸気が透過しにくい難透過性の部分
を備え、この難透過性の部分に剥離後のラベルが貼り付
けられる。
は、図２に示されるように剥離層７が剥がされた後、図
４に示されるように、包装用容器５０の内側から貼付し
て使用される（図３のラベルの場合には、剥離層７，
７’が剥される）。この際、包装用容器５０は、イソチ
オシアン酸エステル蒸気が透過しにくい難透過性の部分
を備え、この難透過性の部分に剥離後のラベルが貼り付
けられる。
【００２９】こうすることにより、ラベルの易透過性の
基材３を透過してイソチオシアン酸エステル蒸気が包装
用容器５０内に徐々に流入し、内容物である食品２０の
鮮度保持が図られる。
基材３を透過してイソチオシアン酸エステル蒸気が包装
用容器５０内に徐々に流入し、内容物である食品２０の
鮮度保持が図られる。
【００３０】包装用容器５０の難透過性の部分を構成す
る材料としては、前記剥離層７と同様な特性ないしは物
性を有するものを適宜選定して用いれば良い。
る材料としては、前記剥離層７と同様な特性ないしは物
性を有するものを適宜選定して用いれば良い。
【００３１】このような難透過性の部分は、通常、容器
５０の一部分に形成されたり、あるいは容器全体に形成
される。
５０の一部分に形成されたり、あるいは容器全体に形成
される。
【００３２】ここで包装用容器５０の形態としては、パ
ウチ形状、トレー＋フィルムの形状、トレー＋蓋材の形
状、トレー＋ラップフィルムの形状、トレー＋蓋材＋ラ
ップフィルム形状、紙カートン形状、等任意の形態が可
能である。
ウチ形状、トレー＋フィルムの形状、トレー＋蓋材の形
状、トレー＋ラップフィルムの形状、トレー＋蓋材＋ラ
ップフィルム形状、紙カートン形状、等任意の形態が可
能である。
【００３３】さらに、図４に示されるように、包装用容
器５０の一部または全部をイソチオシアン酸エステル蒸
気濃度の調整用の包装材料とすることができる。本図
は、上方の包装材料５１をイソチオシアン酸エステル蒸
気難透過性のフィルム（いわゆる難透過性部分に構成）
とし、下方のフィルム５３をイソチオシアン酸エステル
蒸気濃度の調整用フィルムとした例である。
器５０の一部または全部をイソチオシアン酸エステル蒸
気濃度の調整用の包装材料とすることができる。本図
は、上方の包装材料５１をイソチオシアン酸エステル蒸
気難透過性のフィルム（いわゆる難透過性部分に構成）
とし、下方のフィルム５３をイソチオシアン酸エステル
蒸気濃度の調整用フィルムとした例である。
【００３４】ここで、イソチオシアン酸エステル蒸気濃
度の調整用の包装材料とは、例えば、イソチオシアン
酸エステル蒸気を吸着しやすい材質のフィルムおよびシ
ート、イソチオシアン酸エステル蒸気を透過させやす
いフィルムおよびシート等が挙げられる。また、包装用
容器５０外部にイソチオシアン酸エステル蒸気を流出さ
せる目的で包装用容器５０の一部に連通孔を設けたり、
トレーと蓋材の間に隙間部分を設けることも当然可能で
ある。
度の調整用の包装材料とは、例えば、イソチオシアン
酸エステル蒸気を吸着しやすい材質のフィルムおよびシ
ート、イソチオシアン酸エステル蒸気を透過させやす
いフィルムおよびシート等が挙げられる。また、包装用
容器５０外部にイソチオシアン酸エステル蒸気を流出さ
せる目的で包装用容器５０の一部に連通孔を設けたり、
トレーと蓋材の間に隙間部分を設けることも当然可能で
ある。
【００３５】このような包装用容器５０の構成にするこ
とにより、包装用容器５０中のイソチオシアン酸エステ
ル濃度の調整が可能になり得る（特に、濃度が過剰の場
合）。
とにより、包装用容器５０中のイソチオシアン酸エステ
ル濃度の調整が可能になり得る（特に、濃度が過剰の場
合）。
【００３６】また、包装用容器５０の内側の形成材料を
イソチオシアン酸エステル蒸気を吸着しやすい材質のフ
ィルムまたはシートとし、その外側の形成材料を酸素バ
リアー性のフィルムまたはシートをすることにより、酸
素バリアー効果が付与される。この場合は包装用容器５
０の中に脱酸素剤を封入することや不活性ガス充填包装
することも可能になる。
イソチオシアン酸エステル蒸気を吸着しやすい材質のフ
ィルムまたはシートとし、その外側の形成材料を酸素バ
リアー性のフィルムまたはシートをすることにより、酸
素バリアー効果が付与される。この場合は包装用容器５
０の中に脱酸素剤を封入することや不活性ガス充填包装
することも可能になる。
【００３７】イソチオシアン酸エステル蒸気濃度の調整
・設定は、以下の条件を目安にして行われることが好ま
しい。まず、鮮度保持効果の目安としては、内容物（食
品２０）を同封しない包装容器５０を用いて、容器内の
イソチオシアン酸エステル濃度が４８時間以内に５ｐｐ
ｍ（Ｖ／Ｖ）以上、その最大値が１０ｐｐｍ（Ｖ／Ｖ）
以上となるように設定する。ここで、包装容器５０の空
間（空気体積）は、食品２０を同封した時と同等とする
必要がある。また、開封時のワサビ臭の目安としては、
食品を同封した状態で、４８０時間以内に１０ｐｐｍ
（Ｖ／Ｖ）以下となるように設定する。上記イソチオシ
アン酸エステル濃度の調整・設定は、空間率、容器面
積、容器材料、ラベルの鮮度保持層５中のイソチオシア
ン酸エステル含有量等を適宜選択することより行われ
る。
・設定は、以下の条件を目安にして行われることが好ま
しい。まず、鮮度保持効果の目安としては、内容物（食
品２０）を同封しない包装容器５０を用いて、容器内の
イソチオシアン酸エステル濃度が４８時間以内に５ｐｐ
ｍ（Ｖ／Ｖ）以上、その最大値が１０ｐｐｍ（Ｖ／Ｖ）
以上となるように設定する。ここで、包装容器５０の空
間（空気体積）は、食品２０を同封した時と同等とする
必要がある。また、開封時のワサビ臭の目安としては、
食品を同封した状態で、４８０時間以内に１０ｐｐｍ
（Ｖ／Ｖ）以下となるように設定する。上記イソチオシ
アン酸エステル濃度の調整・設定は、空間率、容器面
積、容器材料、ラベルの鮮度保持層５中のイソチオシア
ン酸エステル含有量等を適宜選択することより行われ
る。
【００３８】ここで、内容物を同封しない包装容器５０
内のイソチオシアン酸エステル濃度が４８時間以内に５
ｐｐｍ（Ｖ／Ｖ）以上の濃度に達しない場合には、鮮度
保持効果が発現する前に微生物が増殖してしまう恐れが
あり好ましくない。また、イソチオシアン酸エステル濃
度の最大値が１０ｐｐｍ（Ｖ／Ｖ）未満であると、微生
物の増殖抑制効果が薄れるため、鮮度保持効果が期待で
きず好ましくない。
内のイソチオシアン酸エステル濃度が４８時間以内に５
ｐｐｍ（Ｖ／Ｖ）以上の濃度に達しない場合には、鮮度
保持効果が発現する前に微生物が増殖してしまう恐れが
あり好ましくない。また、イソチオシアン酸エステル濃
度の最大値が１０ｐｐｍ（Ｖ／Ｖ）未満であると、微生
物の増殖抑制効果が薄れるため、鮮度保持効果が期待で
きず好ましくない。
【００３９】また、内容物を同封する包装容器５０内の
イソチオシアン酸エステル濃度が４８０時間以内に１０
ｐｐｍ（Ｖ／Ｖ）以下の濃度にならない場合には、開封
時のワサビ臭が問題となる場合があり好ましくない。
イソチオシアン酸エステル濃度が４８０時間以内に１０
ｐｐｍ（Ｖ／Ｖ）以下の濃度にならない場合には、開封
時のワサビ臭が問題となる場合があり好ましくない。
【００４０】ここで、鮮度保持効果に関するイソチオシ
アン酸エステル濃度の設定が、内容物を同封しない空容
器を基準とするのは、内容物（食品２０）によってイソ
チオシアン酸エステル吸着量が異なるため、食品同封下
でのイソチオシアン酸エステル濃度の推移が基準と成り
得ないためである。なお、食品２０を収納する包装用容
器５０とラベル１とによって、商品である保存容器４０
が形成される。
アン酸エステル濃度の設定が、内容物を同封しない空容
器を基準とするのは、内容物（食品２０）によってイソ
チオシアン酸エステル吸着量が異なるため、食品同封下
でのイソチオシアン酸エステル濃度の推移が基準と成り
得ないためである。なお、食品２０を収納する包装用容
器５０とラベル１とによって、商品である保存容器４０
が形成される。
【００４１】以下、具体的実験例を示し本発明をさらに
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００４２】実験例１ 以下の組成で、イソチオシアン酸エステル含有粘着剤
（鮮度保持層組成物）を作成した。
（鮮度保持層組成物）を作成した。
【００４３】 ・アクリル酸２−エチルヘキシン ７５ 重量部 ・アクリル酸メチル １８ 重量部 ・無水マレイン酸 １．５重量部 ・ヘキサメチレンジアミン ０．５重量部 ・イソチオシアン酸アリルエステル ５ 重量部 ・酢酸エチル ３００ 重量部 このような粘着剤を厚さ６０μｍのポリエチレンのフィ
ルム（易透過性のフィルム基材３）の上に、固形物換算
で５０ｇ／ｍ2 の割合で塗布し、鮮度保持層５を形成し
た。このものを８０ｍｍ×５０ｍｍにカッティングし、
予め準備していた厚さ３０μｍのポリエチレンテレフタ
レートのフィルム（剥離層７）に貼付して鮮度保持ラベ
ル１が連続的に繋がった巻き取り体を作成した。
ルム（易透過性のフィルム基材３）の上に、固形物換算
で５０ｇ／ｍ2 の割合で塗布し、鮮度保持層５を形成し
た。このものを８０ｍｍ×５０ｍｍにカッティングし、
予め準備していた厚さ３０μｍのポリエチレンテレフタ
レートのフィルム（剥離層７）に貼付して鮮度保持ラベ
ル１が連続的に繋がった巻き取り体を作成した。
【００４４】このような鮮度保持用ラベル１を用いて
（剥離層７は剥離除去される）、実際に保存用容器４０
を作製する作業を行った。すなわち、大きさ１５０ｍｍ
×２５０ｍｍのポリエチレンテレフタレート（厚さ１２
μｍ）からなるパウチ（包装用容器５０）の中に、切り
餅（厚さ１５ｍｍ，幅４０ｍｍ，長さ６０ｍｍ）１０個
を封入するとともに、パウチの内側に鮮度保持用ラベル
１を貼付する包装作業を実際に行ってみたところ、ラベ
ルの剥離層７を剥離することにより、始めて鮮度保持効
果が発現するため、経時的な鮮度保持効果の劣化が少な
く、また、作業時の刺激臭も極めて低減されることが確
認された。
（剥離層７は剥離除去される）、実際に保存用容器４０
を作製する作業を行った。すなわち、大きさ１５０ｍｍ
×２５０ｍｍのポリエチレンテレフタレート（厚さ１２
μｍ）からなるパウチ（包装用容器５０）の中に、切り
餅（厚さ１５ｍｍ，幅４０ｍｍ，長さ６０ｍｍ）１０個
を封入するとともに、パウチの内側に鮮度保持用ラベル
１を貼付する包装作業を実際に行ってみたところ、ラベ
ルの剥離層７を剥離することにより、始めて鮮度保持効
果が発現するため、経時的な鮮度保持効果の劣化が少な
く、また、作業時の刺激臭も極めて低減されることが確
認された。
【００４５】さらに、保存用容器４０を３０℃で１年間
保存したところ、切り餅への臭いの移行はなく、しかも
黴等の微生物による腐敗もなく、切り餅本来の味が維持
され
保存したところ、切り餅への臭いの移行はなく、しかも
黴等の微生物による腐敗もなく、切り餅本来の味が維持
され
【００４６】
【発明の効果】本発明の鮮度保持用ラベルは、イソチオ
シアン酸エステル蒸気が透過しやすい易透過性の基材
と、この基材の上に形成されたイソチオシアン酸エステ
ルを含有する鮮度保持層と、この鮮度保持層の上に剥離
可能に形成された剥離層を備え、剥離層を剥して始めて
多量のイソチオシアン酸エステル蒸気が一時的に流出す
るのみなので、経時的な鮮度保持効果の劣化が少なく、
また作業時の刺激臭も極めて低減されるという効果を奏
する。これにより、快適な作業環境と安定した鮮度保持
効果を同時に得ることができる。また、包装の自動化に
も適する。
シアン酸エステル蒸気が透過しやすい易透過性の基材
と、この基材の上に形成されたイソチオシアン酸エステ
ルを含有する鮮度保持層と、この鮮度保持層の上に剥離
可能に形成された剥離層を備え、剥離層を剥して始めて
多量のイソチオシアン酸エステル蒸気が一時的に流出す
るのみなので、経時的な鮮度保持効果の劣化が少なく、
また作業時の刺激臭も極めて低減されるという効果を奏
する。これにより、快適な作業環境と安定した鮮度保持
効果を同時に得ることができる。また、包装の自動化に
も適する。
【図１】本発明の鮮度保持用ラベルの一実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図２】本発明の鮮度保持用ラベルから剥離層を剥離す
る状態を示す断面図である。
る状態を示す断面図である。
【図３】本発明の鮮度保持用ラベルの他の一実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図４】本発明の鮮度保持用ラベルを包装用容器に貼付
した概略の状態を示す断面図である。
した概略の状態を示す断面図である。
１…鮮度保持用ラベル ３…易透過性の基材 ５…鮮度保持層 ７…剥離層 ４０…保存用容器 ５０…包装用容器
Claims (5)
- 【請求項１】 イソチオシアン酸エステル蒸気が透過し
やすい易透過性の基材と、この基材の上に形成されたイ
ソチオシアン酸エステルを含有する鮮度保持層と、この
鮮度保持層の上に剥離可能に形成された剥離層を備える
ことを特徴とする鮮度保持用ラベル。 - 【請求項２】 前記イソチオシアン酸エステル蒸気が透
過しやすい易透過性の基材は、ポリエチレンフィルム、
エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルム、ポリプロピレ
ンフィルム、ポリスチレンフィルム、アイオノマーフィ
ルム、塩化ビニルフィルム、ポリブタジエンフィルム、
ポリメチルペンテンフィルムから選択される１種以上の
フィルム、あるいはそれらの１種以上と通気性包装材料
との貼合品であることを特徴とする請求項１に記載の鮮
度保持用ラベル。 - 【請求項３】 前記通気性包装材料が、紙、不織布、微
細連通加工を施したプラスチックフィルム、無機フィラ
ーを添加し延伸加工を施したプラスチックフィルムの１
種以上であることを特徴とする請求項２に記載の鮮度保
持用ラベル。 - 【請求項４】 請求項１の鮮度保持用ラベルの剥離層を
剥離除去し、このものを、鮮度保持対象である食品を収
納する包装用容器に貼り付けた保存用容器であって、 前記包装用容器は、イソチオシアン酸エステル蒸気が透
過しにくい難透過性の部分を備え、この難透過性の部分
に容器の内側から前記鮮度保持用ラベルが貼り付けられ
ていることを特徴とする保存用容器。 - 【請求項５】 前記難透過性の部分は、ポリエステルフ
ィルム、ポリアミドフィルム、ポリアクリルニトリルフ
ィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリ塩化ビニリ
デンコートフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体鹸
化物フィルム、ポリビニルアルコールフィルム、アルミ
箔、アルミ蒸着フィルム、無機物蒸着フィルムの少なく
とも１種以上を含むものであることを特徴とする請求項
４に記載の保存用容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18322593A JPH0720784A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 鮮度保持用ラベルおよびこれを使用した保存用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18322593A JPH0720784A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 鮮度保持用ラベルおよびこれを使用した保存用容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0720784A true JPH0720784A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=16131985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18322593A Pending JPH0720784A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 鮮度保持用ラベルおよびこれを使用した保存用容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720784A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003171208A (ja) * | 2001-11-30 | 2003-06-17 | Rengo Co Ltd | 揮散性薬剤含有粘着シート状物 |
| JP2004168717A (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-17 | Lintec Corp | 害虫忌避シート、害虫忌避シートの製造方法、食品用包装材および食品用包装体 |
| EP1559330A1 (en) * | 2002-09-30 | 2005-08-03 | Yuichiro Uchida | Sushi manufacturing and distributing system |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18322593A patent/JPH0720784A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003171208A (ja) * | 2001-11-30 | 2003-06-17 | Rengo Co Ltd | 揮散性薬剤含有粘着シート状物 |
| EP1559330A1 (en) * | 2002-09-30 | 2005-08-03 | Yuichiro Uchida | Sushi manufacturing and distributing system |
| EP1559330A4 (en) * | 2002-09-30 | 2005-11-09 | Yuichiro Uchida | SUSHIS MANUFACTURING AND DISTRIBUTION SYSTEM |
| JP2004168717A (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-17 | Lintec Corp | 害虫忌避シート、害虫忌避シートの製造方法、食品用包装材および食品用包装体 |
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