JPH0720257A - 回転式表示手段を有する時計 - Google Patents
回転式表示手段を有する時計Info
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- JPH0720257A JPH0720257A JP6157956A JP15795694A JPH0720257A JP H0720257 A JPH0720257 A JP H0720257A JP 6157956 A JP6157956 A JP 6157956A JP 15795694 A JP15795694 A JP 15795694A JP H0720257 A JPH0720257 A JP H0720257A
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- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B19/00—Indicating the time by visual means
- G04B19/26—Clocks or watches with indicators for tides, for the phases of the moon, or the like
- G04B19/268—Clocks or watches with indicators for tides, for the phases of the moon, or the like with indicators for the phases of the moon
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B19/00—Indicating the time by visual means
- G04B19/24—Clocks or watches with date or week-day indicators, i.e. calendar clocks or watches; Clockwork calendars
- G04B19/243—Clocks or watches with date or week-day indicators, i.e. calendar clocks or watches; Clockwork calendars characterised by the shape of the date indicator
- G04B19/247—Clocks or watches with date or week-day indicators, i.e. calendar clocks or watches; Clockwork calendars characterised by the shape of the date indicator disc-shaped
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- G04B19/25333—Driving or releasing mechanisms wherein the date indicators are driven or released mechanically by a clockwork movement
- G04B19/25353—Driving or releasing mechanisms wherein the date indicators are driven or released mechanically by a clockwork movement driven or released stepwise by the clockwork movement
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- Displays For Variable Information Using Movable Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 １日に一段階ずつ角移動する内歯を有する日
付リング（１）を特徴とする時計。 【構成】 回転表示手段（１２）は日付表示器によって
駆動され、日付、月の形相、ユーザの「キャッシュバラ
ンス」等といった周期的パラメータを表示する。種々タ
イプの表示は、いずれも日付リングによって調整される
ので、種々の表示組み合わせで、広範囲な単純デザイン
の形態時計を作成できる。
付リング（１）を特徴とする時計。 【構成】 回転表示手段（１２）は日付表示器によって
駆動され、日付、月の形相、ユーザの「キャッシュバラ
ンス」等といった周期的パラメータを表示する。種々タ
イプの表示は、いずれも日付リングによって調整される
ので、種々の表示組み合わせで、広範囲な単純デザイン
の形態時計を作成できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は時計に関し、更に詳しく
述べると１日に一段階ずつ移動する内歯付き日付リング
を有するタイプの時計に関する。
述べると１日に一段階ずつ移動する内歯付き日付リング
を有するタイプの時計に関する。
【０００２】
【従来の技術】オメガＳＡの欧州特許第０１６５４５５
号（米国特許第４６１１９２５号、日本特許公開第６１
−１５３５８２号／同公告第３−０５７４３４号／同特
許第１６９４０５９号）は、外歯と結合手段とを備えた
日付リングによって駆動される日付表示を有するカレン
ダー時計を開示している。かかる構成には数多くの短所
がある。例えば日付リングが外歯で構成されている点で
ある。一方、本出願に包含されるのは、先例で請求され
た構成の変更態様である。また、かかる歯の制作には、
リングの変形、平面度、加工等の問題といった、大量生
産に関わる重大困難性がある。これらの問題が原因とな
って歯の不合格率は極めて高い。従ってリングの生産コ
ストはひどく高価となる。また、外歯の日付リングは、
アパーチュアタイプの携帯時計の日付リングよりも幅が
狭くなる。実際のところ、当該リングの幅を広くすると
表示針を駆動するための種々の要素を組み込むことが出
来なくなる。そのために先例で示されている日付リング
は、上に数字を記すのに十分なスペースがないので、ア
パーチュアによる日付表示には利用できない。この表示
機能は従来技術で知られているような日付リングの主た
る基本機能であるので、先例で説明されている日付リン
グは、アパーチュアタイプの従来の携帯時計で使用され
ている日付リングとは本質的に異なる形状、作用、機能
を備えている。また、文字板の支持のために全体アセン
ブリが高くなっている。又、文字板と日付リング間に非
常に距離がある。このようなデザインでは、日付の数字
をリング上に記すことが出来たとしても、数字が文字板
から離れすぎていて、優れた判読性は得られない。更に
また、駆動部品を作成するのに４回もの加工動作が必要
であり、表示針を動かすために日付ブリッジ等を含むい
くつかの新部品が原フレームに追加されることになる。
号（米国特許第４６１１９２５号、日本特許公開第６１
−１５３５８２号／同公告第３−０５７４３４号／同特
許第１６９４０５９号）は、外歯と結合手段とを備えた
日付リングによって駆動される日付表示を有するカレン
ダー時計を開示している。かかる構成には数多くの短所
がある。例えば日付リングが外歯で構成されている点で
ある。一方、本出願に包含されるのは、先例で請求され
た構成の変更態様である。また、かかる歯の制作には、
リングの変形、平面度、加工等の問題といった、大量生
産に関わる重大困難性がある。これらの問題が原因とな
って歯の不合格率は極めて高い。従ってリングの生産コ
ストはひどく高価となる。また、外歯の日付リングは、
アパーチュアタイプの携帯時計の日付リングよりも幅が
狭くなる。実際のところ、当該リングの幅を広くすると
表示針を駆動するための種々の要素を組み込むことが出
来なくなる。そのために先例で示されている日付リング
は、上に数字を記すのに十分なスペースがないので、ア
パーチュアによる日付表示には利用できない。この表示
機能は従来技術で知られているような日付リングの主た
る基本機能であるので、先例で説明されている日付リン
グは、アパーチュアタイプの従来の携帯時計で使用され
ている日付リングとは本質的に異なる形状、作用、機能
を備えている。また、文字板の支持のために全体アセン
ブリが高くなっている。又、文字板と日付リング間に非
常に距離がある。このようなデザインでは、日付の数字
をリング上に記すことが出来たとしても、数字が文字板
から離れすぎていて、優れた判読性は得られない。更に
また、駆動部品を作成するのに４回もの加工動作が必要
であり、表示針を動かすために日付ブリッジ等を含むい
くつかの新部品が原フレームに追加されることになる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は表示可
能性を広げる単純なデザインの改良時計を提供すること
である。
能性を広げる単純なデザインの改良時計を提供すること
である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明による時計は、日付リングによって駆動される少なく
とも１個の回転表示手段を具備する。
明による時計は、日付リングによって駆動される少なく
とも１個の回転表示手段を具備する。
【０００５】この回転表示手段は、主に、日付、月の形
相、以下に説明される「キャッシュバランス」等といっ
た周期的パラメータを表示するためのものである。本発
明の時計では、アパーチュアで日付表示および／または
かかる周期的パラメータの少なくとも１個を表示出来る
が、その表現形態は、少なくとも１個の回転表示手段に
より、好ましくは日付に基づく時間の関数で表現でき
る。
相、以下に説明される「キャッシュバランス」等といっ
た周期的パラメータを表示するためのものである。本発
明の時計では、アパーチュアで日付表示および／または
かかる周期的パラメータの少なくとも１個を表示出来る
が、その表現形態は、少なくとも１個の回転表示手段に
より、好ましくは日付に基づく時間の関数で表現でき
る。
【０００６】利用する日付表示器は、従来のアパーチュ
アタイプの携帯時計で使用されているものと同一のもの
であってもよい。即ち元の幅のままで日付を示す数字を
上に記すことができる。このように日付リングは、単純
な駆動リングよりも多くの表示可能性を提供する。日付
リングは、駆動され、且つ、駆動する内歯を具備する。
日付リングと文字板の間の距離は僅かであるので、アセ
ンブリ全体が非常に読み易い。回転表示板の駆動部品を
作成するのに必要な加工動作は２回ですむ。フレームに
付け足すのは、（最低価格の）ジャンパスプリングだけ
である。更に、中間スターホイールの歯と日付リングの
歯の間の所定間隔を設けたことにより、回転表示手段の
段階（ジャンプ）遷移の所要時間短縮、および、竜頭が
正常動作とは反対方向に所定角度限界を越えて回転され
た場合に回転表示手段に及ぶ妨害の防止、いう二機能が
得られる。また、日付表示アパーチュアは、文字板のい
ずれの角度位置に配置してもよい。
アタイプの携帯時計で使用されているものと同一のもの
であってもよい。即ち元の幅のままで日付を示す数字を
上に記すことができる。このように日付リングは、単純
な駆動リングよりも多くの表示可能性を提供する。日付
リングは、駆動され、且つ、駆動する内歯を具備する。
日付リングと文字板の間の距離は僅かであるので、アセ
ンブリ全体が非常に読み易い。回転表示板の駆動部品を
作成するのに必要な加工動作は２回ですむ。フレームに
付け足すのは、（最低価格の）ジャンパスプリングだけ
である。更に、中間スターホイールの歯と日付リングの
歯の間の所定間隔を設けたことにより、回転表示手段の
段階（ジャンプ）遷移の所要時間短縮、および、竜頭が
正常動作とは反対方向に所定角度限界を越えて回転され
た場合に回転表示手段に及ぶ妨害の防止、いう二機能が
得られる。また、日付表示アパーチュアは、文字板のい
ずれの角度位置に配置してもよい。
【０００７】次に、本発明の好適実施例を添付図面を参
照して詳しく説明する。
照して詳しく説明する。
【０００８】図１は、本発明による時計の構造である
が、下記説明の理解に必要な要素だけしか図示していな
い。従来のタイプの日付リング１は、時間ホイール３と
日付駆動ホイール４によって回転される。ホイール３は
１日に２回転するが、ホイール４は１日に１回転しかし
ない。この種の駆動のゆえに、この構造を最短可能時間
で行うために、表示器は１日に一段階ずつ、好ましくは
深夜に、進められる。日付リング１は３１個の歯２を具
備し、それぞれがその月の１日に対応している。日付駆
動ホイール４の歯５によって駆動される場合には、段階
間の表示器の位置決めと同様に、日付リング１のジャン
パスプリング６によって、表示器の迅速な進行が保証さ
れる。
が、下記説明の理解に必要な要素だけしか図示していな
い。従来のタイプの日付リング１は、時間ホイール３と
日付駆動ホイール４によって回転される。ホイール３は
１日に２回転するが、ホイール４は１日に１回転しかし
ない。この種の駆動のゆえに、この構造を最短可能時間
で行うために、表示器は１日に一段階ずつ、好ましくは
深夜に、進められる。日付リング１は３１個の歯２を具
備し、それぞれがその月の１日に対応している。日付駆
動ホイール４の歯５によって駆動される場合には、段階
間の表示器の位置決めと同様に、日付リング１のジャン
パスプリング６によって、表示器の迅速な進行が保証さ
れる。
【０００９】前記の装置は、日付を表示するための従来
の構造のそれに対応するものである。日付表示７は順次
日付リング１上に記載されるが、その主たる機能は、日
付表示用に文字板に設けられたアパーチャから、その月
の日を表示することである。
の構造のそれに対応するものである。日付表示７は順次
日付リング１上に記載されるが、その主たる機能は、日
付表示用に文字板に設けられたアパーチャから、その月
の日を表示することである。
【００１０】本発明による時計では、周期的パラメータ
を表示できる少なくとも１個の回転表示手段１２（図２
−５）を駆動するために前述の要素を変更する必要なく
利用する。その表現形態は、例えば月の形相、「キャッ
シュバランス」、日付等といった、好ましくは月の日に
基づいた、時間の関数で表すことができる。表示を調整
するスターホイール８は、日付リング１の内歯と噛合
う。スターホイール８と一体式で同軸のピニオン９は、
表示アーバ１６（図２）を中央に配した表示ホイール１
０を順次に駆動する。この表示アーバ１６は回転表示手
段１２をも駆動する。スターホイール８のジャンパスプ
リング１１は、段階間のスターホイールを安定させ、可
能な最高速度遷移ができるように、回転表示手段１２の
迅速な進行を制御する。
を表示できる少なくとも１個の回転表示手段１２（図２
−５）を駆動するために前述の要素を変更する必要なく
利用する。その表現形態は、例えば月の形相、「キャッ
シュバランス」、日付等といった、好ましくは月の日に
基づいた、時間の関数で表すことができる。表示を調整
するスターホイール８は、日付リング１の内歯と噛合
う。スターホイール８と一体式で同軸のピニオン９は、
表示アーバ１６（図２）を中央に配した表示ホイール１
０を順次に駆動する。この表示アーバ１６は回転表示手
段１２をも駆動する。スターホイール８のジャンパスプ
リング１１は、段階間のスターホイールを安定させ、可
能な最高速度遷移ができるように、回転表示手段１２の
迅速な進行を制御する。
【００１１】回転表示手段１２は、本実施例または表示
パラメータに基づいて変更できる。例えば、図２と図４
の回転表示手段１２は、日付を示す表示針であるが、図
３では、適当な形状の従来のアパーチュアから月周期を
再現する回転板である。図５における回転表示手段１２
は、「キャッシュバランス」即ち、次の給料振込までに
使うことのできるユーザのキャッシュバランスを示す回
転表示針である。図５では、「キャッシュバランス」を
表す表示７ａは、表示器の円形経路に沿って次第に幅が
狭くなる円形の帯で表されている。最大幅は経路の最初
（給料振込後、例えば月始め。銀行残高の表示はその後
に変わる）であり、最小幅は月末、例えば、次の給料振
込前である。銀行残高が少なくなる場合、つまり給料振
込前の数日間は表示が動かないように所定角度で配置さ
れた一連の溝を付けることもできる。「キャッシュバラ
ンス」表示は、時間の関数として、好ましくは、月の日
の関数として、視覚表示に十分であれば、数多の形態を
取ることができる。キャッシュバランス表示７ａには、
いかなる記号、符号、例えば、金額に応じて豚形貯金箱
がいっぱいになったり、あるいは、高さによって大きさ
を示す矢印付きのもの、大きさの異なるドルマークのよ
うなお金を表す記号が、使用できる。図４の変更態様に
よれば、日付リング１は、従来の携帯時計にある、アパ
ーチュア１７からのぞかれる日付表示７の代わりに、
「キャッシュバランス」表示７ａが配されている。
パラメータに基づいて変更できる。例えば、図２と図４
の回転表示手段１２は、日付を示す表示針であるが、図
３では、適当な形状の従来のアパーチュアから月周期を
再現する回転板である。図５における回転表示手段１２
は、「キャッシュバランス」即ち、次の給料振込までに
使うことのできるユーザのキャッシュバランスを示す回
転表示針である。図５では、「キャッシュバランス」を
表す表示７ａは、表示器の円形経路に沿って次第に幅が
狭くなる円形の帯で表されている。最大幅は経路の最初
（給料振込後、例えば月始め。銀行残高の表示はその後
に変わる）であり、最小幅は月末、例えば、次の給料振
込前である。銀行残高が少なくなる場合、つまり給料振
込前の数日間は表示が動かないように所定角度で配置さ
れた一連の溝を付けることもできる。「キャッシュバラ
ンス」表示は、時間の関数として、好ましくは、月の日
の関数として、視覚表示に十分であれば、数多の形態を
取ることができる。キャッシュバランス表示７ａには、
いかなる記号、符号、例えば、金額に応じて豚形貯金箱
がいっぱいになったり、あるいは、高さによって大きさ
を示す矢印付きのもの、大きさの異なるドルマークのよ
うなお金を表す記号が、使用できる。図４の変更態様に
よれば、日付リング１は、従来の携帯時計にある、アパ
ーチュア１７からのぞかれる日付表示７の代わりに、
「キャッシュバランス」表示７ａが配されている。
【００１２】本発明の別の変更態様によれば、日付を表
示するために利用されるものと同じタイプの回転表示手
段１２を使用して、同様に、月または年の、何週目の週
であるかを表示することもできる。
示するために利用されるものと同じタイプの回転表示手
段１２を使用して、同様に、月または年の、何週目の週
であるかを表示することもできる。
【００１３】日付リング１は、一段階移動するときに、
スターホイール８に従って動く。次いで、ピニオン９が
表示ホイール１０を駆動し、それによって、回転表示手
段１２が角移動する。角移動の程度は、ホイールの歯の
数ならびにホイールとピニオン間のギヤ比によって異な
る。ギヤ比は、表示タイプの関数として決定される。例
えば、日付を表示する場合、歯数とギヤ比は、日付リン
グと同周期で、表示針が１日一段階ずつ移動するように
決定される。月の形相の表示の場合は、表示手段１２の
周期は、実際の月周期に合わせて、日付リングのものよ
りも少し短くする。
スターホイール８に従って動く。次いで、ピニオン９が
表示ホイール１０を駆動し、それによって、回転表示手
段１２が角移動する。角移動の程度は、ホイールの歯の
数ならびにホイールとピニオン間のギヤ比によって異な
る。ギヤ比は、表示タイプの関数として決定される。例
えば、日付を表示する場合、歯数とギヤ比は、日付リン
グと同周期で、表示針が１日一段階ずつ移動するように
決定される。月の形相の表示の場合は、表示手段１２の
周期は、実際の月周期に合わせて、日付リングのものよ
りも少し短くする。
【００１４】更にまた、ユーザの便宜を最大限に図るた
め、表示変換の所要時間を短縮するために、スターホイ
ール８の作用歯の下流にある歯２と作用歯の間に、日付
リング１が不動静止位置にある時に存在する間隔Ａを決
定する。実際のところ、日付リングを一段階進めるに
は、一定時間（一般的には１−２時間）がかかるのが普
通である。間隔Ａによって歯２の作用が遅れるので、ス
ターホイール８の駆動時間が短縮される。この駆動時間
は、同様に、スターホイール８のジャンパスプリング１
１の働きによって最適化される。このように、回転表示
手段１２のレベルで、表示変換の所要時間を１／４以下
にすることができる。例えば、２０分（あるいはもっと
短時間）で変換することも可能となる。
め、表示変換の所要時間を短縮するために、スターホイ
ール８の作用歯の下流にある歯２と作用歯の間に、日付
リング１が不動静止位置にある時に存在する間隔Ａを決
定する。実際のところ、日付リングを一段階進めるに
は、一定時間（一般的には１−２時間）がかかるのが普
通である。間隔Ａによって歯２の作用が遅れるので、ス
ターホイール８の駆動時間が短縮される。この駆動時間
は、同様に、スターホイール８のジャンパスプリング１
１の働きによって最適化される。このように、回転表示
手段１２のレベルで、表示変換の所要時間を１／４以下
にすることができる。例えば、２０分（あるいはもっと
短時間）で変換することも可能となる。
【００１５】一方、スターホイール８の作用歯の上流に
ある歯２と作用歯の間の間隔Ｂにより、竜頭が反対に回
転された場合に、表示手段に及ぶ妨害が防止される。こ
の間隔は、同様に、日付リング１が不動静止位置にある
場合に存在する。従って、スターホイール８が駆動され
ることなく、間隔Ｂに対応する距離だけ（通常作動方向
とは反対に）日付リングが角移動される。
ある歯２と作用歯の間の間隔Ｂにより、竜頭が反対に回
転された場合に、表示手段に及ぶ妨害が防止される。こ
の間隔は、同様に、日付リング１が不動静止位置にある
場合に存在する。従って、スターホイール８が駆動され
ることなく、間隔Ｂに対応する距離だけ（通常作動方向
とは反対に）日付リングが角移動される。
【００１６】又、他の変更態様においては、（例えば図
５のように）複数の回転表示手段１２を、従属的に、即
ち、ホイールおよびピニオンの完全または部分セット、
１または複数セットを、１個または複数個の駆動要素
８、９、１０、１６に結合することによって、もしく
は、日付リング１に直接結合される独立追加セットを１
または複数セット使用することによって、あるいは、こ
れらの前記二方法を組み合わせて使用される。
５のように）複数の回転表示手段１２を、従属的に、即
ち、ホイールおよびピニオンの完全または部分セット、
１または複数セットを、１個または複数個の駆動要素
８、９、１０、１６に結合することによって、もしく
は、日付リング１に直接結合される独立追加セットを１
または複数セット使用することによって、あるいは、こ
れらの前記二方法を組み合わせて使用される。
【００１７】このように本発明の時計によれば、駆動ホ
イール４およびピニオン（８、９、１０、１１）を追加
するだけで、従来の日付リングの構成を始めとする少な
くとも１個の表示手段１２を、簡単かつ経済的に駆動す
ることができる。
イール４およびピニオン（８、９、１０、１１）を追加
するだけで、従来の日付リングの構成を始めとする少な
くとも１個の表示手段１２を、簡単かつ経済的に駆動す
ることができる。
【００１８】基本の構成に追加される要素（特に、単純
なスプリングブレードの形態であっても差し支えないジ
ャンパスプリング１１）は、単純で、数も少なく、安価
である。
なスプリングブレードの形態であっても差し支えないジ
ャンパスプリング１１）は、単純で、数も少なく、安価
である。
【００１９】数多の表示を、組み合わせることも可能で
ある。例えば、日付リング１に記された日付表示７をア
パーチュアで表示させながら、同時に、１個または複数
個の回転表示手段により、月の形相および／または「キ
ャッシュバランス」を表示させることもできる。
ある。例えば、日付リング１に記された日付表示７をア
パーチュアで表示させながら、同時に、１個または複数
個の回転表示手段により、月の形相および／または「キ
ャッシュバランス」を表示させることもできる。
【００２０】別の変更態様によれば、不透明なアパーチ
ュアを使用して、あるいは、アパーチュアをなくして、
日付リング上に記された日付表示７を見えなくすること
もできる。そして、１個または複数個の回転表示手段１
２によって、例えば、日付、月の形相、「キャッシュバ
ランス」、その他のデータのすべてまたはいずれかの組
み合わせて表示することもできる。
ュアを使用して、あるいは、アパーチュアをなくして、
日付リング上に記された日付表示７を見えなくすること
もできる。そして、１個または複数個の回転表示手段１
２によって、例えば、日付、月の形相、「キャッシュバ
ランス」、その他のデータのすべてまたはいずれかの組
み合わせて表示することもできる。
【００２１】
【図１】図１は、本発明の時計の平面図であり、回転表
示手段を省いてある。
示手段を省いてある。
【図２】図２は、図１の線II−IIについての拡大断面図
であり、表示針も含まれている。
であり、表示針も含まれている。
【図３】図３は、図１の線II−IIについての拡大断面図
であり、回転板も含まれている。
であり、回転板も含まれている。
【図４】図４は、表示針という手段で日付を、アパーチ
ュアという手段で「キャッシュバランス」を表示する本
発明の時計の文字板の平面図である。
ュアという手段で「キャッシュバランス」を表示する本
発明の時計の文字板の平面図である。
【図５】図５は、月の形相と「キャッシュバランス」と
日付を表示する本発明の時計の文字板の平面図である。
日付を表示する本発明の時計の文字板の平面図である。
１ 日付リング ２ 歯 ３ 時間ホイール ４ 日付駆動ホイール ５ 歯 ６ ジャンパスプリング ７ 日付表示 ８ スターホイール ９ ピニオン １０ 表示ホイール １１ ジャンパスプリング １２ 回転表示手段 １３ 文字板 １６ 表示アーバ １７ アパーチュア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０４Ｂ 47/00 Ｚ
Claims (19)
- 【請求項１】 １日に一段階ずつ角移動する、内歯付き
日付リング（１）を有し、前記日付リングによって駆動
される少なくとも１個の回転表示手段（１２）を具備す
ることを特徴とする時計。 - 【請求項２】 前記少なくとも１個の回転表示手段（１
２）は、日付を示す表示針であることを特徴とする請求
項１に記載の時計。 - 【請求項３】 前記少なくとも１個の回転表示手段（１
２）は、月の周期運動を示す回転板であることを特徴と
する請求項１に記載の時計。 - 【請求項４】 前記少なくとも１個の回転表示手段（１
２）は、「キャッシュバランス」表示を示す表示針であ
ることを特徴とする請求項１に記載の時計。 - 【請求項５】 前記少なくとも１個の回転表示手段（１
２）は、その月の何週目の週であるかを示す表示針であ
ることを特徴とする請求項１に記載の時計。 - 【請求項６】 前記少なくとも１個の回転表示手段（１
２）は、その年の何週目の週であるかを示す表示針であ
ることを特徴とする請求項１に記載の時計。 - 【請求項７】 日付リング（１）に記された表示（７；
７ａ）が見えるアパーチュア（１７）を文字板（１３）
に備えていることを特徴とする請求範項１ないし６に記
載の時計。 - 【請求項８】 前記表示（７）は日付であることを特徴
とする請求項７に記載の時計。 - 【請求項９】 前記表示（７ａ）は「キャッシュバラン
ス」表示であることを特徴とする請求項７に記載の時
計。 - 【請求項１０】 日付リング（１０）の内歯の歯（２）
は、駆動され、且つ、駆動することを特徴とする請求項
１ないし９に記載の時計。 - 【請求項１１】 内歯の歯（２）は、駆動手段（８、
９、１０）を駆動することを特徴とする請求項１０に記
載の時計。 - 【請求項１２】 内歯の歯（２）は、ホイール（３、
４）によって駆動されることを特徴とする請求項１０に
記載の時計。 - 【請求項１３】 日付リング（１）が不動静止位置にあ
るときに、スターホイール（８）の作用歯の下流にある
歯（２）と作用歯のあいだに間隔（Ａ）が生じることを
特徴とする請求項１ないし１３に記載の時計。 - 【請求項１４】 日付リング（１）が不動静止位置にあ
るときに、スターホイール（８）の作用歯の上流にある
歯（２）と作用歯のあいだに間隔（Ｂ）が生じることを
特徴とする請求項１ないし１３に記載の時計。 - 【請求項１５】 各々が異なるパラメータを表示する複
数個の独立回転表示手段（１２）を具備することを特徴
とする請求項１ないし１４に記載の時計。 - 【請求項１６】 各々が異なるパラメータを表示する複
数個の従属回転表示手段（１２）を具備することを特徴
とする請求項１ないし１４に記載の時計。 - 【請求項１７】 前記回転表示手段が回転板であること
を特徴とする請求項１に記載の時計。 - 【請求項１８】 前記回転板に「キャッシュバランス」
表示が記載されていることを特徴とする請求項１７に記
載の時計。 - 【請求項１９】 アパーチュア（１７）は「キャッシュ
バランス」表示を現出することを特徴とする請求項１７
に記載の時計。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP93810433A EP0629932B1 (fr) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | Pièce d'horlogerie comportant au moins un moyen d'indication rotatif entraîné par l'indicateur de quantième |
| CH93810433.8 | 1993-06-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0720257A true JPH0720257A (ja) | 1995-01-24 |
| JP2612234B2 JP2612234B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=8214985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6157956A Expired - Lifetime JP2612234B2 (ja) | 1993-06-16 | 1994-06-16 | 回転式表示手段を有する時計 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5724318A (ja) |
| EP (1) | EP0629932B1 (ja) |
| JP (1) | JP2612234B2 (ja) |
| CN (1) | CN1099488A (ja) |
| AT (1) | ATE160030T1 (ja) |
| DE (1) | DE69315065T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2018189631A (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス | 腕時計用の日付及び月相のディスプレー機構 |
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1993
- 1993-06-16 EP EP93810433A patent/EP0629932B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1993-06-16 AT AT93810433T patent/ATE160030T1/de not_active IP Right Cessation
- 1993-06-16 DE DE69315065T patent/DE69315065T2/de not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-06-09 US US08/257,127 patent/US5724318A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-06-16 JP JP6157956A patent/JP2612234B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1994-06-16 CN CN94106464A patent/CN1099488A/zh active Pending
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Also Published As
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|---|---|
| JP2612234B2 (ja) | 1997-05-21 |
| US5724318A (en) | 1998-03-03 |
| CN1099488A (zh) | 1995-03-01 |
| EP0629932B1 (fr) | 1997-11-05 |
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| DE69315065D1 (de) | 1997-12-11 |
| ATE160030T1 (de) | 1997-11-15 |
| DE69315065T2 (de) | 1998-05-07 |
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