JPH07206275A - 再給紙装置 - Google Patents

再給紙装置

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JPH07206275A
JPH07206275A JP6002816A JP281694A JPH07206275A JP H07206275 A JPH07206275 A JP H07206275A JP 6002816 A JP6002816 A JP 6002816A JP 281694 A JP281694 A JP 281694A JP H07206275 A JPH07206275 A JP H07206275A
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JP
Japan
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claws
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paper
branch claw
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Application number
JP6002816A
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English (en)
Inventor
Masao Otsuka
正雄 大塚
Kosuke Nakamatsu
康祐 中松
Fumio Hatanaka
文男 畑中
Arihiro Tsunoda
有弘 角田
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間トレーにおける用紙のストック性を従来
に比べて、向上させることができ、中間トレー等の省ス
ペース化が図れる再給紙装置の提供。 【構成】 第1分岐爪部13は、8個の分岐爪31とそれらを
固定する1個の回転軸13aにより構成されており、その8個
の各分岐爪31は、用紙2aの搬送方向に対して、直交する方
向に所定の間隔を保ちつつ配列され、回転軸13aを中心と
して所定角度の回動が可能である。第1分岐爪部13は、A3サ
イス゛の用紙2aの幅方向の両端部分の位置にほぼ対応する
ところの一対の分岐爪31の所定の場所に突出板32を有
し、第2分岐爪部14,第3分岐爪部15についても各々所定の
一対の分岐爪31に突出板32を有している。これにより、例
えば第1分岐爪部13の両端部に配列されている一対の分
岐爪31の回転軸13aに近い部分の下面は、残りの6個の分
岐爪31の下面よりも所定の寸法だけ突出するように構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、複写機等にお
ける分岐爪部を有する再給紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、そのような装置として例えば、自
動両面コピー等の機能を有する複写機は、所定の枚数の
用紙の片面に1枚目の原稿像のコピーを完了し、その裏
側の面を再び複写面とするために紙面を反転させた用紙
を、前寄せコロ等の働きにより一旦中間トレーの所定の
位置にストックした後、前送りコロや再給紙コロ等の搬
送装置により、再び、次の原稿像を裏側の面にコピーす
るために転写工程へ送り込むための再給紙装置を備えて
いる。
【0003】このような再給紙装置には、中間トレーへ
用紙を送り込む際、用紙のサイズに応じて送り込み経路
を切り替えるための複数の分岐爪部が、用紙の送る込み
方向に沿って相互に所定の間隔を隔てて、各々回動可能
に配設されている。そして、各々の分岐爪部は、更に複
数の同一形状の分岐爪よりなり、その分岐爪の配列方向
は、用紙の送り込み方向に対して、直交する方向となる
ように構成されている。
【0004】このような分岐爪部の、用紙のサイズに応
じた所定の回動動作により、中間トレーへ用紙が順次送
り込まれる。
【0005】上記のようにして、所定のコピーを完了し
た用紙を中間トレーに一旦ストックする一連の動作(以
下、この動作をストック動作とよぶ)が完了し、2枚目
の原稿が用意され、裏面コピーの指令が出されると、前
送りコロや、再給紙コロ等による再給紙のための動作
(以下、これを再給紙動作とよぶ)が開始される。そし
て、裏面に2枚目の原稿がコピーされた用紙は、今度
は、搬送路切り替え部等の働きにより、複写機本体の外
部に排出される。
【0006】以上の再給紙動作が繰り返えされることに
より、自動両面コピーが完了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、中間トレーに送り込まれてくるまでの搬
送経路において、用紙には、自身の先端部と後端部が互
いに近づく方向に反り返るようにカール状の変形癖がつ
いており、用紙がその変形癖を残したまま中間トレーへ
送り込まれることにより、ストックされる用紙は、この
ような変形の無い用紙に比べて、ストック性が悪く、用
紙が正しくストックされなかったり、必要以上のスペー
スを要する等の問題を有していた。特に、複写機本体の
サイズが小型化するに従って、再給紙装置の本体に占め
るスペースもより小さくなる傾向にあっては、上記スト
ック性の問題は、無視できない欠点となっていた。
【0008】本発明は、従来の再給紙装置のこのような
課題を考慮し、中間トレーにおいて、例えば用紙が正し
くストックされ、必要以上のスペースを要しない等とい
うように、中間トレーにおける用紙のストック性を従来
に比べて、向上させることができ、中間トレー等の省ス
ペース化が図れる再給紙装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、中間トレーへ
用紙を送り込む際、用紙のサイズに応じて送り込み経路
を切り替えるための分岐爪部を有する再給紙装置におい
て、前記分岐爪部は、複数個の分岐爪が、用紙送り込み
方向に実質上直交する方向に配列されてなり、前記複数
個の分岐爪における中央の分岐爪の下面又は両側の分岐
爪の下面は、残りの分岐爪の下面よりも突出している再
給紙装置である。
【0010】
【作用】本発明では、分岐爪部は、中間トレーへ用紙を
送り込む際、用紙のサイズに応じて送り込み経路を切り
替えるためのものであり、複数個の分岐爪が、用紙送り
込み方向に実質上直交する方向に配列されてなる。前記
複数個の分岐爪における中央の分岐爪の下面又は両側の
分岐爪の下面は、残りの分岐爪の下面よりも突出してい
るため、例えばカールした所定のサイズの用紙は、中間
トレーへ送り込まれる際に、前記突出している分岐爪に
より前記カールが矯正される。
【0011】
【実施例】以下、本発明にかかる実施例について図面を
参照しながら説明する。
【0012】図1は、本発明にかかる一実施例の再給紙
装置を有する複写機の構成を説明するための一部切り欠
き断面図であり、図2は、図1に示す再給紙装置の構成
を説明するための断面図であり、主に同図を用いて本実
施例の構成を説明する。
【0013】図1に示すように、複写機本体1は、従来
の複写機と同様に、光学系(図示省略)等を介して原稿
像が露光され、トナー画像が形成される感光体ドラム
(図示省略)等よりなる現像部を本体の略中央部に備
え、その上流側には、用紙2を格納するための給紙カセ
ット3を、下流側には、転写部(図示省略)により感光
体ドラム表面からトナー画像が転写された用紙2に原稿
像を定着させるための定着部(図示省略)等を備えてい
る。
【0014】更に、定着部から排出された用紙2の搬送
方向を、複写機本体1の外部側かあるいは、後述する用
紙反転用路側へ切り替えるための搬送路切り替え部(図
示省略)と、定着部から排出された用紙2の未コピーの
面(既にコピーされた面の裏側の面)に次の原稿像がコ
ピーされるように紙面を反転させるための用紙反転用路
(図示省略)等を備え、片面へのコピーが終了し、用紙
反転用路を経た用紙2を一旦ストックし、用紙2の未コ
ピーの面に再び次の原稿像をコピーするために、所定の
タイミングで上記転写部へ再度給紙するための再給紙装
置11等から構成されている。
【0015】次に、主に図2を用いて再給紙装置11の
構成を説明する。ここで、図2は、再給紙装置11の構
成を説明するための断面図である。
【0016】同図において、本発明の分岐爪部として
の、第1分岐爪部13、第2分岐爪部14、及び第3分
岐爪部15は、再給紙装置11の搬送路16の上流側か
ら下流側に向けて順番に、相互に所定の間隔を保ちつ
つ、各々回転軸13a、14a、及び15aを中心とし
て回動可能に配設されており、所定のコピーが完了した
用紙2を一旦ストックするための中間トレー12へ用紙
2を送り込む際、用紙2のサイズに応じて送り込み経路
を各々切り替えるためのものである。ここで、第1分岐
爪部13は、A3サイズ用で8個であり、第2分岐爪部
14は、B4サイズ用で、6個であり、第3分岐爪部1
5は、A4サイズとB5サイズの送り込み経路を切り替
えるためのもので、4個である。各々分岐爪部は、複数
の分岐爪から構成されている(図3参照)。尚、第2分
岐爪部14の外側にある2個の分岐爪は直接用紙2の切
り替えに有効なものではない。同様に、第3分岐爪部1
5の外側にある4個の分岐爪は直接用紙2の切り替えに
有効なものではない。
【0017】搬送ローラ17は、用紙2を中間トレー1
2へ送り込むための搬送手段であり、再給紙装置11の
用紙入口部16a及び、各分岐爪部13〜15の略中間
部分に、各々回転可能に配設されており、前寄せコロ2
0は、いわゆるストック動作の際に、各分岐爪部13〜
15の切り替えにより、用紙サイズに応じた送り込み経
路を経て、中間トレー12へ送り込まれてきた用紙2の
表面に接するように前寄せ回転軸20aを中心にして回
動するものである。そして、前寄せコロ20は、用紙2
に接し、その回転動作により、中間トレー12の所定の
場所に設けられた後述するストッパー21の位置に用紙
2の先端部が揃うように所定のタイミングで紙寄せ動作
を行うように構成されている。再給紙コロ18は、一旦
ストックされた用紙2を、再び転写部へ搬送するための
再給紙手段であり、中間トレー12の下流側に回転可能
に設けられており、前送りコロ19は、再給紙コロ18
等による再給紙動作の際に用紙2の表面に接するように
前送り回転軸19aを中心にして回動し、用紙2に接
し、その回転動作により用紙2を再給紙コロ18側へ送
り込むためのものである。又、ストッパー21は、再給
紙動作時には、用紙の前進をスットプさせる機能を解除
できるように移動可能に配設されている。
【0018】更に、各分岐爪部13〜15の構成につい
て、図3、図4を用いて説明する。ここで、図3は、図
2において矢印Aの方向から見たところの各分岐爪部1
3〜15の構成を説明するために、搬送路16を形成し
ている仕切り板等の図示を省略した一部略示底面図であ
り、図4は、図2において第1分岐爪部13を矢印Bの
方向から見たところの斜視図である。
【0019】図3に示すように、第1分岐爪部13は、
8個の分岐爪31とそれらを固定する1個の回転軸13
aにより構成されている。第1分岐爪部13を構成する
各分岐爪31は、用紙2の搬送方向(又は、送り込み方
向)に対して、直交する方向に所定の間隔を保ちつつ配
列され、回転軸13aを中心として所定角度の回動が可
能である。第2分岐爪部14,第3分岐爪部15につい
ても後述する内容を除いて第1分岐爪部13と同様の構
成である。
【0020】又、第1分岐爪部13は、本発明の分岐爪
の下面の突出している部分としての突出板32を、A3
サイズの用紙2aの幅方向の両端部分の位置にほぼ対応
するところの一対の分岐爪31(すなわち、同図に示す
ように、回転軸13aに固定された8個の分岐爪31の
内、両端部分の位置に配列された2個の分岐爪31に対
応)の所定の場所に有している。その所定の場所とは、
図4に示すように、分岐爪31の下部側面の回転軸13
aに近い部分であり、PET(ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂)フィルムよりなる突出板32は、上記部分に
接着されている。これにより、第1分岐爪部13の両端
部に配列されている一対の分岐爪31の回転軸13aに
近い部分の下面は、残りの6個の分岐爪31の下面より
も所定の寸法だけ突出するように構成されている。
【0021】第2分岐爪部14,第3分岐爪部15につ
いては、次に説明する通りである。
【0022】すなわち、第2分岐爪部14は、突出板3
2を、B4サイズの用紙2b(同図において、2点鎖線
にて表示)の幅方向の両端部分の位置にほぼ対応すると
ころの一対の分岐爪31(すなわち、同図に示すよう
に、回転軸14aに固定された8個の分岐爪31の内、
B4サイズの用紙2bの送り込みに際して、実質的に関
与していない両端部分の位置に配列された一対の分岐爪
31を除いた残り6個の分岐爪31の内の、両端部分の
位置に配列された一対の分岐爪31に対応)の所定の場
所に有している。又、分岐爪15は、突出板32を、A
4サイズの用紙2c(同図において、2点鎖線にて表
示)の幅方向の両端部分の位置にほぼ対応するところの
一対の分岐爪31(すなわち、同図に示すように、回転
軸15aに固定された8個の分岐爪31の内、A4サイ
ズの用紙2cの送り込みに際して、実質的に関与してい
ない両側部分の位置に配列された二対の分岐爪31を除
いた残り4個の分岐爪31の内の、両端部分の位置に配
列された一対の分岐爪31に対応)の所定の場所に有し
ている。
【0023】以上のような構成において、オペレータ
が、両面コピーモードを選び、用紙サイズとしてA3サ
イズの用紙2aを選び、コピー枚数等を指示し、コピー
スタートスイッチ(図示省略)をONした場合につい
て、図1、図2を用いて、本実施例の動作を説明する。
【0024】A3サイズの用紙2aの片面に1枚目の原
稿像のコピーが従来と同様の方法で完了すると、定着部
から排出された用紙2aは、搬送路切り替え部の作動に
より用紙反転用路へ送られ、ここで、未コピーの面を再
び複写面とするために紙面が反転されて、再給紙装置1
1の用紙入口部16aへと搬送される(図1参照)。
【0025】図2で示すように、再給紙装置11へ送ら
れてきた用紙2aは、搬送ローラ17により更に下流側
へと搬送されるが、所定の用紙サイズに応じて第1分岐
爪部13のみが回転軸13aを中心にして上方へ回動し
ているために、第1分岐爪部13を構成する8個の分岐
爪31の下面に沿って、その進行方向を下方に変えなが
ら中間トレー12へ送り込まれる。
【0026】第1分岐爪部13を介して中間トレー12
へ送り込まれる用紙2aは、両端に配設された一対の分
岐爪31に取り付けられている突出板32により、それ
に対応する用紙両端部分のみに、用紙2aの先端部51
辺りから後端部52辺りのほぼ全域に渡って連続的に下
向きの矯正力を受ける(図5(a)参照)。ここで、図
5(a)は、図2において第1分岐爪部13を矢印Cの
方向から見たところの一部略示断面図である。
【0027】以上の内容を模式的に示したものが図5
(b1)〜(b3)である。すなわち同図において、第
1分岐爪部13の手前では、先端部51と後端部52
が、互いに近づく方向に上向きに反り返るようにカール
状の変形癖がついていた用紙2a(図5(b1)参照)
は、その両端部分に突出板32によって、矢印で示す下
向きの矯正力53を受け(図5(b2)参照)、上向き
のカール状の変形癖はなくなり、いわゆるコシの付いた
用紙となる(図5(b3)参照)。
【0028】尚、用紙サイズが上記の場合と異なり、例
えばB4あるいはA4等の場合でも、上述したように、
中間トレー12へ送り込まれる場所が、各々第2分岐爪
部14あるいは第3分岐爪部15となるだけであり(図
3に示す、用紙2b,2c参照)、各々の用紙2b,2
cのほぼ両端部分に対応する位置に配設された一対の突
出板32により、下向きの矯正力53を受けて、上向き
のカール状の変形癖がなくなり、いわゆるコシの付いた
用紙となり、同様の効果を得られることに変わりはな
い。
【0029】以上のようにして、中間トレー12に送り
込まれた用紙2aは、前寄せコロ20、ストッパー21
等により、正しくストックされ、必要以上のスペースを
要することもない。
【0030】所定枚数の片面コピーが完了した用紙2a
は、このようにして、中間トレー12に一旦ストックさ
れた後、オペレータにより2枚目の原稿が用意され、裏
面コピーの指令が出されると、前送りコロ19や、再給
紙コロ18等による再給紙のための動作(以下、これを
再給紙動作とよぶ)が開始される。そして、裏面に2枚
目の原稿がコピーされた用紙2aは、今度は、搬送路切
り替え部等の働きにより、複写機本体1の外部に排出さ
れる。
【0031】以上の一連の再給紙動作が繰り返えされる
ことにより、自動両面コピーが完了する。
【0032】尚、上記実施例では、第2、第3の分岐爪
部の有する分岐爪31の個数はそれぞれ6個と4個であ
り、その両側にそれぞれ2個と4個の有効でない分岐爪
31が配列されていたが、このような有効でない分岐爪
はなくてもよい。すなわち、本発明の分岐爪としては、
実質的に関与していない無効な部分は対象とせず、送り
込み経路が切り替えられる用紙サイズの用紙幅に対応し
た部分に配設された分岐爪をいうものとする。
【0033】又、上記実施例では、第2、第3の分岐爪
部の分岐爪配列間隔は、第1の分岐爪部の分岐爪配列間
隔と同じであったが、異なるようにしてもかまわない。
【0034】又、上記実施例では、用紙が上向きのカー
ル状の変形癖を有する場合について説明したが、これに
限らず例えば、用紙の搬送経路によっては、下向きのカ
ール状の変形癖が生じることもあり、このような場合で
あっても、上記方法によれば上記実施例とほぼ同様の効
果が得られる。
【0035】又、上記実施例では、突出板の取り付けら
れた分岐爪は、各分岐爪部によって、送り込み経路が切
り替えられる用紙の幅方向の両側にほぼ対応する場所に
配設されている場合について説明したが、これに限ら
ず、例えば突出板の取り付けられた分岐爪が各分岐爪部
のほぼ中央に配設されていてももちろんよい。この場
合、用紙は中央部において下向きの矯正力を受けて、カ
ール状の変形癖がなくなり、いわゆるコシの付いた用紙
となり、ほぼ同様の効果を得られる。
【0036】又、上記実施例では、突出板の取り付けら
れた分岐爪は、各分岐爪部において、一対づつである場
合について説明したが、これに限らず、例えば3個づつ
であっても、4個づつであっても、あるいは各分岐爪部
によって、その個数が異なっていてももちろんよい。
【0037】又、上記実施例では、分岐爪に突出板を取
り付けることにより、所定の分岐爪の下面を残りの分岐
爪の下面よりも突出させるようにした場合について説明
したが、これに限らず、例えば突出板を分岐爪と一体の
構造とするなど、要するに所定の分岐爪の下面を残りの
分岐爪の下面よりも突出させるようにさえできればどの
ような構成のものでもよい。
【0038】又、上記実施例では、分岐爪における突出
部分としては、分岐爪の下面の回転軸に近い側である場
合について説明したが、これに限らず、例えば図6
(a)に示すように、回転軸と反対側の分岐爪の先端に
近い側の下面である場合や、あるいは同図(b)に示す
ように、分岐爪の下面のほぼ全域である場合等、要する
に用紙のカール状の変形癖を実質的に矯正できるもので
ありさえすれば、どのような形状であってもよい。ここ
で、図6(a),(b)は、分岐爪における突出部分の
別の形状を示す他の実施例の説明図である。
【0039】又、本発明は、複写機に限らず、プリンタ
など再給紙装置を有する他の画像形成装置等にも適用可
能である。
【0040】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、中間トレーにおいて、例えば用紙が正しくス
トックされ、必要以上のスペースを要しない等というよ
うに、中間トレーにおける用紙のストック性を従来に比
べて、向上させることができ、中間トレー等の省スペー
ス化が図れるという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施例の再給紙装置を有する
複写機の構成を説明するための一部切り欠き断面図
【図2】図1に示す再給紙装置の構成を説明するための
断面図
【図3】図2において矢印Aの方向から見たところの各
分岐爪部の一部略示底面図
【図4】図2において第1分岐爪部を矢印Bの方向から
見たところの斜視図
【図5】図5(a);図2において第1分岐爪部を矢印
Cの方向から見たところの一部略示断面図図5(b1)
〜(b3);本実施例における第1分岐爪部での用紙の
送り込みの様子を模式的に示すための説明図
【図6】図6(a),(b);分岐爪における突出部分
の別の形状を示す他の実施例の説明図
【符号の説明】
1 複写機本体 2 用紙 2a A3サイズの用紙 2b B4サイズの用紙 2c A4サイズの用紙 3 給紙カセット 11 再給紙装置 12 中間トレー 13 第1分岐爪部 14 第2分岐爪部 15 第3分岐爪部 13a、14a、15a 回転軸 16 搬送路 16a 用紙入口部 17 搬送ローラ 18 再給紙コロ 19 前送りコロ 19a 前送り回転軸 20 前寄せコロ 20a 前寄せ回転軸 21 ストッパー 31 分岐爪 32 突出板 51 先端部 52 後端部 53 矯正力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角田 有弘 大阪府大阪市中央区玉造一丁目2番28号 三田工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間トレーへ用紙を送り込む際、用紙の
    サイズに応じて送り込み経路を切り替えるための分岐爪
    部を有する再給紙装置において、前記分岐爪部は、複数
    個の分岐爪が、用紙送り込み方向に実質上直交する方向
    に配列されてなり、前記複数個の分岐爪における中央の
    分岐爪の下面又は両側の分岐爪の下面は、残りの分岐爪
    の下面よりも突出していることを特徴とする再給紙装
    置。
JP6002816A 1994-01-14 1994-01-14 再給紙装置 Pending JPH07206275A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6002816A JPH07206275A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 再給紙装置

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JP6002816A JPH07206275A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 再給紙装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6698752B1 (en) 1999-03-15 2004-03-02 Kyocera Mita Corporation Sheet transport device
JP2020083553A (ja) * 2018-11-27 2020-06-04 株式会社沖データ 媒体搬送ガイド及び画像形成装置

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US6698752B1 (en) 1999-03-15 2004-03-02 Kyocera Mita Corporation Sheet transport device
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