JPH04144468A

JPH04144468A - ファクシミリ装置

Info

Publication number: JPH04144468A
Application number: JP2266680A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiro Sato; 和弘佐藤
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1990-10-05
Filing date: 1990-10-05
Publication date: 1992-05-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、ファクシミリ装置に関する。

［従来の技術］一般に、ファクシミリ通信などで文書を受信した場合、
受信者は、問い合せや回答のために、その相手先に電話
連絡を取ることが多い。

ところが、受信文書に相手先の電話番号が記載されてい
ないために、連絡が取れない場合があった。

ところで、送信する各ページの画像に、送信日時や予め
登録している文字情報を付加するファクシミリ装置の既
知機能がある。この場合の文字情報としては、ファクシ
ミリ装置所有者の氏名や会社名であるＴＴＩ（Ｔｒａｎ
ｓｍｉｔｔａｒ　Ｔｅｒｍｉｎａｌ　］ｄｅｎｔｉｆｉ
ｃａｔｉｏｎ）情報や、例えば「マル秘」や［至急電話
ください。Ｊというような定型文がよく知られている。

しかしながら、従来は、このような文字情報で、送信元
の電話番号を伝えることは行なっていなかった。

［発明が解決しようとする課題］このため、受信者は、連絡を取るための送信者の電話番
号を容易に知ることができないという不都合があった。

本発明は、上記の不都合を解消し、受信者が送信者の電
話番号を容易に知ることができるファクシミリ装置を提
供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］このために本発明は、予め登録されている電話番号を送
信画像に付加するようにしたことを特徴どするものであ
る。

［作用］これにより、受信者は、送信者の電話番号を容易に知る
ことができるようになる。

［実施例］以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。

第１図は、本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の
ブロック構成図を示したものである。図において、スキ
ャナ１は原稿画像を読み取って画情報を取り出すもので
、プロッタ２は画像を記録紙に記録するものである。

符号化復号化部３は、送信する画情報を符号化によりデ
ータ圧縮する一方、受信した画情報を復号化して元の画
情報を再生するものである。

画像メモリ４は、必要に応じて画情報を一旦蓄積するも
のである。パターンジェネレータ５は、文字コートデー
タをドラ１へパターンの画像データに変換するものであ
る。画像変倍部６は、原稿画像に各種文字情報を付加す
ることにより長くなった画像を元のサイズに縮小するも
のである。

モデム７は、画情報を変復調して伝送すると共に、伝送
制御のための各種手順信号を伝送するものである。網制
御装置８は、電話回線が接続され、発着信の際に所定の
回線制御を行なうものである。

操作表示部９は、装置が動作状態を表示する一方、オペ
レータが各種操作を行なうものである。

システムメモリ１０は、予め登録される各種情報を記憶
するものである。システム制御部１１は、上記各部を制
御するマイクロコンピュータである。信号バス１２は、
−ト記各部相互間で制御信号やデータをやりとりする信
号ラインである。

以」二の構成で、本実施例のファクシミリ装置を使用す
る場合、最初に所定の操作により、ＴＴ’Ｔ情報、電話
連絡用の電話番号および定型文の登録処理を行なう。

ＴＴＩ情報は、従来と同様にユーザ名を任意に登録する
。電話番号は、例えば、第２図（ａ）に示すように、国
際プリフィクスａ２国コードｂ、市外局番Ｃ９市内局番
ｄおよび加入者番号ｅを９．録する。この場合、市外局
番Ｃと市内局番ｄの間には、区切りを示す「−」などの
記号を挿入しておく９、なお、上記国際プリフィクスａ
のｒｏｏｌＪは、海外発信する際にダイヤルする番号で
あり、国コートｂの「８１」は、海外かρ）日本に発信
する際にダイヤルする番号である。

また、定型文は、同図（ｂ）に示すように、送信文書に
付は足したい各種の文を番号に対応させて登録する。こ
のとき「至急電話ください。」というように電話連絡を
要求する文は１番に登録しておくこれらの登録処理は既知技術により行ない、登録された
各種情報は、文字コード情報でシステムメモリ１０に格
納する。

次に、送信動作の一例としてメモリ蓄積送信時の動作を
説明する。

この場合、オペレータは、スキャナ１に送信原稿をセッ
トして、画像読取動作を起動する。これにより、ファク
シミリ装置は、第３図に示すように、原稿画像を読み取
って各ページの画情報を画像メモリ４に一旦蓄積する（
処理〕０１）。

次いで、オペレータは、所定の操作で宛先を設定すると
共に（処理１０２）、原稿画像に付加する定型文を番号
で選択する（処理１０３）。

そして、起動操作することによりファクシミリ装置は発
呼する（処理１０４）。

相手先が応答すると、ファクシミリ装置は、現在の日時
、登録されているＴＴＩ情報および選択された定型文な
どの情報を読み出す。また、送信する原稿画像にファイ
ル番号を付与する。これらの情報は文字コードデータで
あるので、各情報をドツトパターンの画像データに変換
する（処理１０５）。

次いで、選択された定型文が予め設定されている特定の
文であるかどうか判別する（処理１０Ｇ）。

本実施例では、「至急電話ください。」という１番の文
が特定の文に設定されている。

この文が選択されている場合には（処理１０６のｙ）、
さらに登録されている電話番号を読み出して、その情報
をドラ１へパターンの画像データに変換する（処理１０
７）。

次に、蓄積している１ページの原稿画像を読み出し、上
記各画像データを、原稿画像の副走査方向の先頭部に付
加する。なお、このとき、ページ番号を示す画像データ
を挿入しておく（処理１０８）。

原稿画像は、上記画像データの付加により、副走査方向
の画像長が長くなる。その長くなった画像を画像変倍部
６により元の原稿画像の長さに縮小する。この縮小処理
は既知技術により行なう（処理１０９）。

この後、上記処理を実行した１ページの原稿画像を送信
する（処理１１０）。

以上の処理を原稿画像の各ページに対して繰り返す（処
理１１１のＮより処理１０８へ）。そして、全ページ処
理すると（処理１１１のＹ）、送信処理を終了する。

第４図は、この場合の受信側における記録画像の一例を
示したものである。すなわち、受信画像の先頭部の１行
には、日付２０１．ＴＴＩ情報２０２．ファイル番号２
０３およびページ番号２０４がそれぞれ記録されている
。そして、次の行には、定型文２０５と電話番号２０６
が記録され、その後に原稿画像２０７が記録されている
。

一方、送信側ファクシミリ装置は、他の定型文が選択さ
れている場合（処理１０６のＮ）、上記電話番号は付加
しないで同様に画像送信する（処理１０８）。

以上のように、上記実施例では、送信側オペレータが、
電話連絡を要求する場合に、電話連絡用の電話番号を記
録するようにしたので、受信者は、連絡先を容易に知る
ことができる。

また、電話連絡を要求しない場合には、電話番号を記録
しないので、記録紙の空いたスペースの分だけ、長い定
型文を記録することも可能になる。

なお、上記実施例では、原稿画像に特定の定型文を付加
する場合のみ、同時に電話番号を付加するようにしたが
、定型文の内容に拘らず、常に付加するようにしてもよ
いことは当然である。また、定型文も必要なときだけ付
加すればよい。

ところで、上述の実施例では、電話番号を原稿画像に付
加する際に、登録内容をそのまま付加するようにしたが
、相手先に応じてその内容を補正することが考えられる
。

次に、電話番号情報を補正して送信するようにした本発
明の他の実施例を説明する。

本実施例では、予めシステムメモリ１０内に、第５図に
示すように、各国の国コードと国際プリフィクスとをそ
れぞれ対応して登録しておく。また、前述の実施例と同
様に、例えば、第２図（ａ）に示した電話番号が登録さ
れているものとする。

第６図は、送信する原稿画像に電話番号を付加する際に
おける電話番号の補正処理を示したものである。すなわ
ち、送信時には、発信したダイヤル番号の先頭に国際プ
リフィクスがあるかどうかにより、国内発信であるか海
外発信であるかを判別する（処理３０１）。

国内発信の場合には（処理３０１のＮ）、さらに、ダイ
ヤル番号の１桁目が「０」かどうかにより、市外発信で
あるかどうか判別する（処理３０２）。

いま、市内発信であったとすると（処理３０２のＮ）、
第７図の（ａ）に示すように、登録されている電話番号
の内、市内局番ｄと加入者番号ｅとを取り出す（処理３
０３）。

また、市外発信であった場合（処理３０２のＹ）、第７
図の（ｂ）に示すように、市外局番に対応する番号Ｃと
市内局番ｄと加入者番号ｅとを取り出して（処理３０４
）、先頭に「０」を付ける（処理３０５）。

一方、海外発信であった場合には（処理３０１のｙ）、
発呼したダイヤル番号の国コードを識別する。そして、
第５図に示した対応情報に基づいて、相手国における国
際プリフィクスを読み出す（処理３０６）。

次いで、その国際プリフィクスに、登録されている電話
番号の国コード以下の番号を結合する。

すなわち、例えば、相手先が米国のであるとすると、国
コード「１」がダイヤルされる。このとき、対応する国
際プリフィクスｒ０１１Ｊを読め出して、第７図の（ｃ
）に示すように、電話番号情報を作成する（処理３０７
）。

以上のようにして、それぞれ作成した電話番号情報を送
信原稿に付加して送信する。

これにより、相手先受信者は、記録された電話番号をそ
のままダイヤル操作すればよいので、容易に発信者に電
話連絡を取ることができる。

なお、上述の各実施例では、各種情報を付加した原稿画
像を元のサイズに縮小するようにしたが、受信側で不都
合がなければ縮小しなくてもよいことは当然である。

また、原稿画像で電話連絡用の電話番号を通知するもの
として説明したが、ファクシミリ装置が使用している回
線の電話番号を通知するようにしてもよいことは当然で
ある。

［発明の効果コ以上のように、本発明によれば、予め登録されている電
話番号を送信画像に付加するようにしたので、受信者は
、受信文書を見るだけで、送信者の電話番号を容易に知
ることができるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック構成図、第２図（ａ）は登録した定型文の一例を
示す説明図、同図（ｂ）は登録した電話番号の一例を示
す説明図、第３図は送信処理の動作フローチャート、第
４図は受信側の記録画像の一例を示す説明図、第５図は
他の実施例において予め登録しておく情報の説明図、第
６図はその実施例における番号補正処理を示す動作フロ
ーチャー１へ、第７図は補正した各番号の例を示す説明
図である。 ■・スキャナ、２・・プロッタ、３用符号化復号化部、
４・・・画像メモリ、５・・パターンジェネレータ、６
・・画像変倍部、７・・モデ１１．８・・網制御装置、
９・操作表示部、１０・・・システムメモリ、１１・・
・システｌ＼制御部。

Claims

【特許請求の範囲】（１）送信画像に予め登録している情報を付加して送信
する機能を備えたファクシミリ装置において、予め連絡
用電話番号を登録する電話番号登録手段と、上記連絡用
電話番号を送信画像に付加する電話番号付加手段を備え
ていることを特徴とするファクシミリ装置。（２）複数
の文を予め登録する定型文登録手段と、登録した複数の
文の内から任意の１つを選択する定型文選択手段と、選
択した１つの文を送信画像に付加する定型文付加手段と
、上記複数の内の特定の文を付加する場合にのみ上記連
絡用電話番号を付加する電話番号限定付加手段とを備え
ていることを特徴とする請求項１記載のファクシミリ装
置。（３）上記電話番号付加手段は、登録されている上記連
絡用電話番号の内容を受信側から発呼する際にダイヤル
すべき番号に補正する手段と、補正した番号を上記送信
画像に付加する手段とにより構成されていることを特徴
とする請求項１記載のファクシミリ装置。