JPH0548576A - 秘話通信方式 - Google Patents

秘話通信方式

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Publication number
JPH0548576A
JPH0548576A JP3225097A JP22509791A JPH0548576A JP H0548576 A JPH0548576 A JP H0548576A JP 3225097 A JP3225097 A JP 3225097A JP 22509791 A JP22509791 A JP 22509791A JP H0548576 A JPH0548576 A JP H0548576A
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JP
Japan
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confidential
secret
communication
unit
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Withdrawn
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JP3225097A
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Inventor
Naoya Matsumura
直哉 松村
Hideo Fukazawa
英夫 深沢
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、秘話機能付きコードレス電話機間
で秘話通信を行なう秘話通信方式に関し、秘話機能付き
コードレス電話機間で秘話通信を行なうに際し、秘話方
式が一致している場合は、発着信側の子機間で秘話通信
を行なえることはもちろん、秘話方式が一致しない場合
でも、通常の親・子機間の秘話通信を行なえるようにす
ることを目的とする。 【構成】 親機1−2,2−2と親機1−2,2−2に
無線回線を介して接続される子機1−1,2−1とから
なる秘話機能付きコードレス電話機1,2間で秘話通信
を行なうに際し、秘話方式が一致した場合は、対向する
子機1−1,2−1間で、スクランブル/デスクランブ
ルを行なって、秘話通信を行なうとともに、秘話方式が
一致しない場合は、発信側の子機・親機1−1,1−2
間で、スクランブル/デスクランブルを行なって、秘話
通信を行なうように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、秘話機能付きコードレ
ス電話機間で秘話通信を行なう秘話通信方式に関する。
コードレス電話機においては、音声の盗聴防止として秘
話方式が多種採用され始めている。秘話方式には、反転
方式や帯域分割置換方式等があり、それぞれの方式につ
いて鍵(キー)と呼ばれるものがある。
【0002】また、ディジタルPBXやISDN用コー
ドレス電話機においては、電話通信回線上にデータを送
受することが可能であり、これにより秘話方式の内容ま
たは鍵の値を発着側ごとの電話機で確認した上で通話す
ることが可能である。
【0003】
【従来の技術】図5は従来の秘話通信方式の一例を示す
ブロック図で、この図5において、51は発信側の秘話
機能付きコードレス電話機であり、この発信側の秘話機
能付きコードレス電話機51は、交換機53を介して、
着信側の秘話機能付きコードレス電話機52と通信を行
なうもので、互いに無線回線を介して接続される子機5
1−1および親機51−2を備えて構成されている。
【0004】ここで、この子機51−1は、入力された
音声信号にスクランブルをかけて秘話音声に変換し、そ
の秘話音声を無線回線を介して親機51−2に送出する
ものであり、親機51−2は、子機51−1から送られ
てきた秘話音声にデスクランブルをかけて平文通話信号
に変換し、その平文通話信号を交換機53に送出するも
のである。
【0005】また、着信側の秘話機能付きコードレス電
話機52は、上記のように交換機53を介して発信側の
秘話機能付きコードレス電話機51と通信を行なうもの
で、互いに無線回線を介して接続される親機52−1お
よび子機52−2を備えて構成されている。
【0006】ここで、この親機52−1は、交換機53
から送られてきた平文通話信号にスクランブルをかけて
秘話音声に変換し、その秘話音声を無線回線を介して子
機52−2に送出するものであり、子機52−2は、親
機52−1から送られてきた秘話音声にデスクランブル
をかけて音声信号に変換するものである。
【0007】このような構成により、発信側の秘話機能
付きコードレス電話機51に入力された音声信号は、そ
の子機51−1でスクランブルをかけられて秘話音声に
変換されたあと、無線回線を介してその親機51−2に
送出される。このようにして、発信側の親機51−2へ
送られてきた秘話音声は、デスクランブルをかけられて
平文通信信号に変換され、その後、この平文通信信号は
交換機53を介して着信側の秘話機能付きコードレス電
話機52に送られる。
【0008】そして、この着信側の秘話機能付きコード
レス電話機52内の親機52−1では、平文通話信号
が、スクランブルをかけられて再び秘話音声に変換さ
れ、この秘話音声が、無線回線を介して子機52−2に
送出される。その後、この子機52−2で、秘話音声は
デスクランブルをかけられて音声信号に変換される。
【0009】このようにこの図5に示す従来例では、発
着信両側の親機と子機との間で、それぞれスクランブル
/デスクランブルをかけており、従って計2回秘話通話
を行なっていることになる。
【0010】また、図6は従来の秘話通信方式の他の例
を示すブロック図で、この図6において、61は発信側
の秘話機能付きコードレス電話機であり、この発信側の
秘話機能付きコードレス電話機61は、交換機63を介
して、着信側の秘話機能付きコードレス電話機62と通
信を行なうもので、互いに無線回線を介して接続される
子機61−1及び親機61−2を備えて構成されてい
る。
【0011】ここで、この子機61−1は、入力された
音声信号にスクランブルをかけて秘話音声に変換し、そ
の秘話音声を無線回線を介して親機61−2に送出する
ものであり、親機61−2は、子機61−1から送られ
てきた秘話音声をそのまま交換機63に送出するもので
ある。
【0012】また、着信側の秘話機能付きコードレス電
話機62は、交換機63を介して、発信側の秘話機能付
きコードレス電話機61と通信を行なうもので、互いに
無線回線を介して接続される親機62−1及び子機62
−2を備えて構成されている。
【0013】ここで、この親機62−1は、交換機63
から送られてきた秘話音声をそのまま無線回線を介して
子機62−2に送出するものであり、子機62−2は、
親機62−1から送られてきた秘話音声にデスクランブ
ルをかけて音声信号に交換するものである。
【0014】このような構成により、この図6に示す従
来例では、発信側の秘話機能付きコードレス電話機61
に入力された音声信号は、その子機61−1でスクラン
ブルをかけられて秘話音声に変換されたのち、無線回線
を介してその親機61−2に送出される。この発信側の
親機61−2では、送られてきた秘話音声をそのまま交
換機63へ送出する。そして、この交換機63を介して
秘話音声は着信側の秘話機能付きコードレス電話機62
に送られる。
【0015】着信側の秘話機能付きコードレス電話機6
2内の親機62−1では、秘話音声がそのまま無線回線
を介して子機62−2に送出され、更にこの子機62−
2では、送られてきた秘話音声にデスクランブルをかけ
て音声信号に変換して出力する。
【0016】このように、この図6に示す従来例では、
発着信側の子機61−1,62−1でそれぞれスクラン
ブル/デスクランブルをかけることにより、子機61−
1,62−1間での秘話通話が可能となっている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、まず、
図5に示す従来の秘話通信方式では、発着信両側の親機
と子機との間でそれぞれスクランブル/デスクランブル
をかけて、計2回の秘話通話を行なうので、通話品質の
劣下が起き、このために発着信両側ともに秘話を採用し
た場合、通話に支障をきたすおそれがある。
【0018】また、図6に示す従来の秘話通信方式で
は、発着信側の子機でそれぞれスクランブル/デスクラ
ンブルをかけることによって、子機間での秘話通話を行
なっているので、発着信側それぞれの秘話方式または鍵
(反転方式の場合の変調周波数)が異なると、通話がで
きなくなる。
【0019】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、秘話機能付きコードレス電話機間で秘話通信
を行なうに際し、秘話方式が一致している場合は、発着
信側の子機間で秘話通信を行なえることはもちろん、秘
話方式が一致しない場合でも、通常の親・子機間の秘話
通信を行なえるようにした、秘話通信方式を提供するこ
とを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の秘話
通信方式は、親機と該親機に無線回線を介して接続され
る子機とからなる秘話機能付きコードレス電話機間で秘
話通信を行なうに際し、秘話方式が一致した場合は、対
向する子機間で、スクランブル/デスクランブルを行な
って、秘話通信を行なうとともに、秘話方式が一致しな
い場合は、発信側の子機・親機間で、スクランブル/デ
スクランブルを行なって、秘話通信を行なうことを特徴
としている。
【0021】
【作用】上述の本発明の秘話通信方式では、秘話方式が
一致した場合は、対向する子機間で、スクランブル/デ
スクランブルを行なって、秘話通信を行なう。また、秘
話方式が一致しない場合は、発信側の子機・親機間で、
スクランブル/デスクランブルを行なって、秘話通信を
行なう。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の一実施例を示すブロック図で、こ
の図1において、1,2は秘話機能付きコードレス電話
機であり、各秘話機能付きコードレス電話機1,2は、
構内交換機(PBX)3を介して、相互に秘話通信を行
なうもので、それぞれ互いに無線回線を介して接続され
る子機1−1,2−1と親機1−2,2−2を備えて構
成されている。
【0023】ここで、子機1−1,2−1は、入力され
た音声信号を条件によってそのままあるいはスクランブ
ルをかけて秘話音声に変換し、その秘話音声を無線回線
を介して発信側の親機1−2に送出するとともに、秘話
キーを押下された場合、秘話要求(方式、鍵を含む。以
下同じ。)を親機1−2に送信するという発信側子機と
しての機能を有するほか、親機1−2,2−2からの信
号を音声信号に変換するとともに、発信側の子機から送
られてきた秘話要求を受信して、秘話方式が発信側の子
機と一致していれば、応答を返し、また着信側の子機が
受信した鍵番号が異なっていても、着信側の子機内で鍵
番号の変更が可能である場合には、発信側の子機の鍵番
号に変換し、応答を送信するという着信側子機としての
機能を有するものである。
【0024】このために、各子機は、図2に示すよう
に、送受信用アンテナ103,送話器104,受話器1
05のほか、RFモジュール21,マイクロコンピュー
タ22,送信モデム(送信MSK)23,受信モデム
(受信MSK)24,秘話回路スクランブル部25,秘
話回路デスクランブル部26,秘話キー付きキー部2
7,スイッチ28,29,増幅器101,102をそな
えて構成されている。
【0025】ここで、RFモジュール21は、子機側の
信号と親機側の信号とをアンテナ106を介してラジオ
周波数で送受信するものであり、マイクロコンピュータ
22は、キー部27でのキー押下を認識して、親機に対
して送信モデム23を使用して秘話要求を送信し、また
秘話要求受信側でも同様なルートで秘話方式が合致して
いれは応答を送信するものである。
【0026】送信モデム23は、マイクロコンピュータ
22の命令によって親機に対し秘話要求を送信するもの
であり、受信モデム24は、秘話要求受信側で秘話要求
を受信し、マイクロコンピュータ22へ送出するもので
ある。
【0027】秘話回路スクランブル部25は、送話器1
04を通じて入力された信号にスクランブルをかけて秘
話音声に変換し、増幅器101を介して、RFモジュー
ル21に送信するものである。
【0028】秘話回路デスクランブル部26は、受信さ
れた秘話音声をデスクランブルをかけて音声信号に変換
し、受話器105に送出するものである。秘話キー付き
キー部27は、プッシュボタン構造のもので、数字キー
やその他の機能キー(秘話キーを含む)を有している。
【0029】スイッチ28は、送話器104を通じて入
力された信号を、秘話回路スクランブル部25へ入力す
るかまたはバイパスさせるためのもので、スイッチ29
は、受信信号を、秘話回路デスクランブル部26へ入力
するかまたはバイパスさせるためのものであり、いずれ
のスイッチ28,29もマイクロコンピュータ22によ
って切り換え制御されるようになっている。
【0030】また、親機1−2,2−2は、発信側の子
機から送られてきた秘話音声を条件によってそのまま、
あるいはデスクランブルをかけて平文通話信号に変換
し、その平文通話信号をPBX3に送出するという発信
側親機としての機能を有するほか、PBX3から送られ
てきた信号を無線回線を介して着信側の子機へ送出する
という着信側親機としての機能を有するものである。
【0031】このために、各親機は、図3に示すよう
に、送受信用アンテナ108,ドライバ109,レシー
バ110のほか、RFモジュール31,マイクロコンピ
ュータ32,受信モデム(受信MSK)33,送信モデ
ム(送信MSK)34,秘話回路デスクランブル部3
5,秘話回路スクランブル部36,コーデック37,回
路インタフェース回路38,スイッチ39,40,増幅
器106,107をそなえて構成されている。
【0032】ここで、RFモジュール31は、子機側の
信号と親機側の信号とをアンテナ108を介して送受信
するものであり、マイクロコンピュータ32は、子機か
らの秘話要求を認識して秘話方式と鍵の番号とを回線イ
ンタフェース回路38を介しPBX3に送信するもので
ある。
【0033】受信モデム33は、子機からの秘話要求を
受信し、マイクロコンピュータ32へ送出するものであ
り、送信モデム34は、マイクロコンピュータ32の命
令により子機へ秘話要求を送信するものである。
【0034】秘話回路デスクランブル部35は、受信さ
れた秘話音声をデスクランブルをかけて平文通話信号に
変換し、コーデック37および回線インタフェース回路
38を介してPBX3に送出するものであり、秘話回路
スクランブル部36は、受信された平文通話信号をスク
ランブルをかけて秘話信号に変換し、増幅器107を介
してRFモジュール31に送出するものである。
【0035】スイッチ39は、受信信号を、秘話回路デ
スクランブル部35へ入力するかまたはバイパスさせる
ためのものであり、スイッチ40は、PBX3からレシ
ーバ110を通じて入力された信号を、秘話回路スクラ
ンブル部25へ入力するかまたはバイパスさせるための
もので、いずれのスイッチ39,40もマイクロコンピ
ュータ32によって切り換え制御されるようになってい
る。
【0036】なお、PBX3は、発信側の秘話機能付き
コードレス電話機からの信号を受けて着信側の秘話機能
付きコードレス電話機へ送出するとともに、発着信側そ
れぞれの秘話方式、鍵番号等のデータも送受できるもの
である。
【0037】上述の構成により、秘話機能付きコードレ
ス電話機1が発信側となり、秘話機能付きコードレス電
話機1が着信側になったとして、図4を用いてその動作
を説明する。
【0038】この例では、最初は、発信側の秘話機能付
きコードレス電話機1からPBX3を介して着信側の秘
話機能付きコードレス電話機2との間で、平文通話をし
ているとして、この状態から秘話通話に移行する場合を
考える。
【0039】まず、平文通話の場合は、発信側の子機1
−1に入力された音声信号はスクランブルをかけられず
にそのまま無線回線を介して発信側の親機1−2に送ら
れ、更に発信側の親機1−2では、この信号をPBX3
を介して着信側の親機2−2に送る。そして、着信側の
親機2−2に送られてきた信号は無線回線を介して着信
側の子機2−1へ送出され、この着信側の子機2−1で
音声出力される。このようにして平文通話が行なわれ
る。
【0040】つぎに、秘話通話へ移行するために、発信
側の子機1−1で秘話キーが押下されると、秘話キーを
押下された発信側の子機1−1は秘話要求を発信側の親
機1−2に送信し、更に発信側の親機1−2はPBX3
に対し秘話要求を送信し、更に又この秘話要求はPBX
3を介して着信側の親機2−2に送られる。着信側の親
機2−2では、この秘話要求を無線回線を介して着信側
の子機2−1へ送信する。
【0041】そして、秘話要求を受信した着信側の子機
2−1は、ステップA1で、秘話方式、鍵が一致してい
るかどうか調べる。一致している場合には、発信側の子
機1−1に対し応答を返す。
【0042】また、ステップA2では、受信した鍵番号
が異なっていても、着信側の子機2−1内の鍵番号が変
更可能かどうか調べる。変更が可能の場合、ステップA
3で、着信側の子機2−1内の鍵番号を変更して受信し
た鍵番号と一致させて応答を返す。
【0043】その後、このように秘話方式一致の応答を
受信した発信側の子機1−1は、スクランブルをかけて
秘話音声に変換するが、このように変換された秘話音声
は無線回線を介して発信側の親機1−2に送出される。
そして、発信側の親機1−2は送られてきた秘話音声を
そのままPBX3へ送出し、更にこれはPBX3を介し
着信側の親機2−2に送られる。
【0044】着信側の親機2−2では、秘話音声はその
まま無線回線を介して着信側の子機2−1に送出され
る。そして、着信側の子機2−1は送られてきた秘話音
声にデスクランブルをかけて音声信号に変換し出力す
る。
【0045】このように秘話方式が一致した場合、ある
いは秘話方式が一致しなくても鍵番号の変更が可能な場
合は、対向する子機1−1,2−1間でスクランブル/
デスクランブルを行なって、子機1−1,2−1間での
秘話通信が可能となる。一方、秘話方式が不一致で、し
かも鍵の変更ができない場合は、不一致応答を返送す
る。
【0046】このようにして不一致応答を受信した発信
側の子機1−1はスクランブルをかけて秘話音声に変換
し、更にこの変換された秘話音声を無線回線を介して発
信側の親機1−2に送出する。
【0047】そして、発信側の親機1−2で送られてき
た秘話音声はデスクランブルをかけられて平文通話信号
に変換して、この信号がPBX3を介して着信側の親機
2−2に送られ、更に着信側の親機2−2は送られてき
た平文通話信号をそのまま無線回線を介して着信側の子
機2−1に送出する。これにより、着信側の子機2−1
で平文通話信号は音声出力される。
【0048】このように秘話方式が一致しない場合は、
発信側の子機/親機間でスクランブル/デスクランブル
を行なうので、発信側の子機/親機1−1,1−2間で
の秘話通信が可能となる。
【0049】なお、上記の作用が各子機あるいは親機で
どのようにして行なわれるのかについて少し説明してお
くと、まず、子機側では、図2に示すように、キー部2
7の秘話キーが押下されると、そのマイクロコンピュー
タ22がキー押下を認識して、親機に対し送信モデム2
3を使用して秘話要求を送信する。
【0050】一方、秘話要求受信側では、アンテナ10
3,RFモジュール31を介して受信モデム24で秘話
要求が受信される。秘話要求を認識したマイクロコンピ
ュータ22は秘話方式が一致しているかどうか調べ、も
し、秘話方式が一致していれば、マイクロコンピュータ
22は送信モデム23を使用して応答を送信する。
【0051】そして、送話器104から入力された音声
信号は、秘話回路スクランブル部25でスクランブルを
かけられて秘話音声に変換され、RFモジュール21,
アンテナ103を介して親機に送出される。ここで、ス
クランブルを行なうかどうかはマイクロコンピュータ2
2によって制御され、スイッチ28によって切り換えら
れる。
【0052】また、アンテナ103,RFモジュール2
1を介して送られてきた秘話音声は秘話回路デスクラン
ブル部26でデスクランブルをかけられて音声信号に変
換され受話器105から出力される。なお、デスクラン
ブルを行なうかどうかも、マイクロコンピュータ22に
よって制御され、スイッチ29によって切り換えられ
る。
【0053】つぎに、親機側では、図3に示すように、
子機から送られてきた秘話要求はアンテナ108,RF
モジュール31を介して受信モデム33で受信される。
受信モデム33で受信された秘話要求はマイクロコンピ
ュータ32で認識され、マイクロコンピュータ32は秘
話方式と鍵の番号とを回線インタフェース回路38を介
しPBX3に送信する。
【0054】一方、秘話要求受信側では、マイクロコン
ピュータ32の命令により送信モデム34を使用して秘
話要求を子機へ送信する。子機から送られてきた秘話音
声は秘話回路デスクランブル部35でデスクランブルを
かけられて平文通話信号に変換されコーデック37,回
線インタフェース回路38を介してPBX3に送信され
る。なお、デスクランブルを行なうかどうかはマイクロ
コンピュータ32によって制御され、スイッチ39によ
って切り換えられる。
【0055】また回線インタフェース回路38,コーデ
ック37を介して送られてきた平文通話信号は、秘話回
路スクランブル部36でスクランブルをかけられて秘話
音声に変換され、RFモジュール31,アンテナ108
を介して子機に送信される。なお、スクランブルを行な
うかどうかも、マイクロコンピュータ32によって制御
され、スイッチ40によって切り換えられる。
【0056】ここで、スイッチ28,29,39,40
の動作は以下のようになる。すなわち、秘話方式が一致
していれば、対向する子機1−1,2−1間でスクラン
ブル/デスクランブルを行なうため、発着側両方の子機
のスイッチ28,29を秘話回路側に切り換えるが、秘
話方式が不一致の場合は、秘話要求発信側の親機及び子
機のスイッチ39,40,28,29が秘話回路側へ切
り換わり、発信側の親/子機間で秘話通話を行なう。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の秘話通信
方式によれば、親機とこの親機に無線回線を介して接続
される子機とからなる秘話機能付きコードレス電話機間
で秘話通信を行なうに際し、秘話方式が一致した場合
は、対向する子機間でスクランブル/デスクランブルを
行なって、秘話通信を行なうので、通話品質の向上がは
かれるほか、有線ポイントにおける盗聴防止も可能とな
り、更に秘話方式が一致しない場合は、発信側の親子機
間で秘話通信を確保できるので、このように秘話方式が
一致しない場合でも、通常の親・子機間の秘話通信を確
保できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における子機を示すブロック
図である。
【図3】本発明の一実施例における親機を示すブロック
図である。
【図4】本発明の一実施例の作用を説明する図である。
【図5】従来の秘話通信方式の一例を示すブロック図で
ある。
【図6】従来の秘話通信方式の他の例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1,2 秘話機能付きコードレス電話機 1−1,2−1 子機 1−2,2−2 親機 3 PBX 21,31 RFモジュール 22,32 マイクロコンピュータ 23,34 送信モデム 24,33 受信モデム 25,36 秘話回路スクランブル部 26,35 秘話回路デスクランブル部 27 キー部 37 コーデック 38 回線インタフェース回路 51,61 発信側の秘話機能付きコードレス電話機 51−1,61−1 発信側の子機 51−2,61−2 発信側の親機 52,62 着信側の秘話機能付きコードレス電話機 52−1,62−1 着信側の親機 52−2,62−2 着信側の子機 53,63 交換機 101,102,106,107 増幅器 103,108 送受信用アンテナ 104 送話器 105 受話器 109 ドライバ 110 レシーバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機(1−2,2−2)と該親機(1−
    2,2−2)に無線回線を介して接続される子機(1−
    1,2−1)とからなる秘話機能付きコードレス電話機
    (1,2)間で秘話通信を行なうに際し、 秘話方式が一致した場合は、対向する子機(1−1,2
    −1)間で、スクランブル/デスクランブルを行なっ
    て、秘話通信を行なうとともに、 秘話方式が一致しない場合は、発信側の子機・親機(1
    −1,1−2)間で、スクランブル/デスクランブルを
    行なって、秘話通信を行なうことを特徴とする、秘話通
    信方式。
JP3225097A 1991-08-09 1991-08-09 秘話通信方式 Withdrawn JPH0548576A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4886328A (en) * 1985-09-11 1989-12-12 Yazaki Corporation Display apparatus for vehicle with means to prevent solar heating thereof
JPH10126405A (ja) * 1996-10-16 1998-05-15 Toshiba Corp 移動計算機装置及びパケット暗号化認証方法

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US4886328A (en) * 1985-09-11 1989-12-12 Yazaki Corporation Display apparatus for vehicle with means to prevent solar heating thereof
JPH10126405A (ja) * 1996-10-16 1998-05-15 Toshiba Corp 移動計算機装置及びパケット暗号化認証方法

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