JPH07203091A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH07203091A JPH07203091A JP5336735A JP33673593A JPH07203091A JP H07203091 A JPH07203091 A JP H07203091A JP 5336735 A JP5336735 A JP 5336735A JP 33673593 A JP33673593 A JP 33673593A JP H07203091 A JPH07203091 A JP H07203091A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 原稿の所望の位置に、予め登録された任意の
図形や修飾文字、漢字等を含む文字で構成された語句ま
たは文章を挿入または付加して送信できるファクシミリ
装置を提供する。 【構成】 電話番号やワンタッチボタン等に対応付けら
れた宛名等の画像情報がスキャナー５に読み取られた
後、宛名画情報メモリ３に記憶されていて、スキャナー
５が送り状等の原稿を予め操作表示部１２から入力され
た距離だけ読み取って、他のファクシミリ装置に送信し
た時、スキャナー制御部６はスキャナー５の原稿読取動
作を中断させ、宛名画情報メモリ３に記憶されている宛
名等の画像情報を読み出して他のファクシミリ装置に送
信した後、スキャナー５の原稿読取動作を再開させる。
図形や修飾文字、漢字等を含む文字で構成された語句ま
たは文章を挿入または付加して送信できるファクシミリ
装置を提供する。 【構成】 電話番号やワンタッチボタン等に対応付けら
れた宛名等の画像情報がスキャナー５に読み取られた
後、宛名画情報メモリ３に記憶されていて、スキャナー
５が送り状等の原稿を予め操作表示部１２から入力され
た距離だけ読み取って、他のファクシミリ装置に送信し
た時、スキャナー制御部６はスキャナー５の原稿読取動
作を中断させ、宛名画情報メモリ３に記憶されている宛
名等の画像情報を読み出して他のファクシミリ装置に送
信した後、スキャナー５の原稿読取動作を再開させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は数字等の入力情報を入力
するための入力手段と、少ない桁数の数字または特定の
操作ボタンに対応付けられ、使用頻度の高い高頻度情報
を記憶する高頻度情報記憶手段を具え、原稿画像を読み
取って画像データに変換し、通信回線を介して呼び出し
た他の画像情報受信装置に送信するファクシミリ装置に
関する。
するための入力手段と、少ない桁数の数字または特定の
操作ボタンに対応付けられ、使用頻度の高い高頻度情報
を記憶する高頻度情報記憶手段を具え、原稿画像を読み
取って画像データに変換し、通信回線を介して呼び出し
た他の画像情報受信装置に送信するファクシミリ装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】ファクシミリ装置によって文書を送信す
る時には、通常は送られる文書の前に、送信先の相手に
送られる文書が何であり、何のために送るのかを書いた
送付状が添付される。この送付状は発信者が手書きで作
成しても良いが、定形文書や書込み枠が予め印刷された
所定様式の用紙に発信者が必要事項を書き込むことによ
り作成しても良い。ところで、定常業務に伴って文書を
ファクシミリ送信するような場合には、送付状は定形様
式になることが多く、決まりきった文面の文章に送信先
の相手だけが異なる書状となる場合も少なくない。そこ
で、ファクシミリ装置に送信先の相手の名前または名称
を登録しておいて、定形様式の送付状の決められた位置
に送信先の相手の名前等が書き込まれた画像のデータが
自動的に送信できるようにしたファクシミリ装置が知ら
れている。送信先の相手の名前等が自動的に書き込まれ
る従来装置においては、送信先の相手の名前等を予め登
録するにはＲＯＭに格納されている文字や記号等の図形
データのコードを組み合わせて登録データを作成してメ
モリに格納し、文書をファクシミリ送信する場合には、
メモリから登録データを読み出して、そのコードで指定
される文字等の図形データをＲＯＭから読み出し、送付
状の決められた位置に送信先の相手の名前等の図形デー
タが挿入された画像のデータが送信されるような発信制
御が行われていた。
る時には、通常は送られる文書の前に、送信先の相手に
送られる文書が何であり、何のために送るのかを書いた
送付状が添付される。この送付状は発信者が手書きで作
成しても良いが、定形文書や書込み枠が予め印刷された
所定様式の用紙に発信者が必要事項を書き込むことによ
り作成しても良い。ところで、定常業務に伴って文書を
ファクシミリ送信するような場合には、送付状は定形様
式になることが多く、決まりきった文面の文章に送信先
の相手だけが異なる書状となる場合も少なくない。そこ
で、ファクシミリ装置に送信先の相手の名前または名称
を登録しておいて、定形様式の送付状の決められた位置
に送信先の相手の名前等が書き込まれた画像のデータが
自動的に送信できるようにしたファクシミリ装置が知ら
れている。送信先の相手の名前等が自動的に書き込まれ
る従来装置においては、送信先の相手の名前等を予め登
録するにはＲＯＭに格納されている文字や記号等の図形
データのコードを組み合わせて登録データを作成してメ
モリに格納し、文書をファクシミリ送信する場合には、
メモリから登録データを読み出して、そのコードで指定
される文字等の図形データをＲＯＭから読み出し、送付
状の決められた位置に送信先の相手の名前等の図形デー
タが挿入された画像のデータが送信されるような発信制
御が行われていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、文字や
記号等の図形データはＲＯＭに格納されているため、漢
字や修飾文字等の複雑な図形を全てＲＯＭに格納してお
くことは経費等の都合で実際上は困難である。また、送
信先の相手の名前等を挿入可能な位置は予め決められて
いるので、定形様式以外の送付状に送信先の相手の名前
等を自動的に付加して送信させることができない。同様
の理由で、送信先の相手以外の定形語句または定形文章
を登録して、送信時に呼び出し、送付状の所望の位置に
登録語句や登録文章を自動的に付加して送信させること
もできない。本発明は従来技術におけるかかる課題を解
決すべく成されたものであり、原稿の所望の位置に、予
め登録された任意の図形や修飾文字、漢字等を含む文字
で構成された語句または文章を挿入または付加して送信
できるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
記号等の図形データはＲＯＭに格納されているため、漢
字や修飾文字等の複雑な図形を全てＲＯＭに格納してお
くことは経費等の都合で実際上は困難である。また、送
信先の相手の名前等を挿入可能な位置は予め決められて
いるので、定形様式以外の送付状に送信先の相手の名前
等を自動的に付加して送信させることができない。同様
の理由で、送信先の相手以外の定形語句または定形文章
を登録して、送信時に呼び出し、送付状の所望の位置に
登録語句や登録文章を自動的に付加して送信させること
もできない。本発明は従来技術におけるかかる課題を解
決すべく成されたものであり、原稿の所望の位置に、予
め登録された任意の図形や修飾文字、漢字等を含む文字
で構成された語句または文章を挿入または付加して送信
できるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、入力手段によって入力され、画像読取手段
により読み取られる原稿画像の所望の位置の情報を記憶
する位置情報記憶手段と、画像読取手段で読み取った原
稿画像の画像データを送信する通信手段を制御して、前
記位置情報記憶手段から読み出した原稿画像の所望の位
置の情報に基づいて、原稿画像の所望の位置に、少ない
桁数の数字または特定の操作ボタンに対応付けられ、使
用頻度の高い高頻度情報を記憶する高頻度情報記憶手段
から読み出した使用頻度の高い高頻度情報を挿入または
付加して他の画像情報受信装置に画像データを送信させ
る通信制御手段を有したものである。
するために、入力手段によって入力され、画像読取手段
により読み取られる原稿画像の所望の位置の情報を記憶
する位置情報記憶手段と、画像読取手段で読み取った原
稿画像の画像データを送信する通信手段を制御して、前
記位置情報記憶手段から読み出した原稿画像の所望の位
置の情報に基づいて、原稿画像の所望の位置に、少ない
桁数の数字または特定の操作ボタンに対応付けられ、使
用頻度の高い高頻度情報を記憶する高頻度情報記憶手段
から読み出した使用頻度の高い高頻度情報を挿入または
付加して他の画像情報受信装置に画像データを送信させ
る通信制御手段を有したものである。
【０００５】
【作用】高頻度情報記憶手段は少ない桁数の数字または
特定の操作ボタンに対応付けられた使用頻度の高い高頻
度情報を予め記憶する。画像読取手段により読み取られ
る原稿画像の所望の位置の情報が入力手段によって入力
されると、位置情報記憶手段は原稿画像の所望の位置の
情報を記憶する。通信制御手段は通信手段を制御して、
前記位置情報記憶手段から読み出した原稿画像の所望の
位置の情報に基づいて、原稿画像の所望の位置に、高頻
度情報記憶手段から読み出した使用頻度の高い高頻度情
報を挿入または付加して他の画像情報受信装置に画像デ
ータを送信させる。
特定の操作ボタンに対応付けられた使用頻度の高い高頻
度情報を予め記憶する。画像読取手段により読み取られ
る原稿画像の所望の位置の情報が入力手段によって入力
されると、位置情報記憶手段は原稿画像の所望の位置の
情報を記憶する。通信制御手段は通信手段を制御して、
前記位置情報記憶手段から読み出した原稿画像の所望の
位置の情報に基づいて、原稿画像の所望の位置に、高頻
度情報記憶手段から読み出した使用頻度の高い高頻度情
報を挿入または付加して他の画像情報受信装置に画像デ
ータを送信させる。
【０００６】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。図１は本発明の一実施例に係るファクシ
ミリ装置の構成を示すブロック図である。図１におい
て、１は本装置全体の制御を行うマイクロコンピュータ
ー（以下、マイコンと言う）、２は使用者が入力した登
録情報や本装置の管理情報を記憶する管理情報記憶ＲＡ
Ｍ、３は宛名等の画像情報を記憶する宛名画情報メモ
リ、４はワンタッチダイヤルや短縮ダイヤルを管理する
電話番号管理部、５は原稿画像をライン毎に読み取るス
キャナー、６はスキャナー５を制御するスキャナー制御
部、７は外部回線を介して受信した画像情報や送信すべ
き画像情報を記憶する画像メモリ、８は画像メモリ７か
ら読み出した画像データに基づいて記録画像を印刷する
印刷部、９は印刷部８を制御する印刷制御部、１０は画
像情報の圧縮および伸長を行う符号復号化部、１１は外
部回線を介した通信に対する制御を行う通信制御部、１
２は操作情報の入力を行うと共に、本装置の状況を表示
する操作表示部、１３は画像メモリ７に記憶された画像
情報のアドレス情報を管理する送信画像管理部である。
マイコン１は制御を記述したプログラムが格納されたＲ
ＯＭと、制御動作を行う上での数値等のデータを一時的
に記憶するＲＡＭと、命令を実行するＣＰＵから成って
いる。宛名画情報メモリ３は電池で電源駆動されている
ので、装置本体に接続された商用電源が遮断されても記
憶している宛名等の画像情報が失われることはない。通
信制御部１１はモデム装置や網制御装置を具えていて、
これらの装置を制御している。電話番号管理部４は宛名
画情報メモリ３に記憶されている宛名等の画像情報をそ
れに対応付けられた電話番号により選択して読み出すこ
とができる。
細に説明する。図１は本発明の一実施例に係るファクシ
ミリ装置の構成を示すブロック図である。図１におい
て、１は本装置全体の制御を行うマイクロコンピュータ
ー（以下、マイコンと言う）、２は使用者が入力した登
録情報や本装置の管理情報を記憶する管理情報記憶ＲＡ
Ｍ、３は宛名等の画像情報を記憶する宛名画情報メモ
リ、４はワンタッチダイヤルや短縮ダイヤルを管理する
電話番号管理部、５は原稿画像をライン毎に読み取るス
キャナー、６はスキャナー５を制御するスキャナー制御
部、７は外部回線を介して受信した画像情報や送信すべ
き画像情報を記憶する画像メモリ、８は画像メモリ７か
ら読み出した画像データに基づいて記録画像を印刷する
印刷部、９は印刷部８を制御する印刷制御部、１０は画
像情報の圧縮および伸長を行う符号復号化部、１１は外
部回線を介した通信に対する制御を行う通信制御部、１
２は操作情報の入力を行うと共に、本装置の状況を表示
する操作表示部、１３は画像メモリ７に記憶された画像
情報のアドレス情報を管理する送信画像管理部である。
マイコン１は制御を記述したプログラムが格納されたＲ
ＯＭと、制御動作を行う上での数値等のデータを一時的
に記憶するＲＡＭと、命令を実行するＣＰＵから成って
いる。宛名画情報メモリ３は電池で電源駆動されている
ので、装置本体に接続された商用電源が遮断されても記
憶している宛名等の画像情報が失われることはない。通
信制御部１１はモデム装置や網制御装置を具えていて、
これらの装置を制御している。電話番号管理部４は宛名
画情報メモリ３に記憶されている宛名等の画像情報をそ
れに対応付けられた電話番号により選択して読み出すこ
とができる。
【０００７】宛名画情報メモリ３には送信先の電話番号
と、それに対応する宛名の外に、例えば、ワンタッチボ
タンに対応付けて使用頻度の高い定形文やサービスマー
ク等の図形の画像が記憶される。なお、１つの電話番号
に複数の宛名等の画像情報を割り当てることもできる。
また、宛名等の画像情報を新たに登録したり、更新した
りする時は、宛名画情報メモリ３中の所定の領域の確保
または削除を行う。この時、宛名画情報メモリ３に記憶
される宛名等の画像情報は符号復号化部１０で符号化さ
れる。送信原稿を読み取る時は、スキャナー制御部６は
スキャナー５に原稿の全ての画像を読み取らせるが、宛
名等の画像情報を新たに登録したり、更新したりする時
は、原稿の指定された領域の画像だけを読み取らせる。
宛名画情報メモリ３に登録された、あるいは、登録しよ
うとする宛名等の画像情報を確認する時には、画像情報
を操作表示部１２に表示したり、印刷部８で記録紙に印
刷する。宛名画情報メモリ３から宛名等の画像情報が読
み出される時には、対応するコードデータに再符号化さ
れ、あるいは、復号化される。宛名等の画像情報を送付
状に付加または挿入して送信する時は、操作者が予め操
作表示部１２を操作して、送付状に画像情報が付加また
は挿入される位置の情報を入力する。付加または挿入さ
れる位置の情報は、スキャナー５に載置される原稿の主
走査方向の先頭位置からの距離の情報として入力され、
送信画像管理部１３に格納されるが、この距離の情報は
主走査方向のライン数の情報に変換されてスキャナー制
御部６に与えられる。スキャナー５が送信原稿（送付
状）の走査を開始すると、スキャナー制御部６はスキャ
ナー５の主走査方向の走査ライン数を監視し、指定され
たライン数に達したら、送信原稿の走査を中断させ、あ
るいは、画像メモリ７からの画像情報の読み出しを中断
させ、送信画像管理部１３は電話番号管理部４から読出
情報を貰って、宛名画情報メモリ３に登録され、指定さ
れた宛名等の画像情報を読み出させて、通信制御部１１
を介して送信先のファクシミリ装置に送信させる。指定
された宛名等の画像情報の送信が終了すると、スキャナ
ー制御部６は中断されていたスキャナー５の送信原稿
（送付状）の走査、あるいは、画像メモリ７からの画像
情報の読み出しを再開させる。送付状に画像情報が挿入
される場合には、画像情報が元の送信原稿に追加される
ので、送信先のファクシミリ装置で記録される画像は元
の送信原稿の画像よりも主走査方向の長さが長くなる。
なお、宛名等の画像情報が追加された画像の追加された
分の大きさの画像を元の送信原稿の画像の末尾から削除
するようにすることもできる。また、スキャナー５の主
走査方向の走査ライン数が指定されたライン数に達した
ら、送信原稿の走査を中断させ、スキャナー５に宛名等
の画像情報を読み取らせ、読み取らせた画像情報を直
接、送信先のファクシミリ装置に送信させた後、中断さ
れていたスキャナー５の送信原稿の走査を再開させるよ
うにしても良い。
と、それに対応する宛名の外に、例えば、ワンタッチボ
タンに対応付けて使用頻度の高い定形文やサービスマー
ク等の図形の画像が記憶される。なお、１つの電話番号
に複数の宛名等の画像情報を割り当てることもできる。
また、宛名等の画像情報を新たに登録したり、更新した
りする時は、宛名画情報メモリ３中の所定の領域の確保
または削除を行う。この時、宛名画情報メモリ３に記憶
される宛名等の画像情報は符号復号化部１０で符号化さ
れる。送信原稿を読み取る時は、スキャナー制御部６は
スキャナー５に原稿の全ての画像を読み取らせるが、宛
名等の画像情報を新たに登録したり、更新したりする時
は、原稿の指定された領域の画像だけを読み取らせる。
宛名画情報メモリ３に登録された、あるいは、登録しよ
うとする宛名等の画像情報を確認する時には、画像情報
を操作表示部１２に表示したり、印刷部８で記録紙に印
刷する。宛名画情報メモリ３から宛名等の画像情報が読
み出される時には、対応するコードデータに再符号化さ
れ、あるいは、復号化される。宛名等の画像情報を送付
状に付加または挿入して送信する時は、操作者が予め操
作表示部１２を操作して、送付状に画像情報が付加また
は挿入される位置の情報を入力する。付加または挿入さ
れる位置の情報は、スキャナー５に載置される原稿の主
走査方向の先頭位置からの距離の情報として入力され、
送信画像管理部１３に格納されるが、この距離の情報は
主走査方向のライン数の情報に変換されてスキャナー制
御部６に与えられる。スキャナー５が送信原稿（送付
状）の走査を開始すると、スキャナー制御部６はスキャ
ナー５の主走査方向の走査ライン数を監視し、指定され
たライン数に達したら、送信原稿の走査を中断させ、あ
るいは、画像メモリ７からの画像情報の読み出しを中断
させ、送信画像管理部１３は電話番号管理部４から読出
情報を貰って、宛名画情報メモリ３に登録され、指定さ
れた宛名等の画像情報を読み出させて、通信制御部１１
を介して送信先のファクシミリ装置に送信させる。指定
された宛名等の画像情報の送信が終了すると、スキャナ
ー制御部６は中断されていたスキャナー５の送信原稿
（送付状）の走査、あるいは、画像メモリ７からの画像
情報の読み出しを再開させる。送付状に画像情報が挿入
される場合には、画像情報が元の送信原稿に追加される
ので、送信先のファクシミリ装置で記録される画像は元
の送信原稿の画像よりも主走査方向の長さが長くなる。
なお、宛名等の画像情報が追加された画像の追加された
分の大きさの画像を元の送信原稿の画像の末尾から削除
するようにすることもできる。また、スキャナー５の主
走査方向の走査ライン数が指定されたライン数に達した
ら、送信原稿の走査を中断させ、スキャナー５に宛名等
の画像情報を読み取らせ、読み取らせた画像情報を直
接、送信先のファクシミリ装置に送信させた後、中断さ
れていたスキャナー５の送信原稿の走査を再開させるよ
うにしても良い。
【０００８】以下、流れ図を参照して実施例の動作を説
明する。図４は送付状に画像情報を挿入して送信先のフ
ァクシミリ装置に送信させる場合の送付状セットの流れ
図である。まず、スキャナー５に載置された原稿は送付
状か否かを判断する（Ｓ−１）。その結果がＹｅｓなら
ば、宛名等の画像情報を送付状に挿入するか否かを判断
する（Ｓ−２）。その結果がＹｅｓならば、宛名等の画
像情報の送付状に挿入される位置の情報を操作者に入力
させる（Ｓ−３）。送信画像管理部１３は操作者によっ
て操作表示１２から入力された送付状に挿入される位置
の情報を登録する（Ｓ−４）。その後、スキャナー５に
よる送信原稿（送付状）の走査を開始させる（Ｓ−
５）。図３は送付状に画像情報を挿入して送信先のファ
クシミリ装置に送信させる場合のメモリ送信の流れ図で
ある。まず、電話番号管理部４に宛名画情報メモリ３に
登録され、指定された宛名等の画像情報のアドレス情報
をセットさせる（Ｓ−１１）。次に、スキャナー５に読
み取られた送信原稿（送付状）は挿入指定された原稿か
否かを判断する（Ｓ−１２）。その結果がＹｅｓなら
ば、画像メモリ７から１ライン分の画像データを読み出
して、それを送信先のファクシミリ装置に送信させる
（Ｓ−１３）。そして、次のラインが指定されたライン
か否かを判断する（Ｓ−１４）。その結果がＹｅｓなら
ば、画像メモリ７からの画像データの読み出しを中断さ
せ、今、送信した原稿画像のライン（アドレス）データ
を保持する（Ｓ−１５）。次に、送信画像管理部１３は
操作表示１２から入力またはワンタッチボタンの押下に
よって入力された宛名等の画像情報のアドレス情報を電
話番号管理部４から貰って登録する（Ｓ−１６）。そし
て、該アドレス情報に基づいて指定され、宛名画情報メ
モリ３に登録された宛名等の１ライン分の画像情報を読
み出させて、送信先のファクシミリ装置に送信させる
（Ｓ−１７）。次に、宛名等の画像情報が全て読み出さ
れ、送信先のファクシミリ装置に送信されたか否かを判
断する（Ｓ−１８）。その結果がＹｅｓならば、ステッ
プＳ−１５で保持されていた送信原稿の画像データのラ
イン（アドレス）データを再登録し（Ｓ−１９）、再
び、画像メモリ７から１ライン分の画像データを読み出
して、それを送信先のファクシミリ装置に送信させる
（Ｓ−２０）。そして、送信原稿の１頁分の画像データ
が全て読み出され、送信先のファクシミリ装置に送信さ
れたか否かを判断する（Ｓ−２１）。その結果がＹｅｓ
ならば、メモリ送信の処理を終了する。図２は送信原稿
（送付状）の一部に宛名画情報を挿入してファクシミリ
送信する際の元原稿（ａ）と、宛名画情報（ｂ）と、送
信先のファクシミリ装置に送信される際の送信データの
画像（ｃ）をそれぞれ示す模式図である。この場合は送
信原稿の最下部は余白部分となっているので、宛名画情
報が追加された分の元原稿の画像は削除される。
明する。図４は送付状に画像情報を挿入して送信先のフ
ァクシミリ装置に送信させる場合の送付状セットの流れ
図である。まず、スキャナー５に載置された原稿は送付
状か否かを判断する（Ｓ−１）。その結果がＹｅｓなら
ば、宛名等の画像情報を送付状に挿入するか否かを判断
する（Ｓ−２）。その結果がＹｅｓならば、宛名等の画
像情報の送付状に挿入される位置の情報を操作者に入力
させる（Ｓ−３）。送信画像管理部１３は操作者によっ
て操作表示１２から入力された送付状に挿入される位置
の情報を登録する（Ｓ−４）。その後、スキャナー５に
よる送信原稿（送付状）の走査を開始させる（Ｓ−
５）。図３は送付状に画像情報を挿入して送信先のファ
クシミリ装置に送信させる場合のメモリ送信の流れ図で
ある。まず、電話番号管理部４に宛名画情報メモリ３に
登録され、指定された宛名等の画像情報のアドレス情報
をセットさせる（Ｓ−１１）。次に、スキャナー５に読
み取られた送信原稿（送付状）は挿入指定された原稿か
否かを判断する（Ｓ−１２）。その結果がＹｅｓなら
ば、画像メモリ７から１ライン分の画像データを読み出
して、それを送信先のファクシミリ装置に送信させる
（Ｓ−１３）。そして、次のラインが指定されたライン
か否かを判断する（Ｓ−１４）。その結果がＹｅｓなら
ば、画像メモリ７からの画像データの読み出しを中断さ
せ、今、送信した原稿画像のライン（アドレス）データ
を保持する（Ｓ−１５）。次に、送信画像管理部１３は
操作表示１２から入力またはワンタッチボタンの押下に
よって入力された宛名等の画像情報のアドレス情報を電
話番号管理部４から貰って登録する（Ｓ−１６）。そし
て、該アドレス情報に基づいて指定され、宛名画情報メ
モリ３に登録された宛名等の１ライン分の画像情報を読
み出させて、送信先のファクシミリ装置に送信させる
（Ｓ−１７）。次に、宛名等の画像情報が全て読み出さ
れ、送信先のファクシミリ装置に送信されたか否かを判
断する（Ｓ−１８）。その結果がＹｅｓならば、ステッ
プＳ−１５で保持されていた送信原稿の画像データのラ
イン（アドレス）データを再登録し（Ｓ−１９）、再
び、画像メモリ７から１ライン分の画像データを読み出
して、それを送信先のファクシミリ装置に送信させる
（Ｓ−２０）。そして、送信原稿の１頁分の画像データ
が全て読み出され、送信先のファクシミリ装置に送信さ
れたか否かを判断する（Ｓ−２１）。その結果がＹｅｓ
ならば、メモリ送信の処理を終了する。図２は送信原稿
（送付状）の一部に宛名画情報を挿入してファクシミリ
送信する際の元原稿（ａ）と、宛名画情報（ｂ）と、送
信先のファクシミリ装置に送信される際の送信データの
画像（ｃ）をそれぞれ示す模式図である。この場合は送
信原稿の最下部は余白部分となっているので、宛名画情
報が追加された分の元原稿の画像は削除される。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように請求項１記載の発明
によれば、入力手段によって入力され、画像読取手段に
より読み取られる原稿画像の所望の位置の情報を記憶
し、この原稿画像の所望の位置の情報に基づいて、原稿
画像の所望の位置に高頻度情報記憶手段から読み出した
使用頻度の高い高頻度情報を挿入または付加して他の画
像情報受信装置に画像データを送信させるようにしたの
で、原稿の所望の位置に、予め登録された任意の図形や
修飾文字、漢字等を含む文字で構成された語句または文
章を挿入または付加して送信できる。請求項２記載の発
明によれば、画像読取手段で読み取った原稿画像の画像
データを記憶し、これを読み出した画像データに高頻度
情報記憶手段から読み出した使用頻度の高い高頻度情報
を挿入または付加して他の画像情報受信装置に画像デー
タを送信するようにしたので、短時間で所望の画像デー
タを送信することができる。請求項３記載の発明によれ
ば、通信回線を介して呼び出される他の画像情報受信装
置に係る名称、定形文章または特定の図形を高頻度情報
記憶手段から読み出される使用頻度の高い高頻度情報と
したので、簡単な操作で送付状等の宛先やサービスマー
ク、あるいは、定形文章を送信画像中に挿入または付加
して送信することができる。
によれば、入力手段によって入力され、画像読取手段に
より読み取られる原稿画像の所望の位置の情報を記憶
し、この原稿画像の所望の位置の情報に基づいて、原稿
画像の所望の位置に高頻度情報記憶手段から読み出した
使用頻度の高い高頻度情報を挿入または付加して他の画
像情報受信装置に画像データを送信させるようにしたの
で、原稿の所望の位置に、予め登録された任意の図形や
修飾文字、漢字等を含む文字で構成された語句または文
章を挿入または付加して送信できる。請求項２記載の発
明によれば、画像読取手段で読み取った原稿画像の画像
データを記憶し、これを読み出した画像データに高頻度
情報記憶手段から読み出した使用頻度の高い高頻度情報
を挿入または付加して他の画像情報受信装置に画像デー
タを送信するようにしたので、短時間で所望の画像デー
タを送信することができる。請求項３記載の発明によれ
ば、通信回線を介して呼び出される他の画像情報受信装
置に係る名称、定形文章または特定の図形を高頻度情報
記憶手段から読み出される使用頻度の高い高頻度情報と
したので、簡単な操作で送付状等の宛先やサービスマー
ク、あるいは、定形文章を送信画像中に挿入または付加
して送信することができる。
【図１】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図２】ファクシミリ送信する際の元原稿と、宛名画情
報と、送信データの画像をそれぞれ示す模式図
報と、送信データの画像をそれぞれ示す模式図
【図３】メモリ送信の流れ図
【図４】送付状セットの流れ図
１ マイコン（マイクロコンピューター） ２ 管理情報記憶ＲＡＭ ３ 宛名画情報メモリ ４ 電話番号管理部 ５ スキャナー ７ 画像メモリ １１ 通信制御部 １２ 操作表示部 １３ 送信画像管理部
Claims (3)
- 【請求項１】 原稿画像を読み取って画像データに変換
する画像読取手段と、数字等の入力情報を入力するため
の入力手段と、少ない桁数の数字または特定の操作ボタ
ンに対応付けられ、使用頻度の高い高頻度情報を記憶す
る高頻度情報記憶手段と、通信回線を介して他の画像情
報受信装置を呼び出して、前記画像読取手段で読み取っ
た原稿画像の画像データを送信する通信手段と、転送さ
れた画像データに従って画像を印刷する印刷手段を具え
たファクシミリ装置において、前記入力手段によって入
力され、前記画像読取手段により読み取られる原稿画像
の所望の位置の情報を記憶する位置情報記憶手段と、前
記通信手段を制御して、前記位置情報記憶手段から読み
出した原稿画像の所望の位置の情報に基づいて、原稿画
像の所望の位置に、前記高頻度情報記憶手段から読み出
した使用頻度の高い高頻度情報を挿入または付加して、
他の画像情報受信装置に画像データを送信させる通信制
御手段を有したことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項２】 画像読取手段で読み取った原稿画像の画
像データを記憶する原稿画像記憶手段を有し、通信制御
手段は前記原稿画像記憶手段から読み出した画像データ
に高頻度情報記憶手段から読み出した使用頻度の高い高
頻度情報を挿入または付加するものであることを特徴と
する請求項１記載のファクシミリ装置。 - 【請求項３】 高頻度情報記憶手段から読み出される使
用頻度の高い高頻度情報は、通信回線を介して呼び出さ
れる他の画像情報受信装置に係る名称、定形文章または
特定の図形であることを特徴とする請求項１または請求
項２記載のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5336735A JPH07203091A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5336735A JPH07203091A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07203091A true JPH07203091A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18302241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5336735A Pending JPH07203091A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07203091A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7129607B2 (en) | 1999-07-23 | 2006-10-31 | Nidec Copal Corporation | Motor |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5336735A patent/JPH07203091A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7129607B2 (en) | 1999-07-23 | 2006-10-31 | Nidec Copal Corporation | Motor |
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