JPH07204157A - 内視鏡の先端部 - Google Patents
内視鏡の先端部Info
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- JPH07204157A JPH07204157A JP6005491A JP549194A JPH07204157A JP H07204157 A JPH07204157 A JP H07204157A JP 6005491 A JP6005491 A JP 6005491A JP 549194 A JP549194 A JP 549194A JP H07204157 A JPH07204157 A JP H07204157A
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- Endoscopes (AREA)
Abstract
がなくて、破損のおそれのない内視鏡の先端部を提供す
ることを目的とする。 【構成】先端部本体1の端部に形成された部分的突出部
1cの外周面と非突出部1fの外周面とに各々周方向に
凹溝28a,28bを形成すると共に、先端ケース30
には、先端部本体1の突出部1cが嵌め込まれる差込孔
31を形成すると共に、先端部本体1の各凹溝28a,
28bと係合する複数の凸部38a,38bを内方に向
けて突設し、先端部本体1にその先側から先端ケース3
0を被せていくと、先端部本体1の突出部1cが先端ケ
ース30の差込孔31に嵌め込まれて回転方向の位置決
めが行われた後、先端ケース30の複数の凸部38a,
38bが同時に先端部本体1に触れるようにした。
Description
形成された先端ケースを先端部本体の外周に着脱自在に
被せるようにした内視鏡の先端部に関する。
端ケースを先端部本体に装着した状態において、両者が
回転方向に正しく位置決めされていること、及び先端ケ
ースが先端部本体から簡単に外れないようになっている
ことが必要である。
転方向の位置決めをするための例えば一対の凹凸などか
らなる回転方向位置決め手段と、先端ケースから先端部
本体が抜け出さないようにするための互いに係合する抜
け止め用凹凸部とが形成されている。
スを装着する際に、抜け止め用凹凸部を係合させるため
には、凸部が凹部内に嵌め込まれる前に、先端ケースが
外方に押し拡げられて弾性変形する過程を伴う。
スがその弾性力で先端部本体を締め付ける状態であり、
大きな摩擦抵抗がその締め付け部分に発生するので、先
端ケースを先端部本体に対して回転させるのに大きな力
が必要となる。
は、先端部本体に先端ケースを被せていくと、回転方向
位置決め手段によって回転方向の位置決めが行われるよ
り先に先端ケースが押し拡げられた状態になる。
て位置決めをしようとすると、先端部本体と先端ケース
との間に回転方向に大きなねじり力を加えなければなら
ず、そのために挿入部先端を破損してしまうことがあっ
た。
を装着する際に大きな回転力を加える必要がなくて、破
損のおそれのない内視鏡の先端部を提供することを目的
とする。
る抜け止め用の凹凸は、略円柱状の形状を有する先端部
本体の外周面側に凹部を形成し、金型でゴム成形をする
先端ケースの内周面側に凸部を形成するのが、製造上容
易である。
に抜け止め用凹部を形成し、それに係合する抜け止め用
凸部を先端ケースの内周面に形成した内視鏡の先端部に
おいて、先端ケース装着時に大きな回転力を加える必要
がなくて破損のおそれのない内視鏡の先端部を提供する
ことを目的とする。
め、本発明の内視鏡の先端部は、挿入部の先端に設けら
れた断面形状が略円形の先端部本体に対して、その先端
側から、弾力性のある材料により形成された略円筒状の
先端ケースを着脱自在に被せるようにした内視鏡の先端
部において、上記先端部本体の端部に部分的に前方に突
出する突出部を形成して、その突出部の外周面と非突出
部の外周面とに各々周方向に凹溝を形成すると共に、上
記先端ケースには、上記先端部本体の突出部が嵌め込ま
れる差込孔を形成すると共に、上記先端部本体の各凹溝
と係合する複数の凸部を内方に向けて突設し、上記先端
部本体にその先側から上記先端ケースを被せていくと、
上記先端部本体の突出部が上記先端ケースの差込孔に嵌
め込まれて回転方向の位置決めが行われた後、上記先端
ケースの複数の凸部が同時に上記先端部本体に触れるよ
うにしたことを特徴とする。
端部本体の正面図であり、図1はそのABCD断面図、
図3はEFGBH断面図、図4は側面図、図5は先端部
本体1から先端ケース30を取り外した状態の斜視図で
ある。
細長い可撓管によって形成された挿入部の先端に、遠隔
操作によって屈曲自在に設けられた湾曲部2の先端部分
に連結されている。
属ブロック部1aと、その金属ブロック部1aの前面側
に固着されたプラスチック部1bとによって一つのブロ
ックに形成されている。
るようにしたいわゆる前方視型内視鏡であり、図2に示
されるように、先端部本体1の先端面に、観察窓11、
照明窓12及び鉗子チャンネル出口孔13が配置されて
いる。そして、観察窓11に向けて開口する送気送水ノ
ズル14と、観察方向に向けて開口するジェット噴射ノ
ズル15とが設けられている。
うに、対物光学系16とイメージガイドファイババンド
ル17の像入射端が配置されている。照明窓12の内側
には、ライトガイドファイババンドル(図示せず)の出
射端が配置されている。なお本発明は、像伝送を電気的
に行う固体撮像素子を用いたいわゆる電子内視鏡、又は
硬性内視鏡などにも適用することができる。
のプラスチック部1bの先端部分は、観察窓11と照明
窓12が配置された上半部分が半円状に前方に突出した
形状に形成されている。1cはその突出部である。非突
出部1fは、外周面が突出部1cの半円弧部に連続する
円形断面に形成されている。
観察窓11と照明窓12が配置され、突出面1dから下
がって平面に形成された床面1eに、空気送出口21、
水送出口22、ジェット噴射用水送出口23及び鉗子チ
ャンネル出口24が開口配置されている。
に示されるように、先端部本体1に後方から嵌入接合さ
れた送気チューブ26と送水チューブ27が接続されて
いる。また同様に、図示は省略されているが、ジェット
噴射用水送出口の接続管23にはジェット噴射用送水チ
ューブが接続され、鉗子チャンネル出口24には鉗子チ
ャンネルが接続されている。
側の部分の外周には、ゴム等のような弾力性のある材料
によって略円筒状に形成された先端ケース30が、先端
部本体1の先側から着脱自在に取り付けられている。こ
の先端ケース30の内周面の形状及び寸法は、先端部本
体1の外周面の形状とほとんど同寸法で同形状に形成さ
れている。
うに、外径が先端部本体1と同じで、中間面30aが先
端部本体1の床面1eに密着し、先端面30bが先端部
本体1の突出面1dとほぼ同一平面になる形状に形成さ
れている。ただし、ノズル14部分だけは、小さな半球
状に前方に突出して形成されている。
の突出部1cの断面形状とほとんど同寸法で同形状の半
円状の差込孔31が、突出部1cと位置を合わせて形成
されており、差込孔31内に突出部1cが嵌め込まれる
ことによって、先端部本体1と先端ケース30との間の
回転方向の位置決めが行われる。
ス30には、先端部本体1に取り付けた状態のときに空
気送出口21及び水送出口22に密接して連通するノズ
ル流路36が裏面側に溝状に凹んで形成されている。こ
のノズル流路36の出口部分が前述したノズル14であ
り、観察窓11の表面に向けて開口している。
本体1のプラスチック部1bの突出部1cの外面の円周
状部分には、周方向に第1の抜け止め用溝28aが形成
されている。また、全体が円形断面の非突出部1fの外
面の下半部(即ち、突出部1cが形成されていない床面
1eの後方)には、第1の抜け止め用溝28aと先端部
本体1の軸方向に位置をずらして、周方向に第2の抜け
止め用溝28bが形成されている。
ケース30を先端部本体1に装着したときに第1と第2
の抜け止め用溝28a,28bに嵌まり込んで係合する
第1と第2の抜け止め用凸部38a,38bが内方に向
けて突設されている。
第1の抜け止め用凸部38a、及び第2の抜け止め用溝
28bと第2の抜け止め用凸部38bを各々嵌め合わせ
ることによって、先端ケース30から先端部本体1が抜
け出さないように先端ケース30が先端部本体1に固定
され、これを外すためには大きな力を加えて先端ケース
30を弾性変形させる必要がある。
先端ケース30の左右両側部分の後半部分には、半円形
の断面形状に厚みを除去した形の薄肉部39が形成され
ていて、先端ケース30が上下方向に伸び易いようにな
っている。それに面する先端部本体1側には、薄肉部3
9内にちょうど嵌まり込むように盛り上がり部29が形
成されている。ただし、盛り上がり部は設けずに、その
部分を平らに形成してもよい。
の際に力を加えるのに適した上下両方向に、その方向性
の目印となる目印用凹部41(41a,41b),42
(42a,42b)が、外周面から凹んで形成されてお
り、先端部本体1に先端ケース30を装着する際の両者
の位置合わせを外側から容易に目視できるようになって
いる。
に力を加える位置がわかり易く、無理な力を加えて先端
部本体1を破損するようなことがない。そして、上側の
目印41a,42aと下側の目印41b,42bとでそ
の幅を相違させることによって、誤って180度回転さ
せて装着することのないようになっている。
側から先端ケース30を装着していく過程を順に示して
おり、図6に示されるように、先端部本体1の外周面に
先端ケース30の内周面が接する状態で先端ケース30
内に先端部本体1が入っていく。
端部本体1の突出部1cが先端ケース30の差込孔31
内に入って、先端部本体1と先端ケース30との回転方
向の位置決めがされる。
端部本体1の突出面1dの外縁部に第1の抜け止め用凸
部38aが当接するのと同時に、先端部本体1の床面1
eに第2の抜け止め用凸部38bが当接する。
38bは、先端部本体1に対してそのような位置関係に
形成しておき、二つの抜け止め用溝28a,28bも、
それに対応させた位置に形成しておく。
凸部38a,38bが先端部本体1にぶつかるまでは、
先端ケース30が、押し拡げられて弾性変形する状態に
ならない。したがって、差込孔31内に突出部1cを差
し込んで回転方向の位置決めをするために、先端ケース
30と先端部本体1とを相対的に回転させても、両者間
にはほとんど摩擦抵抗がなく軽く容易に回転させて位置
決めをすることができる。
先端部本体1を押し込む方向に力を加えると、先端ケー
ス30の両抜け止め用凸部38a,38bが先端部本体
1の外周面に同時に乗りあげて、先端ケース30が傾く
ことなく上下方向に伸びる。
に押し込むと、図1に示されるように、第1と第2の抜
け止め用凸部38a,38bが第1と第2の抜け止め用
溝28a,28b内に各々嵌まり込んで、先端ケース3
0は自己の弾力によって元の形状に戻り、先端ケース3
0が先端部本体1に装着された状態になる。
の第1と第2の抜け止め用凸部38a,38bは、同時
に先端部本体1の外周面に乗りあげ、且つ同時に抜け止
め用溝28a,28b内に嵌まり込むので、先端ケース
30が傾いて動作につっかかりが出るようなことがな
い。
スを被せていくと、抜け止め用凹凸部を係合させるため
に生じる先端ケースの弾性変形よりも先に回転方向位置
決め手段による回転方向の位置決めが行われるので、両
者間の回転方向の位置決めをほとんど摩擦抵抗なく軽く
行うことができる。したがって、先端ケースを装着する
際に内視鏡の先端部に無理な力が加わらず、破損のおそ
れなく容易に装着することができる。
図である。
側面断面図である。
側面断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】挿入部の先端に設けられた断面形状が略円
形の先端部本体に対して、その先端側から、弾力性のあ
る材料により形成された略円筒状の先端ケースを着脱自
在に被せるようにした内視鏡の先端部において、 上記先端部本体の端部に部分的に前方に突出する突出部
を形成して、その突出部の外周面と非突出部の外周面と
に各々周方向に凹溝を形成すると共に、上記先端ケース
には、上記先端部本体の突出部が嵌め込まれる差込孔を
形成すると共に、上記先端部本体の各凹溝と係合する複
数の凸部を内方に向けて突設し、上記先端部本体にその
先側から上記先端ケースを被せていくと、上記先端部本
体の突出部が上記先端ケースの差込孔に嵌め込まれて回
転方向の位置決めが行われた後、上記先端ケースの複数
の凸部が同時に上記先端部本体に触れるようにしたこと
を特徴とする内視鏡の先端部。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00549194A JP3276235B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 内視鏡の先端部 |
US08/712,872 US5725477A (en) | 1993-11-18 | 1996-09-12 | Front end structure of endoscope |
US08/711,875 US5746695A (en) | 1993-11-18 | 1996-09-12 | Front end structure of endoscope |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00549194A JP3276235B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 内視鏡の先端部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07204157A true JPH07204157A (ja) | 1995-08-08 |
JP3276235B2 JP3276235B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=11612721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00549194A Expired - Fee Related JP3276235B2 (ja) | 1993-11-18 | 1994-01-24 | 内視鏡の先端部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3276235B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015174445A1 (ja) * | 2014-05-15 | 2015-11-19 | オリンパス株式会社 | 固定機構及び固定機構を有する内視鏡 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS58160001U (ja) * | 1982-04-19 | 1983-10-25 | 旭光学工業株式会社 | 内視鏡 |
JPS59145901U (ja) * | 1983-03-22 | 1984-09-29 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡 |
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JPH04317623A (ja) * | 1991-04-17 | 1992-11-09 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡洗浄消毒装置 |
-
1994
- 1994-01-24 JP JP00549194A patent/JP3276235B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP5876198B1 (ja) * | 2014-05-15 | 2016-03-02 | オリンパス株式会社 | 内視鏡 |
US9974428B2 (en) | 2014-05-15 | 2018-05-22 | Olympus Corporation | Endoscope |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3276235B2 (ja) | 2002-04-22 |
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