JP2521320B2 - 歯車仕上機 - Google Patents
歯車仕上機Info
- Publication number
- JP2521320B2 JP2521320B2 JP63047593A JP4759388A JP2521320B2 JP 2521320 B2 JP2521320 B2 JP 2521320B2 JP 63047593 A JP63047593 A JP 63047593A JP 4759388 A JP4759388 A JP 4759388A JP 2521320 B2 JP2521320 B2 JP 2521320B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- finishing machine
- work
- built
- gear finishing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/70—Stationary or movable members for carrying working-spindles for attachment of tools or work
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/0032—Arrangements for preventing or isolating vibrations in parts of the machine
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Turning (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は回転方向の振動を抑えるためのイナーシャダ
ンパを有する歯車仕上機に関する。
ンパを有する歯車仕上機に関する。
＜従来の技術＞ 工作機械の主軸は、ガタが少なく、剛性が高く、回転
方向の振動が少ない必要がある。
方向の振動が少ない必要がある。
特に、自動車の低騒音化及びドライビングフィーリン
グの向上のためにミッションギアの高精度化に対する要
求が年々高まり、そのため、この歯車を熱処理した後に
効率良く仕上げる焼入歯車仕上機（ハードギヤフィニッ
シャー）の開発が進められており、ガタが少なく、剛性
が高く、且つ回転方向の振動が少ない主軸が強く要求さ
れるようになった。
グの向上のためにミッションギアの高精度化に対する要
求が年々高まり、そのため、この歯車を熱処理した後に
効率良く仕上げる焼入歯車仕上機（ハードギヤフィニッ
シャー）の開発が進められており、ガタが少なく、剛性
が高く、且つ回転方向の振動が少ない主軸が強く要求さ
れるようになった。
例えば、焼入歯車仕上機として、歯車状のCBN砥石を
用い、この砥石をワークと軸交差角を持たせて噛合せる
方式のものが、段付ギヤでも加工可能であるなど、対象
ワークの制限が少なく且つフレキシビリティに富んでい
るので有用であるが、この場合、カッタ軸とワーク軸は
各々1000〜4000rpm以上で同期回転させる必要がある。
用い、この砥石をワークと軸交差角を持たせて噛合せる
方式のものが、段付ギヤでも加工可能であるなど、対象
ワークの制限が少なく且つフレキシビリティに富んでい
るので有用であるが、この場合、カッタ軸とワーク軸は
各々1000〜4000rpm以上で同期回転させる必要がある。
しかし、このような高速回転での同期を実現するには
制御装置のゲインを、通常は数10sec-1であるのに対
し、1000〜10000sec-1にまで上げることが必要であり、
そのためには駆動系のガタを追放し、且つ剛性を向上さ
せると共に、軸の回転方向の振動を極力抑える必要があ
る。
制御装置のゲインを、通常は数10sec-1であるのに対
し、1000〜10000sec-1にまで上げることが必要であり、
そのためには駆動系のガタを追放し、且つ剛性を向上さ
せると共に、軸の回転方向の振動を極力抑える必要があ
る。
従来はこのような要求を満たす歯車仕上機はなかっ
た。
た。
＜発明が解決しようとする課題＞ 本発明は上述した従来技術に鑑み、歯車加工特有の高
速回転におけるワークとカッタの同期を正確に実現する
ことができるように、ガタが少なく、剛性が高く、且つ
回転方向の振動が少ない歯車仕上機を提供することを目
的とする。
速回転におけるワークとカッタの同期を正確に実現する
ことができるように、ガタが少なく、剛性が高く、且つ
回転方向の振動が少ない歯車仕上機を提供することを目
的とする。
＜課題を解決するための手段＞ 本発明による歯車仕上機は、歯車仕上機のカッタ軸と
ワーク軸とにおいて、両軸にそれぞれビルトインモータ
を設け、両軸の一部にそれぞれ該ビルトインモータに隣
接させて同軸上に円形部材を固定し、当該円形部材を挟
む粘性流体を封入した隙間を有する筒体を前記両軸にそ
れぞれ回転可能に設けたことを特徴とする。
ワーク軸とにおいて、両軸にそれぞれビルトインモータ
を設け、両軸の一部にそれぞれ該ビルトインモータに隣
接させて同軸上に円形部材を固定し、当該円形部材を挟
む粘性流体を封入した隙間を有する筒体を前記両軸にそ
れぞれ回転可能に設けたことを特徴とする。
＜作用＞ 上記構成の歯車仕上機においては、カッタ軸及びワー
ク軸を含む駆動系のガタがなくなり、且つ剛性が向上す
る。
ク軸を含む駆動系のガタがなくなり、且つ剛性が向上す
る。
また、カッタ軸及びワーク軸の回転につれて円形部
材、粘性流体を介して筒体が回転するが、カッタ軸及び
ワーク軸に回転変動があると粘性によって筒体が遅れて
変動しようとするため、イナーシャダンパとして働き、
回転方向の振動を抑える。
材、粘性流体を介して筒体が回転するが、カッタ軸及び
ワーク軸に回転変動があると粘性によって筒体が遅れて
変動しようとするため、イナーシャダンパとして働き、
回転方向の振動を抑える。
更に、このようなイナーシャダンパがビルトインモー
タに隣接して同軸上にカッタ軸及びワーク軸に設けられ
たことから、一層、振動及びガタがなくなり、歯車加工
特有の高速回転におけるワークとカッタの同期を正確に
実現することができる。
タに隣接して同軸上にカッタ軸及びワーク軸に設けられ
たことから、一層、振動及びガタがなくなり、歯車加工
特有の高速回転におけるワークとカッタの同期を正確に
実現することができる。
＜実施例＞ 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
図面では、歯車仕上機のカッタ軸側の構成を示すが、ワ
ーク軸側も同様の構成となっている。
図面では、歯車仕上機のカッタ軸側の構成を示すが、ワ
ーク軸側も同様の構成となっている。
主軸（カッタ軸）１は左右のベアリング2a,2bを介し
てケース３に支持されており、モータと一体化されてい
る。即ち、主軸１に駆動用モータのロータ４が固定さ
れ、ケース３の内周に同モータのステータ５が固定され
ている。即ち、ビルトインモータであり、主軸１はロー
タ４とステータ５によりガタなく回転駆動され、また剛
性が高くなっている。
てケース３に支持されており、モータと一体化されてい
る。即ち、主軸１に駆動用モータのロータ４が固定さ
れ、ケース３の内周に同モータのステータ５が固定され
ている。即ち、ビルトインモータであり、主軸１はロー
タ４とステータ５によりガタなく回転駆動され、また剛
性が高くなっている。
一方、主軸１の一部にはビルトインモータのロータ４
に隣接して同軸上に円板６がキー等を用いて固定され、
また円板６を囲んで筒体７が左右のベアリング8,9によ
り主軸１に回転可能に取付けられている。
に隣接して同軸上に円板６がキー等を用いて固定され、
また円板６を囲んで筒体７が左右のベアリング8,9によ
り主軸１に回転可能に取付けられている。
筒体７は円板６を隙間10をあけて挾む構造であり、隙
間10にシリコンオイル等の粘性流体11を封入してある。
円板６を挾むため、筒体７は左右、内外に分割構造とし
てある。
間10にシリコンオイル等の粘性流体11を封入してある。
円板６を挾むため、筒体７は左右、内外に分割構造とし
てある。
動作としては、ビルトインモータに通電すると主軸１
が回転し、同ビルトインモータに隣接した円板６も同時
に回転する。このとき、筒体７は円板６との間の隙間10
に封入した粘性流体11のために、円板６につれて、ひい
ては主軸１につれて回転する。
が回転し、同ビルトインモータに隣接した円板６も同時
に回転する。このとき、筒体７は円板６との間の隙間10
に封入した粘性流体11のために、円板６につれて、ひい
ては主軸１につれて回転する。
今、負荷変動等により主軸１に回転変動が生じると、
粘性のために筒体７は遅れて変動しようとし、このイナ
ーシャダンパ効果によって主軸１の振動が抑えられる。
しかも、ビルトインモータに隣接してイナーシャダンパ
が同軸上に設けられているので、主軸１の振動が一層効
果的に抑えられる。
粘性のために筒体７は遅れて変動しようとし、このイナ
ーシャダンパ効果によって主軸１の振動が抑えられる。
しかも、ビルトインモータに隣接してイナーシャダンパ
が同軸上に設けられているので、主軸１の振動が一層効
果的に抑えられる。
主軸１がカッタ軸である場合には、例えば、図示の如
く、ナット12及びカッタ押え13により、CBN砥石などの
カッタ14が装着される。主軸１がワーク軸である場合に
は、同様にしてワークが装着される。例えば、カッタと
して歯車状のCBN砥石を用いて砥石とワークとを軸交差
角を持たせて噛み合せ、各軸を数1000rpmで回転させ、
制御装置のゲインを数1000にして両軸の回転の同期をと
る。
く、ナット12及びカッタ押え13により、CBN砥石などの
カッタ14が装着される。主軸１がワーク軸である場合に
は、同様にしてワークが装着される。例えば、カッタと
して歯車状のCBN砥石を用いて砥石とワークとを軸交差
角を持たせて噛み合せ、各軸を数1000rpmで回転させ、
制御装置のゲインを数1000にして両軸の回転の同期をと
る。
＜発明の効果＞ 本発明によれば、カッタ軸及びワーク軸の基本構造が
ビルトインモータタイプであるため、駆動系のガタがな
くなり、また剛性が向上する。更に、ビルトインモータ
と隣接して同軸上にイナーシャダンパを備えるので、カ
ッタ軸及びワーク軸の回転方向の振動が大幅に減る。
ビルトインモータタイプであるため、駆動系のガタがな
くなり、また剛性が向上する。更に、ビルトインモータ
と隣接して同軸上にイナーシャダンパを備えるので、カ
ッタ軸及びワーク軸の回転方向の振動が大幅に減る。
従って、歯車仕上機の加工精度を向上させることがで
きる。特に、ガタがなく、剛性が高く、振動がないの
で、同期回転が必要なカッタ軸とワーク軸においては、
制御装置のゲインを通常の数10から数1000まで上げるこ
とができ、超高速同期運転が可能となる。
きる。特に、ガタがなく、剛性が高く、振動がないの
で、同期回転が必要なカッタ軸とワーク軸においては、
制御装置のゲインを通常の数10から数1000まで上げるこ
とができ、超高速同期運転が可能となる。
即ち、カッタ軸及びワーク軸において、それぞれビル
トインモータに隣接させて同軸上にイナーシャダンパを
設けたことにより、歯車加工特有の高速回転におけるワ
ークとカッタの同期を正確に実現することができる。
トインモータに隣接させて同軸上にイナーシャダンパを
設けたことにより、歯車加工特有の高速回転におけるワ
ークとカッタの同期を正確に実現することができる。
図面は本発明の一実施例を示す断面図である。 図面中、 １は主軸、 2a,2b,8,9はベアリング、 ３はケース、 ４はモータのロータ、 ５はステータ、 ６は円板、 ７は筒体、 10は隙間、 11は粘性流体である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鍋倉 正和 京都府京都市右京区太秦巽町１番地 三 菱重工業株式会社京都精機製作所内 (72)発明者 橋谷 道明 京都府京都市右京区太秦巽町１番地 三 菱重工業株式会社京都精機製作所内 (72)発明者 松井 勇 京都府京都市山科区四の宮鎌手町11の14 (56)参考文献 特開 昭50−2278（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−717（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】歯車仕上機のカッタ軸とワーク軸とにおい
て、両軸にそれぞれビルトインモータを設け、両軸の一
部にそれぞれ該ビルトインモータに隣接させて同軸上に
円形部材を固定し、当該円形部材を挟む粘性流体を封入
した隙間を有する筒体を前記両軸にそれぞれ回転可能に
設けてなることを特徴とする歯車仕上機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63047593A JP2521320B2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 歯車仕上機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63047593A JP2521320B2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 歯車仕上機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01222840A JPH01222840A (ja) | 1989-09-06 |
| JP2521320B2 true JP2521320B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=12779546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63047593A Expired - Lifetime JP2521320B2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 歯車仕上機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2521320B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05277882A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-26 | Makino Milling Mach Co Ltd | 回転軸装置の減衰機構 |
| ES2266144T3 (es) * | 2001-04-25 | 2007-03-01 | Tornos S.A. | Estructura de motohusillo. |
| CN102294617A (zh) * | 2011-08-04 | 2011-12-28 | 中国科学院过程工程研究所 | 一种颗粒阻尼减振机床 |
| CN106041132A (zh) * | 2016-08-23 | 2016-10-26 | 蚌埠精科机床制造有限公司 | 一种隔振型机床主轴 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5212071Y2 (ja) * | 1971-05-12 | 1977-03-16 | ||
| JPS5618326B2 (ja) * | 1973-05-14 | 1981-04-28 | ||
| JPS63717U (ja) * | 1986-06-20 | 1988-01-06 | ||
| JPS6321547U (ja) * | 1986-07-24 | 1988-02-12 |
-
1988
- 1988-03-02 JP JP63047593A patent/JP2521320B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01222840A (ja) | 1989-09-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7065848B2 (en) | Crankshaft production machine | |
| JP4928905B2 (ja) | バックラッシュ除去装置 | |
| WO1999062663A1 (fr) | Machine de coupe a scie circulaire | |
| US5286235A (en) | Speed reducer of the cycloidal type for robots and other industrial manipulators | |
| JP2521320B2 (ja) | 歯車仕上機 | |
| JP2681818B2 (ja) | 複合工作機械のターンテーブル装置 | |
| JP4278480B2 (ja) | 主軸頭駆動装置及び加工装置 | |
| JPH0469299B2 (ja) | ||
| US4838741A (en) | Method for making an epicyclic speed reducer with two stage integral rotor | |
| CN203556965U (zh) | 数控螺旋锥齿轮铣齿机工件箱 | |
| JPH0641781Y2 (ja) | 工作機械の主軸 | |
| JPH0271946A (ja) | フライス・ボール盤用スピンドル・ユニット | |
| JP3504312B2 (ja) | 可変２軸ミーリングヘッド | |
| JP2003039239A (ja) | 連続創成研削装置のワークピース駆動機構 | |
| CN110722368A (zh) | 一种龙门铣床主轴变速机构 | |
| JPH0586506B2 (ja) | ||
| JP3412507B2 (ja) | 歯車ホーニング盤 | |
| JP3422719B2 (ja) | 主軸頭 | |
| JP3167670B2 (ja) | 遊星差動歯車減速機 | |
| JPH0557513A (ja) | 多軸ヘツドのコンタリング装置 | |
| JPH0638212Y2 (ja) | 歯車のバツクラツシ除去装置 | |
| JP4525057B2 (ja) | 歯切り盤 | |
| JP3979329B2 (ja) | 機械加工装置 | |
| JPH10291127A (ja) | 歯切り加工方法 | |
| JPH10315128A (ja) | 工具ヘッド |