JP3205759B2 - 鉄道車両用ブレーキ制御装置 - Google Patents
鉄道車両用ブレーキ制御装置Info
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- Regulating Braking Force (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道車両用ブレーキ制
御装置に係り、特に、各車両の荷重条件や車輪の滑走状
態に応じて各車両のブレーキ装置を適切に制御するため
の技術に関する。
御装置に係り、特に、各車両の荷重条件や車輪の滑走状
態に応じて各車両のブレーキ装置を適切に制御するため
の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鉄道車両においては、先頭車両
から各車両に出力されるブレーキ指令信号に対して、各
車両のブレーキ力を個々の車両に応じたものとするため
に、例えば、各車両の荷重を加味したブレーキ制御信号
をブレーキ装置に対して出力させることが行われる。
から各車両に出力されるブレーキ指令信号に対して、各
車両のブレーキ力を個々の車両に応じたものとするため
に、例えば、各車両の荷重を加味したブレーキ制御信号
をブレーキ装置に対して出力させることが行われる。
【0003】具体的には、図5に示すように、ブレーキ
操作を行うために先頭車両に設けられたブレーキ制御器
1と、このブレーキ制御器1からの信号をブレーキ指令
信号aとして各車両に出力するブレーキ指令器2とから
ブレーキ指令部を構成し、各車両に設けられて前記ブレ
ーキ指令信号aと空気バネ3からの荷重信号bとが入力
され且つこれらの信号に基づいて電気ブレーキ装置4と
空気ブレーキ装置5とにブレーキ制御信号c,d を出力す
るブレーキ受量器6を備えたものである。
操作を行うために先頭車両に設けられたブレーキ制御器
1と、このブレーキ制御器1からの信号をブレーキ指令
信号aとして各車両に出力するブレーキ指令器2とから
ブレーキ指令部を構成し、各車両に設けられて前記ブレ
ーキ指令信号aと空気バネ3からの荷重信号bとが入力
され且つこれらの信号に基づいて電気ブレーキ装置4と
空気ブレーキ装置5とにブレーキ制御信号c,d を出力す
るブレーキ受量器6を備えたものである。
【0004】このブレーキ受量器6の詳細構造は、図6
に示すように、空気バネ3の空気圧力が荷重信号bとし
て入力され且つ前記空気圧力を電気信号である応荷重信
号b1に変換して出力する応荷重器7と、この応荷重信号
b1と前記ブレーキ指令信号aとに基づいて双方の信号に
見合ったブレーキ制御信号cを出力するブレーキパター
ン発生回路8と、このブレーキ制御信号cに基づいて作
動した電気ブレーキ装置4の実際のブレーキ力を示す信
号eと前記ブレーキ制御信号cとを比較してその差分を
演算する電空演算回路9とを有する。そして、この電空
演算回路9から出力されるブレーキ制御信号dに基づい
て空気ブレーキ装置5が作動する。従って、電気ブレー
キ装置4によるブレーキ力の不足分を空気ブレーキ装置
5が補うものである。
に示すように、空気バネ3の空気圧力が荷重信号bとし
て入力され且つ前記空気圧力を電気信号である応荷重信
号b1に変換して出力する応荷重器7と、この応荷重信号
b1と前記ブレーキ指令信号aとに基づいて双方の信号に
見合ったブレーキ制御信号cを出力するブレーキパター
ン発生回路8と、このブレーキ制御信号cに基づいて作
動した電気ブレーキ装置4の実際のブレーキ力を示す信
号eと前記ブレーキ制御信号cとを比較してその差分を
演算する電空演算回路9とを有する。そして、この電空
演算回路9から出力されるブレーキ制御信号dに基づい
て空気ブレーキ装置5が作動する。従って、電気ブレー
キ装置4によるブレーキ力の不足分を空気ブレーキ装置
5が補うものである。
【0005】更に、図5に示すように、前記空気ブレー
キ装置5には、滑走防止弁10が接続されており、この滑
走防止弁10は、車輪Wの滑走状態を検知する滑走検知手
段11から滑走検知コントローラ12を介して滑走検知信号
fが入力されることにより作動するものであり、この滑
走防止弁10に滑走検知を示す信号fが入力されることに
より、制動作用状態にある制輪子13等が車輪Wから緩め
られて、滑走が消失されるものである。
キ装置5には、滑走防止弁10が接続されており、この滑
走防止弁10は、車輪Wの滑走状態を検知する滑走検知手
段11から滑走検知コントローラ12を介して滑走検知信号
fが入力されることにより作動するものであり、この滑
走防止弁10に滑走検知を示す信号fが入力されることに
より、制動作用状態にある制輪子13等が車輪Wから緩め
られて、滑走が消失されるものである。
【0006】そして、上記従来の鉄道車両用ブレーキ制
御装置は、応荷重器7に対して荷重信号bを送出するた
めの空気バネ3が車体と台車との間に介設されるもので
あり、而も、乗降客や積み荷の大小によって車体荷重が
異なる場合であっても、空気バネ3の空気圧力を変化さ
せて車体を常に一定高さに保持するための制御を行って
おり、従って空気バネ3からの空気圧力を荷重信号bと
して取り出すことにより、当該車両の荷重に応じたブレ
ーキ装置4,5の制御を可能としたものである。
御装置は、応荷重器7に対して荷重信号bを送出するた
めの空気バネ3が車体と台車との間に介設されるもので
あり、而も、乗降客や積み荷の大小によって車体荷重が
異なる場合であっても、空気バネ3の空気圧力を変化さ
せて車体を常に一定高さに保持するための制御を行って
おり、従って空気バネ3からの空気圧力を荷重信号bと
して取り出すことにより、当該車両の荷重に応じたブレ
ーキ装置4,5の制御を可能としたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年におけ
る鉄道車両の高速走行化に伴って、例えば車両がカーブ
を通過する際に高速走行 (超高速走行) が可能となるよ
うに、カーブの通過時に前記空気バネ3に別途強制的に
空気圧力を供給して、車体を適度に傾斜させるようにし
た車両の実用化が試みられている。
る鉄道車両の高速走行化に伴って、例えば車両がカーブ
を通過する際に高速走行 (超高速走行) が可能となるよ
うに、カーブの通過時に前記空気バネ3に別途強制的に
空気圧力を供給して、車体を適度に傾斜させるようにし
た車両の実用化が試みられている。
【0008】この種の車両においては、同一の車両荷重
であっても、直線走行やカーブ走行等の走行状態の別異
に応じて空気バネ3の空気圧力が異なることになるた
め、空気バネ3の空気圧力と車両荷重とが正確に対応し
なくなり、このため、ブレーキ受量器6の応荷重器7に
入力される荷重信号bとして空気バネ3からの信号を用
いることができなくなるという問題がある。
であっても、直線走行やカーブ走行等の走行状態の別異
に応じて空気バネ3の空気圧力が異なることになるた
め、空気バネ3の空気圧力と車両荷重とが正確に対応し
なくなり、このため、ブレーキ受量器6の応荷重器7に
入力される荷重信号bとして空気バネ3からの信号を用
いることができなくなるという問題がある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、空気バネからの信号を荷重信号として使用でき
ない型式の車両であっても、その車両荷重に正確に対応
したブレーキ力を得ることができる鉄道車両用ブレーキ
制御装置を提供することを技術的課題とするものであ
る。
であり、空気バネからの信号を荷重信号として使用でき
ない型式の車両であっても、その車両荷重に正確に対応
したブレーキ力を得ることができる鉄道車両用ブレーキ
制御装置を提供することを技術的課題とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る鉄道車両用
ブレーキ制御装置は、上記技術的課題を達成するため、
以下に示すように構成したことを特徴とする。即ち、各
車両に対するブレーキ指令信号を出力するブレーキ指令
部と、このブレーキ指令信号を受けて各車両のブレーキ
装置を制御するブレーキ受量器とを備えた鉄道車両用ブ
レーキ制御装置において、前記ブレーキ指令部は、ブレ
ーキ操作に基づいて出力された基本ブレーキ指令信号に
相当する減速度指令信号の値と、車両の速度を検出する
速度検出手段からの速度信号を微分して得られる現実の
減速度の値とを比較し、且つこの両者の差分に応じて前
記基本ブレーキ指令信号を増減することにより得られる
補正ブレーキ指令信号を出力するように構成されてお
り、前記ブレーキ受量器は、車両の荷重に相当する荷重
信号を出力する荷重条件発生回路と、前記ブレーキ指令
部からの補正ブレーキ指令信号と前記荷重条件発生回路
からの荷重信号とを受けて当該車両のブレーキ装置が必
要とするブレーキ制御信号を出力するブレーキパターン
発生回路とを有し、前記荷重条件発生回路は、当該車両
の荷重に相当するとみなした擬似荷重信号を予め設定す
る荷重設定器と、当該車両のブレーキ装置によるブレー
キ作動時に車輪の滑走を検知する滑走検知手段からの滑
走検知信号を受けて前記擬似荷重信号を低減させ且つこ
の低減した信号を前記荷重信号として出力する荷重信号
低減回路とを有するものである。
ブレーキ制御装置は、上記技術的課題を達成するため、
以下に示すように構成したことを特徴とする。即ち、各
車両に対するブレーキ指令信号を出力するブレーキ指令
部と、このブレーキ指令信号を受けて各車両のブレーキ
装置を制御するブレーキ受量器とを備えた鉄道車両用ブ
レーキ制御装置において、前記ブレーキ指令部は、ブレ
ーキ操作に基づいて出力された基本ブレーキ指令信号に
相当する減速度指令信号の値と、車両の速度を検出する
速度検出手段からの速度信号を微分して得られる現実の
減速度の値とを比較し、且つこの両者の差分に応じて前
記基本ブレーキ指令信号を増減することにより得られる
補正ブレーキ指令信号を出力するように構成されてお
り、前記ブレーキ受量器は、車両の荷重に相当する荷重
信号を出力する荷重条件発生回路と、前記ブレーキ指令
部からの補正ブレーキ指令信号と前記荷重条件発生回路
からの荷重信号とを受けて当該車両のブレーキ装置が必
要とするブレーキ制御信号を出力するブレーキパターン
発生回路とを有し、前記荷重条件発生回路は、当該車両
の荷重に相当するとみなした擬似荷重信号を予め設定す
る荷重設定器と、当該車両のブレーキ装置によるブレー
キ作動時に車輪の滑走を検知する滑走検知手段からの滑
走検知信号を受けて前記擬似荷重信号を低減させ且つこ
の低減した信号を前記荷重信号として出力する荷重信号
低減回路とを有するものである。
【0011】
【作用】上記手段によると、ブレーキ指令部において、
ブレーキ操作に基づいて出力された基本ブレーキ指令信
号に相当する減速度指令信号の値と、速度検出手段から
の速度信号を微分して得られる現実の減速度の値とが比
較され、この比較結果に応じて基本ブレーキ指令信号を
増減して得られる補正ブレーキ指令信号が出力されるよ
うにしたから、ブレーキ受量器における荷重条件発生回
路の荷重設定器において予め設定された擬似荷重信号
が、実際の車両荷重よりも小さい場合や大きい場合に
は、前記速度検出手段からの速度信号に基づく各車両全
体(編成車両全体)としての現実の減速度の値と、ブレ
ーキ操作に基づく基本ブレーキ指令信号の値とが、一致
しなくなるが、ブレーキ指令部からは、この両値の差分
に応じて増減した補正ブレーキ指令信号が出力されるこ
とになるので、上記の荷重誤差に起因する不一致が解消
されて、ブレーキ装置に対しては、荷重に応じたブレー
キ制御信号が出力される。
ブレーキ操作に基づいて出力された基本ブレーキ指令信
号に相当する減速度指令信号の値と、速度検出手段から
の速度信号を微分して得られる現実の減速度の値とが比
較され、この比較結果に応じて基本ブレーキ指令信号を
増減して得られる補正ブレーキ指令信号が出力されるよ
うにしたから、ブレーキ受量器における荷重条件発生回
路の荷重設定器において予め設定された擬似荷重信号
が、実際の車両荷重よりも小さい場合や大きい場合に
は、前記速度検出手段からの速度信号に基づく各車両全
体(編成車両全体)としての現実の減速度の値と、ブレ
ーキ操作に基づく基本ブレーキ指令信号の値とが、一致
しなくなるが、ブレーキ指令部からは、この両値の差分
に応じて増減した補正ブレーキ指令信号が出力されるこ
とになるので、上記の荷重誤差に起因する不一致が解消
されて、ブレーキ装置に対しては、荷重に応じたブレー
キ制御信号が出力される。
【0012】また、前記ブレーキ受量器における荷重条
件発生回路の荷重設定器には、擬似荷重信号が予め設定
されるが、例えば、ある車両で実際の車両荷重よりも大
きい擬似荷重信号が出力された場合や、各車両全体とし
てのブレーキ力を増大させるためにブレーキ制御器から
出力される基本ブレーキ指令信号を増大させた場合に
は、ある車両のブレーキ受量器のブレーキパターン発生
回路から出力されるブレーキ制御信号が、実際の車両荷
重に見合ったブレーキ制御信号よりも大きくなり、車輪
の粘着力を超えたブレーキ力が作用して車輪の滑走を誘
発することになるが、このような車輪の滑走が生じた場
合には、滑走検知手段からの滑走検知を示す信号に基づ
いて、荷重信号低減回路が前記擬似荷重信号を減少させ
ることにより、ブレーキパターン発生回路から出力され
るブレーキ制御信号は、ブレーキ装置に対するブレーキ
力を弱める信号となる。従って、各車両毎にブレーキ受
量器(ブレーキパターン発生回路)から出力されるブレ
ーキ制御信号は、各車両の荷重状態や滑走状態に応じた
ものとすることができる。
件発生回路の荷重設定器には、擬似荷重信号が予め設定
されるが、例えば、ある車両で実際の車両荷重よりも大
きい擬似荷重信号が出力された場合や、各車両全体とし
てのブレーキ力を増大させるためにブレーキ制御器から
出力される基本ブレーキ指令信号を増大させた場合に
は、ある車両のブレーキ受量器のブレーキパターン発生
回路から出力されるブレーキ制御信号が、実際の車両荷
重に見合ったブレーキ制御信号よりも大きくなり、車輪
の粘着力を超えたブレーキ力が作用して車輪の滑走を誘
発することになるが、このような車輪の滑走が生じた場
合には、滑走検知手段からの滑走検知を示す信号に基づ
いて、荷重信号低減回路が前記擬似荷重信号を減少させ
ることにより、ブレーキパターン発生回路から出力され
るブレーキ制御信号は、ブレーキ装置に対するブレーキ
力を弱める信号となる。従って、各車両毎にブレーキ受
量器(ブレーキパターン発生回路)から出力されるブレ
ーキ制御信号は、各車両の荷重状態や滑走状態に応じた
ものとすることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る鉄道車両用ブレーキ制御
装置の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発
明に係るブレーキ制御装置の全体概略構成を示すもの
で、この全体概略構成が前述の図5に示す従来例と異な
るところは、特定の車輪W1に速度検出手段である速度
センサー14を配設し、この速度センサー14からの速度信
号gを、ブレーキ指令部15におけるブレーキ指令器2に
入力するようにした点と、ブレーキ受量器6に空気バネ
3からの荷重信号を入力することを廃止して滑走検知コ
ントローラ12からの滑走検知信号f1をブレーキ受量器6
に入力するようにした点と、車両の扉開閉センサー16か
らの信号に基づくリセット信号rをブレーキ受量器6に
入力するようにした点とである。そして、他の概略構成
及び大まかな信号の流れは、上記従来例と同一であるの
で、これらについては同一符号を付してその説明を省略
する。尚、同図に符号Xで示す境界線よりも右側の構成
要件は、各車両毎に設置されるものである。
装置の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発
明に係るブレーキ制御装置の全体概略構成を示すもの
で、この全体概略構成が前述の図5に示す従来例と異な
るところは、特定の車輪W1に速度検出手段である速度
センサー14を配設し、この速度センサー14からの速度信
号gを、ブレーキ指令部15におけるブレーキ指令器2に
入力するようにした点と、ブレーキ受量器6に空気バネ
3からの荷重信号を入力することを廃止して滑走検知コ
ントローラ12からの滑走検知信号f1をブレーキ受量器6
に入力するようにした点と、車両の扉開閉センサー16か
らの信号に基づくリセット信号rをブレーキ受量器6に
入力するようにした点とである。そして、他の概略構成
及び大まかな信号の流れは、上記従来例と同一であるの
で、これらについては同一符号を付してその説明を省略
する。尚、同図に符号Xで示す境界線よりも右側の構成
要件は、各車両毎に設置されるものである。
【0014】次に、本発明の細部にわたる特徴部分につ
いて説明する。図2は、前記ブレーキ指令器2の内部回
路構成を示すもので、ブレーキ操作によりブレーキ制御
器1から出力された基本ブレーキ指令信号A1は、変換回
路21に入力され且つ係数並びにコード変換されて、減速
度指令信号A2として出力される。一方、前記速度センサ
ー14からの速度信号gは、減速度演算回路22に入力され
且つこの信号を微分して得られる現実の減速度を示す信
号g2として出力される。そして、前記減速度指令信号A2
の値と現実の減速度信号g2の値とが、加算器23内で演算
され、この演算結果である偏差量 (正負も考慮される)
が偏差信号A3として積分回路24に入力され、且つこの積
分回路24からは補正ブレーキ指令信号aとして各車両の
信号線に出力される。尚、ブレーキ制御器1からの基本
ブレーキ指令信号A1が、既に減速度を示す信号であれ
ば、変換回路21は不要になる。
いて説明する。図2は、前記ブレーキ指令器2の内部回
路構成を示すもので、ブレーキ操作によりブレーキ制御
器1から出力された基本ブレーキ指令信号A1は、変換回
路21に入力され且つ係数並びにコード変換されて、減速
度指令信号A2として出力される。一方、前記速度センサ
ー14からの速度信号gは、減速度演算回路22に入力され
且つこの信号を微分して得られる現実の減速度を示す信
号g2として出力される。そして、前記減速度指令信号A2
の値と現実の減速度信号g2の値とが、加算器23内で演算
され、この演算結果である偏差量 (正負も考慮される)
が偏差信号A3として積分回路24に入力され、且つこの積
分回路24からは補正ブレーキ指令信号aとして各車両の
信号線に出力される。尚、ブレーキ制御器1からの基本
ブレーキ指令信号A1が、既に減速度を示す信号であれ
ば、変換回路21は不要になる。
【0015】図3は、ブレーキ受量器6の内部回路構成
を示すもので、滑走検知コントローラ12からの滑走検知
信号f1と扉開閉センサー16からのリセット信号rとが入
力され且つその車両の荷重に相当する荷重信号Fを出力
する荷重条件発生回路61と、この荷重信号Fと前記補正
ブレーキ指令信号aとを入力し且つブレーキ制御信号c
を出力するブレーキパターン発生回路62と、電空演算回
路9(前述の図6に示すものと同様)とを有する。
を示すもので、滑走検知コントローラ12からの滑走検知
信号f1と扉開閉センサー16からのリセット信号rとが入
力され且つその車両の荷重に相当する荷重信号Fを出力
する荷重条件発生回路61と、この荷重信号Fと前記補正
ブレーキ指令信号aとを入力し且つブレーキ制御信号c
を出力するブレーキパターン発生回路62と、電空演算回
路9(前述の図6に示すものと同様)とを有する。
【0016】図4は、前記ブレーキ受量器6内における
荷重条件発生回路61の内部回路構成を示すもので、前記
滑走検知信号f1とリセット信号rとが入力されるカウン
タ71と、このカウンタ71からの信号f2が示すカウント値
と所定の係数とを乗算する係数回路72と、適当な擬似荷
重例えば満車や空車に相当する擬似荷重を設定するプリ
セット荷重設定器73と、このプリセット荷重設定器73の
出力信号f3である擬似荷重から係数回路72の出力信号f4
である滑走相当荷重分を減算し且つこの減算結果である
荷重信号Fを前記ブレーキパターン発生回路62に出力す
る減算器74とを有する。
荷重条件発生回路61の内部回路構成を示すもので、前記
滑走検知信号f1とリセット信号rとが入力されるカウン
タ71と、このカウンタ71からの信号f2が示すカウント値
と所定の係数とを乗算する係数回路72と、適当な擬似荷
重例えば満車や空車に相当する擬似荷重を設定するプリ
セット荷重設定器73と、このプリセット荷重設定器73の
出力信号f3である擬似荷重から係数回路72の出力信号f4
である滑走相当荷重分を減算し且つこの減算結果である
荷重信号Fを前記ブレーキパターン発生回路62に出力す
る減算器74とを有する。
【0017】尚、前記速度センサー14が配設される特定
の車輪W1としては、制動作用時に必要なブレーキ力よ
りも弱いブレーキ力を作用させる車輪つまり滑走の生じ
ない車輪を特別に設けておき、この車輪を利用してもよ
く、また遊輪を特別に設けておき、この遊輪を利用して
もよく、更には一つの車両における四車輪のうちの最高
速度の車輪を検出して利用してもよい。
の車輪W1としては、制動作用時に必要なブレーキ力よ
りも弱いブレーキ力を作用させる車輪つまり滑走の生じ
ない車輪を特別に設けておき、この車輪を利用してもよ
く、また遊輪を特別に設けておき、この遊輪を利用して
もよく、更には一つの車両における四車輪のうちの最高
速度の車輪を検出して利用してもよい。
【0018】また、編成車両中に速度信号線が引き通さ
れている場合には、前記速度センサーを廃止して、この
速度信号線を、速度検出手段として利用してもよい。
れている場合には、前記速度センサーを廃止して、この
速度信号線を、速度検出手段として利用してもよい。
【0019】次に、上記実施例の作用を説明する。ブレ
ーキ受量器6における荷重条件発生回路61のプリセット
荷重設定器73には、予め擬似荷重が設定されているが、
この擬似荷重よりもその車両の実際の荷重が小さい場合
(例えば、車両が空車であるのに擬似荷重が満車に対応
している場合) には 、ブレーキ受量器6から出力され
るブレーキ制御信号c,d の値つまりブレーキ力が不足し
て、車輪W1の現実の減速度がブレーキ制御器1からの
基本ブレーキ指令信号と一致せず、従って、ブレーキ指
令器2からは、基本ブレーキ指令信号に相当する減速度
と現実の減速度との差分を加算してなる補正ブレーキ指
令信号aが出力される。このように補正ブレーキ指令信
号aが増大することにより、その車両荷重に見合ったブ
レーキ制御信号c,d がブレーキ受量器6から出力され
る。
ーキ受量器6における荷重条件発生回路61のプリセット
荷重設定器73には、予め擬似荷重が設定されているが、
この擬似荷重よりもその車両の実際の荷重が小さい場合
(例えば、車両が空車であるのに擬似荷重が満車に対応
している場合) には 、ブレーキ受量器6から出力され
るブレーキ制御信号c,d の値つまりブレーキ力が不足し
て、車輪W1の現実の減速度がブレーキ制御器1からの
基本ブレーキ指令信号と一致せず、従って、ブレーキ指
令器2からは、基本ブレーキ指令信号に相当する減速度
と現実の減速度との差分を加算してなる補正ブレーキ指
令信号aが出力される。このように補正ブレーキ指令信
号aが増大することにより、その車両荷重に見合ったブ
レーキ制御信号c,d がブレーキ受量器6から出力され
る。
【0020】一方、これとは逆に、前記プリセット荷重
設定器73において予め設定された擬似荷重がその車両の
荷重よりも大きい場合には、ブレーキ受量器6から出力
されるブレーキ制御信号c,d の値が大き過ぎるため、現
実の減速度が基本ブレーキ指令信号に相当する減速度よ
りも大きくなり、従って、ブレーキ指令器2からは、こ
の両値の差分を減算してなる補正ブレーキ指令信号aが
出力される。
設定器73において予め設定された擬似荷重がその車両の
荷重よりも大きい場合には、ブレーキ受量器6から出力
されるブレーキ制御信号c,d の値が大き過ぎるため、現
実の減速度が基本ブレーキ指令信号に相当する減速度よ
りも大きくなり、従って、ブレーキ指令器2からは、こ
の両値の差分を減算してなる補正ブレーキ指令信号aが
出力される。
【0021】この場合、前記擬似荷重が大きいことに起
因して、その車両の車輪Wが滑走した場合には、滑走検
知コントローラ12からの滑走検知を示す信号f1が、前記
荷重条件発生回路61のカウンタ71に入力され、そのカウ
ント値が1増加し、係数回路72でこの増加したカウント
値に係数が乗算され、減算器74において前記プリセット
荷重設定器73の擬似荷重からこの乗算値が減算され、こ
の減算値が荷重信号Fとしてブレーキパターン発生回路
62に送出される。これにより、荷重信号Fとしては、擬
似荷重よりもカウント値と係数との乗算値分だけ小さく
なり、従って、ブレーキ受量器6から出力されるブレー
キ制御信号c,d(ブレーキ力) が小さくなる。そして、前
記カウンタ71のカウント値は、滑走検知を示す信号f1が
入力される毎に1だけ増加すると共に、扉開閉センサー
16が扉の開きを検知した時点でカウンタ71にリセット信
号rが入力されカウント値はゼロになる。これは、扉が
開かれることにより乗客の乗り降りが行われ、これによ
り車両荷重が変化するという理由に基づくものである。
因して、その車両の車輪Wが滑走した場合には、滑走検
知コントローラ12からの滑走検知を示す信号f1が、前記
荷重条件発生回路61のカウンタ71に入力され、そのカウ
ント値が1増加し、係数回路72でこの増加したカウント
値に係数が乗算され、減算器74において前記プリセット
荷重設定器73の擬似荷重からこの乗算値が減算され、こ
の減算値が荷重信号Fとしてブレーキパターン発生回路
62に送出される。これにより、荷重信号Fとしては、擬
似荷重よりもカウント値と係数との乗算値分だけ小さく
なり、従って、ブレーキ受量器6から出力されるブレー
キ制御信号c,d(ブレーキ力) が小さくなる。そして、前
記カウンタ71のカウント値は、滑走検知を示す信号f1が
入力される毎に1だけ増加すると共に、扉開閉センサー
16が扉の開きを検知した時点でカウンタ71にリセット信
号rが入力されカウント値はゼロになる。これは、扉が
開かれることにより乗客の乗り降りが行われ、これによ
り車両荷重が変化するという理由に基づくものである。
【0022】また、上記のように車輪の滑走を防止する
ために、荷重信号Fの値を低下させた結果、ブレーキ力
が小さ過ぎることになった場合には、実際の車輪W1の
減速度が小さくなるので、ブレーキ指令器2から出力さ
れる補正ブレーキ指令信号aは大きくなり、適切なブレ
ーキ力が得られるようになる。
ために、荷重信号Fの値を低下させた結果、ブレーキ力
が小さ過ぎることになった場合には、実際の車輪W1の
減速度が小さくなるので、ブレーキ指令器2から出力さ
れる補正ブレーキ指令信号aは大きくなり、適切なブレ
ーキ力が得られるようになる。
【0023】以上のような制御が行われることにより、
ブレーキ操作に基づく基本ブレーキ指令信号に対して現
実の減速度が小さい場合には、全車両に対する補正ブレ
ーキ指令信号aの値が両者の差分に相当する分だけ増加
する一方、これとは逆の場合には、全車両に対する補正
ブレーキ指令信号aの値が両者の差分に相当する分だけ
小さくなると同時に、車輪が滑走している車両について
はその滑走状態(滑走時間等)に応じてブレーキ力が低
下することになり、結果として、各車両毎にそれぞれ最
適なブレーキ力の制御が行われる。
ブレーキ操作に基づく基本ブレーキ指令信号に対して現
実の減速度が小さい場合には、全車両に対する補正ブレ
ーキ指令信号aの値が両者の差分に相当する分だけ増加
する一方、これとは逆の場合には、全車両に対する補正
ブレーキ指令信号aの値が両者の差分に相当する分だけ
小さくなると同時に、車輪が滑走している車両について
はその滑走状態(滑走時間等)に応じてブレーキ力が低
下することになり、結果として、各車両毎にそれぞれ最
適なブレーキ力の制御が行われる。
【0024】なお、本発明は荷重条件発生回路61を鉄道
車両用ブレーキ制御装置に適用したものであるが、この
荷重条件発生回路61を力行制御装置に適用することもで
きる。この場合、ブレーキ受量器6をモータを制御する
力行制御器とし、滑走検知コントローラ12の滑走検知信
号のかわりに、空転検知コントローラの空転検知信号に
基づいて力行制御器内の荷重条件発生回路61の擬似荷重
を低減させる構成となる。
車両用ブレーキ制御装置に適用したものであるが、この
荷重条件発生回路61を力行制御装置に適用することもで
きる。この場合、ブレーキ受量器6をモータを制御する
力行制御器とし、滑走検知コントローラ12の滑走検知信
号のかわりに、空転検知コントローラの空転検知信号に
基づいて力行制御器内の荷重条件発生回路61の擬似荷重
を低減させる構成となる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明に係る鉄道車両用ブ
レーキ制御装置によれば、ブレーキ操作に基づく基本ブ
レーキ指令信号に対して現実の減速度が小さい場合や大
きい場合には、全車両に対する補正ブレーキ指令信号の
値が両者の差分に相当する分だけ増減して、適切なブレ
ーキ力が得られるばかりでなく、車輪が滑走している車
両についてはその滑走状態に応じてブレーキ力が低下す
ることになり、各車両毎にそれぞれ最適なブレーキ力の
制御が行われる。そして、この制御は、従来のように空
気バネからの空気圧力を利用するものではないので、カ
ーブ走行時等に車両を傾斜状態にするために空気バネに
対して特別の圧力制御を行う型式の車両であっても、何
ら支障なく正確に制御が行われることになると共に、従
来における空気バネから応荷重装置までの配管を不要に
することができる。
レーキ制御装置によれば、ブレーキ操作に基づく基本ブ
レーキ指令信号に対して現実の減速度が小さい場合や大
きい場合には、全車両に対する補正ブレーキ指令信号の
値が両者の差分に相当する分だけ増減して、適切なブレ
ーキ力が得られるばかりでなく、車輪が滑走している車
両についてはその滑走状態に応じてブレーキ力が低下す
ることになり、各車両毎にそれぞれ最適なブレーキ力の
制御が行われる。そして、この制御は、従来のように空
気バネからの空気圧力を利用するものではないので、カ
ーブ走行時等に車両を傾斜状態にするために空気バネに
対して特別の圧力制御を行う型式の車両であっても、何
ら支障なく正確に制御が行われることになると共に、従
来における空気バネから応荷重装置までの配管を不要に
することができる。
【図1】本発明に係る鉄道車両用ブレーキ制御装置の全
体概略構成を示すブロック図である。
体概略構成を示すブロック図である。
【図2】上記ブレーキ制御装置におけるブレーキ指令器
の内部回路構成を示すブロック図である。
の内部回路構成を示すブロック図である。
【図3】上記ブレーキ制御装置におけるブレーキ受量器
の内部回路構成を示すブロック図である。
の内部回路構成を示すブロック図である。
【図4】上記ブレーキ受量器における荷重条件発生回路
の内部回路構成を示すブロック図である。
の内部回路構成を示すブロック図である。
【図5】従来例の全体概略構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図6】上記従来例におけるブレーキ受量器の内部回路
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
1 ブレーキ制御器 2 ブレーキ指令器 4 ブレーキ装置(電気ブレーキ装置) 5 ブレーキ装置(空気ブレーキ装置) 6 ブレーキ受量器 12 滑走検知手段 (滑走検知コントローラ) 14 速度検出手段 (速度センサー) 15 ブレーキ指令部 61 荷重条件発生回路 62 ブレーキパターン発生回路 71 荷重信号低減回路 (カウンタ) 72 荷重信号低減回路 (係数回路) 73 荷重設定器 (プリセット荷重設定器) 74 荷重信号低減回路 (減算器)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−125462(JP,A) 特開 昭62−88655(JP,A) 特開 平2−141354(JP,A) 特開 昭62−55255(JP,A) 実開 昭56−166962(JP,U) 実開 昭56−49669(JP,U) 特公 昭45−27722(JP,B1) 特公 昭47−29526(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 13/66 B60T 8/32
Claims (1)
- 【請求項1】 各車両に対するブレーキ指令信号を出力
するブレーキ指令部と、このブレーキ指令信号を受けて
各車両のブレーキ装置を制御するブレーキ受量器とを備
えた鉄道車両用ブレーキ制御装置において、 前記ブレーキ指令部は、ブレーキ操作に基づいて出力さ
れた基本ブレーキ指令信号に相当する減速度指令信号の
値と、車両の速度を検出する速度検出手段からの速度信
号を微分して得られる現実の減速度の値とを比較し、且
つこの両者の差分に応じて前記基本ブレーキ指令信号を
増減することにより得られる補正ブレーキ指令信号を出
力するように構成されており、 前記ブレーキ受量器は、車両の荷重に相当する荷重信号
を出力する荷重条件発生回路と、前記ブレーキ指令部か
らの補正ブレーキ指令信号と前記荷重条件発生回路から
の荷重信号とを受けて当該車両のブレーキ装置が必要と
するブレーキ制御信号を出力するブレーキパターン発生
回路とを有し、 前記荷重条件発生回路は、当該車両の荷重に相当すると
みなした擬似荷重信号を予め設定する荷重設定器と、当
該車両のブレーキ装置によるブレーキ作動時に車輪の滑
走を検知する滑走検知手段からの滑走検知信号を受けて
前記擬似荷重信号を低減させ且つこの低減した信号を前
記荷重信号として出力する荷重信号低減回路とを有する
ことを特徴とする鉄道車両用ブレーキ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31582692A JP3205759B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 鉄道車両用ブレーキ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31582692A JP3205759B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 鉄道車両用ブレーキ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06144209A JPH06144209A (ja) | 1994-05-24 |
JP3205759B2 true JP3205759B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=18070033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31582692A Expired - Fee Related JP3205759B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 鉄道車両用ブレーキ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3205759B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101386756B1 (ko) * | 2012-04-13 | 2014-04-18 | 엘에스산전 주식회사 | 철도차량의 응하중 장치 |
JP6901314B2 (ja) * | 2017-05-09 | 2021-07-14 | 東海旅客鉄道株式会社 | ブレーキ制御装置 |
CN114394071A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-04-26 | 国能铁路装备有限责任公司 | 铁路列车、用于电制动系统的空重车调整装置及方法 |
-
1992
- 1992-10-29 JP JP31582692A patent/JP3205759B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06144209A (ja) | 1994-05-24 |
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