JPH07205045A - クリップの装着方法およびクリップの装着補助装置 - Google Patents
クリップの装着方法およびクリップの装着補助装置Info
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- JPH07205045A JPH07205045A JP6004684A JP468494A JPH07205045A JP H07205045 A JPH07205045 A JP H07205045A JP 6004684 A JP6004684 A JP 6004684A JP 468494 A JP468494 A JP 468494A JP H07205045 A JPH07205045 A JP H07205045A
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- ring
- pair
- hose
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- Clamps And Clips (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ホースへの被接続部材の挿入作業を容易化す
ること。 【構成】 本発明では、リング状部10aに挿通された
一対のアーム部材24,28を互いに離隔移動させるこ
とによってクリップ10を拡開させ、かつクリップ10
の拡開に伴って互いに近接配置された一対の操作爪10
b,10bに拡開保持ユニット40を係合させることに
よってクリップ10を拡開させた状態に保持する。この
状態からクリップ10のリング状部10aにホースHの
端部、もしくはパイプPの端部を挿通し、その後ホース
Hの端部にパイプPを挿入するようにしている。
ること。 【構成】 本発明では、リング状部10aに挿通された
一対のアーム部材24,28を互いに離隔移動させるこ
とによってクリップ10を拡開させ、かつクリップ10
の拡開に伴って互いに近接配置された一対の操作爪10
b,10bに拡開保持ユニット40を係合させることに
よってクリップ10を拡開させた状態に保持する。この
状態からクリップ10のリング状部10aにホースHの
端部、もしくはパイプPの端部を挿通し、その後ホース
Hの端部にパイプPを挿入するようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リング状部とこのリン
グ状部の外周に突設された一対の操作爪部とを有して構
成され、かつ該一対の操作爪を互いに近接配置させた場
合に前記リング状部の内径が弾性的に拡開されるクリッ
プを適用対象としたクリップの装着方法およびクリップ
の装着補助装置に関する。
グ状部の外周に突設された一対の操作爪部とを有して構
成され、かつ該一対の操作爪を互いに近接配置させた場
合に前記リング状部の内径が弾性的に拡開されるクリッ
プを適用対象としたクリップの装着方法およびクリップ
の装着補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ホースの開口端部に被接続部
材、たとえばパイプを挿入してこれらホースおよびパイ
プを互いに接続配置する場合には、該パイプが挿入され
たホースの端部外周にクリップを装着するようにしてい
る。この種の接続箇所に適用されるクリップは、通常、
リング状部とこのリング状部の外周に突設された一対の
操作爪部とを有し、かつプライヤ等の把持工具を用いて
これら一対の操作爪を互いに近接配置させた場合に上記
リング状部の内径が弾性的に拡開されるように構成され
ており、その弾性復元力によってホースを外周から締め
付けることにより、該ホースが上記被接続部材から脱落
するのを防止する作用を成している。
材、たとえばパイプを挿入してこれらホースおよびパイ
プを互いに接続配置する場合には、該パイプが挿入され
たホースの端部外周にクリップを装着するようにしてい
る。この種の接続箇所に適用されるクリップは、通常、
リング状部とこのリング状部の外周に突設された一対の
操作爪部とを有し、かつプライヤ等の把持工具を用いて
これら一対の操作爪を互いに近接配置させた場合に上記
リング状部の内径が弾性的に拡開されるように構成され
ており、その弾性復元力によってホースを外周から締め
付けることにより、該ホースが上記被接続部材から脱落
するのを防止する作用を成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
にリング状部を有したクリップを装着してパイプとホー
スとを接続配置する場合には、両者を接続した後にクリ
ップを装着することが困難となるため、たとえば上述し
たプライヤ等の把持工具を用いて予めクリップをホース
の端部に装着し、その後このホースの開口端部にパイプ
を挿入する手順を採用しなければならない。
にリング状部を有したクリップを装着してパイプとホー
スとを接続配置する場合には、両者を接続した後にクリ
ップを装着することが困難となるため、たとえば上述し
たプライヤ等の把持工具を用いて予めクリップをホース
の端部に装着し、その後このホースの開口端部にパイプ
を挿入する手順を採用しなければならない。
【0004】しかしながら、予めクリップが装着された
ホースにパイプを挿入する際には、当該クリップが拡開
されていなければこれを行うことができないため、パイ
プの挿入作業と同時に、作業者が上記把持工具によって
クリップを拡開した状態に保持しなければならず、該パ
イプの挿入作業が極めて煩雑となる。
ホースにパイプを挿入する際には、当該クリップが拡開
されていなければこれを行うことができないため、パイ
プの挿入作業と同時に、作業者が上記把持工具によって
クリップを拡開した状態に保持しなければならず、該パ
イプの挿入作業が極めて煩雑となる。
【0005】本発明の目的は、上記実情に鑑みて、ホー
スへの被接続部材の挿入作業を容易化することにある。
スへの被接続部材の挿入作業を容易化することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るクリップの
装着方法は、リング状部とこのリング状部の外周に突設
された一対の操作爪部とを有して構成され、かつ該一対
の操作爪を互いに近接配置させた場合に前記リング状部
の内径が弾性的に拡開されるクリップを適用し、その端
部に被接続部材が挿入されたホースの外周に当該クリッ
プを装着するクリップの装着方法であって、前記リング
状部を内方から押圧することによって該リング状部の内
径を拡開させる工程と、互いに近接配置された前記一対
の操作爪に拡開保持ユニットを係合させることにより、
前記クリップのリング状部を拡開させた状態に保持する
工程と、前記クリップにおける前記リング状部の内部に
前記ホースの端部、もしくは前記被接続部材の端部を挿
通する工程と、前記ホースの端部に前記被接続部材を挿
入する工程とを含んでいる。
装着方法は、リング状部とこのリング状部の外周に突設
された一対の操作爪部とを有して構成され、かつ該一対
の操作爪を互いに近接配置させた場合に前記リング状部
の内径が弾性的に拡開されるクリップを適用し、その端
部に被接続部材が挿入されたホースの外周に当該クリッ
プを装着するクリップの装着方法であって、前記リング
状部を内方から押圧することによって該リング状部の内
径を拡開させる工程と、互いに近接配置された前記一対
の操作爪に拡開保持ユニットを係合させることにより、
前記クリップのリング状部を拡開させた状態に保持する
工程と、前記クリップにおける前記リング状部の内部に
前記ホースの端部、もしくは前記被接続部材の端部を挿
通する工程と、前記ホースの端部に前記被接続部材を挿
入する工程とを含んでいる。
【0007】また本発明に係るクリップの装着補助装置
は、リング状部とこのリング状部の外周に突設された一
対の操作爪部とを有して構成され、該一対の操作爪を互
いに近接配置させた場合に前記リング状部の内径が弾性
的に拡開されるクリップを適用対象とした装着補助装置
であって、前記リング状部を内方から押圧することによ
って該リング状部の内径を拡開させる拡開ユニットと、
前記リング状部が拡開された際に前記一対の操作爪に係
合され、前記クリップのリング状部を拡開させた状態に
保持する拡開保持ユニットとを備えている。
は、リング状部とこのリング状部の外周に突設された一
対の操作爪部とを有して構成され、該一対の操作爪を互
いに近接配置させた場合に前記リング状部の内径が弾性
的に拡開されるクリップを適用対象とした装着補助装置
であって、前記リング状部を内方から押圧することによ
って該リング状部の内径を拡開させる拡開ユニットと、
前記リング状部が拡開された際に前記一対の操作爪に係
合され、前記クリップのリング状部を拡開させた状態に
保持する拡開保持ユニットとを備えている。
【0008】前記拡開ユニットは、互いに近接離隔可能
に配設され、かつ相互に近接配置された場合にそれぞれ
の先端部が前記クリップのリング状部内に挿通される一
対のアーム部材を備えていることが好ましい。
に配設され、かつ相互に近接配置された場合にそれぞれ
の先端部が前記クリップのリング状部内に挿通される一
対のアーム部材を備えていることが好ましい。
【0009】
【作用】上記構成によれば、拡開保持ユニットによって
クリップが拡開された状態に保持されるため、被接続部
材へのホースの挿入作業時において従前の如く把持工具
を用いて作業者がクリップを拡開させておく必要がな
い。
クリップが拡開された状態に保持されるため、被接続部
材へのホースの挿入作業時において従前の如く把持工具
を用いて作業者がクリップを拡開させておく必要がな
い。
【0010】
【実施例】以下、一実施例を示す図面に基づいて本発明
を詳細に説明する。図2乃至図6は、本発明に係るクリ
ップの装着補助装置の一実施例を概念的に示したもの
で、図1(c)に示すように、ホースHの開口端部に被
接続部材、たとえばパイプPを挿入する挿入工程におい
て該ホースHの端部外周にクリップ10を装着する場合
に適用される装着補助装置を例示している。この装着保
持装置が適用対象とするクリップ10は、従前からこの
種の接続箇所に適用される一般的なもの、つまり図7に
示すように、一方の端部に長孔11を有し、かつ他方の
端部がこの長孔11に挿通可能な幅に形成された帯鋼を
巻回成形することによって構成されたもので、円環状を
成すリング状部10aと、該リング状部10aから外方
に向けて突設された一対の操作爪10b,10bとを有
しており、上記一対の操作爪10b,10bを互いに近
接配置させた場合に上記リング状部10aの内径が弾性
的に拡開されるように、これら一対の操作爪10b,1
0bが上記長孔11を介して互いに交差配置されてい
る。なお、このクリップ10は、通常状態においてその
リング状部10が上記ホースHの外径よりも小さな内径
を有しており、一方拡開された状態において該リング状
部10aの内径がホースHの外径よりも大きくなるよう
に構成されている。
を詳細に説明する。図2乃至図6は、本発明に係るクリ
ップの装着補助装置の一実施例を概念的に示したもの
で、図1(c)に示すように、ホースHの開口端部に被
接続部材、たとえばパイプPを挿入する挿入工程におい
て該ホースHの端部外周にクリップ10を装着する場合
に適用される装着補助装置を例示している。この装着保
持装置が適用対象とするクリップ10は、従前からこの
種の接続箇所に適用される一般的なもの、つまり図7に
示すように、一方の端部に長孔11を有し、かつ他方の
端部がこの長孔11に挿通可能な幅に形成された帯鋼を
巻回成形することによって構成されたもので、円環状を
成すリング状部10aと、該リング状部10aから外方
に向けて突設された一対の操作爪10b,10bとを有
しており、上記一対の操作爪10b,10bを互いに近
接配置させた場合に上記リング状部10aの内径が弾性
的に拡開されるように、これら一対の操作爪10b,1
0bが上記長孔11を介して互いに交差配置されてい
る。なお、このクリップ10は、通常状態においてその
リング状部10が上記ホースHの外径よりも小さな内径
を有しており、一方拡開された状態において該リング状
部10aの内径がホースHの外径よりも大きくなるよう
に構成されている。
【0011】図2乃至図4に示すように、上記装着補助
装置は、拡開ユニット20を備えている。拡開ユニット
20は、上述したクリップ10におけるリング状部10
aの内径を拡開させるためのもので、上記挿入工程の床
面から立設されたユニット本体21の上端部に支持ブラ
ケット22を保持している。支持ブラケット22は、図
4に示すように、先端中央部に第1挿通孔22aを有し
た矩形平板状を成し、この第1挿通孔22aを上記ユニ
ット本体21の外方に配置する態様で該ユニット本体2
1の上端面から外方に向けて水平に突設されており、そ
の先端部に当接部材23および固定アーム部材24を備
えている。
装置は、拡開ユニット20を備えている。拡開ユニット
20は、上述したクリップ10におけるリング状部10
aの内径を拡開させるためのもので、上記挿入工程の床
面から立設されたユニット本体21の上端部に支持ブラ
ケット22を保持している。支持ブラケット22は、図
4に示すように、先端中央部に第1挿通孔22aを有し
た矩形平板状を成し、この第1挿通孔22aを上記ユニ
ット本体21の外方に配置する態様で該ユニット本体2
1の上端面から外方に向けて水平に突設されており、そ
の先端部に当接部材23および固定アーム部材24を備
えている。
【0012】当接部材23は、その一側縁の中央部から
切欠23aが形成された「コ」の字の平板状を成してお
り、該切欠23aの内端面を上記支持ブラケット22の
下面に合致させた状態で該支持ブラケット22の先端面
に鉛直方向に沿って取り付けられている。
切欠23aが形成された「コ」の字の平板状を成してお
り、該切欠23aの内端面を上記支持ブラケット22の
下面に合致させた状態で該支持ブラケット22の先端面
に鉛直方向に沿って取り付けられている。
【0013】固定アーム部材24は、矩形平板状を成す
基部24aと、該基部24aの一端面から外方に向けて
延在され、その断面が図1に示すように、上記クリップ
10におけるリング状部10aの内径よりもわずかに小
さな外径の半円形状を成す固定クリップ受部24bとを
有して構成されたもので、図2および図4に示すよう
に、この固定クリップ受部24bの平坦面を鉛直下方に
向け、かつ該固定クリップ受部24bの先端部を上記当
接部材23の切欠23aを通じて外方に配置した状態で
上記支持ブラケット22の下面に取り付けられている。
図4からも明らかなように、この固定アーム部材24に
は、上記基部24aにおける上記支持ブラケット22の
第1挿通孔22aに対応する部位に該第1挿通孔22a
と同一内径の第2挿通孔24cが形成されている。
基部24aと、該基部24aの一端面から外方に向けて
延在され、その断面が図1に示すように、上記クリップ
10におけるリング状部10aの内径よりもわずかに小
さな外径の半円形状を成す固定クリップ受部24bとを
有して構成されたもので、図2および図4に示すよう
に、この固定クリップ受部24bの平坦面を鉛直下方に
向け、かつ該固定クリップ受部24bの先端部を上記当
接部材23の切欠23aを通じて外方に配置した状態で
上記支持ブラケット22の下面に取り付けられている。
図4からも明らかなように、この固定アーム部材24に
は、上記基部24aにおける上記支持ブラケット22の
第1挿通孔22aに対応する部位に該第1挿通孔22a
と同一内径の第2挿通孔24cが形成されている。
【0014】また、上記拡開ユニット20には、図2に
示すように、上記ユニット本体21における上記支持ブ
ラケット22の下方に位置する部位に拡開シリンダアク
チュエータ25が配設されている。拡開シリンダアクチ
ュエータ25は、エアの供給によって作動するタイプの
もので、その作動ロッド25aを鉛直上方に向け、かつ
該作動ロッド25aの軸心を上記支持ブラケット22に
おける第1挿通孔22aの軸心に合致させた状態で上記
ユニット本体21の側面に取り付けられており、該作動
ロッド25aの先端に連結ロッド26を備えている。
示すように、上記ユニット本体21における上記支持ブ
ラケット22の下方に位置する部位に拡開シリンダアク
チュエータ25が配設されている。拡開シリンダアクチ
ュエータ25は、エアの供給によって作動するタイプの
もので、その作動ロッド25aを鉛直上方に向け、かつ
該作動ロッド25aの軸心を上記支持ブラケット22に
おける第1挿通孔22aの軸心に合致させた状態で上記
ユニット本体21の側面に取り付けられており、該作動
ロッド25aの先端に連結ロッド26を備えている。
【0015】連結ロッド26は、上記拡開シリンダアク
チュエータ25の作動ロッド25aよりも太径の円柱状
を成し、その軸心を該作動ロッド25aの軸心に合致さ
せた状態で鉛直上方に向けて延在されており、その上端
部に支持ロッド27を保持している。
チュエータ25の作動ロッド25aよりも太径の円柱状
を成し、その軸心を該作動ロッド25aの軸心に合致さ
せた状態で鉛直上方に向けて延在されており、その上端
部に支持ロッド27を保持している。
【0016】支持ロッド27は、上記支持ブラケット2
2の第1挿通孔22aよりもわずかに小さい外径を有し
た円柱状を成し、図4に示すように、その一端部外周に
フランジ27aを有するとともに、該フランジ27aよ
りも他端側に位置する部位に可動アーム部材28を備え
ており、その他端部外周に刻設されたネジ27bを介し
て上記連結ロッド26の軸心上に螺合されている。
2の第1挿通孔22aよりもわずかに小さい外径を有し
た円柱状を成し、図4に示すように、その一端部外周に
フランジ27aを有するとともに、該フランジ27aよ
りも他端側に位置する部位に可動アーム部材28を備え
ており、その他端部外周に刻設されたネジ27bを介し
て上記連結ロッド26の軸心上に螺合されている。
【0017】可動アーム部材28は、上記固定アーム部
材24と同一形状に構成されたもの、つまりその中心部
に第3挿通孔(図示せず)を有した矩形平板状を成す基
部28aと、該基部28aの一端面から外方に向けて延
在され、その断面が図1に示すように、上記クリップ1
0におけるリング状部10aの内径よりもわずかに小さ
な外径の半円形状を成す可動クリップ受部28bとを有
して構成されたもので、図2および図4に示すように、
この可動クリップ受部28bの平坦面を上記固定アーム
部材24における固定クリップ受部24bの平坦面に対
向させた状態で上記第3挿通孔(図示せず)を介して上
記支持ロッド27の他端部側に挿通され、さらにこの支
持ロッド27のネジ27bに固定ナット29を螺合する
ことによって該固定ナット29と上記支持ロッド27の
フランジ27aとの間に挟装保持されている。
材24と同一形状に構成されたもの、つまりその中心部
に第3挿通孔(図示せず)を有した矩形平板状を成す基
部28aと、該基部28aの一端面から外方に向けて延
在され、その断面が図1に示すように、上記クリップ1
0におけるリング状部10aの内径よりもわずかに小さ
な外径の半円形状を成す可動クリップ受部28bとを有
して構成されたもので、図2および図4に示すように、
この可動クリップ受部28bの平坦面を上記固定アーム
部材24における固定クリップ受部24bの平坦面に対
向させた状態で上記第3挿通孔(図示せず)を介して上
記支持ロッド27の他端部側に挿通され、さらにこの支
持ロッド27のネジ27bに固定ナット29を螺合する
ことによって該固定ナット29と上記支持ロッド27の
フランジ27aとの間に挟装保持されている。
【0018】上記のように構成された拡開ユニット20
では、通常状態において上述した拡開用シリンダアクチ
ュエータ25が最も伸長作動された状態に保持されてお
り、このとき、上記支持ロッド27の先端部が上記固定
アーム部材24の第2挿通孔24cおよび上記支持ブラ
ケット22の第1挿通孔22aに順次貫挿され、該支持
ロッド27のフランジ27aが上記固定アーム部材24
の下面に当接係合されている。この初期状態において
は、上記固定アーム部材24と上記可動アーム部材28
とが上記フランジ27aを介して最も近接配置された状
態にあり、図1に示すように、これら両アーム部材2
4,28のクリップ受部24b,28bによって上記ク
リップ10のリング状部10aに挿通可能な略円柱状部
が構成されている。
では、通常状態において上述した拡開用シリンダアクチ
ュエータ25が最も伸長作動された状態に保持されてお
り、このとき、上記支持ロッド27の先端部が上記固定
アーム部材24の第2挿通孔24cおよび上記支持ブラ
ケット22の第1挿通孔22aに順次貫挿され、該支持
ロッド27のフランジ27aが上記固定アーム部材24
の下面に当接係合されている。この初期状態において
は、上記固定アーム部材24と上記可動アーム部材28
とが上記フランジ27aを介して最も近接配置された状
態にあり、図1に示すように、これら両アーム部材2
4,28のクリップ受部24b,28bによって上記ク
リップ10のリング状部10aに挿通可能な略円柱状部
が構成されている。
【0019】一方、上記拡開用シリンダアクチュエータ
25が縮退作動された場合には、上記固定アーム部材2
4に対して上記可動アーム部材28が下動することによ
り、これら両アーム部材24,28が互いに離隔配置さ
れるため、該両アーム部材24,28のクリップ受部2
4b,28bによってその最大外径が上記ホースHの外
径よりも大きな楕円柱状部が構成されることとなる。
25が縮退作動された場合には、上記固定アーム部材2
4に対して上記可動アーム部材28が下動することによ
り、これら両アーム部材24,28が互いに離隔配置さ
れるため、該両アーム部材24,28のクリップ受部2
4b,28bによってその最大外径が上記ホースHの外
径よりも大きな楕円柱状部が構成されることとなる。
【0020】なお、図中の符号30は、上方に付勢され
た足踏み式の拡開スイッチ30で、押下されている間に
おいて拡開用シリンダアクチュエータ25を継続的に縮
退作動させ、一方押下力が除去された場合に上記拡開用
シリンダアクチュエータ25を初期状態に復帰させる作
用を成すものである。
た足踏み式の拡開スイッチ30で、押下されている間に
おいて拡開用シリンダアクチュエータ25を継続的に縮
退作動させ、一方押下力が除去された場合に上記拡開用
シリンダアクチュエータ25を初期状態に復帰させる作
用を成すものである。
【0021】一方、上記装着補助装置は、図6に示すよ
うな拡開保持ユニット40を備えている。この拡開保持
ユニット40は、従前から一般に用いられているプライ
ヤ等の把持工具と同様に、ジョイントピン41により互
いに交差する態様で枢止された一対のハンドルレバー4
2,43を備えて構成され、各操作部42a,43aの
拡開移動に伴って一対の顎部42b,43bが拡開移動
されるタイプのもので、一方の顎部42bに一対の爪規
制片44,44を有している。一対の爪規制片44,4
4は、互いの内縁間距離が外方に向かうにしたがって漸
次増大する態様のテーパ形状を成しており、その基端部
間に上記クリップ10の操作爪10b,10bよりもわ
ずかに広い幅の間隙を確保した状態で上記一方の顎部4
2b,43bの先端部内縁から他方の顎部43bに向け
て突設されている。
うな拡開保持ユニット40を備えている。この拡開保持
ユニット40は、従前から一般に用いられているプライ
ヤ等の把持工具と同様に、ジョイントピン41により互
いに交差する態様で枢止された一対のハンドルレバー4
2,43を備えて構成され、各操作部42a,43aの
拡開移動に伴って一対の顎部42b,43bが拡開移動
されるタイプのもので、一方の顎部42bに一対の爪規
制片44,44を有している。一対の爪規制片44,4
4は、互いの内縁間距離が外方に向かうにしたがって漸
次増大する態様のテーパ形状を成しており、その基端部
間に上記クリップ10の操作爪10b,10bよりもわ
ずかに広い幅の間隙を確保した状態で上記一方の顎部4
2b,43bの先端部内縁から他方の顎部43bに向け
て突設されている。
【0022】また、上記拡開保持ユニット40は、一方
の操作部42aに係合レバー45を備えているととも
に、他方の操作部43aに係合鉤46を備えている。
の操作部42aに係合レバー45を備えているととも
に、他方の操作部43aに係合鉤46を備えている。
【0023】係合レバー45は、略L字状を成し、その
短辺部の外縁に複数の歯45aが刻設されたもので、該
短辺部を他方の操作部43aに向けて配置した場合にそ
の複数の歯45aが上記ジョイントピン41に向かう状
態で、該短辺部と長辺部との接合部を介して上記一方の
操作部42aに揺動可能に軸着されている。
短辺部の外縁に複数の歯45aが刻設されたもので、該
短辺部を他方の操作部43aに向けて配置した場合にそ
の複数の歯45aが上記ジョイントピン41に向かう状
態で、該短辺部と長辺部との接合部を介して上記一方の
操作部42aに揺動可能に軸着されている。
【0024】係合鉤46は、上記他方の操作部43aの
内縁から一方の操作部42aに向けて突設され、かつそ
の先端部が上記ジョイントピン41から離隔する方向に
屈曲成形されたもので、該屈曲部が上記係合レバー45
の歯45aに噛み合う形状を成している。
内縁から一方の操作部42aに向けて突設され、かつそ
の先端部が上記ジョイントピン41から離隔する方向に
屈曲成形されたもので、該屈曲部が上記係合レバー45
の歯45aに噛み合う形状を成している。
【0025】上記のように構成された拡開保持ユニット
40では、上記一対の操作部42a,43aが最も拡開
された状態にある場合、同図に示すように、上記一対の
爪規制片44,44と他方の顎部43bとの間に十分な
間隙が確保されるとともに、係合レバー45と上記係合
鉤46との間にこれらが相互に係合しないだけの間隙が
確保されている。
40では、上記一対の操作部42a,43aが最も拡開
された状態にある場合、同図に示すように、上記一対の
爪規制片44,44と他方の顎部43bとの間に十分な
間隙が確保されるとともに、係合レバー45と上記係合
鉤46との間にこれらが相互に係合しないだけの間隙が
確保されている。
【0026】一方、上記一対の操作部42a,43aを
互いに閉塞させた場合には、図1(c)に示すように、
上記一対の爪規制片44,44の先端部が他方の顎部4
3bに交錯された状態に配置されるととのに、上記係合
鉤46が上記係合レバー45の揺動に伴う複数の歯45
aの移動域上に配置されることになる。したがって、こ
の状態から上記係合レバー45を適宜揺動させれば、該
係合レバー45の歯45aに上記係合鉤46の先端部が
歯合され、上記一対の操作部42a,43aの開閉移動
を規制すること、つまり不用意に一対の顎部42b,4
3bが互いに拡開移動するのを防止することが可能とな
る。
互いに閉塞させた場合には、図1(c)に示すように、
上記一対の爪規制片44,44の先端部が他方の顎部4
3bに交錯された状態に配置されるととのに、上記係合
鉤46が上記係合レバー45の揺動に伴う複数の歯45
aの移動域上に配置されることになる。したがって、こ
の状態から上記係合レバー45を適宜揺動させれば、該
係合レバー45の歯45aに上記係合鉤46の先端部が
歯合され、上記一対の操作部42a,43aの開閉移動
を規制すること、つまり不用意に一対の顎部42b,4
3bが互いに拡開移動するのを防止することが可能とな
る。
【0027】なお、図には明示していないが、上記ハン
ドルレバー42,43の各顎部42b,43bは、その
把持操作性を向上させるべく各操作部42a,43aに
対してそれぞれ同一方向に反った状態に構成されてい
る。
ドルレバー42,43の各顎部42b,43bは、その
把持操作性を向上させるべく各操作部42a,43aに
対してそれぞれ同一方向に反った状態に構成されてい
る。
【0028】以下、上述した挿入工程において拡開ユニ
ット20および拡開保持ユニット40を用いたクリップ
10の装着方法の一実施例を説明する。
ット20および拡開保持ユニット40を用いたクリップ
10の装着方法の一実施例を説明する。
【0029】まず、上記拡開ユニット20を初期状態に
保持し、図1(a)に示すように、固定アーム部材24
の固定クリップ受部24bと可動アーム部材28の可動
クリップ受部28bとによって構成された略円柱状部に
そのリング状部10aを介して装着するべきクリップ1
0を挿通配置する。このとき、クリップ10は、その端
面を当接部材23に当接させておくことが好ましい。
保持し、図1(a)に示すように、固定アーム部材24
の固定クリップ受部24bと可動アーム部材28の可動
クリップ受部28bとによって構成された略円柱状部に
そのリング状部10aを介して装着するべきクリップ1
0を挿通配置する。このとき、クリップ10は、その端
面を当接部材23に当接させておくことが好ましい。
【0030】次いで、上記拡開ユニット20の拡開スイ
ッチ30を押下し、拡開用シリンダアクチュエータ25
を縮退作動させることによって上記可動アーム部材28
を上記固定アーム部材24に対して順次離隔移動、つま
り下動させる。
ッチ30を押下し、拡開用シリンダアクチュエータ25
を縮退作動させることによって上記可動アーム部材28
を上記固定アーム部材24に対して順次離隔移動、つま
り下動させる。
【0031】上記可動アーム部材28が上記固定アーム
部材24に対して下動されると、図1(b)に示すよう
に、これらアーム部材24,28の両クリップ受部24
b,28bによって上記クリップ10のリング状部10
aが内方から押圧されることになるため、その内径が漸
次拡開されるとともに、該リング状部10aの拡開移動
に伴って上記一対の操作爪10b,10bが漸次相互に
近接する方向に移動されることになる。
部材24に対して下動されると、図1(b)に示すよう
に、これらアーム部材24,28の両クリップ受部24
b,28bによって上記クリップ10のリング状部10
aが内方から押圧されることになるため、その内径が漸
次拡開されるとともに、該リング状部10aの拡開移動
に伴って上記一対の操作爪10b,10bが漸次相互に
近接する方向に移動されることになる。
【0032】上記可動アーム部材28が所定距離だけ下
動すると、上記拡開ユニット20に設けられた図示して
いないストッパ手段が作動することによって可動アーム
部材28の下動が停止され、クリップ10のリング状部
10aが所定の大きさ、つまりその内径が上記ホースH
の外径よりも大きく拡開された状態に保持される。な
お、上述した図示せぬストッパ手段は、上記クリップ1
0がその弾性限界を越えて拡開変形する以前に作動する
ことはいうまでもない。
動すると、上記拡開ユニット20に設けられた図示して
いないストッパ手段が作動することによって可動アーム
部材28の下動が停止され、クリップ10のリング状部
10aが所定の大きさ、つまりその内径が上記ホースH
の外径よりも大きく拡開された状態に保持される。な
お、上述した図示せぬストッパ手段は、上記クリップ1
0がその弾性限界を越えて拡開変形する以前に作動する
ことはいうまでもない。
【0033】上記拡開ユニット20によるクリップ10
の拡開作業が終了すると、今度は上記拡開保持ユニット
40を適用し、図1(c)に示すように、一対の操作爪
10b,10bを顎部42b,43b相互間および一対
の爪規制片45,45間に画成される閉領域に介在させ
た後、上記係合レバー45の歯45aに上記係合鉤46
を歯合させた状態で当該クリップ10を拡開ユニット2
0から取り外す。なおこのとき、上記クリップ10は、
上記一対の爪規制片45,45によって操作爪10b,
10bの面方向への移動が規制されているため、上記顎
部42b,43bから容易に脱落することはない。
の拡開作業が終了すると、今度は上記拡開保持ユニット
40を適用し、図1(c)に示すように、一対の操作爪
10b,10bを顎部42b,43b相互間および一対
の爪規制片45,45間に画成される閉領域に介在させ
た後、上記係合レバー45の歯45aに上記係合鉤46
を歯合させた状態で当該クリップ10を拡開ユニット2
0から取り外す。なおこのとき、上記クリップ10は、
上記一対の爪規制片45,45によって操作爪10b,
10bの面方向への移動が規制されているため、上記顎
部42b,43bから容易に脱落することはない。
【0034】こうして拡開ユニット20から取り外され
たクリップ10は、上記顎部42b,43bによって一
対の操作爪10b,10bの互いに離隔する方向への移
動が阻止され、自己の弾性復元力によって常態に復帰す
ることができないため、そのリング状部10aの内径が
拡開された状態のままに保持される。したがって、この
拡開保持ユニット40に保持されたクリップ10にホー
スHの端部、もしくはパイプPの端部を挿通したり、一
方にクリップ10を挿通した状態でホースHの端部にパ
イプPを挿入する作業を行う場合においては、作業者が
当該クリップ10を拡開した状態に保持する必要がなく
なり、これら挿通作業および挿入作業をそれぞれ単独
に、つまり容易に行うことが可能となる。
たクリップ10は、上記顎部42b,43bによって一
対の操作爪10b,10bの互いに離隔する方向への移
動が阻止され、自己の弾性復元力によって常態に復帰す
ることができないため、そのリング状部10aの内径が
拡開された状態のままに保持される。したがって、この
拡開保持ユニット40に保持されたクリップ10にホー
スHの端部、もしくはパイプPの端部を挿通したり、一
方にクリップ10を挿通した状態でホースHの端部にパ
イプPを挿入する作業を行う場合においては、作業者が
当該クリップ10を拡開した状態に保持する必要がなく
なり、これら挿通作業および挿入作業をそれぞれ単独
に、つまり容易に行うことが可能となる。
【0035】パイプPをホースHの端部に挿入した後に
おいては、上記クリップ10をホースHの外周に配置し
た状態で係合レバー45を操作し、該係合レバー45の
歯45aと上記係合鉤46との歯合状態を解除すれば、
上記一対の顎部42b,43bによる操作爪10b,1
0bの拘束状態が解除されるため、上記クリップ10が
自己の弾性復元力によって常態に復帰され、上記ホース
HのパイプPからの脱落を防止するべく上記クリップ1
0が該ホースHの外周に確実に装着されることになる。
おいては、上記クリップ10をホースHの外周に配置し
た状態で係合レバー45を操作し、該係合レバー45の
歯45aと上記係合鉤46との歯合状態を解除すれば、
上記一対の顎部42b,43bによる操作爪10b,1
0bの拘束状態が解除されるため、上記クリップ10が
自己の弾性復元力によって常態に復帰され、上記ホース
HのパイプPからの脱落を防止するべく上記クリップ1
0が該ホースHの外周に確実に装着されることになる。
【0036】なお、上記実施例では、拡開ユニットとし
て床面に設置された比較的大型のものを例示している
が、必ずしも床面に設置されている必要はなく、片手で
操作できるような小型のものを適用しても構わない。ま
た、一対のアーム部材を備えた拡開ユニットを例示して
いるが、アーム部材は複数であれば必ずしも一対である
必要はない。さらに一方のアーム部材を固定して他方の
アーム部材のみを移動させるようにしているが、両者を
ともに移動させてクリップを拡開させるようにしてもも
ちろん良い。なお、アーム部材を移動させるアクチュエ
ータとしてシリンダアクチュエータを例示しているが、
その他のアクチュエータを適用しても構わない。
て床面に設置された比較的大型のものを例示している
が、必ずしも床面に設置されている必要はなく、片手で
操作できるような小型のものを適用しても構わない。ま
た、一対のアーム部材を備えた拡開ユニットを例示して
いるが、アーム部材は複数であれば必ずしも一対である
必要はない。さらに一方のアーム部材を固定して他方の
アーム部材のみを移動させるようにしているが、両者を
ともに移動させてクリップを拡開させるようにしてもも
ちろん良い。なお、アーム部材を移動させるアクチュエ
ータとしてシリンダアクチュエータを例示しているが、
その他のアクチュエータを適用しても構わない。
【0037】また、上記実施例では、拡開保持ユニット
として一対のハンドルレバーが互いに開閉移動するよう
に構成されたものを例示しているが、リング状部が拡開
された際に互いに近接した一対の操作爪に係合してその
移動を規制するものであれば、必ずしも開閉するものに
限定されず、たとえば拡開保持ユニットとして単に一側
縁の中央部に切欠が形成されたコの字状の平板を用いる
ことも可能である。
として一対のハンドルレバーが互いに開閉移動するよう
に構成されたものを例示しているが、リング状部が拡開
された際に互いに近接した一対の操作爪に係合してその
移動を規制するものであれば、必ずしも開閉するものに
限定されず、たとえば拡開保持ユニットとして単に一側
縁の中央部に切欠が形成されたコの字状の平板を用いる
ことも可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
拡開保持ユニットによってクリップが拡開された状態に
保持されるため、被接続部材へのホースの挿入作業時に
おいて従前の如く把持工具を用いて作業者がクリップを
拡開させておく必要がなく、その作業を容易に行うこと
が可能となる。
拡開保持ユニットによってクリップが拡開された状態に
保持されるため、被接続部材へのホースの挿入作業時に
おいて従前の如く把持工具を用いて作業者がクリップを
拡開させておく必要がなく、その作業を容易に行うこと
が可能となる。
【図1】本発明に係るクリップの装着方法の一実施例を
順に示した概念図である。
順に示した概念図である。
【図2】本発明に係るクリップの装着補助装置に適用さ
れる拡開ユニットの一実施例を概念的に示した側面図で
ある。
れる拡開ユニットの一実施例を概念的に示した側面図で
ある。
【図3】図2に示した拡開ユニットの正面図である。
【図4】図2に示した拡開ユニットの要部を分解して示
した拡大斜視図である。
した拡大斜視図である。
【図5】図2に示した拡開ユニットの作動状態を示す要
部側面図である。
部側面図である。
【図6】本発明に係るクリップの装着補助装置に適用さ
れる拡開保持ユニットの一実施例を概念的に示した正面
図である。
れる拡開保持ユニットの一実施例を概念的に示した正面
図である。
【図7】実施例で適用されるクリップを概念的に示した
斜視図である。
斜視図である。
10…クリップ 10a…リング状部 10b…操作爪部 20…拡開ユニット 24,28…一対のアーム部材 24b,28b…クリップ受部 40…拡開保持ユニット H…ホース P…パイプ
Claims (3)
- 【請求項1】 リング状部とこのリング状部の外周に突
設された一対の操作爪部とを有して構成され、かつ該一
対の操作爪を互いに近接配置させた場合に前記リング状
部の内径が弾性的に拡開されるクリップを適用し、その
端部に被接続部材が挿入されたホースの外周に当該クリ
ップを装着するクリップの装着方法であって、 前記リング状部を内方から押圧することによって該リン
グ状部の内径を拡開させる工程と、 互いに近接配置された前記一対の操作爪に拡開保持ユニ
ットを係合させることにより、前記クリップのリング状
部を拡開させた状態に保持する工程と、 前記クリップにおける前記リング状部の内部に前記ホー
スの端部、もしくは前記被接続部材の端部を挿通する工
程と、 前記ホースの端部に前記被接続部材を挿入する工程とを
含むことを特徴とするクリップの装着方法。 - 【請求項2】 リング状部とこのリング状部の外周に突
設された一対の操作爪部とを有して構成され、該一対の
操作爪を互いに近接配置させた場合に前記リング状部の
内径が弾性的に拡開されるクリップを適用対象とした装
着補助装置であって、 前記リング状部を内方から押圧することによって該リン
グ状部の内径を拡開させる拡開ユニットと、 前記リング状部が拡開された際に前記一対の操作爪に係
合され、前記クリップのリング状部を拡開させた状態に
保持する拡開保持ユニットとを備えたことを特徴とする
クリップの装着補助装置。 - 【請求項3】 前記拡開ユニットは、互いに近接離隔可
能に配設され、かつ相互に近接配置された場合にそれぞ
れの先端部が前記クリップのリング状部内に挿通される
一対のアーム部材を備えていることを特徴とする請求項
2記載のクリップの装着補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6004684A JPH07205045A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | クリップの装着方法およびクリップの装着補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6004684A JPH07205045A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | クリップの装着方法およびクリップの装着補助装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07205045A true JPH07205045A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11590724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6004684A Pending JPH07205045A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | クリップの装着方法およびクリップの装着補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07205045A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10574A (ja) * | 1996-06-10 | 1998-01-06 | Masaharu Kubokawa | 止め輪プライヤー |
JP2002274198A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-09-25 | Horie Metal Co Ltd | 燃料タンクのインレットパイプ接合構造 |
CN110997241A (zh) * | 2017-08-09 | 2020-04-10 | 本田技研工业株式会社 | 卡夹扩开装置 |
-
1994
- 1994-01-20 JP JP6004684A patent/JPH07205045A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10574A (ja) * | 1996-06-10 | 1998-01-06 | Masaharu Kubokawa | 止め輪プライヤー |
JP2002274198A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-09-25 | Horie Metal Co Ltd | 燃料タンクのインレットパイプ接合構造 |
JP4566433B2 (ja) * | 2001-03-22 | 2010-10-20 | 株式会社Fts | 燃料タンクのインレットパイプ接合構造 |
CN110997241A (zh) * | 2017-08-09 | 2020-04-10 | 本田技研工业株式会社 | 卡夹扩开装置 |
CN110997241B (zh) * | 2017-08-09 | 2021-09-07 | 本田技研工业株式会社 | 卡夹扩开装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |