JPH07202534A - 装置搭載用据付け台 - Google Patents

装置搭載用据付け台

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JPH07202534A
JPH07202534A JP81594A JP81594A JPH07202534A JP H07202534 A JPH07202534 A JP H07202534A JP 81594 A JP81594 A JP 81594A JP 81594 A JP81594 A JP 81594A JP H07202534 A JPH07202534 A JP H07202534A
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Fumiaki Ogata
史明 緒方
Takeshi Yamamoto
剛 山元
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分解した状態として移動可能で据付け場所に
搬送して組み立て、各種装置を立設し得る移動可能な装
置搭載用据付け台に関し、据付け場所の状況に応じて装
置の搭載高さを可変し得る。 【構成】 装置搭載用支柱14を立設する枠体からなる
基台12と、該基台の周辺に着脱可能に取り付けられ水
平方向に延びてその上部に複数個の可搬型付加錘体22
が搭載される錘体支持枠体用部材17,18と、からな
り、上記装置搭載用支柱14に嵌合させて結合固定され
上方へ延長される装置搭載用延長支柱51と、該装置搭
載用延長支柱の上部と上記錘体支持枠体用部材の先端側
との間をそれぞれ直接連結し補強する補強支持部材54
と、を付加させてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分解した状態として移
動可能で据付け場所に搬送して組み立て、各種装置を立
設し得る移動可能な装置搭載用据付け台に関する。
【0002】屋外設置型の各種の装置には種々のものが
ある。たとえば、無線・光通信装置、光学装置、測定装
置、などが相当する。これらの装置は地上あるいは建造
物上に固定的に設置されるか、移動可能として所要の場
所に据付けて運用されるが、風や不用意な外力で容易に
移動したり傾いたりしないように安定状態に強固に据付
けられることが必要である。
【0003】固定的に設置される場合には堅固な鉄塔に
取り付けるとか、基礎ボルトまたは打ち込み式のコンク
リートアンカ・プラグなどによる固定処置が施されて恒
久的に取り付けられるものであるが、移動可能なもので
は緊急事態などに即応して比較的頻繁に移動設置するも
のや、基礎ボルトなどが適用し得ない場所、たとえば、
ビルデイングの屋上または屋根上などに後日設置してほ
とんど恒久的に据付け設置する場合などがある。
【0004】いずれにしても、設置場所に適応した任意
な態様を即座に採り得ることが求められるし、分解して
輸送運搬するに際し必要に応じて人力搬送して簡単かつ
容易に組み立てられることも必要である。
【0005】さらには、設置される装置に対し特別な足
場や踏台などを用いることなくして直接に取り付け得る
ことや、調整、保守、などの作業操作が行なえる高さ位
置であることが好ましいことでもある。
【0006】しかしながら、降雪地帯などにおいては積
雪により装置が積雪中に埋没されないだけの高さ位置を
確保することが必要であり、このために積雪量に応じた
高さの装置搭載用据付け台をそれぞれの設置場所用に応
じて用意するのは得策でない。
【0007】
【従来の技術】従来技術として、図9の斜視図に示され
るような衛星通信用のオフセット形パラボラアンテナを
適用した場合について説明すると、衛星通信用としては
通信衛星(CS),放送衛星(BS)を利用するものが
挙げられる。
【0008】パラボラ反射鏡面の公称口径は必要に応じ
て種々のものが適用されるが、たとえば1.8mφの場
合、風速60m/sに耐えるためには、アンテナ装置1
を搭載し据付ける据付け台2としては一辺が約3m四方
のものを用い、この上に付加錘体として二点鎖線で示さ
れるような状態に公知なコンクリート製のブロック3を
数百Kg程度の重量となるように多数積み上げ、移動し
たり傾いたりしないように構成される。
【0009】この据付け台2は、屋上のモルタル仕上げ
された面に据付け設置されることから、容易に滑りを起
こして移動しないように、通常は合成ゴムなどのゴムシ
ートを敷き、その上に設置されるものである。また、設
置面積が比較的に大きいのは、安定度を確保することで
もあるが、屋上などの単位面積当たりの許容荷重を考慮
してのことでもある。
【0010】据付け台2は堅固なものであることが必要
なことから、十分な大きさの断面形状を有する周囲用の
長い外枠用部材4,5と、内部用の長い中枠用部材6,
6と、これらを連結し補強する多数の連結用部材7と、
からなる。これらは、すべて図示省略のボルト,ナット
を用いて要所を結合し強固に組み立てられる。
【0011】そうして、中央部分の基板上にステー8に
より支えられた支柱9が同様にして強固に取り付け立設
され、その上部にアンテナ装置1が取り付けられ衛星の
方向に向ける方向調整後位置固定される。
【0012】このような据付け台の材料は、通常は構造
用鋼であって防錆のために溶融亜鉛浴皮膜処理が表面に
施されるが、特殊なものとしては、たとえば軽量化の要
求から高力アルミニウムなどが適用される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の据付け台2
によれば、外枠用部材4,5および中枠用部材6など
が、全体を比較的に簡易構成として強固な構造部材の役
割を果たすために、それぞれが一本の長尺部材であり、
組み立てられた形状が一定の形状であり、かつ支柱9の
高さは強度上必要な最適状態に設定されたものであっ
た。
【0014】したがって、前述したような理由によって
装置の設置高さをより高い位置とする必要のある場合に
は、装置搭載用支柱の太さを大きくするとともに、枠体
もそれに応じた面積のものとするか、別途安定度の大き
なコンクリートブロック製の基礎にするなど、大形で強
度の大きな据付け台を新しく設計して製作するか、ある
いは、別の設置方法として建造物の壁面に取り付ける構
造にするなどの問題点があった。
【0015】本発明は上記従来の問題点にかんがみて、
標準的な搭載高さはもちろんのこと、装置搭載高さを高
くする要求に応じて即座に対応可能な装置搭載用据付け
台の提供をし得ることを発明の課題とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明手段の構成要旨とするところは、装置搭載用支
柱を立設する枠体からなる基台と、該基台の周辺に着脱
可能に取り付けられ水平方向に延びてその上部に複数個
の可搬型付加錘体が搭載される錘体支持枠体用部材と、
からなり、上記装置搭載用支柱に嵌合させて結合固定さ
れ上方へ延長される装置搭載用延長支柱と、該装置搭載
用延長支柱の上部と上記錘体支持枠体用部材の先端側と
の間をそれぞれ直接連結し補強する補強支持部材と、を
付加させてなる装置搭載用据付け台である。
【0017】
【作用】上記本発明の構成手段は、基本的には標準的な
装置搭載高さの据付け台であって、要求に応じて装置搭
載用支柱に装置搭載用延長支柱を嵌合固定させて上方へ
延長させるとともに、この装置搭載用延長支柱の上部と
錘体支持枠体用部材の先端側との間を補強支持部材で連
結補強することで支柱の立設状態が安定状態に補強され
ることとなり、必要な錘体量を付加積載させることで要
求に即応し得るものである。
【0018】
【実施例】以下、本発明の装置搭載用据付け台につい
て、構成要旨にもとづいた実施例で図を参照しながら詳
細に説明する。
【0019】図1は本発明にかかる基本形の据付け台の
斜視図である。この装置搭載用据付け台11は本願出願
人が特願平05−213607号にて出願した願書に添
付の明細書ならびに添付図に記載の発明内容の一実施例
であり、以下図を参照して説明する。
【0020】据付け台11は、中央部に配置される方形
の枠体でなる基台12の底面に溶接で取り付けられたス
テー13で補強された装置搭載用支柱14が立設されて
いる。その上部には従来と同様な衛星通信用のオフセッ
ト形パラボラアンテナ装置1が取り付けられている。
【0021】基台12の周囲は底面15から立ち上がる
垂直面16が四方に形成されて盆状の枠体に形成されて
いる。この垂直面16に対して山形鋼でなる一組の錘体
支持枠体用部材17,18が対向状態として4組がそれ
ぞれ四方向に向けて着脱可能に取り付けられ、水平方向
に延びている。
【0022】錘体支持枠体用部材17,18の先端には
幅を規定する連結部材19が同様に取り付けられてい
る。上記各部材間はそれぞれがボルト,ナット21で取
り付けられて結合固定されている。
【0023】山形鋼でなる錘体支持枠体用部材17,1
8の対向する底面は、公知なコンクリート製のブロック
でなる付加錘体22を並べて積み上げるに丁度適した幅
に設定されていることから、各四辺に突設された錘体支
持枠体用部材17,18上にそれぞれ多数の付加錘体2
2(図示省略)を所定数積み上げ据付け台11が傾いた
り移動したりしないようにする。
【0024】上記基台12、ステー13、装置搭載用支
柱14、錘体支持枠体用部材17,18などはすべて構
造用鋼材であり、防錆のために溶融亜鉛浴による表面処
理が施されているものである。しかしながら要求に応じ
て、たとえば軽量化のためにアルミニウム合金材などを
適用することは勿論可能なことである。
【0025】基台12および錘体支持枠体用部材17,
18などの組み立て結合状態は図1でも十分に理解可能
であるが、より一層理解容易とするために、図2の平面
図および図3の分離状態の要部斜視図を参照して説明す
る。なお、図2ではアンテナ装置1およびステー13が
図示省略してあり、図3には錘体支持枠体用部材17,
18が1部分のみ示される。
【0026】錘体支持枠体用部材は二種類からなり、直
線状のもの17が第1の錘体支持枠体用部材であり、直
角のL字状のもの18が第2の錘体支持枠体用部材であ
る。第1の錘体支持枠体用部材17の垂直面25の一部
分はそれぞれ基台12の垂直面16の一側に接して取り
付けられており、水平面26の一部分は基台12の底面
15の下側に接している。
【0027】第2の錘体支持枠体用部材18のL字状部
分27の端面は、第1の錘体支持枠体用部材17が延び
ている基台12の垂直面16とは直交する隣接側面16
に、第1の錘体支持枠体用部材17の垂直面25の部分
を挟んで取り付けられており、水平方向に延びる対向部
分は互いに並行状態である。先端部分は連結部材19に
よって結合され相互の間隔が規定されている。
【0028】図2において、各部分を横断する中心線は
結合用のボルト,ナットの取り付けられる部分を示して
おり、図3にはボルト挿入用の孔がそれぞれに示してあ
る。上記錘体支持枠体用部材17,18の水平面部分に
載置搭載される可搬型付加錘体22(図1)は、ブロッ
ク塀や間仕切りなどに用いられる公知であり、しかも入
手し易い空洞形のコンクリートブロックや、地先境界用
などに半埋設状態として用いられ同様に公知であって、
入手し易い中実形のコンクリートブロックが適用され
る。
【0029】以上のように、この発明によれば第1の錘
体支持枠体用部材17が基台12の一側に沿って取り付
けられることから、基台12の一側が延在されたと同様
なことであって、それぞれ4方向に構成されるからいず
れの方向に対する曲げなどの変形力に十分耐えることが
できるものである。
【0030】この据付け台11が設置される場合に設置
面との間に配置されるゴムシートについて図4を参照し
て説明する。なお、支柱14のステー13は図示省略し
て示してある。図4の図(a)の斜視図によれば、中央
部に基台12の大きさと同様な方形のゴムシート31
と、その周囲に各辺から放射状に配置される4枚の矩形
状のゴムシート32とからなる。
【0031】基台用ゴムシート31は中央が一段と高く
なるように二枚のゴムシートを貼り合わせ一体化された
ものである。このように構成させる理由は周囲の低い部
分は矩形状ゴムシート32と同じ厚さであるが、ここに
は図(b)の断面図に示されるように第1の錘体支持枠
体用部材17の水平部分26の下面が接触する部分であ
り、この水平部分26で持ち上げられた基台12の中央
部分の底部が、一段と高い部分33の面に接触するよう
に設定されているものである。
【0032】矩形状ゴムシート32の一方の縁には第1
の錘体支持枠体用部材17の水平面26の下面が接触
し、他方の縁には第2の錘体支持枠体用部材18の水平
面の下面が接触する部分である。基台用ゴムシート31
の突出部分33が第1の錘体支持枠体用部材17の部分
で囲まれることは、水平面26の端面で規制されて相互
間で滑り移動されないことから、いずれの水平方向の移
動荷重に対しても抵抗力が大きくなるといった作用、効
果が得られる。
【0033】以上のようにゴムシートを挿入介在させる
ことの目的、作用、効果について述べると、ゴムシー
トと設置場所のモルタル仕上げ面との摩擦係数は状況に
よって0.9〜0.6程度であり、平均としては約0.
8である。据付け台を構成する金属の面とモルタル仕
上げ面との摩擦係数は約0.3である。金属の面とゴ
ムシートとの摩擦係数は約0.4である。
【0034】この金属の面とゴムシートとの摩擦係数
がのゴムシートとモルタル仕上げ面との間に比して低
いことに対する対策としては、この間に適当な接着剤を
適用して接着固定させることにより十分に対応可能であ
る。
【0035】開口径が1.8mφのオフセット形パラボ
ラアンテナが風速60m/sで受ける風圧は約900k
gである。したがって、ゴムシートとモルタル仕上げ面
との間の摩擦係数を0.8とすると、全体の重量を1,
200kg程度にする必要がある。
【0036】1,200kgの重量ともなると、ビルデ
イングなどの屋上の単位面積当たりの許容荷重に対応さ
せることも必要である。単位面積当たりの許容荷重を1
80kg/m2 とすると、設置面積である据付け台の接
する床に対する面積は7m2程度以上を必要とする。
【0037】このように、本発明にかかる装置搭載用据
付け台11によれば、緊急に設置すべき要求や、後日半
恒久的に設置する各種装置の据付けに応じて、即応して
組み立てることができるものである。
【0038】本発明の装置搭載用据付け台は上記構成を
基本形とするものであって、以下に本発明の一実施例に
ついて図5の概略の原理的側面図を参照して説明する。
図5の図(a)は図1から図4を参照してで説明した本
発明にかかる基本形の装置搭載用据付け台11にアンテ
ナ装置1を取り付けた状態が示されている。
【0039】図5の図(b)は本発明の一実施例であっ
て、アンテナ装置1を装置搭載用支柱14に取り付ける
のではなく、この装置搭載用支柱14に嵌合させて結合
固定させた装置搭載用延長支柱51の上方へ延長された
上部先端に取り付けた状態が示される。
【0040】この装置搭載用延長支柱51は下部の基本
の装置搭載用支柱14に嵌合させる円筒状部分52と上
部のアンテナ装置1を取り付ける支柱部分53とからな
るものである。
【0041】したがって、このようにして取り付けられ
たアンテナ装置1は図(a)の高さL1 に比して高いL
2 の位置となる。図(a)と同等の耐風圧特性をもたせ
るために、延長支柱51と錘体支持枠体用部材17,1
8の先端側との間を直接連結し、自立形の支柱14の強
度を補強する補強支持部材54をそれぞれに付加させ
る。
【0042】必要に応じて、錘体支持枠体用部材17,
18の先端部に追加の付加錘体55を載置搭載させるた
めの枠体56が付加取り付けられている。また、この付
加枠体56は錘体支持枠体用部材17,18をさらに延
長させるものでもある。
【0043】アンテナ装置1は背面の構造部材57およ
び58で支柱14または支柱部分53に取り付けられる
のであるが、上側の構造部材57はアンテナ装置1を支
えて上下方向を固定するとともにアンテナ装置1の上下
方向の傾斜を可能とする軸59をそなえている。
【0044】下側の構造部材58は支柱14または支柱
部分53に固定された部分を基準にして前後方向に移動
可能であり、軸59を中心にしてアンテナ装置1を上下
の垂直方向へ傾斜させ得る部材である。
【0045】また、構造部材57,58は支柱14また
は支柱部分53に対して水平方向の軸回りに回動可能で
あって、アンテナ装置1を水平方向に回動させて位置固
定し得るものである。このようにして、アンテナ装置1
は水平方向と垂直方向の位置を任意に設定し得るように
構成されている。
【0046】この装置搭載用据付け台61の外観斜視図
を図6に示す。図6では付加錘体22および55を一部
分のみに示し全量は、各部材の状態と関係の理解を容易
とするために図示省略して示してあるが、当然にすべて
の錘体支持枠体用部材17,18と付加枠体56上に付
加錘体22,55が載置搭載されることである。
【0047】図6を参照すると補強支持部材54の上端
は円筒状部分52に対してボルト,ナット62で取り付
け固定されており、下端は枠体56の中間部材63にボ
ルト,ナット64で取り付け固定されている。
【0048】補強支持部材54の上端の固定は図5の図
(b)では支柱部分53に取り付け固定されているが、
図6では円筒状部分52に取り付け固定されている。こ
のようなことは装置搭載用延長支柱51の長さ(高さ)
に応じて位置を任意に設定し得ることである。
【0049】装置搭載用支柱14に装置搭載用延長支柱
51を取り付けた状態を図7の部分断面図で説明する。
図(a)は側断面図、図(b)は図(a)のA−A線の
平面視断面図である。装置搭載用支柱14の上端小径部
66はアンテナ装置1の背面上側の構造部材57(図
5)が嵌合される部分であって、高さ方向の位置が規定
されるとともに締め付けられて位置固定されるようにな
っている。下方の大径部分67は背面下側の構造部材5
8(図5)が取り付けられて締め付け固定される部分で
ある。この下方にステー13の一部分が示される。
【0050】装置搭載用延長支柱51の上端小径部68
とその下方の大径部分69とは、装置搭載用支柱14の
上端小径部66と大径部分67と同様であって、それぞ
れ同一径である。
【0051】この大径部分69のさらに下方に延びる嵌
合円筒部71は装置搭載用支柱14の大径部分67に丁
度嵌まり合うようであり、図(b)によく示されるよう
に周囲の外側からボルト72がねじ込まれ、装置搭載用
支柱14の大径部分67を周囲から押し付け相互間を固
定させるようになっている。
【0052】なお、符号の73はナットであってボルト
72の緩み止め用のロックナットである。このボルト7
2による固定は上下2個所で行なわれ、結合を強固確実
なものとしている。
【0053】嵌合円筒部71の上部と一体結合されてい
る大径部分69の内側には装置搭載用支柱14の上端小
径部66が嵌まり合い、下段の大径部分67との段部分
に当接して上下方向の位置が規定されるようになってい
る。
【0054】大径部分69の外面には溶接により取り付
けられた突片74が放射状に4箇所突設されており、そ
れぞれに孔75が設けられている。この孔75を利用し
て補強支持部材54の上端がボルト,ナット62(図
6)で取り付け固定されるようになっている。この図7
の状態は図5の図(b)に対応して示されている。
【0055】つぎに、錘体支持枠体用部材17,18の
先端に付加される付加枠体56について図8を参照して
説明する。図8の図(a)は平面図、図(b)は図
(a)のB−B断面図、図(c)は図(a)のC−C断
面図、をそれぞれ示す。
【0056】付加枠体56は4本のL形鋼が一体化され
た枠体本体77と中間に渡された溝形鋼でなる中間部材
63と、枠体本体77の両側下方に対向して取り付けら
れたL形の取り付け金具78,78、同じく前後下方に
取り付けられた角筒材でなる支持金具79、および中間
部材63の上部に取り付けられた突片81と、からな
る。
【0057】このような構成は図6とを参照するとより
理解が容易であって、以下図6ともに参照して説明す
る。両側の取り付け金具78,78にはそれぞれ複数個
の孔82が開けられており両側面83は枠体本体77の
側面84よりも内部に位置している。
【0058】この両側面83は錘体支持枠体用部材1
7,18の対向内面に接して複数個の孔82によってボ
ルト,ナット85で取り付け固定させるために、位置決
め用の段を形成させるように構成されている。
【0059】支持金具79の下面86の位置は取り付け
金具78の下面87よりも下部に設定されており、錘体
支持枠体用部材17,18の下面と同じ面となるように
設定されている。すなわち、この面同士間の段差は錘体
支持枠体用部材17,18の下面の厚さに相当するよう
に定められている。
【0060】中間部材63上の突片81の孔88は補強
支持部材54の下端先端部とボルト,ナット64によっ
て取り付け固定される。このように錘体支持枠体用部材
17,18の連結部材19を外し、この部分に付加枠体
56を取り付けることにより補強支持部材54の下端部
を結合固定させることができる。
【0061】枠体本体77の上面には図6に示されるよ
うに付加錘体55が必要数搭載載置され補強支持部材5
4に対して十分なる支持が行なわれる。本発明において
は、図6に示されるように付加枠体56と補強部材54
とは直交する2方向に取り付けられることで条件によっ
ては十分に目的が達せられる場合があるが、これは3方
向であってもよく、より確実ないしは全方向に対する補
強を行なわせるためには4方向すべてに取り付けること
が好ましいものである。
【0062】以上説明の実施例においては付加枠体56
を要するものとしたが、必ずしも必要とするものではな
く、追加の付加錘体の重量に耐える単位面積当たりの強
度が設置場所にある場合には連結部材19の代わりに付
加枠体56の中間部材63に相当する部材を取り付ける
ようにしたことであってもよいものである。この場合に
は付加錘体22または55を必要数増加載置させるよう
にする。
【0063】錘体支持枠体用部材17,18先端に取り
付ける付加枠体56の取り付け用孔については、図6に
示されるように追加の孔91を基台12に近づく方向に
所定数、付加枠体56をその両側の孔82に対応して適
宜位置に選択して取り付け得るように設けておく。
【0064】このようにしておくことで、孔91と孔8
2との組み合わせにより任意の所定間隔で付加枠体56
を基台12の方向へ変化可能に近づけて組み立てること
が可能である。このようなことは同一の補強支持部材5
4を使用することで装置搭載用延長支柱51を、近づけ
た分に相当する長さ上方へ押し上げることになる。
【0065】すなわち、同一長の補強支持部材54を用
いることで装置搭載用延長支柱51の長さ(高さ)を変
更するこきなくアンテナ装置1の高さ位置を高くするこ
とができるので、据付け現地での高さの変更の要求に対
して即座に対応し得ることもできる。なお、この場合は
4方向すべてに付加枠体56と装置搭載用延長支柱51
を適用することが好ましいことはいうまでもない。
【0066】また、付加枠体56の形状は図示実施例に
限らずその大きさ、長さや形状は任意に設定し得るもの
であり、付加錘体55の数量に応じて決め得る。装置搭
載用延長支柱51の長さ(高さ)は要求に応じて任意
に、または必要長さを設定して段階的に用意することが
可能なものであり、補強支持部材54や付加枠体56に
ついても上記のような条件に合わせて任意に用意し得る
ものである。
【0067】付加枠体56の大きさに応じてゴムシート
を準備することは当然のことであるが、適宜に分割した
形とすることによって汎用性のあるものとすることが可
能でもある。
【0068】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の装置
搭載用据付け台によれば、基準(基本)形の据付け台に
対して、装置搭載用支柱に嵌合させて結合固定され上方
へ延長される装置搭載用延長支柱と、該装置搭載用延長
支柱の上部と錘体支持枠体用部材の先端側との間をそれ
ぞれ直接連結し補強する補強支持部材と、を付加させる
ようにしたものであるから、基本的な搭載高さは勿論の
こと装置搭載高さを高くする要求に応じて即座に対応可
能なものであり、各種の装置搭載用に用いてその実用上
の効果はきわめて顕著なものである。
【0069】用途についても実施例のアンテナ装置に限
定されるものではなく、無線通信装置,光通信装置,光
学装置,測定装置,その他のあらゆる装置に適用し得る
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる装置搭載用据付け台の斜視図
【図2】図1の平面図
【図3】図1の部分斜視図
【図4】図1に適用されるゴムシート
【図5】本発明一実施例の概略側面図
【図6】本発明一実施例の斜視図
【図7】支柱と延長支柱の嵌合状態側断面図
【図8】付加枠体
【図9】従来の装置搭載用据付け台の概略斜視図
【符号の説明】
1 アンテナ装置 11 据付け台 12 基台 13 ステー 14 装置搭載用支柱 15 底面 16 垂直面 17,18 錘体支持枠体用部材 19 連結部材 21 ボルト,ナット 22 付加錘体 31 基台用ゴムシート 32 矩形状ゴムシート 51 装置搭載用延長支柱 52 円筒状部分 53 支柱部分 54 補強支持部材 55 付加錘体 56 付加枠体 57 上側の構造部材 58 下側の構造部材 59 軸 61 装置搭載用据付け台 62,64 ボルト,ナット 63 中間部材 66,68 上端小径部 67,69 大径部分 71 嵌合円筒部 72 ボルト 73 ナット 74 突片 75 孔 77 枠体本体 78 取り付け金具 79 支持金具 81 突片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置搭載用支柱(14)を立設する枠体
    からなる基台(12)と、該基台の周辺に着脱可能に取
    り付けられ水平方向に延びてその上部に複数個の可搬型
    付加錘体(22)が搭載される錘体支持枠体用部材(1
    7)(18)と、からなり、 上記装置搭載用支柱(14)に嵌合させて結合固定され
    上方へ延長される装置搭載用延長支柱(51)と、該装
    置搭載用延長支柱の上部と上記錘体支持枠体用部材の先
    端側との間をそれぞれ直接連結し補強する補強支持部材
    (54)と、を付加させてなることを特徴とする装置搭
    載用据付け台。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009015220A1 (de) * 2009-03-31 2011-05-05 Hans-Georg Engbarth Antennenhalter
JP2014072636A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Softbank Mobile Corp アンテナ取付け架台組立キットおよび基地局
JP2019208134A (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 富士通株式会社 アンテナ固定架台、基地局、及び、基地局の設置方法
JP2020187289A (ja) * 2019-05-16 2020-11-19 ユニット株式会社 自立可能立て看板

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