JPH0810721A - 清浄装置 - Google Patents
清浄装置Info
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Abstract
を付けることなる的確に除去してその清浄化を図ること
ができる清浄装置を提供する。 【構成】載置テーブル1と、この載置テーブル1を水平
移動させるテーブル駆動機構2と、清浄ヘッド10と、
この清浄ヘッド10を水平に回転させるモータ14と、
清浄ヘッド10を載置テーブル1に対して接離する方向
に移動させる油圧シリンダ30とを具備し、清浄ヘッド
10は、研磨材が塗布された清浄用テープ25と、この
清浄用テープ25を巻取ローラ20で巻き取って順次一
方向に走行させるモータ27とを備え、モータ27を介
して清浄用テープ25を走行させ、油圧シリンダ30を
介して清浄用テープ25を載置テーブル1の上の液晶表
示素子Aの表面に接触させ、さらにモータ14を介して
清浄ヘッド10を回転させ、かつテーブル駆動機構2を
介して載置テーブル1を水平な各方向に移動させる。
Description
板等の被清浄物を清浄する清浄装置に関する。
た一対の透明な基板(ガラス板)を枠状のシール材を介
して重合接着し、その両基板とシール材とで囲まれた領
域内に液晶を封入してなる。そしてこの液晶表示素子に
おける基板の表面には偏光フィルムや位相差フィルムが
貼り付けられるが、この貼り付けの前には基板の表面に
付着している汚れを清浄装置で除去するようにしてい
る。従来、この清浄装置としては、ローラブラシ、粘着
ローラ、カッター刃等が用いられている。
ブラシや粘着ローラを用いる清浄装置では、基板の表面
に固着している汚れを有効に除去することが難しく、ま
たカッター刃を用いる清浄装置ではそのカッター刃を基
板の表面に均一に当てることが必要であるが、その調整
が難しく、基板の表面に傷が付き易い難点がある。
もので、その目的とするところは、基板等の被清浄物の
表面の汚れを有効にかつ傷を付けることなる的確に除去
してその清浄化を図ることができる清浄装置を提供する
ことにある。
を達成するために、被清浄物を載置する水平な載置テー
ブルと、この載置テーブルを水平な各方向に移動させる
テーブル駆動機構と、前記載置テーブルの上方に設けら
れた清浄ヘッドと、この清浄ヘッドを水平に回転させる
ヘッド回転機構と、前記清浄ヘッドを載置テーブルに対
して接離する方向に移動させるヘッド送り機構とを具備
し、前記清浄ヘッドは、研磨材が塗布された清浄用テー
プと、この清浄用テープを巻取ローラで巻き取って順次
一方向に走行させるテープ送り機構とを備え、前記テー
プ送り機構により清浄用テープを走行させた状態のもと
で、前記ヘッド送り機構により清浄ヘッドを移動させて
前記清浄用テープを前記載置テーブルの上に載置された
被清浄物の表面に接触させ、さらに前記ヘッド回転機構
により清浄ヘッドを回転させ、かつ前記テーブル駆動機
構により載置テーブルを水平な各方向に移動させるよう
にしたものである。
ルの上には被清浄物を載置する。そしてヘッド回転機構
により清浄ヘッドを水平に回転させるとともに、テープ
送り機構により清浄用テープを一方向に走行させる。
下降させて清浄用テープを載置テーブルの上の被清浄物
の表面に一定の圧力で接触させる。さらにテーブル駆動
機構により載置テーブルを水平な各方向に移動させる。
浄物の表面に接触することにより、被清浄物の表面が清
浄用テープによりその走行方向に擦られる。さらにこの
とき清浄ヘッドが水平に回転しているから、被清浄物の
表面がその回転方向にも擦られる。
の走行方向と清浄ヘッドの回転方向とに擦られるため、
その清浄用テープに塗布されている研磨材を介して被清
浄物の表面の汚れ成分が的確に除去される。
から、被清浄物の表面から除去された汚れ成分は清浄用
テープの走行に伴ってその被清浄物の表面から逐次排除
され、したがってその汚れ成分が被清浄物の表面に再付
着するようなことがない。
平の各方向に移動するように駆動されており、したがっ
て清浄用テープは被清浄物の表面の各部に接触し、これ
により被清浄物の表面の全体が清浄用テープにより順次
擦られ、その全体の汚れ成分が確実に除去され、被清浄
物の表面の全体の清浄化が確実に達成される。
して説明する。図に示す符号1は、被清浄物を載置する
ための載置テーブルで、この載置テーブル1はテーブル
駆動機構2により駆動されて互いに直交する水平なX軸
方向とY軸方向との合成方向に移動するようになってい
る。
ると、3がベースで、このベース3の上に正逆回転式の
モータ4およびこのモータ4で駆動されて回転するスク
リュー軸5が設けられている。このスクリュー軸5には
第1の可動駒6が係合しており、この第1の可動駒6が
スクリュー軸5の回転に応じてその長手方向に沿うX軸
方向に移動するようになっている。
ータ7およびこのモータ7で駆動されて回転するスクリ
ュー軸8が設けられている。このスクリュー軸8は前記
スクリュー軸5と直交する方向に配置しており、このス
クリュー軸8に第2の可動駒9が係合している。そして
この第2の可動駒9の上に前記載置テーブル1が水平に
取り付けられ、前記スクリュー軸8の回転に応じて前記
載置テーブル1が第2の可動駒9と一体に前記スクリュ
ー軸8の長手方向に沿うY軸方向に移動するようになっ
ている。
の可動駒6をX軸方向に往復移動させ、前記モータ7を
駆動して第2の可動駒9をY軸方向に往復移動させるこ
とにより、載置テーブル1を水平な各方向に移動させる
ことができるものである。
が設けられている。この清浄ヘッド10は垂直な主軸1
1を有し、この主軸11はプレート12に回転自在に取
り付けられている。そして前記プレート12の上にはヘ
ッド回転機構を構成するモータ14が設けられ、このモ
ータ14により前記主軸11が駆動されて回転するよう
になっている。
取り付けられ、この支持梁18の一端部に送りローラ1
9が、他端部に巻取ローラ20がそれぞれ回転自在に取
り付けられ、また主軸11の下端部にガイドローラ21
が回転自在に取り付けられている。
き付けられている。この清浄用テープ25は、合成樹
脂、布、紙等のテープ素地に微細な研磨材を塗布したも
のである。そしてこの清浄用テープ25は送りローラ1
9から引き出され、ガイドローラ21を経て巻取ローラ
20に巻き取られている。
けられ、このモータ27により前記巻取ローラ20が駆
動されて回転し、この回転で前記清浄用テープ25が巻
き取られて順次一方向に走行するようになっている。
する油圧シリンダ30を介して支持され、この油圧シリ
ンダ30のプランジャ31の進退動作で前記清浄ヘッド
10がプレート12と一体的に前記載置テーブル1に対
して接離する方向に移動するようになっている。
ル1の上には被清浄物としての液晶表示素子Aを載置す
る。この液晶表示素子Aはガラスからなる一対の基板a
1 ,a2 を重ね合わせて構成されている。
置した後には、モータ14を駆動して清浄ヘッド10を
水平に回転させるとともに、モータ27を駆動し、巻取
ローラ20を回転させて清浄用テープ25を一方向に走
行させる。
ッド10を下降させ、この下降動作でガイドローラ21
を介して清浄用テープ25を載置テーブル1の上の液晶
表示素子Aにおける基板a1 の表面に一定の圧力で接触
させる。さらにテーブル駆動機構2のモータ4および7
をそれぞれ駆動して載置テーブル1をX軸方向とY軸方
向との合成方向に水平移動させる。
基板a1 の表面に接触することにより、この基板a1 の
表面が清浄用テープ25によりその走行方向に擦られ
る。さらにこのとき清浄ヘッド10が水平に回転してい
るから、基板a1 の表面がその回転方向にも擦られる。
25の走行方向と清浄ヘッド10の回転方向とに擦られ
るため、その清浄用テープ25に塗布されている研磨材
を介して基板a1 の表面に固着している塵埃等の汚れ成
分が的確に除去される。なお、清浄用テープ25に塗布
する研磨材としては、基板a1 の表面を傷付けない微細
な粒子の番手のものを選択して用いることは言うまでも
ない。
いるから、基板a1 の表面から除去された汚れ成分は清
浄用テープ25の走行に伴ってその基板a1 の表面から
逐次排除され、したがってその汚れ成分が基板a1 の表
面に再付着するようなことがない。
り水平の各方向に移動するように駆動されており、した
がって清浄用テープ25はガイドローラ21を介して一
定の圧力で基板a1 の表面の各部に接触し、これにより
基板a1 の表面の全体が清浄用テープ25により順次擦
られ、その全体の汚れ成分が確実に除去され、基板a1
の表面の全体の清浄化が確実に達成される。そして基板
a1 の表面には清浄用テープ25が接触するだけである
から、従来のカッター刃を用いる場合のような傷が付く
ようなことはない。
30を駆動して清浄ヘッド10を上昇させ、載置テーブ
ル1の上の液晶表示素子Aを反転して他方の基板a2 の
表面を上に向ける。そして、油圧シリンダ30を再び駆
動して清浄ヘッド10を下降させ、ガイドローラ21を
介して清浄用テープ25をガイドローラ21を介して載
置テーブル1の上の液晶表示素子Aにおける基板a2 の
表面に一定の圧力で接触させ、この表面の汚れ成分を除
去する。
せて汚れの成分を除去する際には、その清浄用テープと
基板の表面との間に、溶剤、洗剤、純水等の清浄液を滴
下するようにしてもよい。
る被清浄物としては、組立状態の液晶表示素子を対象と
する場合に限らず、例えば液晶表示素子として組み立て
る前の単体の基板を被清浄物として載置し、この基板の
表面の汚れを除去するような場合であってもよい。
磨材が塗布された清浄用テープを一方向に走行させ、こ
の清浄用テープを載置テーブルの上の被清浄物の表面に
接触させ、さらに清浄用テープを保持した清浄ヘッドを
水平に回転させ、かつ被清浄物を支持した載置テーブル
を各方向に水平移動させるようにしたから、被清浄物の
表面の汚れ成分を清浄用テープで的確にかつ能率よく除
去してその表面の清浄化を確実に達成することができ
る。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】被清浄物を載置する水平な載置テーブル
と、この載置テーブルを水平な各方向に移動させるテー
ブル駆動機構と、前記載置テーブルの上方に設けられた
清浄ヘッドと、この清浄ヘッドを水平に回転させるヘッ
ド回転機構と、前記清浄ヘッドを載置テーブルに対して
接離する方向に移動させるヘッド送り機構とを具備し、 前記清浄ヘッドは、研磨材が塗布された清浄用テープ
と、この清浄用テープを巻取ローラで巻き取って順次一
方向に走行させるテープ送り機構とを備え、 前記テープ送り機構により清浄用テープを走行させた状
態のもとで、前記ヘッド送り機構により清浄ヘッドを移
動させて前記清浄用テープを前記載置テーブルの上に載
置された被清浄物の表面に接触させ、さらに前記ヘッド
回転機構により清浄ヘッドを回転させ、かつ前記テーブ
ル駆動機構により載置テーブルを水平な各方向に移動さ
せることを特徴とする清浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14635294A JP3324281B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 清浄装置 |
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-
1994
- 1994-06-28 JP JP14635294A patent/JP3324281B2/ja not_active Expired - Fee Related
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