JPH07205967A - 物品支承用容器 - Google Patents

物品支承用容器

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JPH07205967A
JPH07205967A JP6249623A JP24962394A JPH07205967A JP H07205967 A JPH07205967 A JP H07205967A JP 6249623 A JP6249623 A JP 6249623A JP 24962394 A JP24962394 A JP 24962394A JP H07205967 A JPH07205967 A JP H07205967A
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bearing
container
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fold line
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Terumi Matsuda
輝巳 松田
Yoshio Washizu
善夫 鷲津
Tatsuo Kuwata
龍雄 桑田
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KANSAI NATL INSATSU KK
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
KANSAI NATL INSATSU KK
Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィンガーグリップ付注射器が横転すること
なく保持でき、しかも、シートより折り曲げて簡単に組
立ができるようにする。 【構成】 一方端部の側板3の上縁に方形枠の上方開口
を閉じる蓋板7を連設し、これに隣接する側板4の上下
縁には支承壁27を有する支承部Bを折曲形成する上部
フラップ14と、支承壁27に連接された貼着片31が
固定される底部フラップ15を夫々連設し、他方端部の
側板6の上下縁には上記支承部Bに相対し、上部支承片
部を低い位置に設けるように支承部Cを折曲形成する上
部フラップ23と、支承壁28に連続する貼着片32が
取り付けられる底部フラップ24を夫々連設し、夫々の
上部支承片14'、23'から支承壁27、28にかけて
少なくとも1個の支承用窓33、34を形成したもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートを折り曲げて、
貼着部を固着して組み立てられ、細長い物品の両端を支
持した状態で収容するもので、特に、円筒状の本体に薬
剤が封入され、一端に針が装着されると共に他端にフィ
ンガーグリップが突出した状態で装着されている使い捨
て注射器を、不測の回転のおそれなく確実に支承し、積
載運搬は勿論のこと保管や注射器の取り出しに便利な容
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の使い捨て注射器のような
長尺な物品を安全に支承する容器としては、箱体とは別
個に形成した支持台を箱体に嵌め入れる方式のものが通
常であった。しかしながら、包装用容器としては予め製
造段階において組み立てた状態で納品されるのが通常で
あることから、従来の箱体と支持台を別個に形成する方
式では製造、組立工程が複雑となり、輸送保管などにお
いて無駄を生じてコスト高となる。また、別個に形成し
た支持台を箱体に挿入する方式では、物品の厚み方向の
振動には充分に対処できるものの、長手方向の安定性に
欠け、確実な支承状態を得ることができないという不都
合を有していた。
【0003】このため、箱体の組み立てと同時に物品の
支承部を一体的に形成でき、箱体内に物品を支承部で支
持した状態として詰め込み、該状態で輸送、保管および
ユーザーへの納品が便利に行える注射器支承用容器が望
まれていた。上記要望を満たすものとして、本出願人
は、先に実開平6−25115号、実開平6−2754
2号、実開平6−14022号で、バイアル、アンプル
等の支承用として好適に用いられる組立式の容器を提供
している。
【0004】上記した容器は、いずれも図10に示すよ
うに、容器内部に一体に形成した左右対向する支承部1
00、101を設け、これら支承部100、101に相
対向した支承用窓102、103を形成している。
【0005】
【発明が課題しようとする課題】上記した対向して設け
た支承部100、101の支承用窓102、103に、
図11に示すように、使い捨て注射器の収容箱として用
いた場合、下記の問題が発生する。即ち、図11に示す
ように、この種の使い捨て注射器Dは、円筒形状の本体
部200の後端部に翼状のフィンガーグリップEを張出
形成しており、該フィンガーグリップEは、本体部20
0に外嵌する円筒部201と、該円筒部201の先端に
円筒部201の直径Fと略同一寸法の短辺202bと、
直径Fより大きい長辺202aを有する矩形状の平板部
202からなり、平板部202を注射器の本体部200
に対して直交する方向に配置し、上下に突出するように
取り付けている。
【0006】上記使い捨て注射器Dを図11に示すよう
に、フィンガーグリップEを縦長に配した状態で一方の
支承用窓102に嵌着しても、注射器Dの円筒形状の本
体部200の不測の回転によりフィンガーグリップEの
平板部202が横転すると、支承部100の上部支承片
100aの下側に入り込んで、図13に示すように横長
に配される事態が発生しやすい。このようにフィンガー
クリップEが倒れると、注射器Dを容器より取り出す時
に、フィンガーグリップが上部支承片100aにひっか
かって注射器を取り出しにくくなる問題があった。
【0007】さらに、従来提供されている図10に示す
容器はアンプルおよびバイアルを支承する容器であるた
め、支承部100、101の長さLが短いので、フィン
ガーグリップを備えた使い捨て注射器を収容する容器で
は、その支承部100、101の長さLを長くする必要
がある。この種の容器では、容器内部に注射器Dを挿入
するまでは偏平な状態としておき、注射器挿入時にワン
タッチで立体的な箱とすることが要望されているが、上
記注射器挿入用として、支承部の長さLを大とし、か
つ、この長尺な支承用窓102、103を備えた支承部
をシートを折り返して底板部に接着して形成しておく場
合、ワンタッチで立体的な容器にすることは非常に困難
であった。
【0008】本発明は上記問題を解消し、注射器を回転
のおそれなく支承することにより、注射器の取り出しを
容易とすることを目的としている。さらに、支承部の長
さが大で、この長い支承部を折り返して形成する容器
を、偏平状態よりワンタッチに立体的に組み立てること
ができるようにすることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、請求項1に記載の第一の発明で、シート
を折り曲げて、所要部を接着剤で固着して組み立て、長
尺な物品を収容する容器として、所要間隔をあけた3つ
の折線(2a、2b、2c)を介して連続する4つの側
板部(3、4、5、6)を備え、両端縁を接着して方形
枠を形成する側板列(A)と、少なくとも1つの側板部
(3、4、5、6)の下端より折線を介して連続し、方
形枠の下方開口を閉塞する底板部(11)と、上記側板
部(4)の上縁に折線(16)を介して連続し、支承用
窓(33)を備えると共に方形枠の内部に折り返して物
品支承部(B)を形成する上部フラップ(14)と、上
記他端側の側板部(6)の上縁に折線(25)を介して
連続し、支承用窓(34)を備えると共に方形枠の内部
に折り返して、上部支承片部(23’)が上記物品支承
部(B)の上部支承片部(14’)より高さの低い物品
支承部(C)を形成する上部フラップ(23)を備え、
上記シートを組み立てて、物品支承部(B)の支承用窓
(33)と物品支承部(C)の支承用窓(34)とを対
向配置して、物品の両側を支承用窓(33、34)に挿
入して支承する構成としている物品支承用容器を提供し
ている。
【0010】さらに、本発明は、請求項2に記載の第二
の発明で、シートを折り曲げて、所要部を接着剤で固着
して組み立て、長尺な物品を収容する容器として、所要
間隔をあけた3つの折線(2a、2b、2c)を介して
連続する4つの側板部(3、4、5、6)を備え、両端
縁を接着して方形枠を形成する側板列(A)と、上記側
板部(3)の下縁に折線(13)を介して連続し、先端
縁に係合用ロック部(8)を設けると共に、側縁に傾斜折
線(9)を介して接続片部(10)を設けた、方形枠の下方
開口の一半側を閉じる底板部(11)と、上記側板部
(4)の上縁に折線(16)を介して連続し、支承用窓
(33)を備えると共に方形枠の内部に上方開口より折
り返されて物品の一側部を支承する支承部(B)を形成
する上部フラップ(14)と、上記側板部(4)の下縁
に折線(17)を介して連続し、一側部に上記接続片部
(10)を接着剤で接続すると共に他側部に開口部(3
5)を穿設した底部フラップ(15)と、上記側板部
(5)の下縁に折線(22)を介して連続し、先端縁に
底板(11)の係合用ロック部(8)と係合して連繋され
る係合用ロック部(19)を設けると共に、一側縁に傾斜
折線(20)を介して接続片部(21)を設け、かつ、他側
の隅角部を上記開口部(35)に差し込いれて、方形枠
の下方開口の他半側を閉じる底板部(18)と、上記他端
側の側板部(6)の上縁に折線(25)を介して連続
し、支承用窓(34)を備えると共に方形枠の内部に上
方開口より折り返されて、物品の他側部支承する支承部
(C)を形成する上部フラップ(23)と、側板部
(6)の下縁に折線(26)を介して連続し、上記底板
部(18)の接続片部(21)と接着剤で接続されると
共に、上記底板部(11)の縁部(50)が差し入れら
れる切り込み(36)を設けた底部フラップ(24)を
備え、上記シートを組み立てて、支承部(B)の支承用
窓(33)と支承部(C)の支承用窓(34)とを対向
配置して支承用窓(33、34)に物品の両側を挿入し
て支承する構成としている物品支承用容器を提供してい
る。
【0011】上記請求項2の容器において、支承部
(C)の上部支承片部(23’)は支承部(B)の上部
支承片部(14’)の高さより低く設定している。(請
求項3)
【0012】また、上記請求項1および請求項2のいず
れの容器においても、上記一端側の側板部(3)の上縁
に折線(12)を介して連続し、方形枠の上方開口を開
閉する蓋板部(7)を備えている。(請求項4)
【0013】また、上記請求項1および請求項2のいず
れの容器においても、上記支承部(B、C)を形成する
上部フラップ(14、23)は、側板部(4、6)の内
側で水平に延在する上部支承片部(14’、23’)
と、該上部支承片部(14’、23’)の内端と底部フ
ラップ(15、24)との間を連結する垂直方向の支承
壁部(27、28)と、支承壁部(27、28)に連続
して底部フラップに接着剤で固定される貼着部(31、
32)を備え、上記支承用窓(33、34)は支承壁部
(27、28)から上部支承片部(14’、23’)に
かけて形成している。(請求項5)
【0014】また、上記請求項1および請求項2のいず
れの容器においても、上記支承用窓(33、34)に保
持用突起(38)を設けている。(請求項6) さらに、上記支承用窓(33、34)は一定間隔をあけ
て並列に複数個形成し、複数の物品を収容する構成とし
ている。(請求項7)
【0015】また、請求項1および請求項2のいずれの
容器においても、上記容器内部に対向して突出する支承
部(B)と支承部(C)は、支承部(B)を支承部
(C)より突出量を大として容器内部の略中央位置まで
延在させている。(請求項8)また、上記支承部(C)
の上部支承片部(23’)は側板部(6)の上端縁より
下方に位置し、側板部(6)に対して段状としている。
(請求項9)
【0016】上記段状に形成している支承部(C)は、
該支承部(C)を形成する上部フラップ(23)に、折
線(25)と平行な5本の折線(30a、30b、30
c、30d、30e)を所要間隔をあけて設け、折線
(25)と折線(30a)の間は、方形枠の上端から内
向き水平方向へ折曲て上壁部(44)とし、折線(30
a)と折線(30b)の間は、側板部(6)と平行に下
向きに折曲して内側縦壁部(45)とし、折線(30
b)と折線(30c)の間は、底板部に接着剤で接続す
る貼着部(32)とし、折線(30c)と折線(30
d)の間は、側板部(6)と平行に上向きに折曲して支
承壁(28)とし、折線(30d)と折線(30e)の
間は、外向き水平方向へ折曲して上部支承片部(2
3’)とし、折線(30e)から先端縁の間は側板部
(6)と平行に下向きに折曲して貼着部(46)とし
て、上記内側縦壁部(45)に接着し、上記上部支承片
部(23’)の高さを、支承部(B)の上部支承片部
(14’)の高さより低くしている。(請求項10)
【0017】さらに、高さを低くした支承部(C)を強
固に保持するため、外殻を設けた2重構成としてもよ
い。即ち、上部フラップ(23)に、側板部(6)の上
端より折曲して、出入口(39)を設けた外殻(40)を設
け、該外殻(40)の内側に、支承用窓(34)を有す
る支承壁(28)および上部支承片部(23’)を連続
して折曲して形成してもよい。(請求項11)
【0018】上記請求項1、請求項2および請求項11
に記載の容器に収納して支承物で支承する物品として
は、注射器(D)が好適であり、よって、これら容器を
注射器支承用容器として形成することが好ましい。上記
容器内で支承する注射器(D)は一端に、注射器(D)
の直径と略同一幅の短辺と、注射器の直径よりも大きい
長辺からなる矩形状の平板部を有するフィンガーグリッ
プ(E)を、その平板部を上下に突出させて備えおり、
該フィンガーグリップ(E)を上記支承壁(C)の支承
用窓(34)に挿入すると共に、該フィンガーグリップ
の平板部の上端を支承用窓(34)より突出させてい
る。(請求項12)
【0019】上記注射器を収納して支承する容器は、そ
の支承用窓(34)の幅をフィンガーグリップ(E)の
平板部の短辺寸法よりも大で、長辺寸法より小さく設定
している。(請求項13) かつ、上記低尺な支承壁(34)の高さを、注射器
(D)のフィンガーグリップ(E)の平板部の長辺寸法
の略半分に設定している。(請求項14)
【0020】
【作用】上記請求項1および請求項2に記載の容器は、
予め所要形状に形成された1枚のシートを折線に沿って
予め折り曲げると共に所要箇所を接着剤で接着おくと、
偏平状態から、シートの一部を押すか或いは引っ張るだ
けで、方形状の立体的な容器として起立させることが出
来、しかも、該容器内部に対向して物品支承部を形成す
ることができる。上記のように、容器内部に物品を収納
するまでは偏平状態としておくことができるため、該状
態で運搬および保管に便利であると共に、この偏平状態
から押す或いは引っ張るだけの略ワンタッチ操作で立体
形状の容器とできるため、容器組立の操作性に優れてい
る。
【0021】また、請求項1および請求項2に記載の容
器は、容器内部に対向して形成される支承部が、相対す
る支承壁片を有し、上部支承片から支承壁片にかけて支
承用窓部を形成しているため、注射器等の被支承物品は
支承用窓部に嵌め入れられ安定した状態で架け渡され
る。かつ、支承部の支承壁片を折曲形成するに当り、容
器の側板との間に上部フラップを折曲して形成した空間
壁体を介在させることにより、外部からの振動を緩衝し
て被支承物品を保護すると共に、被支承物品の長手方向
への不測の移動にも対処でき、側板部への衝突のおそれ
なく安定した状態で支承できるのである。
【0022】また、請求項1および請求項3に記載のよ
うに、一方の支承部(C)の上部支承片部の高さを他方
の支承部(B)の上部支承片部の高さより低く設定し、
かつ、該支承部(C)の上部支承片部の高さを方形枠の
高さ及び注射器のフィンガーグリップの長尺幅より低尺
に形成して、支承部(C)の支承用窓に挿入した注射器
のフィンガークリップを縦長に配すると、フィンガーグ
リップの上端部が支承部の上方に突出する状態で支承で
きる。この支承状態とするとフィンガーグリップの横転
が阻止され、注射器の取り出しが困難となることを防止
できる。
【0023】また、請求項1および請求項2に記載の容
器はいずれも、底部フラップが一連に連繋される構成で
あるため、底部フラップが独立して動くことがなく、底
部フラップに取り付けられた支承部の浮き上がりが防止
でき、注射器等の物品の取り出しに支障を生じない。
【0024】特に、請求項2に記載の容器では、一方端
部の側板(3)に連設した底板部(11)が、先端縁に
係合用ロック部(8)を有し、側縁に傾斜折線を介して
接続片(10)を設けた下方開口を半閉する長さであ
り、これに隣接する側板部(4)に連設した底部フラッ
プ(15)が底板部(11)の接続片(10)を接続す
る長尺であり、また、これに隣接する側板部(5)の下
縁には底板部(11)と係合して連繋される略同一形状
の底板部(18)を連設し、さらに、側板列の他方端部
の側板部(6)に連設した底部フラップ(24)が、底
板部(18)の接続片(21)を接続する形状であり、
かつ、上記底部フラップ(15)には底板部(11)の
隅角部が差し入れられる開口部(35)を穿設している
と共に、上記底部フラップ(24)には底板部(11)
の縁部(50)が差し入れられる切り込み(36)を設
けているため、一方の支承部(B)の貼着片(31)を
長尺の底部フラップ(15)の先端部に固定することに
よって支承部(B)を長尺に形成することができると共
に、支承部(B)が長尺であってもワンタッチ方式で組
み立てることができる。
【0025】請求項4に記載のように、シートに蓋板部
を一体に形成しておくと、容器内部に注射器等の物品を
収容した状態で蓋をすることが出来る。尚、物品を収容
した容器を積層した状態とする場合、あるいは、他の大
きなケース内部にまとめて収容する場合等では、各容器
に蓋板部は必ずしも必要ではない。
【0026】請求項5に記載のように、容器内部に設け
られる物品支承部を予め容器の底板となる部分に接着剤
で固定していると、支承部が独立して動くことがなく、
支承部の浮き上がりが防止でき、物品が安定保持される
と共に、物品の取り出しが容易にできる。
【0027】請求項6に記載のように、支承部に形成し
た支承用窓に、さらに保持用突起をもうけると、支承用
窓にフィンガーグリップを取り付けた注射器を挿入した
場合に、上記保持用突起により長さ方向への移動が規制
され、安定した状態で保持できる。かつ、注射器の取り
出しは、単に保持用突起による抵抗に抗して引き上げる
だけでよい。また、請求項7に記載のように、支承部に
支承用窓を並列に形成すると、1つの容器に多数の注射
器等の物品を効率よく収容することができる。さらに、
請求項8に記載のように、対向して形成する支承部のう
ちの一方の長さを大として、容器中央部まで突出させる
と、支承する物品が長尺な場合に、安定して支持するこ
とができる。
【0028】また、請求項9に記載のように、容器内部
に対向して設ける一方の支承部(C)の上面の高さ(上
部支承片部の高さ)を側板部の上端より低くすると、該
支承部の支承用窓に挿入した物品の一部、例えば、使い
捨て注射器ではフィンガーグリップの一部を支承部の上
端より突出させた状態で、側板部の上端より突出するこ
とが防止でき、蓋板部を一部で押し上げることなく、平
面状態で閉鎖することができる。また、請求項10に記
載のように、多数の折線に沿って折り返して上部フラッ
プを形成すると、上部支承片部の高さを側板部に対して
段状に低くした支承部(C)を形成することが出来る。
かつ、該支承部(C)は側板部および底板部とに夫々接
着剤を介して固着し、立体的に起立させた時に、縦方向
および横方向の両方向で固定しているため、安定した状
態で保持できる。また、請求項11に記載のように、外
殻を形成すると、支承部の高さを側板部より高くするこ
となく、支承部(C)の強度を高めることが出来る。
【0029】また、容器に収容する物品がフィンガーグ
リップを備えた注射器とした場合、該注射器のフィンガ
ーグリップと形状と、容器の支承用窓の形状および支承
部の高さを、請求項12、13および14に記載の関係
に設定すると、支承用窓にフィンガーグリップを挿入し
た状態で、フィンガーグリップの横転を確実に防止する
ことが出来る。
【0030】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の注射器用容器
の実施例を説明する。図1から図4は第一実施例を示
し、図1の展開図に示す如く、1枚の厚紙シートより容
器を形成している。尚、各片を接合して形成することも
無論可能である。
【0031】図1において、Aは一方端縁に接続片1を
突設し、これを他端縁に接着することにより方形枠を形
成する一連の側板列で、所定間隔をあけて折線2a、2
b、2cを並設して側板部3、4、5、6を形成してい
る。この側板列Aの一方端部の側板部3の上縁には、折
線12を介して方形枠の上方開口を全閉する蓋板部7
を、下縁には方形枠の下方開口を閉止する底板部11
を、折線13を介して連設している。
【0032】これに隣接する側板部4の上縁には折線1
6を介して支承部Bを折曲形成する上部フラップ14
を、下縁には折曲形成された支承部Bの貼着片31が固
定される底部フラップ15を、折線17を介して連設し
ている。
【0033】また、他方端部の側板部6の上縁には上記
支承部Bに相対し、注射器DのフィンガーグリップEを
支承する低尺の支承部Cを段状に折曲形成する上部フラ
ップ23を折線25を介して連設している。また、下縁
には折曲形成された支承部Cの貼着片32が固定され、
上記底部フラップ15に一連に連繋される底部フラップ
24を折線26を介して連設している。
【0034】上記上部フラップ14、23において、図
中、27、28は支承部B、Cの支承壁となるもので、
底部フラップ15、24への貼着片31、32に連続し
て形成されており、上部支承片14’、23’から支承
壁27、28にかけて複数個の支承用窓33、34を並
列に開口している。
【0035】詳しくは、上記上部フラップ14は折線1
6と平行な2本の折線29a、29bを所要間隔をあけ
て設け、折線16と折線29aの間は上部支承片部1
4’とし、該上部支承片部14’を方形枠の上端から内
向き水平方向へ折り曲げるようにしている。折線29a
と折線29bの間は支承壁27とし、上部支承片部1
4’より下向きに折り曲げている。折線29bより先端
までを貼着片31とし、支承壁27より水平に折り曲げ
て、底部フラップ15に接着剤で接着するようにしてい
る。
【0036】上記上部フラップ23は、折線25と平行
な5本の折線30a、30b、30c、30d、30e
を所要間隔をあけて設け、折線25と折線30aの間
は、方形枠の上端から内向き水平方向へ折曲て上壁部4
4となる。折線30aと折線30bの間は、側板部6と
平行に下向きに折曲して内側縦壁部45となる。折線3
0bと折線30cの間は、底部フラップ24に接着剤で
接続する貼着部32となる。折線30cと折線30dの
間は、側板部6と平行に上向きに折曲して支承壁28な
る。折線30dと折線30eの間は、外向き水平方向へ
折曲して上部支承片部23’となる。折線30eから先
端縁の間は側板部6と平行に下向きに折曲して貼着部4
6となり、上記内側縦壁部45に接着し、上記上部支承
片部23’の高さH1が支承部Bの上部支承片14’の
高さH2より低くなるように設定している。
【0037】また、上記上部フラップ14を折り返した
時、上部支承片部14’は容器の略中央部まで突出し、
収容する注射器Dの本体部200の先端側段部205に
係止する位置となるように設定している。
【0038】また、上部フラップ23より形成する注射
器DのフィンガーグリップEを支承する支承部Cの支承
壁28の高さH1は、方形枠、即ち、側板部の高さH3
より低く、かつ、注射器DのフィンガーグリップEの平
板部202(図12参照)の長辺寸法L1より短尺であ
り、また、支承壁28の支承用窓34の高さH1は注射
器DのフィンガーグリップEの平板部の長辺寸法L1の
半分程度に形成されるもので、支承部Cは段状を呈して
いる。さらに、支承用窓34の幅はフィンガーグリップ
Eの平板部の短辺寸法L2より大で、かつ、長辺寸法L
1より小に設定している。また、支承壁28の支承用窓
34の底面からの高さH5は支承壁27の支承用窓33
の底面からの高さH6と同一高さとすると共に、支承用
窓34にフィンガーグリップEを挿入した時に該フィン
ガーグリップEの下端が底面との間に隙間を有して当接
しないようにしている。
【0039】図中、37は蓋板部7の先端縁に形成した
差込片である。また、図中、38は支承壁27、28の
支承用窓33、34に形成した保持用突起であり、注射
器Dの一方側の本体部200とフィンガーグリップEの
円筒部201との段差部200aおよび他方注射針側の
段差205に係止するようにしている。上記保持用突起
38の対向する突起間の寸法L4は、注射器の外径と同
一とした先端窓部の幅L3より小さく設定している。
【0040】尚、第一実施例では通常の底板の実施例を
示しているが、底部フラップ15、24と接続されて下
方開口を全閉する従来公知のワンタッチ方式の底部であ
ってもよい。
【0041】上記第一実施例の容器の組み立ては、先
ず、図2に示すように、上部フラップ14、23を折曲
して支承部B、Cを形成する状態に折り重ねる。つい
で、支承部Cを構成する上部フラップ23側では、各折
線30a〜30eに沿って折り曲げ、先端の貼着片46
を内側縦壁部45に接着剤を介して固定する。
【0042】ついで、上部フラップ14、23に対応す
る底部フラップ15、24を側板部4、6の下縁で折り
返して支承部B、Cの支承壁27、28に重ね合わせ
る。支承部Bを構成する上部フラップ14側では、支承
壁27に連続する貼着片31を底部フラップ15の先端
部に接着剤を介して固定する。その後、側板列Aを両側
部の折線で折り返し、両側の側板部3、6の両端縁を接
続片1で接着して側板列Aを一連に連繋する。この状態
で、接着剤を介して固定すべき箇所は固定され、かつ、
折り曲げられる箇所は折り曲げられた状態となってお
り、側板部4と側板部5との間の折線2bで2つ折りさ
れた偏平状態となった仮組み立て状態となる。これより
立体的な容器とするには、側板部を方形枠を形成するよ
うに引き起こすだけで良くなる状態となっている。よっ
て、この状態で、保管および運搬しており、注射器など
の物品を収容する時に立体的に最終組み立てを行うよう
にしている。
【0043】図3に示す立体的な容器とするには、ま
ず、各側板部3、4、5、6を直角に配して方形枠を形
成する。支承部B、Cに重ね合わされた底部フラップ1
5、24を側板部に対して直角状に引き起こすと、底部
フラップ15、24に取り付けられた支承壁27、28
は連動して起立し、支承壁27、28とこれに連続形成
された上部支承片部14’、23’とによって一対の支
承部B、Cが方形枠の内側に相対して形成され、図3に
示す容器が組み立てられる。
【0044】上記注射器DのフィンガーグリップEを支
承する支承部Cは、上部支承片部23’の高さを支承部
Bの上部支承片部14’の高さより低く、かつ、支承用
窓34の高さはフィンガーグリップEの長辺202aと
円筒形状の本体部200の間の寸法と同程度に形成して
いるため、図4に示す如く、支承部Cの支承用窓34に
挿入した注射器DのフィンガークリップEを縦長に配す
ると、フィンガーグリップEの上端部が支承部Cの上方
に突出する状態で支承される。かつ、支承用窓34の開
口幅は平板部202の長辺寸法より小さく設定している
ため、平板部202は支承用窓34を形成する上部支承
片部23’で回転が規制され、フィンガーグリップEの
上端部は必ず支承部Cの上方から突出した状態に保持で
きる。よって、注射器Dが回転してフィンガーグリップ
Eが横転して、上部支承片23’の下部に位置し、注射
器Dが容器より取り出しにくくなることは、確実に防止
できる。
【0045】また、支承壁27、28を容器の側板から
離反して設け、これに注射器Dを、その前後端部が容器
の側板部に接触しないように注射器部材の凹凸を利用し
て支承されるため、注射器Dの長手方向の移動は防止さ
れる。かつ、支承部B、Cの支承用窓33、34の下縁
は底板部から上方に位置させ、注射器Dおよびフィンガ
ーグリップEを容器の底部に接触させないと共に、支承
用窓33、34に保持された注射器Dおよびフィンガー
グリップEが蓋板部7と接触しない高さに保持してお
り、さらに、保持用突起部38で注射器Dを保持してい
るため、上下、前後、左右のいずれの方向からの外部振
動に対しても安定した状態で注射器の保護が図れる。
【0046】図5から図8は特にワンタッチ方式で底部
を形成できるようにしたことを特徴とする第二実施例を
示す。第二実施例の容器は、側板列Aおよび蓋板部7、
上部フラップ14、23は第一実施例と同一形状として
おり、底部を形成する部分を第一実施例と変えている。
よって、同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0047】側板列Aは第一実施例と同様に、一方端縁
に接続片1を突設し、これを他端縁に接着することによ
り方形枠を形成する一連の側板列で、折線2a、2b、
2cを並設して側板3、4、5、6を形成している。
【0048】上記側板列Aの一方端部の側板部3の上縁
には折線12を介して、方形枠の上方開口を開閉する蓋
板部7を設けている。また、側板部3の下縁には、先端
縁の中央部に係合用ロック部8を形成し、底部フラップ
15側の側縁に45度の傾斜折線9を介して接続片部1
0を形成し、方形枠の下部開口を半閉する底板部11
を、夫々折線13を介して連設している。
【0049】これに隣接する側板部4の上縁には物品支
承部Bを折曲形成する長尺の上部フラップ14を折線1
6を介して形成している。該側板部4の下縁には、折曲
形成される支承部Bの貼着片31が先端部へ固定される
と共に、上記底板部11の接続片部10に接着剤を介し
て一側部が接続される長尺の第一の底部フラップ15を
折線17を介して連設している。該底部フラップ15に
は接続片部10が接着されない他側部に開口部35が形
成されている。該開口部35は、方形枠を形成して、底
部を組み立てる際に、隣接する底板部18の隅角部が差
し込まれる形状、例えば弓形状に形成されている。
【0050】尚、上記開口部35は、支承部Bの上部フ
ラップ14の貼着片部31が底部フラップ15に接着剤
で固着されるため、底板部18を底部フラップ15の上
に位置するように組み合わせることができず、よって、
上記開口部35を設けて、立体的に引き起こす時に、底
板部18の隅角部が開口部35から上部フラップ14の
下面側に出て、組み合わせが出来るようにしている。
【0051】次の側板部5の下縁には上記底板部11と
略同一形状の底板部18を折線22を介して形成してい
る。該底板部18は、その先端縁の中央に係合用ロック
部19を形成し、底部フラップ24側の側縁に45度の
傾斜折線20を介して接続片部21を形成しており、方
形枠の下部開口を半閉するようにしている。
【0052】また、他方端部の側板部6の上縁には支承
部Bに相対する支承部Cを折曲形成する上部フラップ2
3を折線25を介して形成している。該側板部6の下縁
には、折線26を介して、側板部6と略平行な側縁部4
8と、該側縁部48の中央部から山形形状に突出する中
央部49を有する底部フラップ24を設けている。該底
部フラップ24の側縁部48には、折曲形成された支承
部Cの貼着片32が接着剤で固着されると共に、山形状
の中央部49の半側部に隣接する底板部18の接続片部
21が接着剤で固着されるようにしている。
【0053】かつ、底部フラップ24の中央部49に
は、上記接続片部21が接着される側と反対側の端部に
切り込み36が形成され、方形枠を形成して底部を組み
立てる際に、隣接する底板部11の側縁部50が差し込
まれる位置に設けられている。
【0054】上記支承部B、Cは、第一実施例と同様
に、上部支承片14’、23’から支承壁片27、28
にかけて複数個の支承用窓部33、34を並設してい
る。上記支承部B、Cの構成、高さおよび、これら支承
部B、Cにも設ける支承用窓部33、34の構成は第1
実施例と同一であるため、説明を省略する。
【0055】図中、37は蓋板7の先端縁に形成した差
込片、38は支承壁片27、28の支承用窓部33、3
4に形成した保持用の突起である。該保持用突起38は
第一実施例と同様、突起間の寸法L4を支承される注射
器の外径より小さくして、若干内側に突出するように設
けている。
【0056】上記第二実施例の容器のワンタッチ方式の
組み立ては、先ず、図6に示すように、上部フラップ1
4、23を夫々折線29a、29b、30a〜30eに
沿って折曲し、支承部B、Cを形成する状態に折り重ね
る。其の際、上部フラップ23では先端の貼着部46を
内側縦壁部45の上端より下方に位置した中間部分に接
着剤で固着する。
【0057】ついで、この上部フラップ14、23に対
応する底部フラップ15、24を側板部4、6の下縁で
折り返して支承部B、Cの支承壁27、28に重ね合わ
せる。ついで、上部フラップ14の先端の貼着部31は
底部フラップ15の先端部に開口部35と干渉しないよ
うに接着剤で固着する一方、上部フラップ23の貼着片
32を底部フラップ24の側縁部48に接着剤で固着す
る。
【0058】次いで、底板部11、18を側板部3、5
の下縁で折り返して側板部3、5に重ね合わせる。さら
に、接続片部10、21を傾斜折線9、20で折り返し
て底板部11、18に夫々に重ね合わせる。
【0059】ついで、図7に示すように、側板列Aを両
側部の折線で折り返し、底板部11に折り返している接
続片部10は隣接する底部フラップ15に重ね合わされ
た位置となり、接着剤で接続片部10を底部フラップ1
5に固着する。同様に、底板部18に折り返している接
続片部21は底部フラップ24の半側部と重ね合わされ
た位置となり、接着剤で接続片部21を底部フラップ2
4に固着する。
【0060】上記接続片部10と底部フラップ15、接
続片部21と底部フラップ24との接着部、および上記
貼着部31、32と底部フラップ15、24との接着部
を図7中で斜線でしめす。
【0061】上記のように二つ折した状態で接続片部を
接続させた後、側板部3と6の両端縁を接続片1で接着
して側板列Aを一連に連繋する。側板列Aの側板部3と
4、及び4と5との間の折線2aと2cで折り曲げて2
つ折りの偏平状態とされる。この状態で、接着剤で接着
する必要がある箇所を全て接着した状態とし、かつ、折
り曲げる必要がある箇所を全て折り曲げた状態が仮組み
立て状態となる。これより立体的な容器とするには、側
板部を方形枠を形成するように引き起こすだけで良い状
態となる。したがって、容器内部に注射器等の物品を収
容するまでは、図7に示す状態で保管、運搬を行ってい
る。
【0062】図7に示す状態から図8に示す立体的な容
器とするには、2つ折りした両端部、即ち、側板部3と
4の間の折線2a、5と6の間の折線2cを内側へ押す
と、あるいは、中央部の側板部3と6の折線、4と5の
間の折線2bを離反する方向に引っ張ると、側板部3、
4、5、6が互いに直角に配されるようにして方形枠を
形成する。
【0063】其の際、底部フラップ15、24に底板部
11、18の接続片部10、21に固着されているた
め、方形枠の形成に伴って底板部11、18が押し下げ
られ、底板部18の隅角部が下部フラップ15の開口部
35に挿入していく。続いて、相対する底板部11の縁
部50は相対する底部フラップ24に形成した切り込み
36に差し入れられ、底板部11、18、底部フラップ
15、24が互いに一連に係合されて下方開口は全閉さ
れることになる。下方開口が全閉される最終段階で、底
板部11と18の先端中央に係合用ロック部8と19と
が係合される。
【0064】以上の操作により、底部フラップ15、2
4に取り付けられた支承壁27、28は連動して起立
し、支承壁27、28とこれに連続形成された上部支承
片14’、23’とによって一対の支承部B、Cが方形
枠の内側に相対して構成される。
【0065】上記の如く組み立が完了された図8に示す
第二実施例の容器において、第一実施例と同様に、支承
部B、Cの上部支承片14’、23’から支承壁27、
28にかけて形成した支承用窓33、34に、注射器D
を挿入し、一端のフィンガーグリップEを縦方向に配し
た状態で嵌め入れ、相対する支承壁27、28の間に注
射器Dを架け渡して収容している。収容状態も第1実施
例と同様である。
【0066】尚、上記第2実施例において、支承部Cは
支承部Bと同一の構造および形状とすることも可能であ
り、その場合には、支承される物品は注射器以外にも適
用できる。
【0067】上記第二実施例の容器に収容したフィンガ
ーグリップEを取り付けた注射器Dはフィンガーグリッ
プEが横転することなく支承されると共に、注射器D自
体が長さ方向へのズレが生じない状態で支承用窓に安定
支持され、かつ、容器の底板および側板から振動を受け
ることなく支承され、上記第一実施例と同様の作用効果
を有する。特に、第二実施例の容器では、支承部(C)
の長さを長尺にしているにもかかわらず、4つの部片
(底板部11、18、底部フラップ15、24)が相互
に補強しあった強度の高い底面を設けることができ、し
かも、この底面を有する容器を偏平状態より引き起こす
だけでワンタッチで立体状に形成することができる。
【0068】図9は支承部Cの構成を変えた第三実施例
を示すもので、支承部Cに外殻40を取り付けて強度を
向上させている。即ち、上部フラップ23を倒L字状に
折曲して形成した外殻40の内側に、低尺の支承部Cを
折曲形成しており、外殻40に幅広の出入口39を形成
している。
【0069】上記出入口39は、外殻40の上面40a
および垂直面40bの支承用窓34と対向する位置に形
成しているが、支承用窓34と比較して幅広に形成して
いるため、注射器DのフィンガーグリップEを支承用窓
34に挿入する時に邪魔にならない。
【0070】上記第一実施例から第三実施例はいずれ
も、一端の側板部3に蓋板部7を備えた形状であるが、
該蓋板部7を設けずに、別体の蓋板を嵌合して取り付け
るようにしてもよい。あるいは、蓋板がない状態で段重
ねして配置し、これらの段重したものを大ケース内に収
容するようにしてもよい。さらに、この場合、底面を方
形枠と同じ大きさの別に形成した板を用いてもよい。
【0071】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
に係わる請求項1および請求項2に記載の容器では、シ
ートの側板部の上下縁に形成された底板部、上部フラッ
プ、並びに底部フラップを折り返し、折り返した上部フ
ラップの一部を該上部フラップの他部あるいは/および
底板部の所要箇所に接着剤で固定し、かつ、側板部の両
端を接着剤で固着しておくと、後の操作は、一部を押す
か或いは引くかだけのワンタッチ操作で立体的な容器と
することが出来る。このように、簡単に形成出来ると共
に、特に、偏平状態まで組み立てると、後はワンタッチ
操作で立体容器とできるため、偏平状態での運搬、保管
ができ、物品を収容するユーザーにおいて引き起こして
立体的容器とすることができるため、全体としての経費
節減を図れ、安価な製品を提供できるのである。
【0072】また、上記のように組み立てられる容器
で、請求項2および請求項3に記載のごとく、注射器の
フィンガーグリップを支持する側の上部支承片部を低い
位置に形成すると、フィンガーグリップは最上端が支承
部の上部支承片より上方に突出した状態で支承され、積
載運搬、或いは保管時において注射器に不測の回転を生
じるおそれは全くなく、注射器は常に取り出し易い状態
に維持できるのである。
【0073】また、請求項1および請求項2に記載の容
器は、対向して設ける支承壁は何れも底部フラップに取
り付けられており、双方の底部フラップが連繋された場
合には、容器の組立状態は偏平するなどのおそれがな
く、安全、且つ確実に注射器を保護でき、取り出しに際
しての底部フラップの浮き上がりも防止できる。
【0074】特に、請求項2に記載の容器では、一方端
部の側板に連設した底板の先端縁に係合用ロック部を形
成し、側縁に傾斜折線を介して接続片とした方形枠の下
方開口を半閉する長さとし、これに隣接する長尺の底部
フラップに、上記底板の接続片が接続され、また、これ
に隣接する側板の下縁には上記底板と係合して連繋され
る略同一形状の底板部を連設し、更に、他方端部の側板
に連設した底部フラップに、上記底板の接続片が接続さ
れ、側板の長尺の底部フラップには底板の隅角部が差し
入れられる開口部を穿設し、他方端部の側板の底部フラ
ップには底板の縁部が差し入れられる切り込みを設けら
れていることにより、一方の支承部を注射器の本体を完
全に保護する長尺に形成でき、一方の支承部が長尺であ
ってもワンタッチ方式で簡単に組み立てられ、且つ、極
めて強固な底部とすることができるのである。
【0075】また、請求項4に記載のように、シートに
蓋板部を一体に形成しておくと、容器内部に注射器等の
物品を収容した状態で蓋をすることが出来、別個に蓋を
設ける必要がなくなる。また、請求項5に記載のよう
に、容器内部に設けられる物品支承部を予め容器の底板
となる部分に接着剤で固定していると、支承部が独立し
て動くことがなく、支承部の浮き上がりが防止でき、物
品が安定保持されると共に、物品の取り出しが容易にで
きる。
【0076】請求項6に記載のように、支承部に形成し
た支承用窓に、さらに保持用突起をもうけると、支承用
窓にフィンガーグリップを取り付けた注射器を挿入した
場合に、不測の事態で注射器が移動しようとしても、保
持用突起により長さ方向への移動が規制され、注射器は
一定位置で安定した状態で保持でき、注射器の移動によ
るヒビ割れ等の損傷の発生が防止できる。また、請求項
7に記載のように、支承部に支承用窓を並列に形成する
と、1つの容器に多数の注射器等の物品を効率よく収容
することができ、運搬、保管上で有利となる。さらに、
請求項8に記載のように、対向して形成する支承部のう
ちの一方の長さを大として、容器中央部まで突出させる
と、支承する物品が長尺な場合に、安定して支持するこ
とができ、特に、一端にフィンガーグリップを取り付け
た長尺な使い捨て注射器の支承用として好適となる。
【0077】また、請求項9に記載のように、容器内部
に対向して設ける一方の支承部(C)の上部支承片部の
高さを側板部の上端より低くすると、該支承部の支承用
窓に収容物品を挿入して支承部の上面より突出させて位
置規制した部分を、側板部の上端よりは低い位置に保持
でき、側板の上面を蓋板で閉鎖する時に、上記収容物品
の突出部分が邪魔にならないようにすることができる。
また、請求項10に記載のように、多数の折線を平行に
設けた上部フラップを形成すると、該上部フラップを折
線に沿って折り返すだけで簡単に、上面の高さを側板部
に対して段状に低くした支承部を形成することが出来
る。また、請求項11に記載のように、外殻を形成する
と、支承部の強度を高めることが出来る。
【0078】また、請求項12、13および14の構成
とすると、容器に収容するフィンガーグリップを備えた
注射器が容器内部で横転することなく、かつ、長さ方向
への移動も生じることなく、所定位置に確実に支承さ
れ、注射器を容器に収容した状態で安全に運搬、保管す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施例の容器の内側から見た展
開図である。
【図2】 第一実施例の組み立て過程の正面図である。
【図3】 第一実施例の組み立て過程の最終段階におけ
る斜視図である。
【図4】 第一実施例の容器に内部で注射器を支承して
いる状態を示す縦断側面図である。
【図5】 第二実施例の容器の内側からみた展開図であ
る。
【図6】 第二実施例の組み立て過程の正面図である。
【図7】 第二実施例の図6の後過程の組み立て過程の
正面図である。
【図8】 第二実施例の組み立て過程の最終段階におけ
る斜視図である。
【図9】 第三実施例の第二支承部を示す斜視図であ
る。
【図10】 従来の容器の斜視図である。
【図11】 従来の容器で注射器を支承した状態を示す
縦断側面図である。
【図12】 フィンガーグリップ付き注射器の斜視図で
ある。
【図13】 従来の容器で注射器が回転してフィンガー
クリップが横転した状態を示す概略平面図である。
【符号の説明】
2a、2b、2c 折線 3、4、5、6 側板部 7 蓋板部 8、19 係合用ロック部 9 傾斜折線 10 接続片部 11、18 底板部 14、23 上部フラップ 15、24 底部フラップ 33、34 支承用窓 B、C 支承部 D 注射器 E フィンガーグリップ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを折り曲げて、所要部を接着剤で
    固着して組み立て、長尺な物品を収容する容器であっ
    て、 所要間隔をあけた3つの折線(2a、2b、2c)を介
    して連続する4つの側板部(3、4、5、6)を備え、
    両端縁を接着して方形枠を形成する側板列(A)と、 少なくとも1つの側板部(3、4、5、6)の下端より
    折線を介して連続し、方形枠の下方開口を閉塞する底板
    部(11)と、 上記側板部(4)の上縁に折線(16)を介して連続
    し、支承用窓(33)を備えると共に方形枠の内部に折
    り返して物品支承部(B)を形成する上部フラップ(1
    4)と、 上記他端側の側板部(6)の上縁に折線(25)を介し
    て連続し、支承用窓(34)を備えると共に方形枠の内
    部に折り返して、上部支承片部(23’)が上記物品支承
    部(B)の上部支承片部(14’)より高さの低い物品
    支承部(C)を形成する上部フラップ(23)を備え、 上記シートを組み立てて、物品支承部(B)の支承用窓
    (33)と物品支承部(C)の支承用窓(34)とを対
    向配置して、物品の両側を支承用窓(33、34)に挿
    入して支承する構成としている物品支承用容器。
  2. 【請求項2】 シートを折り曲げて、所要部を接着剤で
    固着して組み立て、長尺な物品を収容する容器であっ
    て、 所要間隔をあけた3つの折線(2a、2b、2c)を介
    して連続する4つの側板部(3、4、5、6)を備え、
    両端縁を接着して方形枠を形成する側板列(A)と、 上記側板部(3)の下縁に折線(13)を介して連続
    し、先端縁に係合用ロック部(8)を設けると共に、側縁
    に傾斜折線(9)を介して接続片部(10)を設けた、方形
    枠の下方開口の一半側を閉じる底板部(11)と、 上記側板部(4)の上縁に折線(16)を介して連続
    し、支承用窓(33)を備えると共に方形枠の内部に上
    方開口より折り返されて物品の一側部を支承する支承部
    (B)を形成する上部フラップ(14)と、 上記側板部(4)の下縁に折線(17)を介して連続
    し、一側部に上記接続片部(10)を接着剤で接続する
    と共に他側部に開口部(35)を穿設した底部フラップ
    (15)と、 上記側板部(5)の下縁に折線(22)を介して連続
    し、先端縁に底板(11)の係合用ロック部(8)と係合
    して連繋される係合用ロック部(19)を設けると共に、
    一側縁に傾斜折線(20)を介して接続片部(21)を設
    け、かつ、他側の隅角部を上記開口部(35)に差し込
    いれて、方形枠の下方開口の他半側を閉じる底板部(1
    8)と、 上記他端側の側板部(6)の上縁に折線(25)を介し
    て連続し、支承用窓(34)を備えると共に方形枠の内
    部に上方開口より折り返されて、物品の他側部支承する
    支承部(C)を形成する上部フラップ(23)と、 側板部(6)の下縁に折線(26)を介して連続し、上
    記底板部(18)の接続片部(21)と接着剤で接続さ
    れると共に、上記底板部(11)の縁部(50)が差し
    入れられる切り込み(36)を設けた底部フラップ(2
    4)を備え、 上記シートを組み立てて、支承部(B)の支承用窓(3
    3)と支承部(C)の支承用窓(34)とを対向配置し
    て支承用窓(33、34)に物品の両側を挿入して支承
    する構成としている物品支承用容器。
  3. 【請求項3】 上記支承部(C)の上部支承片部(2
    3’)は支承部(B)の上部支承片部(14’)の高さ
    より低く設定している請求項2に記載の容器。
  4. 【請求項4】 上記一端側の側板部(3)の上縁に折線
    (12)を介して連続し、方形枠の上方開口を開閉する
    蓋板部(7)を備えている請求項1または請求項2に記
    載の容器。
  5. 【請求項5】 上記支承部(B、C)を形成する上部フ
    ラップ(14、23)は、側板部(4、6)の内側で水
    平に延在する上部支承片部(14’、23’)と、該上
    部支承片部(14’、23’)の内端と底部フラップ
    (15、24)との間を連結する垂直方向の支承壁部
    (27、28)と、支承壁部(27、28)に連続して
    底部フラップに接着剤で固定される貼着部(31、3
    2)を備え、 上記支承用窓(33、34)は支承壁部(27、28)
    から上部支承片部(14’、23’)にかけて形成して
    いる前記請求項のいずれか1項に記載の容器。
  6. 【請求項6】 上記支承用窓(33、34)に保持用突
    起(38)を設けている前記請求項のいずれか1項に記
    載の容器
  7. 【請求項7】 上記支承用窓(33、34)は一定間隔
    をあけて並列に複数個形成し、複数の物品を収容する構
    成としている前記請求項のいずれか1項に記載の容器。
  8. 【請求項8】 上記容器内部に対向して突出する支承部
    (B)と支承部(C)は、支承部(B)を支承部(C)
    より突出量を大として容器内部の略中央位置まで延在さ
    せている前記請求項のいずれか1項に記載の容器。
  9. 【請求項9】 上記支承部(C)の上部支承片部(2
    3’)は側板部(6)の上端縁より下方に位置し、側板
    部(6)に対して段状としている前記請求項のいずれか1
    項に記載の容器。
  10. 【請求項10】 上記支承部(C)を形成する上部フラ
    ップ(23)は、折線(25)と平行な5本の折線(3
    0a、30b、30c、30d、30e)を所要間隔を
    あけて設け、 折線(25)と折線(30a)の間は、方形枠の上端か
    ら内向き水平方向へ折曲て上壁部(44)とし、 折線(30a)と折線(30b)の間は、側板部(6)
    と平行に下向きに折曲して内側縦壁部(45)とし、 折線(30b)と折線(30c)の間は、底板部に接着
    剤で接続する貼着部(32)とし、 折線(30c)と折線(30d)の間は、側板部(6)
    と平行に上向きに折曲して支承壁(28)とし、 折線(30d)と折線(30e)の間は、外向き水平方
    向へ折曲して上部支承片部(23’)とし、 折線(30e)から先端縁の間は側板部(6)と平行に
    下向きに折曲して貼着部(46)として、上記内側縦壁
    部(45)に接着し、 上記上部支承片部(23’)の高さを、支承部(B)の
    上部支承片部(14’)の高より低くしていることを特
    徴とする請求項9に記載の容器。
  11. 【請求項11】 上記上部フラップ(23)に、側板部
    (6)の上端より折曲して、出入口(39)を設けた外殻
    (40)の内側に、支承用窓(34)を有する支承壁(2
    8)および上部支承片部(23’)を連続して折曲して
    形成している請求項1または請求項2に記載の容器。
  12. 【請求項12】 上記物品は注射器(D)からなり、該
    注射器(D)は一端に、注射器(D)の直径と略同一幅
    の短辺と、注射器の直径よりも大きい長辺らなる矩形
    状の平板部を有するフィンガーグリップ(E)を、その
    平板部を上下に突出させて備えおり、該フィンガーグリ
    ップ(E)を上記支承壁(C)の支承用窓(34)に挿
    入すると共に、該フィンガーグリップの平板部の上端を
    支承用窓(34)より突出させている前記請求項のいず
    れか1項に記載の容器。
  13. 【請求項13】 上記支承用窓(34)の幅はフィンガ
    ーグリップ(E)の平板部の短辺寸法よりも大で、長辺
    寸法より小さく設定している請求項11に記載の容器。
  14. 【請求項14】 上記低尺な支承壁(34)の高さは、
    注射器(D)のフィンガーグリップ(E)の平板部の長
    辺寸法の略半分に設定している請求項12あるいは13
    に記載の容器。
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