JP5336815B2 - 加工装置 - Google Patents
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Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ワークを加工する加工装置の設置スペースをより小さくすることを目的とする。
第1発明は、ワークを略水平な状態で支持する支持テーブルと、前記支持テーブルに支持された前記ワークの所定箇所を加工する加工手段と、を備える加工装置であって、前記支持テーブルの面積は、前記ワークの面積よりも小さく設定されていることを特徴とする加工装置である。
図1は、本実施形態の加工装置30を示す斜視図である。図2は、加工装置30の平面図である。図3は、加工装置30の正面図である。
図1〜図3に示すように、加工装置30は、左右対称である以外は同一の構成を有する2台の加工装置30R、30Lによって構成されている。この2台の加工装置30R、30Lは、左右対称に隣接して配置されている。この2台の加工装置30R、30Lは、ワークWR、WLの所定箇所に対して孔開け加工、熱かしめ加工などの各種の加工を行うことのできる装置である。
図4に示すように加工装置30Rは、ワークWRを略水平な状態で支持する支持テーブル40を備えている。また、加工装置30Rは、支持テーブル40に支持されたワークWRの所定箇所に対して孔開け加工を行う孔開け装置60(後述する図5参照)と、支持テーブル40に支持されたワークWRの所定箇所に対して熱かしめ加工を行う熱かしめ装置80(後述する図5参照)と、を備えている。孔開け装置60及び熱かしめ装置80が、本発明の「加工手段」に対応している。
図5に示すように、保護壁90によって囲まれた領域S内には、孔開け装置60が設置されている。孔開け装置60は、略垂直に配設された長尺の鋼製部材からなる本体部62を備えている。この本体部62には、図示しないエアシリンダによって上下方向に駆動されるパンチ64(図3を参照)が取り付けられている。また、支持テーブル40の下方には、パンチ64との間でワークWRを上下方向に打ち抜くことのできる図示しないダイスが配設されている。つまり、孔開け装置60は、パンチ64及び図示しないダイスによって、支持テーブル40に支持されたワークWRの所定箇所に対して孔開け加工を行うことが可能となっている。
図6に示すように、ワーク突き上げ装置120は、上方に突出可能なロッド121を備えている。このロッド121の上端部には、ワークWRの下面に当接する当接部材122が取り付けられている。このワーク突き上げ装置120によって、ワークWRを下方から突き上げることが可能であり、加工後のワークWRを開口部96の手前側に落下させて容易に取り出すことが可能となっている。なお、上記したように、ワークWRの周縁部はローラー47の上に載置されているために、このローラー47が回転することでワークWRが手前側に円滑に落下するようになっている。
図7、図8に示すように、開口部96の左右両側には、開口部96を通過する物体を検出することのできるエリアセンサ100が設置されている。エリアセンサ100は、対向して配置された投光器と受光器とを備えており、投光器と受光器との間に複数本のセンサ光線を通し、この複数本の光線が遮断されることで物体が通過したことを検出することが可能なセンサである。複数本の光線の間隔は、上下方向に例えば20〜40mmに設定されている。なお、エリアセンサ100としては、例えば一般に市販されているエリアセンサを用いることが可能である。このエリアセンサ100が、本発明の「検出手段」に対応している。
図9に示すように、制御装置150は、孔開け装置60、部品セット装置70、熱かしめ装置80、及び、ワーク突き上げ装置120と電気的に接続されている。制御装置150はメモリやハードディスクなどの記憶媒体を備えておおり、この記憶媒体には上記した各装置を制御するための制御プログラムが記憶されている。なお、このような制御装置150としては、例えば、マイコンやパーソナルコンピューターを使用することができる。
制御装置150は、第1エリアセンサ102及び第2エリアセンサ104のいずれか一方又は両方が物体を検出した場合に、孔開け装置60、部品セット装置70、熱かしめ装置80、及び、ワーク突き上げ装置120の動作を停止させる。具体的には、これらの各装置に対して、これらの各装置の動作を停止させるための停止信号を出力する。
支持テーブル40にワークWRが支持されていないときには、ワークセンサ110がワークWRの存在を検出しない。この場合、第1エリアセンサ102は、第1領域C1を通過する物体を検出することが可能であり、第2エリアセンサ104は、第2領域C2を通過する物体を検出することが可能である。このため、ワークWRのセット作業などを行う作業者の手が開口部96に進入した場合であっても、孔開け装置60、部品セット装置70、熱かしめ装置80、及び、ワーク突き上げ装置120の動作を即座に停止させることが可能である。これにより、作業者の安全性を確保することが可能となっている。
支持テーブル40にワークWRが支持されているときには、ワークセンサ110がワークWRの存在を検出する。この場合、第2エリアセンサ104は、第2領域C2を通過する物体を検出することが可能である。第1エリアセンサ102は、第1領域C1を通過する物体を検出しない。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
40…支持テーブル
43…第1支持部
44…第2支持部
45…第3支持部
60…孔開け装置(加工手段)
70…部品セット装置
80…熱かしめ装置(加工手段)
90…保護壁
96…開口部
100…エリアセンサ(検出手段)
102…第1エリアセンサ(第1通過センサ)
104…第2エリアセンサ(第2通過センサ)
110…ワークセンサ
120…ワーク突き上げ装置
150…制御装置(制御手段)
C1…第1領域
C2…第2領域
WR、WL…ワーク
S…保護壁によって囲まれた領域
Claims (5)
- ワークを略水平な状態で支持する支持テーブルと、前記支持テーブルに支持された前記ワークの所定箇所を加工する加工手段と、を備える加工装置であって、
前記支持テーブルの面積は、前記ワークの面積よりも小さく設定されており、
前記支持テーブルの周囲を囲む保護壁をさらに備えており、
前記保護壁には、当該保護壁によって囲まれた領域内に前記ワークを出し入れするための開口部が形成されており、
前記支持テーブルに前記ワークが支持された状態において、前記ワークの一部が前記開口部からはみ出している構成とされ、
前記開口部を通過する物体を検出する検出手段と、
前記検出手段によって物体が検出された場合に、前記加工手段の動作を停止させる制御手段と、をさらに備え、
前記開口部は、前記支持テーブルに支持された前記ワークが干渉する領域である第1領域と、前記第1領域以外の領域である第2領域と、を備えており、
前記検出手段は、前記開口部のうち前記第1領域を通過する物体を検出する第1通過センサと、前記開口部のうち前記第2領域を通過する物体を検出する第2通過センサと、を備えており、
前記支持テーブルに支持された前記ワークの存在を検出するワークセンサをさらに備えており、
前記ワークセンサによって前記ワークの存在が検出されているときには、前記第1通過センサが前記第1領域を通過する物体を検出しないことを特徴とする加工装置。 - ワークを略水平な状態で支持する支持テーブルと、前記支持テーブルに支持された前記ワークの所定箇所を加工する加工手段と、を備える加工装置であって、
前記支持テーブルの面積は、前記ワークの面積よりも小さく設定されており、
前記支持テーブルの周囲を囲む保護壁をさらに備えており、
前記保護壁には、当該保護壁によって囲まれた領域内に前記ワークを出し入れするための開口部が形成されており、
前記支持テーブルに前記ワークが支持された状態において、前記ワークの一部が前記開口部からはみ出している構成とされ、
前記ワークを下方から支持する第1支持部、第2支持部、及び第3支持部をさらに備えており、
前記第1支持部は、前記支持テーブルの上面に設けられており、
前記第2支持部及び前記第3支持部は、前記開口部の左右両側の下端部付近に設けられていることを特徴とする加工装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の加工装置であって、
前記支持テーブルに支持された前記ワークを下方から突き上げる突き上げ手段を備えることを特徴とする加工装置。 - 請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の加工装置であって、
前記支持テーブルの形状は平面視で略直角三角形状となっており、前記支持テーブルの斜辺に沿うようにして前記開口部が形成されていることを特徴とする特徴とする加工装置。 - 請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の加工装置であって、
前記加工手段は、孔開け装置及び熱かしめ装置であることを特徴とする加工装置。
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