JPH07204916A - 可変２軸ミーリングヘッド - Google Patents
可変２軸ミーリングヘッドInfo
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- JPH07204916A JPH07204916A JP758894A JP758894A JPH07204916A JP H07204916 A JPH07204916 A JP H07204916A JP 758894 A JP758894 A JP 758894A JP 758894 A JP758894 A JP 758894A JP H07204916 A JPH07204916 A JP H07204916A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shafts
- ram
- shaft
- blade
- gears
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B39/00—General-purpose boring or drilling machines or devices; Sets of boring and/or drilling machines
- B23B39/16—Drilling machines with a plurality of working-spindles; Drilling automatons
- B23B39/161—Drilling machines with a plurality of working-spindles; Drilling automatons with parallel work spindles
- B23B39/162—Drilling machines with a plurality of working-spindles; Drilling automatons with parallel work spindles having gear transmissions
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2260/00—Details of constructional elements
- B23B2260/004—Adjustable elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear Processing (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】刃物軸の軸間距離調整量を大きく設定するに際
して、刃物軸の最小軸間距離を短くできるとともに、歯
車精度を良好にすることができる可変２軸ミーリングヘ
ッドを提供する。 【構成】駆動モータ２３から各ラム軸３、４に設けられ
た各刃物軸５、６へ駆動力を伝達する伝達部材に、各刃
物軸５、６に連結された歯車９、１０と噛合する外接歯
車１１、１２を用い、各刃物軸５、６の偏心量を大きく
して両刃物軸５、６の軸間距離調整量を大きく設定した
場合でも両外接歯車１１、１２どうしが干渉しないよう
にする。
して、刃物軸の最小軸間距離を短くできるとともに、歯
車精度を良好にすることができる可変２軸ミーリングヘ
ッドを提供する。 【構成】駆動モータ２３から各ラム軸３、４に設けられ
た各刃物軸５、６へ駆動力を伝達する伝達部材に、各刃
物軸５、６に連結された歯車９、１０と噛合する外接歯
車１１、１２を用い、各刃物軸５、６の偏心量を大きく
して両刃物軸５、６の軸間距離調整量を大きく設定した
場合でも両外接歯車１１、１２どうしが干渉しないよう
にする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば歯車面取盤等の
主軸台に搭載される可変２軸ミーリングヘッドに関す
る。
主軸台に搭載される可変２軸ミーリングヘッドに関す
る。
【０００２】
【従来技術】従来の可変２軸ミーリングヘッドとして、
図２に示すものが知られている。この可変２軸ミーリン
グヘッドは、ケーシング４１に回転自在に保持され距離
を隔てて平行に配置された一対のラム軸４２、４３と、
各ラム軸４２、４３の回転中心から偏心しかつ互いに位
相が１８０°ずれた位置で各ラム軸４２、４３に回転自
在に設けられた一対の刃物軸４４、４５と、各刃物軸４
４、４５に連結された歯車４６、４７と噛合する内接歯
車４８、４９を回転自在に保持する固定軸部５０、５１
と、各内接歯車４８、４９及び駆動源（図示しない）に
連結され各内接歯車４８、４９を逆方向に回転駆動する
駆動軸５２と、各ラム軸４２、４３の外周に形成された
ウォームホイール部５３、５４とそれぞれ噛合する一対
のウォーム５５、５６と、各ウォーム５５、５６をそれ
ぞれ駆動する駆動手段（図示せず）とを備えている。
図２に示すものが知られている。この可変２軸ミーリン
グヘッドは、ケーシング４１に回転自在に保持され距離
を隔てて平行に配置された一対のラム軸４２、４３と、
各ラム軸４２、４３の回転中心から偏心しかつ互いに位
相が１８０°ずれた位置で各ラム軸４２、４３に回転自
在に設けられた一対の刃物軸４４、４５と、各刃物軸４
４、４５に連結された歯車４６、４７と噛合する内接歯
車４８、４９を回転自在に保持する固定軸部５０、５１
と、各内接歯車４８、４９及び駆動源（図示しない）に
連結され各内接歯車４８、４９を逆方向に回転駆動する
駆動軸５２と、各ラム軸４２、４３の外周に形成された
ウォームホイール部５３、５４とそれぞれ噛合する一対
のウォーム５５、５６と、各ウォーム５５、５６をそれ
ぞれ駆動する駆動手段（図示せず）とを備えている。
【０００３】この可変２軸ミーリングヘッドにおいて、
両刃物軸４４、４５の軸間距離調整を行うには、駆動手
段を作動させて各ウォーム５５、５６を駆動し、各ラム
軸４２、４３を同期して逆方向へ同量回転させることに
より行う。そして、駆動源を作動させるとその駆動力が
駆動軸５２、各内接歯車４８、４９等の伝達部材を介し
て各刃物軸４４、４５に伝達され、各刃物軸４４、４５
が回転する。これにより、各刃物軸４４、４５に装着し
た刃物でワークの加工を行う。
両刃物軸４４、４５の軸間距離調整を行うには、駆動手
段を作動させて各ウォーム５５、５６を駆動し、各ラム
軸４２、４３を同期して逆方向へ同量回転させることに
より行う。そして、駆動源を作動させるとその駆動力が
駆動軸５２、各内接歯車４８、４９等の伝達部材を介し
て各刃物軸４４、４５に伝達され、各刃物軸４４、４５
が回転する。これにより、各刃物軸４４、４５に装着し
た刃物でワークの加工を行う。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な可変２軸ミーリングヘッドにおいて、両刃物軸４４、
４５の軸間距離調整量を大きく設定するには、ラム軸４
２、４３に設けられる刃物軸４４、４５の偏心量を大き
くすればよい。しかし、刃物軸４４、４５の偏心量をよ
り大きくすると、内接歯車４８、４９の外径がラム軸４
２、４３の外径よりも大きくならざるを得ないため、両
刃物軸４４、４５の最小軸間距離を小さく設定するのに
制限を受けることとなる。また、内接歯車４８、４９
は、焼入処理が施されるのみで歯研処理を施すことがで
きないことから、大きなものほど変形が大きくなって歯
車精度が著しく低下する。このため、歯車４６、４７と
の噛み合いが不安定となる。
な可変２軸ミーリングヘッドにおいて、両刃物軸４４、
４５の軸間距離調整量を大きく設定するには、ラム軸４
２、４３に設けられる刃物軸４４、４５の偏心量を大き
くすればよい。しかし、刃物軸４４、４５の偏心量をよ
り大きくすると、内接歯車４８、４９の外径がラム軸４
２、４３の外径よりも大きくならざるを得ないため、両
刃物軸４４、４５の最小軸間距離を小さく設定するのに
制限を受けることとなる。また、内接歯車４８、４９
は、焼入処理が施されるのみで歯研処理を施すことがで
きないことから、大きなものほど変形が大きくなって歯
車精度が著しく低下する。このため、歯車４６、４７と
の噛み合いが不安定となる。
【０００５】本発明は上記実情に鑑み案出されたもので
あり、両刃物軸の軸間距離調整量を大きく設定するに際
して、両刃物軸の最小軸間距離を小さくできるようにす
るとともに、歯車精度を良好にすることができる可変２
軸ミーリングヘッドを提供することを解決すべき課題と
するものである。
あり、両刃物軸の軸間距離調整量を大きく設定するに際
して、両刃物軸の最小軸間距離を小さくできるようにす
るとともに、歯車精度を良好にすることができる可変２
軸ミーリングヘッドを提供することを解決すべき課題と
するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の可変２軸ミーリングヘッドは、距離を隔てて平行に
配置された一対の回転軸にそれぞれ取付けられた一対の
ラム軸と、各該ラム軸の回転中心から偏心しかつ互いに
位相が１８０°ずれた位置で各前記ラム軸に回転自在に
設けられた一対の刃物軸と、各該刃物軸に連結された歯
車とそれぞれ噛合する外接歯車をもち駆動源からの駆動
力を各前記刃物軸に伝達する伝達部材と、各前記回転軸
に取付けられたウォームホイールとそれぞれ噛合するウ
ォームをもち、各前記回転軸を同期して逆方向へ同量回
転させることにより各前記刃物軸をその軸間距離が可変
となるように公転させる駆動手段と、を備えてなること
を特徴とするものである。
明の可変２軸ミーリングヘッドは、距離を隔てて平行に
配置された一対の回転軸にそれぞれ取付けられた一対の
ラム軸と、各該ラム軸の回転中心から偏心しかつ互いに
位相が１８０°ずれた位置で各前記ラム軸に回転自在に
設けられた一対の刃物軸と、各該刃物軸に連結された歯
車とそれぞれ噛合する外接歯車をもち駆動源からの駆動
力を各前記刃物軸に伝達する伝達部材と、各前記回転軸
に取付けられたウォームホイールとそれぞれ噛合するウ
ォームをもち、各前記回転軸を同期して逆方向へ同量回
転させることにより各前記刃物軸をその軸間距離が可変
となるように公転させる駆動手段と、を備えてなること
を特徴とするものである。
【０００７】
【作用】本発明の可変２軸ミーリングヘッドでは、駆動
源から各刃物軸への駆動力の伝達が各刃物軸に連結され
た歯車と噛合する外接歯車を有する伝達部材を介して行
われるように構成されている。これにより、両刃物軸の
軸間距離調整量を大きくするために、ラム軸に設けられ
る刃物軸の偏心量を大きくした場合でも、外歯歯車はラ
ム軸の外周より外側に出ることなく配設されるので外歯
歯車どうしが干渉しない。したがって、両刃物軸の最小
軸間距離を小さく設定することが可能となる。
源から各刃物軸への駆動力の伝達が各刃物軸に連結され
た歯車と噛合する外接歯車を有する伝達部材を介して行
われるように構成されている。これにより、両刃物軸の
軸間距離調整量を大きくするために、ラム軸に設けられ
る刃物軸の偏心量を大きくした場合でも、外歯歯車はラ
ム軸の外周より外側に出ることなく配設されるので外歯
歯車どうしが干渉しない。したがって、両刃物軸の最小
軸間距離を小さく設定することが可能となる。
【０００８】また、刃物軸の偏心量を大きくするのに伴
って、刃物軸に連結された歯車と外接歯車との軸間距離
が長くなることから、それら歯車のモジュールや歯数の
制限が緩和される。そしてさらに、外接歯車は焼入処理
に加えて歯研処理を施したものを用いることが可能にな
るため、歯車精度が良好になる。
って、刃物軸に連結された歯車と外接歯車との軸間距離
が長くなることから、それら歯車のモジュールや歯数の
制限が緩和される。そしてさらに、外接歯車は焼入処理
に加えて歯研処理を施したものを用いることが可能にな
るため、歯車精度が良好になる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図１は本実施例に係る可変２軸ミーリングヘッドの
要部を示す斜視図である。本実施例の可変２軸ミーリン
グヘッドは、ハウジング（図示せず）に回転自在に支承
され上下方向に距離を隔てて平行に配置された一対の回
転軸１、２を備え、各回転軸１、２の一端には円板状の
ラム軸３、４が取付けられている。各ラム軸３、４の回
転中心から偏心した位置には、刃物（図示せず）を着脱
自在に保持する刃物軸５、６が回転自在に設けられてい
る。両刃物軸５、６は、互いに位相が１８０°ずれた位
置に配設されている。
る。図１は本実施例に係る可変２軸ミーリングヘッドの
要部を示す斜視図である。本実施例の可変２軸ミーリン
グヘッドは、ハウジング（図示せず）に回転自在に支承
され上下方向に距離を隔てて平行に配置された一対の回
転軸１、２を備え、各回転軸１、２の一端には円板状の
ラム軸３、４が取付けられている。各ラム軸３、４の回
転中心から偏心した位置には、刃物（図示せず）を着脱
自在に保持する刃物軸５、６が回転自在に設けられてい
る。両刃物軸５、６は、互いに位相が１８０°ずれた位
置に配設されている。
【００１０】各刃物軸５、６は、一対の第１中間回転軸
７、８、一対の外接歯車１１、１２、一対の第２中間回
転軸１３、１４、第３中間回転軸１７等からなる伝達部
材を介して駆動モータ２３と連結されている。第１中間
回転軸７、８は各刃物軸５、６の一端に同一軸状に連結
されており、その先端には歯車９、１０が取付けられて
いる。第２中間回転軸１３、１４は、回転軸１、２の軸
延長線上にそれぞれ配置されてハウジングに回転自在に
支承されており、その一端に取付けられた外接歯車１
１、１２がそれぞれ前記歯車９、１０と噛合されてい
る。第２中間回転軸１３、１４の他端には中間歯車１
５、１６がそれぞれ取付けられている。
７、８、一対の外接歯車１１、１２、一対の第２中間回
転軸１３、１４、第３中間回転軸１７等からなる伝達部
材を介して駆動モータ２３と連結されている。第１中間
回転軸７、８は各刃物軸５、６の一端に同一軸状に連結
されており、その先端には歯車９、１０が取付けられて
いる。第２中間回転軸１３、１４は、回転軸１、２の軸
延長線上にそれぞれ配置されてハウジングに回転自在に
支承されており、その一端に取付けられた外接歯車１
１、１２がそれぞれ前記歯車９、１０と噛合されてい
る。第２中間回転軸１３、１４の他端には中間歯車１
５、１６がそれぞれ取付けられている。
【００１１】第３中間回転軸１７は、両第２中間回転軸
１３、１４の他端側の中間位置に第２中間回転軸１３、
１４と平行に配置され、ハウジングに回転自在に支承さ
れている。この第３中間回転軸１７の一端には駆動歯車
１８が取付けられており、この駆動歯車１８は、上方側
の中間歯車１５と噛合されているとともに、下方側の中
間歯車１６と逆転歯車１９を介して噛合されている。第
３中間回転軸１７の他端にはプーリ２０が取付けられて
おり、このプーリ２０と駆動モータ２３の駆動軸２３ａ
に取付けられたプーリ２１との間にはＶベルト２２が架
設されている。
１３、１４の他端側の中間位置に第２中間回転軸１３、
１４と平行に配置され、ハウジングに回転自在に支承さ
れている。この第３中間回転軸１７の一端には駆動歯車
１８が取付けられており、この駆動歯車１８は、上方側
の中間歯車１５と噛合されているとともに、下方側の中
間歯車１６と逆転歯車１９を介して噛合されている。第
３中間回転軸１７の他端にはプーリ２０が取付けられて
おり、このプーリ２０と駆動モータ２３の駆動軸２３ａ
に取付けられたプーリ２１との間にはＶベルト２２が架
設されている。
【００１２】また、各回転軸１、２の他端には、第１中
間回転軸７、８と干渉しないように切欠部を形成したウ
ォームホイール２５、２６が取付けられている。このウ
ォームホイール２５、２６は、互いに回転方向が逆方向
となるように設けられている。各ウォームホイール２
５、２６の一側方には、上下方向に延在しハウジングに
回転自在に支承された駆動軸２７が配設されており、こ
の駆動軸２７には各ウォームホイール２５、２６とそれ
ぞれ噛合するウォーム２８、２９が取付けられている。
駆動軸２７の上端には、制御部（図示せず）により回転
方向及び回転量が制御されるサーボモータ３０が連結さ
れている。
間回転軸７、８と干渉しないように切欠部を形成したウ
ォームホイール２５、２６が取付けられている。このウ
ォームホイール２５、２６は、互いに回転方向が逆方向
となるように設けられている。各ウォームホイール２
５、２６の一側方には、上下方向に延在しハウジングに
回転自在に支承された駆動軸２７が配設されており、こ
の駆動軸２７には各ウォームホイール２５、２６とそれ
ぞれ噛合するウォーム２８、２９が取付けられている。
駆動軸２７の上端には、制御部（図示せず）により回転
方向及び回転量が制御されるサーボモータ３０が連結さ
れている。
【００１３】そして、各ラム軸３、４の外周の左右両側
には、各ラム軸３、４の外周面を両側から押圧するロッ
ク装置３１、３２（ロック装置３１は一方のみ示す。）
が配設されている。このロック装置３１、３２は、横方
向に摺動自在に設けられたブレーキシュー３１ａ、３２
ａと、このブレーキシュー３１ａ、３２ａをラム軸３、
４の外周面に押圧させる油圧シリンダ３１ｂ、３２ｂと
で構成されている。
には、各ラム軸３、４の外周面を両側から押圧するロッ
ク装置３１、３２（ロック装置３１は一方のみ示す。）
が配設されている。このロック装置３１、３２は、横方
向に摺動自在に設けられたブレーキシュー３１ａ、３２
ａと、このブレーキシュー３１ａ、３２ａをラム軸３、
４の外周面に押圧させる油圧シリンダ３１ｂ、３２ｂと
で構成されている。
【００１４】以上のように構成された本実施例の可変２
軸ミーリングヘッドにおいて、各刃物軸５、６の軸間距
離調整を行うには、先ずロック装置３１、３２の油圧シ
リンダ３１ｂ、３２ｂを作動させて、ブレーキシュー３
１ａ、３２ａを各ラム軸３、４の外周面から離反させる
ことにより、各ラム軸３、４のロック状態を解除する。
次に、サーボモータ３０を作動させて各ウォーム２８、
２９を所定量回転駆動し、各ラム軸３、４を同期して逆
方向へ同量回転させることにより各刃物軸５、６を所定
の軸間距離となる位置に公転移動させる。その後、ロッ
ク装置３１、３２のブレーキシュー３１ａ、３２ａを各
ラム軸３、４の外周面に押圧させることにより、各ラム
軸３、４をロック状態にする。
軸ミーリングヘッドにおいて、各刃物軸５、６の軸間距
離調整を行うには、先ずロック装置３１、３２の油圧シ
リンダ３１ｂ、３２ｂを作動させて、ブレーキシュー３
１ａ、３２ａを各ラム軸３、４の外周面から離反させる
ことにより、各ラム軸３、４のロック状態を解除する。
次に、サーボモータ３０を作動させて各ウォーム２８、
２９を所定量回転駆動し、各ラム軸３、４を同期して逆
方向へ同量回転させることにより各刃物軸５、６を所定
の軸間距離となる位置に公転移動させる。その後、ロッ
ク装置３１、３２のブレーキシュー３１ａ、３２ａを各
ラム軸３、４の外周面に押圧させることにより、各ラム
軸３、４をロック状態にする。
【００１５】この状態で、駆動モータ２３を作動させる
と、その駆動力がＶベルト２２、第３中間回転軸１７、
第２中間回転軸１３、１４、外接歯車１１、１２、第１
中間回転軸７、８等の伝達部材を介して各刃物軸５、６
に伝達されることにより各刃物軸５、６が互いに逆方向
に回転する。これにより、各刃物軸５、６に装着した刃
物でワークの加工を行う。
と、その駆動力がＶベルト２２、第３中間回転軸１７、
第２中間回転軸１３、１４、外接歯車１１、１２、第１
中間回転軸７、８等の伝達部材を介して各刃物軸５、６
に伝達されることにより各刃物軸５、６が互いに逆方向
に回転する。これにより、各刃物軸５、６に装着した刃
物でワークの加工を行う。
【００１６】以上のように、本実施例の可変２軸ミーリ
ングヘッドによれば、駆動モータ２３から各刃物軸５、
６への駆動力の伝達が各刃物軸５、６に連結された歯車
９、１０と噛合する外接歯車１１、１２を介して行われ
るように構成されているため、各刃物軸５、６の偏心量
を大きくして両刃物軸５、６の軸間距離調整量を大きく
設定しても外接歯車１１、１２どうしが干渉しないの
で、両刃物軸５、６の最小軸間距離を小さく設定するこ
とができる。
ングヘッドによれば、駆動モータ２３から各刃物軸５、
６への駆動力の伝達が各刃物軸５、６に連結された歯車
９、１０と噛合する外接歯車１１、１２を介して行われ
るように構成されているため、各刃物軸５、６の偏心量
を大きくして両刃物軸５、６の軸間距離調整量を大きく
設定しても外接歯車１１、１２どうしが干渉しないの
で、両刃物軸５、６の最小軸間距離を小さく設定するこ
とができる。
【００１７】また、各刃物軸５、６の偏心量を大きくし
た場合には、これに伴って歯車９、１０と外接歯車１
１、１２との軸間距離が長くなるため、歯車９、１０及
び外接歯車１１、１２のモジュールや歯数の制限が緩和
され、選択の自由度が増大する。さらに、外接歯車１
１、１２は焼入処理に加えて歯研処理を施したものを用
いることが可能になるため、歯車精度を良好にすること
ができる。
た場合には、これに伴って歯車９、１０と外接歯車１
１、１２との軸間距離が長くなるため、歯車９、１０及
び外接歯車１１、１２のモジュールや歯数の制限が緩和
され、選択の自由度が増大する。さらに、外接歯車１
１、１２は焼入処理に加えて歯研処理を施したものを用
いることが可能になるため、歯車精度を良好にすること
ができる。
【００１８】そして、本実施例の可変２軸ミーリングヘ
ッドは、各ラム軸３、４をロックするロック装置３１、
３２を有するため、各刃物軸５、６に取付けられた刃物
の位置ずれを低減させ、より寸法精度の高い加工を行う
こうとができる。
ッドは、各ラム軸３、４をロックするロック装置３１、
３２を有するため、各刃物軸５、６に取付けられた刃物
の位置ずれを低減させ、より寸法精度の高い加工を行う
こうとができる。
【００１９】
【発明の効果】本発明の可変２軸ミーリングヘッドは、
駆動源から各刃物軸に駆動力を伝達する伝達部材に、各
刃物軸に連結された歯車とそれぞれ噛合する外接歯車を
有する構成であるため、両刃物軸の軸間距離調整量を大
きく設定するに際して、両刃物軸の最小軸間距離を小さ
くすることができるとともに、歯車精度を良好にするこ
とができる。
駆動源から各刃物軸に駆動力を伝達する伝達部材に、各
刃物軸に連結された歯車とそれぞれ噛合する外接歯車を
有する構成であるため、両刃物軸の軸間距離調整量を大
きく設定するに際して、両刃物軸の最小軸間距離を小さ
くすることができるとともに、歯車精度を良好にするこ
とができる。
【図１】本発明の実施例に係る可変２軸ミーリングヘッ
ドの要部を示す斜視図である。
ドの要部を示す斜視図である。
【図２】従来の可変２軸ミーリングヘッドの断面図であ
る。
る。
１、２…回転軸 ３、４…ラム軸 ５、６…刃物軸 ７、８…第１中間回転軸 ９、１０…歯車 １１、
１２…外接歯車 １３、１４…第２中間回転軸 １５、１６…中間歯車 １７…第３中間回転軸 １８…駆動歯車 １９…逆
転歯車 ２０、２１…プーリ ２２…Ｖベルト ２３…駆動
モータ ２５、２６…ウォームホイール ２８、２９…ウォー
ム ３０…サーボモータ ３１、３２…ロック装置
１２…外接歯車 １３、１４…第２中間回転軸 １５、１６…中間歯車 １７…第３中間回転軸 １８…駆動歯車 １９…逆
転歯車 ２０、２１…プーリ ２２…Ｖベルト ２３…駆動
モータ ２５、２６…ウォームホイール ２８、２９…ウォー
ム ３０…サーボモータ ３１、３２…ロック装置
Claims (1)
- 【請求項１】 距離を隔てて平行に配置された一対の回
転軸にそれぞれ取付けられた一対のラム軸と、 各該ラム軸の回転中心から偏心しかつ互いに位相が１８
０°ずれた位置で各前記ラム軸に回転自在に設けられた
一対の刃物軸と、 各該刃物軸に連結された歯車とそれぞれ噛合する外接歯
車をもち駆動源からの駆動力を各前記刃物軸に伝達する
伝達部材と、 各前記回転軸に取付けられたウォームホイールとそれぞ
れ噛合するウォームをもち、各前記回転軸を同期して逆
方向へ同量回転させることにより各前記刃物軸をその軸
間距離が可変となるように公転させる駆動手段と、 を備えてなることを特徴とする可変２軸ミーリングヘッ
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00758894A JP3504312B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 可変２軸ミーリングヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|---|
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| JP2010094800A (ja) * | 2008-10-16 | 2010-04-30 | Nasada:Kk | 炭素繊維強化プラスチック積層板等の端面加工方法とその装置 |
| CN104308555A (zh) * | 2014-10-16 | 2015-01-28 | 清华大学 | 用于增大立柱机床作业空间的机械系统 |
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-
1994
- 1994-01-27 JP JP00758894A patent/JP3504312B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| FR2749201A1 (fr) * | 1996-06-04 | 1997-12-05 | Peugeot | Dispositif de reglage de la position d'une broche d'usinage ou analogue sur un support relativement a un element de reference de ce support |
| EP0811448A1 (fr) * | 1996-06-04 | 1997-12-10 | Automobiles Peugeot | Dispositif de réglage de la position d'une broche d'usinage |
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