JPH0720285Y2 - ポール開口部の施蓋構造 - Google Patents

ポール開口部の施蓋構造

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JPH0720285Y2
JPH0720285Y2 JP4739190U JP4739190U JPH0720285Y2 JP H0720285 Y2 JPH0720285 Y2 JP H0720285Y2 JP 4739190 U JP4739190 U JP 4739190U JP 4739190 U JP4739190 U JP 4739190U JP H0720285 Y2 JPH0720285 Y2 JP H0720285Y2
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JP
Japan
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pole
lid
opening
packing
fitted
Prior art date
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Application number
JP4739190U
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English (en)
Other versions
JPH046456U (ja
Inventor
文秀 竹本
敏行 原田
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Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、照明灯、旗ポール、時計塔等に使用するポー
ルに関するものである。
〔従来の技術〕
第9図はかかるポールで照明灯としての姿図を示すもの
であるが、図中1はアルミニウム合金等によるポール
で、その下端はジンクロメート塗装を施した埋込部2と
してグランドレベル下にあり、ここにケーブル引込孔3
を形成する。
また、先端には図示しない照明器具を取付けるためのア
ダプター4を設けた。
そして、該ポール1の側部に開口部5を設け、この開口
部5を用いて、前記ケーブル引込孔3からポール1内に
引込まれホール1内を立上がりアダプター4を介して時
計に接続するケーブル途中に安定器等の電装品を取付け
る等の作業を行う。
この開口部5は、蓋体6により常時は閉塞しておくもの
である。
第10図に示すように前記蓋体6は、開口部5よりも大き
い寸法のもので、開口部5の外側へ重ね合わせ、ポール
1の外周面にボルト7で係止する。
なお、図示は省略するが、ポール1の外周面で開口部5
の外周と蓋体6との間にゴムパッキンを挟み込ませる。
〔考案が解決しようとする課題〕
この第10図に示す施蓋構造では、蓋体6の全体がポール
1の外周面上にその厚さ分だけ張り出すことになり、体
裁が悪い。
そこで、第11図に示すように開口部5の内周に一段低い
受けフランジ13を設け、この受けフランジ13に開口部5
よりも小寸の蓋体6の裏面周囲を重合してボルト7で止
める方法もある。
これによれば、蓋体6は開口部5内に落とし込まれるよ
うにして納まり、ポール1の外周面と蓋体6とは面一と
なる。
なお、前記受けフランジ13の形成は、ポール1の内部に
前記開口部5よりも一回り小さい開口部を形成した内管
をはめ、開口部5と一回り小さい開口部との差の部分を
該受けフランジ13とするものである。
しかし、この第11図に示す施蓋構造では、加工精度が少
しでも悪いと蓋体6の合わせが難しくなるので、蓋体は
開口部5を形成する際のポール1からの切り落とし部材
ではなく別材料から得なければならない。
また、切断面の仕上げにも工数がかかる。
さらに、開口部5は受けフランジ13を確保する分だけ大
きい穴となり、またボルト7の数も多く、蓋体6の取付
け、取外しに手数がかかる。
本考案は前記従来例の不都合を解消し、切断面の仕上げ
が比較的ラフでもよく、ポールからの切り落とし材を蓋
体として利用でき、しかも蓋体の取付け、取外しが簡単
なポール開口部の施蓋構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、ポール側部に形成し
た開口部に蓋体を嵌めた施蓋構造において、該蓋体は開
口部よりも小寸でその周端にポール外周面に係合するフ
ランジを有するパッキンが嵌められ、また、先端を曲成
した板体は蓋体裏面に端部が該蓋体より突出するように
螺着され、この板体先端はポール内周面に当接し、かつ
板体端部とポールがネジで固定され、前記パッキン付の
蓋体が開口部内にポールと同一面位置で嵌められたこと
を要旨とするものである。
〔作用〕
請求項第1項記載の本考案によれば、蓋体はその周端に
パッキンを嵌め、このパッキンのフランジをポール外周
面に係合させるので、該蓋体の寸法は開口部に対応する
正確な寸法でなくてもすむ。さらに、蓋体は開口部より
小寸のものとして開口部を形成する際の切り落とし材を
利用できる。
また、前記パッキンのフランジにより蓋体が開口部から
さらにポール内に落ち込むのを防止され、一方、蓋体に
螺着した板体の曲成した先端をポール内周面に当接して
蓋体をポールに対して押圧するので、パッキンのフラン
ジをポール外周面に密着させる。
このようにして、パッキンのフランジと板体先端とでポ
ールを内外から挟み込むようにして、蓋体は開口部にポ
ールと同一面位置で嵌め込み固定される。
なお、板体はバネ作用で蓋体への螺着を行うボルトの緩
み止めも行う。
請求項第2項記載の本考案によれば、前記作用に加え
て、板体端部とポールがネジで固定されるので蓋体はこ
の板体を介してポールと一体的に結合する。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案のポール開口部の施蓋構造の1実施例を
示す正面図、第2図は同上縦断側面図、第4図は同上横
断平面図で、図中1はポール、5はこのポール1の側部
に形成する開口部である。
また、6は該開口部5を閉塞する蓋体であり、この蓋体
6としては開口部5よりも小寸のものでよく、開口部5
を形成する際の切り落とし部材を利用できる。
図中8はパッキンで、これは第3図に示すように側部に
嵌合溝8aを形成し、この嵌合溝8aと反対側にフランジ8b
を形成した。
蓋体6の周端をパッキン8の嵌合溝8aに挿入するように
してこのパッキン8を蓋体6に取付けると、前記フラン
ジ8bは全体のさらに外側へ突出してポール1の外周面に
係合するフランジとなる。
先端9aをほぼ直角に曲成した板体9を前記蓋体6の裏面
に、端部が該蓋体6より突出するようにスプリングピン
10付きの皿ネジ11を用いて螺着するが、その際板体9の
先端9aは蓋体6の表側に向く。
次に、蓋体6のセット方法について説明すると、スプリ
ングピン10はネジ11から板体9が抜け出さないようにす
るもので、蓋体6を開口部5に嵌め込む前は、この板体
9はスプリングピン10の近く、すなわちネジ11の先端に
位置させて蓋体6と板体9との隙間αは大きくとってお
く。
第5図に示すような板体9付きの蓋体6を、この板体9
を開口部5からポール1内に入れるようにして開口部5
に嵌めていくが、板体9は開口部5の径よりも長いもの
であっても、先に一方の先端9aを差し入れ、そのままこ
の差し入れた側の板体9と蓋体6の間にポール1の開口
部5端を入り込ませるまで板体9と蓋体6を移動させれ
ば、板体9の他方の先端9aは開口部5と重なる位置とな
り、そのまま開口部5内に差し込むことができる。
そして、蓋体6が開口部5内にちょうど嵌まり込む位置
に全体を位置決めし、ネジ11を締めていけば前記蓋体6
と板体9との隙間αは縮まり、板体9の先端9aはポール
1内周面に当接する。
その際、前記パッキン8のフランジ8bがポール1の外周
面に係合することで、このパッキン8により蓋体6は開
口部5からさらにポール1内に落ち込むのを防止され、
一方、板体9が蓋体6をポール1に対して押圧するの
で、パッキン8のフランジ8bはポール1の外周面に密着
し続ける。
このようにして、パッキン8のフランジ8bと板体9の先
端9aとでポール1を内外から挟み込むようにして、蓋体
6は開口部5にポール1と同一面位置で嵌め込み固定さ
れる。
なお、板体9は板バネ作用を有し、このバネ作用でネジ
11の緩み止めも行う。
第6図〜第8図は本考案の第2実施例を示すもので、前
記第1実施例の構成に加えて、前記板体9の端部にネジ
孔を形成し、ポール1と板体9とを皿小ネジ12で固定す
るようにした。
このようにすれば、板体9端部とポール1がネジ12で固
定されるので、蓋体6はこの板体9を介してポール1と
一体的に結合し、パッキン8が劣化した場合でも安定し
て開口部5を閉塞できる。
なお、前記第1実施例、第2実施例ともに、板体9を一
本のものとしたが、これを複数本とすることも可能であ
り、また、開口部5もポール1の長さ方向に縦長のもの
として形成する場合の他に、周方向に横長のものとして
形成してもよい。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案のポール開口部の施蓋構造は、
ポール側部に形成した開口部に蓋体を嵌める場合におい
て、蓋体はその周端にパッキンを嵌め、このパッキンの
フランジをポール外周面に係合させるので、開口部や蓋
体の切断面の仕上げが比較的ラフでもよく、ポールから
の切り落とし材を蓋体として利用できるものである。
また、蓋体はこの蓋体に螺着する板体を介してポールと
結合するので、取付け、取外しが簡単なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のポール開口部の施蓋構造の1実施例を
示す正面図、第2図は同上縦断側面図、第3図は同上要
部の縦断側面図、第4図は同上横断平面図、第5図は蓋
体の嵌め込み状態を示す斜視図、第6図は本考案の第2
実施例を示す正面図、第7図は同上縦断側面図、第8図
は同上要部の縦断側面図、第9図はポールの正面図、第
10図は従来例を示す側面図、第11図は他の従来例を示す
斜視図である。 1……ポール、2……埋込部 3……ケーブル引込孔、4……アダプター 5……開口部、6……蓋体 7……ボルト、8……パッキン 8a……嵌合溝、8b……フランジ 9……板体、9a……先端 10……スプリングピン、11,12……ネジ 13……受けフランジ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポール側部に形成した開口部に蓋体を嵌め
    た施蓋構造において、該蓋体は開口部よりも小寸でその
    周端にポール外周面に係合するフランジを有するパッキ
    ンが嵌められ、また、先端を曲成した板体は蓋体裏面に
    少なくともこの曲成幅だけ間隔を存してかつ端部が該蓋
    体より突出するように螺着され、この曲成した板体先端
    はポール内周面に当接して前記パッキン付の蓋体が開口
    部内にポールと同一面位置で嵌められたことを特徴とす
    るポール開口部の施蓋構造。
  2. 【請求項2】ポール側部に形成した開口部に蓋体を嵌め
    た施蓋構造において、該蓋体は開口部よりも小寸でその
    周端にポール外周面に係合するフランジを有するパッキ
    ンが嵌められ、また、先端を曲成した板体は蓋体裏面に
    少なくともこの曲成幅だけ間隔を存してかつ端部が該蓋
    体より突出するように螺着され、この曲成した板体先端
    はポール内周面に当接し、かつ板体端部とポールがネジ
    で固定され前記パッキン付の蓋体が開口部内にポールと
    同一面位置で嵌められたことを特徴とするポール開口部
    の施蓋構造。
JP4739190U 1990-05-08 1990-05-08 ポール開口部の施蓋構造 Expired - Lifetime JPH0720285Y2 (ja)

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JP4739190U JPH0720285Y2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08 ポール開口部の施蓋構造

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JPH046456U JPH046456U (ja) 1992-01-21
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JP2011038311A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Maruichi Steel Tube Ltd 地上設置用支柱
JP5951675B2 (ja) * 2014-04-21 2016-07-13 丸一鋼管株式会社 地上設置用支柱

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JPH046456U (ja) 1992-01-21

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