JPH07203541A - 移動電話システム - Google Patents

移動電話システム

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Publication number
JPH07203541A
JPH07203541A JP5349136A JP34913693A JPH07203541A JP H07203541 A JPH07203541 A JP H07203541A JP 5349136 A JP5349136 A JP 5349136A JP 34913693 A JP34913693 A JP 34913693A JP H07203541 A JPH07203541 A JP H07203541A
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JP
Japan
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signal
receiving
mobile telephone
unit
mobile
Prior art date
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Pending
Application number
JP5349136A
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English (en)
Inventor
Toru Hagihira
透 萩平
Yoshinobu Iwashita
義信 岩下
Noboru Yumoto
昇 湯本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】多数子機間における良好な通話を可能とする移
動電話システムを提供する。 【構成】子機P11〜P14からの全ての送話信号を子
機P10において受信し、子機P10にて、これら受信
信号を加算して、再び各子機P11〜P14に送話信号
として送信し、その送話信号を子機P11〜P14にお
いて受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、子機間通話を可能にし
た移動電話システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、移動電話システムが種々のサービ
ス体系において普及し、需要も増大している。この移動
電話システムにおいては、家庭内では親機、屋外では公
衆用の通信基地局に接続して電話できるPHP(Per
sonal Handy Phone)の規格が制定さ
れ、その規格においてPHP端末(子機)間直接通話が
認可されている。
【0003】さて、上述した移動電話システムにおいて
は、1つの親機に従属する任意の2つの子機間において
通話が可能であるのみで、多数の子機で同時に通話を行
なういわゆる会議通話を実現しにくい問題がある。
【0004】PHPシステムの規格においては、許容さ
れる通話路は4つであり、現在では会議通話において
も、2つの子機間同士の通話で1つの通信路を専有する
方法が考えられている。
【0005】図13は従来の移動電話システムにおける
3者間通話状態を示している。
【0006】同図において子機はP41、P42、P4
3の3つであり、通信路はf41、f42、f43の3
つが使用されている。子機P41と子機P42は通信路
f41により通話を行ない、子機P41と子機P43は
通信路f42により通話を行ない、子機P42と子機P
43は通信路f43により通話を行う。
【0007】これにより例えば子機P41の場合、通信
路f41を使用することにより子機P42と、また同時
に通信路f42を使用することにより子機P43と通話
し、3者間通話を行うこととなる。子機P42と子機P
43についても同様に、2者間に1通話路設けることに
より3者間通話が可能となる。上述したようにPHPシ
ステムの規格においては、許容される通話路は4つであ
るため、上記に示したような3者間通話が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな方法の他者間通話であると、4者間以上の通話にお
いて問題が生じる。
【0009】図14は従来の移動通信システムにおける
4者間通話状態を示している。
【0010】同図において子機はP51〜P54の4つ
であり、通信路はf51〜f56の6つが使用されてい
る。子機P51と子機P52は通信路f51により通話
を行い、子機P51と子機P53は通信路f52により
通話を行い、子機P51と子機P54は通信路f53に
より通話を行う。また、子機P53と子機P52は通信
路f55により通話を行い、子機P53と子機P54は
通話路f56により通話を行い、子機P52と子機P5
4は通信路f54により通話を行う。
【0011】これにより例えば子機P51の場合、通信
路f51を使用することにより子機P52と、また同時
に通信路f52を使用することにより子機P53と、ま
た同時に通信路f53を使用することにより子機P54
と通話すると、4者間通話となる。子機P52〜P54
についても同様であり、2者間に1通話路設けることに
より4者間通話となる。
【0012】しかし、図14において明らかなように、
この場合通信路がf51〜f56の合計6つ必要とな
り、上述したようにPHPシステムの規格においては、
許容される通話路は4つであるため、上記に示したよう
な4者間通話は不可能となる。当然5者間でも不可能で
あり、4者間通話あるいは5者間通話も行える方法の必
要が生じた。
【0013】本発明は上記のような事情に鑑みてなされ
たもので、多数子機間における良好な通話を可能とする
移動電話システムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
移動電話を有し、これら移動電話の間での相互通話を可
能にした移動電話システムにおいて、複数の移動電話の
うち少なくとも1つの移動電話は、残りの移動電話から
の受話信号を受信する受信手段と、この受信手段により
受信された受話信号を加算する加算手段と、この加算手
段により加算された受話信号を送話信号として残りの移
動電話に送信する送信手段を有し、前記残りの移動電話
は、少なくとも1つの移動電話からの送話信号を受信す
る受信手段と、この受信手段により受信された受話信号
のうち自己からの受話信号を減衰させる信号減衰手段を
有するようになっている。
【0015】また、本発明によれば、親局に対して複数
の移動電話を有し、親局を含めた各移動電話の間での相
互通話を可能にした移動電話システムにおいて、複数の
移動電話のうち少なくとも1つの移動電話は、親局およ
び残りの移動電話からの受話信号を受信する受信手段
と、この受信手段により受信された受話信号を加算する
加算手段と、この加算手段により加算された受話信号を
送話信号として親局および残りの移動電話に送信する送
信手段を有し、残りの移動電話は、少なくとも1つの移
動電話からの送話信号を受信する受信手段と、この受信
手段により受信された受話信号のうち自己からの受話信
号を減衰させる信号減衰手段を有するようになってい
る。
【0016】
【作用】この結果、本発明によれば、複数の移動電話の
うち少なくとも1つの移動電話は、残りの移動電話から
の受話信号を受信手段で受信すると、この受信された受
話信号を加算手段で加算し、この加算された受話信号を
送話信号として送信手段より残りの移動電話に対し送信
し、残りの移動電話は、少なくとも1つの移動電話から
の送話信号を受信手段より受信すると、この受信された
受話信号のうち自己からの受話信号を信号減衰手段によ
り減衰させて受話するようにしているので、複数の移動
電話のうち少なくとも1つの移動電話を中心にした複数
の移動電話の間での相互通話を実現でき、しかも残りの
移動電話では自己からの受話信号を減衰させた聞きやす
い状態での受話を可能にしている。
【0017】また、本発明によれば、複数の移動電話の
うち少なくとも1つの移動電話は、親局および残りの移
動電話からの受話信号を受信手段で受信すると、この受
信された受話信号を加算手段で加算し、この加算された
受話信号を送話信号として親局および残りの移動電話に
送信手段に対して送信し、残りの移動電話は、少なくと
も1つの移動電話からの送話信号を受信手段により受信
すると、この受信された受話信号のうち自己からの受話
信号を信号減衰手段により減衰させて受話するようにし
ているので、複数の移動電話のうち少なくとも1つの移
動電話を中心にして親局を含めた各移動電話の間での相
互通話を実現でき、しかも残りの移動電話では自己から
の受話信号を減衰させた聞きやすい状態での受話を可能
にしている。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従い説明す
る。
【0019】(第1実施例)図1は、本発明が適用され
るPHPシステムの5者間通話状態を示している。同図
においてP10〜P14は子機を示しており、子機P1
1〜P14はそれぞれの通信路f11〜f14により子
機P10と通信を行っており、子機P11〜P14同士
間ではいずれの場合においても直接通信は行われない。
子機P11〜P14の各々における送話信号は、全て子
機P10において受信され、子機P10内で後述する信
号処理され、相当する通話信号が子機P11〜P14に
送信されることとなる。
【0020】図2は、このようなPHPシステムに用い
られる子機P10の回路構成を示している。
【0021】同図において、1は制御部で、この制御部
1には制御線18により高周波部2、モデム4、TDM
A5、スピーチコーデック6、PCMコーデック7、表
示部9、ROM10、RAM11がそれぞれ接続されて
いる。
【0022】制御部1は、所定のプロトコルに従い、子
機P10の動作制御を行うものである。
【0023】そして制御部1には、キー入力部8が接続
されている。キー入力部8は電話番号を入力するテンキ
ー等を有している。
【0024】高周波部2は、周波数変換処理を行うもの
で、アンテナスイッチ2a、受信部2b、PLLシンセ
サイザ2cおよび送信部2dを有し、アンテナスイッチ
2aをアンテナ3に接続している。そしてアンテナスイ
ッチ2aは受信部2bまたは送信部2dを選択すること
により、信号を送信/受信に振り分ける。
【0025】受信部2bは、アンテナ3からアンテナス
イッチ2aを介して入力された信号を図示しない2段の
ミキサーにより受信中間周波数信号に周波数変換する。
送信部2dは、モデム4から入力されたQPSK(Qu
adrature Phase Shift Keyi
ng)方式の変調波を図示しないミキサーで周波数変換
し、アンテナスイッチ2aを介してアンテナ3から輻射
する。PLLシンセサイザ2cは、受信部2bおよび送
信部2dでの周波数変換のための局部発振をする。
【0026】高周波部2の受信部2bおよび送信部2d
は、それぞれモデム4に接続されている。モデム4は、
QPSK方式の変復調処理を行うもので、受信の場合、
高周波部2における受信部2bからの受信中間周波信号
を復調し、同相成分データおよび直交成分デ−タに分離
し、デ−タ列としてTDMA5へ転送し、また送信の場
合、TDMA5から転送されてきたデータから同相成分
データおよび直交成分データを作成し、QPSK方式の
変調を行い、高周波部2における送信部2dへ出力す
る。
【0027】モデム4には、TDMA5が接続されてい
る。TDMA5は、フレーム同期およびスロットのフォ
ーマット処理を行うもので、受信の場合、モデム4から
送られてくるデータ(フレーム)から所定タイミングで
スロットを取り出し、スクランブル等を解除し、このス
ロットのフォーマットから構成データを取り出し、制御
デ−タを制御部1へ送り、音声デ−タをスピーチコーデ
ック6に転送し、また送信の場合、スピーチコーデック
6から転送されてくる音声データに制御部1からの制御
データを付加してスロットを作成し、スクランブル等を
かけて所定タイミングで前記スロットをフレ−ムに挿入
し、モデム4に送出する。
【0028】TDMA5には、スピーチコーデック6が
接続されている。スピーチコーデック6は、デジタルデ
ータの圧縮、伸張処理を行うもので、受信の場合、TD
MA5から送られてきたADPCM音声信号をPCM音
声信号に復号化することにより伸張して、PCMコ−デ
ック7に出力し、また送信の場合、PCMコ−デック7
から送られてきたPCM音声信号をADPCM音声信号
に符号化することにより圧縮してTDMA5に出力して
いる。
【0029】スピーチコーデック6には、PCMコ−デ
ック7が接続されている。PCMコーデック7は、音声
信号のアナログ/デジタル変換処理を行うもので、受信
の場合、スピーチコーデック6から送られてくるPCM
音声信号をD/A変換して、そのアナログ信号をアンプ
13に出力してスピーカ14を駆動し、また送信の場
合、マイク15から入力されたアナログ音声信号をA/
D変換して、そのPCM音声信号をスピーチコーデック
6に出力する。また、スピーカ14の駆動の際のボリュ
ーム制御や、リンガ信号やト−ン信号の制御等も行な
う。
【0030】PCMコーデック7には、アンプ13を介
してスピーカ14が接続され、またマイク15と発振器
16が接続されている。
【0031】表示部9は、使用者により発信の際に入力
された電話番号などを表示するものである。ROM10
は、制御部1の動作制御を行なうための制御プログラム
が記憶されている。RAM11は、制御部1の制御で扱
われるデータを一時記憶する他に、キー入力部8より設
定される各種の条件を記憶するものである。
【0032】図3はこのような子機P10のスピーチコ
ーデック6の概略構成を示している。
【0033】同図においてDは復号化部であり、復号化
部Dは4つのデコーダD1〜D4を備えている。デコー
ダD1〜D4にはTDMA5より送られてくる子機P1
1〜P14からのそれぞれの送話信号に相当する音声デ
ータb1、c1、d1、e1が入力され、それぞれ復号
化され、その各復号信号が加算アンプA1にそれぞれ出
力される。
【0034】加算アンプA1は、これら各復号信号を加
算増幅処理するもので、ここでの加算増幅信号g1をP
CMコーデック7および加算アンプA2に出力するよう
にしている。加算アンプA2は加算アンプA1からの加
算増幅信号g1とPCMコーデック7からの音声信号a
1を加算増幅処理するもので、その加算信号を符号化部
Eより出力するようにしている。
【0035】ここで符号化部Eは4つのエンコーダE1
〜E4を備えている。そして、符号化部Eに受け入れら
れた信号は、エンコーダE1〜E4のそれぞれにおいて
符号化され、それぞれ音声データb2、c2、d2、e
2としてTDMA5に送られるようにしている。
【0036】図4は、子機P11〜P14の回路構成を
示すもので、図2と同一部分には同符号を有している。
この場合、PCMコーデック7およびマイク15にエコ
ーキャンセラ12を接続している。ここでエコーキャン
セラ12は、子機10を経由して着信した自分の音声信
号のレベルを低減させるためのものである。
【0037】その他は図2と同様であり、ここでの説明
は省略する。
【0038】図5は、このような子機P11〜P14の
スピーチコーデック6の概略構成を示している。
【0039】同図においてDDは復号化部であり、一つ
のデコーダからなり、EEは符号化部であり、一つのエ
ンコーダからなっている。復号化部DDにはTDMA5
より送られてくる子機P10からの送信信号に相当する
音声データhが入力され、復号化され、PCMコーデッ
ク7に復号信号iとして出力される。符号化部EEには
PCMコーデック7からの音声信号jが入力され、符号
化され、音声データkとしてTDMA5に送られること
となる。
【0040】図6は、本実施例におけるPHPシステム
の5者間通話状態にある各子機P10〜P14のそれぞ
れの通話信号のフレーム構成を示している。
【0041】ところで、PHPシステムのアクセス方式
は4チャンネル多重のマルチキャリアTDMA、伝送方
式はTDD(time division duple
x)であり、これは1つのフレームを8つのスロットに
分割して、受信側Rおよび送信側Tにそれぞれ4スロッ
トずつ割り当てる。つまり、1つのキャリア上に同時に
4つの双方向の通信チャネルを設定できる。
【0042】同図における子機P10〜P14において
は、送信側Tにt1、t2、t3、t4、また受信側R
にr1、r2、r3、r4のそれぞれ4つずつのスロッ
トを有している。
【0043】ここでt1、r1はそれぞれ子機P10と
子機P11における送信、受信に使用されるスロットで
あり、t2、r2はそれぞれ子機P10と子機P12に
おける送信、受信に使用されるスロットであり、t3、
r3はそれぞれ子機P10と子機P13における送信、
受信に使用されるスロットであり、t4、r4はそれぞ
れ子機P10と子機P14における送信、受信に使用さ
れるスロットである。
【0044】そして、図1に示した通り、子機P10と
子機P11においては通信路f11、子機P10と子機
P12においては通信路f12、子機P10と子機P1
3においては通信路f13、子機P10と子機P14に
おいては通信路f14をそれぞれ使用し通信を行う。
【0045】しかして、このような構成から、いま所定
の操作により、子機P10〜P14間が接続されている
ものとする。
【0046】いま、一例として図4に示す子機P11に
おいてマイク15からの音声信号が入力されると、PC
Mコーデック7においてA/D変換され、そのPCM音
声信号がスピーチコーデック6に出力される。スピーチ
コーデック6では、図5に示すようにPCM音声信号j
を符号化部EEにおいてADPCM音声信号に符号化す
ることにより圧縮して、その音声データkをTDMA5
に出力する。TDMA5では、スピーチコーデック6か
ら転送されてくる音声データに制御部1からの制御デー
タを付加して、スロットt1を作成し、スクランブル等
をかけて図6に示すタイミングでスロットt1をフレ−
ム中に挿入し、モデム4に送出する。モデム4では、T
DMA5から転送されてきたデータから同相成分データ
および直交成分データを作成し、QPSK方式の変調を
行ない、高周波部2における送信部2dへ出力し、アン
テナスイッチ2aを介しアンテナ3より通信路f11を
使用し、子機P10に向けて送信信号が発信される。
【0047】子機P11〜P14についても同様で、入
力音声信号に対してそれぞれスロットt2〜t4を作成
し、図6に示すタイミングでフレーム中に挿入し、モデ
ム4、高周波部2、アンテナ3を介して子機P10に送
信されるようになる。
【0048】子機P11〜P14から発信されたそれぞ
れの送信信号は図2に示す子機P10のアンテナ3にお
いて受信され、高周波部2におけるアンテナスイッチ2
aを介して受信部2bに出力される。受信部2bでは、
この送信信号を図示しない2段のミキサーにより受信中
間周波数信号に周波数変換し、モデム4に出力する。
【0049】モデム4では、入力された受信中間周波信
号を復調し、同相成分データおよび直交成分デ−タに分
離し、デ−タ列としてTDMA5へ転送する。
【0050】TDMA5では、モデム4から送られてく
るデータ(フレーム)から所定タイミングで各子機P1
1〜P14のスロットr1〜r4を取り出し、スクラン
ブル等を解除し、このスロットのフォーマットから構成
データを取り出し、制御デ−タを制御部1へ送り、音声
デ−タをスピーチコーデック6に転送する。
【0051】スピーチコーデック6では、TDMA5か
ら送られてきたADPCM音声信号をPCM音声信号に
復号化する処理を行う。本実施例におけるスピーチコー
デック6は、図3に示す通りであるが、前記ADPCM
音声信号におけるスロットr1〜r4にそれぞれ相当す
る信号、図3におけるb1、c1、d1、e1がそれぞ
れデコーダD1、D2、D3、D4に入力される。デコ
ーダD1〜D4ではそれぞれ復号化が行われ、その各復
号信号が加算アンプA1にそれぞれ出力される。そし
て、これら各復号信号は加算アンプA1において加算増
幅処理され、その信号g1がPCMコーデック7および
加算アンプA2に出力される。
【0052】PCMコーデック7では、スピーチコーデ
ック6から送られてくる加算増幅信号g1をD/A変換
する。そしてこのアナログ信号はアンプ13を介してス
ピーカ14より出力される。
【0053】一方、マイク15から入力された音声信号
はPCMコーデック7においてA/D変換され、図3に
示すスピーチコーデック6の加算アンプA2に送られ
る。
【0054】これによりスピーチコーデック6からのP
CM音声信号a1と加算アンプA1からの加算増幅信号
g1が加算アンプA2において加算増幅処理され、符号
化部Eに出力される。そしてそれぞれのエンコーダE1
〜E2において符号化処理され、音声データb2、c
2、d2、e2としてTDMA5に出力される。
【0055】TDMA5では、スピーチコーデック6か
ら転送されてくる音声データb2、c2、d2、e2に
制御部1からの制御データを付加してスロットt1〜t
4を作成し、スクランブル等をかけて図6に示すタイミ
ングでスロットt1〜t4をフレ−ム中に挿入し、モデ
ム4に送出する。
【0056】モデム4では、TDMA5から転送されて
きたデータから同相成分データおよび直交成分データを
作成し、QPSK方式の変調を行ない、高周波部2にお
ける送信部2dへ出力する。
【0057】高周波部2における送信部2dでは、モデ
ム4から入力されたQPSK方式の変調波を図示しない
ミキサーで周波数変換し、アンテナスイッチ2aを介し
てアンテナ3から輻射することとなる。
【0058】一方、子機P11〜P14では、アンテナ
3で子機P10からの送信信号を受信すると、図4に示
す高周波部2、モデム4、TDMA5において上述した
と逆行する動作を行い、スピーチコーデック6に音声デ
ータが入力される。図5に示すスピ−チコ−デック6で
は、復号部DDで、音声データhを復号化し、その復号
信号をPCMコーデック7に出力し、エコーキャンセラ
12、アンプ13を介してスピーカ14より出力する。
ここで、エコーキャンセラ12は子機P10を経由して
着信した自己の音声信号のレベルを減衰するようにして
いる。
【0059】従って、このような実施例によれば、子機
P11〜P14から入力されたそれぞれの音声信号が所
定タイミングのスロットt1〜t4で子機P10に送ら
れ、高周波部2、モデム4、TDMA5を通じ、スピー
チコーデック6において復号化されるとともに加算され
出力されるとともに、加算増幅信号g1が、子機P10
の使用者よりマイク15より入力されPCMコーデック
7を通じた音声信号a1とともに加算アンプA2におい
て加算増幅処理され、符号化部Eにおけるそれぞれのエ
ンコーダE1〜E4においてその後符号化されて、所定
タイミングのスロットt1〜t4で再び各子機P11〜
P14に送られ、しかも各子機P11〜P14では、自
己からの受信信号をエコーキャンセラ12により減衰さ
せるようにしているので、子機P10を中心にした子機
P11〜P14間の通話を、良好で聞きやすい状態で行
うことができるようになり、従来不可能であった4者間
通話および5者間通話による会議通話が可能になるな
ど、移動電話システムの利便性が格段に向上する。
【0060】(第2実施例)第2実施例におけるPHP
システムでの5者間通話状態は図1で述べたと同様であ
り、子機P20〜P24は通信路f21〜f24により
通信を行っている。
【0061】また、子機P20〜P24の回路構成は図
2、図4と同様であり、ここでの説明を省略する。
【0062】なお、子機P20におけるスピーチコーデ
ック6の概略構成を図7に示すが詳細は後述する。ま
た、子機P21〜P24におけるスピーチコーデック6
の概略構成は図5と同様なので、ここでの説明を省略す
る。
【0063】図8は、本実施例におけるPHPシステム
の5者間通話状態における子機P20〜P24のそれぞ
れの通話信号のフレーム構成を示している。
【0064】同図において子機P20乃至P24におい
ては、送信側Tにおいてt1、t2、t3、t4、また
受信側Rにおいてr1、r2、r3、r4のそれぞれ4
つずつのスロットを有している。
【0065】第1実施例においては、子機P20におけ
る送信において4つの送信スロットt1〜t4を使用し
送信を行い、子機P21〜P24における受信をそれぞ
れ相当する受信スロットr1〜r4で行ったが、本実施
例においては、子機P20における送信において4つの
送信スロットt1〜t4を使用せず、送信において送信
スロットt1のみを使用し、子機P21〜P24におけ
る受信は受信スロットr1のみで行う。というのも、子
機P20より送信され子機P21〜P24において受信
される音声信号は全て同一であるため、第1実施例に示
したように子機P10における送信スロットt1〜t4
および子機P11〜P14における受信スロットr1〜
r4の全てを使用する必要もないためである。
【0066】図7は、第1実施例の子機P20のスピー
チコーデック6の概略構成を示している。
【0067】同図においてDDDは復号化部であり、復
号化部DDDは4つのデコーダDDD1〜DDD4を備
えている。デコーダDDD1〜DDD4にはTDMA5
より子機P21〜P24からのそれぞれの送話信号に相
当する音声データb3、c3、d3、e3が入力され、
それぞれ復号化され、その各復号信号が加算アンプA3
にそれぞれ出力される。
【0068】加算アンプA3は各復号信号を加算増幅処
理するもので、加算増幅信号g2をPCMコーデック7
および加算アンプA4に出力するようにしている。ここ
での加算アンプA4は、加算アンプA3からの加算増幅
信号g2とPCMコーデック7からの音声信号a2を、
加算増幅処理するもので、その加算信号が符号化部EE
Eより出力するようにしている。
【0069】ここで符号化部EEEは1つのエンコーダ
を備えている。そして符号化部EEEにおいて受け入れ
られた信号は、符号化され、送信信号b4としてTDM
A5に送られるようにしている。
【0070】しかして、このような構成から子機P21
〜P24においてマイク15から入力された音声信号
は、第1実施例に示したと同様の処理が行われ、アンテ
ナ3より通信路f21〜f24を使用し、子機20に向
けて送信信号が発信される。
【0071】続いて子機P21〜P24から発信された
それぞれの送信信号が子機P20におけるアンテナ3に
おいて受信されるが、それ以降の子機P20における高
周波部2、モデム4、TDMA5における処理は第1実
施例と同様なのでここでの説明を省略する。
【0072】この場合、子機P20におけるスピーチコ
ーデック6では、TDMA5から送られてきたADPC
M音声信号をPCM音声信号に復号化する処理を行う。
本実施例におけるスピーチコーデック6は、図7に示す
通りであるが、ADPCM音声信号におけるスロットr
1〜r4にそれぞれ相当する信号、図7におけるb3、
c3、d3、e3がそれぞれデコーダDDD1、DDD
2、DDD3、DDD4に入力される。デコーダDDD
1〜DDD4ではそれぞれ復号化が行われ、その各復号
信号が加算アンプA3に出力される。そして、これら復
号信号は加算アンプA3において加算増幅処理され、そ
の加算増幅信号g2がPCMコーデック7および加算ア
ンプA4に出力される。
【0073】続いて、PCMコーデック7、アンプ1
3、スピーカ14における音声発生までの処理、および
マイク15から入力された音声信号がPCMコーデック
7に入力される処理、PCMコーデック7における処理
は第1実施例と同様なのでここでの説明を省略する。
【0074】スピーチコーデック6では、PCM音声信
号a2と信号g2が加算アンプA4において加算増幅処
理され、符号化部EEEに出力される。そして符号化部
EEEにおいて符号化処理され、その音声データb4を
TDMA5に出力する。
【0075】TDMA5、高周波部2においても第1実
施例と同様の処理が行われ、アンテナ3から子機P21
〜P24に向けて送信信号が輻射される。
【0076】そして、子機P21〜P24におけるアン
テナ3で上記に示した子機P20からの送信信号を受信
した以降の処理も第1実施例と同様であり、子機P21
〜P24におけるスピーカ14より子機P20〜P24
の使用者の音声が出力されることとなる。
【0077】従って、このような実施例によれば、子機
P21〜P24から入力されたそれぞれの音声信号が所
定タイミングのスロットt1〜t4で子機P20に送ら
れ、高周波部2、モデム4、TDMA5を通じ、スピー
チコーデック6において復号化されるとともに加算され
出力されるとともに、加算増幅信号g2が、子機P20
の使用者よりマイク15より入力されPCMコーデック
7を通じた音声信号a2とともに加算アンプA2におい
て加算増幅処理され、符号化部EEEにおけるエンコー
ダにおいて符号化され、所定タイミングのスロットt1
で再び各子機P21〜P24に送られ、しかも各子機P
11〜P14では、自己からの受信信号をエコーキャン
セラ12により減衰させるようにしているので、この場
合も、子機P20を中心にして子機P21〜P34間の
通話を、良好で聞きやすい状態で行うことができるよう
になり、従来不可能であった4者間通話および5者間通
話による会議通話が可能になるなど、移動電話システム
の利便性が格段に向上する。
【0078】さらに、子機P20が使用する送信スロッ
トは1つだけなので、第1実施例の子機P10と比べて
消費電力を抑えることができるとともに、スピーチコー
デック6の構成を簡素化することができる。
【0079】(第3実施例)図9は、第3実施例におけ
るPHPシステムの5者間通話状態を示している。同図
においてCは通信基地局または親機を示しており、P3
0〜P33は子機を示している。通信基地局Cおよび子
機P31〜P33はそれぞれの通信路f31〜f34に
おいて子機P30と通信を行っており、通信基地局Cお
よび子機P31〜P33同士間ではいずれの場合におい
ても直接通信は行れない。通信基地局Cおよび子機P3
1〜P33の各々における送話信号は、全て子機P30
において受信され、子機P30自身の音声信号とともに
子機P30内で後述する信号処理され、相当する通話信
号が通信基地局Cおよび子機P31〜P33に送信され
ることとなる。
【0080】図10は、第3実施例の移動通信システム
における子機P30の回路構成を示している。同図にお
いては、図1に示す第1実施例における子機P10の回
路構成にシンセサイザ部17が高周波部2における受信
部2b、送信部2dおよび制御部1に接続され、図1に
おけるPLLシンセサイザ2cは使用されていない。な
おスピーチコーデック6も第1実施例と同様、図3に示
す概略構成を成している。
【0081】また、子機P31〜P33の回路構成は第
1実施例で述べた図4と同様なので、ここでの説明は省
略する。
【0082】図11は上述したシンセサイザ部17の回
路構成を示しており、シンセサイザ部17内に子機間直
接通話キャリア用シンセサイザ111とシンセサイザ1
12とスイッチ113を有している。スイッチ113は
二つの固定片113a、113bと一つの可動片113
cを具備している。
【0083】ここで、子機間直接通話キャリアとは、通
話用に割り当てられているキャリアのうち、子機間直接
通話に使用するために割り当てられたキャリアのことで
ある。
【0084】シンセサイザ部17内では、制御線114
に子機間直接通話キャリア用シンセサイザ111とシン
セサイザ112とスイッチ113が接続されており、ス
イッチ113における固定片113aは子機間直接通話
キャリア用シンセサイザ111に、固定片113bはシ
ンセサイザ112にそれぞれ接続されており、可動片1
13cは高周波部2における受信部2bと送信部2dに
接続されている。
【0085】ここで子機間直接通話キャリア用シンセサ
イザ111は、子機P30と子機P31〜P33におけ
る通信の際に受信部2b、送信部2dでの周波数変換の
ための局部発振を行い、シンセサイザ112は、子機P
30と通信基地局(親局)Cにおける通信の際に受信部
2b、送信部2dでの周波数変換のための局部発振を行
う。
【0086】図12は、第3実施例におけるPHPシス
テムの5者間通話状態における通信基地局Cおよび子機
P30〜P33のそれぞれの通話信号のフレーム構成を
示している。
【0087】同図において通信基地局Cおよび子機P3
0〜P33においては、送信側Tにt1、t2、t3、
t4、また受信側Rにr1、r2、r3、r4のそれぞ
れ4つずつのスロットを有している。
【0088】ここでt1、r1はそれぞれ子機P30と
通信基地局Cにおける送信、受信に使用されるスロット
であり、t2、r2はそれぞれ子機P30と子機P31
における送信、受信に使用されるスロットであり、t
3、r3はそれぞれ子機P30と子機P32における送
信、受信に使用されるスロットであり、t4、r4はそ
れぞれ子機P30と子機P33における送信、受信に使
用されるスロットである。
【0089】また、図9に示した通り、子機P30と通
信基地局Cにおいては通信路f31、子機P30と子機
P31においては通信路f32、子機P30と子機P3
2においては通信路f33、子機P30と子機P33に
おいては通信路f34をそれぞれ使用し通信を行う。
【0090】ここで、通信路f32〜f34では、子機
間直接通話キャリアを使用し、通話路f31では、通常
の通話キャリアを使用する。
【0091】しかして、このような構成から初めに子機
P31〜P33においてマイク15から入力された音声
信号は、第1実施例に示したと同様の処理が行われ、そ
れぞれの通信路f32〜f34を使用しアンテナ3よ
り、子機P30に向けて送信信号が発信される。また、
通信基地局Cからも通信路f31を使用し、子機30に
向けて送信信号が発信される。
【0092】続いて、通信基地局Cおよび子機P31〜
P33から発信されたそれぞれの送信信号は子機P30
におけるアンテナ3において受信され、高周波部2にお
けるアンテナスイッチ2aを介して受信部2bに出力さ
れる。
【0093】ここでシンセサイザ部17では、通信基地
局Cからの送信信号の受信の場合、スイッチ113にお
ける可動片113cが固定片113b側に設定され、子
機P31〜P33からの送信信号の受信の場合、スイッ
チ113における可動片113cが固定片113a側に
設定され、それぞれの送話信号がシンセサイザ112ま
たは子機間直接通話キャリア用シンセサイザ111によ
り、それぞれ受信中間周波数信号に周波数変換され、モ
デム4に出力されることとなる。
【0094】続いて、モデム4、TDMA5、スピーチ
コーデック6、PCMコーデック7、アンプ13を通じ
スピーカ14における音声発生までの処理、およびマイ
ク15から入力された音声信号がPCMコーデック7に
入力される処理は第1実施例と同様なのでここでの説明
を省略する。
【0095】また、マイク15から入力された音声信号
がPCMコーデック7、スピーチコーデック6、TDM
A5、モデム4における各々の処理を通じ、高周波部2
における送信部2dに出力されるが、第1実施例と同様
なのでここでの説明を省略する。
【0096】ここでシンセサイザ部17では、通信基地
局Cへの送信信号の送信の場合、スイッチ113におけ
る可動片113cが固定片113b側に設定され、子機
P31〜P33への送信信号の送信の場合、スイッチ1
13における可動片113cが固定片113a側に設定
され、それぞれの送話信号がシンセサイザ112または
子機間直接通話キャリア用シンセサイザ111により、
それぞれ周波数変換され、時分割でアンテナスイッチ2
aを介してアンテナ3から通信基地局Cおよび子機P3
1〜P33に向けて輻射されることとなる。
【0097】そして、子機P31〜P33におけるアン
テナ3で上記に示した子機P30からの送信信号を受信
した以降の処理も第1実施例と同様であり、子機P31
〜P33におけるスピーカ14より多者の音声が出力さ
れることとなる。
【0098】従って、このような実施例によれば、通信
基地局C及び子機P31〜P33から入力されたそれぞ
れの音声信号が子機P30に送られ、ここで加算されて
送話信号として通信基地局Cおよび子機P31〜P33
に対して送り出され、各P31〜P33では、自己から
の受信信号をエコーキャンセラ12により減衰させるよ
うにしているので、子機P30を中心にして、通信基地
局Cを含めた各子機P31〜P34間通話を、良好で聞
きやすい状態で行うことができるようになり、従来不可
能であった遠隔地での端末を加えての会議通話が可能に
なるなど、移動電話システムの利便性が格段に向上す
る。
【0099】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
ず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
【0100】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、複
数の移動電話のうち少なくとも1つの移動電話は、残り
の移動電話からの受話信号を受信手段で受信すると、こ
の受信された受話信号を加算手段で加算し、この加算さ
れた受話信号を送話信号として送信手段より残りの移動
電話に対し送信し、残りの移動電話は、少なくとも1つ
の移動電話からの送話信号を受信手段より受信すると、
この受信された受話信号のうち自己からの受話信号を信
号減衰手段により減衰させて受話するようにしているの
で、複数の移動電話のうち少なくとも1つの移動電話を
中心にした複数の移動電話の間での相互通話を実現で
き、しかも残りの移動電話では自己からの受話信号を減
衰させた聞きやすい状態での受話が可能になり、これに
より、従来不可能であった4者間通話および5者間通話
を、各移動電話間で良好で聞きやすい状態で行うことが
でき、移動電話を利用した会議通話などを実現すること
ができる。
【0101】また、本発明によれば複数の移動電話のう
ち少なくとも1つの移動電話は、親局および残りの移動
電話からの受話信号を受信手段で受信すると、この受信
された受話信号を加算手段で加算し、この加算された受
話信号を送話信号として親局および残りの移動電話に送
信手段に対して送信し、残りの移動電話は、少なくとも
1つの移動電話からの送話信号を受信手段により受信す
ると、この受信された受話信号のうち自己からの受話信
号を信号減衰手段により減衰させて受話するようにして
いるので、複数の移動電話のうち少なくとも1つの移動
電話を中心にして親局を含めた各移動電話の間での相互
通話を実現でき、しかも残りの移動電話では自己からの
受話信号を減衰させた聞きやすい状態での受話が可能に
なり、従来不可能であった親局を含めた4者間通話およ
び5者間通話を、各移動電話間で良好で聞きやすい状態
で行うことができ、移動電話を利用しての遠隔地の端末
を加えた会議通話などを実現することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のPHPシステムの5者間
通話状態を示す図。
【図2】第1実施例に用いいられる子機P10の回路構
成を示す図。
【図3】第1実施例に用いられる子機P10のスピーチ
コーデックの概略構成を示す図。
【図4】第1実施例に用いられる子機P11〜P14の
回路構成を示す図。
【図5】第1実施例に用いられる子機P11〜P14の
スピーチコーデックの概略構成を示す図。
【図6】第1実施例の5者間通話での子機P10、子機
P11〜P14での通話スロットを説明するための図。
【図7】本発明の第2実施例に用いられる子機P20の
スピーチコーデックの概略構成を示す図。
【図8】第2実施例の5者間通話での子機P20、子機
P21〜P24での通話スロットを説明するための図。
【図9】本発明の第3実施例のPHPシステムの5者間
通話状態を示す図。
【図10】第3実施例に用いられる子機P30の回路構
成を示す図。
【図11】第3実施例に用いられるシンセサイザ部の回
路構成を示す図。
【図12】第3実施例の5者間通話状態での通信基地局
(親局)C、子機P30、子機P31〜P33での通話
スロットを説明するための図。
【図13】従来の移動通信システムにおける3者間通話
方法を示す図。
【図14】従来の移動通信システムにおける4者間通話
方法を示す図。
【符号の説明】
1…制御部、2…高周波部、2a…アンテナスイッチ、
2b…受信部、2c…PLLシンセサイザ、2d…送信
部、3…アンテナ、4…モデム、5…TDMA、6…ス
ピーチコーデック、7…PCMコーデック、8…キー入
力部、9…表示部、10…ROM、11…RAM、12
…エコーキャンセラ部、13…アンプ、14…スピー
カ、15…マイク、16…発振器、17…シンセサイザ
部、111…子機間直接通話キャリア用シンセサイザ、
112…シンセサイザ、113…スイッチ、113a…
固定片、113a…固定片、113c…可動片、114
…制御線、P10〜P14…子機、P20〜P24…子
機、P30〜P33…子機、P41〜P43…子機、P
51〜P54…子機、C…通信基地局、f11〜f14
…通信路、f21〜f24…通信路、f31〜f34…
通信路、f41〜f43…通信路、f51〜f56…通
信路、A1〜A4…加算アンプ、D…復号化部、E…符
号化部、D1〜D4…デコーダ、E1〜E4…エンコー
ダ、DD…復号化部、EE…符号化部、DDD…復号化
部、EEE…符号化部、DDD1〜DDD4…デコー
ダ、EEE1〜EEE4…エンコーダ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動電話を有し、これら移動電話
    の間での相互通話を可能にした移動電話システムにおい
    て、 前記複数の移動電話のうち少なくとも1つの移動電話
    は、 残りの移動電話からの受話信号を受信する受信手段と、 この受信手段により受信された受話信号を加算する加算
    手段と、 この加算手段により加算された受話信号を送話信号とし
    て前記残りの移動電話に送信する送信手段を有し、 前記残りの移動電話は、 前記少なくとも1つの移動電話からの送話信号を受信す
    る受信手段と、 この受信手段により受信された受話信号のうち自己から
    の受話信号を減衰させる信号減衰手段を有することを特
    徴とする移動電話システム。
  2. 【請求項2】 親局に対して複数の移動電話を有し、親
    局を含めた各移動電話の間での相互通話を可能にした移
    動電話システムにおいて、 前記複数の移動電話のうち少なくとも1つの移動電話
    は、 親局および残りの移動電話からの受話信号を受信する受
    信手段と、 この受信手段により受信された受話信号を加算する加算
    手段と、 この加算手段により加算された受話信号を送話信号とし
    て前記親局および前記残りの移動電話に送信する送信手
    段を有し、 前記残りの移動電話は、 前記少なくとも1つの移動電話からの送話信号を受信す
    る受信手段と、 この受信手段により受信された受話信号のうち自己から
    の受話信号を減衰させる信号減衰手段を有することを特
    徴とする移動電話システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2774250A1 (fr) * 1998-01-23 1999-07-30 Sagem Reseau local de telephonie sans fil permettant l'etablissement de conferences avec un reseau telephonique et terminal d'un tel reseau

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2774250A1 (fr) * 1998-01-23 1999-07-30 Sagem Reseau local de telephonie sans fil permettant l'etablissement de conferences avec un reseau telephonique et terminal d'un tel reseau
EP0933915A1 (fr) * 1998-01-23 1999-08-04 Sagem Sa Réseau local de téléphonie sans fil permettant l'établissement de conférences avec un réseau téléphonique et terminal d'un tel réseau local

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