JPH0720236U - 工作機械のフェンス検出装置 - Google Patents

工作機械のフェンス検出装置

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Publication number
JPH0720236U
JPH0720236U JP5184393U JP5184393U JPH0720236U JP H0720236 U JPH0720236 U JP H0720236U JP 5184393 U JP5184393 U JP 5184393U JP 5184393 U JP5184393 U JP 5184393U JP H0720236 U JPH0720236 U JP H0720236U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fence
fences
rear fence
central
closed
Prior art date
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Pending
Application number
JP5184393U
Other languages
English (en)
Inventor
洋介 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP5184393U priority Critical patent/JPH0720236U/ja
Publication of JPH0720236U publication Critical patent/JPH0720236U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数に並設したフェンスによって工作機械の
所定部分をカバーする構成において、複数に分割された
フェンスを簡単な構成で確実に閉じられているかどうか
を検出できるようにする。 【構成】 隣合うフェンス10・10・・・の中央側の
フェンス10Mの縁部10eを端側のフェンスの縁部1
0eに設けた規制片10fの外側に重ねて設置するとと
もに、中央のフェンス10Mに存否を検出するリミット
スイッチ16を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は工作機械の外側、特に、後面をカバーする複数のリアフェンスの取付 構成とそのリアフェンスが確実に閉じられているかを検知するための構成に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来から工作機械の外側には内部を保護するためや、内部から発生する音を低 減するためや、切粉等の飛散を防止するためにカバーによって覆われており、メ ンテナンスや調整等のために簡単に脱着できるように構成している。そして、あ まり大きいと持ち運びが面倒になり、重くて取り扱い難くなるので、並列に分割 してそれぞれ別々に脱着可能に構成している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このようなカバーは確実に閉まっていないと、騒音や切粉等の漏れが生じたり 、振動等で突然外れることも生じるので、これを防止するためには分割構成した カバーの一つ一つにその閉じられているかどうかを検出するセンサーを配置して 、該センサーを安全装置と接続して、閉じられていない時には本体の作業を停止 するように構成することが望ましいのであるが、カバーの分割枚数が多い程セン サー数も多数必要となり、配線も複雑となってコスト高となってしまう。そこで 、本考案は簡単な構成で検知手段が一つで済むような構成としようとするもので ある。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
本考案の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の手段 を説明する。即ち、複数に並設したフェンスによって工作機械の所定部分をカバ ーする構成において、隣合うフェンスの中央側のフェンスの縁部を端側のフェン スの縁部の外側に重ねて設置するとともに、中央のフェンスに存否を検出する手 段を設けたものである。
【0005】
【作用】
このような手段を用いることによって、中央のフェンスを取り外さない限りそ の両側のフェンスを取り外すことができなくなり、逆に言えば、両側のフェンス から閉じて中央のフェンスを最後に閉じるのであるから、中央のフェンスが確実 に閉じているかを検知するだけで、全てのフェンスが閉じられているかが判別で きるようになる。
【0006】
【実施例】
次に本考案の一実施例を図面に従って説明する。図1は工作機械を旋盤とした 実施例の後面図、図2は同じく側面図、図3は図1におけるX−X矢視断面図、 図4はリアフェンスの下係止部の拡大図、図5は図1におけるY−Y断面図、図 6はリアフェンスの分割数を多くした実施例を示す平面断面図である。
【0007】 図1、図2において、工作機械としての旋盤はベース1上にベッドを載置して 、該ベッド上に主軸や切削工具を付設したタレット等を配置して本体2とし、該 本体2の前部には加工スペース3が設けられ、その前部には加工プログラムの入 力装置や、加工機械の手動操作装置や表示装置等を配設した操作ボックス6が配 設され、前記加工スペース3上部にはワークの搬送を行うガントリーローダ4が 配設されて、該ガントリーローダ4は本体2上部に横設したレール5上を左右に 移動可能としている。
【0008】 そして、本体2後部上にNC制御盤7が配設されて、その下部には本体2の後 部側に位置する主軸モーターやタレットの伸縮駆動部等が配設されて、この部分 を後ろ側よりメンテナンスや調整等ができるように、後面がリアフェンス10に て覆われている。
【0009】 該リアフェンス10は本実施例では左リアフェンス10L、中央リアフェンス 10M、右リアフェンス10Rの三つに分割されて、それぞれ中央を開口して網 9にて覆い、内部で発生する熱を排出できるようにし、また、それぞれのリアフ ェンス10の上下中央両側の後面に把手11・11が突設されてリアフェンス1 0を持って取り扱い易くし、それぞれのリアフェンス10の上部は図3に示すよ うに、逆L字状に折り曲げて上縁部10aを形成し、該上縁部10aには係合孔 10bを開口して、本体2後部上に固設した支持ステー12より上方へ突出した 係止ピン13に係合できるようにしている。
【0010】 前記支持ステー12にはリアフェンス10上縁部の引っかけ用のフレーム14 が横設され、該フレーム14に前記リアフェンス10の上縁部10aが乗るよう にしており、該上縁部10aの先端には更に「へ」字状にガイド部10cが斜め 下方へ突出されて、リアフェンス10をセットするときに容易に係合してその位 置で安定できるようにしている。
【0011】 そして、本体2上部より中央リアフェンス10Mをセットする位置に取付板1 5を垂設して、取付板15にリミットスイッチ16が配設されてリアフェンス1 0の存否を検出する手段としており、この検出手段としては光センサーや磁気セ ンサー、近接スイッチ等で構成してもよく、該リミットスイッチ16は図5に示 すように安全装置17と接続されて、リアフェンス10の係合孔10bが係合ピ ン13に係合していると、リミットスイッチ16の接当片16aが押されてON しリアフェンス10が定位置にセットされていると検知して、旋盤で作業可能と し、リアフェンス10の係合孔10bが係合ピン13に係合していないと、定位 置にセットされておらず、又は外れた状態であって、リミットスイッチ16の接 当片16aにリアフェンス10が当接しておらず、リミットスイッチ16はOF Fとなって、安全装置17が作動されて、旋盤の作業ができないようにしている 。
【0012】 また、リアフェンス10の下部両側には図4に示すように、上部が小径で下部 が大径のダルマ状の係合孔10d・10dが開口され、一方、本体2下部に係合 固定用のフレーム19を横設して、該フレーム19上に係止ピン20・20が前 記係合孔10d・10dと一致するように突設され、リアフェンス10を持ち上 げると、係止ピン20の頭部が係合孔10dの下部から抜き出すことができ、係 止ピン20に係合孔10dを挿入して定位置にセットした状態では係止ピン20 の頭部が係合孔10dの小径部分より抜けられないようにしている。
【0013】 そして、リアフェンス10の両側は、図5に示すように、内側にL字状に折り 曲げて側縁部10e・10eを形成し、左リアフェンス10Lと右リアフェンス 10Rの中央側の側縁部10eには平面断面視「コ」字状の規制片10fが凹部 側を外に向けて固設され、該規制片10fの凹部に中央リアフェンス10Mの側 縁部10eを挿入するようにして、中央リアフェンス10Mを外さない限り両側 のリアフェンス10L・10Rは取り外せないようにしている。但し、規制片1 0fの長さはリアフェンス10の高さと同じであっても、上下部分だけ配置して もよく長さは限定しない。また、側縁部10eと規制片10fは板材を折り曲げ て一体的に構成することも可能である。
【0014】 また、本実施例では三枚のリアフェンスで後面を覆うように構成しているが、 二枚の場合には左リアフェンス10L又は右リアフェンス10Rのいずれか一方 を省けばよく、四枚以上の場合には、図6に示すように、中央部に位置するリア フェンス10Mには規制片10fを設けず、その他のリアフェンス10’・10 ’・・・は中央側の側縁部10eに規制片10fを設け、リミットスイッチ16 は中央のリアフェンス10Mのみに対向して配置すればよいのである。また、本 実施例ではリアフェンスについて説明したが、側面を覆うサイドフェンスや上面 を覆うアッパーフェンス等も同様に構成できる。
【0015】 このように構成することによって、メンテナンスや調整等を行う場合にリアフ ェンス10を外すときには、中央リアフェンス10Mからしか外すことができず 、把手11・11を持って上方へ持ち上げれば係止ピン13より係合孔10bが 抜け、下部を手前に引けば係止ピン20より係合孔10dを外すことができ、同 時に、リミットスイッチ16はOFFとなって、安全装置17が作動して、作業 途中であれば本体側は停止されて安全が確保される。そして、両側のリアフェン ス10L・10Rは規制片10fを押さえるものがなくなって取り外すことがで きる。また、メンテナンス等が終了して、リアフェンス10を閉じる場合に逆に 、両側のリアフェンスより閉じて、最後に中央リアフェンス10Mを閉じる。こ のときリアフェンススイッチ16がONして安全装置17は作動しなくなり、作 業ができるのである。
【0016】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。即ち、 中央のフェンスからしか取外しができず、逆に、中央のフェンスが最後に閉じる ようになるので、閉じたかどうかの検出装置は中央のフェンスだけでよくなり、 安全装置が簡単な構成とすることができ、一つの検出装置で全体のフェンスの安 全を図れるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】工作機械を旋盤とした実施例の後面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】図1におけるX−X矢視断面図である。
【図4】リアフェンスの下係止部の拡大図である。
【図5】図1におけるY−Y断面図である。
【図6】リアフェンスの分割数を多くした実施例を示す
平面断面図である。
【符号の説明】
10L 左リアフェンス 10M 中央リアフェンス 10R 右リアフェンス 10e 側縁部 10f 規制片 16 リミットスイッチ 17 安全装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数に並設したフェンスによって工作機
    械の所定部分をカバーする構成において、隣合うフェン
    スの中央側のフェンスの縁部を端側のフェンスの縁部の
    外側に重ねて設置するとともに、中央のフェンスに存否
    を検出する手段を設けた工作機械のフェンス検出装置。
JP5184393U 1993-09-24 1993-09-24 工作機械のフェンス検出装置 Pending JPH0720236U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5184393U JPH0720236U (ja) 1993-09-24 1993-09-24 工作機械のフェンス検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5184393U JPH0720236U (ja) 1993-09-24 1993-09-24 工作機械のフェンス検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0720236U true JPH0720236U (ja) 1995-04-11

Family

ID=12898140

Family Applications (1)

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JP5184393U Pending JPH0720236U (ja) 1993-09-24 1993-09-24 工作機械のフェンス検出装置

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JP (1) JPH0720236U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010194617A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Brother Ind Ltd 工作機械
JP2016117107A (ja) * 2014-12-18 2016-06-30 ファナック株式会社 保護カバーの検出装置を備えた工作機械

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010194617A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Brother Ind Ltd 工作機械
JP2016117107A (ja) * 2014-12-18 2016-06-30 ファナック株式会社 保護カバーの検出装置を備えた工作機械
US9863807B2 (en) 2014-12-18 2018-01-09 Fanuc Corporation Machine tool with protective cover detector

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