JPH0720673A - 加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents

加熱装置及び画像形成装置

Info

Publication number
JPH0720673A
JPH0720673A JP5191987A JP19198793A JPH0720673A JP H0720673 A JPH0720673 A JP H0720673A JP 5191987 A JP5191987 A JP 5191987A JP 19198793 A JP19198793 A JP 19198793A JP H0720673 A JPH0720673 A JP H0720673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
temperature
heater
heating member
heated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5191987A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Takeuchi
竹内  昭彦
Koichi Tanigawa
耕一 谷川
Takayasu Yunamochi
貴康 弓納持
Hiroaki Sakai
宏明 酒井
Kazuro Ono
和朗 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5191987A priority Critical patent/JPH0720673A/ja
Publication of JPH0720673A publication Critical patent/JPH0720673A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通電により発熱するヒーターを有し、該ヒー
ターの発熱により加熱される加熱部材1と、該加熱部材
に圧接させた加圧部材2との圧接ニップ部に被加熱材を
給送して挟持搬送させて加熱処理する加熱装置につい
て、加熱部材1として熱容量の小さいものを用いても非
通紙部昇温を防止できるようにして、装置のウォーム・
アップ時間の短縮化、加熱部材の低コスト化を可能にす
ること、ヒーター点燈時の突入電流を小さくして周辺機
器への悪影響を防止すること。 【構成】 加熱部材1は第1と第2の2本のヒーターH
1・H2を有し、第1と第2のヒーターの熱分布の最大
ピーク位置がそれぞれ、装置へ給送される最小サイズ被
加熱材の圧接ニップ部における通紙域内と、非通紙域部
分とにあり、加熱部材の表面温度を検知する温度検知手
段9を含む制御系により第1及び第2のヒーターへの通
電が制御されて加熱部材の温度が所定に温調されるこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通電により発熱するヒ
ーターを有し、該ヒーターの発熱により加熱される加熱
部材と、該加熱部材に圧接させた加圧部材との圧接ニッ
プ部に被加熱材を給送して挟持搬送させて加熱処理する
加熱装置に関する。
【0002】また、該加熱装置を画像加熱定着装置とし
て備える画像形成装置に関する。
【0003】
【従来の技術】上記のような加熱装置の具体例として、
複写機・レーザービームプリンター・ファクシミリ・マ
イクロフィルムリーダプリンター・画像表示(ディスプ
レイ)装置・記録機等の画像形成装置において、電子写
真・静電記録・磁気記録等の適宜の画像形成プロセス手
段により加熱溶融性の樹脂等より成るトナーを用いて画
像支持体としての被記録材(エレクトロファックスシー
ト・静電記録シート・転写材シート・印刷紙など)の面
に直接方式もしくは間接(転写)方式で形成した目的の
画像情報に対応した未定着のトナー画像(被定着像)を
該画像を担持している被記録材面に永久固着画像として
加熱定着処理するヒートローラ方式の画像加熱定着装置
が挙げられる。
【0004】以下、このヒートローラ方式の画像加熱定
着装置を例にして説明する。図13は該装置の一例の概
略構成を示す横断面模型図である。
【0005】1は加熱部材としての定着ローラ(ヒート
ローラ、熱ローラ)、2は加圧部材としての加圧ローラ
であり、上下に互いに並行に配列して所定の押圧力をも
って圧接させ、それぞれ両端側を不図示の装置フレーム
の側板間に回転自在に軸受保持させてある。
【0006】定着ローラ1は、一例として、アルミニウ
ムや鉄等の中空芯金3の外周面にPFA,PTFE等の
離型性樹脂層4を設け、中空芯金3の中に加熱源として
のハロゲンヒーターHを挿入具備させ、ローラ表面にサ
ーミスタ等の温度検知素子9を当接させた構成のもので
ある。
【0007】加圧ローラ2は、一例として、アルミニウ
ムや鉄等の金属芯金6に同心一体にローラ状に、耐熱性
を有しかつ硬度の低いスポンジ層7を設け、その外周面
にPFA等の離型性の高い樹脂による被覆層8を形成し
た構成のものである。
【0008】Nは定着ローラ1と加圧ローラ2の相互圧
接ニップ部(定着ニップ部)である。
【0009】定着ローラ1は不図示の駆動系により矢示
の時計方向aに所定の周速度をもって回転駆動され、加
圧ローラ2はこの定着ローラ1に従動して回転する。
【0010】定着ローラ1はハロゲンヒーターHに不図
示の通電回路から通電がなされて該ヒーターが発熱する
ことにより加熱され、該定着ローラ1の表面温度が温度
検知素子9により検知され、その検知温度情報が不図示
の温度制御回路へフィードバックされてこの温度検知素
子9の検知温度出力が所定の一定となるように通電回路
によるヒーターHへの通電が制御される。
【0011】即ち、定着ローラ1の表面温度が所定の定
着温度に維持されるようにハロゲンヒーターHへの通電
が制御される。
【0012】而して、定着ローラ1・加圧ローラ2が回
転されていて、定着ローラ1が所定の定着温度に温調さ
れている状態において、不図示の作像機構A側から未定
着トナー画像12を形成担持させた被加熱材としての被
記録材(以下、用紙と記す)13が搬送されて入口ガイ
ド14によって定着ローラ1と加圧ローラ2の圧接部で
ある定着ニップ部Nへ導かれ、この定着ニップ部Nを挟
持搬送されることにより、該定着ニップ部Nにて用紙1
3上の未定着トナー画像12が熱と圧力によって該用紙
13面に永久固着画像として定着化される。画像加熱定
着処理を受けた用紙13は装置を出て画像形成物(コピ
ー、プリント)として出力される。
【0013】5は定着ニップ部Nを通過した用紙13の
定着ローラ1への巻き込みを防止する用紙分離爪であ
る。
【0014】被加熱材としての各種サイズの用紙13の
装置に対する給送方式としては、片側搬送基準方式と、
中央搬送基準方式の2方式がある。
【0015】片側搬送基準方式による用紙の給送は、図
14の(a)に示したように、定着ローラ1と加圧ロー
ラ2との定着ニップ部Nの長手方向(用紙13の搬送方
向に直角方向)の左端側又は右端側の一方に設定した、
用紙13の搬送方向に並行な基線Oに対して大小どのサ
イズの用紙も該基線O側の側辺を一致させて給送させる
ものである。
【0016】中央搬送基準方式による用紙の給送は、図
14の(b)の示すように、定着ローラ1と加圧ローラ
2との定着ニップ部Nの長手方向中央に設定した、用紙
13の搬送方向に並行な基線Oに対して大小どのサイズ
の用紙も該用紙の左右2等分中央線を一致させて給送さ
せるものである。
【0017】片側搬送基準方式の場合は中央搬送基準方
式の場合に比べて、用紙13の横方向のレジストレーシ
ョンが容易であるという利点、また定着ローラ1の表面
温度の検知を図14の(a)のように温度検知素子9を
片側搬送基準基線O側の非画像領域或いは非通紙領域の
定着ローラ部分に当接させて配設して定着ローラ1の温
調制御ができ、これにより温度検知素子9が当接してい
る定着ローラ部分の汚れやキズ付きに起因する画像不良
の発生を防止できるという利点がある。
【0018】中央搬送基準方式の場合は、温度検知素子
9を上述片側搬送基準方式と同様の定着ローラの端位置
(図14の(b)の2点鎖線位置)に設置すると、小サ
イズの用紙(小サイズ紙)を連続通紙したときの定着ロ
ーラ1の所謂「非通紙部昇温」現象のために通紙域と非
通紙域の温度差が大となって、通紙域の温度を正確に検
知できず定着ローラ1の温調が不正確になったり、或い
は温度検知手段がサーモスイッチ等の安全装置であった
場合に定着ローラ1の端部昇温が大きすぎて誤断線する
という不都合が生じる。
【0019】このため中央搬送基準方式の場合は、温度
検知素子9を図14の(b)の実線示のように大小どの
サイズの用紙の通紙域ともなる、定着ローラ1の長手方
向の略中央部位置に配設することになり、この結果、該
温度検知素子9が当接している定着ローラ部分が耐久に
より汚れたり、キズついたりし、また該当接部に堆留し
たトナーのボタ落ちを生じて、画像不良を発生する原因
となる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】片側搬送基準方式の場
合も次のような問題点があった。即ち、中央搬送基準方
式の場合は小サイズの用紙を通紙したときの、圧接ニッ
プ部Nにおける非通紙域は図14の(b)のように通紙
域を中にしてその左右側に2分されて生じるが、片側搬
送基準方式の場合は図14の(a)のように通紙域の片
側に大きく生じるため、小サイズの用紙を連続通紙した
とき、通紙域側である定着ローラ1の左側と、非通紙域
側である定着ローラ1の右側とで熱の持出し量が大きく
異なってしまい著しい非通紙部昇温を生じやすい。
【0021】この著しい非通紙部昇温で装置にダメージ
を生じさせないためには定着ローラ1の熱容量を大きく
しなければならず、そのために定着ローラ1の芯金3の
肉厚が必要以上に厚くなってしまって、装置のウォーム
・アップの時間が長くなったり、定着ローラのコストが
高くなるなどの不都合があった。
【0022】また、片側搬送基準方式、中央搬送基準方
式の何れの装置においても、通紙速度を速くするに従
い、ヒーターHの発熱量を大きくしなければ用紙13に
よる熱の持出し量を補えなくなるわけであるが、従来ヒ
ーターHとして主に用いられるハロゲンヒーターにおい
ては、点燈時(オン時)の突入電流が定常状態に比べて
非常に大きいため、例えば700W程度のハロゲンヒー
ターを家庭用電源(商用AC100V電源)でオン・オ
フすると、同一電源ライン内で瞬間的な電圧降下を生じ
るという問題があった。
【0023】このような電圧降下による弊害は、同一電
源ライン内に、例えばパーソナルコンピューター等が接
続されている場合にCRT画像が瞬間的に歪む等の現象
が生じることで一般的には知られている他、周辺機器に
対する誤動作等の影響も懸念されるものである。
【0024】そこで本発明は、被加熱材を片側搬送基準
方式で給送するこの種の加熱装置について、加熱部材と
して熱容量の小さいものを用いても非通紙部昇温を防止
できるようにして、装置のウォーム・アップ時間の短縮
化、加熱部材の低コスト化を可能にすること、ヒーター
点燈時の突入電流を小さくして周辺機器への悪影響を防
止すること等を目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする加熱装置及び画像形成装置である。
【0026】(1)通電により発熱するヒーターを有
し、該ヒーターの発熱により加熱される加熱部材と、該
加熱部材に圧接させた加圧部材との圧接ニップ部に被加
熱材を給送して挟持搬送させて加熱処理する加熱装置で
あり、被加熱材は加熱部材と加圧部材との圧接ニップ部
に対して片側搬送基準にて給送され、加熱部材は第1と
第2の2本のヒーターを有し、第1のヒーターは装置へ
給送される最小サイズ被加熱材の圧接ニップ部における
通紙域内に熱分布の最大ピーク位置があり、第2のヒー
ターは装置へ給送される最小サイズ被加熱材の圧接ニッ
プ部における非通紙域部分に熱分布の最大ピーク位置が
あり、加熱部材の表面温度を検知する温度検知手段を含
む制御系により第1及び第2のヒーターへの通電が制御
されて加熱部材の温度が所定に温調されることを特徴と
する加熱装置。
【0027】(2)加熱部材が、金属の薄肉中空芯金の
表面に離型層を設けてなるローラであることを特徴とす
る(1)に記載の加熱装置。
【0028】(3)第1のヒーターと第2のヒーターを
オンさせる際に所定の時間間隔を設けて順次オンさせ該
両ヒーターを同一時間において同時にオンさせないよう
にヒーターの駆動を制御することを特徴とする(1)に
記載の加熱装置。
【0029】(4)装置へ給送される被加熱材のサイズ
情報と、加熱部材の前記温度検知手段の検知温度情報を
もとに、第1及び第2のヒーターの駆動を制御すること
を特徴とする(1)に記載の加熱装置。
【0030】(5)前記温度検知手段を、加熱部材表面
の被加熱材片側搬送基準基線側における非画像領域、好
ましくは非通紙領域に設置したことを特徴とする(1)
に記載の加熱装置。
【0031】(6)被加熱材が画像定着すべき未定着顕
画剤像を支持した被記録材であり、該被記録材に未定着
顕画剤像を加熱定着させる画像加熱定着装置であること
を特徴とする(1)乃至(5)の何れかに記載の加熱装
置。
【0032】(7)前記(1)乃至(6)の何れかに記
載の加熱装置を、被記録材に未定着顕画剤像を加熱定着
させる画像加熱定着装置として備えることを特徴とする
画像形成装置。
【0033】
【作用】
a.上記の第1及び第2のヒーターの連係的なオン・オ
フ制御により、加熱部材として熱容量の小さいものを用
いても非通紙部昇温を実質的に発生させることなく加熱
部材の所定の加熱を行うことができて、装置のウォーム
・アップ時間の短縮化、加熱部材の低コスト化等を可能
にすることができる。
【0034】b.第1及び第2のヒーターは互いに点燈
時期をずらしてオンさせることができるため、それぞれ
の点燈時における突入電流は小さな値に抑えることが可
能であり、しかも定常点燈状態では両ヒーター分の熱量
を得ることができる。
【0035】このため、熱量としては第1と第2のヒー
ターの2本分のワッテッジを有する1本の大電力ヒータ
ーを用いた場合と同レベルを実現しながら、かつ互いに
時期をずらしてオン・オフされる第1及び第2のヒータ
ーのオン・オフ時に電源ラインに対して電圧降下等の悪
い影響を与えることがなかった。
【0036】c.温度検知手段を加熱部材の非通紙域の
表面に当接させて設けることができるため、耐久によ
り、加熱部材の温度検知手段当接部の表面にキズが生じ
ても、その加熱部材表面部分は非通紙域であるから、画
像加熱定着装置にあっては画像に悪影響を与えることが
ない。
【0037】
【実施例】
〈第1実施例〉(図1〜図7) (1)画像形成装置例(図1) 図1は転写式電子写真プロセス利用のレーザービームプ
リンターの概略構成図である。
【0038】21は回転ドラム型のOPC感光体であ
り、矢示の時計方向に所定の周速度(プロセススピー
ド)にて回転駆動される。
【0039】回転感光体21はコロナ帯電器22により
表面を均一にマイナス帯電処理された後、レーザースキ
ャナー23により目的の画像情報のレーザービーム走査
露光Lを受けることで静電潜像が形成される。その潜像
が現像器24で負極性トナーによる反転現像を受けてト
ナー画像として顕画される。
【0040】一方、用紙カセット28からピックアップ
ローラ29により用紙(転写材)13が1枚宛繰り出さ
れて、給紙ローラ30・レジストローラ31を経由して
感光体21とプラスの転写バイアスを印加した転写ロー
ラ25との圧接ニップ部(転写部)26へ所定のタイミ
ングで給送されてこの給送用紙13に対して回転感光体
21側のトナー画像が順次に転写されていく。
【0041】トナー画像の転写を受けた用紙13は搬送
ガイド32を通って、後述する定着装置50へ導入され
ることによりトナー画像の加熱定着処理を受けて画像形
成物(プリント、コピー)として出力される。
【0042】用紙13に対するトナー画像転写後の回転
感光体21はクリーニング装置27により転写残りトナ
ー等の付着残存物の除去を受けて清浄面化されて繰り返
して作像に供される。
【0043】本例の画像形成装置においては、用紙13
は片側搬送基準で装置内を給搬送される。
【0044】(2)定着装置50(図2・図3) 図2は定着装置50の概略構成の横断面模型図、図3は
縦断面模型図と第1及び第2のヒーターの配光分布(熱
分布)特性を示す図である。
【0045】該定着装置50の定着ローラ1には第1と
第2の2本のハロゲンヒーターH1・H2を挿入配設し
てある。その他の装置構成は前述図13の装置と同様で
あるから同一の構成部材・部分には同一の符号を付して
再度の説明を省略する。
【0046】定着ローラ1の芯金3の肉厚は定着ローラ
1の熱容量を決定するものであるため、装置(定着ロー
ラ)のウォーム・アップ時間を決定する要因となる。従
ってウォーム・アップ時間を短縮するには芯金3は強度
が高く熱伝導率が高い金属材をできるだけ薄肉化して用
いるのがよい。具体的には、定着ローラ1の芯金3の肉
厚は芯金径や設定温度にもよるが1.5mm以下、好まし
くは1mm以下とするのが良い。
【0047】定着ローラ1に挿入配設した第1と第2の
ハロゲンヒーターH1・H2はそれぞれ図3のような軸
方向に沿う配光分布を有するものである。即ち、第1の
ヒーターH1は装置へ片側搬送基準で給送される最小サ
イズ用紙(本実施例ではA5サイズ縦送りとする、また
最大サイズ用紙はA4サイズ縦送りとする)の圧接ニッ
プ部Nにおける通紙域内に熱分布の最大ピーク位置があ
る配光分布特性のものであり、第2のヒーターH2は装
置へ片側搬送基準で給送される最小サイズ用紙の圧接ニ
ップ部Nにおける非通紙域部分に熱分布の最大ピーク位
置がある配光分布特性のものである。
【0048】温度検知素子としてのサーミスタ9は片側
搬送基準基線O側の非通紙領域の定着ローラ表面に当接
させて配設してある。
【0049】(3)定着ローラ1の加熱制御(図4) 図4は本実施例における定着ローラ1の加熱制御のフロ
ーチャートである。
【0050】プリンターの電源をオンすると(ステップ
S1)、CPU40(図1)の制御信号により、初めに
トライアックやSSR(ソリッドステートリレー)等で
構成された第1のスイッチ回路41がオンされ、次に約
0.2秒後に第2のスイッチ回路42がオンとなり、A
C100V電源43の電圧が、まず第1のハロゲンヒー
ターH1に、続いて第2のハロゲンヒーターH2に印加
されて、定着ローラ1が加熱される(ステップ2)。
【0051】そして温度検知素子であるサーミスタ9に
より定着ローラ1の表面温度Tが測定され、Tが所定の
温度T0 になったとき、プリンターはプリント可能状態
となり、第1及び第2のヒーターH1・H2が共にオフ
(消燈)されて、レディ信号が出される(ステップS3
・S4)。
【0052】T<T0 のときは第1及び第2のヒーター
H1・H2とも信号はオン(点燈)状態にキープされる
ので、両ヒーターH1・H2は共にフル点燈である(ス
テップS3→S2)。
【0053】ステップS4のレディ状態はプリント命令
によりプリントが開始されるまで維持され、定着ローラ
1の表面温度は第1と第2のヒーターH1・H2のオン
・オフにより略T0 に保たれる(ステップS5→S
3)。
【0054】次にプリント命令が出ると、まず用紙カセ
ット28に設定された給紙サイズピン28aをセンサー
44が読み取り、使用用紙13がA4サイズかA5サイ
ズかを検出する(ステップS5→S6)。
【0055】A4サイズ用紙であると検出された場合に
は、第1と第2のヒーターH1・H2が前述(ステップ
S2)と同様にオン・オフを繰り返し、プリントをしな
がら定着ローラ1の表面温度がT1 (T1 ≧T0 )とな
るように温度制御される(ステップS7→S11)。
【0056】一方、使用用紙13がA5サイズであると
検知された場合には、プリント開始と共に第1のヒータ
ーH1のみがオン・オフを繰り返し、定着ローラ1の表
面温度がT2 (T2 ≧T0 )となるように温度制御がな
される(ステップS12→S16)。
【0057】(4)実験例1 定着ローラ1の芯金3を、厚さ0.7mmの炭素鋼で構成
し、その表面に厚さ50μmのPFAチューブ4を被覆
して、外径35mm、長さ240mmの定着ローラ1を形成
した。
【0058】そして、第1と第2のハロゲンヒーターH
1・H2共に定格400Wのヒーターを用い、この第1
と第2のヒーターH1・H2の配光分布を図3のような
配光分布とした。
【0059】また、加圧ローラ2としては、ステンレス
芯金6に同心一体に厚さ7mmの発砲シリコンゴム層7を
ローラ状に形成し、その表面に厚さ30μmのPFAチ
ューブ8を被覆し、上記定着ローラ1と同一外径で、長
さも略同一としたものを用いた。この加圧ローラ2の硬
度はASKER−Cにて40度であった。
【0060】定着ローラ1と加圧ローラ2は総圧10K
gで当接させ、約5mm幅のニップ部Nを形成させた。
【0061】用紙13はA4サイズ紙・A5サイズ紙と
も秤量75g/m2のものを用い、その走行速度は150mm
/秒とした。
【0062】以上の様な条件で、前述のT0 を160
℃、T1 及びT2 を190℃に設定して、前述図4のタ
イミングチャートに従ってプリントを実行した。
【0063】この結果、まず定着ローラ1の芯金3を
0.7mmと薄肉化できたため、プリンターの電源オンか
らレディ状態となるまでのウォーム・アップ時間を15
秒〜20秒程度と非常に短時間とすることが可能となっ
た。
【0064】次に、A4サイズ用紙を連続100枚プリ
ントしたところ、図5の実線グラフAに示したように、
100枚目においても定着ローラ1の表面温度は定着ロ
ーラの有効発熱長さ領域の全域にわたって略190℃に
保たれていて良好な定着性が得られた。
【0065】次に同様に、A5サイズ用紙を連続100
枚プリントしたところ、図5の一点鎖線グラフBに示し
たように、100枚目においても、定着ローラ1の非通
紙域に若干の温度低下が見られるものの、全体的には定
着ローラ1の表面温度は有効発熱長さ領域の全域にわた
り安定した温度を保っていた。
【0066】更に、上記の動作を通じて、第1及び第2
のハロゲンヒーターH1・H2は互いに点燈時期をずら
してオンさせることができるため、それぞれの点燈時に
おける突入電流は小さな値に抑えることが可能であり、
しかも定常点燈状態では400W×2=800Wの熱量
を得ることができる。
【0067】このため熱量としては800W×1本のヒ
ーターと同レベルを実現しながら、かつヒーターH1・
H2のオン・オフ時に電源ラインに対して電圧降下等の
悪い影響を与えることがなかった。
【0068】更にまた、サーミスタ9を定着ローラ1の
非通紙域の表面に当接させて設けることができるため、
耐久により、定着ローラ1のサーミスタ当接部の表面に
キズが生じても、その定着ローラ表面部分は非通紙域で
あるから、画像に悪影響を与えることがない。
【0069】(5)比較例 比較のために上記の実験例1において、定着ローラ1の
ヒーターH1・H2を、図13、図14の(a)のよう
に、長手に沿って図6のような発光分布を有する1本ヒ
ーターHとして、他は実験例1と同じにして検討を行な
った。
【0070】この結果、まずハロゲンヒーターHのワッ
テージは450W以下ではT=180℃に達することが
できず、600Wではプリンターの電源オンからレディ
状態となるまでに約35秒を要した。
【0071】一方、800WのハロゲンヒーターHを用
いると、前述の実験例1と同レベルの15〜20秒程度
でレディ状態とすることができた。
【0072】そこでハロゲンヒーターHのワッテージを
800Wとし、前述図4に準じたフローチャート(該ハ
ロゲンヒーターHを図4のフローチャートの第1のヒー
ターH1として動作させ、第2のヒーターH2の信号は
用いない)に従ってプリントを行なった。
【0073】まず、A4サイズの用紙を連続100枚プ
リントしたところ、図7の実線グラフAに示す如く、1
00枚目においても、定着ローラ1の表面温度は略全域
にわたり均一に、略190℃を保つことができた。
【0074】しかしながら、プリンターの電源投入時及
びレディ状態でT=T0 =160℃の温度調節を行なっ
ているとき及びプリント時において、ハロゲンヒーター
Hがオン・オフを繰り返す毎に大きな突入電流を生じ、
プリンターの電源ラインに電圧降下を生じた。
【0075】次に、A5サイズの用紙を連続通紙プリン
トしたところ、通紙域の定着ローラ部分の表面温度は略
190℃に保てたが、非通紙域の定着ローラ部分の表面
温度が著しく上昇し(非通紙部昇温)、30枚程度の通
紙にて該非通紙域の定着ローラ部分の表面温度が略36
0℃程度になって定着装置に熱損を生じた。このため1
00枚目の温度計測は不可能であった。
【0076】図7の一点鎖線グラフBはこのA5サイズ
30枚目通紙時における定着ローラ1の長手に沿う表面
温度分布である。
【0077】(6)実験例2 前述の実験例1は、レディ温度T0 を160℃として実
験を行なったが、実際のプリントにおいてはプリント命
令から用紙13が定着ローラ1に達するまでに感光体2
1の電位を整えたり、レーザーを走査光に変換するため
のスキャナー23(図1)を規定回転とするための時間
や、用紙13を転写域まで導入するための時間を要す
る。
【0078】本実験例2に用いた装置では、この時間が
略10秒程度であったため、レディ温度を100℃まで
下げても用紙13が定着ローラ1に到達する際には定着
ローラ1の表面温度を目標温度であるT1 (又はT2
=190℃とすることができ、良好な定着性が得られ
た。
【0079】この様にレディ温度をプリント時の約1/
2にできることにより、ファーストプリント時間(1枚
目のプリント完了時間)には影響を与えない範囲で、非
プリント時、即ちスタンバイ時のエネルギー消費量を1
/2以下と大幅に節約することが可能となり、省エネル
ギーを達成することができた。
【0080】〈第2の実施例〉(図8・図9) 前述の第1実施例においては、最大サイズ(A4)及び
最小サイズ(A5)の2種類の用紙13を通紙する場合
について説明を行なったが、第1及び第2のヒーターH
1・H2を適宜点滅させることにより、様々なサイズの
用紙を通紙して何れも最適な状態に画像加熱定着させる
こともできる。
【0081】本実施例はこの方法に関する。
【0082】まず、プリント中において、第1及び第2
のヒーターH1・H2の各々のヒーターを図8に示すよ
うな点燈サイクルにより点燈する。
【0083】この様に第1及び第2のヒーターH1・H
2を交互にオン・オフする様にすれば、第1及び第2の
ヒーターH1・H2が同時にオンすることがないので、
突入電流による電源変動を防止できる。
【0084】しかも用紙のサイズに応じてt0 ,t1
2 ,t3 (=t0 −t2 )を適切な値とすることによ
り、様々なサイズの用紙を通紙する際にも定着ローラ1
の左右での熱量が調節可能となり、定着ローラの表面温
度を適切な値に保つことも可能となる。
【0085】以下にこの第2実施例の実験例を示す。用
紙のサイズとして、A4、レター(LTR)、リーガル
(LGL)、B5、A5の5種類のサイズを用い、これ
等を横幅に応じて以下の3つのグループA〜Cに分け
て、それぞれにつきt0 〜t3を表1の如く設定した。
以下、これ等をそれぞれAモード点燈、Bモード点燈、
Cモード点燈と呼ぶ。
【0086】
【表1】 尚、表1のCモードでは、t2 =500 ミリ秒,t3 =0
となっているが、これは第1のヒーターH1を連続点燈
させ、第2のヒーターH2はオフさせておくということ
である。
【0087】このようにして、第1実施例と同様な装置
構成で、T0 =160℃,T1 =T2 =T3 =190℃
として、図9のようなフローチャートに従って全ての用
紙を縦方向の通紙として100枚連続でプリントを行な
った。
【0088】この結果、全てのサイズの用紙に対し良好
な定着を行なうことができた。
【0089】特に、B5サイズに関しては第1のヒータ
ーH1のみを用いたのでは定着ローラの右側端部側で表
面温度が低下してしまい、一方、第1のヒーターH1と
第2ヒーターH2を同時にフル点燈させた場合、非通紙
部での定着ローラ1の昇温が生じてしまうが、前述の様
に表1のモードで第2のヒーターH2を第1のヒーター
H2よりも少ない割合で点滅させてやることにより、連
続通紙時においても安定した定着性能を得ることができ
るようになった。
【0090】尚、図9のチャートにおいて、プリント時
に1枚目の用紙が定着ローラ1に到達するまでの時間に
限り、A〜Cモード点燈の代りに、第1及び第2のヒー
ターH1・H2を電源−オン時と同様にフル点燈させて
やれば、第1実施例における実験例2と同様にウォーム
・アップ時の温度目標値T0 を100℃程度に下げ、省
エネルギーを達成できる。
【0091】〈第3実施例〉(図10) 近年、プリント用紙の多様化は益々進み、A5サイズよ
りも幅が狭く、100mm前後の幅を有する封筒のような
用紙も多く使われるようになってきた。このような場合
においても、本発明は有効に使用することができる。
【0092】図10は封筒フィーダ45を設けた場合の
構成図を示すもので、封筒フィーダ45の設置の有無を
知らせるピン45aとセンサー46、及び封筒フィーダ
45内の用紙有無を知らせるセンサー(不図示)等によ
り、CPU40は封筒フィーダ45の状態を知ることが
できる。
【0093】実際に封筒の通紙を行なう際には、例え
ば、第2実施例の表1を参照し、予め封筒サイズをグル
ープCに入れておくと良い。
【0094】ただし、封筒の中には幅が特に狭く、長さ
の長いものも存在する。このような場合には、封筒フィ
ーダ45内の用紙サイズ検知(不図示)等を用いて通紙
する封筒のサイズを知り、表1のような点燈モード切換
えを行なうのに加えて、連続通紙時における封筒の通紙
間隔を同時に変更させ、例えば、極端に幅の狭い(80
mm程度以下)封筒の場合には通紙間隔を広げてやること
で、非通紙部の昇温をより効果的に防止することができ
る。
【0095】また、前述の第2実施例では、プリント時
の温度調整目標値をT1 =T2 =T3 =190℃とした
が、各々の値を異なる値で設定して良いのはもちろんで
あり、特に上記のような幅狭の封筒通紙時は上記温度調
整目標値を小さい値に変更するのも端部昇温防止や封筒
シワ防止等に対し有効である。
【0096】〈第4実施例〉(図11・図12) 上記第1〜第3実施例においては、温度検知素子9とし
てサーミスタを用いて温度調節する場合について主に説
明を行なったが、暴走検知用のサーモスイッチに関して
も、サーミスト9と同様、片側搬送基準方式の該装置に
おいて、定着ローラ1の片側搬送基準基線0側の非通紙
域の定着ローラ表面部分に配設することで定着ローラ1
の異常状態を検知して暴走を止めることができる。
【0097】定着ローラ1の通紙域内にサーモスイッチ
を当接させて配設すると、耐久による定着ローラのキズ
が問題となる。また定着ローラの片側搬送基準基線O側
とは反対側端部の非通紙域にサーモスイッチを設けたの
では小サイズ紙の通紙時における暴走状態を十分に検知
できない。
【0098】図11はサーミスタ9とサーモスイッチ4
7とを、定着ローラ1の片側搬送基準基線O側の非通紙
域の定着ローラ表面部分に当接させてローラ円周方向に
配列して設けたもので、サーミスタ9も、サーモスイッ
チ47も、良好な応答性を得るためには、共になるべく
第1のヒーターH1の近傍に配設するのが望ましい。図
11の(a)はサーミスタ9とサーモスイッチ47とも
第1のヒーターH1に近接させて設けた場合、(b)は
電源投入時の暴走阻止を重視して、サーモスイッチ47
を特に優先して第1のヒーターH1に近接させた場合の
例を示すものである。
【0099】また図12は、サーモスイッチ47の配線
の一例を示すものであり、第1及び第2のヒーターH1
・H2を共に断線できるようにしたものである。
【0100】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被加熱材
を片側搬送基準方式で給送するこの種の加熱装置につい
て、加熱部材として熱容量の小さいものを用いても非通
紙部昇温を防止できて装置のウォーム・アップ時間の短
縮化、加熱部材の低コスト化を可能にすることができ、
またヒーター点燈時の突入電流を小さくして周辺機器へ
の悪影響を防止することもでき、所期の目的がよく達成
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のプリンターの概略構成図
【図2】 定着装置の概略構成の横断面模型図
【図3】 定着装置の縦断面模型図と、第1及び第2の
ヒーターの配光分布(熱分布)特性図
【図4】 定着ローラの加熱制御のフローチャート
【図5】 実験例1の定着ローラ温度制御結果のグラフ
【図6】 比較例で用いたハロゲンヒーターの配光分布
特性図
【図7】 比較例の定着ローラ温度制御結果のグラフ
【図8】 第2実施例の定着装置の第1及び第2のヒー
ター点燈サイクルタイミングチャート
【図9】 定着ローラの加熱制御のフローチャート
【図10】 第3実施例のプリンターの概略構成図
【図11】 (a)・(b)はそれぞれ第4実施例の定
着装置の要部の概略構成図
【図12】 第4実施例のプリンターの概略構成図
【図13】 ヒートローラ方式の画像加熱定着装置の一
例の概略構成を示す横断面模型図
【図14】 (a)は片側搬送基準方式による用紙給送
の説明図、(b)は中央搬送基準方式による用紙給送の
説明図
【符号の説明】
1 加熱部材としての定着ローラ H1・H2 第1及び第2のヒーター 2 加圧部材としての加圧ローラ 9 温度検知素子(サーミスタ) 13 被加熱材としての被記録材(転写材) 28 用紙カセット
フロントページの続き (72)発明者 酒井 宏明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小野 和朗 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電により発熱するヒーターを有し、該
    ヒーターの発熱により加熱される加熱部材と、該加熱部
    材に圧接させた加圧部材との圧接ニップ部に被加熱材を
    給送して挟持搬送させて加熱処理する加熱装置であり、 被加熱材は加熱部材と加圧部材との圧接ニップ部に対し
    て片側搬送基準にて給送され、 加熱部材は第1と第2の2本のヒーターを有し、第1の
    ヒーターは装置へ給送される最小サイズ被加熱材の圧接
    ニップ部における通紙域内に熱分布の最大ピーク位置が
    あり、第2のヒーターは装置へ給送される最小サイズ被
    加熱材の圧接ニップ部における非通紙域部分に熱分布の
    最大ピーク位置があり、 加熱部材の表面温度を検知する温度検知手段を含む制御
    系により第1及び第2のヒーターへの通電が制御されて
    加熱部材の温度が所定に温調されることを特徴とする加
    熱装置。
  2. 【請求項2】 加熱部材が、金属の薄肉中空芯金の表面
    に離型層を設けてなるローラであることを特徴とする請
    求項1に記載の加熱装置。
  3. 【請求項3】 第1のヒーターと第2のヒーターをオン
    させる際に所定の時間間隔を設けて順次オンさせ該両ヒ
    ーターを同一時間において同時にオンさせないようにヒ
    ーターの駆動を制御することを特徴とする請求項1に記
    載の加熱装置。
  4. 【請求項4】 装置へ給送される被加熱材のサイズ情報
    と、加熱部材の前記温度検知手段の検知温度情報をもと
    に、第1及び第2のヒーターの駆動を制御することを特
    徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  5. 【請求項5】 前記温度検知手段を、加熱部材表面の被
    加熱材片側搬送基準基線側における非画像領域、好まし
    くは非通紙領域に設置したことを特徴とする請求項1に
    記載の加熱装置。
  6. 【請求項6】 被加熱材が画像定着すべき未定着顕画剤
    像を支持した被記録材であり、該被記録材に未定着顕画
    剤像を加熱定着させる画像加熱定着装置であることを特
    徴とする請求項1乃至同5の何れかに記載の加熱装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1乃至同6の何れかに記載の
    加熱装置を、被記録材に未定着顕画剤像を加熱定着させ
    る画像加熱定着装置として備えることを特徴とする画像
    形成装置。
JP5191987A 1993-07-05 1993-07-05 加熱装置及び画像形成装置 Pending JPH0720673A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5191987A JPH0720673A (ja) 1993-07-05 1993-07-05 加熱装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5191987A JPH0720673A (ja) 1993-07-05 1993-07-05 加熱装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0720673A true JPH0720673A (ja) 1995-01-24

Family

ID=16283745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5191987A Pending JPH0720673A (ja) 1993-07-05 1993-07-05 加熱装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0720673A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7187880B2 (en) 2002-03-29 2007-03-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Thermal fixing device and image forming apparatus using the same
EP3276429A1 (en) * 2016-07-28 2018-01-31 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus and image forming apparatus

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7187880B2 (en) 2002-03-29 2007-03-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Thermal fixing device and image forming apparatus using the same
EP3276429A1 (en) * 2016-07-28 2018-01-31 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus and image forming apparatus
US10114318B2 (en) 2016-07-28 2018-10-30 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus and image forming apparatus
US10488792B2 (en) 2016-07-28 2019-11-26 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus and image forming apparatus that control electrical power supplied to first and second heat generating blocks
US10969712B2 (en) 2016-07-28 2021-04-06 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus and image forming apparatus that control electrical power supplied to first and second heat generating blocks

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4719489A (en) Recording apparatus having material feed mode dependent fixing control
JPH056043A (ja) 画像形成装置
JP2009186891A (ja) 画像形成装置
JP2007272032A (ja) 画像加熱装置
JPH0830125A (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JPH08220928A (ja) 画像形成装置
JP3282257B2 (ja) 定着装置
JP4598970B2 (ja) 画像形成装置
JPH11133801A (ja) 画像形成装置
JP2004287414A (ja) 像加熱装置及び画像形成装置
JP2004317654A (ja) 画像形成装置
JP3308692B2 (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JP4817525B2 (ja) 画像形成装置
JPH07114294A (ja) 定着装置
JPH0720673A (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JP3004877B2 (ja) 画像形成装置
JP3492082B2 (ja) 画像形成装置
JPH1020718A (ja) 画像形成装置
JP2006293080A (ja) 像加熱装置
JPH11167307A (ja) 画像形成装置
JP3777919B2 (ja) 定着装置
JP2001126856A (ja) 誘導加熱装置及び画像形成装置
JP2941587B2 (ja) 像加熱装置
JPS6392979A (ja) 定着温度制御装置
JP4099995B2 (ja) 定着装置