JPH07203010A - ディジタル・コードレス電話装置 - Google Patents
ディジタル・コードレス電話装置Info
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- JPH07203010A JPH07203010A JP5349973A JP34997393A JPH07203010A JP H07203010 A JPH07203010 A JP H07203010A JP 5349973 A JP5349973 A JP 5349973A JP 34997393 A JP34997393 A JP 34997393A JP H07203010 A JPH07203010 A JP H07203010A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、録音・再生回路を簡素化し
たディジタルコードレス電話装置を提供することであ
る。 【構成】 留守番録音モードにおいて着信があると、応
答メッセージメモリ13から応答メッセージデータが読
み出され、その応答メッセージデータが音声コーディッ
ク部22により復号され、アナログの音声信号として回
線インターフェース部1を介して発呼者に送出される。
このとき、発呼者から送られくるメッセージは録音部1
1に同時に録音される。
たディジタルコードレス電話装置を提供することであ
る。 【構成】 留守番録音モードにおいて着信があると、応
答メッセージメモリ13から応答メッセージデータが読
み出され、その応答メッセージデータが音声コーディッ
ク部22により復号され、アナログの音声信号として回
線インターフェース部1を介して発呼者に送出される。
このとき、発呼者から送られくるメッセージは録音部1
1に同時に録音される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、録音・再生機能を有す
るディジタル・コードレス電話装置に関する。
るディジタル・コードレス電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、一般家庭や事業所などに普及して
いるコードレス電話装置は、その親機と子機との間の双
方向の音声伝送を、通常のFM波(周波数変調波)を用
いたアナログ方式によって行っているものが大多数であ
る。また、このFM波を用いたアナログ方式にさらに秘
話性をもたせたアナログ秘話方式を採用している機種も
各社から供給されてはいるが、その数は、これまで普及
している全体数に比べれば、ごくわずかであるのが現状
である。このため、例えば、この種のアナログ・コード
レス電話装置の子機を用いて外線に電話をかけた場合に
おいて、仮に、このとき親機との間で送受されるFM波
を受信することのできる全波受信機などを近隣の第三者
が用いれば、そのときの通話の内容が、かなりの頻度で
盗聴されてしまう可能性がある。
いるコードレス電話装置は、その親機と子機との間の双
方向の音声伝送を、通常のFM波(周波数変調波)を用
いたアナログ方式によって行っているものが大多数であ
る。また、このFM波を用いたアナログ方式にさらに秘
話性をもたせたアナログ秘話方式を採用している機種も
各社から供給されてはいるが、その数は、これまで普及
している全体数に比べれば、ごくわずかであるのが現状
である。このため、例えば、この種のアナログ・コード
レス電話装置の子機を用いて外線に電話をかけた場合に
おいて、仮に、このとき親機との間で送受されるFM波
を受信することのできる全波受信機などを近隣の第三者
が用いれば、そのときの通話の内容が、かなりの頻度で
盗聴されてしまう可能性がある。
【0003】そこで、こうした問題を解決するため、近
年、親機と子機との間の双方向の音声伝送をディジタル
方式によって行い、しかも、その子機に関しては、現在
ある携帯電話装置のように、屋外でも使用できるように
したPHP(パーソナル・ハンディホン)システムの開
発が進められている。そして、このPHPシステムのデ
ィジタル・コードレス電話装置が実用化されれば、これ
を屋内で使用した場合には、親機、子機とも、現在のコ
ードレス電話装置と同様な形態で通話が行え、一方、屋
外で使用した場合には、例えば、街中に散在している公
衆電話ボックスなどに無線基地局(携帯電話装置の無線
基地局に相当する)を多数設置して、そのそれぞれを公
衆回線に接続しておき、この無線基地局を、いわばコー
ドレス電話の親機に見立てることで、外出先でも、子機
を用いて通話が行えるようになる。
年、親機と子機との間の双方向の音声伝送をディジタル
方式によって行い、しかも、その子機に関しては、現在
ある携帯電話装置のように、屋外でも使用できるように
したPHP(パーソナル・ハンディホン)システムの開
発が進められている。そして、このPHPシステムのデ
ィジタル・コードレス電話装置が実用化されれば、これ
を屋内で使用した場合には、親機、子機とも、現在のコ
ードレス電話装置と同様な形態で通話が行え、一方、屋
外で使用した場合には、例えば、街中に散在している公
衆電話ボックスなどに無線基地局(携帯電話装置の無線
基地局に相当する)を多数設置して、そのそれぞれを公
衆回線に接続しておき、この無線基地局を、いわばコー
ドレス電話の親機に見立てることで、外出先でも、子機
を用いて通話が行えるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のディ
ジタル・コードレス電話装置には、少なくとも、そのう
ちの一般家庭や事業所などで使用されるものに関して
は、従来のアナログ・コードレス電話装置に用意されて
いた録音再生機能が付加される予定である。
ジタル・コードレス電話装置には、少なくとも、そのう
ちの一般家庭や事業所などで使用されるものに関して
は、従来のアナログ・コードレス電話装置に用意されて
いた録音再生機能が付加される予定である。
【0005】そこで、こうした録音再生機能を、上述の
ディジタル・コードレス電話装置の親機に付加しようと
する場合、まず考えられるのは、現在のアナログ・コー
ドレス電話装置に適用されている構成をそのまま流用す
ることである。すなわち、現在のアナログ・コードレス
電話装置に使用されている応答メッセージ記憶用ICメ
モリ、通話録音用のICメモリ又はテープレコーダ、及
びICメモリに対する音声データの読み書きを行うため
の音声コーデック回路を、これまでと同一の技術を用い
て装置の親機に内蔵すればよいわけである。
ディジタル・コードレス電話装置の親機に付加しようと
する場合、まず考えられるのは、現在のアナログ・コー
ドレス電話装置に適用されている構成をそのまま流用す
ることである。すなわち、現在のアナログ・コードレス
電話装置に使用されている応答メッセージ記憶用ICメ
モリ、通話録音用のICメモリ又はテープレコーダ、及
びICメモリに対する音声データの読み書きを行うため
の音声コーデック回路を、これまでと同一の技術を用い
て装置の親機に内蔵すればよいわけである。
【0006】しかしながら、応答メッセージ、あるいは
発呼者のメッセージを録音、再生するための専用の回路
を設けることは回路規模が増大し、ディジタルコードレ
ス電話装置を小型化、低コスト化する上での障害とな
る。
発呼者のメッセージを録音、再生するための専用の回路
を設けることは回路規模が増大し、ディジタルコードレ
ス電話装置を小型化、低コスト化する上での障害とな
る。
【0007】本発明の目的は、録音・再生回路を簡素化
したディジタル・コードレス電話装置を提供することで
ある。
したディジタル・コードレス電話装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】親機と子機がそれぞれア
ナログ音声信号からディジタル音声データへの変換及び
ディジタル音声データからアナログ音声信号への変換を
行う通話用音声コーディック部を有し、親機と子機との
間の双方向の音声伝送をディジタル方式によって行う録
音機能付ディジタル・コードレス電話装置において、第
1の発明は、親機に、留守番録音時の応答メッセージを
記憶する応答メモリと、留守番録音時に発呼者のメッセ
ージを録音する録音装置を設け、応答メモリに記憶され
ている応答メッセージの再生を通話用音声コーディック
部を介して行うように構成する。
ナログ音声信号からディジタル音声データへの変換及び
ディジタル音声データからアナログ音声信号への変換を
行う通話用音声コーディック部を有し、親機と子機との
間の双方向の音声伝送をディジタル方式によって行う録
音機能付ディジタル・コードレス電話装置において、第
1の発明は、親機に、留守番録音時の応答メッセージを
記憶する応答メモリと、留守番録音時に発呼者のメッセ
ージを録音する録音装置を設け、応答メモリに記憶され
ている応答メッセージの再生を通話用音声コーディック
部を介して行うように構成する。
【0009】応答メモリは、例えばROM、RAM等の
半導体メモリで構成され、応答メッセージを再生する場
合には、音声コーディック部が、半導体メモリに符号化
されて記憶されているディジタル音声データを復号して
アナログの音声信号に変換し、スピーカ等から出力させ
る。
半導体メモリで構成され、応答メッセージを再生する場
合には、音声コーディック部が、半導体メモリに符号化
されて記憶されているディジタル音声データを復号して
アナログの音声信号に変換し、スピーカ等から出力させ
る。
【0010】第2の発明は、上記のディジタルコードレ
ス電話装置の親機に、応答メモリと留守番録音時に発呼
者のメッセージを記憶する録音メモリとを設け、応答メ
モリ記憶されている応答メッセージの再生と録音メモリ
への発呼者のメッセージの録音並びに録音メモリに記憶
されているメッセージの再生を通話用音声コーディック
部を介して行うように構成する。
ス電話装置の親機に、応答メモリと留守番録音時に発呼
者のメッセージを記憶する録音メモリとを設け、応答メ
モリ記憶されている応答メッセージの再生と録音メモリ
への発呼者のメッセージの録音並びに録音メモリに記憶
されているメッセージの再生を通話用音声コーディック
部を介して行うように構成する。
【0011】
【作用】第1の発明では、応答メモリに記憶されている
応答メッセージの再生がディジタルコードレス電話装置
に必須の通話用音声コーディック部により行われ、応答
メッセージの読み出しのための専用の回路が不要である
ので、ディジタルコードレス電話装置の回路を簡素化で
きる。
応答メッセージの再生がディジタルコードレス電話装置
に必須の通話用音声コーディック部により行われ、応答
メッセージの読み出しのための専用の回路が不要である
ので、ディジタルコードレス電話装置の回路を簡素化で
きる。
【0012】第2の発明では、応答メモリに記憶されて
いる応答メモリの再生及び録音メモリへの発呼者のメッ
セージの録音並びにその録音メモリに記憶された発呼者
のメッセージの再生が、ディジタルコードレス電話装置
に必須の通話用音声コーディック部により行われるの
で、応答メッセージの再生あるいは発呼者のメッセージ
の録音並びに再生のための専用の回路が不要となり、デ
ィジタルコードレス電話装置の回路を簡素化できる。
いる応答メモリの再生及び録音メモリへの発呼者のメッ
セージの録音並びにその録音メモリに記憶された発呼者
のメッセージの再生が、ディジタルコードレス電話装置
に必須の通話用音声コーディック部により行われるの
で、応答メッセージの再生あるいは発呼者のメッセージ
の録音並びに再生のための専用の回路が不要となり、デ
ィジタルコードレス電話装置の回路を簡素化できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例3例(第1ないし第3
の実施例)について、図面を参照して説明する。
の実施例)について、図面を参照して説明する。
【0014】第1の実施例は、応答メッセージ記憶用の
記憶装置をICメモリによって構成し、留守番録音時に
発呼者のメッセージを録音する録音装置をテープレコー
ダによって構成した例である。図1は、本発明の第1の
実施例のディジタル・コードレス電話装置の親機のハー
ドウェア構成を示すブロック図である。
記憶装置をICメモリによって構成し、留守番録音時に
発呼者のメッセージを録音する録音装置をテープレコー
ダによって構成した例である。図1は、本発明の第1の
実施例のディジタル・コードレス電話装置の親機のハー
ドウェア構成を示すブロック図である。
【0015】同図に示すように、このディジタル・コー
ドレス電話装置の親機は、回線インタフェース部1、回
線切換え部2、ハンドセット3、スピーカ4、マイクロ
ホン5、システム制御部6、キー入力部7、フックスイ
ッチ8、表示部9、呼出音発生部10、録音部11、D
TMFコード・メモリ12(DTMFは、Dual ToneMul
tiple Frequency)、応答メッセージ・メモリ13、D
TMFレシーバ14、および無線通信機部20を有して
構成されており、さらに、このうちの無線通信機部20
は、通信制御部21、音声コーデック部22、バースト
信号処理部23、ディジタル変復調部24、RF部(高
周波部)25、およびアンテナ26を有して構成されて
いる。なお、ここでいう応答メッセージ・メモリ13が
応答メッセージ記憶用のICメモリであり、録音部11
が通話録音用のテープレコーダである。
ドレス電話装置の親機は、回線インタフェース部1、回
線切換え部2、ハンドセット3、スピーカ4、マイクロ
ホン5、システム制御部6、キー入力部7、フックスイ
ッチ8、表示部9、呼出音発生部10、録音部11、D
TMFコード・メモリ12(DTMFは、Dual ToneMul
tiple Frequency)、応答メッセージ・メモリ13、D
TMFレシーバ14、および無線通信機部20を有して
構成されており、さらに、このうちの無線通信機部20
は、通信制御部21、音声コーデック部22、バースト
信号処理部23、ディジタル変復調部24、RF部(高
周波部)25、およびアンテナ26を有して構成されて
いる。なお、ここでいう応答メッセージ・メモリ13が
応答メッセージ記憶用のICメモリであり、録音部11
が通話録音用のテープレコーダである。
【0016】ここで、回線インタフェース部1は、この
ディジタル・コードレス電話装置の親機と外線(公衆電
話回線)とのインタフェース動作を行うものであり、例
えば、外線から電話がかかってきた場合には、その外線
からリンガ信号を受信してリンガ検出信号をシステム制
御部6に与え、これに対し、システム制御部6から回線
接続信号が与えられた場合には、内蔵のラインスイッチ
をオンして回線を接続し、この回線の接続に伴って外線
から到来する発呼者の音声信号を回線切換え部2に与え
るようになっている(電話をかける場合には反対の動
作)。また、回線切換え部2は、回線インタフェース部
1から与えられる発呼者の音声信号を、ハンドセット3
に与えるか、無線通信機部20を介して子機(図示せ
ず)に与えるか、録音部11に与えるかを、システム制
御部6から与えられる回線切換え信号に応じて切り換
え、さらに、呼出音発生部10が発生する呼出音信号を
スピーカ4に与えるか、録音部11に録音されている発
呼者の音声信号をスピーカ4などに与えるか、マイクロ
ホン5などから入力されるユーザの応答メッセージを無
線通信機部20の音声コーデック部22に与えるか等
を、同じく、上述の回線切換え信号に応じて切り換え
る。
ディジタル・コードレス電話装置の親機と外線(公衆電
話回線)とのインタフェース動作を行うものであり、例
えば、外線から電話がかかってきた場合には、その外線
からリンガ信号を受信してリンガ検出信号をシステム制
御部6に与え、これに対し、システム制御部6から回線
接続信号が与えられた場合には、内蔵のラインスイッチ
をオンして回線を接続し、この回線の接続に伴って外線
から到来する発呼者の音声信号を回線切換え部2に与え
るようになっている(電話をかける場合には反対の動
作)。また、回線切換え部2は、回線インタフェース部
1から与えられる発呼者の音声信号を、ハンドセット3
に与えるか、無線通信機部20を介して子機(図示せ
ず)に与えるか、録音部11に与えるかを、システム制
御部6から与えられる回線切換え信号に応じて切り換
え、さらに、呼出音発生部10が発生する呼出音信号を
スピーカ4に与えるか、録音部11に録音されている発
呼者の音声信号をスピーカ4などに与えるか、マイクロ
ホン5などから入力されるユーザの応答メッセージを無
線通信機部20の音声コーデック部22に与えるか等
を、同じく、上述の回線切換え信号に応じて切り換え
る。
【0017】一方、システム制御部6は、このディジタ
ル・コードレス電話装置の親機全体を制御するものであ
り、その装置の動作モードが、外線からの電話をユーザ
が直接受けるための通話モードに設定されている場合に
は、回線インタフェース部1からリンガ検出信号が与え
られたときに、呼出音発生部10を制御してこれに呼出
音信号を発生させるとともに、この発生させた呼出音信
号をスピーカ4から放音させるための回線切換え信号を
回線切換え部2に与える。その後、ユーザによってハン
ドセット3が取り上げられてフックスイッチ8がオフ状
態となったときに、呼出音発生部10の制御を解除する
とともに、回線インタフェース部1に回線接続信号を与
えて回線を接続させ、さらに、この回線の接続に伴って
与えられる発呼者の音声信号をハンドセット3から外部
に放音させるための回線切換え信号を回線切換え部2に
与えるようになっている。
ル・コードレス電話装置の親機全体を制御するものであ
り、その装置の動作モードが、外線からの電話をユーザ
が直接受けるための通話モードに設定されている場合に
は、回線インタフェース部1からリンガ検出信号が与え
られたときに、呼出音発生部10を制御してこれに呼出
音信号を発生させるとともに、この発生させた呼出音信
号をスピーカ4から放音させるための回線切換え信号を
回線切換え部2に与える。その後、ユーザによってハン
ドセット3が取り上げられてフックスイッチ8がオフ状
態となったときに、呼出音発生部10の制御を解除する
とともに、回線インタフェース部1に回線接続信号を与
えて回線を接続させ、さらに、この回線の接続に伴って
与えられる発呼者の音声信号をハンドセット3から外部
に放音させるための回線切換え信号を回線切換え部2に
与えるようになっている。
【0018】また、システム制御部6は、装置の動作モ
ードが、ユーザの不在時に外線からの電話を録音するた
めの留守番録音モードに設定されている場合には、回線
インタフェース部1からリンガ検出信号が所定回数与え
られたときに、その回線インタフェース部1に回線接続
信号を与えて回線を接続させ、回線の接続と同時に、応
答メッセージ・メモリ13に記憶されている応答メッセ
ージ・データ(後述)を読み出してこれを無線通信機部
20の音声コーデック部22に与える制御を行うととも
に、この制御と同時に、その回線の接続に伴って与えら
れる発呼者の音声信号を録音部11に録音するための回
線切換え信号を回線切換え部2に与える。
ードが、ユーザの不在時に外線からの電話を録音するた
めの留守番録音モードに設定されている場合には、回線
インタフェース部1からリンガ検出信号が所定回数与え
られたときに、その回線インタフェース部1に回線接続
信号を与えて回線を接続させ、回線の接続と同時に、応
答メッセージ・メモリ13に記憶されている応答メッセ
ージ・データ(後述)を読み出してこれを無線通信機部
20の音声コーデック部22に与える制御を行うととも
に、この制御と同時に、その回線の接続に伴って与えら
れる発呼者の音声信号を録音部11に録音するための回
線切換え信号を回線切換え部2に与える。
【0019】なお、装置の動作モードとしては、上述し
た通話モードや留守番録音モードの他に、応答メッセー
ジ・メモリ13に応答メッセージを登録するための登録
モードと、録音部11に録音された発呼者の音声信号を
再生するための再生モードとが用意されている。システ
ム制御部6は、動作モードが登録モードに設定された場
合には、マイクロホン5などから入力されるユーザの応
答メッセージを音声コーデック部22へ出力させる回線
切り換え信号を回線切換え部2に与え、一方、動作モー
ドが再生モードに設定された場合には、録音部11に録
音されている発呼者の音声信号をスピーカ4から出力さ
せる回線切り換え信号を回線切換え部2に与える。ま
た、装置の動作モードが通話モードに設定されている場
合に、ユーザが電話をかけるためにキー入力部7を操作
したときには、システム制御部6は、キー入力部7の操
作に係る電話番号を表示部9に表示させるとともに、そ
の電話番号に対応するキーコードをDTMFコード・メ
モリ12に与え、さらに、そのキーコードに対応するデ
ィジタルのDTMFコードを無線通信機部20の音声コ
ーデック部22に与える制御を行う。
た通話モードや留守番録音モードの他に、応答メッセー
ジ・メモリ13に応答メッセージを登録するための登録
モードと、録音部11に録音された発呼者の音声信号を
再生するための再生モードとが用意されている。システ
ム制御部6は、動作モードが登録モードに設定された場
合には、マイクロホン5などから入力されるユーザの応
答メッセージを音声コーデック部22へ出力させる回線
切り換え信号を回線切換え部2に与え、一方、動作モー
ドが再生モードに設定された場合には、録音部11に録
音されている発呼者の音声信号をスピーカ4から出力さ
せる回線切り換え信号を回線切換え部2に与える。ま
た、装置の動作モードが通話モードに設定されている場
合に、ユーザが電話をかけるためにキー入力部7を操作
したときには、システム制御部6は、キー入力部7の操
作に係る電話番号を表示部9に表示させるとともに、そ
の電話番号に対応するキーコードをDTMFコード・メ
モリ12に与え、さらに、そのキーコードに対応するデ
ィジタルのDTMFコードを無線通信機部20の音声コ
ーデック部22に与える制御を行う。
【0020】なお、これら各動作モードの設定は、ユー
ザによるキー入力部7の操作、無線通信機部20の通信
制御部21から与えられるキーコードの入力、または、
音声コーデック部22から与えられるアナログのDTM
FコードをDTMFレシーバ14が受信して得られるキ
ーコードの入力によって行われる。
ザによるキー入力部7の操作、無線通信機部20の通信
制御部21から与えられるキーコードの入力、または、
音声コーデック部22から与えられるアナログのDTM
FコードをDTMFレシーバ14が受信して得られるキ
ーコードの入力によって行われる。
【0021】無線通信機部20は、このディジタル・コ
ードレス電話装置の子機との間の双方向の音声伝送をデ
ィジタル方式によって行うものであり、このうちの通信
制御部21が、システム制御部6から与えられるタイミ
ング制御データにより、音声コーデック部22、バース
ト信号処理部23、ディジタル変復調部24、およびR
F部25の同期制御を行い、この同期制御により、親機
と子機との間の音声情報の送受が、単一の搬送波を用い
たTDD方式(時分割双方向通信)で行われるようにな
っている。
ードレス電話装置の子機との間の双方向の音声伝送をデ
ィジタル方式によって行うものであり、このうちの通信
制御部21が、システム制御部6から与えられるタイミ
ング制御データにより、音声コーデック部22、バース
ト信号処理部23、ディジタル変復調部24、およびR
F部25の同期制御を行い、この同期制御により、親機
と子機との間の音声情報の送受が、単一の搬送波を用い
たTDD方式(時分割双方向通信)で行われるようにな
っている。
【0022】すなわち、このディジタル・コードレス電
話装置の親機が子機に対して音声情報を送信するときに
は、まず、音声コーデック部22が、回線切換え部2か
ら与えられる発呼者の音声信号をADPCM方式(適応
差分パルス符号変調方式)などで符号化し、次に、バー
スト信号処理部23が、その符号化されたデータを所定
の時間ごとに圧縮処理してバースト信号を生成し、さら
に、ディジタル変復調部24が、その生成されたバース
ト信号をπ/4シフトQPSK方式(π/4シフト直交
位相変調方式)などで変調し、最後に、RF部25が、
その変調されたバースト信号を所定の搬送波に周波数変
換した後に電力増幅することで、ディジタル化された音
声情報が、アンテナ26を介して所定のタイムスロット
で子機に送信されるようになっている。
話装置の親機が子機に対して音声情報を送信するときに
は、まず、音声コーデック部22が、回線切換え部2か
ら与えられる発呼者の音声信号をADPCM方式(適応
差分パルス符号変調方式)などで符号化し、次に、バー
スト信号処理部23が、その符号化されたデータを所定
の時間ごとに圧縮処理してバースト信号を生成し、さら
に、ディジタル変復調部24が、その生成されたバース
ト信号をπ/4シフトQPSK方式(π/4シフト直交
位相変調方式)などで変調し、最後に、RF部25が、
その変調されたバースト信号を所定の搬送波に周波数変
換した後に電力増幅することで、ディジタル化された音
声情報が、アンテナ26を介して所定のタイムスロット
で子機に送信されるようになっている。
【0023】一方、以上と同一の原理によって子機から
送信されることになる音声情報を受信するときには、ま
ず、RF部25が、親機から子機に送信する場合のタイ
ムスロットとは異なるタイムスロットでアンテナ26か
ら入力される信号を高周波増幅した後に所定のベースバ
ンドに周波数変換し、次に、ディジタル変復調部24
が、その周波数変換された信号をバースト信号に復調
し、さらに、バースト信号処理部23が、その復調され
たバースト信号を時間伸長処理し、最後に、音声コーデ
ック部22が、その伸長処理されたバースト信号を復号
することで、子機から送信される音声情報が、アナログ
化されて回線切換え部2に与えられる。
送信されることになる音声情報を受信するときには、ま
ず、RF部25が、親機から子機に送信する場合のタイ
ムスロットとは異なるタイムスロットでアンテナ26か
ら入力される信号を高周波増幅した後に所定のベースバ
ンドに周波数変換し、次に、ディジタル変復調部24
が、その周波数変換された信号をバースト信号に復調
し、さらに、バースト信号処理部23が、その復調され
たバースト信号を時間伸長処理し、最後に、音声コーデ
ック部22が、その伸長処理されたバースト信号を復号
することで、子機から送信される音声情報が、アナログ
化されて回線切換え部2に与えられる。
【0024】なお、通信制御部21は、以上の制御のほ
かに、バースト信号処理部23において所定のタイムス
ロット毎に生成されるバースト信号に対し、そのバース
ト信号の種別などを示すヘッダを付加するとともに、デ
ィジタル変復調部24において復調されたバースト信号
に付加されているヘッダをバースト信号処理部25から
抽出してシステム制御部6に与える制御を行う。また、
通信制御部21は、子機から、アンテナ26、RF部2
5、ディジタル変復調部24、バースト信号処理部23
を介して与えられる前述の動作モード設定用のキーコー
ドをシステム制御部6に与える。
かに、バースト信号処理部23において所定のタイムス
ロット毎に生成されるバースト信号に対し、そのバース
ト信号の種別などを示すヘッダを付加するとともに、デ
ィジタル変復調部24において復調されたバースト信号
に付加されているヘッダをバースト信号処理部25から
抽出してシステム制御部6に与える制御を行う。また、
通信制御部21は、子機から、アンテナ26、RF部2
5、ディジタル変復調部24、バースト信号処理部23
を介して与えられる前述の動作モード設定用のキーコー
ドをシステム制御部6に与える。
【0025】音声コーデック部22は、システム制御6
の制御に応じて回線切換え部2などから与えられるユー
ザの応答メッセージを符号化し、その符号化した応答メ
ッセージ・データを応答メッセージ・メモリ13に記憶
させるとともに、この応答メッセージ・メモリ13から
システム制御部6の制御に応じて読み出される応答メッ
セージ・データの復号化を行い、復号後の応答メッセー
ジを回線切換え部2などに与える。また、音声コーディ
ック部22は、回線切換え部2を介して外線から与えら
れる動作モード設定用のアナログのDTMF信号をDT
MFレシーバ14に与える。
の制御に応じて回線切換え部2などから与えられるユー
ザの応答メッセージを符号化し、その符号化した応答メ
ッセージ・データを応答メッセージ・メモリ13に記憶
させるとともに、この応答メッセージ・メモリ13から
システム制御部6の制御に応じて読み出される応答メッ
セージ・データの復号化を行い、復号後の応答メッセー
ジを回線切換え部2などに与える。また、音声コーディ
ック部22は、回線切換え部2を介して外線から与えら
れる動作モード設定用のアナログのDTMF信号をDT
MFレシーバ14に与える。
【0026】次に、以上のように構成されたディジタル
・コードレス電話装置の親機の動作について説明する。
なお、ここでは、このディジタル・コードレス電話装置
に対する動作モードの設定に際しての動作と、この動作
モードの設定後の登録モードおよび留守番録音モードの
動作について説明する。
・コードレス電話装置の親機の動作について説明する。
なお、ここでは、このディジタル・コードレス電話装置
に対する動作モードの設定に際しての動作と、この動作
モードの設定後の登録モードおよび留守番録音モードの
動作について説明する。
【0027】まず、このディジタル・コードレス電話装
置に対する動作モードの設定は、キー入力部7、外線、
または子機によって行われる。すなわち、キー入力部7
による動作モードの設定は、ユーザが、そのキー入力部
7のモードキー(図示せず)などを操作して所望の動作
モードを選択し、このユーザの選択に係る動作モードを
システム制御部6が判別することで行われる。また、外
線による動作モードの設定は、ユーザが、公衆電話(図
示せず)などのプッシュボタン(図示せず)を操作して
暗証番号などによって所望の動作モードを指定し、この
ユーザの指定に係る動作モード設定用のアナログのDT
MF信号が、外線から、回線インタフェース部1、回線
切換え部2、音声コーデック部22を介してDTMFレ
シーバ14に与えられ、さらに、このDTMFレシーバ
14から、DTMF信号に対応するキーコードがシステ
ム制御部6に与えられたときに、そのキーコードによっ
て示される動作モードをシステム制御部6が判別するこ
とで行われる。子機による動作モードの設定は、ユーザ
が、その子機のキー入力部(図示せず)のモードキー
(図示せず)などを操作することで上述したのと同様に
行われる。
置に対する動作モードの設定は、キー入力部7、外線、
または子機によって行われる。すなわち、キー入力部7
による動作モードの設定は、ユーザが、そのキー入力部
7のモードキー(図示せず)などを操作して所望の動作
モードを選択し、このユーザの選択に係る動作モードを
システム制御部6が判別することで行われる。また、外
線による動作モードの設定は、ユーザが、公衆電話(図
示せず)などのプッシュボタン(図示せず)を操作して
暗証番号などによって所望の動作モードを指定し、この
ユーザの指定に係る動作モード設定用のアナログのDT
MF信号が、外線から、回線インタフェース部1、回線
切換え部2、音声コーデック部22を介してDTMFレ
シーバ14に与えられ、さらに、このDTMFレシーバ
14から、DTMF信号に対応するキーコードがシステ
ム制御部6に与えられたときに、そのキーコードによっ
て示される動作モードをシステム制御部6が判別するこ
とで行われる。子機による動作モードの設定は、ユーザ
が、その子機のキー入力部(図示せず)のモードキー
(図示せず)などを操作することで上述したのと同様に
行われる。
【0028】以上のようにして装置の動作モードが登録
モードに設定された場合、システム制御部6は、マイク
ロホン5から入力されるユーザの応答メッセージを音声
コーデック部22に出力させる回線切り換え信号を回線
切換え部2に与え、応答メッセージを符号化して応答メ
ッセージデータとして応答メッセージ・メモリ13に書
き込む制御を行う。
モードに設定された場合、システム制御部6は、マイク
ロホン5から入力されるユーザの応答メッセージを音声
コーデック部22に出力させる回線切り換え信号を回線
切換え部2に与え、応答メッセージを符号化して応答メ
ッセージデータとして応答メッセージ・メモリ13に書
き込む制御を行う。
【0029】この登録モードで応答メッセージが実際に
登録された状態において、装置の動作モードが留守番録
音モードに設定され、この状態で外線から電話がかかっ
てきた場合、システム制御部6は、回線インタフェース
部1からリンガ検出信号が与えられたときに、回線イン
タフェース部1に直ちに回線接続信号を与えて回線を接
続させ、この回線の接続と同時に、応答メッセージ・メ
モリ13に記憶されている応答メッセージ・データを読
み出してこれを音声コーデック部22に与える制御を行
う。また、この制御と同時に、システム制御部6は、回
線の接続に伴って与えられる発呼者の音声信号(メッセ
ージ)を録音部11に与えるための回線切換え信号を回
線切換え部2に与える。
登録された状態において、装置の動作モードが留守番録
音モードに設定され、この状態で外線から電話がかかっ
てきた場合、システム制御部6は、回線インタフェース
部1からリンガ検出信号が与えられたときに、回線イン
タフェース部1に直ちに回線接続信号を与えて回線を接
続させ、この回線の接続と同時に、応答メッセージ・メ
モリ13に記憶されている応答メッセージ・データを読
み出してこれを音声コーデック部22に与える制御を行
う。また、この制御と同時に、システム制御部6は、回
線の接続に伴って与えられる発呼者の音声信号(メッセ
ージ)を録音部11に与えるための回線切換え信号を回
線切換え部2に与える。
【0030】すなわち、留守番録音モードにおいて着信
があると、応答メッセージ・メモリ13から応答メッセ
ージ・データが読み出され、その応答メッセージ・デー
タが音声コーデック部22により復号されて、その復号
されたアナログの音声信号が回線切換え部2に与えられ
る。そして、そのアナログの応答メッセージが回線イン
タフェース部1介して発呼者に送られる。また、この応
答メッセージが送出されているときに外線から発呼者の
メッセージが到着したときには、そのメッセージは録音
部11に録音される。
があると、応答メッセージ・メモリ13から応答メッセ
ージ・データが読み出され、その応答メッセージ・デー
タが音声コーデック部22により復号されて、その復号
されたアナログの音声信号が回線切換え部2に与えられ
る。そして、そのアナログの応答メッセージが回線イン
タフェース部1介して発呼者に送られる。また、この応
答メッセージが送出されているときに外線から発呼者の
メッセージが到着したときには、そのメッセージは録音
部11に録音される。
【0031】このように、本実施例は、無線通信機部2
0の音声コーディック部22を利用して、ユーザから入
力された応答メッセージを応答メッセージ・メモリ13
へ書き込み、応答メッセージ・メモリ13に記憶されて
いる応答メッセージ・データを復号するようにしたの
で、応答メッセージの録音、再生の為の専用の回路が不
要となり、ディジタルコードレス電話装置の回路をより
簡素に構成できる。
0の音声コーディック部22を利用して、ユーザから入
力された応答メッセージを応答メッセージ・メモリ13
へ書き込み、応答メッセージ・メモリ13に記憶されて
いる応答メッセージ・データを復号するようにしたの
で、応答メッセージの録音、再生の為の専用の回路が不
要となり、ディジタルコードレス電話装置の回路をより
簡素に構成できる。
【0032】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
この第2の実施例は、応答メッセージ記憶用の記憶装置
および通話録音用の記憶装置を、共にICメモリによっ
て構成し、応答メッセージの再生及び発呼者のメッセー
ジの録音、再生を音声コーデック部22が行うようにし
たものである。
この第2の実施例は、応答メッセージ記憶用の記憶装置
および通話録音用の記憶装置を、共にICメモリによっ
て構成し、応答メッセージの再生及び発呼者のメッセー
ジの録音、再生を音声コーデック部22が行うようにし
たものである。
【0033】図2は、この第2の実施例のディジタル・
コードレス電話装置の親機のハードウェア構成を示すブ
ロック図である。同図に示すように、この第2の実施例
のディジタル・コードレス電話装置の親機は、先の第1
の実施例に示した回線インタフェース部1、回線切換え
部2、ハンドセット3、スピーカ4、マイクロホン5、
システム制御部6、キー入力部7、フックスイッチ8、
表示部9、呼出音発生部10、DTMFコード・メモリ
12、応答メッセージ・メモリ13、DTMFレシーバ
14、および無線通信機部20(通信制御部21、音声
コーデック部22、バースト信号処理部23、ディジタ
ル変復調部24、RF部25、およびアンテナ26)を
有して構成されており、さらに、前述の録音部11に代
えて、通話録音用のICメモリである録音用メモリ15
を有して構成されている。そして、このディジタル・コ
ードレス電話装置にあっては、この録音用メモリ15に
対して発呼者の音声信号が録音されるよう、システム制
御部6に新たな機能が付加される。
コードレス電話装置の親機のハードウェア構成を示すブ
ロック図である。同図に示すように、この第2の実施例
のディジタル・コードレス電話装置の親機は、先の第1
の実施例に示した回線インタフェース部1、回線切換え
部2、ハンドセット3、スピーカ4、マイクロホン5、
システム制御部6、キー入力部7、フックスイッチ8、
表示部9、呼出音発生部10、DTMFコード・メモリ
12、応答メッセージ・メモリ13、DTMFレシーバ
14、および無線通信機部20(通信制御部21、音声
コーデック部22、バースト信号処理部23、ディジタ
ル変復調部24、RF部25、およびアンテナ26)を
有して構成されており、さらに、前述の録音部11に代
えて、通話録音用のICメモリである録音用メモリ15
を有して構成されている。そして、このディジタル・コ
ードレス電話装置にあっては、この録音用メモリ15に
対して発呼者の音声信号が録音されるよう、システム制
御部6に新たな機能が付加される。
【0034】すなわち、このディジタル・コードレス電
話装置におけるシステム制御部6は、装置の動作モード
が前述の留守番録音モードに設定されている場合には、
回線インタフェース部1からリンガ検出信号が与えられ
たときに、その回線インタフェース部1に直ちに回線接
続信号を与えて回線を接続させ、この回線の接続と同時
に、応答メッセージ・メモリ13に記憶されている応答
メッセージ・データを読み出してこれを無線通信機部2
0の音声コーデック部22に与える制御を行うととも
に、この制御が完了した後に、その回線の接続に伴って
与えられる発呼者の音声信号を無線通信機部20の音声
コーデック部22に与えるための回線切換え信号を回線
切換え部2に与えるようになっている。また、このシス
テム制御部6は、装置の動作モードが前述の再生モード
に設定された場合には、録音用メモリ15に記憶されて
いる発呼者の音声信号データ(符号化されたディジタル
の音声データ)を読み出してこれを無線通信機部20の
音声コーデック部22に与える制御を行うようになって
いる。
話装置におけるシステム制御部6は、装置の動作モード
が前述の留守番録音モードに設定されている場合には、
回線インタフェース部1からリンガ検出信号が与えられ
たときに、その回線インタフェース部1に直ちに回線接
続信号を与えて回線を接続させ、この回線の接続と同時
に、応答メッセージ・メモリ13に記憶されている応答
メッセージ・データを読み出してこれを無線通信機部2
0の音声コーデック部22に与える制御を行うととも
に、この制御が完了した後に、その回線の接続に伴って
与えられる発呼者の音声信号を無線通信機部20の音声
コーデック部22に与えるための回線切換え信号を回線
切換え部2に与えるようになっている。また、このシス
テム制御部6は、装置の動作モードが前述の再生モード
に設定された場合には、録音用メモリ15に記憶されて
いる発呼者の音声信号データ(符号化されたディジタル
の音声データ)を読み出してこれを無線通信機部20の
音声コーデック部22に与える制御を行うようになって
いる。
【0035】なお、このとき、無線通信機部20の音声
コーデック部22は、応答メッセージの符号化および復
号化を行うほか、回線切換え部2から与えられる発呼者
の音声信号(メッセージ)を符号化し、符号化した音声
信号データを録音用メモリ15に書き込むとともに、こ
の録音用メモリ15から読み出される音声信号データを
復号し、復号した音声信号を回線切換え部2に与える。
コーデック部22は、応答メッセージの符号化および復
号化を行うほか、回線切換え部2から与えられる発呼者
の音声信号(メッセージ)を符号化し、符号化した音声
信号データを録音用メモリ15に書き込むとともに、こ
の録音用メモリ15から読み出される音声信号データを
復号し、復号した音声信号を回線切換え部2に与える。
【0036】次に、以上のように構成されたディジタル
・コードレス電話装置の親機の動作について説明する。
なお、ここでは、留守番録音モードおよび再生モードの
動作について説明する(登録モードの動作等について
は、先の第1の実施例における動作と同じである)。
・コードレス電話装置の親機の動作について説明する。
なお、ここでは、留守番録音モードおよび再生モードの
動作について説明する(登録モードの動作等について
は、先の第1の実施例における動作と同じである)。
【0037】まず、このディジタル・コードレス電話装
置の動作モードが留守番録音モードに設定された場合、
システム制御部6は、回線インタフェース部1からリン
ガ検出信号が与えられたときに、その回線インタフェー
ス部1に直ちに回線接続信号を与えて回線を接続させ、
この回線の接続と同時に、応答メッセージ・メモリ13
に記憶されている応答メッセージ・データを読み出して
これを音声コーデック部22に与える制御を行う。ま
た、この制御が完了すると、システム制御部6は、回線
の接続に伴って与えられる発呼者の音声信号を音声コー
デック部22を介して録音用メモリ15に与えるための
回線切換え信号を回線切換え部2に与える。すなわち、
音声コーデック部22により復号された応答メッセージ
が、回線切換え部2、回線インタフェース部1を介して
発呼者に送出されるとともに、この応答メッセージの送
出後に外線から到来する発呼者の音声信号が、音声コー
デック部22において符号化され、符号化された音声信
号データが録音用メモリ15に書き込まれる。
置の動作モードが留守番録音モードに設定された場合、
システム制御部6は、回線インタフェース部1からリン
ガ検出信号が与えられたときに、その回線インタフェー
ス部1に直ちに回線接続信号を与えて回線を接続させ、
この回線の接続と同時に、応答メッセージ・メモリ13
に記憶されている応答メッセージ・データを読み出して
これを音声コーデック部22に与える制御を行う。ま
た、この制御が完了すると、システム制御部6は、回線
の接続に伴って与えられる発呼者の音声信号を音声コー
デック部22を介して録音用メモリ15に与えるための
回線切換え信号を回線切換え部2に与える。すなわち、
音声コーデック部22により復号された応答メッセージ
が、回線切換え部2、回線インタフェース部1を介して
発呼者に送出されるとともに、この応答メッセージの送
出後に外線から到来する発呼者の音声信号が、音声コー
デック部22において符号化され、符号化された音声信
号データが録音用メモリ15に書き込まれる。
【0038】そして、装置の動作モードが再生モードに
設定された場合、システム制御部6は、録音用メモリ1
5に記憶されている発呼者の音声信号データを読み出し
てこれを音声コーデック部22に与え、その音声信号デ
ータから発呼者の音声信号を実際に再生するための制御
を行う。
設定された場合、システム制御部6は、録音用メモリ1
5に記憶されている発呼者の音声信号データを読み出し
てこれを音声コーデック部22に与え、その音声信号デ
ータから発呼者の音声信号を実際に再生するための制御
を行う。
【0039】すなわち、親機のキー入力部7から再生モ
ードが設定された場合、システム制御部6は、録音用メ
モリ15から音声コーデック部22に与えられる音声信
号データを音声信号に復号するための制御を行うととも
に、この復号後の音声信号をスピーカ4に与えるための
回線切換え信号を回線切換え部2に与え、これにより、
留守番録音時の発呼者のメッセージが再生されスピーカ
4から放音される。
ードが設定された場合、システム制御部6は、録音用メ
モリ15から音声コーデック部22に与えられる音声信
号データを音声信号に復号するための制御を行うととも
に、この復号後の音声信号をスピーカ4に与えるための
回線切換え信号を回線切換え部2に与え、これにより、
留守番録音時の発呼者のメッセージが再生されスピーカ
4から放音される。
【0040】一方、外線から再生モードが設定された場
合には、システム制御部6は、録音用メモリ15から音
声コーデック部22に与えられる音声信号データを復号
する制御を行うとともに、この復号後の音声信号を回線
インタフェース1に与えるための回線切換え信号を回線
切換え部2に与え、これにより、留守番録音時の音声信
号が外線の公衆電話などで再生されるようになる。
合には、システム制御部6は、録音用メモリ15から音
声コーデック部22に与えられる音声信号データを復号
する制御を行うとともに、この復号後の音声信号を回線
インタフェース1に与えるための回線切換え信号を回線
切換え部2に与え、これにより、留守番録音時の音声信
号が外線の公衆電話などで再生されるようになる。
【0041】他方、子機によって再生モードが設定され
た場合には、システム制御部6は、録音用メモリ15か
ら音声コーデック部22に与えられる音声信号データを
音声信号に復号させる以前に、バースト信号処理部2
3、ディジタル変復調部24、RF部25、アンテナ2
6を介して子機に与える制御を行い、これにより、留守
番録音時の音声信号が子機で再生されるようになる。
た場合には、システム制御部6は、録音用メモリ15か
ら音声コーデック部22に与えられる音声信号データを
音声信号に復号させる以前に、バースト信号処理部2
3、ディジタル変復調部24、RF部25、アンテナ2
6を介して子機に与える制御を行い、これにより、留守
番録音時の音声信号が子機で再生されるようになる。
【0042】この実施例では、応答メッセージ・メモリ
13への応答メッセージの書き込み及び読み出し、並び
に留守番録音時の録音用メモリ15への発呼者のメッセ
ージの書き込み及びその録音用メモリ15に記憶された
発呼者のメッセージの読み出しを、無線通信機部20の
音声コーディック部22が行うようにしたので、発呼者
のメッセージを録音、再生するための専用の回路が不要
となり、ディジタルコードレス電話装置の回路をより簡
素化できる。
13への応答メッセージの書き込み及び読み出し、並び
に留守番録音時の録音用メモリ15への発呼者のメッセ
ージの書き込み及びその録音用メモリ15に記憶された
発呼者のメッセージの読み出しを、無線通信機部20の
音声コーディック部22が行うようにしたので、発呼者
のメッセージを録音、再生するための専用の回路が不要
となり、ディジタルコードレス電話装置の回路をより簡
素化できる。
【0043】最後に、本発明の第3の実施例を説明す
る。この第3の実施例は、応答メッセージ及び通話録音
用のテープレコーダ等の記憶装置をオプションで外付け
できるように構成した例である。
る。この第3の実施例は、応答メッセージ及び通話録音
用のテープレコーダ等の記憶装置をオプションで外付け
できるように構成した例である。
【0044】図3は、第3の実施例のディジタル・コー
ドレス電話装置の親機のハードウェア構成を示すブロッ
ク図である。同図に示すように、この第3の実施例に係
るディジタル・コードレス電話装置の親機は、先の第2
の実施例に示した回線インタフェース部1、回線切換え
部2、ハンドセット3、スピーカ4、マイクロホン5、
システム制御部6、キー入力部7、フックスイッチ8、
表示部9、呼出音発生部10、DTMFコード・メモリ
12、録音用メモリ15、および無線通信機部20(通
信制御部21、音声コーデック部22、バースト信号処
理部23、ディジタル変復調部24、RF部25、およ
びアンテナ26)を有して構成されており、さらに、前
述の録音部16、前述のDTMFレシーバ17、および
これらの動作を制御する制御部18を有して成るオプシ
ョン・ユニット19が外付けできるようになっている。
なお、ここでいう録音用メモリ15は短時間の通話録音
が可能なICメモリであり、オプション・ユニット17
の録音部16が応答メッセージ及び発呼者のメッセージ
を記憶する装置、例えばテープレコーダである。
ドレス電話装置の親機のハードウェア構成を示すブロッ
ク図である。同図に示すように、この第3の実施例に係
るディジタル・コードレス電話装置の親機は、先の第2
の実施例に示した回線インタフェース部1、回線切換え
部2、ハンドセット3、スピーカ4、マイクロホン5、
システム制御部6、キー入力部7、フックスイッチ8、
表示部9、呼出音発生部10、DTMFコード・メモリ
12、録音用メモリ15、および無線通信機部20(通
信制御部21、音声コーデック部22、バースト信号処
理部23、ディジタル変復調部24、RF部25、およ
びアンテナ26)を有して構成されており、さらに、前
述の録音部16、前述のDTMFレシーバ17、および
これらの動作を制御する制御部18を有して成るオプシ
ョン・ユニット19が外付けできるようになっている。
なお、ここでいう録音用メモリ15は短時間の通話録音
が可能なICメモリであり、オプション・ユニット17
の録音部16が応答メッセージ及び発呼者のメッセージ
を記憶する装置、例えばテープレコーダである。
【0045】すなわち、このディジタル・コードレス電
話装置においては、先の第1および第2の実施例に示し
た応答メッセージ・メモリ13の機能をオプション・ユ
ニット19の録音部16に割り込んだものとなってい
る。このため、このディジタル・コードレス電話装置に
おけるシステム制御部6は、その動作モードが前述の留
守番録音モードに設定されている場合には、回線インタ
フェース部1からリンガ検出信号が与えられたときに、
その回線インタフェース部1に直ちに回線接続信号を与
えて回線を接続させ、この回線の接続と同時に、オプシ
ョン・ユニット19の録音部16に録音されている応答
メッセージを制御部18を通じて再生してこれを回線切
換え部2に与える制御を行うとともに、この制御と同時
に、その回線の接続に伴って与えられる発呼者の音声信
号を無線通信機部20の音声コーデック部22に与える
ための回線切換え信号を回線切換え部2に与えるように
なっている。そして、応答メッセージの出力が終わり、
且つ次の録音を行うための頭出しが出来ると、回線切換
え信号を回線切換え部2に与えて、回線インタフェース
部1から入力される発呼者のメッセージを音声コーデッ
クではなく、録音部16に入力するようになっている。
なお、応答メッセージ出力中に録音用メモリ15に録音
された発呼者のメッセージは通話終了後再生して、録音
部に録音された発光者のメッセージの先頭部に再録音す
るようにする。また、このシステム制御部6は、装置の
動作モードが前述の登録モードに設定された場合には、
マイクロホン5などから入力されるユーザの応答メッセ
ージをオプション・ユニット19の録音部16に与える
ための回線切換え信号を回線切換え部2に与え、一方、
装置の動作モードが前述の再生モードに設定された場合
には、録音部16に記憶されている発呼者の音声信号デ
ータを読み出してこれをスピーカ4に与える制御を行う
ようになっている。
話装置においては、先の第1および第2の実施例に示し
た応答メッセージ・メモリ13の機能をオプション・ユ
ニット19の録音部16に割り込んだものとなってい
る。このため、このディジタル・コードレス電話装置に
おけるシステム制御部6は、その動作モードが前述の留
守番録音モードに設定されている場合には、回線インタ
フェース部1からリンガ検出信号が与えられたときに、
その回線インタフェース部1に直ちに回線接続信号を与
えて回線を接続させ、この回線の接続と同時に、オプシ
ョン・ユニット19の録音部16に録音されている応答
メッセージを制御部18を通じて再生してこれを回線切
換え部2に与える制御を行うとともに、この制御と同時
に、その回線の接続に伴って与えられる発呼者の音声信
号を無線通信機部20の音声コーデック部22に与える
ための回線切換え信号を回線切換え部2に与えるように
なっている。そして、応答メッセージの出力が終わり、
且つ次の録音を行うための頭出しが出来ると、回線切換
え信号を回線切換え部2に与えて、回線インタフェース
部1から入力される発呼者のメッセージを音声コーデッ
クではなく、録音部16に入力するようになっている。
なお、応答メッセージ出力中に録音用メモリ15に録音
された発呼者のメッセージは通話終了後再生して、録音
部に録音された発光者のメッセージの先頭部に再録音す
るようにする。また、このシステム制御部6は、装置の
動作モードが前述の登録モードに設定された場合には、
マイクロホン5などから入力されるユーザの応答メッセ
ージをオプション・ユニット19の録音部16に与える
ための回線切換え信号を回線切換え部2に与え、一方、
装置の動作モードが前述の再生モードに設定された場合
には、録音部16に記憶されている発呼者の音声信号デ
ータを読み出してこれをスピーカ4に与える制御を行う
ようになっている。
【0046】次に、以上のように構成されたディジタル
・コードレス電話装置の親機の動作について説明する。
なお、ここでは、装置の動作モードの設定後の登録モー
ドおよび留守番録音モードの動作について説明する。
・コードレス電話装置の親機の動作について説明する。
なお、ここでは、装置の動作モードの設定後の登録モー
ドおよび留守番録音モードの動作について説明する。
【0047】まず、このディジタル・コードレス電話装
置の動作モードが登録モードに設定された場合、システ
ム制御部6は、オプション・ユニット19の録音部16
に対するユーザの応答メッセージの登録を実際に行うた
めの制御を行う。すなわち、キー入力部7によって登録
モードが設定された場合には、システム制御部6は、マ
イクロホン5から入力されるユーザの応答メッセージを
録音部16に与えるための回線切換え信号を回線切換え
部2に与え、これによって録音部16に与えられる応答
メッセージを制御部18を制御することで録音する。
置の動作モードが登録モードに設定された場合、システ
ム制御部6は、オプション・ユニット19の録音部16
に対するユーザの応答メッセージの登録を実際に行うた
めの制御を行う。すなわち、キー入力部7によって登録
モードが設定された場合には、システム制御部6は、マ
イクロホン5から入力されるユーザの応答メッセージを
録音部16に与えるための回線切換え信号を回線切換え
部2に与え、これによって録音部16に与えられる応答
メッセージを制御部18を制御することで録音する。
【0048】そして、登録モードで応答メッセージが実
際に登録された状態において、装置の動作モードが留守
番録音モードに設定され、この状態で外線から電話がか
かってきた場合には、システム制御部6は、回線インタ
フェース部1からリンガ検出信号が所定回数与えられた
ときに、その回線インタフェース部1に回線接続信号を
与えて回線を接続させ、この回線の接続と同時に、録音
部16に録音されている応答メッセージを制御部18を
通じて再生してこれを回線切換え部2に与える制御を行
う。また、この制御と同時に、システム制御部6は、回
線の接続に伴って与えられる発呼者の音声信号を音声コ
ーデック部22に与えるための回線切換え信号を回線切
換え部2に与える。すなわち、以上のシステム制御部6
の制御により、録音部16から再生された応答メッセー
ジが、回線切換え部2、回線インタフェース部1、外線
を介して発呼者に送出されるとともに、この応答メッセ
ージが送出されている最中に外線から到来する発呼者の
音声信号が、回線インタフェース部1、回線切換え部2
を介して音声コーデック部22に与えられて音声信号デ
ータに符号化され、録音用メモリ15に書き込まれる。
なお、応答メッセージの出力が終了した後の処理は、前
述した通りである。
際に登録された状態において、装置の動作モードが留守
番録音モードに設定され、この状態で外線から電話がか
かってきた場合には、システム制御部6は、回線インタ
フェース部1からリンガ検出信号が所定回数与えられた
ときに、その回線インタフェース部1に回線接続信号を
与えて回線を接続させ、この回線の接続と同時に、録音
部16に録音されている応答メッセージを制御部18を
通じて再生してこれを回線切換え部2に与える制御を行
う。また、この制御と同時に、システム制御部6は、回
線の接続に伴って与えられる発呼者の音声信号を音声コ
ーデック部22に与えるための回線切換え信号を回線切
換え部2に与える。すなわち、以上のシステム制御部6
の制御により、録音部16から再生された応答メッセー
ジが、回線切換え部2、回線インタフェース部1、外線
を介して発呼者に送出されるとともに、この応答メッセ
ージが送出されている最中に外線から到来する発呼者の
音声信号が、回線インタフェース部1、回線切換え部2
を介して音声コーデック部22に与えられて音声信号デ
ータに符号化され、録音用メモリ15に書き込まれる。
なお、応答メッセージの出力が終了した後の処理は、前
述した通りである。
【0049】本実施例は、無線通信機部20の音声コー
ディック部22を利用して、応答メッセージの出力中に
発呼者が発する音声を録音用メモリ15へ書き込むよう
にしたので、オプションユニット19が着信同時録音の
できない録音装置であっても、着信同時録音ができ、ま
たオプションユニット19が装着されていない時には通
話中に通話録音スイッチを操作することより、録音用メ
モリ15で通常の通話録音を行うことができる。
ディック部22を利用して、応答メッセージの出力中に
発呼者が発する音声を録音用メモリ15へ書き込むよう
にしたので、オプションユニット19が着信同時録音の
できない録音装置であっても、着信同時録音ができ、ま
たオプションユニット19が装着されていない時には通
話中に通話録音スイッチを操作することより、録音用メ
モリ15で通常の通話録音を行うことができる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、ディジタルコードレス
電話装置に備わっている通話用音声コーデック部を利用
して、応答メモリの応答メッセージの再生、あるいは録
音メモリへの発呼者のメッセージの録音並びに再生を行
うようにしたので、応答メッセージあるいは発呼者のメ
ッセージを録音、再生するための専用の回路が不要と
り、ディジタルコードレス電話装置の回路をより簡素化
できる。
電話装置に備わっている通話用音声コーデック部を利用
して、応答メモリの応答メッセージの再生、あるいは録
音メモリへの発呼者のメッセージの録音並びに再生を行
うようにしたので、応答メッセージあるいは発呼者のメ
ッセージを録音、再生するための専用の回路が不要と
り、ディジタルコードレス電話装置の回路をより簡素化
できる。
【図1】本発明の第1の実施例に係るディジタル・コー
ドレス電話装置の親機のハードウェア構成を示すブロッ
ク図である。
ドレス電話装置の親機のハードウェア構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係るディジタル・コー
ドレス電話装置の親機のハードウェア構成を示すブロッ
ク図である。
ドレス電話装置の親機のハードウェア構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明の第3の実施例に係るディジタル・コー
ドレス電話装置の親機のハードウェア構成を示すブロッ
ク図である。
ドレス電話装置の親機のハードウェア構成を示すブロッ
ク図である。
1 回線インタフェース部 2 回線切換え部 6 システム制御部 13 応答メッセージメモリ 15 録音用メモリ 20 無線通信機部 22 音声コーデック部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 1/00 N
Claims (2)
- 【請求項1】 親機と子機がそれぞれアナログ音声信号
からディジタル音声データへの変換及びディジタル音声
データからアナログ音声信号への変換を行う通話用音声
コーディック部を有し、親機と子機との間の双方向の音
声伝送をディジタル方式によって行うディジタル・コー
ドレス電話装置において、 前記親機に、 留守番録音時の応答メッセージを記憶する応答メモリ
と、 留守番録音時に発呼者のメッセージを録音する録音装置
とを設け、 前記応答メモリの応答メッセージの再生を前記通話用音
声コーディック部を介して行うことを特徴とするディジ
タル・コードレス電話装置。 - 【請求項2】 親機と子機がそれぞれアナログ音声信号
からディジタル音声データへの変換及びディジタル音声
データからアナログ音声信号への変換を行う通話用音声
コーディック部を有し、親機と子機との間の双方向の音
声伝送をディジタル方式によって行うディジタル・コー
ドレス電話装置において、 前記親機に、 留守番録音時の応答メッセージを記憶する応答メモリ
と、 留守番録音時に発呼者のメッセージを録音する録音メモ
リとを設け、 前記応答メモリの応答メッセージの再生と前記録音メモ
リへの発呼者のメッセージの録音並びに該録音メモリに
録音された発呼者のメッセージの再生を前記通話用音声
コーディック部を介して行うことを特徴とするディジタ
ル・コードレス電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5349973A JPH07203010A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | ディジタル・コードレス電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5349973A JPH07203010A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | ディジタル・コードレス電話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07203010A true JPH07203010A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18407371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5349973A Withdrawn JPH07203010A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | ディジタル・コードレス電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07203010A (ja) |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP5349973A patent/JPH07203010A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |