JPH0569457A - 射出成形機におけるノズルシヤツトオフ装置 - Google Patents

射出成形機におけるノズルシヤツトオフ装置

Info

Publication number
JPH0569457A
JPH0569457A JP21871091A JP21871091A JPH0569457A JP H0569457 A JPH0569457 A JP H0569457A JP 21871091 A JP21871091 A JP 21871091A JP 21871091 A JP21871091 A JP 21871091A JP H0569457 A JPH0569457 A JP H0569457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
resin
pin
injection
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP21871091A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Emoto
敦史 江本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP21871091A priority Critical patent/JPH0569457A/ja
Publication of JPH0569457A publication Critical patent/JPH0569457A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/47Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
    • B29C45/50Axially movable screw
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/20Injection nozzles
    • B29C45/23Feed stopping equipment
    • B29C45/231Needle valve systems therefor

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構造で部品点数を少なくし、加工コスト
を低減して圧力損失を少なくするとともに、無駄になる
容積を小さくして圧力の伝達性を向上させる。 【構成】加熱シリンダ12内にスクリュ13が前後進自
在かつ回転自在に配設され、該スクリュ13の先端にス
クリュヘッド14が設けられる。該スクリュヘッド14
には、軸方向に延び先端が開口するピン穴14a及び該
ピン穴14aと外周間を連通する径方向穴14dが形成
されるとともに、外周に逆止リング16が配設される。
加熱シリンダ12の先端には射出ノズル11が設けられ
る。そして、先端を上記射出ノズル11のノズル口11
aに対向させてピン15が配設され、該ピン15の後端
がピン穴14a内に挿入される。そして、ピン15の後
端に当接してシールボール19が配設され、ピン穴14
aをシールする。また、上記ピン15の外周とピン穴1
4aの内周には、スクリュヘッド14が回転するのに伴
ってピン15が回転しないだけの間隙が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機におけるノ
ズルシャットオフ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、加熱シリンダ内で加熱され溶融さ
れた樹脂を高圧で金型内のキャビティに射出し、その中
で冷却し、固化又は硬化させ、次いで金型を開いて成形
品を取り出すようにした射出成形機においては、計量、
型締め、射出、保圧、型開き、エジェクタ突出し、エジ
ェクタ戻し等の一連の工程によって射出成形が行われる
ようになっている。
【0003】上記各工程のうち、射出工程においては、
加熱シリンダ内に配設されるスクリュが前方に押し出さ
れ、溶融状態でスクリュの先端に溜められた樹脂がノズ
ルから射出される。該ノズルには、樹脂を射出する部分
が開放されたオープンノズルと、中心部分にニードルを
備えたニードル弁ノズルがある。また、該ニードル弁ノ
ズルは、スプリングタイプのものとシャットオフタイプ
のものがあり、スプリングタイプのものの場合は、通常
ニードルがスプリングによって閉鎖されていて、加熱シ
リンダ内の射出圧力が上昇すると、ニードルがスプリン
グの力に打ち勝って後退し、ノズル口が開放する。
【0004】シャットオフタイプにおいては、スプリン
グの代わりに小型の油圧シリンダによってニードルを外
部から開閉するようになっている。このタイプの射出ノ
ズルは、ニードルを外部から操作することができるの
で、ノズル口の開閉のタイミングを任意に設定すること
ができる。図2は従来のシャットオフタイプのニードル
弁ノズルの断面図である。
【0005】図において、1は溶融された樹脂を射出す
る射出ノズル、2は該射出ノズル1内にあって往復動
し、最前限においてはノズル口1aを閉鎖し、後退した
時に開口するニードル弁である。該ニードル弁2は、射
出ノズル1の後方に接続されたシリンダヘッド3内まで
延びていて、ニードル駆動レバー4に接続されている。
該ニードル駆動レバー4は、図示しない機構によって揺
動自在に支持されていて、油圧によって駆動され揺動す
る。そして、該ニードル駆動レバー4の揺動運動に伴い
上記ニードル弁2が前後に移動するようになっている。
【0006】5は射出工程において図示しない射出シリ
ンダによって前方に移動させられ、その時樹脂を射出す
るスクリュであり、計量工程において該スクリュ5が後
退する時に、溶融した樹脂がスクリュヘッド5aの前方
に移動して先端に溜められる。6は樹脂を溶融する加熱
シリンダであり、上記シリンダヘッド3はアダプタ7を
介して該加熱シリンダ6に連結される。
【0007】上記構成の射出成形機において、射出工程
に入ると射出装置が前進して射出ノズル1を金型のスプ
ルブッシュに当接させ、その後スクリュ5が前進を開始
するとともに、ニードル弁2がニードル駆動レバー4を
介して開き、溶融した樹脂が射出ノズル1から金型内に
射出される。この後、保圧工程に入り、上記ニードル弁
2は開かれたままの状態で維持されて金型内の樹脂圧力
が保持される。そして、この保圧工程が終了すると射出
シリンダが減圧されて除圧工程に入り、ニードル弁2が
閉鎖させられる。
【0008】続いて、加熱シリンダ6内のスクリュ5が
後退して可塑化工程に入る。この種の射出成形機の場
合、保圧工程が終了するとニードル弁2がノズル口1a
を閉鎖する。したがって、次のショットの準備のために
射出ノズル1を金型のスプルブッシュから離した時に、
溶融した樹脂が上記ノズル口1aからドローリングする
ことがなくなる。また、加熱シリンダ6内のスクリュ5
を前進させ、射出ノズル1の先端の樹脂の圧力が高くな
った時点においてニードル弁2を開放するため、金型内
に樹脂を十分高い圧力で射出することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の射出成形機におけるノズルシャットオフ装置におい
ては、射出ノズル1、シリンダヘッド3等の構造が複雑
で部品点数が多く、加工コストが高くなるだけでなく、
溶融した樹脂の流路形状が複雑になるため、圧力損失が
大きい。
【0010】しかも、ニードル駆動レバー4などを収容
するスペースなど、無駄な容積が大きくなるため、圧力
の伝達性が悪くなるだけでなく、射出装置の寸法が大き
くなってしまう。また、ニードル弁2を開閉するために
油圧装置などの機構が必要となり、コストが高くなって
しまう。本発明は、上記従来の射出成形機におけるノズ
ルシャットオフ装置の問題点を解決して、簡単な構造で
部品点数が少なく、加工コストを低減することができ、
樹脂の流路形状を簡素化して圧力損失を少なくするとと
もに、無駄になる容積を小さくして圧力の伝達性を向上
させることができ、しかも、小型で安価な射出成形機に
おけるノズルシャットオフ装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の射
出成形機におけるノズルシャットオフ装置においては、
加熱シリンダ内にスクリュが前後進自在かつ回転自在に
配設され、該スクリュの先端にスクリュヘッドが設けら
れる。該スクリュヘッドには、軸方向に延び先端が開口
するピン穴及び該ピン穴と外周間を連通する径方向穴が
形成されるとともに、外周に逆止リングが配設される。
【0012】上記加熱シリンダの先端には射出ノズルが
設けられる。そして、先端を上記射出ノズルのノズル口
に対向させてピンが配設され、該ピンの後端が上記ピン
穴内に挿入される。そして、上記ピンの後端に当接して
シールボールが配設され、上記ピン穴をシールする。ま
た、上記ピンの外周とピン穴の内周には、スクリュヘッ
ドが回転するのに伴ってピンが回転しないだけの間隙が
形成される。
【0013】
【作用】本発明によれば、上記のように加熱シリンダ内
にスクリュが前後進自在かつ回転自在に配設され、スク
リュを回転させながら後退させて計量を行い、スクリュ
を前進させて射出を行うことができる。上記スクリュの
先端にスクリュヘッドが設けられ、該スクリュヘッドの
外周には逆止リングが配設される。また、スクリュヘッ
ドには、軸方向に延び先端が開口するピン穴及び該ピン
穴と外周間を連通する径方向穴が形成される。
【0014】上記加熱シリンダの先端には射出ノズルが
設けられる。そして、先端を上記射出ノズルのノズル口
に対向させてピンが配設され、該ピンの後端が上記ピン
穴内に挿入される。そして、上記ピンの後端に当接して
シールボールが配設され、上記ピン穴をシールする。ま
た、上記ピンの外周とピン穴の内周には、スクリュヘッ
ドが回転するのに伴ってピンが回転しないだけの間隙が
形成される。
【0015】したがって、計量工程においてスクリュが
後退すると、逆止リングの後方の樹脂の圧力がスクリュ
ヘッドの先端の樹脂の圧力より高くなり、上記径方向穴
内を流れる樹脂がシールボールを押し、ピンの先端をノ
ズル口に押す。また、射出工程においてスクリュが前進
すると、逆止リングが樹脂の逆流を防止し、スクリュヘ
ッドの先端の樹脂を加圧する。したがって、スクリュヘ
ッドの先端の樹脂の圧力が逆止リングの後方の樹脂の圧
力より高くなり、ピンの先端をノズル口から離す。この
時、スクリュヘッドの先端の樹脂が押し出され、金型内
に充填される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の射出成形機にお
けるノズルシャットオフ装置の断面図、図3は本発明の
射出成形機におけるノズルシャットオフ装置の計量工程
時の状態図、図4は本発明の射出成形機におけるノズル
シャットオフ装置の射出工程時の状態図である。
【0017】図において、11は溶融された樹脂を射出
する射出ノズル、12は樹脂を溶融するための加熱ヒー
タを備えた加熱シリンダ、13は該加熱シリンダ12内
を図示しない射出シリンダによって前方に移動させら
れ、その時樹脂を射出するスクリュであり、計量工程に
おいて該スクリュ13が後退する時に、溶融した樹脂が
スクリュヘッド14の前方に移動して先端に溜められ
る。15は上記射出ノズル11及び加熱シリンダ12内
にあって往復動し、最前限においてはノズル口11aを
閉鎖し、後退した時に開口するピンである。
【0018】上記スクリュヘッド14の軸心部分には、
軸方向に延び先端が開口するピン穴14aが形成されて
いて、該ピン穴14a内に上記ピン15の後端が挿入さ
れている。また、上記スクリュヘッド14の外周には、
環状溝14bが形成されていて、該環状溝14bに環状
の逆止リング16が配設される。そして、上記環状溝1
4bの外周と逆止リング16の内周間には、環状の樹脂
流路17が形成される。
【0019】上記逆止リング16は、スクリュヘッド1
4が前進する射出工程時においては、上記環状溝14b
の後端面に当接し、樹脂が逆流しないようにシールす
る。また、スクリュヘッド14が後退する計量工程時に
おいては、上記逆止リング16は上記環状溝14bの前
端面に当接するが、スクリュヘッド14の先端の外周に
設けられた溝14cと上記樹脂流路17が連通するた
め、溶融した樹脂はスクリュヘッド14の先端に送られ
て溜められる。
【0020】14dは上記スクリュヘッド14の後端に
おいて、外周面からピン穴14aに向けて径方向に形成
された径方向穴である。したがって、矢印a方向に流れ
る樹脂は、矢印b及び矢印cに示すように分流して径方
向穴14d及び樹脂流路17に送られる。そして、上記
ピン穴14aの後端にはシールボール19が上記ピン1
5の後端面に当接して配設される。上記ピン穴14aの
内周と上記ピン15の外周間には間隙が形成されてい
て、上記ピン15はピン穴14a内を自由に移動するこ
とができるようになっている。一方、上記シールボール
19の外周とピン穴14aの内周間はほとんど間隙がな
く、溶融した樹脂が前方に漏れないようになっている。
矢印b方向に流れる樹脂はシールボール19を軸方向に
押し、シールボール19がピン15を押すことによっ
て、射出ノズル11のノズル口11aを閉鎖する力を発
生する。
【0021】この時、スクリュ13が回転しながら後退
するのに伴いシールボール19が従動して回転するが、
上記ピン穴14aの内周と上記ピン15の外周間には間
隙が形成されていてピン15は回転しない。したがっ
て、ピン15の先端円錐部15aとノズル口11a間に
おいて摩擦摺動が行われず、先端円錐部15aが摩耗す
ることはない。
【0022】なお、シールボール19がスクリュヘッド
14に対して移動することができる距離hは、スクリュ
ストローク(計量時にスクリュ13が後退する距離)よ
り長くしてあり、ピン15及びシールボール19がピン
穴14aから外れないようになっている。上記構成の射
出成形機におけるノズルシャットオフ装置の計量工程に
おいては、スクリュ13が回転しながら後退するのに伴
って、図3に示すように、溶融した樹脂は圧力P1 でス
クリュヘッド14の先端に流れようとする。この時、溶
融した樹脂が上記径方向穴14dにも流れ、上記圧力P
1 による軸方向の力F1 でシールボール19を押す。
【0023】また、上記樹脂流路17を前方に流れた樹
脂は、スクリュヘッド14の先端に送られ、上記溝14
cなどによって絞られ、圧力P2 となって溜められる。
この時、上記ピン15の先端円錐部15aにも上記圧力
2 が加わり、該圧力P2 によって上記スクリュヘッド
14を押して上記先端円錐部15aとノズル口11aを
広げようとする力F2 が生じる。
【0024】そして、計量中は P1 >P2 であるため、それによって生じる力F1 ,F2 の関係も F1 >F2 となり、ピン15は図の左方に押されてノズル口11a
をシャットオフする。
【0025】そして、上記加熱シリンダ12とスクリュ
13間を矢印a方向に流れる樹脂は、スクリュヘッド1
4の径方向穴14dをb方向に流れるとともに、樹脂流
路17内を矢印c方向に流れ、矢印c方向に流れた樹脂
は溝14cを通りスクリュヘッド14の先端に送られ
る。この場合、上記ピン15は樹脂圧によって押されて
ノズル口11aをシャットオフする。したがって、外部
からピン15を動かすための油圧などの機構が不要にな
る。
【0026】一方、射出工程に入ると、射出装置が前進
して射出ノズル11を金型のスプルブッシュに当接さ
せ、その後スクリュ13が前進を開始する。この時、上
記逆止リング16は環状溝14bの後端に当接し、樹脂
が後方に逆流しないようにシールする。この状態でスク
リュヘッド14が前進するため、図4に示すように逆止
リング16の後方の樹脂の圧力P3 が下降するのに対し
て、スクリュヘッド14の先端の樹脂の圧力P4 は上昇
し、 P3 <P4 の関係になる。そして、それによって生じる力F3 ,F
4 の関係も F3 <F4 となり、これによって、ピン15は図の右方に押されて
ノズル口11aを開放する。
【0027】この時、樹脂はノズル口11aから金型内
に充填される。この後、保圧工程に入り、ノズル口11
aは開かれたままの状態に維持され、金型内の樹脂の圧
力が保持される。そして、この保圧工程が終了すると射
出シリンダが減圧されて除圧工程に入り、続いて、加熱
シリンダ12内のスクリュ13が後退して再び計量工程
に入る。
【0028】この種の射出成形機の場合、加熱シリンダ
12内のスクリュ13を前進させ、スクリュヘッド14
の先端の樹脂の圧力が高くなった時点においてノズル口
11aを開放するため、十分高い圧力の樹脂を金型内に
射出することができ、成形品の品質を向上させることが
できる。なお、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形することが可
能であり、これらを本発明の範囲から排除するものでは
ない。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、スクリュヘッドに軸方向に延び先端が開口するピ
ン穴及び該ピン穴と外周間を連通する径方向穴が形成さ
れ、スクリュヘッドの外周に逆止リングが配設される。
また、先端を射出ノズルのノズル口に対向させてピンが
配設され、該ピンの後端が上記ピン穴内に挿入される。
そして、上記ピンの後端に当接してシールボールが配設
され、上記ピン穴をシールする。また、上記ピンの外周
とピン穴の内周には、スクリュヘッドが回転するのに伴
ってピンが回転しないだけの間隙が形成される。
【0030】計量工程においては、ピンの先端がノズル
口に押されてシャットオフが行われ、また、射出工程に
おいてスクリュが前進すると、ピンの先端がノズル口か
ら離れ、樹脂を金型内に充填することができる。したが
って、射出ノズル内の構造が簡素化されて部品点数が少
なくなり、加工コストを低減することができるだけでな
く、溶融した樹脂の流路形状が簡素化されるため、圧力
損失が小さくなる。
【0031】しかも、無駄になる容積が小さくなるた
め、圧力の伝達性が良好になり、しかも射出装置を小型
化することができる。また、油圧装置などの機構が不要
となり、コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の射出成形機におけるノズルシャットオ
フ装置の断面図である。
【図2】従来のシャットオフタイプのニードル弁ノズル
の断面図である。
【図3】本発明の射出成形機におけるノズルシャットオ
フ装置の計量工程時の状態図である。
【図4】本発明の射出成形機におけるノズルシャットオ
フ装置の射出工程時の状態図である。
【符号の説明】
11 射出ノズル 12 加熱シリンダ 13 スクリュ 14 スクリュヘッド 14a ピン穴 14d 径方向穴 15 ピン 16 逆止リング 19 シールボール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)加熱シリンダと、 (b)該加熱シリンダ内に前後進自在かつ回転自在に配
    設されるスクリュと、 (c)該スクリュの先端に設けられ、軸方向に延び先端
    が開口するピン穴及び該ピン穴と外周間を連通する径方
    向穴を有するスクリュヘッドと、 (d)上記加熱シリンダの先端に設けられた射出ノズル
    と、 (e)先端が上記射出ノズルのノズル口に対向し、後端
    が上記ピン穴内に挿入されたピンと、 (f)該ピンの後端に当接して配設され、上記ピン穴を
    シールするシールボールと、 (g)上記スクリュヘッドの外周に配設された逆止リン
    グを有し、 (h)上記ピンの外周とピン穴の内周には、スクリュヘ
    ッドが回転するのに伴ってピンが回転しないだけの間隙
    を形成したことを特徴とする射出成形機におけるノズル
    シャットオフ装置。
JP21871091A 1991-08-29 1991-08-29 射出成形機におけるノズルシヤツトオフ装置 Withdrawn JPH0569457A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21871091A JPH0569457A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 射出成形機におけるノズルシヤツトオフ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21871091A JPH0569457A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 射出成形機におけるノズルシヤツトオフ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0569457A true JPH0569457A (ja) 1993-03-23

Family

ID=16724220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21871091A Withdrawn JPH0569457A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 射出成形機におけるノズルシヤツトオフ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0569457A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012051373A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Chen Hsong Asset Management Ltd 射出成形機用射出装置
EP3227081A4 (en) * 2014-12-04 2019-02-13 Extrude To Fill, LLC NOZZLE CLOSURE FOR INJECTION MOLDING SYSTEM
CN112045931A (zh) * 2020-08-26 2020-12-08 广德滨瑞塑胶有限公司 一种双筒式汽车注塑配件注塑机

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012051373A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Chen Hsong Asset Management Ltd 射出成形機用射出装置
EP3227081A4 (en) * 2014-12-04 2019-02-13 Extrude To Fill, LLC NOZZLE CLOSURE FOR INJECTION MOLDING SYSTEM
US11292178B2 (en) 2014-12-04 2022-04-05 Extrude to Fill, Inc. Nozzle shut off for injection molding system
US11945150B2 (en) 2014-12-04 2024-04-02 Extrude to Fill, Inc. Nozzle shut off for injection molding system
CN112045931A (zh) * 2020-08-26 2020-12-08 广德滨瑞塑胶有限公司 一种双筒式汽车注塑配件注塑机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2807619B2 (ja) 樹脂成形機
US20080274224A1 (en) Precompression Pin Shut Off with Suckback
CN110315694A (zh) 注射成型机
TW531487B (en) Back flow preventing device and method for operating injection device
JPH0569457A (ja) 射出成形機におけるノズルシヤツトオフ装置
US5374181A (en) Injection molding nozzle device
CN204451065U (zh) 热流道自锁喷嘴
EP0764510A2 (en) Gas assist injection molding method and apparatus
JPH03193428A (ja) 射出成形用金型
JP2794268B2 (ja) 合成樹脂中空体,発泡体等の成形用射出装置
JP2597030B2 (ja) ニードル弁ノズル
CN104690904A (zh) 热流道自锁喷嘴
JPH0453932Y2 (ja)
JP3047299B2 (ja) 中空射出成形体の成形方法
JPH07214618A (ja) 射出成形機におけるチェックリングの開閉装置
JPS6138010B2 (ja)
JPH0820050A (ja) 射出成形機におけるキャビティーのゲートカット方法並びにゲートカット構造
JP2936282B2 (ja) ノズル装置
JPH06262645A (ja) 射出成形機及び射出成形方法
JP3513689B2 (ja) 金型装置及び射出成形方法
JP3079521B2 (ja) 射出成形方法
JP2677907B2 (ja) バルブ式ノズル
JPH0470969B2 (ja)
JPH091306A (ja) 酸素置換ダイカスト方法
JPH07214616A (ja) 射出成形機におけるチェックリングの開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981112