JPH07203008A - 留守番電話機 - Google Patents

留守番電話機

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Publication number
JPH07203008A
JPH07203008A JP33654693A JP33654693A JPH07203008A JP H07203008 A JPH07203008 A JP H07203008A JP 33654693 A JP33654693 A JP 33654693A JP 33654693 A JP33654693 A JP 33654693A JP H07203008 A JPH07203008 A JP H07203008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
facsimile
circuit
message
telephone
Prior art date
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Pending
Application number
JP33654693A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Hirose
和生 廣瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP33654693A priority Critical patent/JPH07203008A/ja
Publication of JPH07203008A publication Critical patent/JPH07203008A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ファクシミリ装置から着信があった場合での録
音を行なう記録媒体の無駄な消費を避け、さらにはファ
クシミリ装置から着信それ自体を回避する。 【構成】留守番状態を設定することで着信した電話内容
を自動的に録音する留守番電話機において、ファクシミ
リ着信であることを検出する例えば帯域通過フィルタを
用いた検出回路を有する回線インタ―フェイス部19と、
この回線インタ―フェイス部19内の検出回路の検出結果
により接続されている回線を切断する制御回路としての
CPU11とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、留守番状態を設定する
ことで着信した電話内容を自動的に録音する留守番電話
機に関する。
【0002】
【従来の技術】留守番状態を設定することで着信した電
話内容を自動的に録音する留守番電話機が広く一般家庭
に普及している。この留守番電話機では、留守番電話が
設定されており、伝言を促す旨のメッセージを送信した
後に、相手側からの伝言音声を受付け、これを半導体メ
モリあるいは磁気テープに録音するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような留守番電
話にあっては、相手側からの伝言音声の内容を判断する
ようなことはせず、無条件に録音するようにしていた。
したがって、間違ってファクシミリ装置からの着信があ
った場合には、そのファクシミリ信号をそのまま録音す
ることとなり、半導体メモリあるいは磁気テープを無駄
に消費してしまうこととなる。この場合、特に録音可能
な時間に限りのある半導体メモリでは、この無駄な消費
によって必要な伝言音声を録音することができなくなる
可能性が高い。
【0004】また、ファクシミリ装置は送信先の電話番
号をプリセットして使用するものが多く、さらにほとん
どの機種が、通信ができなかった際に適当に時間をあけ
て自動的に再度送信を行なうリピート機能あるいはリダ
イヤル機能と称される機能を有している。そのため、間
違った電話番号がプリセットされたファクシミリ装置か
らファクシミリ信号を着信した場合には、同様の信号を
繰返し着信することになる可能性が非常に高い。
【0005】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、ファクシミリ装置
から着信があった場合での録音を行なう記録媒体の無駄
な消費を避け、さらにはファクシミリ装置から着信それ
自体を回避することが可能な留守番電話機を提供するこ
とにある。
【0006】ところで、近時、電話回線サービスの1つ
で、いたずらや嫌がらせ等の迷惑電話対策として、加入
者が特定の番号からかかってくる通話を拒否するべく、
迷惑電話を受けた人(サービス加入者)がその電話を切
った直後に例えば3桁の予め設定されているサービス番
号をダイヤルするだけで、以後その相手からの電話がか
からなくなるというもの(以下「迷惑電話お断りサービ
ス」と称する)が検討されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、 (1) 留守番状態を設定することで着信した電話内容
を自動的に録音する留守番電話機において、ファクシミ
リ着信であることを検出する例えば帯域通過フィルタを
用いた検出回路と、この検出回路の検出結果により接続
されている回線を切断する制御回路とを備えるようにし
たものである。
【0008】(2) 上記(1)項において上記制御回
路は、接続されている回線を切断した後に、予め設定さ
れた上記迷惑電話お断りサービスの番号をダイヤルする
ようにしたものである。
【0009】
【作用】上記(1)項の構成によれば、着信がファクシ
ミリ装置からのものであるとわかった時点で回線を切断
して録音動作を停止するため、無意味な録音動作を続行
することなく、録音を行なう記録媒体を有効に使用する
ことができる。
【0010】上記(2)項の構成によれば、上記(1)
項における作用に加えて、迷惑電話お断りサービスを利
用することで、2度目以降の同一ファクシミリ装置から
の信号の着信それ自体を規制することができる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1はその回路構成を示すもので、11が全体の制
御動作を司るCPUである。このCPU11に対して、動
作プログラムその他固定的な情報を記憶したROM12、
ワークメモリとして使用されるRAM13、発信すべきデ
ジタルデータを記憶する発信RAM14、受信したデジタ
ルデータを記憶する受信RAM15、氏名データとそれに
対応する電話番号データとを組にして多数組分記憶する
電話帳RAM16、プッシュボタンその他のキースイッチ
を備えたキー入力部17、例えば液晶表示パネルで構成さ
れ、種々の動作状態やデジタルデータ内容を表示する表
示部18、及びCPU11と電話回線との間のデータの送受
を行なう回線インタ―フェイス部19及び留守番録音用の
例えばテープレコーダによる録音部20が接続される。
【0012】上記回線インタ―フェイス部19には、通話
のための送受話器(ハンドセット)21、受信音声を拡声
駆動するスピーカ22が接続され、送受話器21の上げ下げ
を検出するフックスイッチ部、通話時に電話回線からの
受信信号を音声信号に変換し、送信する音声を送信信号
に変換して電話回線に送出するスピーチネットワーク
部、発信の際のトーンダイヤル信号を発生するDTMF
(Dual Tone Multi-Frequency )部、電話回線を介して
交換機から呼出しを受けると上記CPU11へ呼出し検出
信号を出力すると共にスピーカ22を駆動して呼出音を発
生するトーンリンガ部、上記スピーチネットワーク部で
変換された受信音声信号を、ファクシミリ信号固有の発
信音の周波数特性に一致した帯域通過特性を有するバン
ドパスフィルタに通過させることでファクシミリ信号の
受信を検出する検出部19a等を備えている。
【0013】上記送受話器21は、スピーチネットワーク
部で変換された受信音声信号を出力するスピーカ21a
と、音声を電気信号に変換し、音声信号とするマイク21
bとからなる。
【0014】また上記録音部20は、例えば磁気テープレ
コーダにより構成されるもので、CPU11の制御に基づ
いて上記回線インタ―フェイス部19内のスピーチネット
ワーク部で変換された受信音声信号を受けて録音し、ま
た録音した音声信号を再生して上記スピーチネットワー
ク部へ送出するものである。
【0015】さらに、上記各回路に対して電源部23から
それぞれ動作用の電源が供給され、特にRAM13、発信
RAM14、受信RAM15及び電話帳RAM16に対しては
非動作時の記憶内容のバックアップも行なっている。
【0016】上記のような構成にあって、留守番録音が
設定された状態での動作を図2に示す。同図は主として
ROM12に記憶された動作プログラムに基づくCPU11
による制御処理の内容を示すもので、その処理当初には
常時着信を待機し(ステップS1 )、着信があったと判
断した時点で回線を接続し、すぐに回線インタ―フェイ
ス部19内の上記検出部19aからの信号の有無によりファ
クシミリ信号であるか否か判断する(ステップS2 )。
【0017】ここで、回線インタ―フェイス部19の検出
部19aにおいて、着信した信号がファクシミリ信号でな
いと判断した場合には、留守番録音機能を起動させ(ス
テップS5 )、例えば「只今留守にしています。御用の
ある方は“ピー”という発信音の後にメッセージをお願
いします。」等の、留守番電話が設定されていて、伝言
を促す旨の予め用意されたメッセージデータをROM12
から読出して音声合成し、回線インタ―フェイス部19の
スピーチネットワーク部から回線側へ送出する。
【0018】その後、相手側からの伝言音声を受付け、
これを上記録音部20により一定時間だけ録音させる。録
音を終了した時点で回線を切断し(ステップS6 )、以
上でこの着信処理を終えて上記ステップS1 に戻り、再
び次の着信を待機する。
【0019】また、上記ステップS2 で着信した信号が
ファクシミリ信号であると判断した場合には、即座に回
線を切断する一方(ステップS3 )、その直後に、予め
設定されている迷惑電話お断りサービスのサービス番号
に対応したダイヤルトーン信号を回線インタ―フェイス
部19内のDTMF部により電話回線に対して発信させ
(ステップS4 )、以上でこの着信処理を終えて上記ス
テップS1 に戻り、再び次の着信を待機する。
【0020】このようにファクシミリ信号の着信を検出
した時点で回線を切断するので録音部20での無駄な留守
番録音を行なうことなく、また迷惑電話お断りサービス
を利用することにより、上述した如く繰返し着信するこ
とになる可能性が非常に高いファクシミリ信号の2回目
以降の着信を規制して確実に阻止することができる。
【0021】なお、上記実施例ではROM12に記憶され
ている予め用意された留守番録音機能の応答用のメッセ
ージデータを読出して音声化して相手側に送信するもの
としたが、これに限ることなく、この電話機の使用者が
自分で応答メッセージを吹込み、これをデジタルデータ
化してRAM13に記憶させるか、あるいは録音部20とは
別な新たな磁気テープレコーダによる録音部を設けてこ
れに録音させるようにしてもよい。
【0022】また、録音部20も磁気テープレコーダでは
なく、記憶容量を増大したRAM13に相手側からの伝言
メッセージをデジタルデータ化して記憶させるようにし
てもよい。この場合、磁気テープに比べて半導体メモリ
の容量には制限があるので、本願発明のように不要な着
信音声の録音を行なわない技術はより有用なものとな
る。
【0023】
【発明の効果】以上に述べた如く本発明によれば、ファ
クシミリ装置から着信があった場合での録音を行なう記
録媒体の無駄な消費を避け、さらにはファクシミリ装置
から着信それ自体を回避することが可能な留守番電話機
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る回路構成を示すブロッ
ク図。
【図2】同実施例に係る動作を説明するためのフローチ
ャート。
【符号の説明】
11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…発信RA
M、15…受信RAM、16…電話帳RAM、17…キー入力
部、18…表示部、19…回線インタ―フェイス部、19a…
検出部、20…録音部、21…送受話器、21a…スピーカ、
21b…マイク、22…スピーカ、23…電源部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 留守番状態を設定することで着信した電
    話内容を自動的に録音する留守番電話機において、 ファクシミリ着信であることを検出する検出手段と、 この検出手段の検出結果により接続されている回線を切
    断する制御手段とを具備したことを特徴とする留守番電
    話機。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は接続されている回線を切
    断した後に、予め設定された番号をダイヤルすることを
    特徴とする請求項1記載の留守番電話機。
JP33654693A 1993-12-28 1993-12-28 留守番電話機 Pending JPH07203008A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33654693A JPH07203008A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 留守番電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33654693A JPH07203008A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 留守番電話機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07203008A true JPH07203008A (ja) 1995-08-04

Family

ID=18300255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33654693A Pending JPH07203008A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 留守番電話機

Country Status (1)

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JP (1) JPH07203008A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5216011A (en) * 1989-09-01 1993-06-01 Bristol-Myers Squibb Co. Stable solutions of mitomycin c

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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