JPH0336010A - プリプラタイプの射出成形機および可塑材料の供給計量方法 - Google Patents

プリプラタイプの射出成形機および可塑材料の供給計量方法

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JPH0336010A
JPH0336010A JP17150189A JP17150189A JPH0336010A JP H0336010 A JPH0336010 A JP H0336010A JP 17150189 A JP17150189 A JP 17150189A JP 17150189 A JP17150189 A JP 17150189A JP H0336010 A JPH0336010 A JP H0336010A
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JP
Japan
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plunger
flow path
injection
plastic material
plastic
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JP17150189A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Iwahashi
岩橋 哲雄
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Sodick Co Ltd
Original Assignee
Sodick Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0336010A publication Critical patent/JPH0336010A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/53Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using injection ram or piston
    • B29C45/54Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using injection ram or piston and plasticising screw
    • B29C45/544Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using injection ram or piston and plasticising screw the plasticising unit being connected to a transfer chamber in the injection unit at the upstream side of the injection piston

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、可塑材料の可塑化と射出とを別々のシリン
ダで行なうプリプラタイプの射出成形機特に、プリプラ
機構の逆止弁を省略するとともに、射出プランジャーの
前進中および後退中においても、樹脂溜りへの可塑材料
の供給、計量を可能としたプリプラタイプの射出成形機
および可塑材料の供給計量方法に関する。
〔従来の技術〕
射出成形において、樹脂(プラスチ−2り)のような可
塑材料は、加熱、溶融され、加圧下で金型のキャビティ
内に射出され、冷却後、成形品としてキャビティから取
り出されている。成形加工においては、バラツキのない
一定品質の成形品を成形することが必要とされている。
特に、技術的に高度化、精密化された産業界においては
、一定量質の成形品の必要性は高い。
プリプラタイプの射出成形機は、プリプラ機構を別途設
け、このプリプラ機構によって、可塑材料を可塑化して
いる。この構成では、可塑化と射出とが別々のシリンダ
で行なえ、可塑化条件と射出条件とが個別に制御できる
。そのため、機械的成形条件の制御が容易に行なえ、可
塑化条件、射出条件が広範囲に設定できる。従って、最
適条件が正確に維持でき、バラツキのない一定品質の成
形品の成形が可能となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
概略的にいうと、公知のプリプラタイプの射出成形は、
可塑材料を可塑化、計量する工程(可塑化、計量工程と
いう)と、可塑材料を射出し、キャビティに充填して保
圧する工程(通常、射出工程と総称されるが、充填工程
2保圧工程に分けられる)とからなる。
可塑材料はプリプラ機構で可塑化されるとともに、可塑
化された可塑材料は、プリプラ機構のプリブラシリング
から供給路を介してプランジャーシリンダ前部の樹脂溜
りに順次供給される。そして、樹脂溜りに可塑材料が供
給されるにつれて。
射出プランジャーは前進位置から後退し、可塑材料が所
定量供給されると、射出プランジャーは後退位置まで後
退して、樹脂溜りへの可塑材料の供給が停止される。つ
まり、可塑化された可塑材料から樹脂溜りに順次供給さ
れ、前進位置から後退位置への射出プランジャーの移動
距離によって、可塑材料の計量が制御される。
このように、可塑化、計量は同時的に進行するまた、前
進位置からの移動距離が、計量の基準となるため、前進
位置が初期位置(基準位置)となる。
射出プランジャーを所定の後退位置まで移動させて、可
塑化、計量工程が終了すると、射出プランジャーは後退
位置から前進し、射出プランジャーの前進に伴って、可
塑材料は加圧され、加圧された可塑材料が、樹脂溜りか
らノズルヘッドを介して金型のキャビティに射出、充填
される(充填工程)、そして、射出プランジャーを前進
位置に維持して、加圧状態が保持される(保圧工程)。
保圧工程で、金型が冷却される。そして、ゲートが冷却
、固化されて、ゲートシールがなされると保圧状態を解
除でき1次の射出サイクルのために、可塑材料が樹脂溜
りに供給されて、射出プランジャは前進位置(初期位置
)から後退する。
ここで、射出プランジャーの前進に伴って加圧された可
塑材料は、プリブラシリング内の可塑材ネ1より高圧と
なる。そして、供給路は、射出プランジャーの前進位置
より前方にあるため、射出工程(正確にいえば、充填工
程)において、樹脂溜りの可塑材料が供給路に流れ込み
、供給路を介してプリブラシリンダに逆流する虞れがあ
る。そのため、逆流を防止して、一定酸の可塑材料が樹
脂溜りからキャビティに正確に射出されるように、逆1
1:弁が供給路に設けられている。
しかし、逆lI:弁の取付けのために、供給路の開口付
近の形状が複雑化せざるを得す、この複雑化した供給路
の開口付近に、可塑材料が滞留しやすい、可□材料の滞
留が生じると、成形品の品質を一定に維持することが難
しくなる。また、可塑材料が供給路の開口付近に滞留す
ると、色替えのための可塑材料の交換が容易に行なえず
1色替えに長時間を要するため2作業性が低下する。さ
らに摩耗、破損等のために、逆止弁を定期的に交換する
必要があり、逆止弁のメンテナンスが容易でない。
また、公知の構成では、樹脂溜りが、可塑化計量工程、
射出工程の各工程を通じて共用されるそのため、射出プ
ランジャーが、後退位置から前進し、前進位置に至って
、保圧を完了するまで、樹脂溜りへの可塑材料の供給が
行なえない、つまり、保圧が完了しないと、可塑化、計
量が開始できない、このように、可塑化、計量工程と射
出工程とが、完全に分離されて、両工程が平行に行なえ
ないため、射出サイクルが短縮化できない。
この発明は、可塑材料の滞留を招く逆止弁を省略できる
とともに、射出サイクルの短縮化の可能なプリプラタイ
プの射出成形機および可塑材料の供給計量方法の提供を
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために、この発明では、射出プラン
ジャーの前端部にヘッドを設けて、射出プランジャーが
前進したときはじめて、射出プランジャー、プランジャ
ーシリンダ間に空間を形成している。そして、空間と樹
脂溜りとを連通ずる流路を射出プランジャーヘッドに形
成するとともに、この流路を閉塞可能として、空間、樹
脂溜りを隔離している。また、プリプラ機構から可塑材
料を樹脂溜りに供給する供給路が、射出プランジャーが
後退位置にあるとき、上記流路を介して樹脂溜りに連通
可能に設けら、れている、供給路は。
ヘッドの直前で樹脂溜りに連通した位置に設けてもよい
〔実施例〕
以下、図面を参照しながらこの発明の実施例について詳
細に説明する。
第1図に示すように、プリプラタイプの射出成形jal
Oは、プランジャー射出方式に構成され、バンドヒータ
12の巻装されたプランジャーシリンダ14と、ホッパ
ー16に供給された可塑材料、たとえば、樹脂を加熱、
溶融し、溶融樹脂をプランジャーシリンダ前部の、いわ
ゆる、樹脂溜り18に送るプリプラ機構20と、射出プ
ランジャー22を摺動自在に収納したプランジャーシリ
ンダ24とを備えている。
実施例では、プリプラスクリユー28を持つスクリュー
プリプラタイプに、プリプラ機構20が構成されている
が、プリプラスクリユーの代りにプリプラプランジャー
を使用したプランジャープリプラタイプとしてもよい。
プリプラ機構20は公知の構成をしており、バンドヒー
タ12が、プリブラシリング28の回゛りにも配設され
ている。ホッパー18に供給された樹脂は。
バンドヒータ12で加熱されるとともに、プリプラスク
リユー26の回転によって加熱、混練されて、溶融され
る。プリプラスクリユー28の回転によって、溶融、加
圧された溶融樹脂(可塑材料)は、プリブラシリンダ2
8.プランジャーシリンダ14間の供給路28を介して
、プランジャーシリンダ前部の樹脂溜り18に送られる
射出プランジャー22は、前端部にヘッド(プランジャ
ーヘッド)23を有して構成されている。そのため、第
1図に示す後退位置から前進すると、第2図かられかる
ように、空間30が射出プランジャー22.プランジャ
ーシリンダ14間に形成される、射出プランジャー22
に流路32が形成されて樹脂溜り1日と空間30とを連
通し、この流路は閉塞可能となっている。なお、プリブ
ラシリンダ28、プランジャーシリンダ14間の供給路
29は、射出プランジャー22の後退位置において、流
路32を介して樹脂溜り18に連通ずる位置に設けられ
ている(第1図参照)。
この発明では、vk述するように、後退位置からの前進
距離によって、可塑材料の計量が制御される。そのため
、射出プランジャー22の後退位置が11111定化さ
れて初期位2i(基準位置)となる。
実施例では、射出プランジャー22が、インナープラン
ジャー34.アウタープランジャー36を持つ二重構造
に構成され、インナープランジャー、アウタープランジ
ャーは、プランジャーヘッド23を共有している。つま
り、インナープランジャー34はプランジャーヘッドの
前部(インナープランジャーヘッド)23aを、アウタ
ープランジャーは後部(アウタープランジャーへ−7ド
)23bをそれぞれ有して成形されている。
第3図(^)、(B)かられかるように、たとえば。
互いに90’離反してプランジャーヘッド23の周面に
形成した4個の溝から、流路32は形成されている。熱
論、溝の数、配列は、これに限定されない、そして、流
路32は、インナープランジャーヘッド23aに形成さ
れたインナー流路32aと、アウタープランジャーヘッ
ド23bに形成されたアウター流路32bとに分割され
ている。そして、第1図かられかるように、射出プラン
ジャー22が後退位置(初期位置)にあるとき、供給路
29は、アウター流路32bの右端で流路32に連通し
、右方に空所を歿していない。
このように、射出プランジャー22を二重構造とした構
成では、IJt路32がインナー流路32a、アウター
流路32bに分割して形成でき、2つの部分流路32a
 、32bの位相を制御することにより、FL路32の
開閉が容易に制御できる。つまり、部分流路(インナー
流路、アウター流路) 32a、32bの位相を整列す
ることにより、流路が連通し、位相をずらせば、流路が
閉塞される。
実施例では、流路32は、プランジャーヘッド23に成
形されているが、ヘッド以外の位置に成形してもよい、
しかし、プランジャーヘッド23に流路32を設けると
、流路を軸線に沿ったストレートの溝または貢通孔とす
ることで足り、流路の機械加工が容易に行なえる。また
、流路32が、相互に十分離反して形成できるため2位
相制御をさほど正確に行なわなくとも、流路の開閉が容
易に制御できる。さらに、射出プランジャー23の剛性
を大きく損なう虞れがない。
部分流路(インナー流路、アウター流路) 32a。
32bの位相制御は、インナープランジャー34.アウ
タープランジャー3Bを相対的に回動すればよく、実施
例では、アウタープランジャーを回転不能インナープラ
ンジャーを回転可能とし、インナープランジャーの回転
による回転割り出しで位相制御を行なっている。
そのために、p141図に示すように、アウタープラン
ジャー38は、後端のピストン連結部3Elaで、前後
に分割され、ピストン連結部38aの後半部の軸311
1bが、射出ラム42の前端に固着されている。
そして、ピストン連結部38aの上蝙にキー溝を設け、
このキー溝と、射出シリンダ24内面との間にキー42
を係止させて、アウタープランジャー3Bを摺動可能、
しかし、回転不能に取付けている。熱論、アウタープラ
ンジャー36の回り止めは、+−42を利用した構成に
限定されない。
また、インナープランジャーのピストンフランジ34a
は、アウタープランジャーのピストン連結部38aの前
半部背面、後半部前面間に回転可能に挟持され、ピスト
ンフランジ34aの軸34bが、ピストン連結部38a
の後半部前面に軸支されている上記のようにして、イン
ナープランジャー34がアウタープランジャー38に、
アウタープランジャーが射出ラム42に順次連結されて
いるため、射出プランジャ22は、射出ラムと一体的に
移動可能となる。
インナープランジャーの回転割り出し手段44が、射出
シリンダ24の下半部に装着されている0回転割り出し
手段44は、公知の構成をしており、詳細に説明しない
が1回転割り出し装W145の出力は出力軸の歯車4B
から、ピニオンギヤ48を介してピニオンギヤと同軸の
ギヤ50に伝達されているそして、このギヤ50がイン
ナープランジャーのピストンフランジ34aのギヤ34
cに噛合しているため、インナープランジャー34は、
回転割り出し93144の駆動に伴って所定角度、たと
えば、45゜づつ所定方向に回転される。
なお、参照符合52は、アウタープランジャー3Bを摺
動自在に支持する軸受、54は、プランジ+ −シリン
ダ14の先端に取付けられたノズルヘッド、56は、樹
脂溜り18からの溶融樹脂の流れを制御する回転バルブ
をそれぞれ示す、軸受52はプランジャーシリンダ14
と一体にしてもよい。
上記構成の射出成形機lOは以下のように操作される。
上記のように、射出プランジャー22が前進したとき、
空間30が射出プランジャー、プランジャーシリンダ1
4間に形成されるようになっており、第1図に示す後退
位21(初期位置)では、プランジャーヘッド23の背
後に空間30が存在しない、射出プランジャー22の後
退位置で、回転割り出し手段44を駆動して1部分流路
(インナー流路、アウター流路) 32a、32bの位
相は整列され、流路は開放される。そのため、プリプラ
機構20からの溶融樹脂の供給路28は、流路32を介
して樹脂溜り18に連通される。
このように、供給路28が流路32を介して樹脂溜tl
lBに連mし、プランジャーヘッド23の背後に空所3
Gが存在しない、そのため、プリブラシリング28から
の供給路2+1.流路32を介して樹脂溜り1Bに供給
された溶融樹脂は、供給路の開口から右方に流れず、ノ
ズルヘッド方向に流れざるを得ない。
つまり、供給路29の開口から右方に溶融樹脂の流れる
余地がなく、ノズルヘッド方向に流れて、樹脂溜り18
に供給される。
所定量の溶融樹脂がプリブラシリング28から樹脂溜り
1Bに供給、充填される間、回転バルブ58は閉じられ
る。
溶融樹脂が樹脂溜り18に充填されると、割り出し手段
0が駆動され、インナープランジャー34を45°、た
とえば1時計方向に回転させる。すると部分流路(イン
ナー流路、アウター流路) 32a。
32bの位相が45’ずれて、流路32が閉塞される。
そのため、供給路2B、樹脂溜り18との連通が断たれ
、樹脂溜りへの溶融樹脂の供給が中断される。
熱論、プリプラスクリー28の回転も一旦停止される。
それから1回転バルブ5Bが回転されて、樹脂溜り18
からノズルヘッド54への流路が開放されるとともに、
加圧媒体、たとえば、加圧油が流路58カラプランジヤ
ーシリンダ24に供給されて、射出ラム42とともに、
射出プランジャー22が前進する(第2図参照)。
上記のように、この発明では、供給路28より右方に空
間がなく、一方向(ノズルヘッド方向)の流れしか生じ
る余地がない、そのため、供給路23、流路32を介し
て樹脂溜り18に供給されていた溶融樹脂は、滞留する
ことなく、射出プランジャー22の前進に伴なって、ノ
ズルヘッド方向に流レノズルへラド32を介して、金型
のキャビティ(図示しない)に射出、充填される。
つまり、この発明によれば、樹脂溜り18の溶融樹脂は
、樹脂溜りに先に供給された古い溶融樹脂から、新しく
供給された溶融樹脂に押されて、金型のキャビティに順
次1円滑に射出され、sll油溜18内での溶融樹脂の
滞留が生じない、加えて。
後述するように、供給路29の開口付近の形状も簡単化
されるため、溶融樹脂が開口付近に滞留することもない
、そのため、溶融樹脂の滞留に起因する成形品の品質の
バラツキも生じにくく、成形品の品質を一定に錐持でき
る。また、色替えのための溶融樹脂の交換も容易に行な
え、高い作業性が確保できる。
ここで、射出プランジャー22の前進直前に、流路32
が閉塞されて、供給i!829.sl脂溜り18との連
通が断たれている。そのため、樹脂溜り18の溶融樹脂
は供給路28に流れ込まず、プリブラシリング28への
溶融樹脂の逆流が十分に防止される。従って、逆止弁を
供給路23に設ける必要がなく、逆止5Fが省略できる
逆止弁の取付けのために供給路の開口形状が複雑化する
公知の構成と異なり、この発明では、逆止弁が省略され
るため、供給路29の開口形状が簡単化される。そのた
め、溶融樹脂が供給路23の開口付近で滞留する虞れも
ない、そして、逆止弁の省略によって部品点数が減少す
るとともに、構成的に1lIl単化されるため、射出成
形機10が安価に生産できる。また、逆IE弁を使用し
ないため、メンテナンスを配慮する必要もない。
第2図からよくわかるように、射出プランジャー22が
後退位i!!(初期位置)から前進すると、プランジャ
ーヘッド23の背後で、射出プランジャープランジャー
シリンダ間に空間30が形成され。
この空間は供給路29に連通している。そのためプリプ
ラスクリユー26の回転を再開することにより、射出プ
ランジャー22の前進中においても、プリプラ機構20
から供給路2Sを介して、溶融樹脂がこの空間30に供
給、充填される。
公知のプリプラタイプの射出成形機において、射出プラ
ンジャーは、前進位置でも、供給路の開口に3〜5■ま
で接近するにすぎず、供給路は閉塞されない、そのため
、射出プランジャーが前進して、樹脂溜りから溶融樹脂
を射出し、保圧工程が完了した後、溶融樹脂が、プリブ
ラシリングから供給路を介して、樹脂溜りに新たに供給
されると、溶融樹脂に押されて、射出プランジャーは後
退位置まで後退し、射出プランジャーが後退位置まで後
退した時点で、計量工程が完了する。そして、後退位置
を変えることにより、可塑材料の計量が制御できる。
これに対して、この発明では、保圧工程の完了後、樹脂
溜り18、供給路23が連通されて、樹脂溜り18への
溶融樹脂の供給が再開されると、射出ヘッド23の樹脂
溜りサイドの断面積と空間30の断面積との相違によっ
て、射出プランジャー22を後退させることができる。
回転バルブ5Bを回転して、樹脂溜り18からノズルヘ
ッド54への流路を閉じた後で、射出プランジャー22
の後退前に1割り出し手段44を駆動し、インナープラ
ンジャー34を45°時計方向に回転する、すると、部
分流路(インナー流路、アウター流路) 32a、32
bの位相が整列し、流路32が開放される。それから、
供給路23から空間30への溶融樹脂の供給を再開する
と、流路32を経て、S脂漏り18へ溶融樹脂が流入す
る。同時に、射出プランジャ22の前進時に空間30に
供給されていた溶融樹脂も、空間から流路32を介して
樹脂溜りに流入するなお、射出プランジャー22の後退
前に1回転バルブ5Bは回転されて、樹脂溜り18から
ノズルヘッド54への流路が閉じられていることはいう
までもない。
上記のように、この発明では、射出プランジャー22の
前進中に空間30に溶融樹脂を充填するとともに、射出
プランジャーの後退中においても、溶―樹脂が、空間、
流路32を介して、樹脂溜り18に流入される。つまり
、キャビティーへの射出工程の開始・直後から1次の射
出サイクルのための、樹脂溜り18への供給が開始され
、射出プランジャー22の前進中に、供給の一部が遂行
され、ざらに保圧工程の終了後、射出プランジャー22
が後退位置に後退する間に、残る供給が行なわれ、射出
プランジャーが初期位置である後退位置に復帰する゛ま
でに、供給が常に完了している。
このようにして、射出工程が終了して、射出プランジャ
ー22が後退位置に戻る過程で、樹脂溜り18への可塑
材料の供給が完了するので、射出がすぐに開始でき、射
出サイクルが短縮化できる。
なお、射出プランジャー22が後退位置に復帰すれば、
空間30は存在しないため、溶融樹脂が空間に滞留する
虞れはない。
射出プランジャー22の後退位置が、初期位置(基準位
!りとして固定化され、vk退位II(初期位21)か
らの移動距離(前進距離)によって、可塑材料の計量が
制御される。つまり、射出プランジャー22の前進位置
を変えることにより、任意の計量が行なえる。
」二組実施例において、溝からなる流路32の位相制御
は、一方向への回転割り出しとなっているがこれに限定
されずまたとえば、揺動割り出しとしてもよい。
射出プランジャー22の後退位置において、ブリプラ機
構20からの溶融樹脂は、供給路28、流路32を介し
て、sob溜り18に供給されているが、供給路から樹
脂溜り18に直接供給してもよい。
供給路をプランジャヘッドの直前に設けて、射出プラン
ジャー22の後退位置で、供給路、sl脂脂漏を連通ず
るとともに、流路を貫通孔とし、位相制御を揺動割り出
しとした射出成形機目0を第4図に示す、この射出成形
機llOにおいて、第5図からよくわかるように、30
°離反した4個の貫通孔から流路132が形成されてい
る。そして、流路132は、インナープランジャーヘッ
ドに形成されたインナー流路132aと、アウタープラ
ンジャーヘッドに形成されたアウター流路+32bとに
分割されている。
揺動割り出し手段B4は、エアシリンダ66のピスト7
68ヲ伸縮させて、カムギヤ70を揺動ピン72の回り
で揺動させる公知の構成をしている。カムギヤ70は、
インナープランジャー後端のギヤ34cに噛合している
ため、カムギヤとともに、インナープランジャーが揺動
して、インナー流路132a、アウター流路132bの
位相が整列、または、ずらされる。
この実施例では、供給路をプランジャヘッドの直前に設
けているため、射出プランジャー22の前進直後に、プ
ランジャーヘッド23によって供給口29が閉じられ、
!M脂脂漏18からプリブラシリンダ28への逆流が防
止できる。そして、このa成においても、第1実施例と
同様に、供給口28からノズルへラド54方向への流れ
のみが生じ、供船口付近、樹脂溜りでの溶融樹脂の滞留
が防出される。
なお、この実施例では、プリブラシリングから樹脂溜り
18への溶融樹脂の供給に先立って流路132が閉じら
れる。そして、射出プランジャー14が前進位置から後
退位置に後退する直前に、揺動割り出し手段84を駆動
して、流路132を開放して、空t11130の溶融s
4脂が樹脂溜り18に流入される。
参照符合?4は、アウタープランジャ−3Bノ回’J+
f二めを示す。
第1実施例、第2実施例を組合せて別の実施例としても
よい、たとえば、第1実施例において。
溝の代りに貫通孔から流路32を形成してもよい。
この場合、4個の7ウター流路132bのうち、供給路
29に連通するアウター流路132b’を第5図(^)
(B)に−点鎖線で示すように、供給路に直接連通させ
れば、供給路付近での溶融樹脂の滞留が確実に防止でき
、好ましい。
流路132を貫通孔から形成した場合においても回転割
り出しで位相制御してもよい。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであ
り、この発明を何等限定するものでなくこの発明の技術
範囲内で変形、改造等の施されたものも、全てこの発明
に包含されることはいうまでもない。
たとえば、通常、供給路29.流路32.+32は、は
ぼ同一の断面積とされるが、空間30から樹脂溜り18
への溶融樹脂の流れを円滑にするために、供給路より流
路を太きく形成してもよい、この場合供給路から流路に
溶融樹脂が流れるとき、渦を生じないように、流路にテ
ーバ面を設けるとよい。
実施例のように、インナープランジャー34を回転可能
、アウタープランジャー3Bを回転不能とすれば、構成
が簡単となる利点がある。しかし、これとは逆に、イン
ナープランジャー34を回転不能アウタープランジャー
3Bを回転可能としてもよい。
〔発明の効果〕
上記のように、この発明によれば流路を閉塞したまま、
射出プランジャーを前進させたり、射出プランジャーの
前進直後に供給路を閉塞するため、樹脂溜りの可塑材料
が供給路に流れ込む余地がなく、プリブラシリングへの
逆流が防止される。
そのため、逆止弁が省略できるとともに、供給路の開口
付近で可塑材料の滞留する虞れもない、そして、逆止弁
の省略によって部品点数が減少し。
構成的に簡単化されて、プランジャー成形機が安価に少
産できる。また、逆目ト弁を使用しないためメンテナン
スを配慮する必要もない。
そして、可塑材料は、供給路を介してノズルヘッド方向
に流れざるを得ず、樹脂溜りの可塑材料は、樹脂溜りに
先に供給された占いI’793!材料から新しく供給さ
れたi’T g1材料に押されて、金型のキャビティに
n次、円滑に射出され、樹脂溜りでのり塑材料の滞留が
生じない、加えて、可塑材料が供給路の開「1付近で滞
留する虞れもないため、可塑材料の滞留に起因する成形
品の品質のバラツキも生じに〈〈、成形品の品質を一定
に維持できる。
そして、色替えのための可塑材料の交換も容易に行なえ
、高い作業性が確保できる。
また、射出プランジャーが後退位置から前進すると、供
給路に連通ずる空間が、射出プランジャプランジャーシ
リンダ間に形成される。そのため、射出プランジャーの
前直中にその空間に可塑材料を充填できるともに、さら
に、後退中にも、空間に可塑材料を供給できる。即ち、
射出プランジャーの後退中に、流路を開放すると、空間
・波路を介して、可塑材料が樹脂溜りに流入する。
従って、射出工程の開始直後から1次の射出サイクルの
ための可塑化、供給玉程が開始され、可塑化、供給工程
の一部が、射出工程と同時に行なえ射出工程に吸収され
るため、射出サイクルが短縮化される。
【図面の簡単な説明】
第1図、w42図は、後退位数(初期位置)、前進位置
における、この発明に係るプリプラタイプの射出成形機
の要部の各縦断面図、 第3図(A)は、射出プランジャーの部分縦断面図、第
3図(B)は、第3図(A)の線B−8に沿った射出プ
ランジャーの部分縦断面図、 第4図は、後退位置での別実施例を示すプリプラタイプ
の射出成形機の要部の縦断面図、第5図(A)は、!l
)4出プランジヤーの部分縦断面図、第5図(B)は、
第5図(A)の線B−8に治った射出プランジャーの部
分縦断面図、 第6図は、ms割り出し手段の概略正面図である。 10.110:プリプラタイプの射出成形機1口:ブラ
ンジャーシリンダ、16:ホッパー、18:樹脂溜り2
0:プリブラ機構、22:射出プランジャー、23:射
出プランジャーのヘッド(プランジャーヘッド) 、 
23a、23h:へ+7ド前部、へ+7ド後1111(
インナプランジャーヘッド、アウタープランジャーヘッ
ド)、24:射出シリンダ、2日ニブリプラスクリユー
、28:プリプラシリンダ、23:供給路、30:空間
、32.+32 :流路、32a、32b、132a、
132b:fiS分流路(インナー流路、7ウター流路
)、34+インナプランジヤー、36:アウタープラン
ジャー、4゜:射出ラム、44=回転割り出し手段、4
6:回転割り出し装置、54:ノズルヘッド、56=回
転ヘッド58.60:加圧液の流路、84:揺動割り出
し手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)射出プランジャーの前端部にヘッドを設け、射出
    プランジャーが後退位置から前進したときはじめて、射
    出プランジャー、プランジャーシリンダ間に空間が形成
    され、 プランジャーシリンダ前部の樹脂溜りと上記空間とを連
    通する流路が、射出プランジャーに閉塞可能に形成され
    、 プリプラ機構から可塑材料を樹脂溜りに供給する供給路
    が、射出プランジャーが後退位置にあるとき、上記流路
    を介して樹脂溜りに連通可能に設けられているプリプラ
    タイプの射出成形機。
  2. (2)射出プランジャーの前端部にヘッドを設け、射出
    プランジャーが後退位置から前進したときはじめて、射
    出プランジャー、プランジャーシリンダ間に空間が形成
    され、 プランジャーシリンダ前部の樹脂溜りと上記空間とを連
    通する流路が、射出プランジャーに閉塞可能に形成され
    、 プリプラ機構から可塑材料を樹脂溜りに供給する供給路
    が、射出プランジャーが後退位置にあるとき、射出プラ
    ンジャーのヘッドの直前で樹脂溜りに連通する位置に設
    けられているプリプラタイプの射出成形機。
  3. (3)射出プランジャーが、インナープランジャー、ア
    ウタープランジャーを持つ二重構造に構成され、 上記流路が、インナープランジャー、アウタープランジ
    ャーに連通して形成されたインナー流路、アウター流路
    から構成され、インナー流路、アウター流路の位相をず
    らすことにより、流路を閉塞する請求項1または2記載
    のプリプラタイプの射出成形機。
  4. (4)射出プランジャーが、ヘッドの前部を有するイン
    ナープランジャーと、ヘッドの後部を有するアウタープ
    ランジャーとを持つ二重構造に構成され、 上記流路が、インナープランジャーのヘッド、アウター
    プランジャーのヘッドに連通して形成されたインナー流
    路、アウター流路から構成され、インナープランジャー
    を回動させて、インナー流路、アウター流路の位相をず
    らすことにより、流路を閉塞する請求項1または2記載
    のプリプラタイプの射出成形機。
  5. (5)射出プランジャーの後退位置を固定化し、後退位
    置から射出プランジャーが前進したときはじめて、樹脂
    溜りに連通可能な空間を樹脂溜りから隔離して形成し、
    この空間に、射出プランジャーが後退位置から前進して
    後退位置に復帰する間、プリプラ機構から供給路を介し
    て可塑材料を供給し、後退時にこの空間を樹脂溜りに連
    通して、可塑材料を樹脂溜りに移し、後退位置からの前
    進位置への移動距離によって可塑材料の供給、計量が制
    御される、プリプラタイプの射出成形機での可塑材料の
    供給計量方法。
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