JPH07205011A - フィルタ基板異物除去方法及びその装置 - Google Patents

フィルタ基板異物除去方法及びその装置

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JPH07205011A
JPH07205011A JP6019998A JP1999894A JPH07205011A JP H07205011 A JPH07205011 A JP H07205011A JP 6019998 A JP6019998 A JP 6019998A JP 1999894 A JP1999894 A JP 1999894A JP H07205011 A JPH07205011 A JP H07205011A
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height
tape
measuring
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JP6019998A
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Nobukazu Hosogai
信和 細貝
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Sanshin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 フィルタ基板Wを載置可能な載置台11の上
方にて研磨テープTを連続移送させると共に研磨テープ
を折返案内して形成された異物除去部30をもつテープ
移送機構12と、フィルタ基板上に存在する異物の位置
を検出する異物位置検出部49と、載置台又はテープ移
送機構を異物Mと異物除去部とが対向する位置に移動制
御する位置制御部47と、異物の残存高さHを測定する
高さ測定部50とを具備してなる。 【効果】 異物除去加工の際に異物の残存高さを高さ測
定部により測定することにより、除去加工の過不足を無
くすことができ、フィルタ基板の表面の損傷を防いで良
好に局部的に研磨除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカラー液晶パネ
ルの構成要素としてのカラーフィルタ基板の異物除去に
用いられるフィルタ基板異物除去方法及びその装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えばカラーフィルタ基板W
は、図13に示すように、厚さ1mm程度の四角板状の
青板ガラス等からなるガラス基板G上に水溶性高分子材
料及び染料からなるR・G・Bの各フィルタ層Fがそれ
ぞれの画素に対応して並び、必要に応じて各フィルタ層
F間に例えば金属薄膜をエッチングしたクロムブラック
からなる遮光層Sとしてのブラックマトリックスが設け
られ、その上にはアクリル、エポキシ樹脂等からなる保
護膜Pとしてのオーバーコート層が設けられ、さらに透
明導電膜DとしてのITO(Indiumu Tin
Oxide)膜が重ねられて形成されている。
【0003】ところでこれらカラーフィルタ基板Wに
は、分光特性、耐熱性、耐薬品性等の要求特性と並び異
物、異常突起がなく平滑であることが強く要求されてお
り、即ち、上記保護膜Pの表面、透明導電膜Dの表面や
フィルタ層Fの表面にごみや手垢、髪の毛又は溶剤や金
属の付着、その他の異常突起を含む異物は各特性を著し
く損なう要因となるため、可能な限り除去しなければな
らないとされている。
【0004】従来、この種のカラーフィルタ基板におい
ては、セラミックスや半導体で行われている回転モード
で全面研磨し、フィルタ層Fの汚れ、異物除去、フィル
タ層の存在による保護膜P上の凹凸の平坦化、ITO膜
上の汚れ、異物除去をなす構造のものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記回転
モードによる構造の場合、フィルタ層Fの材料は硬度が
低いためフィルタ層Fの端部にチッピングが生じ易いこ
とや遮光層Sとフィルタ層Fの硬度差により遮光層S位
置が掘り込まれる現象が生じ易いことからフィルタ層F
の表面の平滑化が損なわれ、ひいては保護膜Pの表面の
平滑化並びに透明導電膜D上の平滑化に影響を及ぼすこ
とがあり、最適な研磨条件を見いだすことが非常に困難
であり、このため異物の除去が困難であるという不都合
を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決することを目的とするもので、第一の発明のフィ
ルタ基板異物除去方法は、フィルタ基板上に存在する異
物を連続移送される研磨テープにより除去するに際し、
上記異物の残存高さを測定しつつ研磨除去することを特
徴とするものである。
【0007】また、第二の発明のフィルタ基板異物除去
装置は、フィルタ基板を載置可能な載置台と、該載置台
の上方にて研磨テープを連続移送させると共に該研磨テ
ープを折返案内して形成された異物除去部をもつテープ
移送機構と、該載置台又はテープ移送機構を前後及び左
右方向に移動させる移動機構と、該フィルタ基板上に存
在する異物の位置を検出する異物位置検出部と、該載置
台又はテープ移送機構を該異物と異物除去部とが対向す
る位置に移動制御する位置制御部と、該異物の残存高さ
を測定する高さ測定部とを具備したことを特徴とするも
のである。
【0008】この際、上記異物位置検出部と上記高さ測
定部の各センサー手段を単一のセンサー手段により共用
することもでき、また上記高さ測定部を上記球体の上下
位置により異物の残存高さが測定されるように構成する
こともできる。
【0009】
【作用】フィルタ基板を載置台上に載置し、異物位置検
出部はフィルタ基板上に存在する異物の位置を検出し、
位置制御部は移動機構によって載置台又はテープ移送機
構を前後及び左右方向に移動させて異物と異物除去部と
が対向する位置に移動制御し、連続移送される研磨テー
プからなる異物除去部によりフィルタ基板上に存在する
異物は研磨除去され、高さ測定部により異物の残存高さ
が測定されることになる。
【0010】
【実施例】図1乃至図12は本発明の実施例を示し、図
1乃至図9は第一実施例、図10は第二実施例、図1
1、12は第三実施例である。
【0011】図1乃至図9の第一実施例において、1は
機台、2は移動機構であって、この場合機台1上に摺動
部3により前後方向に移動自在に前後スライド台4を配
設し、この前後スライド台4を前後移動用モータ5及び
ボールネジ機構6により移動可能に設け、この前後スラ
イド台4上に摺動部7により左右方向に移動自在に左右
スライド台8を配設し、この左右スライド台8を左右移
動用モータ9及びボールネジ機構10により移動可能に
設け、この左右スライド台8上に図外の吸着固定機構等
によりフィルタ基板Wを位置決め状態で固定載置可能な
載置台11を配設して構成している。
【0012】12はテープ移送機構であって、この場合
機台1の後部に機体13を立設し、機体13の前部に上
下移動台14を摺動部15により上下動作可能に設け、
この上下移動台14を上下させる上下動用モータ16及
びボールネジ機構17を設け、上下移動台14の左右側
部にポリエステルフィルム、メタル、クロス等の基材に
酸化アルミニュウム、酸化クロム、シリコンカーバイ
ド、ダイヤモンド等の所定粒度の研磨粒子をコーティン
グ又は結合してなる幅約5ないし10mm程度の研磨テ
ープTの実巻リール18及び巻取リール19を軸着し、
この実巻リール18を繰出回転させる繰出用モータ20
を設け、かつ巻取ローラ21を巻取回転させる巻取用モ
ータ22を設け、巻取用モータ22によりベルト23を
介して巻取リール19を巻取回転させ、上下移動台14
にテンション機構24を配設し、テンション機構24の
進退動作可能なプランジャ25にテンションローラ26
を取付け、実巻リール18から引き出した研磨テープT
をローラー27、テンションローラー26、ローラ2
8、ローラ29を介して異物除去部30により折り返し
案内し、ローラ31、ローラ32を介して巻取ローラ2
1と挟着ローラ33との間を経て巻取リール19に巻回
し、実巻リール18及び巻取リール19を回転させなが
ら巻取ローラ21により研磨テープTを一方向に連続移
送させるように構成している。
【0013】この場合異物除去部30は、上記上下移動
台14の中央部下部に取付部材34を取付け、取付部材
34に案内ガイド35を取付けると共に案内ガイド35
の両側面に横振防止ガイド36を設け、研磨テープTを
案内ガイド35により略横U状に折り返して研磨テープ
Tからなる異物除去部30を形成している。
【0014】37は押圧部であって、弾圧機構37aを
含んで構成され、上記案内ガイド35にナット体38及
びガイド体39を取付ボルト40により取付け、ガイド
体39に摺動穴41を形成し、摺動穴41に鋼球、樹脂
製球等の球体42を上下移動自在に内装し、摺動穴41
の下周縁部に球体42の一部が突出する状態で保持可能
な抜止部43を形成し、ナット体38に調節用ネジ44
を螺着し、摺動穴41内に上下二個の押圧片45により
押圧用バネ46を挟装して内装し、研磨テープTを球体
42により適宜調節されたバネ圧により弾圧して構成し
ている。尚、弾圧機構37aの他の構造として、上記押
圧用バネ46及び調節用ネジ44並びに上側の押圧片4
5を取り外し、下側の押圧片45と摺動穴41との摺動
隙間を緊密に設計し、又は摺動用シールを介在し、調節
用ネジ44が螺着されていた螺子穴に46に図示省略の
接続継手を螺着し、この接続継手に圧力調節弁を介して
図外の空圧源に接続し、摺動穴41内に接続継手を介し
て圧縮空気を供給し、圧縮空気の圧力を圧力調整弁によ
り可変設定し、これにより球体42を適宜圧力で弾圧す
るように構成することもできる。
【0015】47は位置制御部であって、マイクロコン
ピュータ等により構成され、上記移動機構2の前後移動
用モータ5及び左右移動用モータ9に接続されるととも
に、例えばCCDカメラ等のセンサー手段48からなる
異物位置検出部49に接続され、例えばCCDカメラ等
によりフィルター基板W上の異物Mを検出し、その位置
を原点Oに対するX・Yの座標として位置検出し、この
座標に対応して移動機構2に位置検出信号を入力し、位
置検出信号に応じてモータ5及びモータ9の回転量を制
御し、載置台11をフィルタ基板W上に存在する異物M
と異物除去部30とが対向する位置に移動制御するよう
に構成されている。
【0016】50は高さ測定部であって、この場合マイ
クロコンピュータ等により構成され、上記テープ移送機
構12及び移動機構2並びに位置制御部47、上下動用
モータ16に電気的に接続され、例えば、顕微鏡式自動
計測器やCCDカメラ等のセンサー手段51を備えてな
り、この場合設定された加工時間での研磨除去加工の後
に移動機構2により異物Mとセンサー手段51とが対向
し、この対向位置で異物Mの残存高さHを測定し、所定
の高さ、例えば3μm〜5μm以内になっていれば以降
の除去加工を停止し、また所定の高さに達していない場
合には、再加工信号を出力し、移動機構2により異物M
と異物除去部30とを対向させ、異物除去部30により
再度設定された加工時間の除去加工を行い、加工後に再
度異物Mの残存高さHを再度測定するように構成されて
いる。
【0017】この第一実施例は上記構成であるから、フ
ィルタ層Fの表面、保護膜Pの表面又は透明導電膜D上
の異物M(異常突起を含む)を除去するに際し、このフ
ィルタ基板Wを載置台11上に載置し、図外の吸着固定
機構等により固定し、載置台11を異物位置検出部49
のセンサー手段48からの異物位置検出信号よって位置
制御部47により移動機構2を左右及び前後にX・Yの
移動制御し、これにより載置台11を移動させてテープ
移送機構12の異物除去部30を異物Mに対向させ、こ
の状態でテープ移送機構12により研磨テープTを載置
台11の左右方向に連続移送させ、上下動用モータ16
の作動により上下移動台14を下降させ、異物除去部3
0を異物Mに圧接して研磨除去することになる。
【0018】この研磨除去加工が設定された時間行われ
た後に、上下動用モータ16により上下移動台14が上
昇退避し、移動機構2により載置台11が移動して高さ
測定部50のセンサー手段51がその異物Mに対向し、
この対向位置で異物Mの残存高さHが測定され、異物の
残存高さが所定高さに達していれば、その異物の除去加
工を終了し、続いて、異物位置検出部49のセンサー手
段48が別の異物Mがあるか否かを検出し、別の異物M
が発見された場合には、その異物Mに異物除去部30が
対向するように位置制御部47は移動機構2を移動制御
し、順次異物の除去加工を行うことになる。
【0019】また上記高さ測定部50のセンサー手段5
1が上記加工後の異物Mに対向して異物Mの残存高さH
を測定した結果、異物の残存高さHが所定高さに達して
いなければ、再度その異物Mに異物除去部30が対向す
るように位置制御部47は移動機構2を移動制御し、再
度その異物Mの除去加工が行われ、異物の除去加工を終
了し、続いて、異物位置検出部49のセンサー手段48
が別の異物Mがあるか否かを検出し、別の異物Mが発見
された場合には、その異物Mに異物除去部30が対向す
るように位置制御部47は移動機構2を移動制御し、順
次異物の除去加工を行うことになる。
【0020】従って、フィルター基板Wの全面を研磨す
るのではなく、異物Mが存在する特定の部分のみ研磨テ
ープTにより除去でき、異物Mが存在していないその他
の部分に極力影響を与えずに、その異物Mが存在する部
分のみの研磨により異物Mを除去することができ、研磨
テープTによる良好な除去作用を得ることができ、また
研磨テープTの種類選択によって良好な除去を行うこと
ができる。
【0021】しかも、研磨除去加工の後に、図9の如
く、フィルタ基板W上に存在する異物Mの残存高さHが
高さ測定部50により測定されることになるから、除去
加工の過不足を無くすことができ、フィルタ基板Wの表
面の損傷を防いで良好に局部的に研磨除去することがで
きるとともに除去作業能率を向上することができる。
【0022】この場合押圧部37に押圧用バネ46又は
圧縮空気により弾圧された球体42が備えられ、この球
体42により研磨テープTは当接案内されているから、
研磨テープTは球体42に沿って凸球面状に形成され、
よって異物Mは研磨テープTの凸球面状に形成された頂
点部分により研磨除去されることになり、例えば高さ3
μm〜20μm、概略直径20μm〜80μm程度の微
小突起状からなる異物Mであっても良好に局部的に研磨
除去することができる。
【0023】図10の第二実施例は別例構造を示し、こ
の場合異物位置検出部49と上記高さ測定部50の各セ
ンサー手段48・51を共用可能な単一のセンサー手段
52を用いて構成したものである。
【0024】この第二実施例にあっても上記第一実施例
と同様な作用効果を得る。
【0025】図11、12の第三実施例は別例構造を示
し、この場合上記上下移動台14の中央部下部に取付部
材34を取付け、取付部材34に案内ガイド35を取付
けると共に案内ガイド35の両側面に横振防止ガイド3
6を設け、研磨テープTを案内ガイド35により略横U
状に折り返して研磨テープTからなる異物除去部30を
形成し、上記案内ガイド35に切欠部53を形成し、取
付部材34にガイド筒54を取付け、ガイド筒54に検
出杆55を上下スライド自在に縦設し、かつ取付部材3
4に保持筒56を取付け、保持筒56に摺動穴41を形
成し、摺動穴41に鋼球、樹脂製球等の球体42を上下
移動自在に内装し、摺動穴41の下周縁部に球体42の
一部が突出する状態で保持可能な抜止部43を形成し、
検出杆55に検出板部57を形成し、検出板部57とガ
イド筒54との間に押圧用バネ46を架設し、研磨テー
プTを球体42により押圧用バネ46のバネ圧で弾圧
し、上記取付部材34にブラケット34aを介して高さ
測定部50のセンサー手段51を取付け、このセンサー
手段51は最小測定数値1μのデジタル変位センサーが
用いられ、センサー手段51の内蔵されたバネにより下
方に突出弾圧された昇降する測定子51aを検出板部5
7に当接して構成されている。
【0026】したがって、上下動用モータ16により上
下移動台14を下降し、研磨テープTを異物Mに圧接し
て研磨除去加工する際において、センサー手段51の高
さレベル基準を例えばフィルター基板Wの表面を基準と
し、加工進行に連れて球体42が下降することにより、
この下降数値をセンサー手段51の測定子51aの追従
下降により検出して、研磨除去加工と同時に異物Mの残
存高さHを測定することができ、上記第一及び二実施例
と同様な作用効果を得ることができる。またこの場合図
示省略の表示部により残存高さHを刻々に表示させるよ
うに構成している。
【0027】尚、本発明は他のフィルタ基板、例えば白
黒のフィルタ基板の異物除去加工にも適用でき、また移
動機構、テープ移送機構、テープ揺振機構等の構造は上
記実施例に限られるものではなく、適宜変更して設計さ
れるものである。また上記実施例では、透明導電膜D上
の異物を除去するが、透明導電膜Dを形成する前の段階
では保護膜Pの表面の異物を、フィルタ層Fを形成する
前の段階においては、遮光層Sとしてのブラックマトリ
ックス表面の異物を除去することもできる。
【0028】また上記実施例では、載置台11を左右及
び前後に移動させ、フィルタ基板W上に存在する異物M
と異物除去部30とを対向させる構造を採用している
が、これとは逆に、テープ移送機構12を前後及び左右
方向に移動させる移動機構に構成し、テープ移送機構1
2をこの移動機構により左右及び前後に移動させ、これ
により異物Mと異物除去部30とを対向させる構造を採
用しても同様である。
【0029】また、上記実施例にテープ揺振機構を組み
込み、研磨テープTを研磨テープTの移送方向に揺振運
動させ、異物Mを研磨テープTの研磨作用及び研磨テー
プTの揺振運動によって除去する構造とすることもでき
る。
【0030】また高さ測定部50のセンサー手段51の
種類、配置位置、測定構造等は適宜選択して設計され
る。
【0031】
【発明の効果】本発明の異物除去方法及びその装置は上
述の如く、フィルタ基板上に存在する異物を連続移送さ
れる研磨テープにより除去するに際し、フィルタ基板を
載置台上に載置し、異物位置検出部はフィルタ基板上に
存在する異物の位置を検出し、位置制御部は移動機構に
よって載置台又はテープ移送機構を前後及び左右方向に
移動させて異物と異物除去部とが対向する位置に移動制
御し、連続移送される研磨テープからなる異物除去部に
よりフィルタ基板上に存在する異物は研磨除去され、高
さ測定部により異物の残存高さが測定されることになる
から、フィルター基板の全面を研磨するのではなく、異
物が存在する特定の部分のみ研磨テープにより除去で
き、異物が存在していないその他の部分に極力影響を与
えずに、その異物が存在する部分のみの研磨により異物
を除去することができ、研磨テープによる良好な除去作
用を得ることができ、しかも、この除去加工の際にフィ
ルタ基板上に存在する異物の残存高さを高さ測定部によ
り測定することにより、除去加工の過不足を無くすこと
ができ、フィルタ基板の表面の損傷を防いで良好に局部
的に研磨除去することができると共に除去作業能率を向
上することができる。
【0032】以上、所期の目的を充分達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の全体正断面図である。
【図2】本発明の第一実施例の全体側断面図である。
【図3】本発明の第一実施例の全体平面図である。
【図4】本発明の第一実施例の部分拡大正面図である。
【図5】本発明の第一実施例の部分拡大正断面図であ
る。
【図6】本発明の第一実施例の部分拡大側断面図であ
る。
【図7】本発明の第一実施例のブロック図である。
【図8】本発明の第一実施例の説明平面図である。
【図9】本発明の加工説明図である。
【図10】本発明の第二実施例の部分拡大正面図であ
る。
【図11】本発明の第三実施例の部分拡大正面図であ
る。
【図12】本発明の第三実施例の部分拡大側断面図であ
る。
【図13】カラーフィルタ基板の説明断面図である。
【符号の説明】
W フィルタ基板 T 研磨テープ M 異物 2 移動機構 11 載置台 12 テープ移送機構 30 異物除去部 47 位置制御部 48 センサー手段 49 異物位置検出部 50 高さ測定部 51 センサー手段 52 センサー手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルタ基板上に存在する異物を連続移
    送される研磨テープにより除去するに際し、上記異物の
    残存高さを測定しつつ研磨除去することを特徴とするフ
    ィルタ基板異物除去方法。
  2. 【請求項2】 フィルタ基板を載置可能な載置台と、該
    載置台の上方にて研磨テープを連続移送させると共に該
    研磨テープを折返案内して形成された異物除去部をもつ
    テープ移送機構と、該載置台又はテープ移送機構を前後
    及び左右方向に移動させる移動機構と、該フィルタ基板
    上に存在する異物の位置を検出する異物位置検出部と、
    該載置台又はテープ移送機構を該異物と異物除去部とが
    対向する位置に移動制御する位置制御部と、該異物の残
    存高さを測定する高さ測定部とを具備したことを特徴と
    するフィルタ基板異物除去装置。
  3. 【請求項3】 上記異物位置検出部と上記高さ測定部の
    各センサー手段を共用可能な単一のセンサー手段が設け
    られていることを特徴とする請求項2記載のフィルタ基
    板異物除去装置。
  4. 【請求項4】 上記球体の上下位置により異物の残存高
    さを測定する高さ測定部が設けられていることを特徴と
    する請求項2又は3記載のフィルタ基板異物除去装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007090500A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Ntn Corp テープ研磨装置
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