JPH0444141B2 - - Google Patents
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- JPH0444141B2 JPH0444141B2 JP12386783A JP12386783A JPH0444141B2 JP H0444141 B2 JPH0444141 B2 JP H0444141B2 JP 12386783 A JP12386783 A JP 12386783A JP 12386783 A JP12386783 A JP 12386783A JP H0444141 B2 JPH0444141 B2 JP H0444141B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- holding bracket
- transmission
- speed change
- operating lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 37
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 31
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 30
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000008569 process Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/26—Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms
- F16H61/36—Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms with at least one movement being transmitted by a cable
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、自動車車両の変速機の変速操作機
構、詳しくは自動車車両の車速に応じて変速機の
変速シフトを選択操作せしめる変速操作機構に関
する。
構、詳しくは自動車車両の車速に応じて変速機の
変速シフトを選択操作せしめる変速操作機構に関
する。
(従来技術)
このような変速機の変速操作機構としては、従
来、第1図、第2図に示すようなものがあつた
(トランスアクスルS50修理書、23頁、トヨタ自
動車販売株式会社編集、昭和57年3月24日発行)。
この変速機の変速操作機構においては、変速操作
レバー取付軸1に回動自在に支持された変速操作
レバー2を前後に回動させることにより、その変
速操作レバー2に連結した第1プツシユプルケー
ブル3を介して図外の変速機の変速歯車のシフト
動作を行う。また、変速操作レバー取付軸1の下
方突出部1aの先端には操作方向変換レバー5の
第1腕部5aの先端が係合しており、変速操作レ
バー2を左右方向に変速操作レバー取付軸1を介
して回動させることにより、操作方向変換レバー
5の第2腕部5bに連結した第2プツシユプルケ
ーブル8を介して、前記変速機の変速歯車のセル
クト動作を行なえるようになつている。
来、第1図、第2図に示すようなものがあつた
(トランスアクスルS50修理書、23頁、トヨタ自
動車販売株式会社編集、昭和57年3月24日発行)。
この変速機の変速操作機構においては、変速操作
レバー取付軸1に回動自在に支持された変速操作
レバー2を前後に回動させることにより、その変
速操作レバー2に連結した第1プツシユプルケー
ブル3を介して図外の変速機の変速歯車のシフト
動作を行う。また、変速操作レバー取付軸1の下
方突出部1aの先端には操作方向変換レバー5の
第1腕部5aの先端が係合しており、変速操作レ
バー2を左右方向に変速操作レバー取付軸1を介
して回動させることにより、操作方向変換レバー
5の第2腕部5bに連結した第2プツシユプルケ
ーブル8を介して、前記変速機の変速歯車のセル
クト動作を行なえるようになつている。
しかしながら、このような変速機の変速操作機
構にあつては、操作方向変換レバー5は操作方向
変換レバー取付軸10に嵌合して支持されてい
る。この操作方向変換レバー5を操作方向変換レ
バー取付軸10に嵌合してその第1腕部5aの先
端を変速操作レバー取付軸1の下方突出部1aの
先端に係合させるよう組付ける工程を示すと、第
2図a〜cに示すようになる。まず、操作方向変
換レバー5の第1腕部5aを、変速操作レバー取
付軸1を支持している変速操作レバー保持ブラケ
ツト11に形成された開口11aに挿入させ(第
2図a)、それから、操作方向変換レバー5を操
作方向変換レバー取付軸10に摺動を伴つて嵌合
させる(第2図b)。この状態で、操作方向変換
レバー5の第1腕部5aは変速操作レバー保持ブ
ラケツト11の開口11a内で操作方向変換レバ
ー取付軸10を中心にして回動できるようになる
(第2図c)。操作方向変換レバー5はこのように
して組付けなければならないため、変速操作レバ
ー保持ブラケツト11の開口11aを、その組付
工程を考慮して操作方向変換レバー5の機能に必
要な面積以上に大きくしなければならなかつた。
操作方向変換レバー取付軸10の長さを短くする
ことも考えられるが、操作方向変換レバー5の倒
れやガタの防止のために操作方向変換レバー取付
軸10をあまり短くすることができない。このた
め、変速操作レバー保持ブラケツト11はその強
度が小さくなり、変速操作レバー保持ブラケツト
11に加えられる荷重に耐えきれず破壊するおそ
れが出てくるという問題点があつた。また、これ
を防止するために変速操作レバー保持ブラケツト
11の板厚を大きくすると今度は全体としての重
量が増大して燃費、コスト等の上で不利となる。
構にあつては、操作方向変換レバー5は操作方向
変換レバー取付軸10に嵌合して支持されてい
る。この操作方向変換レバー5を操作方向変換レ
バー取付軸10に嵌合してその第1腕部5aの先
端を変速操作レバー取付軸1の下方突出部1aの
先端に係合させるよう組付ける工程を示すと、第
2図a〜cに示すようになる。まず、操作方向変
換レバー5の第1腕部5aを、変速操作レバー取
付軸1を支持している変速操作レバー保持ブラケ
ツト11に形成された開口11aに挿入させ(第
2図a)、それから、操作方向変換レバー5を操
作方向変換レバー取付軸10に摺動を伴つて嵌合
させる(第2図b)。この状態で、操作方向変換
レバー5の第1腕部5aは変速操作レバー保持ブ
ラケツト11の開口11a内で操作方向変換レバ
ー取付軸10を中心にして回動できるようになる
(第2図c)。操作方向変換レバー5はこのように
して組付けなければならないため、変速操作レバ
ー保持ブラケツト11の開口11aを、その組付
工程を考慮して操作方向変換レバー5の機能に必
要な面積以上に大きくしなければならなかつた。
操作方向変換レバー取付軸10の長さを短くする
ことも考えられるが、操作方向変換レバー5の倒
れやガタの防止のために操作方向変換レバー取付
軸10をあまり短くすることができない。このた
め、変速操作レバー保持ブラケツト11はその強
度が小さくなり、変速操作レバー保持ブラケツト
11に加えられる荷重に耐えきれず破壊するおそ
れが出てくるという問題点があつた。また、これ
を防止するために変速操作レバー保持ブラケツト
11の板厚を大きくすると今度は全体としての重
量が増大して燃費、コスト等の上で不利となる。
(発明の目的)
そこで本発明は、変速操作レバー取付軸の下方
突出部と操作方向変換レバーの第1腕部との係合
を、変速操作レバー保持ブラケツトを上面に固定
支持する操作レバー保持ブラケツトベースに形成
した孔を通して行なわせるようにすることによ
り、前記問題点を解決することを目的としてい
る。
突出部と操作方向変換レバーの第1腕部との係合
を、変速操作レバー保持ブラケツトを上面に固定
支持する操作レバー保持ブラケツトベースに形成
した孔を通して行なわせるようにすることによ
り、前記問題点を解決することを目的としてい
る。
(発明の構成)
本発明に係る変速機の変速操作機構は、一端が
変速機に連結され変速用歯車のセレクト動作を行
なわしめる第1ケーブルと、この第1ケーブルの
他端が一端に連結され他端にグリツプ部が形成さ
れた変速操作レバーと、この変速操作レバーを回
動可能に支持しこの回動の軸線と略直角に交叉す
る軸線を有するとともに下方突出部を有する変速
操作レバー取付軸と、この変速操作レバー取付軸
を回動可能に支持する変速操作レバー保持ブラケ
ツトと、この変速操作レバー保持ブラケツトを上
面に固定支持し車体に固定された変速操作レバー
保持ブラケツトベースと、この変速操作レバー保
持ブラケツトベースに回動可能に支持され前記変
速操作レバー取付軸の下方突出部の先端と係合す
る第1腕部およびこの第1腕部と略直角をなして
突出する第2腕部を有する操作方向変換レバー
と、この操作方向変換レバーの第2腕部の先端に
一端が連結され他端が変速機に連結されて変速用
歯車のシフト動作を行なわしめる第2ケーブル
と、を備え、前記変速操作レバー取付軸の下方突
出部と前記操作方向変換レバーの第1腕部との係
合を前記操作レバー保持ブラケツトベースに形成
した孔を通して行なわせることを構成としてい
る。
変速機に連結され変速用歯車のセレクト動作を行
なわしめる第1ケーブルと、この第1ケーブルの
他端が一端に連結され他端にグリツプ部が形成さ
れた変速操作レバーと、この変速操作レバーを回
動可能に支持しこの回動の軸線と略直角に交叉す
る軸線を有するとともに下方突出部を有する変速
操作レバー取付軸と、この変速操作レバー取付軸
を回動可能に支持する変速操作レバー保持ブラケ
ツトと、この変速操作レバー保持ブラケツトを上
面に固定支持し車体に固定された変速操作レバー
保持ブラケツトベースと、この変速操作レバー保
持ブラケツトベースに回動可能に支持され前記変
速操作レバー取付軸の下方突出部の先端と係合す
る第1腕部およびこの第1腕部と略直角をなして
突出する第2腕部を有する操作方向変換レバー
と、この操作方向変換レバーの第2腕部の先端に
一端が連結され他端が変速機に連結されて変速用
歯車のシフト動作を行なわしめる第2ケーブル
と、を備え、前記変速操作レバー取付軸の下方突
出部と前記操作方向変換レバーの第1腕部との係
合を前記操作レバー保持ブラケツトベースに形成
した孔を通して行なわせることを構成としてい
る。
このような構成すなわち技術的手段によれば、
変速操作レバー取付軸の下方突出部と操作方向変
換レバーの第1腕部との係合は操作レバー保持ブ
ラケツトベースの孔を通して行なうことができる
ため、変速操作レバー保持ブラケツトの開口は不
要となり、変速操作レバー保持ブラケツトの強度
が向上してそれに加えられる荷重により破壊する
おそれはなくなる。
変速操作レバー取付軸の下方突出部と操作方向変
換レバーの第1腕部との係合は操作レバー保持ブ
ラケツトベースの孔を通して行なうことができる
ため、変速操作レバー保持ブラケツトの開口は不
要となり、変速操作レバー保持ブラケツトの強度
が向上してそれに加えられる荷重により破壊する
おそれはなくなる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に従つて説明す
る。第3図は、本発明の一実施例を示す図であ
る。まず構成を説明すると、第3図において、1
は変速操作レバー取付軸であり、この変速操作レ
バー取付軸1には変速操作レバー2が回動可能に
支持されている。変速操作レバー2の一端には、
一端が図外の変速機に連結された第1プツシユプ
ルケーブル3の他端が連結されている。この第1
プツシユプルケーブル3は、変速機の変速用歯車
のシフト動作を行なわしめる第1ケーブルを構成
している。変速操作レバー2の他端には、乗員が
この変速機の変速操作機構を操作するためのグリ
ツプ部2aが形成されている。変速操作レバー取
付軸1は、変速操作レバー2の回動軸線と略直角
に交叉する軸線を有し、さらに、その下方に突出
して先端に球形部材を備えた下方突出部1aを有
している。変速操作レバー取付軸1はその軸線を
中心に回動可能に変速操作レバー保持ブラケツト
11に支持されている。変速操作レバー保持ブラ
ケツト11は、図外の車体に固定された操作レバ
ー保持ブラケツトベース13の上面に固定されて
支持されている。操作レバー保持ブラケツトベー
ス13には、変速操作レバー取付軸1の下方突出
部1aの直下部分に孔13bが形成されている。
操作レバー保持ブラケツトベース13の上面で、
変速操作レバー保持ブラケツト11の近傍には操
作方向変換レバー取付管部13aが形成されてい
る。操作方向変換レバー取付管部13aの両端に
はブシユ16,16′が嵌合している。操作方向
変換レバー取付管部13aの孔内部には操作方向
変換レバー5の第1腕部5aの一端に固定された
取付シヤンク5cが下方から挿入されている。第
1腕部5aの他端にはコツプ形の受部5dが形成
されており、この受部5dは操作レバー保持ブラ
ケツトベース13の孔13bを通つて変速操作レ
バー取付軸1の下方突出部1aの下方に位置し、
その受部5d内には変速操作レバー取付軸1の下
方突出部1aの先端の球形部材が収納されてい
る。そして、下方突出部1aの球形部材が回動す
ると受部5dが追随して第1腕部5aも回動する
ようになつている。取付シヤンク5cの操作方向
変換レバー取付管部13aから突出した上方の先
端部には、第2腕部5bの一端に固定された取付
管5eが嵌合し、第1腕部5aと第2腕部5bと
が互いに略直角をなす位置関係になるよう取付シ
ヤンク5cと取付管5eとはピン17で固定され
ている。これら第1腕部5aおよび第2腕部5b
は全体として操作方向変換レバー5を構成してい
る。第2腕部5bの他端には、一端が図外の変速
機に連結された第2プツシユプルケーブル8の他
端が連結されている。この第2プツシユプルケー
ブル8は、変速機の変速用歯車のセレクト動作を
行なわしめる第2ケーブルを構成している。
る。第3図は、本発明の一実施例を示す図であ
る。まず構成を説明すると、第3図において、1
は変速操作レバー取付軸であり、この変速操作レ
バー取付軸1には変速操作レバー2が回動可能に
支持されている。変速操作レバー2の一端には、
一端が図外の変速機に連結された第1プツシユプ
ルケーブル3の他端が連結されている。この第1
プツシユプルケーブル3は、変速機の変速用歯車
のシフト動作を行なわしめる第1ケーブルを構成
している。変速操作レバー2の他端には、乗員が
この変速機の変速操作機構を操作するためのグリ
ツプ部2aが形成されている。変速操作レバー取
付軸1は、変速操作レバー2の回動軸線と略直角
に交叉する軸線を有し、さらに、その下方に突出
して先端に球形部材を備えた下方突出部1aを有
している。変速操作レバー取付軸1はその軸線を
中心に回動可能に変速操作レバー保持ブラケツト
11に支持されている。変速操作レバー保持ブラ
ケツト11は、図外の車体に固定された操作レバ
ー保持ブラケツトベース13の上面に固定されて
支持されている。操作レバー保持ブラケツトベー
ス13には、変速操作レバー取付軸1の下方突出
部1aの直下部分に孔13bが形成されている。
操作レバー保持ブラケツトベース13の上面で、
変速操作レバー保持ブラケツト11の近傍には操
作方向変換レバー取付管部13aが形成されてい
る。操作方向変換レバー取付管部13aの両端に
はブシユ16,16′が嵌合している。操作方向
変換レバー取付管部13aの孔内部には操作方向
変換レバー5の第1腕部5aの一端に固定された
取付シヤンク5cが下方から挿入されている。第
1腕部5aの他端にはコツプ形の受部5dが形成
されており、この受部5dは操作レバー保持ブラ
ケツトベース13の孔13bを通つて変速操作レ
バー取付軸1の下方突出部1aの下方に位置し、
その受部5d内には変速操作レバー取付軸1の下
方突出部1aの先端の球形部材が収納されてい
る。そして、下方突出部1aの球形部材が回動す
ると受部5dが追随して第1腕部5aも回動する
ようになつている。取付シヤンク5cの操作方向
変換レバー取付管部13aから突出した上方の先
端部には、第2腕部5bの一端に固定された取付
管5eが嵌合し、第1腕部5aと第2腕部5bと
が互いに略直角をなす位置関係になるよう取付シ
ヤンク5cと取付管5eとはピン17で固定され
ている。これら第1腕部5aおよび第2腕部5b
は全体として操作方向変換レバー5を構成してい
る。第2腕部5bの他端には、一端が図外の変速
機に連結された第2プツシユプルケーブル8の他
端が連結されている。この第2プツシユプルケー
ブル8は、変速機の変速用歯車のセレクト動作を
行なわしめる第2ケーブルを構成している。
次に作用を説明する。この発明に係る変速機の
変速操作機構においては、変速操作レバー2をそ
のグリツプ部2aにより乗員が前後方向に回動さ
せることにより、その変速操作レバー2の一端に
連結された第1プツシユプルケーブル3を介して
図外の変速機の変速歯車のシフト動作を行なうこ
とができる。また、変速操作レバー2を左右方向
に回動させることにより、変速操作レバー取付軸
1の下方突出部1a、第1腕部5a、第2腕部5
bおよび第2プツシユプルケーブル8を介して変
速機の変速歯車のシフト動作を行なうことができ
る。この変速機の変速操作機構においては、操作
方向変換レバー5を組付ける場合、第4図に示す
ように、分割された別部品の第1腕部5aと第2
腕部5bとを操作レバー保持ブラケツトベース1
3の操作方向変換レバー取付管部13aの上下2
方向から嵌合させ(第4図a)、究極的には操作
レバー保持ブラケツトベース13を介して一体的
に連結するようになつている(第4図b)。この
状態で、操作方向変換レバー5の第1腕部5a
は、受部5dの中の下方突出部1aの球形部材の
回動により、操作レバー保持ブラケツトベース1
3の操作方向変換レバー取付管部13aの軸線を
中心に孔13bの中で左右方向に回動する(第4
図c)。したがつて、従来の変速操作レバー保持
ブラケツト11のように操作方向変換レバー5の
近傍に開口11aを形成しなくとも操作方向変換
レバー5の第1腕部5aと変速操作レバー取付軸
1の下方突出部1aとを係合することができる。
このため、変速操作レバー保持ブラケツト11の
強度が向上してそれに加えられる荷重により破壊
するおそれはなくなる。また、操作レバー保持ブ
ラケツトベース13に新たに孔13bが形成され
ることになるが、この孔13bは、操作方向変換
レバー5の第1腕部5aの機能に必要な面積で足
り、組付工程を考慮して必要以上の面積をとる必
要はないため、操作レバー保持ブラケツトベース
13の強度が小さくなることもない。
変速操作機構においては、変速操作レバー2をそ
のグリツプ部2aにより乗員が前後方向に回動さ
せることにより、その変速操作レバー2の一端に
連結された第1プツシユプルケーブル3を介して
図外の変速機の変速歯車のシフト動作を行なうこ
とができる。また、変速操作レバー2を左右方向
に回動させることにより、変速操作レバー取付軸
1の下方突出部1a、第1腕部5a、第2腕部5
bおよび第2プツシユプルケーブル8を介して変
速機の変速歯車のシフト動作を行なうことができ
る。この変速機の変速操作機構においては、操作
方向変換レバー5を組付ける場合、第4図に示す
ように、分割された別部品の第1腕部5aと第2
腕部5bとを操作レバー保持ブラケツトベース1
3の操作方向変換レバー取付管部13aの上下2
方向から嵌合させ(第4図a)、究極的には操作
レバー保持ブラケツトベース13を介して一体的
に連結するようになつている(第4図b)。この
状態で、操作方向変換レバー5の第1腕部5a
は、受部5dの中の下方突出部1aの球形部材の
回動により、操作レバー保持ブラケツトベース1
3の操作方向変換レバー取付管部13aの軸線を
中心に孔13bの中で左右方向に回動する(第4
図c)。したがつて、従来の変速操作レバー保持
ブラケツト11のように操作方向変換レバー5の
近傍に開口11aを形成しなくとも操作方向変換
レバー5の第1腕部5aと変速操作レバー取付軸
1の下方突出部1aとを係合することができる。
このため、変速操作レバー保持ブラケツト11の
強度が向上してそれに加えられる荷重により破壊
するおそれはなくなる。また、操作レバー保持ブ
ラケツトベース13に新たに孔13bが形成され
ることになるが、この孔13bは、操作方向変換
レバー5の第1腕部5aの機能に必要な面積で足
り、組付工程を考慮して必要以上の面積をとる必
要はないため、操作レバー保持ブラケツトベース
13の強度が小さくなることもない。
(発明の効果)
以上説明してきたように、本発明によれば、変
速操作レバー保持ブラケツトの強度を向上させる
ことができるとともに、このブラケツトを支持す
る操作レバー保持ブラケツトベースの強度をそれ
ほど損なうことなく変速機の変速操作機構の機能
を有効に発揮させることができるという効果が得
られる。
速操作レバー保持ブラケツトの強度を向上させる
ことができるとともに、このブラケツトを支持す
る操作レバー保持ブラケツトベースの強度をそれ
ほど損なうことなく変速機の変速操作機構の機能
を有効に発揮させることができるという効果が得
られる。
第1図は従来の変速機の変速操作機構を示す分
解斜視図、第2図a〜cは操作方向変換レバーの
組付工程を示す一部断面側面図、第3図は本発明
に係る変速機の変速操作機構の一実施例を示す分
解斜視図、第4図a〜cは第3図に示す変速機の
変速操作機構の操作方向変換レバーの組付工程を
示す一部断面側面図である。 1……変速操作レバー取付軸、1a……下方突
出部、2……変速操作レバー、3……第1プツシ
ユプルケーブル(第1ケーブル)、5……操作方
向変換レバー、5a……第1腕部、5b……第2
腕部、8……第2プツシユプルケーブル(第2ケ
ーブル)、11……変速操作レバー保持ブラケツ
ト、13……操作レバー保持ブラケツトベース、
13b……孔。
解斜視図、第2図a〜cは操作方向変換レバーの
組付工程を示す一部断面側面図、第3図は本発明
に係る変速機の変速操作機構の一実施例を示す分
解斜視図、第4図a〜cは第3図に示す変速機の
変速操作機構の操作方向変換レバーの組付工程を
示す一部断面側面図である。 1……変速操作レバー取付軸、1a……下方突
出部、2……変速操作レバー、3……第1プツシ
ユプルケーブル(第1ケーブル)、5……操作方
向変換レバー、5a……第1腕部、5b……第2
腕部、8……第2プツシユプルケーブル(第2ケ
ーブル)、11……変速操作レバー保持ブラケツ
ト、13……操作レバー保持ブラケツトベース、
13b……孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一端が変速機に連結され変速用歯車のシフト
動作を行なわしめる第1ケーブルと、この第1ケ
ーブルの他端が一端に連結され他端にグリツプ部
が形成された変速操作レバーと、この変速操作レ
バーを回動可能に支持しこの回動の軸線と略直角
に交叉する軸線を有するとともに下方突出部を有
する変速操作レバー取付軸と、この変速操作レバ
ー取付軸を回動可能に支持する変速操作レバー保
持ブラケツトと、この変速操作レバー保持ブラケ
ツトを上面に固定支持し車体に固定された変速操
作レバー保持ブラケツトベースと、この変速操作
レバー保持ブラケツトベースに回動可能に支持さ
れ前記変速操作レバー取付軸の下方突出部の先端
と係合する第1腕部およびこの第1腕部と略直角
をなして突出する第2腕部を有する操作方向変換
レバーと、この操作方向変換レバーの第2腕部の
先端に一端が連結され他端が変速機に連結されて
変速用歯車のセレクト動作を行なわしめる第2ケ
ーブルと、を備えた変速機の変速操作機構におい
て、前記変速操作レバー取付軸の下方突出部と前
記操作方向変換レバーの第1腕部との係合を前記
操作レバー保持ブラケツトベースに形成した孔を
通して行なわせるようにしたことを特徴とする変
速機の変速操作機構。 2 前記操作方向変換レバーの第1腕部と第2腕
部とを別部品に分割し、この2つの別部品を前記
変速操作レバー保持ブラケツトベースを介して連
結するようにしたことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の変速機の変速操作機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12386783A JPS6015723A (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | 変速機の変速操作機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12386783A JPS6015723A (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | 変速機の変速操作機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6015723A JPS6015723A (ja) | 1985-01-26 |
JPH0444141B2 true JPH0444141B2 (ja) | 1992-07-20 |
Family
ID=14871340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12386783A Granted JPS6015723A (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | 変速機の変速操作機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015723A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2664997B1 (fr) * | 1990-07-23 | 1992-10-09 | Horlogerie App Precision Ste | Selecteur de manóoeuvre de transmission manuelle. |
JPH0716070U (ja) * | 1990-12-26 | 1995-03-17 | デルタ工業株式会社 | 変速操作装置 |
FR2689460B1 (fr) * | 1992-04-07 | 1996-10-11 | Peugeot | Dispositif de commande d'une boite de vitesses de vehicule automobile. |
JP4613217B2 (ja) | 2008-03-11 | 2011-01-12 | ホシデン株式会社 | 押しボタンスイッチ |
-
1983
- 1983-07-07 JP JP12386783A patent/JPS6015723A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6015723A (ja) | 1985-01-26 |
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