JPH0720519B2 - 脱水洗濯機 - Google Patents
脱水洗濯機Info
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- JPH0720519B2 JPH0720519B2 JP63151941A JP15194188A JPH0720519B2 JP H0720519 B2 JPH0720519 B2 JP H0720519B2 JP 63151941 A JP63151941 A JP 63151941A JP 15194188 A JP15194188 A JP 15194188A JP H0720519 B2 JPH0720519 B2 JP H0720519B2
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- Japan
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- motor
- switch
- washing machine
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は脱水洗濯機に関する。更に詳述すると、本発明
はモータアクチェータによってクラッチの断続、排水弁
の開閉及びブレーキ装置の作動を行なう脱水洗濯機の改
良に関する。
はモータアクチェータによってクラッチの断続、排水弁
の開閉及びブレーキ装置の作動を行なう脱水洗濯機の改
良に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の脱水洗濯機は、脱水ブレーキの作動及び
解除、洗濯と脱水の切替を行うクラッチの動作並びに排
水弁の開閉動作時をソレノイドによって行っていたが、
アマチュアとコアとの間に極めて大きな衝突音が発する
等の問題が生じたことから、近年ソレノイドに代わる駆
動源として小型モータを採用する傾向にある。即ち、従
来の脱水洗濯機は、脱水兼洗濯槽内に配設された回転槽
若しくはその内底部に設けられている攪拌翼のいずれか
に対し選択的に主モータを連結するクラッチ機構と、回
転槽の回転を制動し停止状態に保持するブレーキ装置と
脱水兼洗濯槽の排水を行う排水弁とを小型モータを駆動
源とするモータアクチェータによって連動させて駆動す
るように設けられている。
解除、洗濯と脱水の切替を行うクラッチの動作並びに排
水弁の開閉動作時をソレノイドによって行っていたが、
アマチュアとコアとの間に極めて大きな衝突音が発する
等の問題が生じたことから、近年ソレノイドに代わる駆
動源として小型モータを採用する傾向にある。即ち、従
来の脱水洗濯機は、脱水兼洗濯槽内に配設された回転槽
若しくはその内底部に設けられている攪拌翼のいずれか
に対し選択的に主モータを連結するクラッチ機構と、回
転槽の回転を制動し停止状態に保持するブレーキ装置と
脱水兼洗濯槽の排水を行う排水弁とを小型モータを駆動
源とするモータアクチェータによって連動させて駆動す
るように設けられている。
ところが小型モータを駆動源とする場合、減速機構を介
して出力を得なければならないことからクラッチ機構や
ブレーキ装置等を制御する際の応答速度が遅く脱水回転
開始時に攪拌翼が先行して回転し、洗濯物を損傷させる
虞がある。
して出力を得なければならないことからクラッチ機構や
ブレーキ装置等を制御する際の応答速度が遅く脱水回転
開始時に攪拌翼が先行して回転し、洗濯物を損傷させる
虞がある。
そこで、モータアクチェータの動作開始より脱水駆動用
モータの通電を遅延させることが必要である。このため
従来はモータアクチェータ及び脱水駆動用の主モータの
駆動制御を、マイクロコンピュータ等の制御手段あるい
はタイマーによって、時間制御によって遅延させて操作
するようにしている。
モータの通電を遅延させることが必要である。このため
従来はモータアクチェータ及び脱水駆動用の主モータの
駆動制御を、マイクロコンピュータ等の制御手段あるい
はタイマーによって、時間制御によって遅延させて操作
するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、モータアクチェータと主モータとを制御
手段の洗濯スケジュールに基づく時間制御指令によって
駆動するため、モータアクチェータが動作しないような
場合、例えば冬季に排水弁が凍結して動作しないような
場合あるいは他の原因で動作しない場合でも、一定時間
経過後には制御手段からの指令により、次の動作例えば
脱水に移るという欠点がある。
手段の洗濯スケジュールに基づく時間制御指令によって
駆動するため、モータアクチェータが動作しないような
場合、例えば冬季に排水弁が凍結して動作しないような
場合あるいは他の原因で動作しない場合でも、一定時間
経過後には制御手段からの指令により、次の動作例えば
脱水に移るという欠点がある。
本発明は一連の洗濯スケジュールの実行にあたって確実
に前の動作が完了してから次の動作に移る脱水洗濯機を
提供することを目的とする。
に前の動作が完了してから次の動作に移る脱水洗濯機を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成するため、本発明に係る脱水洗濯機
は、内底部に攪拌翼が設けられた回転槽を脱水兼洗濯槽
内に配設し、前記攪拌翼若しくは回転槽のいずれかに対
して選択的に脱水モータを連結するクラッチ機構と前記
回転槽の回転を制動し停止状態に保持するブレーキ装置
及び排水弁とをモータにより連動させて作動させる脱水
洗濯機において、前記モータと該モータの回転によって
ON・OFFされるスイッチとを直列に接続すると共に、前
記スイッチのONからOFFへの変化を電圧変化として検出
するモータ停止検出回路を設け、該モータ停止検出回路
の出力を上記モータの制御を行う制御手段に入力するよ
うにしている。
は、内底部に攪拌翼が設けられた回転槽を脱水兼洗濯槽
内に配設し、前記攪拌翼若しくは回転槽のいずれかに対
して選択的に脱水モータを連結するクラッチ機構と前記
回転槽の回転を制動し停止状態に保持するブレーキ装置
及び排水弁とをモータにより連動させて作動させる脱水
洗濯機において、前記モータと該モータの回転によって
ON・OFFされるスイッチとを直列に接続すると共に、前
記スイッチのONからOFFへの変化を電圧変化として検出
するモータ停止検出回路を設け、該モータ停止検出回路
の出力を上記モータの制御を行う制御手段に入力するよ
うにしている。
(作用) したがって、モータアクチェータは、制御手段の指令に
より駆動用モータが通電されて動作を開始する。これに
より、クラッチ機構、ブレーキ装置および排水弁が駆動
される。モータアクチェータが所定の動作状態に達する
と即ち所定回転を完了すると、そのことがスイッチ手段
で検出され、駆動用モータの通電が切られる。このとき
クラッチ機構、ブレーキ装置および排水弁も所定の動作
状態にある。スイッチ手段が動作して駆動用モータが停
止したことは電圧の変化によりモータ停止検出回路で検
出され、検出信号として制御手段に入力される。これに
より、制御手段はつぎの動作に移る。
より駆動用モータが通電されて動作を開始する。これに
より、クラッチ機構、ブレーキ装置および排水弁が駆動
される。モータアクチェータが所定の動作状態に達する
と即ち所定回転を完了すると、そのことがスイッチ手段
で検出され、駆動用モータの通電が切られる。このとき
クラッチ機構、ブレーキ装置および排水弁も所定の動作
状態にある。スイッチ手段が動作して駆動用モータが停
止したことは電圧の変化によりモータ停止検出回路で検
出され、検出信号として制御手段に入力される。これに
より、制御手段はつぎの動作に移る。
(実施例) 以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
まず、本発明を応用する脱水洗濯機の概略構造を第3図
に基づいて簡単に説明する。
に基づいて簡単に説明する。
脱水洗濯機は外箱2内に吊り棒3を介して弾性支持され
ている脱水兼洗濯槽1内に、回転槽4を設けその回転槽
4の内底部に攪拌翼5を設けている。脱水兼洗濯機1と
攪拌翼5とは図示していないクラッチ機構を介して主モ
ータ10と選択的に接続し得るように設けられている。ま
た、回転槽4にはその回転を制動し、停止状態に保持す
るブレーキ装置(図示省略)が設けられ、排水ホース17
に繋がる排水路13には排水弁14が設けられている。これ
ら排水弁14、ブレーキ装置及びクラッチ機構はモータア
クチェータ15によって連動させて駆動され、その動きが
制御される。尚、図中符号6は透孔、7は脱水孔、8は
排水空間、9は有底環状体、12はベルト、16は排水路で
ある。
ている脱水兼洗濯槽1内に、回転槽4を設けその回転槽
4の内底部に攪拌翼5を設けている。脱水兼洗濯機1と
攪拌翼5とは図示していないクラッチ機構を介して主モ
ータ10と選択的に接続し得るように設けられている。ま
た、回転槽4にはその回転を制動し、停止状態に保持す
るブレーキ装置(図示省略)が設けられ、排水ホース17
に繋がる排水路13には排水弁14が設けられている。これ
ら排水弁14、ブレーキ装置及びクラッチ機構はモータア
クチェータ15によって連動させて駆動され、その動きが
制御される。尚、図中符号6は透孔、7は脱水孔、8は
排水空間、9は有底環状体、12はベルト、16は排水路で
ある。
モータアクチェータ15は、例えば第4図に示すように、
排水弁14に連結されているワイヤ29を巻き取るプーリ28
とこれを歯車列21,22,23,24,25,26によって構成される
減速機構を介して回転させる駆動用モータ20と駆動用モ
ータ20と歯車列とを適宜接続ないし遮断するクラッチ機
構及び該クラッチ機構を駆動させるソレノイド32とから
構成されている。クラッチ機構は駆動モータ20のピニオ
ン21と常時噛合する固定ギヤ22と該ギヤと同軸上を摺動
可能なシフトギヤ23及び固定ギヤ22とシフトギヤ23との
間に介在されてシフトギヤ23を固定ギヤ22から切離す弾
発力を常時付勢しているコイルスプリング33によって構
成されており、ソレノイド32を作動させたときにシフト
ギヤ23を固定ギヤ22側へ移動させてシフトギヤ23と固定
ギヤ22とを係合させ、一体的に回転させるように設けら
れている。固定ギヤ22には凹部30が形成され、該凹部30
に嵌まり込む凸部31がシフトギヤ23側に設けられてい
る。また、プーリ28を支持する出力軸27にはスイッチカ
ム34が固着され、プーリ28と一体的に回転するように設
けられている。このスイッチカム34の回転即ちモータの
回転によってスイッチ手段・スイッチ接片35を開閉させ
るように設けられている。
排水弁14に連結されているワイヤ29を巻き取るプーリ28
とこれを歯車列21,22,23,24,25,26によって構成される
減速機構を介して回転させる駆動用モータ20と駆動用モ
ータ20と歯車列とを適宜接続ないし遮断するクラッチ機
構及び該クラッチ機構を駆動させるソレノイド32とから
構成されている。クラッチ機構は駆動モータ20のピニオ
ン21と常時噛合する固定ギヤ22と該ギヤと同軸上を摺動
可能なシフトギヤ23及び固定ギヤ22とシフトギヤ23との
間に介在されてシフトギヤ23を固定ギヤ22から切離す弾
発力を常時付勢しているコイルスプリング33によって構
成されており、ソレノイド32を作動させたときにシフト
ギヤ23を固定ギヤ22側へ移動させてシフトギヤ23と固定
ギヤ22とを係合させ、一体的に回転させるように設けら
れている。固定ギヤ22には凹部30が形成され、該凹部30
に嵌まり込む凸部31がシフトギヤ23側に設けられてい
る。また、プーリ28を支持する出力軸27にはスイッチカ
ム34が固着され、プーリ28と一体的に回転するように設
けられている。このスイッチカム34の回転即ちモータの
回転によってスイッチ手段・スイッチ接片35を開閉させ
るように設けられている。
次に同実施例の基本構成を第5図のブロック図で示す。
本発明の脱水洗濯機は、蓋開閉検知スイッチ38からの信
号を取込むと共に駆動装置のモータアクチェータ15の駆
動制御を行い、かつ主モータ10の駆動制御をする制御手
段40を設けている。前記制御手段40には、表示装置41が
設けられている。前記制御手段40としては、少なくとも
1つ以上のCPUないしMPU、ROM、RAM、入出力インターフ
ェースI/O等を備えた公知のコンピュータで構成されて
いる。また、駆動装置11は、クラッチ機構42と、ブレー
キ装置43と、排水弁14及びこれらをワイヤ29で連結して
連動させ駆動するモータアクチェータ15とから成る。
号を取込むと共に駆動装置のモータアクチェータ15の駆
動制御を行い、かつ主モータ10の駆動制御をする制御手
段40を設けている。前記制御手段40には、表示装置41が
設けられている。前記制御手段40としては、少なくとも
1つ以上のCPUないしMPU、ROM、RAM、入出力インターフ
ェースI/O等を備えた公知のコンピュータで構成されて
いる。また、駆動装置11は、クラッチ機構42と、ブレー
キ装置43と、排水弁14及びこれらをワイヤ29で連結して
連動させ駆動するモータアクチェータ15とから成る。
次に上述の構成の脱水洗濯機の電気回路について一実施
例を挙げて説明する。
例を挙げて説明する。
商用電源45の一方の端子は、制御手段40からの指令によ
りオンオフする接点46を介して駆動用モータ20とソレノ
イド32の一方の端子に接続されている。また、商用電源
45の他方の端子には、ダイオード47を介してソレノイド
32が、スイッチ35を介して駆動用モータ20がそれぞれ接
続されている。ソレノイド32の両端には平滑コンデンサ
47が接続されている。駆動用モータ20の両端にはスイッ
チ35が動作して駆動用モータ20が停止したことを検出す
るモータ停止検出回路50が接続されている。モータ停止
検出回路50は整流ダイオードDと、この整流ダイオード
Dからの整流出力を平滑するコンデンサCと、このコン
デンサCに並列接続され一定の電圧に分圧する分圧抵抗
器R1,R2とから構成されている。このモータ停止検出回
路50の分圧抵抗器R1,R2を介して出力される検出信号
は、制御手段40に供給される。
りオンオフする接点46を介して駆動用モータ20とソレノ
イド32の一方の端子に接続されている。また、商用電源
45の他方の端子には、ダイオード47を介してソレノイド
32が、スイッチ35を介して駆動用モータ20がそれぞれ接
続されている。ソレノイド32の両端には平滑コンデンサ
47が接続されている。駆動用モータ20の両端にはスイッ
チ35が動作して駆動用モータ20が停止したことを検出す
るモータ停止検出回路50が接続されている。モータ停止
検出回路50は整流ダイオードDと、この整流ダイオード
Dからの整流出力を平滑するコンデンサCと、このコン
デンサCに並列接続され一定の電圧に分圧する分圧抵抗
器R1,R2とから構成されている。このモータ停止検出回
路50の分圧抵抗器R1,R2を介して出力される検出信号
は、制御手段40に供給される。
かかるモータアクチェータ15の電気回路は、前記駆動用
モータ20が制御手段40の指令により接点46が閉じて商用
電源45から通電されて動作を開始しかつスイッチカム34
が回転し前記スイッチ35の接片が押されてモータアクチ
ェータ15が所定の状態になったことを検出すると、スイ
ッチ35が開かれて駆動用モータ20の通電を切る回路構成
とされる。また、モータアクチェータ15の電気回路は、
スイッチ35がオフとなって駆動用モータ20が停止したこ
とをモータ停止検出回路50の分圧抵抗器R1,R2からの電
圧出力がないことで検出するように構成されており、モ
ータ停止検出回路50からの検出信号を制御手段40に入力
するように回路構成されている。
モータ20が制御手段40の指令により接点46が閉じて商用
電源45から通電されて動作を開始しかつスイッチカム34
が回転し前記スイッチ35の接片が押されてモータアクチ
ェータ15が所定の状態になったことを検出すると、スイ
ッチ35が開かれて駆動用モータ20の通電を切る回路構成
とされる。また、モータアクチェータ15の電気回路は、
スイッチ35がオフとなって駆動用モータ20が停止したこ
とをモータ停止検出回路50の分圧抵抗器R1,R2からの電
圧出力がないことで検出するように構成されており、モ
ータ停止検出回路50からの検出信号を制御手段40に入力
するように回路構成されている。
次に上述の実施例の作用を、第2図の信号波形図、第6
図のフローチャートに基づいて説明する。
図のフローチャートに基づいて説明する。
脱水洗濯機において、洗濯動作が開始されると、制御手
段40は、一連の洗濯スケジュールに基づいて前記モータ
アクチェータ15を駆動し、クラッチ機構42、ブレーキ装
置43および排水弁14を連動させて駆動する。
段40は、一連の洗濯スケジュールに基づいて前記モータ
アクチェータ15を駆動し、クラッチ機構42、ブレーキ装
置43および排水弁14を連動させて駆動する。
まず、洗濯動作はモータアクチェータ15の制御手段40に
よる駆動によって主モータ10が攪拌翼5に連結されかつ
回転槽4がブレーキ装置43により拘束されて回転不能と
された状態で行なわれる(ステップ100)。洗濯が完了
すると(ステップ100)、制御手段40は接点46を閉じ
る。これにより駆動用モータ20およびソレノイド32に
は、第2図(a)に示すように商用電源45から電力が供
給され、モータアクチェータをスタートする(ステップ
101)。すると、ソレノイド32の動きにより、スプリン
グ33に抗してシフトギヤ23が固定ギヤ22内に嵌まり込
み、係合すると共に駆動用モータ20が回転する。駆動用
モータ20の回転は歯車21,22,23,24,25,26を介して巻取
ローラ24を回転させてクラッチ機構42、ブレーキ装置43
および排水弁14を駆動し、かつスイッチカム34を回転さ
せる。そして、一定の回転が完了すると、クラッチ機構
42、ブレーキ装置43および排水弁14が各々の所定の動作
を完了するから、スイッチ35をオフとする。これによ
り、モータ停止検出回路50は、第2図(a)の時刻T1に
示すように駆動用モータ20の両端電圧が無くなるので、
これを検出して第2図(b)に示すように電圧“無し”
あるいは電圧“Low"として制御手段40に与えモータアク
チェータSTOPを検出する(ステップ102)。このとき、
モータアクチェータ15により、排水弁14が開放される。
同時に主モータ10はクラッチ機構42の作動により切替ら
れ回転槽4に連結され、回転槽4はブレーキ装置43の解
除により回転自由となっている。
よる駆動によって主モータ10が攪拌翼5に連結されかつ
回転槽4がブレーキ装置43により拘束されて回転不能と
された状態で行なわれる(ステップ100)。洗濯が完了
すると(ステップ100)、制御手段40は接点46を閉じ
る。これにより駆動用モータ20およびソレノイド32に
は、第2図(a)に示すように商用電源45から電力が供
給され、モータアクチェータをスタートする(ステップ
101)。すると、ソレノイド32の動きにより、スプリン
グ33に抗してシフトギヤ23が固定ギヤ22内に嵌まり込
み、係合すると共に駆動用モータ20が回転する。駆動用
モータ20の回転は歯車21,22,23,24,25,26を介して巻取
ローラ24を回転させてクラッチ機構42、ブレーキ装置43
および排水弁14を駆動し、かつスイッチカム34を回転さ
せる。そして、一定の回転が完了すると、クラッチ機構
42、ブレーキ装置43および排水弁14が各々の所定の動作
を完了するから、スイッチ35をオフとする。これによ
り、モータ停止検出回路50は、第2図(a)の時刻T1に
示すように駆動用モータ20の両端電圧が無くなるので、
これを検出して第2図(b)に示すように電圧“無し”
あるいは電圧“Low"として制御手段40に与えモータアク
チェータSTOPを検出する(ステップ102)。このとき、
モータアクチェータ15により、排水弁14が開放される。
同時に主モータ10はクラッチ機構42の作動により切替ら
れ回転槽4に連結され、回転槽4はブレーキ装置43の解
除により回転自由となっている。
ここで、排水タイマーをスタートさせる(ステップ10
3)。排水が完了すると(ステップ104)、主モータ10に
通電され脱水モータがスタートし(ステップ105)、脱
水が始まる。同時に、脱水タイマーがスタートする(ス
テップ106)。
3)。排水が完了すると(ステップ104)、主モータ10に
通電され脱水モータがスタートし(ステップ105)、脱
水が始まる。同時に、脱水タイマーがスタートする(ス
テップ106)。
脱水動作中に蓋が開かれたことを蓋開閉検知スイッチ38
で検出すると(ステップ107)、主モータ10・脱水モー
タを停止する(ステップ108)。ついで、接点46を開放
しアクチェータ電源をOFFとする(ステップ109)。これ
によりソレノイド32への通電が無くなり、シフトギヤ23
はスプリング33の力で固定ギヤ22から外れて巻取プーリ
28を自由とし、排水弁14に内蔵されているスプリングの
弾発力などによってワイヤ29を元の状態に戻す。これに
より、ブレーキ装置43が作動し回転槽4は再び回転停止
状態に保持される。
で検出すると(ステップ107)、主モータ10・脱水モー
タを停止する(ステップ108)。ついで、接点46を開放
しアクチェータ電源をOFFとする(ステップ109)。これ
によりソレノイド32への通電が無くなり、シフトギヤ23
はスプリング33の力で固定ギヤ22から外れて巻取プーリ
28を自由とし、排水弁14に内蔵されているスプリングの
弾発力などによってワイヤ29を元の状態に戻す。これに
より、ブレーキ装置43が作動し回転槽4は再び回転停止
状態に保持される。
ここで、蓋を閉めれば(ステップ110)、再び制御手段4
0は、接点46を閉じてソレノイド32と駆動用モータ20に
電力を供給しモータアクチェータをスタートさせる(ス
テップ111)。すると、ソレノイド32が作動して、シフ
トギヤ23が固定ギヤ22に係合すると共に駆動用モータ20
が回転する。駆動用モータ20の回転によって再び巻取プ
ーリ28を回転させてクラッチ機構42、ブレーキ装置およ
び排水弁14を駆動し、かつスイッチカム34を同時に回転
させる。そして、所定回転が完了すると、主モータ10は
クラッチ機構42の働きによって回転槽4に接続され、ブ
レーキ装置43は解除され、かつ排水弁14は開かれるの
で、スイッチ35をオフとする。これによりモータ停止検
出回路50は、駆動用モータ20の両端電圧が無くなるの
で、これを検出して電圧“無し”としてモータアクチェ
ータの停止を検出し制御手段40に与える(ステップ11
2)。そして、再び、主モータ10を回転させ脱水をスタ
ートさせる(ステップ113)。
0は、接点46を閉じてソレノイド32と駆動用モータ20に
電力を供給しモータアクチェータをスタートさせる(ス
テップ111)。すると、ソレノイド32が作動して、シフ
トギヤ23が固定ギヤ22に係合すると共に駆動用モータ20
が回転する。駆動用モータ20の回転によって再び巻取プ
ーリ28を回転させてクラッチ機構42、ブレーキ装置およ
び排水弁14を駆動し、かつスイッチカム34を同時に回転
させる。そして、所定回転が完了すると、主モータ10は
クラッチ機構42の働きによって回転槽4に接続され、ブ
レーキ装置43は解除され、かつ排水弁14は開かれるの
で、スイッチ35をオフとする。これによりモータ停止検
出回路50は、駆動用モータ20の両端電圧が無くなるの
で、これを検出して電圧“無し”としてモータアクチェ
ータの停止を検出し制御手段40に与える(ステップ11
2)。そして、再び、主モータ10を回転させ脱水をスタ
ートさせる(ステップ113)。
ステップ107あるいはステップ113を終了すると、脱水終
了か否かを判定し(ステップ115)、完了ならば主モー
タ10を停止し(ステップ116)、モータアクチェータ電
源を切る(ステップ117)。ついで、つぎの洗濯スケジ
ュールを実行する。
了か否かを判定し(ステップ115)、完了ならば主モー
タ10を停止し(ステップ116)、モータアクチェータ電
源を切る(ステップ117)。ついで、つぎの洗濯スケジ
ュールを実行する。
かくして、本実施例によると、モータアクチェータ15が
動作を開始してクラッチ機構42、ブレーキ装置43および
排水弁14を所定の状態にしたことを、スイッチ35がオフ
となって主モータ10が停止し、主モータ10の両端電圧が
無くなったことでモータ停止検出回路50にて検出し、こ
れを制御手段40に与えることによってプログラムを進め
るようにしたので、洗濯動作が確実に実行される。ま
た、本実施例によれば、モータアクチェータ15の動作状
態の異常を、制御手段40により容易に知ることができ
る。
動作を開始してクラッチ機構42、ブレーキ装置43および
排水弁14を所定の状態にしたことを、スイッチ35がオフ
となって主モータ10が停止し、主モータ10の両端電圧が
無くなったことでモータ停止検出回路50にて検出し、こ
れを制御手段40に与えることによってプログラムを進め
るようにしたので、洗濯動作が確実に実行される。ま
た、本実施例によれば、モータアクチェータ15の動作状
態の異常を、制御手段40により容易に知ることができ
る。
上記実施例において、モータ停止検出回路50での電圧の
検出は駆動用モータ20の両端において行っていたが、ス
イッチ35の両端で検出するようにしてもよい。この場
合、スイッチ35がオフとなったら、モータ停止検出回路
50から電圧が出力されるので、この電圧“有り”で駆動
用モータ20が停止したと検出すればよい。この実施例に
よっても、前記実施例と同様の作用効果が得られる。
検出は駆動用モータ20の両端において行っていたが、ス
イッチ35の両端で検出するようにしてもよい。この場
合、スイッチ35がオフとなったら、モータ停止検出回路
50から電圧が出力されるので、この電圧“有り”で駆動
用モータ20が停止したと検出すればよい。この実施例に
よっても、前記実施例と同様の作用効果が得られる。
第7図に本発明の他の実施例を示す。
この実施例が前述のものと異なるところは、スイッチ3
5′を2極とし、抵抗R0を前記駆動用モータ20に並列に
設け、前記スイッチ35′に接続し、前記抵抗R0の両端に
モータ停止検出回路50を接続し、駆動用モータ20の停止
時に電圧が出力されるようにした点にある。したがっ
て、他の構成要素には変更がないので、同一構成要素に
は、同一符号を付して説明を省略する。
5′を2極とし、抵抗R0を前記駆動用モータ20に並列に
設け、前記スイッチ35′に接続し、前記抵抗R0の両端に
モータ停止検出回路50を接続し、駆動用モータ20の停止
時に電圧が出力されるようにした点にある。したがっ
て、他の構成要素には変更がないので、同一構成要素に
は、同一符号を付して説明を省略する。
尚、前記実施例では、抵抗R0の両端にモータ停止検出回
路50を接続したが、スイッチ35′の両端にモータ停止検
出回路50を接続してもよい。この場合、駆動用モータ20
が停止したことを電圧“無し”として検出することとな
る。
路50を接続したが、スイッチ35′の両端にモータ停止検
出回路50を接続してもよい。この場合、駆動用モータ20
が停止したことを電圧“無し”として検出することとな
る。
第8図に本発明のさらに他の実施例を示す。
この実施例が第7図の実施例と異なる点は、商用電源45
側と検出回路50側とを電気的に分離し、かつ直流電源80
を抵抗R0とスイッチ35′との直列回路に並列接続してモ
ータ停止検出回路50を構成した点にあり、他の構成には
変更がない。したがって、同一構成要素には、同一符号
を付して説明を省略する。
側と検出回路50側とを電気的に分離し、かつ直流電源80
を抵抗R0とスイッチ35′との直列回路に並列接続してモ
ータ停止検出回路50を構成した点にあり、他の構成には
変更がない。したがって、同一構成要素には、同一符号
を付して説明を省略する。
この実施例によれば、駆動用モータ20が停止すると、抵
抗R0の両端に電圧が発生するので、これを検出するこに
より、上記実施例と同様に動作をさせることができる。
抗R0の両端に電圧が発生するので、これを検出するこに
より、上記実施例と同様に動作をさせることができる。
かかる実施例によっても上記実施例と同一の作用効果を
達成することができる。また、本実施例によれば、モー
タ停止検出回路50を簡単にできる。
達成することができる。また、本実施例によれば、モー
タ停止検出回路50を簡単にできる。
なお、前記第8図の実施例において、抵抗R0の両端から
駆動用モータ20の停止を検出していたが、スイッチ35′
の両端から検出するようにしてもよい。この場合、駆動
用モータ20が停止したことを電圧が“無い”ということ
で検出すればよい。
駆動用モータ20の停止を検出していたが、スイッチ35′
の両端から検出するようにしてもよい。この場合、駆動
用モータ20が停止したことを電圧が“無い”ということ
で検出すればよい。
(発明の効果) 以上の説明より明らかなように本発明の脱水洗濯機は、
モータアクチェータのモータと該モータの回転によって
切替わるスイッチとを直列に接続し、アクチェータが所
定の回転を完了した後モータを停止させ、それを電圧の
変化によって検出して制御手段にフィードバックし、脱
水モータのスタートをモータアクチェータの停止状態を
検出した後実行するようにしているので、洗濯動作が確
実に実行され、安全性が高くなる。しかも、モータアク
チェータの動作状態の異常を制御手段を通して知ること
ができる。
モータアクチェータのモータと該モータの回転によって
切替わるスイッチとを直列に接続し、アクチェータが所
定の回転を完了した後モータを停止させ、それを電圧の
変化によって検出して制御手段にフィードバックし、脱
水モータのスタートをモータアクチェータの停止状態を
検出した後実行するようにしているので、洗濯動作が確
実に実行され、安全性が高くなる。しかも、モータアク
チェータの動作状態の異常を制御手段を通して知ること
ができる。
第1図は本発明の実施例を示す回路図、第2図は同実施
例の動作波形を示す波形図、第3図は同実施例の機構を
示す断面図、第4図(A)はモータアクチェータの一例
を示す断面図、第4図(B)はスイッチとスイッチカム
を示すIV矢視図、第5図は同実施例の基本ブロック図、
第6図は同実施例の動作を説明するために示すフローチ
ャート、第7図は同他の実施例を示す回路図、第8図は
更に他の実施例を示す回路図である。 1……脱水兼洗濯槽、4……回転槽、5……攪拌翼、 14……排水弁、15……モータアクチェータ、 20……駆動用モータ、 35,35′……スイッチ 40……制御手段、42……クラッチ機構、 43……ブレーキ装置、50……モータ停止検出回路。
例の動作波形を示す波形図、第3図は同実施例の機構を
示す断面図、第4図(A)はモータアクチェータの一例
を示す断面図、第4図(B)はスイッチとスイッチカム
を示すIV矢視図、第5図は同実施例の基本ブロック図、
第6図は同実施例の動作を説明するために示すフローチ
ャート、第7図は同他の実施例を示す回路図、第8図は
更に他の実施例を示す回路図である。 1……脱水兼洗濯槽、4……回転槽、5……攪拌翼、 14……排水弁、15……モータアクチェータ、 20……駆動用モータ、 35,35′……スイッチ 40……制御手段、42……クラッチ機構、 43……ブレーキ装置、50……モータ停止検出回路。
Claims (1)
- 【請求項1】内底部に攪拌翼が設けられた回転槽を脱水
兼洗濯槽内に配設し、前記攪拌翼若しくは回転槽のいず
れかに対して選択的に脱水モータを連結するクラッチ機
構と前記回転槽の回転を制動し停止状態に保持するブレ
ーキ装置及び排水弁とをモータにより連動させて作動さ
せる脱水洗濯機において、前記モータと該モータの回転
によってON・OFFされるスイッチとを直列に接続すると
共に、前記スイッチのONからOFFへの変化を電圧変化と
して検出するモータ停止検出回路を設け、該モータ停止
検出回路の出力を上記モータの制御を行う制御手段に入
力するようにしたことを特徴とする脱水洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63151941A JPH0720519B2 (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | 脱水洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63151941A JPH0720519B2 (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | 脱水洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01317483A JPH01317483A (ja) | 1989-12-22 |
JPH0720519B2 true JPH0720519B2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=15529557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63151941A Expired - Fee Related JPH0720519B2 (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | 脱水洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720519B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100469273B1 (ko) * | 2002-11-25 | 2005-02-02 | 엘지전자 주식회사 | 세탁기의 클러칭 오동작 감지장치 및 그 방법 |
CN110904634A (zh) * | 2018-09-17 | 2020-03-24 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种洗衣机排水控制机构及洗衣机 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63199784U (ja) * | 1987-06-15 | 1988-12-22 |
-
1988
- 1988-06-20 JP JP63151941A patent/JPH0720519B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01317483A (ja) | 1989-12-22 |
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