JPH0720266U - 色別センサ付きレンチ - Google Patents

色別センサ付きレンチ

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JPH0720266U
JPH0720266U JP5069093U JP5069093U JPH0720266U JP H0720266 U JPH0720266 U JP H0720266U JP 5069093 U JP5069093 U JP 5069093U JP 5069093 U JP5069093 U JP 5069093U JP H0720266 U JPH0720266 U JP H0720266U
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JP
Japan
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wrench
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tightened
screws
tightening
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JP5069093U
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隆 飯室
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Tohnichi Mfg Co Ltd
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Tohnichi Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンチで締付けるねじに施されている着色マ
ーキングを検知する。 【構成】 レンチのヘッド部に色別センサを具備せしめ
た。 【効果】 特定色のマーキングねじの締付個数を機械的
かつ電気的に検知することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トルクレンチあるいはラチェットレンチ等のレンチに色別センサを 取付けて、規定された着色のボルト・ナット等のねじが締付けられているか否か を確認することができるレンチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
所定の工作物等のねじ締め付け体に、規定された多数本のボルトやナット(以 下ねじと称す)を締め付ける場合に、規定されたねじに特定の着色を施し、この 着色された色区分で、例えば締付トルク値を設定したり、また確認することが要 求されることがある。
【0003】 このように、着色された色区分毎の多数本のねじを例えばトルクレンチを用い てねじ締めを行なう従来例は、そのねじ締め作業者が、色分けされたねじを目視 によって確認し、その色分けが目視確認されたねじを規定のトルク値にセットさ れているトルクレンチ等によってねじ締めを行なっていた。また締付けトルク管 理が重要であるねじにあっては、例えばトルクレンチ等により所定のトルク値で 締め付けられたねじに、着色によるマーキングを行ない、最後にこのマーキング されたねじを作業者が目視確認した上で締め直しを行なう等のねじ締め作業を行 なっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように、規定の締め付け箇所に規定のねじが規定本数使 用されているかは、作業者が色分けされたねじを目視によって確認し、その上で 規定のトルク値にセットされたトルクレンチ等によって締め付けを行なっていた り、トルク管理が必要なねじは、規定のトルク値にセットされたトルクレンチ等 によって締め付けたことを示す為に、そのねじにマーキングし、最後にマーキン グされたねじを作業者が目視によって確認して締め直していたのでは、作業者に よる特定色ねじの締付本数の確認が不確実であり作業性も悪いという問題点があ った。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、かかる従来の問題点に着目してなされたもので、トルクレンチ、ラ チェットレンチ等のレンチのヘッド部に色別センサを具備せしめ、このレンチを 使用してねじ締めを行なうとき、特定色のねじが何本締め付けられているかとい う確認を機械的かつ電気的に行なうことができるようにして、作業者の省力化と 、誤認を防止することができる色別センサー付きレンチを提供することにある。
【0006】
【実施例】
以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳細に説明するが、本実施例ではね じ締付けレンチとしてトルクレンチを使用する例で説明する。
【0007】 図1、図2において、1はトルクレンチの柄であって、この柄1の先端部には 支軸2によってヘッド部3が軸支されている。上記柄1の内部にはヘッド部3に より係合して締め付けられるねじの締め付けトルクで動作する周知のトグル機構 が内装されている。
【0008】 4はヘッド部3内において回転可能に支持されているラチェットであって、こ のラチェット4には、図3に示すソケット5を嵌入保持する角ドライブ6が一体 形成されている。この角ドライブ6及びラチエット4の中心軸線に沿って貫通孔 7が形成されており、この貫通孔7内には、角ドライブ6の先端より突出する色 別センサ8がスプリング9の弾圧力に押圧されて角ドライブ6の先端面より突設 されている。つまりこの色別センサ8は、スプリング9の弾圧力に抗して貫通孔 7内へ押入することもできる。
【0009】 色別センサ8から支出される信号線10は、柄1の外側に取付けられているア ンプ11に接続されている。このアンプ11から引き出される信号線12は不図 示のコンピュータ等の管理装置に接続されている。13はそのアンプ11の保護 カバー、14は規定の締付けトルク値で締付けられたねじの個数を機械的に検知 する締付けねじ個数確認装置である。この締付けねじ個数確認装置は、例えば特 公昭50−32194号により公知であるので、その構造説明については省略す る。
【0010】 以上が本実施例の構造であるが、次にその作用について述べると、上記構造の トルクレンチ及びソケット5を用いて、頭部に着色によるマーキング15が施さ れているボルト16の締付けを行なうとき、そのボルト16頭部に、ソケット5 を嵌合すると、色別センサ8の先端が、マーキング15に接近し、その結果、締 付けるべき又は締付けられているボルト16の色別が検知され、この色別検知信 号はアンプ11を介してコンピュータ等に入力される。また柄1を回動し、ボル ト16をトグルが移動するまで締付ければ規定トルクで何個のねじが締付けられ たかをねじ個数確認装置14で知ることができる。従って特定色のボルトが、所 定のトルク値で何個締付けられたかを機械的かつ電気的に検知することができる 。
【0011】 なお上記実施例では、トルクレンチに上記色別センサ8を具備せしめたが、こ れに限られるものではなく、例えばラチェットレンチに上記色別センサ8を具備 せしめれば、締付トルクを検知することはできないが、特定色のねじの締付け個 数を確認することは可能である。
【0012】 また、上記実施例では、ねじをボルト16として説明したが、ナットである場 合はそのナットの締付けによってボルトの先端がナット面より突出することがあ るが、この場合は、突出されるボルト先端でセンサ8先端が押されても、その押 圧力をばね9で吸収することができるので、ナットの締付け時にも色別判断が確 実になされる。
【0013】
【考案の効果】 以上のように本考案は、トルクレンチ、ラチェットレンチ等のレンチヘッド部 に、該レンチによって締付けるべきねじに施した色別マーキングを検出する色別 センサを具備せしめたレンチであるから、このレンチらよって締付けられる特定 色のねじの締付け個数が、機械的かつ電気的に正確に確認することができ、さら にそのデータ管理も容易に行なえるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例のトルクレンチを示した平面図。
【図2】本考案実施例のトルクレンチを示した側面図。
【図3】本考案実施例の要部拡大図。
【符号の説明】 1…柄 2…支軸 3…ヘッド部 4…ラチェット 5…ソケット 6…角ドライブ 7…貫通孔 8…色別センサ 9…スプリング 10…信号線 11…アンプ 12…信号線 13…保護カバー 14…締付ねじ個数
確認装置 15…マーキング 16…ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルクレンチ、ラチェットレンチ等のレ
    ンチヘッド部に、該レンチによって締付けるべきねじに
    施した色別マーキングを検出する色別センサを具備せし
    めたことを特徴とする色別センサ付きレンチ。
JP1993050690U 1993-09-17 1993-09-17 色別センサ付きレンチ Expired - Lifetime JP2521590Y2 (ja)

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JP1993050690U JP2521590Y2 (ja) 1993-09-17 1993-09-17 色別センサ付きレンチ

Applications Claiming Priority (1)

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Publication Number Publication Date
JPH0720266U true JPH0720266U (ja) 1995-04-11
JP2521590Y2 JP2521590Y2 (ja) 1996-12-25

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ID=12865929

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5632527B1 (ja) * 2013-12-06 2014-11-26 伊坂電気株式会社 電動締付工具

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56129264A (en) * 1980-03-14 1981-10-09 Kubota Ltd Coal tar epoxy resin paint
JPS5850408A (ja) * 1981-09-22 1983-03-24 Nippon Tekutoron Kk 孔径および位置検出方法

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JP2015110254A (ja) * 2013-12-06 2015-06-18 伊坂電気株式会社 電動締付工具

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Publication number Publication date
JP2521590Y2 (ja) 1996-12-25

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