JPH07202537A - 平面アンテナ - Google Patents
平面アンテナInfo
- Publication number
- JPH07202537A JPH07202537A JP35076493A JP35076493A JPH07202537A JP H07202537 A JPH07202537 A JP H07202537A JP 35076493 A JP35076493 A JP 35076493A JP 35076493 A JP35076493 A JP 35076493A JP H07202537 A JPH07202537 A JP H07202537A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- planar antenna
- frequency circuit
- circuit board
- antenna element
- high frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 周波数帯域幅が広く、ケースのデザインの自
由度が大きく、かつ製造が容易な平面アンテナを提供す
る。 【構成】 ケース1の突起部1aに固定され、表面2a
上に高周波回路が形成された高周波回路基板2と、高周
波回路基板2の表面2a上に形成され、この表面2a上
で高周波回路と給電線路5を介して電気的に接続されて
給電される平面アンテナ素子3と、平面アンテナ素子3
と対抗するグランドプレーン4aを有し、グランドプレ
ーン4aが高周波回路基板2の裏面2bから所定間隔d
だけ離れるように突起部1aに固定された他の回路基板
4とを備えている。平面アンテナ素子3とグランドプレ
ーン4aとの間には高周波回路基板2を除いて空気のみ
が介在する。平面アンテナ素子3が高周波回路基板2の
表面2a側から突出しない。
由度が大きく、かつ製造が容易な平面アンテナを提供す
る。 【構成】 ケース1の突起部1aに固定され、表面2a
上に高周波回路が形成された高周波回路基板2と、高周
波回路基板2の表面2a上に形成され、この表面2a上
で高周波回路と給電線路5を介して電気的に接続されて
給電される平面アンテナ素子3と、平面アンテナ素子3
と対抗するグランドプレーン4aを有し、グランドプレ
ーン4aが高周波回路基板2の裏面2bから所定間隔d
だけ離れるように突起部1aに固定された他の回路基板
4とを備えている。平面アンテナ素子3とグランドプレ
ーン4aとの間には高周波回路基板2を除いて空気のみ
が介在する。平面アンテナ素子3が高周波回路基板2の
表面2a側から突出しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コードレス電話機等
の携帯用無線機に使用される平面アンテナに関する。
の携帯用無線機に使用される平面アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような平面アンテナとして
は、例えば、図4(a)に示すようなものが知られてい
る。この平面アンテナは、表面上に高周波回路が形成さ
れた高周波回路基板100と、この高周波回路基板10
0の表面上の、平面アンテナのグランドプレーンとして
機能する金属面100a上に接着等により固定された誘
電体層101と、この誘電体層101の上面に接着等に
より固定され、給電ピン102及び給電線路103を介
して前記高周波回路に接続されて給電される平面アンテ
ナ素子104とを備えている。この従来の平面アンテナ
では、平面アンテナ素子104と平面アンテナのグラン
ドプレーンとして機能する金属面100aとの間に誘電
体層101が介在するので、平面アンテナの小型化、薄
型化には寄与するが、周波数帯域幅が狭く、放射効率も
不充分であるという問題点があった。
は、例えば、図4(a)に示すようなものが知られてい
る。この平面アンテナは、表面上に高周波回路が形成さ
れた高周波回路基板100と、この高周波回路基板10
0の表面上の、平面アンテナのグランドプレーンとして
機能する金属面100a上に接着等により固定された誘
電体層101と、この誘電体層101の上面に接着等に
より固定され、給電ピン102及び給電線路103を介
して前記高周波回路に接続されて給電される平面アンテ
ナ素子104とを備えている。この従来の平面アンテナ
では、平面アンテナ素子104と平面アンテナのグラン
ドプレーンとして機能する金属面100aとの間に誘電
体層101が介在するので、平面アンテナの小型化、薄
型化には寄与するが、周波数帯域幅が狭く、放射効率も
不充分であるという問題点があった。
【0003】そこで、上記問題点を解決するために、図
4(b)に示すような平面アンテナが提案されている。
この平面アンテナは、表面上に高周波回路が形成された
高周波回路基板110と、この高周波回路基板110の
表面上の、平面アンテナのグランドプレーンとして機能
する金属面110a上に4つの樹脂スペーサ111を介
して固定され、給電ピン112及び給電線路113を介
して前記高周波回路に接続されて給電される平面アンテ
ナ素子114とを備えている。
4(b)に示すような平面アンテナが提案されている。
この平面アンテナは、表面上に高周波回路が形成された
高周波回路基板110と、この高周波回路基板110の
表面上の、平面アンテナのグランドプレーンとして機能
する金属面110a上に4つの樹脂スペーサ111を介
して固定され、給電ピン112及び給電線路113を介
して前記高周波回路に接続されて給電される平面アンテ
ナ素子114とを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4
(b)に示す上記従来技術では、平面アンテナ素子11
4とグランドプレーンとして機能する金属面110aと
の間に空気が介在するので、周波数帯域幅が広くなるも
のの、平面アンテナ素子114が高周波回路基板110
の金属面110a側からかなり突出する(誘電体層10
1を介在させた場合の略2倍突出する)ので、この平面
アンテナが組み込まれるコードレス電話機等のケースを
デザインする上で制約が加えられる共に、平面アンテナ
素子114を樹脂スペーサ111を介して高周波回路基
板110上に固定する必要があるため、取付治具を用い
ても平面アンテナ素子114を固定する作業の作業性が
悪く、同じ品質の平面アンテナを製造するための再現性
が低いという問題点があった。この発明は、上記従来技
術の問題点に着目してなされたもので、その課題は周波
数帯域幅が広く、ケースのデザインの自由度が大きく、
かつ製造が容易な平面アンテナを提供することである。
(b)に示す上記従来技術では、平面アンテナ素子11
4とグランドプレーンとして機能する金属面110aと
の間に空気が介在するので、周波数帯域幅が広くなるも
のの、平面アンテナ素子114が高周波回路基板110
の金属面110a側からかなり突出する(誘電体層10
1を介在させた場合の略2倍突出する)ので、この平面
アンテナが組み込まれるコードレス電話機等のケースを
デザインする上で制約が加えられる共に、平面アンテナ
素子114を樹脂スペーサ111を介して高周波回路基
板110上に固定する必要があるため、取付治具を用い
ても平面アンテナ素子114を固定する作業の作業性が
悪く、同じ品質の平面アンテナを製造するための再現性
が低いという問題点があった。この発明は、上記従来技
術の問題点に着目してなされたもので、その課題は周波
数帯域幅が広く、ケースのデザインの自由度が大きく、
かつ製造が容易な平面アンテナを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、この発明に係る平面アンテナは、高周波回路が形成
され且つケース内に固定される高周波回路基板の表面上
に形成され、この表面上で前記高周波回路と電気的に接
続されて給電される平面アンテナ素子と、この平面アン
テナ素子と対向し且つ前記高周波回路基板の裏面から所
定間隔離れるようにケース内に設けられたグランドプレ
ーン形成部材とを備えている。
め、この発明に係る平面アンテナは、高周波回路が形成
され且つケース内に固定される高周波回路基板の表面上
に形成され、この表面上で前記高周波回路と電気的に接
続されて給電される平面アンテナ素子と、この平面アン
テナ素子と対向し且つ前記高周波回路基板の裏面から所
定間隔離れるようにケース内に設けられたグランドプレ
ーン形成部材とを備えている。
【0006】
【作用】上記平面アンテナでは、平面アンテナ素子が高
周波回路基板の表面上に形成され、平面アンテナ素子と
対向し且つ高周波回路基板の裏面から所定間隔離れるよ
うにグランドプレーン形成部材がケース内に設けられて
いるので、平面アンテナ素子とグランドプレーン形成部
材との間には高周波回路基板を除いて空気のみが介在す
る。また、平面アンテナ素子は高周波回路基板の表面上
に形成されているので、平面アンテナ素子が高周波回路
基板の表面側から突出しないと共に、平面アンテナ素子
を高周波回路基板の表面上に固定する作業が不要とな
る。
周波回路基板の表面上に形成され、平面アンテナ素子と
対向し且つ高周波回路基板の裏面から所定間隔離れるよ
うにグランドプレーン形成部材がケース内に設けられて
いるので、平面アンテナ素子とグランドプレーン形成部
材との間には高周波回路基板を除いて空気のみが介在す
る。また、平面アンテナ素子は高周波回路基板の表面上
に形成されているので、平面アンテナ素子が高周波回路
基板の表面側から突出しないと共に、平面アンテナ素子
を高周波回路基板の表面上に固定する作業が不要とな
る。
【0007】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図面に基づいて
説明する。なお、各実施例の説明において同様の部位に
は同一の符号を付して重複した説明を省略する。図1
(a)〜(c)はこの発明の第1実施例に係る平面アン
テナを示している。この平面アンテナは、高周波回路が
形成され且つコードレス電話機等のケース1の突起部1
aに接着等により固定された高周波回路基板2の表面2
a上に形成された平面アンテナ素子3と、この平面アン
テナ素子3と対向するグランドプレーンとしての金属面
4aが表面上の一部に形成され、このグランドプレーン
4aが高周波回路基板2の裏面2bからアンテナ特性上
必要な所定間隔dだけ離れるように前記ケース1の突起
部1aに固定された他の回路基板(グランドプレーン形
成部材)4とを備えている。
説明する。なお、各実施例の説明において同様の部位に
は同一の符号を付して重複した説明を省略する。図1
(a)〜(c)はこの発明の第1実施例に係る平面アン
テナを示している。この平面アンテナは、高周波回路が
形成され且つコードレス電話機等のケース1の突起部1
aに接着等により固定された高周波回路基板2の表面2
a上に形成された平面アンテナ素子3と、この平面アン
テナ素子3と対向するグランドプレーンとしての金属面
4aが表面上の一部に形成され、このグランドプレーン
4aが高周波回路基板2の裏面2bからアンテナ特性上
必要な所定間隔dだけ離れるように前記ケース1の突起
部1aに固定された他の回路基板(グランドプレーン形
成部材)4とを備えている。
【0008】前記高周波回路基板2は、両面基板や多層
基板の表面に高周波回路構成部品を搭載したもので、一
端側の両側角部2c,2d及び図示しない他端側の両側
角部の4ヵ所で前記ケース1の突起部1aの上面に固定
されている。前記他の回路基板4は、高周波回路以外の
回路、例えば変復調回路、電源回路等が前記グランドプ
レーン4aと同じ表面上で、このグランドプレーン4a
としての金属面以外の個所に形成されたものである。他
の回路基板4も、前記高周波回路基板2と同様に、一端
側の両側角部4c,4d及び図示しない他端側の両側角
部の4ヵ所で前記ケース1の突起部1aの下面に固定さ
れている。
基板の表面に高周波回路構成部品を搭載したもので、一
端側の両側角部2c,2d及び図示しない他端側の両側
角部の4ヵ所で前記ケース1の突起部1aの上面に固定
されている。前記他の回路基板4は、高周波回路以外の
回路、例えば変復調回路、電源回路等が前記グランドプ
レーン4aと同じ表面上で、このグランドプレーン4a
としての金属面以外の個所に形成されたものである。他
の回路基板4も、前記高周波回路基板2と同様に、一端
側の両側角部4c,4d及び図示しない他端側の両側角
部の4ヵ所で前記ケース1の突起部1aの下面に固定さ
れている。
【0009】前記平面アンテナ素子3は、高周波回路基
板2の表面2a上の銅箔をエッチングする等の方法によ
り形成されており、この平面アンテナ素子3の形成部と
重畳する高周波回路基板2の中間層及び裏面には銅箔等
はない。平面アンテナ素子3は、この平面アンテナ素子
3と同じ表面2a上に形成された給電線路5を介して高
周波回路に接続されて給電されるようになっている。す
なわち、平面アンテナ素子3は、高周波回路と同じ平面
(高周波回路基板2の表面2a)上で給電される(共平
面給電される)。
板2の表面2a上の銅箔をエッチングする等の方法によ
り形成されており、この平面アンテナ素子3の形成部と
重畳する高周波回路基板2の中間層及び裏面には銅箔等
はない。平面アンテナ素子3は、この平面アンテナ素子
3と同じ表面2a上に形成された給電線路5を介して高
周波回路に接続されて給電されるようになっている。す
なわち、平面アンテナ素子3は、高周波回路と同じ平面
(高周波回路基板2の表面2a)上で給電される(共平
面給電される)。
【0010】なお、前記ケース1の突起部1aの厚み
を、前記所定間隔dの寸法に形成しておけば、高周波回
路基板2の各角部を突起部1aの上面に、他の回路基板
4の各角部を突起部1aの下面にそれぞれ固定するだけ
で、他の回路基板4のグランドプレーン4aと高周波回
路基板2の裏面2bとを所定間隔dだけ離した状態で他
の回路基板4及び高周波回路基板2をケース1に固定す
ることができる。
を、前記所定間隔dの寸法に形成しておけば、高周波回
路基板2の各角部を突起部1aの上面に、他の回路基板
4の各角部を突起部1aの下面にそれぞれ固定するだけ
で、他の回路基板4のグランドプレーン4aと高周波回
路基板2の裏面2bとを所定間隔dだけ離した状態で他
の回路基板4及び高周波回路基板2をケース1に固定す
ることができる。
【0011】上記構成を有する第1実施例に係る平面ア
ンテナによれば、平面アンテナ素子3がケース1の各突
起部1aの上面に固定された高周波回路基板2の表面2
a上に形成されており、平面アンテナ素子3と対向する
グランドプレーン4aが高周波回路基板2の裏面2bか
らアンテナ特性上必要な所定間隔dだけ離れるように他
の回路基板4が前記各突起部1aの下面に固定されてい
るので、平面アンテナ素子3とグランドプレーン4aと
の間には高周波回路基板2を除いて空気のみが介在す
る。したがって、周波数帯域を広くすることができる。
また、平面アンテナ素子3は高周波回路基板2の表面2
a上に形成されているので、平面アンテナ素子3が高周
波回路基板2の表面2a側から突出しないと共に、平面
アンテナ素子3を高周波回路基板2の表面2a上に固定
する作業が不要となる。したがって、平面アンテナが装
着されるコードレス電話機等のケースをデザインする際
の自由度を大きくすることができると共に、生産効率が
向上しかつ同じ品質の平面アンテナを製造するための再
現性が向上し、製造作業を容易にすることができる。
ンテナによれば、平面アンテナ素子3がケース1の各突
起部1aの上面に固定された高周波回路基板2の表面2
a上に形成されており、平面アンテナ素子3と対向する
グランドプレーン4aが高周波回路基板2の裏面2bか
らアンテナ特性上必要な所定間隔dだけ離れるように他
の回路基板4が前記各突起部1aの下面に固定されてい
るので、平面アンテナ素子3とグランドプレーン4aと
の間には高周波回路基板2を除いて空気のみが介在す
る。したがって、周波数帯域を広くすることができる。
また、平面アンテナ素子3は高周波回路基板2の表面2
a上に形成されているので、平面アンテナ素子3が高周
波回路基板2の表面2a側から突出しないと共に、平面
アンテナ素子3を高周波回路基板2の表面2a上に固定
する作業が不要となる。したがって、平面アンテナが装
着されるコードレス電話機等のケースをデザインする際
の自由度を大きくすることができると共に、生産効率が
向上しかつ同じ品質の平面アンテナを製造するための再
現性が向上し、製造作業を容易にすることができる。
【0012】なお、上記第1実施例によれば、平面アン
テナ素子3は、高周波回路と同じ平面(高周波回路基板
2の表面2a)上で給電されている(共平面給電されて
いる)ので、図4(a),(b)に示す上記従来技術の
ように給電ピンを設ける必要がなく、これによって、部
品点数が削減されて製造コストが低減される。
テナ素子3は、高周波回路と同じ平面(高周波回路基板
2の表面2a)上で給電されている(共平面給電されて
いる)ので、図4(a),(b)に示す上記従来技術の
ように給電ピンを設ける必要がなく、これによって、部
品点数が削減されて製造コストが低減される。
【0013】次に、この発明の第2実施例に係る平面ア
ンテナを図2及び図3(a),(b)に基づいて説明す
る。この平面アンテナでは、前記高周波回路基板2は、
一端側の両側角部2c,2d及び他端側の両側角部2
e,2fの4ヵ所で前記ケース1の取付部1Aの上面に
ねじ10により固定されている。また、この平面アンテ
ナでは、上記第1実施例におけるグランドプレーン形成
部材としての前記他の回路基板4を高周波回路基板2の
下部に設ける代わりに、ケース1の底面1B上の、前記
平面アンテナ素子3と対向する個所に金属蒸着等により
金属層(グランドプレーン形成部材)40を形成してあ
る。この金属層40の表面40aがグランドプレーンと
なっている。その他の構成は上記第1実施例と同じであ
る。
ンテナを図2及び図3(a),(b)に基づいて説明す
る。この平面アンテナでは、前記高周波回路基板2は、
一端側の両側角部2c,2d及び他端側の両側角部2
e,2fの4ヵ所で前記ケース1の取付部1Aの上面に
ねじ10により固定されている。また、この平面アンテ
ナでは、上記第1実施例におけるグランドプレーン形成
部材としての前記他の回路基板4を高周波回路基板2の
下部に設ける代わりに、ケース1の底面1B上の、前記
平面アンテナ素子3と対向する個所に金属蒸着等により
金属層(グランドプレーン形成部材)40を形成してあ
る。この金属層40の表面40aがグランドプレーンと
なっている。その他の構成は上記第1実施例と同じであ
る。
【0014】上記構成を有する第2実施例に係る平面ア
ンテナによれば、ケース1の底面1B上の、平面アンテ
ナ素子3と対向する個所に金属蒸着等によりグランドプ
レーン形成部材としての金属層40を形成してあるの
で、上記第1実施例のようにグランドプレーン形成部材
としての前記他の回路基板4を高周波回路基板2の下部
に設ける必要がない。これによって、製造がより一層容
易になると共に、高周波回路基板2と同じ平面内に、高
周波回路以外の回路、例えば変復調回路、電源回路等が
形成された他の回路基板41を配置し、この回路基板4
1を高周波回路基板2と同様にねじ42によりケース1
の図示しない取付部に固定することができ、基板構成の
自由度を大きくすることができる。
ンテナによれば、ケース1の底面1B上の、平面アンテ
ナ素子3と対向する個所に金属蒸着等によりグランドプ
レーン形成部材としての金属層40を形成してあるの
で、上記第1実施例のようにグランドプレーン形成部材
としての前記他の回路基板4を高周波回路基板2の下部
に設ける必要がない。これによって、製造がより一層容
易になると共に、高周波回路基板2と同じ平面内に、高
周波回路以外の回路、例えば変復調回路、電源回路等が
形成された他の回路基板41を配置し、この回路基板4
1を高周波回路基板2と同様にねじ42によりケース1
の図示しない取付部に固定することができ、基板構成の
自由度を大きくすることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、平面アンテナ素子が高周波回路基板の表面上に形成
され、平面アンテナ素子と対向し且つ高周波回路基板の
裏面から所定間隔離れるようにグランドプレーン形成部
材がケース内に設けられているので、平面アンテナ素子
とグランドプレーン形成部材との間には高周波回路基板
を除いて空気のみが介在する。したがって、周波数帯域
幅を広くすることができる。また、平面アンテナ素子は
高周波回路基板の表面上に形成されているので、平面ア
ンテナ素子が高周波回路基板の表面側から突出しないと
共に、平面アンテナ素子を高周波回路基板の表面上に固
定する作業が不要となる。したがって、ケースのデザイ
ンの自由度が大きくすることができると共に、製造を容
易にすることができる。
ば、平面アンテナ素子が高周波回路基板の表面上に形成
され、平面アンテナ素子と対向し且つ高周波回路基板の
裏面から所定間隔離れるようにグランドプレーン形成部
材がケース内に設けられているので、平面アンテナ素子
とグランドプレーン形成部材との間には高周波回路基板
を除いて空気のみが介在する。したがって、周波数帯域
幅を広くすることができる。また、平面アンテナ素子は
高周波回路基板の表面上に形成されているので、平面ア
ンテナ素子が高周波回路基板の表面側から突出しないと
共に、平面アンテナ素子を高周波回路基板の表面上に固
定する作業が不要となる。したがって、ケースのデザイ
ンの自由度が大きくすることができると共に、製造を容
易にすることができる。
【図1】(a)はこの発明の第1実施例に係る平面アン
テナを示す斜視図で、ケースの大部分を省略して示した
図である。(b)は第1実施例に係る平面アンテナの一
部を示す平面図である。(c)は図1(b)の側面図で
ある。
テナを示す斜視図で、ケースの大部分を省略して示した
図である。(b)は第1実施例に係る平面アンテナの一
部を示す平面図である。(c)は図1(b)の側面図で
ある。
【図2】この発明の第2実施例に係る平面アンテナを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】(a)は図2に示す平面アンテナの一部を示す
平面図である。(b)は図3(a)の側面図である。
平面図である。(b)は図3(a)の側面図である。
【図4】(a)は従来例を示す斜視図である。(b)は
他の従来例を示す斜視図である。
他の従来例を示す斜視図である。
1 ケース 1a 突起部(ケースの一部) 1A 取付部(ケースの一部) 2 高周波回路基板 2a 表面 3 平面アンテナ素子 4 他の回路基板(グランドプレーン形成部材) 4a グランドプレーン 40 金属層(グランドプレーン形成部材) 40a グランドプレーン
Claims (1)
- 【請求項1】 高周波回路が形成され且つケース内に固
定される高周波回路基板の表面上に形成され、この表面
上で前記高周波回路と電気的に接続されて給電される平
面アンテナ素子と、この平面アンテナ素子と対向し且つ
前記高周波回路基板の裏面から所定間隔離れるようにケ
ース内に設けられたグランドプレーン形成部材とを備え
ていることを特徴とする平面アンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35076493A JPH07202537A (ja) | 1993-12-31 | 1993-12-31 | 平面アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35076493A JPH07202537A (ja) | 1993-12-31 | 1993-12-31 | 平面アンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07202537A true JPH07202537A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18412711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35076493A Pending JPH07202537A (ja) | 1993-12-31 | 1993-12-31 | 平面アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07202537A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110169707A1 (en) * | 2010-01-14 | 2011-07-14 | Tyco Electronics Nederland Bv | Antenna |
-
1993
- 1993-12-31 JP JP35076493A patent/JPH07202537A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110169707A1 (en) * | 2010-01-14 | 2011-07-14 | Tyco Electronics Nederland Bv | Antenna |
US8803750B2 (en) * | 2010-01-14 | 2014-08-12 | Te Connectivity Nederland B.V. | Low-height antenna having an antenna plane and a ground plane |
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