JPH07205773A - 自動変速機のパーキング機構 - Google Patents
自動変速機のパーキング機構Info
- Publication number
- JPH07205773A JPH07205773A JP6001649A JP164994A JPH07205773A JP H07205773 A JPH07205773 A JP H07205773A JP 6001649 A JP6001649 A JP 6001649A JP 164994 A JP164994 A JP 164994A JP H07205773 A JPH07205773 A JP H07205773A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parking
- pole
- parking pole
- rod
- automatic transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/34—Locking or disabling mechanisms
- F16H63/3416—Parking lock mechanisms or brakes in the transmission
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パーキングポール回動時のスラスト方向の傾
きを防止して、操作力の軽減ならびに摩耗防止を図るこ
と。 【構成】 自動変速機のマニュアルレバーに連動して軸
方向に作動するロッド7と、ロッド7の先端に装着され
たカム8と、カム8のロッド軸方向の移動により回動し
て爪をパーキングギヤに噛合させるパーキングポール4
とを備えた自動変速機のパーキング機構において、サイ
ドカバー2に、パーキングポール4をスラスト方向で支
持する支持突起2a,2bを、パーキングポール4の回
動中心から離れた位置に設けた。
きを防止して、操作力の軽減ならびに摩耗防止を図るこ
と。 【構成】 自動変速機のマニュアルレバーに連動して軸
方向に作動するロッド7と、ロッド7の先端に装着され
たカム8と、カム8のロッド軸方向の移動により回動し
て爪をパーキングギヤに噛合させるパーキングポール4
とを備えた自動変速機のパーキング機構において、サイ
ドカバー2に、パーキングポール4をスラスト方向で支
持する支持突起2a,2bを、パーキングポール4の回
動中心から離れた位置に設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機のパーキン
グ機構に関する。
グ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動変速機のパーキング機構とし
ては、例えば、特開昭62−128864号公報に記載
のものが知られている。この従来の自動変速機のパーキ
ング機構は、パーキングギヤと噛合する爪が中央部に形
成されたパーキングポールの一端がポールシャフトを中
心にケースあるいはカバーに回動可能に支持され、パー
キングポールの他端側には、パーキングポールと略直交
方向に支持されたロッドが、自動変速機のマニュアルレ
バーに連動可能に設けられ、前記ロッドの先端にはカム
が装着され、ロッドの作動に伴いカムが軸方向に移動す
ると、パーキングポールが回動して爪とパーキングギヤ
とが噛合する構造となっている。
ては、例えば、特開昭62−128864号公報に記載
のものが知られている。この従来の自動変速機のパーキ
ング機構は、パーキングギヤと噛合する爪が中央部に形
成されたパーキングポールの一端がポールシャフトを中
心にケースあるいはカバーに回動可能に支持され、パー
キングポールの他端側には、パーキングポールと略直交
方向に支持されたロッドが、自動変速機のマニュアルレ
バーに連動可能に設けられ、前記ロッドの先端にはカム
が装着され、ロッドの作動に伴いカムが軸方向に移動す
ると、パーキングポールが回動して爪とパーキングギヤ
とが噛合する構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、パーキ
ングポールをその回動方向とは直交する方向からカムで
押す構造では、パーキングポールに対してスラスト方向
に負荷が生じる(特に、ポールシャフトによるパーキン
グポールの回動支持位置とカムによる押す位置とが離れ
ていると、この負荷は大きくなる)。そして、この負荷
により、パーキングポールがスラスト方向に傾いたりガ
タついたりし、これにより、パーキングポールとポール
シャフトとの間、あるいは、ケースまたはカバーにおい
てポールシャフトの周囲でパーキングポールと当接する
ボス部との間の摩擦が大きくなり、操作力が大きくなっ
てしまったり、パーキングポール,ポールシャフト,ケ
ースまたはカバーに摩耗が生じたりするという問題があ
った。
ングポールをその回動方向とは直交する方向からカムで
押す構造では、パーキングポールに対してスラスト方向
に負荷が生じる(特に、ポールシャフトによるパーキン
グポールの回動支持位置とカムによる押す位置とが離れ
ていると、この負荷は大きくなる)。そして、この負荷
により、パーキングポールがスラスト方向に傾いたりガ
タついたりし、これにより、パーキングポールとポール
シャフトとの間、あるいは、ケースまたはカバーにおい
てポールシャフトの周囲でパーキングポールと当接する
ボス部との間の摩擦が大きくなり、操作力が大きくなっ
てしまったり、パーキングポール,ポールシャフト,ケ
ースまたはカバーに摩耗が生じたりするという問題があ
った。
【0004】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、パーキングポール回動時のスラスト方
向の傾きを防止して、操作力の軽減ならびに摩耗防止を
図ることを目的としている。
なされたもので、パーキングポール回動時のスラスト方
向の傾きを防止して、操作力の軽減ならびに摩耗防止を
図ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明では、自動変速機の変速機構を収容するケー
スならびにケースの側面を塞ぐサイドカバーと、自動変
速機のマニュアルレバーに連動して軸方向に作動するロ
ッドと、このロッドの先端に装着されたカムと、前記ロ
ッドの作動に伴うカムの軸方向移動により、このカムの
軸方向と交差する方向で回動して爪をパーキングギヤに
噛合させるパーキングポールとを備えた自動変速機のパ
ーキング機構において、前記ケースあるいはサイドカバ
ーに、前記パーキングポールをスラスト方向で支持する
支持部を、パーキングポールの回動中心から離れた位置
に設けた。
めに本発明では、自動変速機の変速機構を収容するケー
スならびにケースの側面を塞ぐサイドカバーと、自動変
速機のマニュアルレバーに連動して軸方向に作動するロ
ッドと、このロッドの先端に装着されたカムと、前記ロ
ッドの作動に伴うカムの軸方向移動により、このカムの
軸方向と交差する方向で回動して爪をパーキングギヤに
噛合させるパーキングポールとを備えた自動変速機のパ
ーキング機構において、前記ケースあるいはサイドカバ
ーに、前記パーキングポールをスラスト方向で支持する
支持部を、パーキングポールの回動中心から離れた位置
に設けた。
【0006】
【作用】ロッドを操作してカムによりパーキングポール
を押して回動させた時には、パーキングポールに対して
スラスト方向に負荷が生じるが、本発明では、パーキン
グポールの回動中心から離れた位置でパーキングポール
のスラスト方向を支持突起により支持しているため、前
記負荷によりパーキングポールがスラスト方向に傾いた
りガタついたりすることがない。
を押して回動させた時には、パーキングポールに対して
スラスト方向に負荷が生じるが、本発明では、パーキン
グポールの回動中心から離れた位置でパーキングポール
のスラスト方向を支持突起により支持しているため、前
記負荷によりパーキングポールがスラスト方向に傾いた
りガタついたりすることがない。
【0007】したがって、パーキングポールの傾きを原
因としてパーキングポールとポールシャフトの間の摩擦
力、あるいは、ポールシャフトの周囲のケースあるいは
カバーのボス部との間の摩擦力が増加することが防止さ
れ、これらの摩擦力により操作力が増加するのが防止さ
れるとともに、これらの擦れ合い部分が摩耗するのが防
止される。
因としてパーキングポールとポールシャフトの間の摩擦
力、あるいは、ポールシャフトの周囲のケースあるいは
カバーのボス部との間の摩擦力が増加することが防止さ
れ、これらの摩擦力により操作力が増加するのが防止さ
れるとともに、これらの擦れ合い部分が摩耗するのが防
止される。
【0008】
【実施例】本発明実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】図2は、本発明の実施例のパーキング機構
の要部を示す側面図であって、図中1は、内部に図示を
省略した歯車や締結要素からなる変速機構を収容してい
るケースである。そして、ケース1の側面に形成された
開口部は、図外のボルトにより締結されるサイドカバー
2により塞がれている(図1参照)。前記図外の変速機
構の出力軸にはパーキングギヤ3が設けられている。そ
して、このパーキングギヤ3の近傍に配置されてパーキ
ングポール4がケース1に対して回動可能に支持されて
いる。すなわち、前記パーキングポール4は、略くの字
状に形成され、その中央の折曲部分がポールシャフト5
によりケース1に回動可能に支持され、図中A方向に回
動すると、一端部に設けられた爪4aがパーキングギヤ
3と噛合して、図外の出力軸の回転を規制する。なお、
このパーキングポール4は、スプリング6により前記A
方向とは逆方向に回動付勢されている。また、前記パー
キングポール4の回動中心近傍のサイドカバー2側の側
面は、ポールシャフト5を支持するボス部2cにより支
持されている。
の要部を示す側面図であって、図中1は、内部に図示を
省略した歯車や締結要素からなる変速機構を収容してい
るケースである。そして、ケース1の側面に形成された
開口部は、図外のボルトにより締結されるサイドカバー
2により塞がれている(図1参照)。前記図外の変速機
構の出力軸にはパーキングギヤ3が設けられている。そ
して、このパーキングギヤ3の近傍に配置されてパーキ
ングポール4がケース1に対して回動可能に支持されて
いる。すなわち、前記パーキングポール4は、略くの字
状に形成され、その中央の折曲部分がポールシャフト5
によりケース1に回動可能に支持され、図中A方向に回
動すると、一端部に設けられた爪4aがパーキングギヤ
3と噛合して、図外の出力軸の回転を規制する。なお、
このパーキングポール4は、スプリング6により前記A
方向とは逆方向に回動付勢されている。また、前記パー
キングポール4の回動中心近傍のサイドカバー2側の側
面は、ポールシャフト5を支持するボス部2cにより支
持されている。
【0010】前記パーキングポール4の回動は、パーキ
ングロッド(以下、単にロッドという)7により操作さ
れる。このロッド7は、先端をパーキングポール4の他
端の近傍に配置されて、図1に示すように前記ポールシ
ャフト5と略平行に配設されている。すなわち、前記ロ
ッド7は、基端側が図外のマニュアルレバーに連結され
ている一方で、先端部には、カム8が装着されており、
前記マニュアルレバーをパーキングレンジまで操作した
時には、軸方向の矢印B方向にロッド7が連動し、それ
に伴ってカム8がサポートアクチュエータ9の斜面に乗
りあげることでパーキングポール4を押し上げて回動さ
せ、前記爪4aとパーキングギヤ3とを噛合させる。な
お、前記カム8は、スプリング8aによりロッド7に対
して先端方向にスライド付勢されている。
ングロッド(以下、単にロッドという)7により操作さ
れる。このロッド7は、先端をパーキングポール4の他
端の近傍に配置されて、図1に示すように前記ポールシ
ャフト5と略平行に配設されている。すなわち、前記ロ
ッド7は、基端側が図外のマニュアルレバーに連結され
ている一方で、先端部には、カム8が装着されており、
前記マニュアルレバーをパーキングレンジまで操作した
時には、軸方向の矢印B方向にロッド7が連動し、それ
に伴ってカム8がサポートアクチュエータ9の斜面に乗
りあげることでパーキングポール4を押し上げて回動さ
せ、前記爪4aとパーキングギヤ3とを噛合させる。な
お、前記カム8は、スプリング8aによりロッド7に対
して先端方向にスライド付勢されている。
【0011】また、前記サイドカバー2には、パーキン
グポール4をスラスト方向(ポールシャフト5の軸方
向)で支持する支持部としての支持突起2aが2箇所に
設けられている。すなわち、支持突起2aは、パーキン
グポール4の側面に突出端面が当接するまでサイドカバ
ー2から立ち上げられており、図2に示すようにポール
シャフト5による支持位置を挟んでパーキングポール4
の一端側と他端側との2箇所において、パーキングポー
ル4の全回動範囲で常時当接する位置に設けられてい
る。
グポール4をスラスト方向(ポールシャフト5の軸方
向)で支持する支持部としての支持突起2aが2箇所に
設けられている。すなわち、支持突起2aは、パーキン
グポール4の側面に突出端面が当接するまでサイドカバ
ー2から立ち上げられており、図2に示すようにポール
シャフト5による支持位置を挟んでパーキングポール4
の一端側と他端側との2箇所において、パーキングポー
ル4の全回動範囲で常時当接する位置に設けられてい
る。
【0012】以上のように構成された本実施例のパーキ
ング機構では、ロッド7を操作してカム8によりパーキ
ングポール4を押し上げて回動させた場合、カム8によ
りパーキングポール4をスラスト方向に押すこと、なら
びに、ポールシャフト5によるパーキングポール4の回
動支持位置とカム8による押し上げ位置とが離れている
こにより、パーキングポール4においてスラスト方向に
負荷が生じるが、本実施例の場合、パーキングポール4
がポールシャフト5による支持位置から離れた位置で支
持突起2a,2bにより2箇所をスラスト方向に支持さ
れているため、この負荷によりパーキングポール4がス
ラスト方向に傾いたりガタついたりすることがない。し
たがって、このようにパーキングポール4の傾きを原因
としてパーキングポール4とポールシャフト5との間の
摩擦力、あるいは、パーキングポール4とボス部2cと
の間の摩擦力が増加することが防止され、これらの摩擦
力により操作力が増加するのが防止されるとともに、こ
れらの擦れ合い部分が摩耗するのが防止される。
ング機構では、ロッド7を操作してカム8によりパーキ
ングポール4を押し上げて回動させた場合、カム8によ
りパーキングポール4をスラスト方向に押すこと、なら
びに、ポールシャフト5によるパーキングポール4の回
動支持位置とカム8による押し上げ位置とが離れている
こにより、パーキングポール4においてスラスト方向に
負荷が生じるが、本実施例の場合、パーキングポール4
がポールシャフト5による支持位置から離れた位置で支
持突起2a,2bにより2箇所をスラスト方向に支持さ
れているため、この負荷によりパーキングポール4がス
ラスト方向に傾いたりガタついたりすることがない。し
たがって、このようにパーキングポール4の傾きを原因
としてパーキングポール4とポールシャフト5との間の
摩擦力、あるいは、パーキングポール4とボス部2cと
の間の摩擦力が増加することが防止され、これらの摩擦
力により操作力が増加するのが防止されるとともに、こ
れらの擦れ合い部分が摩耗するのが防止される。
【0013】以上説明したように、本実施例によれば、
パーキングポール4を2箇所の支持突起2a,2bによ
り支持するようにしたため、ロッド7の操作時にパーキ
ングポール4がスラスト方向に傾くのを防止して、操作
力の軽減や、パーキングポール4とポールシャフト5あ
るいはボスとの間の摩耗を軽減することができるという
効果が得られる。
パーキングポール4を2箇所の支持突起2a,2bによ
り支持するようにしたため、ロッド7の操作時にパーキ
ングポール4がスラスト方向に傾くのを防止して、操作
力の軽減や、パーキングポール4とポールシャフト5あ
るいはボスとの間の摩耗を軽減することができるという
効果が得られる。
【0014】以上、実施例について説明してきたが具体
的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれるもので、例えば、実施例では、支持突起2
a,2bを2箇所に形成した例を示したが、これに限ら
れず、最低1箇所に設ければ効果が得られるし、3以上
の複数箇所形成するようにしてもよい。
的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれるもので、例えば、実施例では、支持突起2
a,2bを2箇所に形成した例を示したが、これに限ら
れず、最低1箇所に設ければ効果が得られるし、3以上
の複数箇所形成するようにしてもよい。
【0015】また、実施例では、支持部としての支持突
起2a,2bをサイドカバー2に形成した例を示した
が、ケース1側に形成するようにしてもよいし、あるい
は、例えば、実施例の支持突起2aの位置ではケース1
に形成し、実施例の支持突起2bの位置ではサイドカバ
ー2に形成するように、ケース1とサイドカバー2の両
方に形成してもよい。
起2a,2bをサイドカバー2に形成した例を示した
が、ケース1側に形成するようにしてもよいし、あるい
は、例えば、実施例の支持突起2aの位置ではケース1
に形成し、実施例の支持突起2bの位置ではサイドカバ
ー2に形成するように、ケース1とサイドカバー2の両
方に形成してもよい。
【0016】また、実施例では、パーキングポール4を
その略中央部で回動可能に支持するようにした構造のも
のを示したが、従来技術で提示した公報に記載のものの
ように、パーキングポールの一端側を回動可能に支持す
る一方で、他端側にロッド7による操作部分を設ける構
造としてもよい。
その略中央部で回動可能に支持するようにした構造のも
のを示したが、従来技術で提示した公報に記載のものの
ように、パーキングポールの一端側を回動可能に支持す
る一方で、他端側にロッド7による操作部分を設ける構
造としてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明の自動変
速機のパーキング機構は、ケースあるいはサイドカバー
において、パーキングポールをスラスト方向で支持する
支持部をパーキングポールの回動中心から離れた位置に
設けた構成としたため、ロッド操作時にパーキングポー
ルがスラスト方向に傾いたりガタついたりすることがな
く、このため、パーキングポールとポールシャフトとの
間、あるいは、ケースなどのボス部との間の摩擦力が増
加することが防止され、これによって、摩擦力により操
作力が増加するのが防止されるとともに、これらの擦れ
合い部分が摩耗するのが防止されるという効果が得られ
る。
速機のパーキング機構は、ケースあるいはサイドカバー
において、パーキングポールをスラスト方向で支持する
支持部をパーキングポールの回動中心から離れた位置に
設けた構成としたため、ロッド操作時にパーキングポー
ルがスラスト方向に傾いたりガタついたりすることがな
く、このため、パーキングポールとポールシャフトとの
間、あるいは、ケースなどのボス部との間の摩擦力が増
加することが防止され、これによって、摩擦力により操
作力が増加するのが防止されるとともに、これらの擦れ
合い部分が摩耗するのが防止されるという効果が得られ
る。
【図1】本発明実施例の自動変速機のパーキング機構の
の要部を示す断面図である。
の要部を示す断面図である。
【図2】実施例機構の要部を示す側面図である。
1 ケース 2 サイドカバー 2a 支持突起(支持部) 2b 支持突起(支持部) 3 パーキングギヤ 4 パーキングポール 4a 爪 7 ロッド 8 カム
Claims (1)
- 【請求項1】 自動変速機の変速機構を収容するケース
ならびにケースの側面を塞ぐサイドカバーと、 自動変速機のマニュアルレバーに連動して軸方向に作動
するロッドと、 このロッドの先端に装着されたカムと、 前記ロッドの作動に伴うカムの軸方向移動により、この
カムの軸方向と交差する方向で回動して爪をパーキング
ギヤに噛合させるパーキングポールとを備えた自動変速
機のパーキング機構において、 前記ケースあるいはサイドカバーに、前記パーキングポ
ールをスラスト方向で支持する支持部を、パーキングポ
ールの回動中心から離れた位置に設けたことを特徴とす
る自動変速機のパーキング機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6001649A JPH07205773A (ja) | 1994-01-12 | 1994-01-12 | 自動変速機のパーキング機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6001649A JPH07205773A (ja) | 1994-01-12 | 1994-01-12 | 自動変速機のパーキング機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07205773A true JPH07205773A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11507374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6001649A Pending JPH07205773A (ja) | 1994-01-12 | 1994-01-12 | 自動変速機のパーキング機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07205773A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010052594A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Toyota Motor Corp | 車両用パーキング装置 |
US20140305764A1 (en) * | 2013-04-16 | 2014-10-16 | Honda Motor Co., Ltd. | Transmission |
CN106567925A (zh) * | 2015-10-09 | 2017-04-19 | 铃木株式会社 | 车辆用变速器 |
CN106969140A (zh) * | 2015-10-08 | 2017-07-21 | 本田技研工业株式会社 | 车辆用驻车装置以及驻车用轴的支承结构 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5765155U (ja) * | 1980-10-07 | 1982-04-19 | ||
JPS62121158U (ja) * | 1986-01-25 | 1987-07-31 | ||
JPH072665A (ja) * | 1991-08-29 | 1995-01-06 | Ind Technol Res Inst | チオフェン系化合物及びその薬理的に許容できる塩類よりなる医薬 |
JPH072665U (ja) * | 1993-06-11 | 1995-01-13 | ダイハツ工業株式会社 | 自動車用パーキングロック機構の案内構造 |
-
1994
- 1994-01-12 JP JP6001649A patent/JPH07205773A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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---|---|---|---|---|
JPS5765155U (ja) * | 1980-10-07 | 1982-04-19 | ||
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Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20140305764A1 (en) * | 2013-04-16 | 2014-10-16 | Honda Motor Co., Ltd. | Transmission |
CN104110479A (zh) * | 2013-04-16 | 2014-10-22 | 本田技研工业株式会社 | 变速器和变速器的装配方法 |
US9327690B2 (en) * | 2013-04-16 | 2016-05-03 | Honda Motor Co., Ltd. | Transmission |
CN106969140A (zh) * | 2015-10-08 | 2017-07-21 | 本田技研工业株式会社 | 车辆用驻车装置以及驻车用轴的支承结构 |
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CN106567925A (zh) * | 2015-10-09 | 2017-04-19 | 铃木株式会社 | 车辆用变速器 |
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A521 | Written amendment |
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