JPH09163057A - 文字認識機能付ファクシミリ装置 - Google Patents
文字認識機能付ファクシミリ装置Info
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- JPH09163057A JPH09163057A JP7325430A JP32543095A JPH09163057A JP H09163057 A JPH09163057 A JP H09163057A JP 7325430 A JP7325430 A JP 7325430A JP 32543095 A JP32543095 A JP 32543095A JP H09163057 A JPH09163057 A JP H09163057A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 宛先指定用紙に相手電話番号を印刷出力し、
これを認識して自動発呼する。また装置の初期設定を容
易にできるようにする。 【解決手段】 フォーマットデータ格納部10の宛先指
定用紙のデータを読み出し帳票用紙作成部11でビット
に展開し、メモリ制御部8によりページメモリ7に格納
する。電話番号を指定されると電話帳メモリ23より読
み出し、誤認識のないフォント文字をOCR文字部15
より読み出し文字発生部16で文字を作成し、ページメ
モリ7に格納された宛先指定用紙に書き込み、記録部1
9より印字出力する。この印字出力された宛先指定用紙
をファクシミリ原稿の上に付けてスキャナ制御1で読み
込み、文字認識部9で電話番号を認識し、通信制御部2
より発呼する。
これを認識して自動発呼する。また装置の初期設定を容
易にできるようにする。 【解決手段】 フォーマットデータ格納部10の宛先指
定用紙のデータを読み出し帳票用紙作成部11でビット
に展開し、メモリ制御部8によりページメモリ7に格納
する。電話番号を指定されると電話帳メモリ23より読
み出し、誤認識のないフォント文字をOCR文字部15
より読み出し文字発生部16で文字を作成し、ページメ
モリ7に格納された宛先指定用紙に書き込み、記録部1
9より印字出力する。この印字出力された宛先指定用紙
をファクシミリ原稿の上に付けてスキャナ制御1で読み
込み、文字認識部9で電話番号を認識し、通信制御部2
より発呼する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は帳票用紙に記載され
た電話番号を認識して自動発呼したり帳票用紙に記載さ
れた初期設定条件を認識して初期条件のセットを行う認
識機能付ファクシミリ装置に関する。
た電話番号を認識して自動発呼したり帳票用紙に記載さ
れた初期設定条件を認識して初期条件のセットを行う認
識機能付ファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリで送信する場合には
相手先の電話番号を直接ダイヤルするか、予め登録済み
の電話番号を指定する方法、または電話番号を手書き数
字文字等で記入したもの、OMRのマークを黒く塗り潰
したもの、印刷されたバーコード等を用いて認識装置で
電話番号を認識させて発呼させる方法などがある。
相手先の電話番号を直接ダイヤルするか、予め登録済み
の電話番号を指定する方法、または電話番号を手書き数
字文字等で記入したもの、OMRのマークを黒く塗り潰
したもの、印刷されたバーコード等を用いて認識装置で
電話番号を認識させて発呼させる方法などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】操作者が直接相手先の
電話番号を指定する場合は、その都度指定するため長い
電話番号をメモから読み出してダイヤル操作しなければ
ならない。その操作の不便を改善したのが予め登録して
おく方法で、登録した番号を短い記号で表し、その記号
で指示したり、登録一覧表を画面表示させ、該当する宛
先を指示させるものである。本方法は優れた方法である
が、同一宛先指定用紙を付けて送信する場合でも、送信
時間が異なれば、その都度、宛先指示する必要がある。
また手書き文字やOMRシートによる指示は癖字や記入
方法が雑な場合誤認識が生じ、訂正等の作業が面倒にな
る。印刷バーコードでの認識は誤認識は減少するが、操
作者にとっては電話番号とバーコードとの親和性がなく
使用しにくい。
電話番号を指定する場合は、その都度指定するため長い
電話番号をメモから読み出してダイヤル操作しなければ
ならない。その操作の不便を改善したのが予め登録して
おく方法で、登録した番号を短い記号で表し、その記号
で指示したり、登録一覧表を画面表示させ、該当する宛
先を指示させるものである。本方法は優れた方法である
が、同一宛先指定用紙を付けて送信する場合でも、送信
時間が異なれば、その都度、宛先指示する必要がある。
また手書き文字やOMRシートによる指示は癖字や記入
方法が雑な場合誤認識が生じ、訂正等の作業が面倒にな
る。印刷バーコードでの認識は誤認識は減少するが、操
作者にとっては電話番号とバーコードとの親和性がなく
使用しにくい。
【0004】これらの電話番号の指定方法には一長一短
があるが、操作性から見れば手書き数字を宛先指定用紙
や原稿の隅に記入したものを装置が認識して発呼できる
ものがよい。しかし手書きでの癖字の認識や、認識領域
の自動切り出しは技術的に難しく高い精度での自動発呼
機能の実現は難しい。また実現するためにはソフトウェ
アや回路構成が複雑となり、一般のファクシミリ装置に
実装できる経済性が失われてしまう。
があるが、操作性から見れば手書き数字を宛先指定用紙
や原稿の隅に記入したものを装置が認識して発呼できる
ものがよい。しかし手書きでの癖字の認識や、認識領域
の自動切り出しは技術的に難しく高い精度での自動発呼
機能の実現は難しい。また実現するためにはソフトウェ
アや回路構成が複雑となり、一般のファクシミリ装置に
実装できる経済性が失われてしまう。
【0005】また、ファクシミリ装置は家庭にも普及し
てきており、操作の簡単なものが要求される。ファクシ
ミリ装置には留守番電話の接続の有無とか、自動受信を
行うかなどを装置の使用を開始する時に設定しておく必
要があり、このような初期設定は、従来販売側のサービ
スが行っていたが、家庭用の装置までサービスマンが行
くのは、コスト的に困難である。
てきており、操作の簡単なものが要求される。ファクシ
ミリ装置には留守番電話の接続の有無とか、自動受信を
行うかなどを装置の使用を開始する時に設定しておく必
要があり、このような初期設定は、従来販売側のサービ
スが行っていたが、家庭用の装置までサービスマンが行
くのは、コスト的に困難である。
【0006】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、文字を確実に認識することを目的とし、さらに
ファクシミリ送信の際宛先指定用紙に相手電話番号を印
字出力し、これを認識して自動発呼することを目的とす
る。また、ファクシミリ装置の初期設定をユーザが容易
に実施できるようにすることを目的とする。
もので、文字を確実に認識することを目的とし、さらに
ファクシミリ送信の際宛先指定用紙に相手電話番号を印
字出力し、これを認識して自動発呼することを目的とす
る。また、ファクシミリ装置の初期設定をユーザが容易
に実施できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の文字認識機能付
ファクシミリ装置では、認識手段のアルゴリズムに対応
して前記認識手段がほぼ確実に認識できる文字フォント
を記憶する記憶手段と、この記憶手段が記憶している文
字フォントを印刷する印刷手段とにより、印刷手段が印
刷した文字を前記認識手段が確実に認識することができ
る。
ファクシミリ装置では、認識手段のアルゴリズムに対応
して前記認識手段がほぼ確実に認識できる文字フォント
を記憶する記憶手段と、この記憶手段が記憶している文
字フォントを印刷する印刷手段とにより、印刷手段が印
刷した文字を前記認識手段が確実に認識することができ
る。
【0008】この本発明によれば、認識手段のアルゴリ
ズムが認識しやすい文字フォントを印刷するために、確
実に認識することができるものである。
ズムが認識しやすい文字フォントを印刷するために、確
実に認識することができるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1の発明では、原稿を読み
取る読取手段と、この読取手段が読み取った文字を所定
のアルゴリズムを用いて認識する認識手段と、この認識
手段のアルゴリズムに対応して前記認識手段がほぼ確実
に認識できる文字フォントを記憶する記憶手段と、この
記憶手段が記憶している文字フォントを印刷する印刷手
段とを具備する。
取る読取手段と、この読取手段が読み取った文字を所定
のアルゴリズムを用いて認識する認識手段と、この認識
手段のアルゴリズムに対応して前記認識手段がほぼ確実
に認識できる文字フォントを記憶する記憶手段と、この
記憶手段が記憶している文字フォントを印刷する印刷手
段とを具備する。
【0010】請求項1の発明では、認識手段のアルゴリ
ズムが確実に認識できる文字フォントを記憶手段に記憶
させ、これを印刷手段が印刷させるため、読取手段が読
み取る時には確実に文字を認識することができ、誤認識
を防止することができるものである。
ズムが確実に認識できる文字フォントを記憶手段に記憶
させ、これを印刷手段が印刷させるため、読取手段が読
み取る時には確実に文字を認識することができ、誤認識
を防止することができるものである。
【0011】請求項2の発明では、前記文字フォントは
前記認識手段による認識を容易にした文字にしたこと
で、明朝体、ゴシック体等の通常に存在する文字よりも
認識手段のアルゴリズムを容易にし、確実な文字認識を
行なうことができる。
前記認識手段による認識を容易にした文字にしたこと
で、明朝体、ゴシック体等の通常に存在する文字よりも
認識手段のアルゴリズムを容易にし、確実な文字認識を
行なうことができる。
【0012】請求項3の発明では、宛先指定用紙等の様
式をフォーマット格納手段に記憶しておき、帳票作成手
段によりこの様式を読み出し、この様式の帳票を生成す
る。また電話番号登録手段には予め電話番号とその宛先
を登録しておき、操作者から電話番号を指定されるとそ
の電話番号を読み出して帳票作成手段で作成している帳
票にこの電話番号を付加して印刷手段より印刷出力す
る。操作者はこの出力された宛先指定用紙に必要があれ
ばメモなどを記入してファクシミリ原稿の表紙の上に載
せてファクシミリ装置にセットすると、認識手段はこの
電話番号を認識して自動発呼する。電話番号は登録され
ている番号なので誤りがなく、この番号が印字出力され
るので認識手段による認識誤りも殆どない。電話番号は
操作者が登録済みの番号を指定しなければならないが、
この指定により印字出力される宛先指定用紙を複数枚印
字出力またはファクシミリ装置のコピー機能などにより
コピーしておけば、以降は同一宛先に対して、その宛先
指定用紙を用いることにより、操作者は電話番号を指定
することなく、自動発呼することができる。
式をフォーマット格納手段に記憶しておき、帳票作成手
段によりこの様式を読み出し、この様式の帳票を生成す
る。また電話番号登録手段には予め電話番号とその宛先
を登録しておき、操作者から電話番号を指定されるとそ
の電話番号を読み出して帳票作成手段で作成している帳
票にこの電話番号を付加して印刷手段より印刷出力す
る。操作者はこの出力された宛先指定用紙に必要があれ
ばメモなどを記入してファクシミリ原稿の表紙の上に載
せてファクシミリ装置にセットすると、認識手段はこの
電話番号を認識して自動発呼する。電話番号は登録され
ている番号なので誤りがなく、この番号が印字出力され
るので認識手段による認識誤りも殆どない。電話番号は
操作者が登録済みの番号を指定しなければならないが、
この指定により印字出力される宛先指定用紙を複数枚印
字出力またはファクシミリ装置のコピー機能などにより
コピーしておけば、以降は同一宛先に対して、その宛先
指定用紙を用いることにより、操作者は電話番号を指定
することなく、自動発呼することができる。
【0013】請求項4の発明では、請求項3の前記印刷
手段は、指定された電話番号の宛先を前記電話登録手段
から読み出し前記帳票の宛先欄に記載して印字出力す
る。これにより、宛先指定用紙に操作者が宛先を記入す
る必要がなくなる。
手段は、指定された電話番号の宛先を前記電話登録手段
から読み出し前記帳票の宛先欄に記載して印字出力す
る。これにより、宛先指定用紙に操作者が宛先を記入す
る必要がなくなる。
【0014】請求項5の発明では、請求項3の前記印刷
出力された電話番号は帳票の先頭の所定位置に印刷さ
れ、それ以降に記載された画情報のみがファクシミリ送
信される。これにより、相手にとって不要である相手電
話番号を送信しなくてもよくなる。
出力された電話番号は帳票の先頭の所定位置に印刷さ
れ、それ以降に記載された画情報のみがファクシミリ送
信される。これにより、相手にとって不要である相手電
話番号を送信しなくてもよくなる。
【0015】請求項6の発明では、請求項3の前記フォ
ーマット格納手段に着脱可能なICカードより更新デー
タを入力可能とする。これにより帳票仕様の変更、追加
が容易にできる。
ーマット格納手段に着脱可能なICカードより更新デー
タを入力可能とする。これにより帳票仕様の変更、追加
が容易にできる。
【0016】請求項7の発明では、請求項3の前記フォ
ーマット格納手段には電話番号に対応した様式を格納し
ておき、指定された電話番号に対応した様式を前記帳票
手段で作成し、前記印刷手段で印刷出力する。これによ
り送信相手別に特有の帳票を使ってファクシミリ送信を
することができる。
ーマット格納手段には電話番号に対応した様式を格納し
ておき、指定された電話番号に対応した様式を前記帳票
手段で作成し、前記印刷手段で印刷出力する。これによ
り送信相手別に特有の帳票を使ってファクシミリ送信を
することができる。
【0017】請求項8の発明では、装置の初期設定をす
る様式を格納したフォーマット格納手段と、この様式に
従って帳票を作成する帳票作成手段と、この作成した帳
票を印刷出力する印刷手段と、この印刷された帳票の所
定位置に装置の初期設定値が記入された後、これを読み
取り認識する認識手段と、この認識した設定値を格納す
る装置設定メモリと、この装置設定メモリの設定内容に
より装置を動作させる制御手段とを具備する。
る様式を格納したフォーマット格納手段と、この様式に
従って帳票を作成する帳票作成手段と、この作成した帳
票を印刷出力する印刷手段と、この印刷された帳票の所
定位置に装置の初期設定値が記入された後、これを読み
取り認識する認識手段と、この認識した設定値を格納す
る装置設定メモリと、この装置設定メモリの設定内容に
より装置を動作させる制御手段とを具備する。
【0018】請求項8の発明では、装置の初期設定を示
した用紙の仕様をフォーマット格納手段に格納してお
き、この様式に従って帳票作成手段で帳票を作成し印刷
手段で印刷出力する。この帳票には初期設定項目とその
項目を実施するか否か等の選択回答を記入する領域があ
り、操作者がその選択回答を記入すると認識手段により
その回答が認識され、その認識結果を装置設定メモリに
記憶しておく。制御手段はこの装置設定メモリの設定内
容により装置設定を行う。これによりユーザは印刷出力
された初期設定用紙の設定項目について簡単な回答を記
入すればよいので、容易に初期設定ができる。
した用紙の仕様をフォーマット格納手段に格納してお
き、この様式に従って帳票作成手段で帳票を作成し印刷
手段で印刷出力する。この帳票には初期設定項目とその
項目を実施するか否か等の選択回答を記入する領域があ
り、操作者がその選択回答を記入すると認識手段により
その回答が認識され、その認識結果を装置設定メモリに
記憶しておく。制御手段はこの装置設定メモリの設定内
容により装置設定を行う。これによりユーザは印刷出力
された初期設定用紙の設定項目について簡単な回答を記
入すればよいので、容易に初期設定ができる。
【0019】請求項9の発明では、請求項7の前記認識
手段の認識結果を表示する表示手段と、この表示された
認識結果に誤りがある場合これを訂正する訂正手段とを
さらに備え、この訂正された結果を前記装置設定メモリ
に格納する。これにより、操作者が訂正誤りや、認識手
段に正しく認識できない文字(数字,記号も含む)を記
入しても正しく訂正できる。
手段の認識結果を表示する表示手段と、この表示された
認識結果に誤りがある場合これを訂正する訂正手段とを
さらに備え、この訂正された結果を前記装置設定メモリ
に格納する。これにより、操作者が訂正誤りや、認識手
段に正しく認識できない文字(数字,記号も含む)を記
入しても正しく訂正できる。
【0020】請求項10の発明は、装置の初期設定条件
を各項目ごとに表し、各項目では複数の回答から1つを
選択できるようにした様式を格納したフォーマット格納
手段と、この様式に従って帳票を作成する帳票作成手段
と、この作成した帳票を印刷出力する印刷手段と、この
印刷された帳票の初期設定条件項目の選択がなされると
選択された回答を認識する認識手段と、この認識された
回答に基づき決定された初期設定条件を格納する装置設
定メモリと、この装置設定メモリの設定内容により装置
を動作させる制御手段とを具備する。
を各項目ごとに表し、各項目では複数の回答から1つを
選択できるようにした様式を格納したフォーマット格納
手段と、この様式に従って帳票を作成する帳票作成手段
と、この作成した帳票を印刷出力する印刷手段と、この
印刷された帳票の初期設定条件項目の選択がなされると
選択された回答を認識する認識手段と、この認識された
回答に基づき決定された初期設定条件を格納する装置設
定メモリと、この装置設定メモリの設定内容により装置
を動作させる制御手段とを具備する。
【0021】請求項10の発明では、装置の初期設定条
件を各項目ごとに表示し、各項目で複数の回答から1つ
を選択できるようにした様式の帳票を印刷出力し、操作
者は各項目について1つを選択する。認識手段はこの選
択された回答を認識して装置設定メモリに格納し、制御
手段はこの装置設定メモリにより装置を動作させる。操
作者は表示された回答の中から1つを選択すればよいの
で設定項目に対する選択誤りが大幅に減少する。
件を各項目ごとに表示し、各項目で複数の回答から1つ
を選択できるようにした様式の帳票を印刷出力し、操作
者は各項目について1つを選択する。認識手段はこの選
択された回答を認識して装置設定メモリに格納し、制御
手段はこの装置設定メモリにより装置を動作させる。操
作者は表示された回答の中から1つを選択すればよいの
で設定項目に対する選択誤りが大幅に減少する。
【0022】請求項11の発明では、請求項9の前記初
期設定条件の各項目ごとの複数回答から1つを選択する
方法は不要な回答に棒線を引くようにする。これにより
不要な回答に棒線を引き、正しい回答をそのまま残すこ
とにより認識手段が正しい回答を確実に認識できる。棒
線としては斜線、横棒、縦棒など、回答の文字、数字、
符号等に応じて使うようにすればよい。
期設定条件の各項目ごとの複数回答から1つを選択する
方法は不要な回答に棒線を引くようにする。これにより
不要な回答に棒線を引き、正しい回答をそのまま残すこ
とにより認識手段が正しい回答を確実に認識できる。棒
線としては斜線、横棒、縦棒など、回答の文字、数字、
符号等に応じて使うようにすればよい。
【0023】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図1は実施の形態の構成を示すブロック図
である。スキャナ制御部1は原稿を読み取り電気信号に
変換するCCD受光素子と機構系で構成され、通信制御
部2はファクシミリとしての通信を行うモデム、網制御
回路等で構成される。符号処理部3はモデムからのデー
タの復号化、モデムへ送るデータの符号化を行う。PC
通信処理部4はデータ通信の全二重通信処理を実行す
る。切換器5はスキャナ制御部1、符号処理部3、PC
通信処理部4を後述するメモリ制御部8に切換える。I
Cカード6にはアプリケーションソフトと送付状(宛先
指定用紙)のフォーマット情報等が格納されており、メ
モリ制御部8へ着脱可能となっている。ページメモリ7
は本装置のメモリを構成し、印刷時の1ページ分の記憶
容量を持っている。
て説明する。図1は実施の形態の構成を示すブロック図
である。スキャナ制御部1は原稿を読み取り電気信号に
変換するCCD受光素子と機構系で構成され、通信制御
部2はファクシミリとしての通信を行うモデム、網制御
回路等で構成される。符号処理部3はモデムからのデー
タの復号化、モデムへ送るデータの符号化を行う。PC
通信処理部4はデータ通信の全二重通信処理を実行す
る。切換器5はスキャナ制御部1、符号処理部3、PC
通信処理部4を後述するメモリ制御部8に切換える。I
Cカード6にはアプリケーションソフトと送付状(宛先
指定用紙)のフォーマット情報等が格納されており、メ
モリ制御部8へ着脱可能となっている。ページメモリ7
は本装置のメモリを構成し、印刷時の1ページ分の記憶
容量を持っている。
【0024】メモリ制御部8は後述するCPUユニット
13が必要とする情報の格納されているアドレス情報を
生成し、そのデータの格納や読み出しを実行する。文字
認識処理部9はスキャナ制御部1で読み取った文字(数
字、符号等を含む)を認識する。フォーマットデータ格
納部10は送付状(宛先指定用紙)の定型枠情報を生成
するための情報を格納しており、帳票用紙作成部11は
フォーマットデータ格納部10の情報に基づいて送付状
の情報をページ展開して送付状を生成する。操作部12
は操作者が操作するキーやパネル等のスイッチ情報を検
出し、装置側へ伝えると共に装置側の指示をパネルに表
示する。CPUユニット13は装置全体の制御、データ
の処理等を実行する。時刻発生回路は装置内でのタイム
スタンプ等時間監視、時間制御を行う。
13が必要とする情報の格納されているアドレス情報を
生成し、そのデータの格納や読み出しを実行する。文字
認識処理部9はスキャナ制御部1で読み取った文字(数
字、符号等を含む)を認識する。フォーマットデータ格
納部10は送付状(宛先指定用紙)の定型枠情報を生成
するための情報を格納しており、帳票用紙作成部11は
フォーマットデータ格納部10の情報に基づいて送付状
の情報をページ展開して送付状を生成する。操作部12
は操作者が操作するキーやパネル等のスイッチ情報を検
出し、装置側へ伝えると共に装置側の指示をパネルに表
示する。CPUユニット13は装置全体の制御、データ
の処理等を実行する。時刻発生回路は装置内でのタイム
スタンプ等時間監視、時間制御を行う。
【0025】OCR文字部15は電話番号情報を印字す
るためのOCR文字を文字認識処理部9が確実に認識で
きるフォントで格納している。文字発生部16はOCR
文字部15で格納しているフォントを描画展開する。記
録メモリ17は記録部19で印刷するための展開データ
を格納し、記録制御部18は記録部19を制御して印刷
を行わせると共に記録メモリ17も制御する。記録部1
9は記録メモリ17のデータを印字出力する。
るためのOCR文字を文字認識処理部9が確実に認識で
きるフォントで格納している。文字発生部16はOCR
文字部15で格納しているフォントを描画展開する。記
録メモリ17は記録部19で印刷するための展開データ
を格納し、記録制御部18は記録部19を制御して印刷
を行わせると共に記録メモリ17も制御する。記録部1
9は記録メモリ17のデータを印字出力する。
【0026】表示制御部20はディスプレー21にデー
タを出力し、表示メモリ2へのデータの書き込み、読み
出しを制御する。ディスプレー21はファクシミリのパ
ネルにあたり、装置内の状況表示、文字認識結果の表示
等を行う。表示メモリ22はディスプレー画面に表示す
るデータを格納しているビットマップメモリである。電
話帳メモリ23は登録された電話番号を格納している不
揮発性のメモリである。装置設定メモリ24はファクシ
ミリ装置の装置設定等の情報を格納するメモリで、例え
ば電話の呼び出し回数、モデムの出力レベル、留守録設
定等がある。
タを出力し、表示メモリ2へのデータの書き込み、読み
出しを制御する。ディスプレー21はファクシミリのパ
ネルにあたり、装置内の状況表示、文字認識結果の表示
等を行う。表示メモリ22はディスプレー画面に表示す
るデータを格納しているビットマップメモリである。電
話帳メモリ23は登録された電話番号を格納している不
揮発性のメモリである。装置設定メモリ24はファクシ
ミリ装置の装置設定等の情報を格納するメモリで、例え
ば電話の呼び出し回数、モデムの出力レベル、留守録設
定等がある。
【0027】まず第1実施の形態について説明する。本
実施の形態は予め登録されている電話番号を装置内で生
成する送付状(宛先指定用紙)に印字し、その送付状に
必要事項等を手書きで記入後、送信原稿に先だって読み
取られ相手先にダイヤル送信する方法であり、電話番号
を誤認識のない文字を用いて印字するため、誤認識によ
る誤接続の不安を取り除くことが可能である。なお、文
字認識領域内に手書きで記入すれば、この記入文字の認
識およびそれによる発呼も行われる。
実施の形態は予め登録されている電話番号を装置内で生
成する送付状(宛先指定用紙)に印字し、その送付状に
必要事項等を手書きで記入後、送信原稿に先だって読み
取られ相手先にダイヤル送信する方法であり、電話番号
を誤認識のない文字を用いて印字するため、誤認識によ
る誤接続の不安を取り除くことが可能である。なお、文
字認識領域内に手書きで記入すれば、この記入文字の認
識およびそれによる発呼も行われる。
【0028】まず電話番号の登録について説明する。図
1の操作部12で操作者はテンキー、記号キー、かな漢
字変換キー等を使用し、ディスプレー21を見ながら所
定の手順に従って電話番号の登録作業を行う。登録事項
としては、内線、外線、ポーズ、内線経由外線等の情
報、また相手先の名前、あるいは会社名称等が含まれ
る。登録件数は電話帳メモリ23の容量により決まる
が、本実施例では100件程度としている。図2はこの
ようにして登録した電話番号登録情報の一例を示す。電
話番号登録情報は装置内の電話帳メモリ23に格納され
る。このメモリ23は不揮発性であり、更新、消去等が
可能なものでEEPROMを使用する。登録件数を多く
する場合はFEEPROM(フラッシュメモリ)等の大
容量のメモリを採用すればよい。
1の操作部12で操作者はテンキー、記号キー、かな漢
字変換キー等を使用し、ディスプレー21を見ながら所
定の手順に従って電話番号の登録作業を行う。登録事項
としては、内線、外線、ポーズ、内線経由外線等の情
報、また相手先の名前、あるいは会社名称等が含まれ
る。登録件数は電話帳メモリ23の容量により決まる
が、本実施例では100件程度としている。図2はこの
ようにして登録した電話番号登録情報の一例を示す。電
話番号登録情報は装置内の電話帳メモリ23に格納され
る。このメモリ23は不揮発性であり、更新、消去等が
可能なものでEEPROMを使用する。登録件数を多く
する場合はFEEPROM(フラッシュメモリ)等の大
容量のメモリを採用すればよい。
【0029】次に送付状の生成作成について説明する。
送付状のフォーマット情報はフォーマットデータ格納部
10に格納されている。フォーマットデータは認識領域
の情報、定型印字等の内容が含まれている。このフォー
マットデータは装置内に予め組み込まれている場合と、
後でICカード6に搭載されているフォーマットソフト
ウェアを取り込む方法とがある。また、回線を使用して
PC通信処理部4を使用してデータ通信でホスト(セン
ター)からフォーマットデータをダウンロードする方法
も実現可能である。
送付状のフォーマット情報はフォーマットデータ格納部
10に格納されている。フォーマットデータは認識領域
の情報、定型印字等の内容が含まれている。このフォー
マットデータは装置内に予め組み込まれている場合と、
後でICカード6に搭載されているフォーマットソフト
ウェアを取り込む方法とがある。また、回線を使用して
PC通信処理部4を使用してデータ通信でホスト(セン
ター)からフォーマットデータをダウンロードする方法
も実現可能である。
【0030】帳票用紙作成部11ではフォーマットデー
タ格納部10からのフォーマットデータを基に帳票(送
付状)を生成する。生成されたデータは一度メモリ制御
部8の管理するページメモリ7にビットマップデータと
して格納される。CPUユニット13はメモリ制御部8
の管理するページメモリ7の格納データを記録メモリ1
7へ転送する。転送されたデータは記録制御部18によ
り順次読み出されて記録部19で印字出力される。
タ格納部10からのフォーマットデータを基に帳票(送
付状)を生成する。生成されたデータは一度メモリ制御
部8の管理するページメモリ7にビットマップデータと
して格納される。CPUユニット13はメモリ制御部8
の管理するページメモリ7の格納データを記録メモリ1
7へ転送する。転送されたデータは記録制御部18によ
り順次読み出されて記録部19で印字出力される。
【0031】上述した送付状に登録済みの電話番号が印
字される過程について説明する。操作者は原稿の送信に
先だって相手先を選択あるいは指定する必要がある。本
実施の形態ではファクシミリ機能の一つである電話帳機
能を使用する。操作者は操作部12のファクションキー
を使用しディスプレー21に電話帳を表示させる。表示
内容はその一例を図3で示す。この表示内容の中から送
信先を印字キーあるいは直接短縮番号で指定し、これを
確定する。指定が確定すると装置は自動的に送付状の生
成動作を実行する。
字される過程について説明する。操作者は原稿の送信に
先だって相手先を選択あるいは指定する必要がある。本
実施の形態ではファクシミリ機能の一つである電話帳機
能を使用する。操作者は操作部12のファクションキー
を使用しディスプレー21に電話帳を表示させる。表示
内容はその一例を図3で示す。この表示内容の中から送
信先を印字キーあるいは直接短縮番号で指定し、これを
確定する。指定が確定すると装置は自動的に送付状の生
成動作を実行する。
【0032】まず、指定電話番号(電話番号登録情報)
を電話帳メモリ23からOCR文字発生部16に転送
し、OCR文字発生部16はその中から電話番号情報と
それ以外の情報を識別管理する。電話番号情報はOCR
文字部15に格納されている文字認識処理部9で確実に
認識可能な文字フォントを使用する。それ以外の情報印
字には記録制御部18に格納されている標準的なROM
フォントを使用して印字する。標準的なROMフォント
は一般的に市販されているJIS第1水準文字、JIS
第2水準文字等を含んでいる。
を電話帳メモリ23からOCR文字発生部16に転送
し、OCR文字発生部16はその中から電話番号情報と
それ以外の情報を識別管理する。電話番号情報はOCR
文字部15に格納されている文字認識処理部9で確実に
認識可能な文字フォントを使用する。それ以外の情報印
字には記録制御部18に格納されている標準的なROM
フォントを使用して印字する。標準的なROMフォント
は一般的に市販されているJIS第1水準文字、JIS
第2水準文字等を含んでいる。
【0033】電話番号印字情報については、まず電話番
号に対応した認識可能文字がOCR文字部15から順次
選択され、選択された文字フォントデータ(ビットデー
タ)は文字発生部16に格納される。その後、送付状の
生成過程で説明したフォーマットデータを元に帳票(送
付状)を生成し、生成されたデータがメモリ制御部8の
管理するページメモリ7に格納されているので、そのペ
ージメモリ7のデータに対して文字発生部16に格納し
たデータを組み入れる。メモリ制御部8はページメモリ
7の組み込みアドレスを演算し文字発生部16のデータ
を組み入れる。これらの全体的制御はCPUユニット1
3によって行われる。
号に対応した認識可能文字がOCR文字部15から順次
選択され、選択された文字フォントデータ(ビットデー
タ)は文字発生部16に格納される。その後、送付状の
生成過程で説明したフォーマットデータを元に帳票(送
付状)を生成し、生成されたデータがメモリ制御部8の
管理するページメモリ7に格納されているので、そのペ
ージメモリ7のデータに対して文字発生部16に格納し
たデータを組み入れる。メモリ制御部8はページメモリ
7の組み込みアドレスを演算し文字発生部16のデータ
を組み入れる。これらの全体的制御はCPUユニット1
3によって行われる。
【0034】図3は送付状に組み込まれるデータを可視
的に表現している。図3(A)は文字発生部16で生成
した認識可能(100%)なフォントを用いた文字であ
る。この文字に表されているように、線が細く、各文字
の特徴が顕著になっている形状が認識しやすい。認識文
字の両端に付加されている黒マークは文字認識の際に画
像の切り出し位置を検出するためのヘッダーマークであ
る。ヘッダーマークは位置検出の他に用紙の曲がり検知
を行い、傾き補正処理にも使用される。文字枠は手書き
文字を記入できる用紙と兼用できるように設けている
が、手書き文字記入用紙との兼用が不要な場合には、文
字枠を削除するように設定すればよい。この文字記入枠
は文字認識処理の際に枠除去アルゴリズムにより自動的
に認識領域からメモリ上で削除されるので運用上は影響
ない。電話番号の下に記載された「松下電送(株)」は
ROMフォントから生成した文字データである。
的に表現している。図3(A)は文字発生部16で生成
した認識可能(100%)なフォントを用いた文字であ
る。この文字に表されているように、線が細く、各文字
の特徴が顕著になっている形状が認識しやすい。認識文
字の両端に付加されている黒マークは文字認識の際に画
像の切り出し位置を検出するためのヘッダーマークであ
る。ヘッダーマークは位置検出の他に用紙の曲がり検知
を行い、傾き補正処理にも使用される。文字枠は手書き
文字を記入できる用紙と兼用できるように設けている
が、手書き文字記入用紙との兼用が不要な場合には、文
字枠を削除するように設定すればよい。この文字記入枠
は文字認識処理の際に枠除去アルゴリズムにより自動的
に認識領域からメモリ上で削除されるので運用上は影響
ない。電話番号の下に記載された「松下電送(株)」は
ROMフォントから生成した文字データである。
【0035】図3(B)はフォーマットデータ格納部1
0のフォーマットデータを元に帳票用紙作成部11で生
成し、ページメモリ7に格納されたA4版データを可視
的に表現したものである。「送付状」、「様」、「コメ
ント欄」が印字されている。破線で囲まれた部分に
(A)の部分が組み込まれて1つの画像として出力され
る。出力の過程は上述したようにメモリ制御部8の制御
によりページメモリ7のデータは記録メモリ17に転送
され、その後、記録制御部18の制御により記録部19
で印字出力される。このようにして操作者が指定選択し
た相手先の電話番号が用紙上に印字出力される。
0のフォーマットデータを元に帳票用紙作成部11で生
成し、ページメモリ7に格納されたA4版データを可視
的に表現したものである。「送付状」、「様」、「コメ
ント欄」が印字されている。破線で囲まれた部分に
(A)の部分が組み込まれて1つの画像として出力され
る。出力の過程は上述したようにメモリ制御部8の制御
によりページメモリ7のデータは記録メモリ17に転送
され、その後、記録制御部18の制御により記録部19
で印字出力される。このようにして操作者が指定選択し
た相手先の電話番号が用紙上に印字出力される。
【0036】次に確実に認識可能な文字について説明す
る。文字認識では手書き文字は個人の癖字、記入時の筆
記用具(鉛筆等)によって認識精度(確率)は大きく変
動するので、認識精度を向上する開発が進められてい
る。認識のアルゴリズムでも一致点を検知する方法、ベ
クトル情報で認識する方法、ニューロンを使用した多次
元特徴量で認識する方法等のいろいろなアルゴリズムが
存在しているが一長一短があり、確実な認識方法は確立
していない。認識精度を向上するためには癖字等を学習
し特徴点として登録する後学習方法もある。いずれにし
ても万人の手書き文字を認識可能とするには困難があ
り、現時点では誤認識が発生し、訂正する作業は認識と
一連の作業となる。認識は装置が行うので便利である
が、訂正作業は操作者がやるため面倒であり、認識精度
が97%としても100文字で3文字の訂正をしなけれ
ばならない。この点が文字認識を用いた運用でのネック
になっている。
る。文字認識では手書き文字は個人の癖字、記入時の筆
記用具(鉛筆等)によって認識精度(確率)は大きく変
動するので、認識精度を向上する開発が進められてい
る。認識のアルゴリズムでも一致点を検知する方法、ベ
クトル情報で認識する方法、ニューロンを使用した多次
元特徴量で認識する方法等のいろいろなアルゴリズムが
存在しているが一長一短があり、確実な認識方法は確立
していない。認識精度を向上するためには癖字等を学習
し特徴点として登録する後学習方法もある。いずれにし
ても万人の手書き文字を認識可能とするには困難があ
り、現時点では誤認識が発生し、訂正する作業は認識と
一連の作業となる。認識は装置が行うので便利である
が、訂正作業は操作者がやるため面倒であり、認識精度
が97%としても100文字で3文字の訂正をしなけれ
ばならない。この点が文字認識を用いた運用でのネック
になっている。
【0037】本発明はこの点を解決したもので、認識ア
ルゴリズムで認識する場合に認識エラーの起こらない文
字特徴から文字を生成して認識誤りのない文字認識を可
能としたものである。言い換えればアルゴリズムで認識
する場合での特徴量が格段に高い文字であると言える。
文字生成にあたっては、認識前段階での切り出し処理、
細線化処理等で不具合の起こらない文字の太さ、文字形
状(特徴)を元にフォントは作成されている。またここ
で作成されたフォントは本装置に搭載された認識アルゴ
リズムにマッチしているのであり、それ以外のアルゴリ
ズムでは認識精度は多少低下する恐れがある。
ルゴリズムで認識する場合に認識エラーの起こらない文
字特徴から文字を生成して認識誤りのない文字認識を可
能としたものである。言い換えればアルゴリズムで認識
する場合での特徴量が格段に高い文字であると言える。
文字生成にあたっては、認識前段階での切り出し処理、
細線化処理等で不具合の起こらない文字の太さ、文字形
状(特徴)を元にフォントは作成されている。またここ
で作成されたフォントは本装置に搭載された認識アルゴ
リズムにマッチしているのであり、それ以外のアルゴリ
ズムでは認識精度は多少低下する恐れがある。
【0038】次に、出力された送付状への記入と認識お
よび発呼について説明する。出力された用紙には相手先
の電話番号が既に印字されているので記入の必要はな
い。従来では送付用紙に相手会社名あるいは名前等を記
入していたが、本実施の形態では、図3で示したように
電話番号登録情報の中から会社名あるいは名前等を取り
込むことにより操作者はコメント欄に必要があればコメ
ントを記入すればよく、また電話番号の確認判断も容易
にできる。
よび発呼について説明する。出力された用紙には相手先
の電話番号が既に印字されているので記入の必要はな
い。従来では送付用紙に相手会社名あるいは名前等を記
入していたが、本実施の形態では、図3で示したように
電話番号登録情報の中から会社名あるいは名前等を取り
込むことにより操作者はコメント欄に必要があればコメ
ントを記入すればよく、また電話番号の確認判断も容易
にできる。
【0039】次に送信動作について説明する。コメント
欄に記入(記入しない時も有り)後は送信原稿の前に送
付状を付けて送信ボタンを押すことにより送信動作が開
始される。図1を参照して説明する。セットされた送付
状を送信原稿はスキャナ制御部1でまず送付状が読み取
られ、読み取られたデータは切換器5を経由してメモリ
制御部8の制御によってページメモリ7へ格納される。
格納されたデータから電話番号の認識処理が開始され
る。まず文字認識処理部9はメモリ制御部8の制御によ
りページメモリ7のデータを文字認識処理部9に取り込
む。文字認識処理部9はフォーマットデータ格納部10
で保持している認識領域情報をベースに文字切り出し位
置を検出する。検出領域にはヘッダーマークが存在して
おり、このヘッダーマークに対して規定幅領域をデータ
として文字認識処理部9の内部に格納する。認識処理は
この認識領域情報から認識領域を分離する。認識領域情
報の中には切り出し個数、切り出しの高さおよび幅等が
含まれている。
欄に記入(記入しない時も有り)後は送信原稿の前に送
付状を付けて送信ボタンを押すことにより送信動作が開
始される。図1を参照して説明する。セットされた送付
状を送信原稿はスキャナ制御部1でまず送付状が読み取
られ、読み取られたデータは切換器5を経由してメモリ
制御部8の制御によってページメモリ7へ格納される。
格納されたデータから電話番号の認識処理が開始され
る。まず文字認識処理部9はメモリ制御部8の制御によ
りページメモリ7のデータを文字認識処理部9に取り込
む。文字認識処理部9はフォーマットデータ格納部10
で保持している認識領域情報をベースに文字切り出し位
置を検出する。検出領域にはヘッダーマークが存在して
おり、このヘッダーマークに対して規定幅領域をデータ
として文字認識処理部9の内部に格納する。認識処理は
この認識領域情報から認識領域を分離する。認識領域情
報の中には切り出し個数、切り出しの高さおよび幅等が
含まれている。
【0040】認識領域が分離されればその部分から枠削
除処理を実施し枠を取り除く。枠削除では単純に切り出
し領域の周囲の数ライン分の幅を削ればよい。枠削除後
は細線化処理等の前処理を経て特徴量の抽出を行う。本
実施の形態では多次元特徴量抽出を行い文字判定を行う
が、他の特徴量抽出方法を用いてもよい。
除処理を実施し枠を取り除く。枠削除では単純に切り出
し領域の周囲の数ライン分の幅を削ればよい。枠削除後
は細線化処理等の前処理を経て特徴量の抽出を行う。本
実施の形態では多次元特徴量抽出を行い文字判定を行う
が、他の特徴量抽出方法を用いてもよい。
【0041】個々の領域に対して上述した処理を繰り返
し、全ての電話番号の認識処理が終了するまで実行す
る。終了後装置設定メモリ24の発信番号レジスタ(図
示せず)にセットする。装置設定メモリ24の発信番号
レジスタの内容はメモリ制御部8の制御で通信制御部2
に転送され、回線への発呼が行われる。回線が接続され
ファクシミリとしての手順が確立できれば、ページメモ
リ7に格納されていたデータを電文情報として送出す
る。送付状以降の原稿は一般的なファクシミリの送信と
同様である。なお、送付状に記載された相手先電話番号
は相手に送信する必要はないので、図3(B)に示す
「送付状」以下の記載を送信するようにしてもよい。
し、全ての電話番号の認識処理が終了するまで実行す
る。終了後装置設定メモリ24の発信番号レジスタ(図
示せず)にセットする。装置設定メモリ24の発信番号
レジスタの内容はメモリ制御部8の制御で通信制御部2
に転送され、回線への発呼が行われる。回線が接続され
ファクシミリとしての手順が確立できれば、ページメモ
リ7に格納されていたデータを電文情報として送出す
る。送付状以降の原稿は一般的なファクシミリの送信と
同様である。なお、送付状に記載された相手先電話番号
は相手に送信する必要はないので、図3(B)に示す
「送付状」以下の記載を送信するようにしてもよい。
【0042】次に第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態はファクシミリ装置の初期設定である。初
期設定はファクシミリ装置を使用する個々のユーザ毎に
設定するものであり、例えば受信時に電話のベルを鳴ら
すか否か、鳴らす場合は回数は幾つか、また留守番電話
を設定するか、音声応答をするか否か等がある。
本実施の形態はファクシミリ装置の初期設定である。初
期設定はファクシミリ装置を使用する個々のユーザ毎に
設定するものであり、例えば受信時に電話のベルを鳴ら
すか否か、鳴らす場合は回数は幾つか、また留守番電話
を設定するか、音声応答をするか否か等がある。
【0043】まず装置設定用紙作成について説明する。
図1において、装置設定の内容はフォーマットデータ格
納部10に既に格納されているので、操作者は操作部1
2で設定記入用紙出力の指示をする。フォーマットデー
タ格納部10のデータは帳票用紙作成部11で生成さ
れ、メモリ制御部8によりページメモリ7に一旦格納さ
れた後、記憶制御部18の制御により記録メモリ17に
記憶され、記録部19に読み出され印字出力される。こ
の用紙生成の過程は第1の実施の形態の場合と同じであ
る。
図1において、装置設定の内容はフォーマットデータ格
納部10に既に格納されているので、操作者は操作部1
2で設定記入用紙出力の指示をする。フォーマットデー
タ格納部10のデータは帳票用紙作成部11で生成さ
れ、メモリ制御部8によりページメモリ7に一旦格納さ
れた後、記憶制御部18の制御により記録メモリ17に
記憶され、記録部19に読み出され印字出力される。こ
の用紙生成の過程は第1の実施の形態の場合と同じであ
る。
【0044】図4は設定用紙出力の一例を示す。本発明
ではカタカナ、英数字、記号等の認識が可能であるの
で、操作性を考慮して用紙フォーマットを作成すれば設
定し易い設定記入用紙となる。本実施例では装置の設定
を操作者が簡単にできるので、従来のようにサービスマ
ンが装置を購入して設置する度に設定作業に行く必要は
なく、また装置設定用紙も装置毎に装置自体で出力でき
るので設定用紙の購入等が不用となる。
ではカタカナ、英数字、記号等の認識が可能であるの
で、操作性を考慮して用紙フォーマットを作成すれば設
定し易い設定記入用紙となる。本実施例では装置の設定
を操作者が簡単にできるので、従来のようにサービスマ
ンが装置を購入して設置する度に設定作業に行く必要は
なく、また装置設定用紙も装置毎に装置自体で出力でき
るので設定用紙の購入等が不用となる。
【0045】手書きで記入し装置設定ができるので設定
時の操作の親和性もよくなり、バーコード形式のものや
OMR方式のものに比べて設定は容易である。手書き記
入での訂正方法について説明する。前述した送付状の読
み取りと同じく、図1のスキャナ制御部1で読み取ら
れ、切換部5で切り換えて、メモリ制御部8によりペー
ジメモリ7に格納され、文字認識処理部9とフォーマッ
トデータ格納部10の作用により手書き文字は認識され
表示制御部20により表示メモリ22に格納された後、
ディスプレー21に認識結果が表示される。
時の操作の親和性もよくなり、バーコード形式のものや
OMR方式のものに比べて設定は容易である。手書き記
入での訂正方法について説明する。前述した送付状の読
み取りと同じく、図1のスキャナ制御部1で読み取ら
れ、切換部5で切り換えて、メモリ制御部8によりペー
ジメモリ7に格納され、文字認識処理部9とフォーマッ
トデータ格納部10の作用により手書き文字は認識され
表示制御部20により表示メモリ22に格納された後、
ディスプレー21に認識結果が表示される。
【0046】誤認識により手書きの文字が認識できない
場合や間違えて記入している場合には、ディスプレー2
1で表示されている誤認識文字の部分にカーソル(ブリ
ンク)を持ってゆき正しい文字に訂正すればその内容は
自動的に変更される。訂正がない場合、あるいは訂正が
終了したら確認ボタンで動作を終了すれば、認識内容は
装置設定メモリ24に格納され、装置設定が内部で実行
され、装置はユーザの設定した内容に初期設定される。
装置設定メモリ24のデータは次の変更があるまで保持
される。
場合や間違えて記入している場合には、ディスプレー2
1で表示されている誤認識文字の部分にカーソル(ブリ
ンク)を持ってゆき正しい文字に訂正すればその内容は
自動的に変更される。訂正がない場合、あるいは訂正が
終了したら確認ボタンで動作を終了すれば、認識内容は
装置設定メモリ24に格納され、装置設定が内部で実行
され、装置はユーザの設定した内容に初期設定される。
装置設定メモリ24のデータは次の変更があるまで保持
される。
【0047】図5は設定記入用紙の他の例を示す。この
場合設定項目について、図4のように回答をカタカナ、
英数字で記載するのではなく、回答は全て記載されてお
り、不用な回答を棒線等で消去する。棒線は通常斜線と
するが、横線でもよく、また二重線にしてもよい。要す
るに正しい回答以外の文字、数字、記号を認識できない
ものにすればよい。文字等は印刷されているので認識誤
が少ない上に、1つの回答のみ認識できれば、他は認識
不能とすればよいので正しい認識をする可能性は極めて
高い。また誤認識した場合もディスプレー21によって
訂正できる。また回答の印刷は第1の実施の形態で説明
したように誤認識を生じないフォントで印刷する様にす
れば誤認識はなくなる。本実施の形態の場合、操作者が
回答を記入する必要がなく、斜線等により不用な回答を
認識できないようにすればよいので、操作が簡単であ
り、記入誤りも少ない。また筆記用具の種類によって認
識率が左右されず、OMR方式やバーコードなどを用い
る場合に比べて内容が直接的で分かり易い。
場合設定項目について、図4のように回答をカタカナ、
英数字で記載するのではなく、回答は全て記載されてお
り、不用な回答を棒線等で消去する。棒線は通常斜線と
するが、横線でもよく、また二重線にしてもよい。要す
るに正しい回答以外の文字、数字、記号を認識できない
ものにすればよい。文字等は印刷されているので認識誤
が少ない上に、1つの回答のみ認識できれば、他は認識
不能とすればよいので正しい認識をする可能性は極めて
高い。また誤認識した場合もディスプレー21によって
訂正できる。また回答の印刷は第1の実施の形態で説明
したように誤認識を生じないフォントで印刷する様にす
れば誤認識はなくなる。本実施の形態の場合、操作者が
回答を記入する必要がなく、斜線等により不用な回答を
認識できないようにすればよいので、操作が簡単であ
り、記入誤りも少ない。また筆記用具の種類によって認
識率が左右されず、OMR方式やバーコードなどを用い
る場合に比べて内容が直接的で分かり易い。
【0048】以上のように本発明は装置内にフォーマッ
トデータを格納し用紙印刷を装置自体で行い、用紙に装
置が保有している認識可能なフォーマットを印字し、認
識については手書き文字認識、印刷文字認識をすること
により相手先への自動ダイヤリング、または装置の初期
設定を実現することができる。
トデータを格納し用紙印刷を装置自体で行い、用紙に装
置が保有している認識可能なフォーマットを印字し、認
識については手書き文字認識、印刷文字認識をすること
により相手先への自動ダイヤリング、または装置の初期
設定を実現することができる。
【0049】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、認識手段が認識しやすい文字フォントを記憶手段に
記憶させ、これを印刷させるようにしたため、これを読
み取る時には確実にご認識することなく文字を認識する
ことができるものである。
は、認識手段が認識しやすい文字フォントを記憶手段に
記憶させ、これを印刷させるようにしたため、これを読
み取る時には確実にご認識することなく文字を認識する
ことができるものである。
【0050】ファクシミリ装置内に文字認識に必要とさ
れるフォーマット情報(帳票情報)を保有し、ファクシ
ミリ装置自体で認識事項を記入する認識用紙を印刷出力
できるようにしたもので、この用紙を購入する必要はな
く、また装置毎に若干異なる付加機能も記載された装置
特有の記入用紙を出力できる。これらの用紙への記入情
報はICカードや装置内メモリに格納でき、さらにデー
タ通信機能によりダウンロードすることも可能であり、
ICカードやデータ通信機能によりデータ更新も容易に
できる。
れるフォーマット情報(帳票情報)を保有し、ファクシ
ミリ装置自体で認識事項を記入する認識用紙を印刷出力
できるようにしたもので、この用紙を購入する必要はな
く、また装置毎に若干異なる付加機能も記載された装置
特有の記入用紙を出力できる。これらの用紙への記入情
報はICカードや装置内メモリに格納でき、さらにデー
タ通信機能によりダウンロードすることも可能であり、
ICカードやデータ通信機能によりデータ更新も容易に
できる。
【0051】認識動作について電話番号等確実な認識が
必要なものは文字認識処理部で確実に認識できる文字フ
ォントを用いて認識精度を格段に向上させている。電話
番号を帳票に記載するには登録した電話番号を操作者が
指示しなければならないが、一旦この指示によって印刷
された帳票をコピーしておけば、以降同じ相手に送信す
るときは、この帳票を送付状として使用することによ
り、電話番号の指定も不用でかつ誤認識のない帳票認識
が可能となる。
必要なものは文字認識処理部で確実に認識できる文字フ
ォントを用いて認識精度を格段に向上させている。電話
番号を帳票に記載するには登録した電話番号を操作者が
指示しなければならないが、一旦この指示によって印刷
された帳票をコピーしておけば、以降同じ相手に送信す
るときは、この帳票を送付状として使用することによ
り、電話番号の指定も不用でかつ誤認識のない帳票認識
が可能となる。
【0052】装置の初期設定についても上述したフォー
マット情報から設定記入用紙を生成して印刷出力するこ
とにより、装置特有の設定ができる。装置設定用紙に手
書きで回答を記入する場合、誤認識した場合訂正処理が
可能となっており、操作者が自分で訂正、確認でき信頼
性が向上している。また装置設定用紙の回答は正しい回
答を残して他に斜線等を引いて認識不可とすることによ
り認識確率が大幅に向上する。この回答を誤認識のない
フォント文字を用いて印刷することにより、誤認識を除
去することができる。
マット情報から設定記入用紙を生成して印刷出力するこ
とにより、装置特有の設定ができる。装置設定用紙に手
書きで回答を記入する場合、誤認識した場合訂正処理が
可能となっており、操作者が自分で訂正、確認でき信頼
性が向上している。また装置設定用紙の回答は正しい回
答を残して他に斜線等を引いて認識不可とすることによ
り認識確率が大幅に向上する。この回答を誤認識のない
フォント文字を用いて印刷することにより、誤認識を除
去することができる。
【0053】本発明では電話番号誤記入や指示を容易に
するためファクシミリの標準的な機能の電話帳から電話
番号を取り込み認識誤りのないフォント文字を用いて印
刷しているので確実な発呼ができる。
するためファクシミリの標準的な機能の電話帳から電話
番号を取り込み認識誤りのないフォント文字を用いて印
刷しているので確実な発呼ができる。
【図1】実施例の構成を示すブロック図
【図2】電話番号登録情報の一例を示す図
【図3】印刷出力される送付状の一例を示す図
【図4】印刷出力される装置設定のための設定記入用紙
の一例を示す図
の一例を示す図
【図5】印刷出力される装置設定のための設定記入用紙
の他の例を示す図
の他の例を示す図
1 スキャナ制御部 2 通信制御部 3 符号処理部 4 PC通信処理部 5 切換部 6 ICカード 7 ページメモリ 8 メモリ制御部 9 文字認識処理部 10 フォーマットデータ格納部 11 帳票用紙作成部 12 操作部 13 CPUユニット 14 時刻発生回路 15 OCR文字部 16 文字発生部 17 記録メモリ 18 記録制御部 19 記録部 20 表示制御部 21 ディスプレー 22 表示メモリ 23 電話帳メモリ 24 装置設定メモリ
Claims (11)
- 【請求項1】 原稿を読み取る読取手段と、この読取手
段が読み取った文字を所定のアルゴリズムを用いて認識
する認識手段と、この認識手段のアルゴリズムに対応し
て前記認識手段がほぼ確実に認識できる文字フォントを
記憶する記憶手段と、この記憶手段が記憶している文字
フォントを印刷する印刷手段とを具備する文字認識機能
付ファクシミリ装置。 - 【請求項2】 前記文字フォントは前記認識手段による
認識を容易にした文字であることを特徴とする請求項1
記載の文字認識機能付ファクシミリ装置。 - 【請求項3】 様式を格納したフォーマット格納手段
と、この様式に従って帳票を作成する帳票作成手段と、
電話番号とその宛先を登録した電話番号登録手段と、電
話番号を指定されると前記電話番号登録手段から電話番
号を読み出し前記帳票作成手段で作成する帳票に電話番
号を付加して印刷出力する印刷手段と、この印刷出力さ
れた電話番号を読み取り認識する認識手段と、この認識
手段が認識した電話番号で発呼する発呼手段とを具備す
る文字認識機能付ファクシミリ装置。 - 【請求項4】 前記印刷手段は、指定された電話番号の
宛先を前記電話登録手段から読み出し前記帳票の宛先欄
に記載して印字出力することを特徴とする請求項3記載
の文字認識機能付ファクシミリ装置。 - 【請求項5】 前記印刷出力された電話番号は帳票の先
頭の所定位置に印刷され、それ以降に記載された画情報
のみがファクシミリ送信されることを特徴とする請求項
3記載の文字認識機能付ファクシミリ装置。 - 【請求項6】 前記フォーマット格納手段に着脱可能な
ICカードより更新データを入力可能としたことを特徴
とする請求項3記載の文字認識機能付ファクシミリ装
置。 - 【請求項7】 前記フォーマット格納手段には電話番号
に対応した様式を格納しておき、指定された電話番号に
対応した様式を前記帳票手段で作成し、前記印刷手段で
印刷出力することを特徴とする請求項3記載の文字認識
機能付ファクシミリ装置。 - 【請求項8】 装置の初期設定をする様式を格納したフ
ォーマット格納手段と、この様式に従って帳票を作成す
る帳票作成手段と、この作成した帳票を印刷出力する印
刷手段と、この印刷された帳票の所定位置に装置の初期
設定値が記入された後、これを読み取り認識する認識手
段と、この認識した設定値を格納する装置設定メモリ
と、この装置設定メモリの設定内容により装置を動作さ
せる制御手段とを具備する文字認識機能付ファクシミリ
装置。 - 【請求項9】 前記認識手段の認識結果を表示する表示
手段と、この表示された認識結果に誤りがある場合これ
を訂正する訂正手段とをさらに備え、この訂正された結
果を前記装置設定メモリに格納することを特徴とする請
求項8記載の文字認識機能付ファクシミリ装置。 - 【請求項10】 装置の初期設定条件を各項目ごとに表
し、各項目では複数の回答から1つを選択できるように
した様式を格納したフォーマット格納手段と、この様式
に従って帳票を作成する帳票作成手段と、この作成した
帳票を印刷出力する印刷手段と、この印刷された帳票の
初期設定条件項目の選択がなされると選択された回答を
認識する認識手段と、この認識された回答に基づき決定
された初期設定条件を格納する装置設定メモリと、この
装置設定メモリの設定内容により装置を動作させる制御
手段とを具備する文字認識機能付ファクシミリ装置。 - 【請求項11】 前記初期設定条件の各項目ごとの複数
回答から1つを選択する方法は不要な回答に棒線を引く
ようにしたものであることを特徴とする請求項10記載
の文字認識機能付ファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7325430A JPH09163057A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 文字認識機能付ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7325430A JPH09163057A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 文字認識機能付ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09163057A true JPH09163057A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18176776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7325430A Pending JPH09163057A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 文字認識機能付ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09163057A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008263556A (ja) * | 2007-04-13 | 2008-10-30 | Pfu Ltd | スキャナ装置、および、画像読取表示方法 |
US8134756B2 (en) | 2007-03-14 | 2012-03-13 | Pfu Limited | Scanning apparatus |
-
1995
- 1995-12-14 JP JP7325430A patent/JPH09163057A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8134756B2 (en) | 2007-03-14 | 2012-03-13 | Pfu Limited | Scanning apparatus |
JP2008263556A (ja) * | 2007-04-13 | 2008-10-30 | Pfu Ltd | スキャナ装置、および、画像読取表示方法 |
US8699097B2 (en) | 2007-04-13 | 2014-04-15 | Pfu Limited | Scanner device and image reading and display method |
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