JP4715162B2 - 工作機械 - Google Patents

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本発明は、工作機械に関し、詳細には、コラムに設けられた主軸ヘッドの移動機構を保護できる工作機械に関する。
従来、ワークに所望の加工を施す工作機械であるマシニングセンタは、基台となるベッドと、該ベッド上に立設されたコラムと、該コラムに設けられた主軸ヘッドと、該主軸ヘッドに設けられ、ワークを加工する工具が装着される主軸と、装置固有のX軸方向およびY軸方向に移動可能に設けられ、ワークが着脱可能に載置されるテーブルとを主体に構成されている。そして、主軸ヘッドが、コラムに設けられた移動機構によって上下に移動するとともに、主軸ヘッドに設けられた駆動モータによって主軸が回転することにより、テーブル上のワークが加工される。このような主軸ヘッドの移動機構を備えたマシニングセンタは、コラムに設けられた移動機構を囲んで保護する保護カバーを備え、該保護カバーにより、テーブル上や工具等から飛散する切り屑が主軸ヘッドの移動機構内に侵入するのを防止している。例えば、可撓性を有する保護カバー体の一端部を加工ヘッド(主軸ヘッド)の下面に連結し、他端部をコラム下部に連結して、その保護カバー体表面の上部側の所定範囲に細巾の保護強化板を複数並列して設けた工作機械における保護カバー装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この工作機械では、加工ヘッドが下方に移動した時に、保護カバー体の下端部がベッドに衝突しないようにするため、コラムの加工ヘッドが移動する部分を前方側(テーブル側)に突出させ、その突出する部分の下方にできる空間内に、保護カバー体の下端部を後方に折り返していた。
特開2004−106083号公報
しかしながら、特許文献1に記載の工作機械における保護カバー装置では、コラムの一部がテーブル側に突出しているため、テーブルの移動が制限されてしまい、工作機械の加工領域が狭くなる問題点があった。また、保護カバー体に細巾状の保護強化板を複数設けているため、保護カバー体の製造にかかるコストが高くなり、作業が複雑化するという問題点もあった。さらに、保護カバー体は可撓性を持たせるために合成樹脂の柔らかな素材で形成されているので、隣り合う保護強化板同士の隙間に切り屑が入り込んで、保護カバー体が破損するなどの問題点もあった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、コストの低い丈夫な保護カバーを、加工領域を狭めることなく、主軸ヘッドの移動機構に設けることのできる工作機械を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る工作機械、ワークと工具とを相対移動させて前記ワークを加工する工作機械において、前記工作機械の基台となるベッドと、当該ベッド上に固定され、垂直上方に延設されたコラムと、当該コラムの前記ワークと対向する側面に設けられ、上下方向に延設されたガイド部と、当該ガイド部に沿って移動する主軸ヘッドと、当該主軸ヘッドに設けられ、先端部に工具が着脱可能に装着される主軸と、前記主軸ヘッドを移動させる移動手段と、前記主軸ヘッドの下端部に固定され、前記ガイド部および前記移動手段をともに覆って保護するとともに、前記主軸ヘッドの移動にともなって、前記コラムの前記側面を摺動して上下方向に移動する保護カバーとを備え、前記保護カバーは、上面および背面が開口された箱状に形成され、前記上面は、前記主軸ヘッドの下端部側に対向し、前記背面は、前記ガイド部および前記移動手段側に対向することを特徴とする
また、請求項に係る工作機械は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記保護カバーの、前記コラムの前記側面に当接する摺動部分には、前記側面に密着する樹脂からなる板部材が配置されている。
また、請求項に係る工作機械は、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記保護カバーの下端部と、前記コラムの前記側面との間には、前記保護カバー内に侵入した切り屑を外部に排出させる排出口が形成されている。
また、請求項に係る工作機械は、請求項に記載の発明の構成に加え、前記排出口は、前記板部材の厚みによって形成されることを特徴とする。
請求項1に係る工作機械では、駆動手段を保護する保護カバーは、コラムに沿って上下に移動する主軸ヘッドとともに、コラムの側面を摺動して上下に移動するので、保護カバーとコラムの側面との間から保護カバー内に切り屑が侵入するのを防止できる。さらに、1つの保護カバーが上下方向に移動するだけであるので、工作機械の左右方向および奥行き方向に保護カバーが通過するための空間を設ける必要がなく、工作機械におけるワーク加工のための加工領域を狭めることがないと共により大きなワークを載置することができる。さらに、箱状に形成された保護カバーの上面と背面が開口され、その背面がガイド部および移動手段側に対向し、上面が主軸ヘッドの下端部に対向するので、保護カバーが上下に移動しても、保護カバーがガイド部および移動手段に衝突するのを避けることができる。さらに、保護カバーを箱状に一体化されたカバーとして構成できるので、カバー表面を保護する保護強化板のようなものを取り付ける必要もなく、保護カバーの製造にかかるコストを低く抑えることができる。
また、請求項に係る工作機械では、請求項1に記載の発明の効果に加え、保護カバーの、コラムの側面に当接する摺動部分には、該摺動部分の摺動性を向上させるための板部材が配置されているので、保護カバーの移動により、コラムの側面が傷付くのを防止できる。
また、請求項に係る工作機械では、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、保護カバー内に切り屑が侵入しても、保護カバーの下端部と、コラム前面側の壁部との間に設けられた排出口から切り屑を外部に排出させることができる。
また、請求項に係る工作機械では、請求項に記載の発明の効果に加え、保護カバーの、コラムの側面に当接する摺動部分に設けられた板部材の厚みにより、保護カバーとコラムの側面との間に隙間が形成され、この隙間を切り屑の排出口にすることで、排出口の安定した寸法を確保することができる。
以下、本発明の一実施の形態であるマシニングセンタ1について、図面に基づいて説明する。図1は、スプラッシュカバー3が取り付けられたマシニングセンタ1の正面図であり、図2は、マシニングセンタ1の正面図であり、図3は、マシニングセンタ1の右側面図であり、図4は、マシニングセンタ1の斜視図(主軸ヘッド23が上方に移動した状態のもの)であり、図5は、マシニングセンタ1の斜視図(主軸ヘッド23が下方に移動した状態のもの)であり、図6は、マシニングセンタ1の斜視図(Z軸カバー30を取り去った状態のもの)であり、図7は、図6に示すヘッド移動機構50近傍の部分拡大図である。
また、図1、2の紙面手前側をマシニングセンタ1の前面(正面)とし、紙面裏側を背面とする。さらに、図3の右側をマシニングセンタ1の前方側とし、左側を後方側とする。図4乃至図6におけるマシニングセンタ1の前後方向ついては、図1、図2および図3の方向に基づくものとする。また、マシニングセンタ1固有のX軸方向とは、マシニングセンタ1の左右方向をいい、Y軸方向とは、マシニングセンタ1の奥行き方向(前後方向)をいい、Z軸方向とは、マシニングセンタ1の上下方向をいうものとする。
なお、本実施形態であるマシニングセンタ1は、図4に示すように、コラム12に設けられた主軸ヘッド23のヘッド移動機構50(図6参照)に、主軸ヘッド23とともにZ軸方向に移動するZ軸カバー30を設けたものである。そして、このZ軸カバー30は、カバー自体の構成が簡単で、かつ丈夫であるので、コストが低く抑えられるとともに、切り屑があたっても損傷しにくい点に特徴を有するものである。
はじめに、マシニングセンタ1の概略構成について説明する。図1に示すマシニングセンタ1は、図示外のワーク(図示外)と工具とを相対移動させて、ワークに所望の機械加工(例えば、「中ぐり」、「フライス削り」、「穴空け」、「切削」等)を施す工作機械である。マシニングセンタ1は、ワークを加工する機械本体と、該機械本体の基台となる鉄製のベッド2とから構成され、該ベッド2の上部には、機械本体を囲繞して保護する略直方体状のボックス型のスプラッシュカバー3が設けられている。
そして、ベッド2は、図1乃至図4に示すように、マシニングセンタ1のY軸方向に延設され、その下部の四隅には脚部2aが各々設けられている。そして、これら4本の脚部2aが、工場などの床面に設置されることにより、マシニングセンタ1が所定場所に設置される。また、図3,図4に示すように、ベッド2の後方部には、ベッド2の上部に切削液を供給する切削液供給口9が設けられている。さらに、図2乃至図4に示すように、ベッド2上部の後方側の両隅部近傍には、後述するコラム12が載置して固定されるための略直方体状のコラム座部6が各々設けられている。また、図示しないが、ベッド2の芯部は、軽量化、高強度化および低コスト化のため、いわゆる肉抜き成形(リブによる骨組構造)されている。そして、このベッド2の上部に、機械本体が設けられる。
また、スプラッシュカバー3は、図1に示すように、略直方体状のボックス型に形成され、そのカバーの内側には、機械本体によってワークが加工されるための加工領域が設けられている。そして、スプラッシュカバー3の前面略中央には、正面視略長方形状の開口部(図示外)が設けられている。よって、作業者は、この開口部を介して、スプラッシュカバー3内に配設されたテーブル15(図2乃至図4参照)に対して、ワークの着脱をおこなう。さらに、スプラッシュカバー3の前面には、開口部を開閉するスライド式の開閉扉4,5が各々設けられ、該開閉扉4,5の略中央には、ガラス窓部4a,5aが各々設けられている。そして、開閉扉4の右側端部近傍には取っ手部4bが、開閉扉5の左側端部近傍には取っ手部5bが各々設けられている。よって、これら取っ手部4b,5bを互いに離反する方向に各々開くことにより、開閉扉4,5が移動し、開口部が開口される。
さらに、スプラッシュカバー3の正面右側には、マシニングセンタ1の操作をおこなう正面視略長方形状の操作パネル10が設けられている。そして、操作パネル10の前面には、自動運転キーや、MIDI運転キー、手動運転キー、コード入力キー、始動キー等の各種キーを備えたキーボード8が設けられ、その上部には、設定画面又は実行動作を表示するためのCRTディスプレイ7が設けられている。また、操作パネル10には、図示外のコードが接続されており、該コードは、スプラッシュカバー3の下側を配索され、後述するマシニングセンタ1のコラム12後方側の壁面に設けられた制御箱11(図2乃至図4参照)に収納された制御装置(図示外)に接続されている。なお、制御装置(図示外)については後述する。
次に、マシニングセンタ1の機械本体について説明する。このマシニングセンタ1の機械本体は、図2乃至図4に示すように、ベッド2の上部後方側に設けられた一対のコラム座部6の上面に載置して固定され、略垂直上方に延設されたコラム12と、該コラム12の前面壁部12aに沿ってZ軸方向に移動可能に設けられた主軸ヘッド23と、該主軸ヘッド23の下部に設けられ、加工用の工具が装着される主軸25と、該主軸25に着脱可能に装着される工具を、操作パネル10の操作に基づいて、他の工具に交換する工具交換装置(ATC)と、ベッド2の上部に設けられるとともに、X軸方向およびY軸方向に移動可能で、ワークが着脱可能に固定されるテーブル15と、コラム12の後方側壁面に設けられた制御箱11の内側に収容され、マシニングセンタ1の制御をおこなう制御装置(図示外)とを主体に構成されている。なお、図2乃至図4に示す前面壁部12aが、「当該コラムの前記ワークと対向する壁面」に相当する。
次に、機械本体を構成する上記各装置について詳細に説明する。まず、コラム12は、図2乃至図4に示すように、ベッド2の後方上部の両隅近傍に各々設けられた一対のコラム座部6の上面に載置して固定されている。そして、コラム12後方側の壁面には、マシニングセンタ1の動作制御をおこなう制御装置(図示外)が設けられ、該制御装置は、略直方体状の制御箱11に囲繞されて保護されている。この制御装置は、マイクロコンピュータからなるものであり、CPU,ROM,RAM,入力インタフェース,出力インタフェース等を基本に構成されている。そして、上述したように、この制御装置には、図示外のコードが接続され、該コードは、操作パネル10(図1参照)に接続されている。これにより、操作パネル10のキーボード8でなされた入力操作は、制御装置によって処理され、機械本体の各装置に設けられたサーボモータや各種センサ等に指令が出されるようになっている。
一方、図2乃至図4に示すように、コラム12の前面壁部12aには、主軸ヘッド23がZ軸方向に移動可能に設けられている。この主軸ヘッド23には、平面視略長方形状の鉄板が略コの字型に折り曲げられて形成されたヘッドカバー23aが、その主軸ヘッド23の外側面を囲繞して設けられている。このヘッドカバー23aにより、テーブル15や工具等から飛散する切り屑等が、主軸ヘッド23内に侵入するのを防止している。また、図7に示すように、ヘッドカバー23a下部の、コラム12側の前面壁部12aに近接する両隅部には、下方に向かって突設された平面視略三角形状の固定片51(片側のみ図示)が各々設けられている。そして、この固定片51には、後述するZ軸カバー30の上部を固定するための固定穴51aが穿設されている。さらに、図6,図7に示すように、主軸ヘッド23は、ヘッド移動機構50によってZ軸方向に移動可能に支持されている。そして、そのヘッド移動機構50の一部は、コラム12の内側に設けられた機構収容部14の内側に収容されている。なお、この機構収容部14は、コラム12のZ軸方向に延設されるとともに、断面が略台形の角柱形状に形成され、前面壁部12aの略上段から略中段にかけて正面視縦長の略長方形状に開口している。
また、図2乃至図4に示すように、主軸ヘッド23の下面壁部24(図12参照)には、この機構収容部14を囲繞して保護するとともに、主軸ヘッド23とともにZ軸方向に移動し、コラム12の前面壁部12aに沿って摺動する本発明の特徴であるZ軸カバー30が固定されている。このZ軸カバー30は、鉄製の板からなる2つの部材を互いに貼り合わせて一体的に構成され、テーブル15上や工具等から飛散する切り屑が機構収容部14の内側に侵入するのを防止する保護カバーである。そして、機構収容部14内に一部が収容されたヘッド移動機構50(Z軸送りガイド52、ナット54、ボールネジ53等)は、前面壁部12aよりも前側に部分的に突出するが、Z軸カバー30が略箱状に形成されているため、そのヘッド移動機構50の突出部分をZ軸カバー30の内側に吸収することができる。これにより、Z軸カバー30がZ軸方向に移動しても、ヘッド移動機構50の突出部分にZ軸カバー30が衝突することはない。
そして、前面壁部12aに当接して摺動するZ軸カバー30の左右両端部には、樹脂(例えば、ポリアセタール樹脂)からなる摺動板60(図13参照)が各々固定されている。この摺動板60は、摺動性のよい樹脂からなるので、Z軸カバー30が移動して摺動板60が前面壁部12aを摺動しても前面壁部12aが傷付かない。さらに、図3、図4および図14に示すように、Z軸カバー30の下端部略中央には、機構収容部14と連通し、機構収容部14内に侵入してしまった切り屑を外部に排出するための切り屑排出口55が設けられている。なお、この切り屑排出口55は、摺動板60の厚みによって形成されている。なお、Z軸カバー30の詳細な構造については後述する。
また、図2乃至図4に示すように、主軸ヘッド23の下部には、Z軸方向に回転軸線を有する主軸25が装着され、該主軸25には、ワークを加工するための工具(図示外)が着脱可能に装着される。そして、主軸25の近傍には、切削液を工具の先端側に向けて噴射し、切り屑を洗い流すための一対の噴射ノズル27が設けられている。さらに、図2,図4に示すように、コラム12の上部近傍には、主軸25に装着された工具を、他の工具に自動交換する工具交換装置(ATC)が設けられている。この工具交換装置は、複数の工具を内部に収納し、コラム12の上部に固定された工具マガジン13と、主軸25に装着された工具を、工具マガジン13内に収容された他の工具に交換する工具交換アーム28(図2,図3参照)とを備えている。そして、工具マガジン13は、複数の工具を内部に収納するとともに、図1に示す操作パネル10のキーボード8で選択された工具を、マガジン内の工具収納位置から工具交換準備位置まで搬送する。また、図3に示すように、工具交換アーム28は、主軸25の回転軸線と平行な回転軸線を有する軸部と、該軸部の先端に設けられ、略水平方向に延設されたアーム部とを主体に構成され、該アーム部の長手方向両端部には、工具を把持する把持部28aが各々設けられている。
一方、図2乃至図4に示すように、ベッド2の上部であって、主軸25の下方に位置する部分には、ワークが着脱可能に固定されるテーブル15が配設されている。このテーブル15は、サーボモータからなるXモータ(図示外)およびYモータ(図示外)により、マシニングセンタ1のX軸方向およびY軸方向へ移動制御される。詳細に言うと、このテーブル15の下方には、略直方体状の移動体16が設けられている。そして、この移動体16の上部に、X軸方向(左右方向)に沿って延設された一対のX軸送りガイド(図示外)が設けられ、該X軸送りガイド上にテーブル15が移動可能に設けられている。さらに、移動体16は、ベッド2の長手方向に沿って延設された一対のY軸送りガイド上に移動可能に設けられている。したがって、テーブル15は、ベッド2上に設けられたXモータにより、X軸送りガイドに沿ってX軸方向に案内され、同じくベッド2上に設けられたYモータにより、Y軸送りガイドに沿ってY軸方向に案内される。
また、X軸送りガイドには、テーブル15を中央に挟み込むようにして、テレスコピックカバー18,19が左右に各々覆設されている。さらに、Y軸送りガイドにも、移動体16を中央に挟み込むようにして、テレスコピックカバー20と、Y軸後ろカバー21とが前後に各々覆設されている。そして、これらカバーのうち、テレスコピックカバー18,19および20は、テーブル15のX軸方向又はY軸方向への移動にともなってテレスコピックに各方向に伸縮するものである。一方、Y軸後ろカバー21は、一枚の板金からなり、コラム12側へ移動する際にコラム12の下部に設けられたカバー収納部(図示外)に収容されるものである。したがって、テーブル15がX軸方向およびY軸方向のいずれに移動しても、X軸送りガイドおよびY軸送りガイドは、常にテレスコピックカバー18,19,20およびY軸後ろカバー21によって覆われるので、テーブル15や工具等から飛散する切り屑が各レール上に落下して堆積するのを防止できる。なお、カバー収納部の前方側端部には、Y軸後ろカバー21とカバー収納部との隙間を覆うための略山型の屋根部22がテーブル15側に向かって突設されている。
次に、ヘッド移動機構50について説明する。図7に示すように、ヘッド移動機構50は、その一部が機構収容部14の内側に収容されている。そして、ヘッド移動機構50は、前面壁部12aの、機構収容部14の左右両端部近傍に沿って設けられた一対のZ軸送りガイド52,52と、該一対のZ軸送りガイド52,52の間であって、機構収容部14の内側に設けられ、Z軸方向に対して平行に延設されたボールネジ53と、該ボールネジ53の下側端部を、機構収容部14の下側に回動自在に支持するナット54と、ボールネジ53の上側端部を、機構収容部14の上側に回動自在に支持するモータブラケット(図示外)と、該モータブラケットの内側に固定され、主軸ヘッド23を駆動させるZ軸モータ(図示外)とを主体にして構成されている。そして、Z軸モータには、ボールネジ53の上側端部が固定されている。
また、一対のZ軸送りガイド52の上部には、図13に示す主軸ヘッド23の後方壁面に固定される4つのガイド受け部72(1本のZ軸送りガイド52に2つのガイド受け部72)が係合する。これにより、主軸ヘッド23がZ軸送りガイド52上を移動可能に設けられる。さらに、主軸ヘッド23の後方側面は、図7に示すボールネジ53の外表面に形成された溝(図示外)に螺合するボールネジナット(図示外)に固定される。よって、Z軸モータの駆動により、ボールネジ53が回転し、その回転によってボールネジナットが、機構収容部14におけるZ軸方向に移動することにより、ボールネジナットに固定された主軸ヘッド23がZ軸方向に移動する。なお、図7に示すヘッド移動機構50(Z軸送りガイド52を除く)が、「移動手段」に相当し、Z軸送りガイド52が、「ガイド部」に相当する。
次に、本発明の特徴であるZ軸カバー30の構造の詳細について説明する。図8は、Z軸カバー30の正面側から見た斜視図であり、図9は、Z軸カバー30の裏面側から見た斜視図であり、図10は、カバー本体37の斜視図であり、図11は、フレーム枠体32の斜視図であり、図12は、主軸ヘッド23に固定されたZ軸カバー30の下側から見た斜視図であり、図13は、主軸ヘッド23に固定されたZ軸カバー30の裏面側から見た斜視図であり、図14は、図2に示すA−A線矢視方向断面図である。なお、図8において、Z軸カバー30における紙面手前側を「Z軸カバー30の正面側」とし、図10において、カバー本体37における紙面手前側を「カバー本体37の正面側」とし、図11において、フレーム枠体32における紙面手前側を「フレーム枠体32の正面側」とする。
図8,図9に示すように、このZ軸カバー30は、背面と上面が開口された略直方体状の箱型に形成されている。そして、Z軸カバー30は、Z軸カバー30の本体であるカバー本体37(図10参照)と、該カバー本体37の枠であるフレーム枠体32との2部品が互いに溶接により貼り合わされて構成されている。以下、各部品の構造について詳細に説明する。
まず、カバー本体37の構造について説明する。図8,図10に示すように、カバー本体37は、背面と上面が開口された略直方体状の箱型に形成されている。そして、カバー本体37は、略直方体の前面側に設けられ、平面視やや縦長の略長方形状に形成された面部38と、該面部38の下端部から、カバー本体37の背面側に向かって斜め下方にやや傾斜して延設され、平面視横長の帯状に形成された段部39と、該段部39の下端部から下方に延設され、正面視横長の略長方形状に形成された平板部45とから主に構成されている。また、面部38の右側端部および左側端部には、カバー本体37の背面側に向かって外方にやや傾斜して延設され、平面視縦長の帯状に形成された段部40が各々設けられている。そして、互いに対向する一対の段部40,40の下端部は、段部39の長手方向両端部に各々連結されている。
一方、面部38の上端部には、面部38の前面に対して略垂直前方に延設され、図12に示す主軸ヘッド23の下面壁部24に直接取り付けるための平面視横長の略長方形状の固定片43が突設されている。そして、この固定片43には、主軸ヘッド23の下面壁部24に固定するための固定穴43aが、所定間隔を空けて3つ穿設されている。また、固定片43の長手方向両端部と面部38との間には、固定片43を支持する平面視略三角形状の支持片41が各々介設されている。なお、これら支持片41は、段部40および固定片43と一体化して溶接されている。さらに、段部40の上端部近傍には、主軸ヘッド23のヘッドカバー23aの下端部から下方に向かって突設された固定片51に、段部40を固定するための固定穴40aが穿設されている。また、平板部45の下部の両隅近傍には、フレーム枠体32の平板部33を介して、摺動板60の下端部を固定するための固定穴45aが各々設けられている。以上のような構成からなるカバー本体37が、Z軸カバー30の本体を構成する。
次に、フレーム枠体32の構造について説明する。図9,図11に示すように、フレーム枠体32は、上方に開口部を向けた略コの字型に形成されている。そして、フレーム枠体32は、平面視横長の略長方形状に形成され、カバー本体37の平板部45(図10参照)と平行に立設する平板部33と、該平板部33の上部両隅から略垂直上方に各々延設され、平面視縦長の板状に形成された一対のフレーム長板34,34とを主体にして構成されている。そして、この平板部33の表面に対して、カバー本体37の平板部45(図10参照)の裏面が貼り合わされる。また、平板部33の裏面側は、コラム12の前面壁部12a(図4参照)に沿って、後述する摺動板60(図12,図13参照)を介して接触する。さらに、平板部33の下部の両隅近傍には、摺動板60の下端部を固定するための固定穴33aが各々設けられている。
また、フレーム長板34は、その裏面側が、コラム12の前面壁部12aに対し、摺動板60を介して当接することにより、Z軸カバー30の内側と外部とを遮断して、Z軸カバー30内に切り屑が侵入しないようにする。そして、フレーム長板34の長手方向に直交する方向の外方側端部には、フレーム枠体32の前面側に向かって、フレーム長板34の表面に対して略垂直に突設され、平面視縦長の板状に形成された取付片35が設けられている。この取付片35は、カバー本体37の段部40,40の裏面側に当接して取付けられるものである。さらに、フレーム長板34の上端部と取付片35の上端部との間には、取付片35を支持するための平面視略三角形状の支持板36が設けられている。そして、取付片35の上端部近傍には、カバー本体37の段部40(図10参照)を介して、主軸ヘッド23のヘッドカバー23aの固定片51(図12参照)に、取付片35を固定するための固定穴35aが穿設されている。以上のような構成からなるフレーム枠体32が、カバー本体37の裏面側に固定され、図8,図9に示す一体化されたZ軸カバー30の本体を構成する。
また、上記構成からなるZ軸カバー30において、図9に示すフレーム枠体32の、一対のフレーム長板34,34の裏面側には、図13に示すように、樹脂(例えば、ポリアセタール樹脂)からなる平面視縦長の略帯状に形成された摺動板60が各々固定されている。この摺動板60は、摺動性のよい樹脂からなるので、コラム12の前面壁部12a(図4参照)を摺動しても、前面壁部12aを傷付けることがない。また、この摺動板60には、フレーム長板34の固定穴34a(図11参照)、平板部33の固定穴33a(図11参照)に各々対向する位置に固定穴60aが各々穿設されている。そして、これら固定穴60aにボルト(図示外)を差し込み、フレーム長板34の固定穴34a(平板部33の固定穴33a)を介して、ナット(図示外)で固定することにより、摺動板60が、フレーム長板34および平板部33の裏面側に密着して固定される。なお、図示しないが、ボルトの頭部は、摺動板60の内側に埋め込まれるようになっているので、摺動板60が、コラム12の前面壁部12aを摺動しても、前面壁部12aを傷付けないようになっている。なお、図13に示す摺動板60が、「板部材」に相当する。
次に、上記構成からなるZ軸カバー30の主軸ヘッド23への固定方法について説明する。図12に示すように、まず、Z軸カバー30の開口する上面側を、主軸ヘッド23の下面壁部24側に対向させ、同じく開口するZ軸カバー30の背面側を、機構収容部14(図6参照)側に対向させる。次いで、カバー本体37の固定片43の上面を、主軸ヘッド23の下面壁部24の面に当接し、固定片43の固定穴43aを、下面壁部24に穿設された固定穴(図示外)に対向させ、ボルトおよびナット(図示外)で固定する。さらに、Z軸カバー30の固定穴40a(図8参照)を、ヘッドカバー23aの下部に突設された固定片51の固定穴51aに対向させ、フレーム枠体32の取付片35の固定穴35a(図9参照)を介して、ボルトおよびナット(図示外)で固定する。こうして、Z軸カバー30が主軸ヘッド23の下面壁部24に固定され、摺動板60を介して、Z軸カバー30がコラム12の前面壁部12a(図4参照)に密着して摺動する。また、固定片43は、支持片41により、Z軸カバー30の面部38(図10参照)に対して強固に支持されているため、Z軸カバー30の上部側を固定することにより、Z軸カバー30に固定された摺動板60と、コラム12の前面壁部12a(図4参照)との間を隙間なく密着させることができる。また、図14に示すように、Z軸カバー30の下端部において、一対の摺動板60,60に挟まれる部分には、機構収容部14と連通する隙間が形成され、その隙間が切り屑排出口55となる。そして、この切り屑排出口55は、摺動板60の厚みにより形成されることから、切り屑排出口55の安定した寸法を確保することができる。
こうして、上記方法により、Z軸カバー30は、主軸ヘッド23の下面壁部24に固定されるので、図4に示すように、主軸ヘッド23のZ軸方向への移動にともなって、Z軸カバー30も、コラム12の前面壁部12aを摺動して移動する。さらに、図5に示すように、主軸ヘッド23が最下方位置に移動したときは、同じく最下方位置に移動したZ軸カバー30の下端部が、コラム12の下部に設けられた屋根部22には接触しないようになっている。これにより、Z軸カバー30の移動が妨げられることがないので、Z軸カバー30は、主軸ヘッド23とともにZ軸方向に移動することができる。また、Z軸カバー30の移動により、Z軸カバー30の下端部が屋根部22に衝突して、屋根部22を破損するのも防止できる。
以上説明したように、本実施形態におけるマシニングセンタ1は、主軸ヘッド23の下面壁部24に固定されたZ軸カバー30を備える。このZ軸カバー30は、部分的に開口面を有する略箱状に一体的に構成され、コラム12に設けられた主軸ヘッド23のヘッド移動機構50を囲んで保護するものである。これにより、Z軸カバー30の構成が容易であるので、Z軸カバー30の製造にかかるコストを低く抑えることができる。さらに、Z軸カバー30は鉄製の板部材で一体的に構成されているので、Z軸方向への移動や、切り屑の衝突に対する耐久性にも優れることから、面部38が損傷することもなく、ヘッド移動機構50を確実に保護することができる。また、このZ軸カバー30は、主軸ヘッド23の移動とともに、コラム12の前面壁部12aに密着してZ軸方向に摺動して移動する。さらに、最下方位置に移動したZ軸カバー30は、コラム12の下部の屋根部22に接触しないようになっている。よって、マシニングセンタ1におけるX軸方向(左右方向)およびY軸方向(奥行き方向)にZ軸カバー30が通過するための空間を、スプラッシュカバー3内に設ける必要がないので、マシニングセンタ1の加工領域を狭めることがないと共により大きなワークをテーブル15に載置できる。また、Z軸カバー30を、従来のような可撓性のあるシート部材で構成する必要もなく、例えば、衝撃に強い金属板(例えば、鉄)で構成することができる。また、Z軸カバー30の、コラム12の前面壁部12aに摺動する部分には、樹脂からなる摺動板60が配設されているので、Z軸カバー30の移動によって前面壁部12aが傷付くのを防止できる。さらに、Z軸カバー30の下端部には、切り屑排出口55が設けられているので、カバー内の機構収容部14内に侵入した切り屑を外部に排出できる。そして、この切り屑排出口55は、摺動板60の厚みにより形成できるので、切り屑排出口55の安定した寸法を容易に確保することができる。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されることなく、各種の変形が可能である。
例えば、本実施形態では、Z軸カバー30のフレーム長板34に摺動板60を固定し、該摺動板60が、コラム12の前面壁部12aに摺動することで、前面壁部12aの損傷を防止したが、摺動板60の代わりに、ローラなどを設けたり、リニアガイド等のようなものを設けてもよく、前面壁部12aとの摩擦を少なくするために、前面壁部12a上を滑らせるようなものであればよい。
本発明の工作機械は、縦型マシニングセンタのみならず、横型マシニングセンタにも適用できる。
スプラッシュカバー3が取り付けられたマシニングセンタ1の正面図である。 マシニングセンタ1の正面図である。 マシニングセンタ1の右側面図である。 マシニングセンタ1の斜視図(主軸ヘッド23が上方に移動した状態のもの)である。 マシニングセンタ1の斜視図(主軸ヘッド23が下方に移動した状態のもの)である。 マシニングセンタ1の斜視図(Z軸カバー30を取り去った状態のもの)である。 図6に示すヘッド移動機構50近傍の部分拡大図である。 Z軸カバー30の正面側から見た斜視図である。 Z軸カバー30の裏面側から見た斜視図である。 カバー本体37の斜視図である。 フレーム枠体32の斜視図である。 主軸ヘッド23に固定されたZ軸カバー30の下側から見た斜視図である。 主軸ヘッド23に固定されたZ軸カバー30の裏面側から見た斜視図である。 図2に示すA−A線矢視方向断面図である。
1 マシニングセンタ
2 ベッド
12 コラム
23 主軸ヘッド
25 主軸
30 Z軸カバー
50 ヘッド移動機構
52 Z軸送りガイド
55 切り屑排出口
60 摺動板

Claims (4)

  1. ワークと工具とを相対移動させて前記ワークを加工する工作機械において、
    前記工作機械の基台となるベッドと、
    当該ベッド上に固定され、垂直上方に延設されたコラムと、
    当該コラムの前記ワークと対向する側面に設けられ、上下方向に延設されたガイド部と、
    当該ガイド部に沿って移動する主軸ヘッドと、
    当該主軸ヘッドに設けられ、先端部に工具が着脱可能に装着される主軸と、
    前記主軸ヘッドを移動させる移動手段と
    記主軸ヘッドの下端部に固定され、前記ガイド部および前記移動手段をともに覆って保護するとともに、前記主軸ヘッドの移動にともなって、前記コラムの前記側面を摺動して上下方向に移動する保護カバーと
    を備え、
    前記保護カバーは、上面および背面が開口された箱状に形成され、
    前記上面は、前記主軸ヘッドの下端部側に対向し、
    前記背面は、前記ガイド部および前記移動手段側に対向することを特徴とする工作機械。
  2. 前記保護カバーの、前記コラムの前記側面に当接する摺動部分には、前記側面に密着する樹脂からなる板部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記保護カバーの下端部と、前記コラムの前記側面との間には、前記保護カバー内に侵入した切り屑を外部に排出させる排出口が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の工作機械。
  4. 前記排出口は、前記板部材の厚みによって形成されることを特徴とする請求項に記載の工作機械。
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