JPH07203608A - 鉄道車両用ブレーキ制御装置 - Google Patents
鉄道車両用ブレーキ制御装置Info
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- JPH07203608A JPH07203608A JP5352398A JP35239893A JPH07203608A JP H07203608 A JPH07203608 A JP H07203608A JP 5352398 A JP5352398 A JP 5352398A JP 35239893 A JP35239893 A JP 35239893A JP H07203608 A JPH07203608 A JP H07203608A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 滑走防止機能を有する場合にブレーキ距離の
短縮が可能なブレーキ制御装置を提供する。 【構成】 ブレーキ力指令1に対し、応荷重部44から
の荷重信号を加味してブレーキ力指令信号を出力するブ
レーキ指令部3と、前記ブレーキ力指令信号に基づき各
車軸又は台車毎にブレーキ力を増減するブレーキ力調整
手段18とを有する鉄道車両用ブレーキ制御装置におい
て、前記応荷重部44に、車両の前側台車荷重と後側台
車荷重との高位を応荷重信号として出力する高位優先部
23を設けたものである。
短縮が可能なブレーキ制御装置を提供する。 【構成】 ブレーキ力指令1に対し、応荷重部44から
の荷重信号を加味してブレーキ力指令信号を出力するブ
レーキ指令部3と、前記ブレーキ力指令信号に基づき各
車軸又は台車毎にブレーキ力を増減するブレーキ力調整
手段18とを有する鉄道車両用ブレーキ制御装置におい
て、前記応荷重部44に、車両の前側台車荷重と後側台
車荷重との高位を応荷重信号として出力する高位優先部
23を設けたものである。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道車両用ブレーキ制
御装置に関する。
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の鉄道車両用ブレーキ制御
装置は、例えば特開平5─199604号公報の図4に
従来の技術として示されるものがある。以下、機能ブロ
ック図である図3に基づきこの従来の鉄道車両用ブレー
キ制御装置につき説明する。図3において、ブレーキ指
令器BVからのブレーキ指令1がデジタル信号で出力さ
れ、これを指令受信器2でアナログ信号に変換する。そ
して、ブレーキ力指令器3で、応荷重装置4からの車両
全体重量に比例した応荷重信号と指令受信器2からのブ
レーキ指令とを乗算してブレーキ力指令信号15を作
り、電気ブレーキ装置5へ出力する。この指令によって
電気ブレーキが車両に付与されるとともに、電気ブレー
キ装置5で得られた電気ブレーキ等価信号16を増幅部
6で増幅して電空変換弁7を駆動することによって、図
示されない空気ブレーキ制御機器(電磁弁や複式中継弁
など)にフィードバックし、ここで、前記ブレーキ指令
1に対して電気ブレーキ力を流体的に減算する。その結
果、電気ブレーキ力が不足すればその分だけ空気ブレー
キ力が図示されないブレーキシリンダに出力され、補足
空気ブレーキ力として車両に付与される。
装置は、例えば特開平5─199604号公報の図4に
従来の技術として示されるものがある。以下、機能ブロ
ック図である図3に基づきこの従来の鉄道車両用ブレー
キ制御装置につき説明する。図3において、ブレーキ指
令器BVからのブレーキ指令1がデジタル信号で出力さ
れ、これを指令受信器2でアナログ信号に変換する。そ
して、ブレーキ力指令器3で、応荷重装置4からの車両
全体重量に比例した応荷重信号と指令受信器2からのブ
レーキ指令とを乗算してブレーキ力指令信号15を作
り、電気ブレーキ装置5へ出力する。この指令によって
電気ブレーキが車両に付与されるとともに、電気ブレー
キ装置5で得られた電気ブレーキ等価信号16を増幅部
6で増幅して電空変換弁7を駆動することによって、図
示されない空気ブレーキ制御機器(電磁弁や複式中継弁
など)にフィードバックし、ここで、前記ブレーキ指令
1に対して電気ブレーキ力を流体的に減算する。その結
果、電気ブレーキ力が不足すればその分だけ空気ブレー
キ力が図示されないブレーキシリンダに出力され、補足
空気ブレーキ力として車両に付与される。
【0003】一方、応荷重装置4は、車両の前側及び後
側の台車にそれぞれ設けられた2つの空気ばねからの空
気圧力AS1、AS2でばね上重量を検出し、これら空
気圧力AS1、AS2のそれぞれを空電変換器8により
電気信号に変換し、これらを平均回路9で平均する。そ
して、増幅器10で増幅するとともに、リミッタで最大
出力を制限した後、加算回路11で車両のばね下重量1
3(台車重量)を加算し車両全体の重量を算出して応荷
重信号18とし、これを上記ブレーキ力指令器3に出力
している。
側の台車にそれぞれ設けられた2つの空気ばねからの空
気圧力AS1、AS2でばね上重量を検出し、これら空
気圧力AS1、AS2のそれぞれを空電変換器8により
電気信号に変換し、これらを平均回路9で平均する。そ
して、増幅器10で増幅するとともに、リミッタで最大
出力を制限した後、加算回路11で車両のばね下重量1
3(台車重量)を加算し車両全体の重量を算出して応荷
重信号18とし、これを上記ブレーキ力指令器3に出力
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のブレ
ーキ制御装置では、車両の前後台車の空気ばね圧力AS
1、AS2の平均値に基づく応荷重信号でブレーキ力指
令信号(15)を設定しており、空気ばね圧力の低位の
側の車軸(台車)で滑走が発生すると、滑走防止機能を
有していても、車両全体としてのブレーキ力がブレーキ
指令1が要求するブレーキ力に対し低くなり、ブレーキ
距離の延伸を招くという問題点を有していた。
ーキ制御装置では、車両の前後台車の空気ばね圧力AS
1、AS2の平均値に基づく応荷重信号でブレーキ力指
令信号(15)を設定しており、空気ばね圧力の低位の
側の車軸(台車)で滑走が発生すると、滑走防止機能を
有していても、車両全体としてのブレーキ力がブレーキ
指令1が要求するブレーキ力に対し低くなり、ブレーキ
距離の延伸を招くという問題点を有していた。
【0005】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、滑走防止機能を有する場合にブレーキ距離の短
縮が可能なブレーキ制御装置を提供することにある。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、滑走防止機能を有する場合にブレーキ距離の短
縮が可能なブレーキ制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明における鉄道車両用ブレーキ制御装置は、ブ
レーキ指令に対し、応荷重部からの荷重信号を加味して
ブレーキ指令信号を出力するブレーキ力指令部と、前記
ブレーキ指令信号に基づき各車軸又は台車毎にブレーキ
力を増減するブレーキ力調整手段とを有する鉄道車両用
ブレーキ制御装置において、前記応荷重部に、車両の前
側台車荷重及び後側台車荷重を演算する演算部と、前記
前側台車荷重と後側台車荷重との高位を応荷重信号とし
て出力する高位優先部とを有するものである。
に、本発明における鉄道車両用ブレーキ制御装置は、ブ
レーキ指令に対し、応荷重部からの荷重信号を加味して
ブレーキ指令信号を出力するブレーキ力指令部と、前記
ブレーキ指令信号に基づき各車軸又は台車毎にブレーキ
力を増減するブレーキ力調整手段とを有する鉄道車両用
ブレーキ制御装置において、前記応荷重部に、車両の前
側台車荷重及び後側台車荷重を演算する演算部と、前記
前側台車荷重と後側台車荷重との高位を応荷重信号とし
て出力する高位優先部とを有するものである。
【0007】また、前記応荷重部に、車両の前側台車荷
重と後側台車荷重との高位側の値を応荷重信号として出
力する高位優先部と、前記前側台車荷重と後側台車荷重
との平均値を応荷重信号として出力する平均値演算部
と、切換指令により応荷重信号を高位優先部の出力と平
均値演算部の出力とを切り換えて出力する切換手段とを
有するものとすることができる。
重と後側台車荷重との高位側の値を応荷重信号として出
力する高位優先部と、前記前側台車荷重と後側台車荷重
との平均値を応荷重信号として出力する平均値演算部
と、切換指令により応荷重信号を高位優先部の出力と平
均値演算部の出力とを切り換えて出力する切換手段とを
有するものとすることができる。
【0008】また、前記切換指令は、最大粘着ブレーキ
力以上の高減速度ブレーキ指令の際に応荷重信号を平均
値演算部の出力から高位優先部の出力に切り替えるもの
とすることができる。
力以上の高減速度ブレーキ指令の際に応荷重信号を平均
値演算部の出力から高位優先部の出力に切り替えるもの
とすることができる。
【0009】また、前側台車荷重と後側台車荷重との偏
差を求め、設定値より大きいとき、前記切換指令が、応
荷重信号を平均値演算部の出力から高位優先部の出力に
切り換えるものとすることができる。
差を求め、設定値より大きいとき、前記切換指令が、応
荷重信号を平均値演算部の出力から高位優先部の出力に
切り換えるものとすることができる。
【0010】また、前記応荷重部には、ブレーキ力指令
が最大粘着ブレーキ力指令を超えたとき、この最大粘着
ブレーキ力指令をブレーキ力指令信号とするリミッタが
設けられており、このリミッタには最大粘着力ブレーキ
力指令を求めるためのリミッタ用荷重信号として前記高
位側の応荷重信号が入力されるものとすることができ
る。
が最大粘着ブレーキ力指令を超えたとき、この最大粘着
ブレーキ力指令をブレーキ力指令信号とするリミッタが
設けられており、このリミッタには最大粘着力ブレーキ
力指令を求めるためのリミッタ用荷重信号として前記高
位側の応荷重信号が入力されるものとすることができ
る。
【0011】また、前記応荷重部は、モータ車に設けら
れており、トレーラ車の平均荷重信号をも加味してブレ
ーキ力指令信号とすることができる。
れており、トレーラ車の平均荷重信号をも加味してブレ
ーキ力指令信号とすることができる。
【0012】また、前記ブレーキ力調整手段は、滑走防
止弁であるものとすることができる。
止弁であるものとすることができる。
【0013】また、前記ブレーキ力調整手段は、電気ブ
レーキ力装置であるものとすることができる。
レーキ力装置であるものとすることができる。
【0014】
【作用】応荷重部に高位優先部を設けると、高位優先部
が前側台車荷重と後側台車荷重との高位側を応荷重信号
として出力するので、この高位側の荷重に応じたブレー
キ力指令信号が出力される。荷重の低位側の車軸で滑走
が発生し、ブレーキ力調整手段によりその車軸又は車軸
が属する台車側のブレーキ力が低減されたとしても、残
りの車軸又は台車側のブレーキ力が高位置の荷重に応じ
たブレーキ力として作動しているので、車両全体として
のブレーキ力の低減を極力防止できる。従って、荷重の
平均値を応荷重信号とする場合に比べて信号が大きなも
のとなりブレーキ距離が短縮される。
が前側台車荷重と後側台車荷重との高位側を応荷重信号
として出力するので、この高位側の荷重に応じたブレー
キ力指令信号が出力される。荷重の低位側の車軸で滑走
が発生し、ブレーキ力調整手段によりその車軸又は車軸
が属する台車側のブレーキ力が低減されたとしても、残
りの車軸又は台車側のブレーキ力が高位置の荷重に応じ
たブレーキ力として作動しているので、車両全体として
のブレーキ力の低減を極力防止できる。従って、荷重の
平均値を応荷重信号とする場合に比べて信号が大きなも
のとなりブレーキ距離が短縮される。
【0015】また、前記応荷重部に、さらに平均値演算
部とその切換手段とを設けることにより、切換指令によ
り、必要に応じて応荷重信号を高位優先部の出力に切り
換えて出力することができる。
部とその切換手段とを設けることにより、切換指令によ
り、必要に応じて応荷重信号を高位優先部の出力に切り
換えて出力することができる。
【0016】また、最大粘着ブレーキ力以上の高減速度
ブレーキ指令の際に応荷重信号を平均値演算部の出力か
ら高位優先部の出力に切り替えるものとすることによ
り、高減速度のときのみに有効に利用することができ
る。
ブレーキ指令の際に応荷重信号を平均値演算部の出力か
ら高位優先部の出力に切り替えるものとすることによ
り、高減速度のときのみに有効に利用することができ
る。
【0017】また、前側台車荷重と後側台車荷重との偏
差を求め、設定値より大きいとき、応荷重信号を平均値
演算部の出力から高位優先部の出力に切り換えるものと
することにより、偏差の大きいときにのみ有効に利用す
ることができる。
差を求め、設定値より大きいとき、応荷重信号を平均値
演算部の出力から高位優先部の出力に切り換えるものと
することにより、偏差の大きいときにのみ有効に利用す
ることができる。
【0018】また、前記応荷重部に、リミッタ用荷重信
号として高位側の応荷重信号が入力されるリミッタを設
けることにより、リミッタが作動した場合でも、高位側
の応荷重信号から求めた最大粘着力ブレーキ力指令がブ
レーキ力指令信号となるので、ブレーキ距離の延伸を防
止すことができる。
号として高位側の応荷重信号が入力されるリミッタを設
けることにより、リミッタが作動した場合でも、高位側
の応荷重信号から求めた最大粘着力ブレーキ力指令がブ
レーキ力指令信号となるので、ブレーキ距離の延伸を防
止すことができる。
【0019】また、前記応荷重部を、モータ車に設け、
トレーラ車の平均荷重信号をも加味してブレーキ力指令
信号とすることにより、特にブレーキ力調整手段が電気
ブレーキ装置の場合、トレーラ車の分のブレーキ力も負
担するので、高粘着が要求されており、高位側荷重に基
づくブレーキ力指令信号はこの要求を満足する上でも望
ましいものとなる。
トレーラ車の平均荷重信号をも加味してブレーキ力指令
信号とすることにより、特にブレーキ力調整手段が電気
ブレーキ装置の場合、トレーラ車の分のブレーキ力も負
担するので、高粘着が要求されており、高位側荷重に基
づくブレーキ力指令信号はこの要求を満足する上でも望
ましいものとなる。
【0020】また、前記ブレーキ力調整手段を、滑走防
止弁であるものとすることにより、流体ブレーキに対応
することができる。
止弁であるものとすることにより、流体ブレーキに対応
することができる。
【0021】また、前記ブレーキ力調整手段を、電気ブ
レーキ力装置であるものとすることにより、電気ブレー
キに対応することができる。
レーキ力装置であるものとすることにより、電気ブレー
キに対応することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。図1は本発明のブレーキ制御装置の構成
を示す機能ブロック図、図2は切換回路の他の実施例を
示す機能ブロック図である。なお、図1において図3と
同様の作用を有する部分には同一の符号を付してその説
明を省略する。
つつ説明する。図1は本発明のブレーキ制御装置の構成
を示す機能ブロック図、図2は切換回路の他の実施例を
示す機能ブロック図である。なお、図1において図3と
同様の作用を有する部分には同一の符号を付してその説
明を省略する。
【0023】まず、構成を図1に基づき説明する。本実
施例はモータ車(M車)とトレーラ車(T車)からなる
編成車両への適用例である。図1において、図4の従来
のブレーキ装置と比べて基本的に異なる点は、モータ車
の前後台車に設けられた空気ばねの空気圧力AS1、A
S2の高位優先(23)が取られ、これに基づき応荷重
信号48が出力されるようになっている点である。すな
わち、モータ車の前後台車に設けられた空気ばねの圧力
AS1、AS2はそれぞれ空電変換(8、8)されてモ
ータ車に設けられた応荷重部44の高位優先回路23及
び平均回路24にそれぞれ入力される。そして、高位優
先回路23で高位優先がとられて、その高位側が出力さ
れ、一方、平均回路24で平均されてその平均値が出力
される。この両回路23、24の出力は切換回路22で
いずれか一方に切り換えて出力され増幅(21)された
後、ばね下重量13を加算(11)されてモータ車全体
重量に比例した荷重信号とした上でモータ車分の応荷重
信号48としてブレーキ力指令器3に出力される。ここ
で、ばね下重量13の加算(11)は、空気ばねの圧力
AS1、AS2を空電変換した後に、それぞれに各台車
分のばね下重量を加算してもよい。
施例はモータ車(M車)とトレーラ車(T車)からなる
編成車両への適用例である。図1において、図4の従来
のブレーキ装置と比べて基本的に異なる点は、モータ車
の前後台車に設けられた空気ばねの空気圧力AS1、A
S2の高位優先(23)が取られ、これに基づき応荷重
信号48が出力されるようになっている点である。すな
わち、モータ車の前後台車に設けられた空気ばねの圧力
AS1、AS2はそれぞれ空電変換(8、8)されてモ
ータ車に設けられた応荷重部44の高位優先回路23及
び平均回路24にそれぞれ入力される。そして、高位優
先回路23で高位優先がとられて、その高位側が出力さ
れ、一方、平均回路24で平均されてその平均値が出力
される。この両回路23、24の出力は切換回路22で
いずれか一方に切り換えて出力され増幅(21)された
後、ばね下重量13を加算(11)されてモータ車全体
重量に比例した荷重信号とした上でモータ車分の応荷重
信号48としてブレーキ力指令器3に出力される。ここ
で、ばね下重量13の加算(11)は、空気ばねの圧力
AS1、AS2を空電変換した後に、それぞれに各台車
分のばね下重量を加算してもよい。
【0024】一方、トレーラ車の前後台車に設けられた
空気ばねの圧力AS3、AS4はそれぞれ空電変換(5
8、58)され、平均され(54)た後、モータ車の応
荷重部44に入力され、ここでばね下重量53を加算
(51)されてトレーラ車全体重量に比例した荷重信号
とし、さらに空車保証(55)がされた上でトレーラ車
分の応荷重信号59としてブレーキ力指令器3に出力さ
れる。
空気ばねの圧力AS3、AS4はそれぞれ空電変換(5
8、58)され、平均され(54)た後、モータ車の応
荷重部44に入力され、ここでばね下重量53を加算
(51)されてトレーラ車全体重量に比例した荷重信号
とし、さらに空車保証(55)がされた上でトレーラ車
分の応荷重信号59としてブレーキ力指令器3に出力さ
れる。
【0025】ブレーキ力指令器3で、モータ車応荷重信
号48及びトレーラ車応荷重信号59を加算したものと
指令受信器2からのブレーキ指令1とを乗算してブレー
キ力指令信号15を作り、これをリミッタ20との低位
優先回路19に出力する。低位優先回路19でブレーキ
力指令信号15とリミッタ20からの最大粘着ブレーキ
力信号Hとの低位優先が取られ、最大粘着ブレーキ力信
号H以下であるとブレーキ力指令信号15が、超える場
合は最大粘着ブレーキ力信号Hが電気ブレーキ装置5へ
出力される。
号48及びトレーラ車応荷重信号59を加算したものと
指令受信器2からのブレーキ指令1とを乗算してブレー
キ力指令信号15を作り、これをリミッタ20との低位
優先回路19に出力する。低位優先回路19でブレーキ
力指令信号15とリミッタ20からの最大粘着ブレーキ
力信号Hとの低位優先が取られ、最大粘着ブレーキ力信
号H以下であるとブレーキ力指令信号15が、超える場
合は最大粘着ブレーキ力信号Hが電気ブレーキ装置5へ
出力される。
【0026】一方、高位優先回路23の出力は、モータ
車分の荷重を加算されて(56)モータ車全体重量に比
例した荷重信号とした後、リミッタ20に入力されてお
り、このリミッタ20で粘着係数52と乗算されて前記
最大粘着ブレーキ力信号Hが作られる。なお、前記モー
タ車分荷重は平均値荷重としてもよい。
車分の荷重を加算されて(56)モータ車全体重量に比
例した荷重信号とした後、リミッタ20に入力されてお
り、このリミッタ20で粘着係数52と乗算されて前記
最大粘着ブレーキ力信号Hが作られる。なお、前記モー
タ車分荷重は平均値荷重としてもよい。
【0027】また、指令判別回路30は前記切換回路2
2を制御しており、ブレーキ力指令信号15が最大粘着
ブレーキ力信号Hに対し、低位となる領域相当のブレー
キ指令が出力された時、切換回路22を平均回路24側
に、ブレーキ力指令信号15が最大粘着ブレーキ力信平
均号Hを超えるような領域相当のブレーキ指令が出力さ
れた時、切換回路22を高位優先回路23側に切り換え
るようになっている。
2を制御しており、ブレーキ力指令信号15が最大粘着
ブレーキ力信号Hに対し、低位となる領域相当のブレー
キ指令が出力された時、切換回路22を平均回路24側
に、ブレーキ力指令信号15が最大粘着ブレーキ力信平
均号Hを超えるような領域相当のブレーキ指令が出力さ
れた時、切換回路22を高位優先回路23側に切り換え
るようになっている。
【0028】電気ブレーキ装置5は、個々の車軸モータ
に接続されており、ブレーキ力指令信号15に応じて各
車軸モータから車両に電気ブレーキ力を付与するととも
に、滑走検知信号に基づき電気ブレーキ力を調整するブ
レーキ調整手段としての機能を有している。
に接続されており、ブレーキ力指令信号15に応じて各
車軸モータから車両に電気ブレーキ力を付与するととも
に、滑走検知信号に基づき電気ブレーキ力を調整するブ
レーキ調整手段としての機能を有している。
【0029】減算器29で、ブレーキ力指令信号15か
ら電気ブレーキ等価信号16が減算されて、補足流体ブ
レーキ力信号17が算出され、この補足流体ブレーキ力
信号17は補足演算部60でモータ車、トレーラ車の荷
重に応じてモータ車、トレーラ車に配分され、それぞれ
増幅(49)及び電空変換(27)されブレーキシリン
ダ(トレーラ車については図示せず)へと出力される。
モータ車においては、前後台車の各車軸ごとに設けられ
た滑走防止弁18及びこれを介してブレーキシリンダB
Cに出力される。滑走防止弁18は滑走検知信号に基づ
き各車軸にブレーキシリンダBCから付与されたブレー
キ力を調整するブレーキ調整手段としての機能を有して
いる。
ら電気ブレーキ等価信号16が減算されて、補足流体ブ
レーキ力信号17が算出され、この補足流体ブレーキ力
信号17は補足演算部60でモータ車、トレーラ車の荷
重に応じてモータ車、トレーラ車に配分され、それぞれ
増幅(49)及び電空変換(27)されブレーキシリン
ダ(トレーラ車については図示せず)へと出力される。
モータ車においては、前後台車の各車軸ごとに設けられ
た滑走防止弁18及びこれを介してブレーキシリンダB
Cに出力される。滑走防止弁18は滑走検知信号に基づ
き各車軸にブレーキシリンダBCから付与されたブレー
キ力を調整するブレーキ調整手段としての機能を有して
いる。
【0030】つぎに、作動を説明する。いま、ブレーキ
力指令信号15が最大粘着ブレーキ力信号Hに対し低位
となる領域相当のブレーキ指令1が出力されたとすると
切換回路22は平均回路24側に切り換えられ、モータ
車前後台車の空気ばねの圧力AS1、AS2の平均値が
出力され、この平均値に応じたブレーキ力指令信号15
が出力される。このとき、空気ばねの圧力AS1、AS
2の低位側で滑走が発生しても、(この場合、電気ブレ
ーキ装置により、その滑走が発生した車軸のブレーキ力
が低減されるが、その車軸の滑走防止弁18によりブレ
ーキシリンダBCのブレーキ力がユルメられて再粘着が
行われ、その間の車両に対するブレーキ力は主に他の車
軸から付与される。)ブレーキ指令1が大きくないの
で、ブレーキ距離の延伸は余り問題とならない。つぎ
に、ブレーキ力指令信号15が最大粘着ブレーキ力信号
Hを超えるような領域相当のブレーキ指令1(高減速度
指令)が出力されると、切換回路22は高位優先回路2
3側に切り換えられて前後台車の空気ばねの圧力AS
1、AS2の高位側の値が出力され、この高位側の値に
応じたブレーキ力指令信号15が出力される。このと
き、空気ばねの圧力AS1、AS2の低位側で滑走が発
生したとすると、上記同様に再粘着が行われ、その間車
両に対して主に他の車軸からブレーキ力が付与される
が、このブレーキ力は高位側の荷重に基づくブレーキ力
指令信号であるため、前記平均値に基づく場合に比べて
車両全体のブレーキ力の低減を防止でき、ブレーキ距離
が短縮される。これによって、特にブレーキ距離の延伸
を招きやすい高減速度ブレーキ指令時に、ブレーキ距離
の延伸を自動的に防止することができる。
力指令信号15が最大粘着ブレーキ力信号Hに対し低位
となる領域相当のブレーキ指令1が出力されたとすると
切換回路22は平均回路24側に切り換えられ、モータ
車前後台車の空気ばねの圧力AS1、AS2の平均値が
出力され、この平均値に応じたブレーキ力指令信号15
が出力される。このとき、空気ばねの圧力AS1、AS
2の低位側で滑走が発生しても、(この場合、電気ブレ
ーキ装置により、その滑走が発生した車軸のブレーキ力
が低減されるが、その車軸の滑走防止弁18によりブレ
ーキシリンダBCのブレーキ力がユルメられて再粘着が
行われ、その間の車両に対するブレーキ力は主に他の車
軸から付与される。)ブレーキ指令1が大きくないの
で、ブレーキ距離の延伸は余り問題とならない。つぎ
に、ブレーキ力指令信号15が最大粘着ブレーキ力信号
Hを超えるような領域相当のブレーキ指令1(高減速度
指令)が出力されると、切換回路22は高位優先回路2
3側に切り換えられて前後台車の空気ばねの圧力AS
1、AS2の高位側の値が出力され、この高位側の値に
応じたブレーキ力指令信号15が出力される。このと
き、空気ばねの圧力AS1、AS2の低位側で滑走が発
生したとすると、上記同様に再粘着が行われ、その間車
両に対して主に他の車軸からブレーキ力が付与される
が、このブレーキ力は高位側の荷重に基づくブレーキ力
指令信号であるため、前記平均値に基づく場合に比べて
車両全体のブレーキ力の低減を防止でき、ブレーキ距離
が短縮される。これによって、特にブレーキ距離の延伸
を招きやすい高減速度ブレーキ指令時に、ブレーキ距離
の延伸を自動的に防止することができる。
【0031】つぎに、切換回路の他の実施例を図2に基
づき説明する。図2において、図1と異なる点は、前後
台車の空気ばね圧力AS1、AS2からの出力を減算す
る減算器34と、この減算結果の絶対値(偏差)を求め
る絶対値算出回路33と、この偏差を予め記憶された設
定値35と比較する比較回路31とが付加され、図1の
指令判別回路30に制御される切換回路22に代えて、
この比較回路31に制御される切換回路32が設けられ
た点である。そして、比較回路31は、前記偏差が設定
値35以下であると、切換回路32を平均回路24側
に、偏差が設定値35を超えると切換回路32を高位優
先回路23側に切り換えるようになっている。すなわ
ち、前後台車の空気ばね圧力AS1、AS2の偏差が大
きい場合に平均値制御を行うと、空気ばね圧力の低位側
で滑走が発生しやすくなる。そこで、このように偏差が
ある限度を超えると高位側の値を出力する構成にする
と、前後台車の空気ばね圧力AS1、AS2の偏差が大
きいことに起因するブレーキ距離の延伸が自動的にかつ
有効に防止される。
づき説明する。図2において、図1と異なる点は、前後
台車の空気ばね圧力AS1、AS2からの出力を減算す
る減算器34と、この減算結果の絶対値(偏差)を求め
る絶対値算出回路33と、この偏差を予め記憶された設
定値35と比較する比較回路31とが付加され、図1の
指令判別回路30に制御される切換回路22に代えて、
この比較回路31に制御される切換回路32が設けられ
た点である。そして、比較回路31は、前記偏差が設定
値35以下であると、切換回路32を平均回路24側
に、偏差が設定値35を超えると切換回路32を高位優
先回路23側に切り換えるようになっている。すなわ
ち、前後台車の空気ばね圧力AS1、AS2の偏差が大
きい場合に平均値制御を行うと、空気ばね圧力の低位側
で滑走が発生しやすくなる。そこで、このように偏差が
ある限度を超えると高位側の値を出力する構成にする
と、前後台車の空気ばね圧力AS1、AS2の偏差が大
きいことに起因するブレーキ距離の延伸が自動的にかつ
有効に防止される。
【0032】
【発明の効果】本発明の鉄道車両用ブレーキ制御装置は
上述のように、応荷重部が、車両の前側台車荷重及び後
側台車荷重の高位側を応荷重信号として出力する高位優
先部を設けたので、高位側の荷重に応じたブレーキ力指
令信号が出力される。このため、荷重が低位側の車軸で
滑走が発生し、ブレーキ力が低減されても、この低減さ
れた値は、もともと低位側荷重に応じたブレーキ力とな
る可能性が高く、結局、車両全体としては高位側・低位
側の各粘着力(各荷重)に応じたブレーキ力を得ること
ができ、従来の平均値を応荷重信号とする場合に比べて
大きなブレーキ力指令信号が出力され、ブレーキ距離の
延伸を防止することが可能である。
上述のように、応荷重部が、車両の前側台車荷重及び後
側台車荷重の高位側を応荷重信号として出力する高位優
先部を設けたので、高位側の荷重に応じたブレーキ力指
令信号が出力される。このため、荷重が低位側の車軸で
滑走が発生し、ブレーキ力が低減されても、この低減さ
れた値は、もともと低位側荷重に応じたブレーキ力とな
る可能性が高く、結局、車両全体としては高位側・低位
側の各粘着力(各荷重)に応じたブレーキ力を得ること
ができ、従来の平均値を応荷重信号とする場合に比べて
大きなブレーキ力指令信号が出力され、ブレーキ距離の
延伸を防止することが可能である。
【0033】また、前記応荷重部に、さらに平均値演算
部とその切換手段とを設けると、切換指令により、必要
に応じて応荷重信号を高位優先部の出力に切り換えて出
力することが可能である。
部とその切換手段とを設けると、切換指令により、必要
に応じて応荷重信号を高位優先部の出力に切り換えて出
力することが可能である。
【0034】また、最大粘着ブレーキ力以上の高減速度
ブレーキ指令の際に応荷重信号を平均値演算部の出力か
ら高位優先部の出力に切り替えるものとすると、高減速
度のときのみに有効に利用することが可能である。
ブレーキ指令の際に応荷重信号を平均値演算部の出力か
ら高位優先部の出力に切り替えるものとすると、高減速
度のときのみに有効に利用することが可能である。
【0035】また、前側台車荷重と後側台車荷重との偏
差を求め、設定値より大きいとき、応荷重信号を平均値
演算部の出力から高位優先部の出力に切り換えるものと
すると、偏差の大きいときにのみ有効に利用することが
可能である。
差を求め、設定値より大きいとき、応荷重信号を平均値
演算部の出力から高位優先部の出力に切り換えるものと
すると、偏差の大きいときにのみ有効に利用することが
可能である。
【0036】また、前記応荷重部に、リミッタ用荷重信
号として高位側の応荷重信号が入力されるリミッタを設
けると、リミッタが作動した場合でも、高位側の応荷重
信号から求めた最大粘着力ブレーキ力指令がブレーキ力
指令信号となるので、ブレーキ距離の延伸を防止すこと
が可能である。
号として高位側の応荷重信号が入力されるリミッタを設
けると、リミッタが作動した場合でも、高位側の応荷重
信号から求めた最大粘着力ブレーキ力指令がブレーキ力
指令信号となるので、ブレーキ距離の延伸を防止すこと
が可能である。
【0037】また、前記応荷重部を、モータ車に設け、
トレーラ車の平均荷重信号をも加味してブレーキ力指令
信号とすると、特にブレーキ力調整手段が電気ブレーキ
装置の場合、トレーラ車の分のブレーキ力を負担するの
で、高粘着が要求され、この要求を満足する上でも望ま
しいものとなる。
トレーラ車の平均荷重信号をも加味してブレーキ力指令
信号とすると、特にブレーキ力調整手段が電気ブレーキ
装置の場合、トレーラ車の分のブレーキ力を負担するの
で、高粘着が要求され、この要求を満足する上でも望ま
しいものとなる。
【0038】また、前記ブレーキ力調整手段を、滑走防
止弁であるものとすると、流体ブレーキに対応すること
が可能である。
止弁であるものとすると、流体ブレーキに対応すること
が可能である。
【0039】また、前記ブレーキ力調整手段を、電気ブ
レーキ力装置であるものとすると、電気ブレーキに対応
することが可能である。
レーキ力装置であるものとすると、電気ブレーキに対応
することが可能である。
【図1】本発明のブレーキ制御装置の構成を示す機能ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】切換回路の他の実施例を示す機能ブロック図で
ある。
ある。
【図3】従来のブレーキ制御装置の構成を示す機能ブロ
ック図である。
ック図である。
AS1 前側台車空気ばねの圧力(前側台車荷重信号) AS2 後側台車空気ばねの圧力(前側台車荷重信号) 1 ブレーキ指令 3 ブレーキ力指令器(ブレーキ力指令部) 5 電気ブレーキ装置 11 加算回路(台車荷重演算部) 13 ばね下重量(台車荷重演算部) 18 滑走防止弁(ブレーキ力調整手段) 20 リミッタ 22 切換回路(切換手段) 23 高位優先回路(高位優先部) 24 平均回路(平均値演算部) 32 切換回路(切換手段) 33 絶対値算出回路(偏差算出手段) 34 減算器(偏差算出手段) 35 設定値 31 比較回路(偏差と設定値との比較手段) 44 応荷重部 48 モータ車の応荷重信号 59 トレーラ車の応荷重信号(平均荷重信号)
Claims (8)
- 【請求項1】 ブレーキ指令に対し、応荷重部からの荷
重信号を加味してブレーキ指令信号を出力するブレーキ
力指令部と、前記ブレーキ指令信号又は滑走検知信号に
基づき各車軸又は台車毎にブレーキ力を増減するブレー
キ力調整手段とを有する鉄道車両用ブレーキ制御装置に
おいて、 前記応荷重部に、車両の前側台車荷重と後側台車荷重と
の高位側の値を応荷重信号として出力する高位優先部を
設けたことを特徴とする鉄道車両用ブレーキ制御装置。 - 【請求項2】 ブレーキ指令に対し、応荷重部からの荷
重信号を加味してブレーキ指令信号を出力するブレーキ
力指令部と、前記ブレーキ指令信号又は滑走検知信号に
基づき各車軸又は台車毎にブレーキ力を増減するブレー
キ力調整手段とを有する鉄道車両用ブレーキ制御装置に
おいて、 前記応荷重部に、車両の前側台車荷重と後側台車荷重と
の高位側の値を応荷重信号として出力する高位優先部
と、前記前側台車荷重と後側台車荷重との平均値を応荷
重信号として出力する平均値演算部と、切換指令により
応荷重信号を高位優先部の出力と平均値演算部の出力と
を切り換えて出力する切換手段とを有することを特徴と
する鉄道車両用ブレーキ制御装置。 - 【請求項3】 前記切換指令は、最大粘着ブレーキ力以
上の高減速度ブレーキ指令の際に応荷重信号を平均値演
算部の出力から高位優先部の出力に切り替える請求項2
記載の鉄道車両用ブレーキ制御装置。 - 【請求項4】 前側台車荷重と後側台車荷重との偏差を
求め、設定値より大きいとき、前記切換指令が、応荷重
信号を平均値演算部の出力から高位優先部の出力に切り
換える請求項2又は請求項3記載の鉄道車両用ブレーキ
制御装置。 - 【請求項5】 前記応荷重部には、ブレーキ力指令が最
大粘着ブレーキ力指令を超えたとき、この最大粘着ブレ
ーキ力指令をブレーキ力指令信号とするリミッタが設け
られており、このリミッタには最大粘着力ブレーキ力指
令を求めるためのリミッタ用荷重信号として前記高位側
の応荷重信号が入力される請求項1乃至請求項4記載の
鉄道車両用ブレーキ制御装置。 - 【請求項6】 前記応荷重部は、モータ車に設けられて
おり、トレーラ車の平均荷重信号をも加味してブレーキ
力指令信号とする請求項1乃至請求項5記載の鉄道車両
用ブレーキ制御装置。 - 【請求項7】 前記ブレーキ力調整手段は、滑走防止弁
である請求項1乃至請求項6記載の鉄道車両用ブレーキ
制御装置。 - 【請求項8】 前記ブレーキ力調整手段は、電気ブレー
キ力装置である請求項1乃至請求項6記載の鉄道車両用
ブレーキ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5352398A JPH07203608A (ja) | 1993-12-30 | 1993-12-30 | 鉄道車両用ブレーキ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5352398A JPH07203608A (ja) | 1993-12-30 | 1993-12-30 | 鉄道車両用ブレーキ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07203608A true JPH07203608A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18423801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5352398A Pending JPH07203608A (ja) | 1993-12-30 | 1993-12-30 | 鉄道車両用ブレーキ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07203608A (ja) |
-
1993
- 1993-12-30 JP JP5352398A patent/JPH07203608A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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