JPH0720642B2 - 射出成形用ホットランナーノズル - Google Patents
射出成形用ホットランナーノズルInfo
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- JPH0720642B2 JPH0720642B2 JP63183235A JP18323588A JPH0720642B2 JP H0720642 B2 JPH0720642 B2 JP H0720642B2 JP 63183235 A JP63183235 A JP 63183235A JP 18323588 A JP18323588 A JP 18323588A JP H0720642 B2 JPH0720642 B2 JP H0720642B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/27—Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
- B29C45/30—Flow control means disposed within the sprue channel, e.g. "torpedo" construction
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C45/28—Closure devices therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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-
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- B29C2045/306—Movable torpedoes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は溶融樹脂等をキャビティに注入して射出成形す
るためのホットランナーノズルに関し、特にその射出口
の開閉構造に関する。
るためのホットランナーノズルに関し、特にその射出口
の開閉構造に関する。
従来、射出成形用のホットランナーノズルは、第４図に
示されるように、固定型８に穿設された孔8aに樹脂シー
ル用のバルブ５とホットチップ６とが配置され、このバ
ルブ５とホットチップ６とは摺動面12を介して図の上下
方向に摺動可能とされていて、このバルブ５を上下動さ
せてゲート部７を機械的に連通・遮断する形式のものが
用いられていた。
示されるように、固定型８に穿設された孔8aに樹脂シー
ル用のバルブ５とホットチップ６とが配置され、このバ
ルブ５とホットチップ６とは摺動面12を介して図の上下
方向に摺動可能とされていて、このバルブ５を上下動さ
せてゲート部７を機械的に連通・遮断する形式のものが
用いられていた。
即ち、スプール11から注入された溶融樹脂15はランナー
１を通り、その注入圧によりバルブ５の先端部5aを図面
下方に押してゲート７が開かれ、これによって溶融樹脂
15がキャビティ９に注入される構造を有していた。尚、
型開き時には、可動型14を下方へ移動させることで成形
品が取り出される。
１を通り、その注入圧によりバルブ５の先端部5aを図面
下方に押してゲート７が開かれ、これによって溶融樹脂
15がキャビティ９に注入される構造を有していた。尚、
型開き時には、可動型14を下方へ移動させることで成形
品が取り出される。
この場合、ホットチップ６の外周部には加熱用ヒータ４
が設けられていて、ホットチップ６内の樹脂15が固化し
ないようにされている。また、これらバルブ５とホット
チップ６との間には、バルブ５を常に図面上方に付勢す
るためのコイルバネ（圧縮）３が装着されている。
が設けられていて、ホットチップ６内の樹脂15が固化し
ないようにされている。また、これらバルブ５とホット
チップ６との間には、バルブ５を常に図面上方に付勢す
るためのコイルバネ（圧縮）３が装着されている。
第５図には、ゲート７を開いたときの状態が示されてお
り、前述したように、溶融樹脂15の注入圧によりコイル
バネ（圧縮）３の付勢圧に抗してバルブ５が下方に移動
し、ゲート７が開かれる。このようにして、スプール11
から注入された樹脂15が、ランナー１を経てゲート７か
らキャビティ９に充填された時点で注入工程が終了し、
バルブ５には注入圧が加わらなくなる。
り、前述したように、溶融樹脂15の注入圧によりコイル
バネ（圧縮）３の付勢圧に抗してバルブ５が下方に移動
し、ゲート７が開かれる。このようにして、スプール11
から注入された樹脂15が、ランナー１を経てゲート７か
らキャビティ９に充填された時点で注入工程が終了し、
バルブ５には注入圧が加わらなくなる。
このため、注入圧によりそれまで圧縮されていたコイル
バネ（圧縮）３は元に状態に復帰する。これと同時にバ
ルブ５もバネ圧により元に位置に戻され、ゲート７はバ
ルブ５の先端部5aによって閉じられる。
バネ（圧縮）３は元に状態に復帰する。これと同時にバ
ルブ５もバネ圧により元に位置に戻され、ゲート７はバ
ルブ５の先端部5aによって閉じられる。
続いて第６図のように、可動型14を下方に移動させて型
開きを行い、成形品10が取り出される。
開きを行い、成形品10が取り出される。
即ち、従来は前記バルブ５を樹脂の注入圧とコイルバネ
（圧縮）３との作用で上下動させ、ゲート７を機械的に
連通・遮断するようになっていた。
（圧縮）３との作用で上下動させ、ゲート７を機械的に
連通・遮断するようになっていた。
しかしながら、前述した従来のホットランナーノズルに
あっては、バルブ５が上下動する際に、バルブ５に溶融
樹脂15が付着したままバルブ５とホットチップ６とが摺
動することとなるため、この摺動面12に溶融樹脂15が侵
入し、摺動面12の摩耗やカジリが発生するというおそれ
があった。
あっては、バルブ５が上下動する際に、バルブ５に溶融
樹脂15が付着したままバルブ５とホットチップ６とが摺
動することとなるため、この摺動面12に溶融樹脂15が侵
入し、摺動面12の摩耗やカジリが発生するというおそれ
があった。
また、この溶融樹脂15がコイルバネ（圧縮）３のケーシ
ング13にまで侵入し、コイルバネ（圧縮）３自身の作動
にも悪影響を及ぼすおそれがあった。
ング13にまで侵入し、コイルバネ（圧縮）３自身の作動
にも悪影響を及ぼすおそれがあった。
このため、第７図（ａ），（ｂ）に示されるように、樹
脂15の糸引き15aやドローリング15bが発生するという問
題があった。
脂15の糸引き15aやドローリング15bが発生するという問
題があった。
この発明はかかる課題を解決するために成されたもの
で、従来のホットランナーノズルで発生していた型開き
時の樹脂の糸引きやドローリングを防止し、連続的な安
定成形を可能とする射出成形用ホットランナーノズルの
提供を目的とする。
で、従来のホットランナーノズルで発生していた型開き
時の樹脂の糸引きやドローリングを防止し、連続的な安
定成形を可能とする射出成形用ホットランナーノズルの
提供を目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、ゲート部７を軸
心として固定型８に穿設された開口部8aに、スプライン
17a,17bを嵌入し、このスプライン17は、対向する円筒
部が部分的に切欠かれて断面扇形を成し、またこのスプ
ライン17と同一軸心のホットチップ６をギャップ21を介
して前記スプライン17の内側に回転自在に嵌合し、ホッ
トチップ６のゲート部方向端の外周面を部分的にカット
し、ホットチップ６の回転によりゲート部７においキャ
ビティ９とランナー1aとが選択的に連通・遮断可能とし
たことを特徴とする。
心として固定型８に穿設された開口部8aに、スプライン
17a,17bを嵌入し、このスプライン17は、対向する円筒
部が部分的に切欠かれて断面扇形を成し、またこのスプ
ライン17と同一軸心のホットチップ６をギャップ21を介
して前記スプライン17の内側に回転自在に嵌合し、ホッ
トチップ６のゲート部方向端の外周面を部分的にカット
し、ホットチップ６の回転によりゲート部７においキャ
ビティ９とランナー1aとが選択的に連通・遮断可能とし
たことを特徴とする。
本発明は以上の構成としたことで、ホットチップのゲー
ト部方向端の外周面が部分的にカットされているので、
キャビティへの樹脂注入時には、ゲート部においてこの
ホットチップ外周面のカット部分を介してランナーとキ
ャビティとが連通され、また、キャビティへの樹脂の充
填完了後は、ゲート部を軸心としてホットチップを強制
的に回転させ、ホットチップのゲート方向端の外周面に
設けられたカット部分の位置をズラしてランナーとキャ
ビティとを遮断し、同時にゲート部の樹脂はホットチッ
プの回転力によって自動的に切断されるという利点を有
する。
ト部方向端の外周面が部分的にカットされているので、
キャビティへの樹脂注入時には、ゲート部においてこの
ホットチップ外周面のカット部分を介してランナーとキ
ャビティとが連通され、また、キャビティへの樹脂の充
填完了後は、ゲート部を軸心としてホットチップを強制
的に回転させ、ホットチップのゲート方向端の外周面に
設けられたカット部分の位置をズラしてランナーとキャ
ビティとを遮断し、同時にゲート部の樹脂はホットチッ
プの回転力によって自動的に切断されるという利点を有
する。
以下、図面に基づき本発明の好適な一実施例を説明す
る。
る。
尚、以下の図面において、理解を容易にするため、前述
した第４図と同一部材には同一の符号を付すこととす
る。
した第４図と同一部材には同一の符号を付すこととす
る。
第１図（ａ）には本発明にかかる射出成形用ホットラン
ナーノズルの縦断面図が示されている。同図において、
ホットチップ６は円筒状を成しゲート部７を軸心として
回転自在に配置されている。
ナーノズルの縦断面図が示されている。同図において、
ホットチップ６は円筒状を成しゲート部７を軸心として
回転自在に配置されている。
即ち、第１図（ａ），（ｂ）に示されるように、ゲート
部７を軸心として固定型８に穿設された開口部8aに、ス
プライン17a,17bが嵌入されている。このスプライン17
は、対向する円筒部が部分的に切欠かれて断面扇形を成
し、またこのスプライン17と同一軸心のホットチップ６
をギャップ21を介して前記スプライン17の内側に嵌合さ
れている。このホットチップ６には電源の入切自在な加
熱ヒータ４が設けられている。
部７を軸心として固定型８に穿設された開口部8aに、ス
プライン17a,17bが嵌入されている。このスプライン17
は、対向する円筒部が部分的に切欠かれて断面扇形を成
し、またこのスプライン17と同一軸心のホットチップ６
をギャップ21を介して前記スプライン17の内側に嵌合さ
れている。このホットチップ６には電源の入切自在な加
熱ヒータ４が設けられている。
尚、ホットチップ６とマニホールド２との摺動部19に
は、シール20が設けられていて、摺動部19への溶融樹脂
15の浸入が防止されている。
は、シール20が設けられていて、摺動部19への溶融樹脂
15の浸入が防止されている。
前記ホットチップ６の上部には、第１図（ａ），（ｃ）
に示されるように、ホットチップ６と一体的に回転板18
が設けられている。この回転板18の外周部にはシリンダ
16の作動杆16aが軸着されていて、シリンダ16の往復作
動によりホットチップ６がゲート部７を軸心として左右
方向に回転する。
に示されるように、ホットチップ６と一体的に回転板18
が設けられている。この回転板18の外周部にはシリンダ
16の作動杆16aが軸着されていて、シリンダ16の往復作
動によりホットチップ６がゲート部７を軸心として左右
方向に回転する。
また、本実施例においては、ホットチップ６のゲート部
方向端の外周面が部分的に小径に形成されていて、ホッ
トチップ６の回転により、ゲート部１においてキャビテ
ィ９とランナー１とが選択的に連通・遮断可能とされて
いることを特徴とする。
方向端の外周面が部分的に小径に形成されていて、ホッ
トチップ６の回転により、ゲート部１においてキャビテ
ィ９とランナー１とが選択的に連通・遮断可能とされて
いることを特徴とする。
即ち、第１図（ａ），（ｂ）に示されるように、ホット
チップ６のゲート部方向端には、対向する外周面が部分
的に小径に形成された連通部6aを有していて、溶融樹脂
15はその注入圧により図面矢印方向にランナー１→ラン
ナー1a→連通部6a→ゲート部７の経路でキャビティ９に
注入される。
チップ６のゲート部方向端には、対向する外周面が部分
的に小径に形成された連通部6aを有していて、溶融樹脂
15はその注入圧により図面矢印方向にランナー１→ラン
ナー1a→連通部6a→ゲート部７の経路でキャビティ９に
注入される。
従って、ホットチップ６がゲート７を軸心として略90度
回動し、ホットチップ６の前記連通部6aがスプライン17
a,17bと対向する位置にきたときは、ランナー1aからゲ
ート部７への溶融樹脂15の経路が遮断される。尚、前記
ホットチップ６とスプライン17との摺動面に設けられた
ギャップ21は、後述する樹脂の固化層15cの厚みに相当
する微小間隙に設定されている。
回動し、ホットチップ６の前記連通部6aがスプライン17
a,17bと対向する位置にきたときは、ランナー1aからゲ
ート部７への溶融樹脂15の経路が遮断される。尚、前記
ホットチップ６とスプライン17との摺動面に設けられた
ギャップ21は、後述する樹脂の固化層15cの厚みに相当
する微小間隙に設定されている。
以上の構成に係る本実施例の動作を説明する。まずシリ
ンダ16の作動により、ホットチップ６のゲート部方向端
における連通部6aが第１図（ａ），（ｂ）の位置にある
ときには、ランナー1aとキャビティ９とが連通され、ス
プール11から注入された溶融樹脂15は、ランナー1,1aを
経て連通部6aを通りゲート７に達し、ゲート７からキャ
ビティ９に向け注入される。
ンダ16の作動により、ホットチップ６のゲート部方向端
における連通部6aが第１図（ａ），（ｂ）の位置にある
ときには、ランナー1aとキャビティ９とが連通され、ス
プール11から注入された溶融樹脂15は、ランナー1,1aを
経て連通部6aを通りゲート７に達し、ゲート７からキャ
ビティ９に向け注入される。
この時、ランナー1a部における溶融樹脂15が固化しない
ように、ヒータ４によりホットチップ６が一定温度に加
熱されている。
ように、ヒータ４によりホットチップ６が一定温度に加
熱されている。
キャビティ９への溶融樹脂15の充填が終了すると、第２
図（ａ），（ｂ）に示されるように、シリンダ16を作動
させてホットチップ６をゲート７を軸心として所定角度
（例えば90度）回転させる。これによって、連通部6aは
スプライン17の内側対向位置に移動し、ランナー1aとゲ
ート７との間はホットチップ６とスプライン17とによっ
て遮断される。同時に、このホットチップ６を回転させ
る前に、それまでホットチップ６を加熱していた加熱用
ヒータ４への通電を停止する。
図（ａ），（ｂ）に示されるように、シリンダ16を作動
させてホットチップ６をゲート７を軸心として所定角度
（例えば90度）回転させる。これによって、連通部6aは
スプライン17の内側対向位置に移動し、ランナー1aとゲ
ート７との間はホットチップ６とスプライン17とによっ
て遮断される。同時に、このホットチップ６を回転させ
る前に、それまでホットチップ６を加熱していた加熱用
ヒータ４への通電を停止する。
このため、第２図（ｃ）に示されるように、ゲート７付
近に介在する溶融樹脂15は、キャビティ９に熱をうばわ
れて固化（15c）する。この固化されたゲート部７近傍
の樹脂15cは第２図（ａ）に示されるように、スプライ
ン17の内周縁22と連通部6aの左右縁23との間の剪断作用
により、ホットチップ６の回転力によってゲート切断部
7aで切断される。これによって樹脂は常に一定の箇所で
切断されることになる。
近に介在する溶融樹脂15は、キャビティ９に熱をうばわ
れて固化（15c）する。この固化されたゲート部７近傍
の樹脂15cは第２図（ａ）に示されるように、スプライ
ン17の内周縁22と連通部6aの左右縁23との間の剪断作用
により、ホットチップ６の回転力によってゲート切断部
7aで切断される。これによって樹脂は常に一定の箇所で
切断されることになる。
第３図はゲート切断部7aに相当する部分に小さな突起10
aを有する成形品を示す。
aを有する成形品を示す。
以上により、本発明の実施例によれば、ホットチップ６
の外周面に部分的に小径の連通部6aを設けたことによ
り、ホットチップ６の回転で射出口の連通・遮断を制御
することができる。また、キャビティ９への充填完了後
に加熱ヒータへの通電を停止することにより、ゲート部
７近傍の溶融樹脂15は固化すると共に、この固化層（15
c）は、スプライン17の内周縁22と連通部6aの左右縁23
との間の剪断作用により、ホットチップ６の回転力によ
って一定箇所で切断されるため、従来問題となっていた
樹脂の糸引きやドローリングの発生が確実に防止され
る。
の外周面に部分的に小径の連通部6aを設けたことによ
り、ホットチップ６の回転で射出口の連通・遮断を制御
することができる。また、キャビティ９への充填完了後
に加熱ヒータへの通電を停止することにより、ゲート部
７近傍の溶融樹脂15は固化すると共に、この固化層（15
c）は、スプライン17の内周縁22と連通部6aの左右縁23
との間の剪断作用により、ホットチップ６の回転力によ
って一定箇所で切断されるため、従来問題となっていた
樹脂の糸引きやドローリングの発生が確実に防止され
る。
更に、ホットチップ６とマニホールド２との摺動部19に
は、シール20が設けられているので、摺動部19への樹脂
の浸入がなくなり、従来のように摺動部19における摩耗
やカジリによる不具合が解消される。
は、シール20が設けられているので、摺動部19への樹脂
の浸入がなくなり、従来のように摺動部19における摩耗
やカジリによる不具合が解消される。
以上説明した通り、本発明は、ゲート部７を軸心として
固定型８に穿設された開口部8aに、スプライン17a,17b
を嵌入し、このスプライン17は、対向する円筒部が部分
的に切欠かれて断面扇形を成し、またこのスプライン17
と同一軸心のホットチップ６をギャップ21を介して前記
スプライン17の内側に回転自在に嵌入し、ホットチップ
６のゲート部方向端の外周面を部分的にカットし、ホッ
トチップ６の回転によりゲート部７においてキャビティ
９とランナー1aとが選択的に連通・遮断可能としたこと
により、キャビティ９への充填完了後に加熱ヒータ４へ
の通電を停止することにより、ゲート部７近傍の溶融樹
脂15は固化すると共に、この固化層（15c）は、スプラ
イン17の内周縁22と連通部6aの左右縁23との間の剪断作
用により、ホットチップ６の回転力によって一定箇所で
切断されるため、ゲート部からの樹脂の糸引きやドロー
リングの発生を防止し、安定した連続成形を行う事がで
きる。
固定型８に穿設された開口部8aに、スプライン17a,17b
を嵌入し、このスプライン17は、対向する円筒部が部分
的に切欠かれて断面扇形を成し、またこのスプライン17
と同一軸心のホットチップ６をギャップ21を介して前記
スプライン17の内側に回転自在に嵌入し、ホットチップ
６のゲート部方向端の外周面を部分的にカットし、ホッ
トチップ６の回転によりゲート部７においてキャビティ
９とランナー1aとが選択的に連通・遮断可能としたこと
により、キャビティ９への充填完了後に加熱ヒータ４へ
の通電を停止することにより、ゲート部７近傍の溶融樹
脂15は固化すると共に、この固化層（15c）は、スプラ
イン17の内周縁22と連通部6aの左右縁23との間の剪断作
用により、ホットチップ６の回転力によって一定箇所で
切断されるため、ゲート部からの樹脂の糸引きやドロー
リングの発生を防止し、安定した連続成形を行う事がで
きる。
第１図ないし第３図は本発明の一実施例で、第１図
（ａ）はホットランナーノズルの縦断面図、第１図
（ｂ）はそのＡ−Ａ断面図でキャビティとランナーとの
連通状態を示す図、第１図（ｃ）は第１図（ａ）の概略
平面図、第２図（ａ）はホットチップが回転してキャビ
ティとランナーとが遮断された状態を示す図、第２図
（ｂ），（ｃ）はホットランナーノズルの縦断面図で第
２図（ｂ）は第２図（ａ）のＢ−Ｂ断面図、第２図
（ｃ）は第２図（ａ）のＣ−Ｃ断面図、第３図は成形品
の正面図、第４図ないし第７図は従来の実施例を示すも
ので、第４図はホットランナーノズルの縦断面図、第５
図はゲートが開かれた状態を示す図、第６図は型開きの
状態を示す図、第７図（ａ），（ｂ）は夫々ゲートから
の糸引きおよびドローリング状態を示す図である。 1,1a……ランナー、４……加熱ヒータ、６……ホットチ
ップ、6a……連通部、７……ゲート、９……キャビテ
ィ、15……溶融樹脂、16……シリンダ、17……スプライ
ン。
（ａ）はホットランナーノズルの縦断面図、第１図
（ｂ）はそのＡ−Ａ断面図でキャビティとランナーとの
連通状態を示す図、第１図（ｃ）は第１図（ａ）の概略
平面図、第２図（ａ）はホットチップが回転してキャビ
ティとランナーとが遮断された状態を示す図、第２図
（ｂ），（ｃ）はホットランナーノズルの縦断面図で第
２図（ｂ）は第２図（ａ）のＢ−Ｂ断面図、第２図
（ｃ）は第２図（ａ）のＣ−Ｃ断面図、第３図は成形品
の正面図、第４図ないし第７図は従来の実施例を示すも
ので、第４図はホットランナーノズルの縦断面図、第５
図はゲートが開かれた状態を示す図、第６図は型開きの
状態を示す図、第７図（ａ），（ｂ）は夫々ゲートから
の糸引きおよびドローリング状態を示す図である。 1,1a……ランナー、４……加熱ヒータ、６……ホットチ
ップ、6a……連通部、７……ゲート、９……キャビテ
ィ、15……溶融樹脂、16……シリンダ、17……スプライ
ン。
Claims (1)
- 【請求項１】ゲート部（７）を軸心として固定型（８）
に穿設された開口部（8a）に、スプライン（17a,17b）
を嵌入し、このスプライン（17）は、対向する円筒部が
部分的に切欠かれて断面扇形を成し、またこのスプライ
ン（17）と同一軸心のホットチップ（６）をギャップ
（21）を介して前記スプライン（17）の内側に回転自在
に嵌合し、ホットチップ（６）のゲート部方向端の外周
面を部分的にカットし、ホットチップ（６）の回転によ
りゲート部（７）においてキャビティ（９）とランナー
（1a）とが選択的に連通・遮断可能としたことを特徴と
する射出成形用ホットランナーノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63183235A JPH0720642B2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 射出成形用ホットランナーノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63183235A JPH0720642B2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 射出成形用ホットランナーノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0232825A JPH0232825A (ja) | 1990-02-02 |
| JPH0720642B2 true JPH0720642B2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=16132142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63183235A Expired - Lifetime JPH0720642B2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 射出成形用ホットランナーノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720642B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4591692B2 (ja) * | 2005-06-14 | 2010-12-01 | トヨタ自動車株式会社 | 射出成形方法および射出成形型 |
| CN103538208B (zh) * | 2013-11-08 | 2016-08-17 | 哈希斯热流道科技（苏州）有限公司 | 开放注塑口式热流道注塑模具装置 |
| AT516225B1 (de) * | 2014-09-10 | 2018-05-15 | Haidlmair Holding Gmbh | Verfahren und Spritzgussdüse zum Herstellen von Spritzgussteilen aus Kunststoff |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51106266U (ja) * | 1975-02-22 | 1976-08-25 |
-
1988
- 1988-07-22 JP JP63183235A patent/JPH0720642B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0232825A (ja) | 1990-02-02 |
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