JP2006068823A - 工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】 安価な部材で構成され、ベッド上における切り屑の堆積を防止できるカバーを備えた工作機械を提供する。
【解決手段】 コラム12の下部には、Y軸後ろカバー26を収納できる収納間隙部が設けられているので、Y軸後ろカバー26を一枚の板金で構成できる。よって、Y軸後ろカバー26を安価に製造できる。また、収納間隙部内のベッド2上にはコラム下カバーが設けられているので、収納間隙部内に切り屑やクーラントの飛沫が侵入しても、それらは、コラム下カバー上に落下するので、高温となった切り屑等によるベッド2の変形を防止できる。また、鍔部27の前方側端部に固定されたシール部材67は、Y軸後ろカバー26の上面に当接して、Y軸後ろカバー26上にできる隙間を塞ぐので、Y軸後ろカバー26の移動時に、Y軸後ろカバー26の上面に付着する切り屑を掻き出すことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、工作機械に関し、詳細には、ベッド上における切り屑の堆積を防止できる工作機械に関する。
従来、工作機械の一例であるマシニングセンタは、ワークを加工する工作機械本体と、該工作機械本体を覆うスプラッシュカバーとで構成されている。そして、工作機械本体は、基台となるベッドと、該ベッドの後部に設けられたコラムと、該コラムに設けられ、加工工具が装着されて高速回転する主軸と、当該主軸とベッド上との間に配設され、ワークが載置されるとともにY方向(奥行き方向)に移動可能なテーブルとを主体にして構成されている。さらに、ベッド上には、コラム下部からY方向の前側に向かってガイド部材が延設され、当該ガイド部材にテーブルが案内保持されることにより、テーブルがY方向に移動できるようになっている。そして、テーブルが移動するベッド上には、ワーク、加工工具等から排出される切り屑が堆積するため、ベッド上のガイド部材を上方から覆うようにして略山形の切り屑受けカバーを設けているものが多い。そして、この切り屑受けカバーは、テーブルの移動量にともなって伸縮するテレスコピックカバーが採用されている。
このような工作機械の一例として、ベッド上をY方向に移動するテーブルの案内をするY軸レール(ガイド部材)の後部側および前部側に、テレスコピックに伸縮する切り屑受けカバーをそれぞれ設け、それらカバーの間にテーブルが配設された工作機械が提案されている(例えば、特許文献1参照)。さらに、特許文献1に記載されたマシニングセンタが、縦方向に主軸を向けた縦型のマシニングセンタであるのに対し、横方向に主軸を向けた横型のマシニングセンタにおいても、特許文献1に記載のものと同様の切り屑受けカバーを備えたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。さらに、テレスコピックカバーの伸縮方向の一端側をサドル(コラム)側に着脱可能とする係止部材を設け、マシニングセンタの停止中にその係止部材を解除して、切り屑受けカバーを該カバーの一段目内側に全て収納することにより、作業者が安全かつ容易にコラムの回転主軸やテーブル上のワークに近接して作業できる切り屑受けカバーも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平9−309042号公報 特開平10−328968号公報 実開平6−36744号公報
しかしながら、特許文献1、2および3に記載の各マシニングセンタの切り屑受けカバーには、高価なテレスコピックカバーを採用しているので、部品コストが高くなる問題点があった。さらに、テレスコピックカバーは、部品点数が多いため、長期間の使用では損傷しやすいという問題点もあった。そして、切り屑受けカバーが損傷して撓んだりすると、カバーの伸縮性能が悪化するため、テーブルの移動を妨げたり、切り屑の外部への排出性能を悪化させるなどの問題点もあった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、安価な部材で構成され、ベッド上における切り屑の堆積を防止できるカバーを備えた工作機械を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る工作機械では、ワークと工具とをX、Y、Z軸の3方向に相対移動させて前記ワークを加工する工作機械において、前記工作機械の基台となるベッドと、前記ベッド上に設けられ、工具を装着した主軸機構を移動可能に支持するコラムと、当該ベッド上で前記コラムに対向する方向に延設された第1のガイド部と、当該第1のガイド部に沿って移動し、前記ワークが載置されるテーブルと、当該テーブルと前記コラムとの間にある前記第1のガイド部を上方から覆うようにして設けられた第1のカバーと、前記コラム下部と前記ベッド上との間に設けられ、前記第1のガイド部に沿って、前記コラム側に移動する前記第1のカバーを収納可能な収納間隙部とを備え、前記第1のカバーは、少なくとも一枚の板からなることを特徴とする。
また、請求項2に係る工作機械では、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記第1のカバーは、移動方向に対して垂直方向の断面形状が略山形に傾斜していることを特徴とする。
また、請求項3に係る工作機械では、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記コラム下部の、前記テーブル側端部には、前記第1のカバーの上面に接触するシール部材が設けられている。
また、請求項4に係る工作機械では、請求項3に記載の発明の構成に加え、前記シール部材は弾性体であることを特徴とする。
また、請求項5に係る工作機械では、請求項1乃至4の何れかに記載の発明の構成に加え、前記ベッドに設けられるとともに、前記第1のガイド部と平行に延設され、前記第1のカバーを案内する第2のガイド部を備えている。
また、請求項6に係る工作機械では、請求項1乃至5の何れかに記載の発明の構成に加え、前記収納間隙部内に設けられ、前記第1のカバーを、前記第1のカバーの裏面から摺動可能に支持する支持部材を備えている。
また、請求項7に係る工作機械では、請求項1乃至6の何れかに記載の発明の構成に加え、前記収納間隙部には、前記ベッドの上面を覆う第2のカバーが設けられている。
請求項1に係る工作機械では、コラム下部とベッド上との間には、コラム側に移動する第1のカバーを全て収納できる収納間隙部が設けられているので、第1のカバーを少なくとも一枚の板で製造することができる。したがって、例えば、テレスコピックに伸縮するテレスコピックカバーのように、部品点数が多く、かつ高価なカバーを使用しなくてもよいので、第1のカバーの製造にかかる部品コストを削減することができる。また、第1のカバーは部品点数が少なく、こわれにくいので、第1のカバーの修理および交換回数を大幅に減らすことができる。
また、請求項2に係る工作機械では、請求項1に記載の発明の効果に加え、第1のカバーは略山形に傾斜しているので、第1のカバー上に切り屑が堆積するのを防止することができる。さらに、第1のカバー上に落下した切り屑やクーラントの飛沫を下方に自然に流下させることができるので、外部への切り屑の排出機能を向上させることができる。
また、請求項3に係る工作機械では、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、シール部材が、コラム下部のテーブル側端部と第1のカバーの上面とにできる隙間を塞ぐので、その隙間から収納間隙部内に切り屑や、クーラントの飛沫が侵入するのを防止することができる。
また、請求項4に係る工作機械では、請求項3に記載の発明の効果に加え、シール部材は弾性体であるので、第1のカバーがコラム側に移動する際に、シール部材は撓みながら、第1のカバーの上面に接触するので、第1のカバーの上面に付着する切り屑を、シール部材によって拭い取ることができる。したがって、第1のカバー上を常に清浄に保つことができる。
また、請求項5に係る工作機械では、請求項1乃至4の何れかに記載の発明の効果に加え、第1のカバー部は、第1のガイド部と平行に延設された第2のガイド部によって案内されので、第1のカバー部は、テーブルの移動にともなって、第1のガイド部にに平行して移動することができ、第1のガイド部を確実に覆うことができる。
また、請求項6に係る工作機械では、請求項1乃至5の何れかに記載の発明の効果に加え、収納間隙部内において、第1のカバー部は、その裏面から支持部材によって支持されるので、収納間隙部内で第1のカバー部が傾いて移動できなくなるのを防止できる。さらに、第1のカバー部は、その裏面から支持部材によって摺動可能に支持されるので、第1のカバー部が収納間隙部内に収納される際に、第1のカバー部をスムーズに収納することができる。
また、請求項7に係る工作機械では、請求項1乃至6の何れかに記載の発明の効果に加え、収納間隙部内に切り屑やクーラントが侵入しても、第2のカバーによってベッドの上面を保護することができる。したがって、例えば、高温となった切り屑とベッド上との温度差が大きい場合、又はクーラントとベッド上との温度差が大きい場合、切り屑やクーラントの飛沫は第2のカバー上に落下するので、それら温度差によるベッドの変形を防ぐことができる。
以下、本発明の一実施の形態であるマシニングセンタ1について、図面に基づいて説明する。図1は、スプラッシュカバーを取り外したマシニングセンタ1の内部構造を示す断面図であり、図2は、図1に示すA−A線矢視方向断面図であり、図3は、マシニングセンタ1の背面図であり、図4は、ベッド2の斜視図であり、図5は、図2に示す収納間隙部60近傍を示す部分拡大図であり、図6は、図5に示すY軸後ろカバー26の上面近傍を示す部分拡大図であり、図7は、図6に示すB−B線矢視方向断面図である。また、以下の説明において、図1の左側をマシニングセンタ1の前面(正面)側とし、図1の右側をマシニングセンタ1の背面側とする。さらに、マシニングセンタ1において、「X軸方向」とは、マシニングセンタ1の左右方向を示し、「Y軸方向」とは、マシニングセンタ1の前後方向を示し、「Z軸方向」とは、マシニングセンタ1の上下方向を示すこととする。
なお、本実施形態であるマシニングセンタ1は、図1に示すように、加工テーブル7をY軸方向にガイドするガイド機構のコラム12側を覆うY軸後ろカバー26を備え、当該Y軸後ろカバー26を一枚の板金からなる安価なカバーに設定することで、マシニングセンタ1にかかる部品コストの削減をはかるものである。
はじめに、マシニングセンタ1の概略構造について説明する。図1に示すマシニングセンタ1は、図示外のワークと工具とを相対移動させて、ワークに所望の機械加工(例えば、「中ぐり」、「フライス削り」、「穴空け」、「切削」等)を施すことができる工作機械である。図1に示すように、マシニングセンタ1の下部には、Y軸方向に延設され、マシニングセンタ1の基台(ベース)となるベッド2が設けられている。そして、このベッド2の下部の四隅には、脚部35が各々設けられ、該脚部35が工場などの床面に設置される。また、ベッド2の後部には、切り屑を洗い流すためのクーラント(切削液)をベッド2上の前部に供給するためのクーラント供給管37が、ベッド2の後方に突出して設けられている。さらに、クーラント供給管37の流入口近傍には、手動の開閉レバー38が設けられ、クーラント流入口の開閉をおこなうことができる。また、このクーラント供給管37や、ベッド2の後部から突出する装置部分には、略直方体状の保護カバー53が覆設されている。
そして、ベッド2上には、ワークが着脱自在に固定され、X軸およびY軸方向に移動可能な加工テーブル7が設けられている。また、ベッド2上の後方側の両隅部近傍には、略直方体状に形成された一対のコラム支持部10,10(図1では、片側のみ図示。図4参照)が設けられている。さらに、そのコラム支持部10,10の上面には、コラム座11,11(図4参照)が形成され、そのコラム座11,11上に、略角柱状のコラム12が載置して固定されている。このコラム12は、コラム座11,11からZ軸方向の上方に向かって延設され、図2に示すように、その上方側の一端部近傍の前面には、略直方体状の主軸頭15が設けられている。さらに、主軸頭15の下部には、回転主軸(図示外)が装着され、その先端は加工テーブル7(図1参照)の上面に向けられている。そして、回転主軸の先端には、加工用の工具が装着される。したがって、主軸頭15が回転主軸を高速回転させることによって、加工テーブル7上に固定されたワークに対して、穴空けなどの加工を施すことができる。
また、図1および図2に示すように、主軸頭15の右側には、多数の工具を格納し、所定の工具を割り出して工具交換の準備のための工具交換準備位置に移動させる正面視横長の略楕円形状の工具マガジン13が設けられている。そして、この工具マガジン13と主軸頭15との間には、自動工具交換装置14が設けられている。さらに、自動工具交換装置14の下部には、Z方向に延設された工具交換アーム16(図2参照)が接続され、この工具交換アーム16(図2参照)の旋回軸による旋回動作によって、回転主軸の先端に装着されている工具と、工具マガジン13内から工具交換準備位置に移動された他の工具とが自動的に交換される。
一方、図1乃至図3に示すように、ベッド2上には、加工テーブル7、コラム12、主軸頭15および自動工具交換装置14などから構成された機械本体の周囲を囲繞して保護する略直方体状の箱型のスプラッシュカバー3が覆設されている。このスプラッシュカバー3は、カバー内側の機械本体を周囲から保護するのみならず、加工テーブル7および回転主軸の工具から排出される切り屑やクーラントの飛沫等が飛散して、外部環境を汚染するのを防止している。そして、このスプラッシュカバー3の前面には、正面視略長方形状の開口部(図示外)が設けられている。そして、図1に示すように、その開口部には、両側に各々スライドして開閉する一対のスライドドア5(図1では片側のみ図示)が設けられ、各スライドドア5の端部には、取っ手部5aが設けられている。よって、作業者は、マシニングセンタ1の運転を停止した後に、この取っ手部5aを掴んで、スライドドア5をスライドすることにより、開口部が露出され、スプラッシュカバー3内の加工テーブル7に固定されたワークの着脱作業や、機械本体における修理および部品交換などのメンテナンス作業を容易におこなうことができる。
さらに、スプラッシュカバー3の内側において、図1に示すように、加工テーブル7の上部周囲には、ワークを加工する加工領域8が形成されている。また、スプラッシュカバー3の左右両側面の略上段には、Y軸方向に平行に延設され、クーラントが供給される一対のクーラント供給管30(図1では、片側のみ図示)が組み付けられ、その反対側にも、クーラント供給管30の長手方向に平行な一対のクーラント供給管28が組み付けられている。そして、クーラント供給管28の外周面の下部には、その長手方向に沿って、複数の噴射ノズル29が列設されている。一方、クーラント供給管30の外周面の下部にも、その長手方向に沿って、複数の噴射ノズル31が列設されている。そして、これら噴射ノズル29,31から加工領域8に向かって、クーラントが勢いよく噴射される。これにより、加工テーブル7上に堆積する切り屑や、回転主軸に装着された工具に付着する切り屑などを洗い流すことができる。
また、ベッド2上には、加工テーブル7をY軸方向に移動させるためのY軸移動機構が設けられている。このY軸移動機構は、ベッド2上をY軸方向に延設して設けられた一対のY軸送りガイド46,46(図4参照)、ボールネジ49(図4参照)およびY軸モータ48(図5参照)などの各部品から構成されているが、複数の部品が組み合わされているので、その下部周囲には、切り屑が堆積しやすい。そこで、本実施形態のマシニングセンタ1では、このY軸移動機構に切り屑が堆積しないように、各種カバーが設けられている。例えば、図1に示すように、加工テーブル7の前方におけるベッド2上のY軸移動機構の上方には、加工テーブル7の移動にともなってテレスコピックに伸縮するテレスコピックカバー25がY軸方向に移動可能に覆設されている。一方、加工テーブル7の後方におけるベッド2上のY軸移動機構の上方には、加工テーブル7の移動にともなって移動する一枚の板金からなるY軸後ろカバー26が設けられている。なお、このY軸後ろカバー26が本発明の特徴であり、その詳細については後述する。
さらに、図1に示すように、加工テーブル7は、ベッド2上をX軸方向に移動するサドル22上に固定されている。よって、加工テーブル7は、サドル22をX軸方向に移動させるX軸移動機構によってX軸方向に移動する。このX軸移動機構は、X軸方向に延設されたX軸送りガイド(図示外)を備えている。そして、このX軸送りガイドの上方には、サドル22をX軸方向における両側から挟み込み、サドル22の移動にともなって交互に伸縮する一対のテレスコピックカバー20(図1では、片側のみ図示)が設けられている。こうして、加工テーブル7をX軸およびY軸方向に移動させるX軸移動機構およびY軸移動機構は、各種カバーによって覆われているので、加工領域8から排出される切り屑が、ベッド2上の各移動機構近傍に堆積するのを防止できる。
さらに、図2および図3に示すように、コラム12の下部には、コラム12側に移動したY軸後ろカバー26を収納できる収納間隙部60が設けられている。また、図1に示すように、コラム12下部の前方側端部(加工テーブル7側端部)には、Y軸方向前方側に突出する略山形の鍔部27が設けられている。そして、この鍔部27の内側にY軸後ろカバー26が内挿される。さらに、鍔部27の前方側端部(加工テーブル7側端部)には、Y軸後ろカバー26の上面との隙間を閉塞するためのシール部材67が設けられている。また、図2に示すように、収納間隙部60内のベッド2上には、高熱となった切り屑や、クーラント等がベッド2上に落下して直接接触しないようにするための略平板状のコラム下カバー64が設けられている。なお、収納間隙部60の内部構造の詳細については後述する。
また、図3に示すように、コラム12の背面側には、制御装置34が配設されている。さらに、ベッド2の下部には、スプラッシュカバー3の内側におけるベッド2上から回収されたクーラントの排出液を溜めるタンク24が配設されている。
次に、ベッド2上部の構造について詳細に説明する。このベッド2は、鋳鉄などの金属材料を鋳型内に流し込むことにより形成される。図4に示すように、ベッド2は、Y軸方向に延設されたベッド本体33を備え、該ベッド本体33の前方には、鍔状の突出部6が設けられている。そして、上述したように、ベッド本体33の下部の四隅には、脚部35が設けられ、これら4本の脚部35が工場などの床面に設置される。さらに、ベッド本体33の芯部は、軽量化および高強度化のため、いわゆる肉抜き成形(リブによる骨組構造)されている。
また、ベッド2上の外縁部には、略帯状のベッド縁36が立設され、平面視長方形状の囲いを形成している。さらに、平面視略長方形状のベッド縁36の上端部には、スプラッシュカバー3が覆設して固定するためのカバー固定部45が複数設けられている。なお、カバー固定部45は、ベッド2の前方側に位置するベッド縁36に2つ、左右両側に位置するベッド縁36に2つ設けられている。また、これらカバー固定部45の略中央には、スプラッシュカバー3の下端部近傍に穿設されたカバー側固定穴(図示外)に対応するベッド側固定穴45aが穿設され、互いの穴にネジが挿入されるようになっている。
そして、ベッド2上には、Y軸方向に対して平行に延設された一対のY軸送りガイド46,46が設けられている。さらに、この一対のY軸送りガイド46の上部には、図1に示すサドル22の底面に固定される4つのガイド受け部47(1本のY軸送りガイド46に2つのガイド受け部47)が係合して、ガイド上を移動可能に設けられている。そして、これら一対のY軸送りガイド46,46と、4つのガイド受け部47とで、サドル22に固定された加工テーブル7をY軸方向に案内する案内機構を基本的に構成している。なお、図4に示すY軸送りガイド46,46が、「第1のガイド部」に相当する。
一方、図4および図5に示すように、この案内機構とは別に、一対のY軸送りガイド46,46との間には、Y軸方向に対して平行に延設されたボールネジ49が設けられている。このボールネジ49は、その前方側の端部が、ベッド2の前方側に固定されたブラケット50(図4参照)に回動自在に内挿して支持され、後方側の端部が、ベッド2の後方側(収納間隙部60内)に固定されたモータブラケット51に回動自在に内挿され支持されている。さらに、図5に示すように、モータブラケット51の内側には、加工テーブル7の駆動用のY軸モータ48が固定され、該Y軸モータ48には、ボールネジ49の後方側の端部が固定されている。また、図1に示すサドル22は、図4に示すボールネジ49の外表面に形成された溝(図示外)に螺合するボールネジナット52に固定できるようになっている。よって、図5に示すY軸モータ48が駆動することにより、ボールネジ49が回転する。そして、図4に示すように、その回転によってボールネジナット52が、ベッド2上におけるY軸方向に移動するので、ボールネジナット52に固定されたサドル22が移動し、即ち、加工テーブル7がY軸方向に移動することができる。また、これらボールネジ49、Y軸モータ48およびボールネジナット52などが駆動機構を構成し、この駆動機構および案内機構によって、Y軸移動機構が構成されている。
次に、テレスコピックカバー25について説明する。図4に示すように、テレスコピックカバー25は、ベッド2の突出部6上に設けられ、一対のY軸送りガイド46,46の前方側、ボールネジ49の前方側などの周辺を上方から覆っている。このテレスコピックカバー25は、4枚の板部材が重なって構成され、Y軸方向にテレスコピックに伸縮する。また、テレスコピックカバー25の後方側の板部材の端部は、加工テーブル7の前面部に固定されるので、テレスコピックカバー25は、加工テーブル7のY軸方向における移動にともなって伸縮する。したがって、ベッド2の突出部6上の、Y軸送りガイド46,46や、ボールネジ49などの周辺の領域を覆うことにより、切り屑の堆積を防ぐことができる。また、このテレスコピックカバー25は、移動方向に対して垂直方向の断面が略山形に形成されているので、テレスコピックカバー25の上面に落下した切り屑や、クーラントの飛沫は、そのままその斜面を流れて下方に落下させることができる。
なお、このテレスコピックカバー25は、複数の板部材が重なり合って構成されているので、部材としては高価なものである。そのため、高価なテレスコピックカバーを複数取り付けることは、部品コスト上好ましいとはいえない。そこで、本実施形態のマシニングセンタ1では、一対のY軸送りガイド46,46のコラム12側の周辺と、ボールネジ49のコラム12側の周辺とを上方から覆うためのカバーとして、一枚の板金からなるY軸後ろカバー26を採用した。
次に、本発明の特徴であるY軸後ろカバー26について説明する。図4に示すように、Y軸後ろカバー26は一枚の板金から構成され、自身の移動方向に対して垂直方向の断面が略山形に形成されている。一枚の板金から構成されていることから、マシニングセンタ1にかかる部品コストを削減することができる。また、一枚の板金であるので、Y軸後ろカバー26の成型が簡単である。さらに、Y軸後ろカバー26の移動方向に対して垂直方向の断面形状が略山形に形成されているので、Y軸後ろカバー26上に落下した切り屑や、クーラントの飛沫が堆積することなく、そのまま下方に落下させることができる。
また、図5に示すように、このY軸後ろカバー26の長手方向に直交する両端部は、ベッド2上の長手方向に直交する両端部近傍に設けられた一対のガイド溝部63,63に各々差し込まれている。したがって、Y軸後ろカバー26は、そのガイド溝部63の長手方向に案内されるので、Y軸後ろカバー26のY軸方向における移動が可能となる。また、Y軸後ろカバー26の前方側端部は、加工テーブル7の後面に連結されているので、加工テーブル7にY軸方向における移動にともなって、Y軸後ろカバー26が移動する。なお、図5に示すガイド溝部63,63が、「第2のガイド部」に相当する。
また、収納間隙部60の内側であって、かつ一対のY軸送りガイド46,46に挟まれた略中央には、ボールネジ49を中央に挟むようにして立設された一対のカバー支持部65,65が設けられている。そして、その一対のカバー支持部65,65の上端部には、Y軸後ろカバー26の裏面側に当接して支持するローラ支持ユニット68が各々設けられている。このローラ支持ユニット68は、カバー支持部65の上端部からやや外方に折り返されて付設された支持アーム68aと、該支持アーム68aの上端部に軸支された支持ローラ68bとで構成されている。そして、Y軸後ろカバー26のY軸方向にける移動にともなって、一対の支持ローラ68bが回転する。したがって、Y軸後ろカバー26は、ローラ支持ユニット68によって、その裏面側から支持される。このため、収納間隙部60内でも、Y軸後ろカバー26は傾くことなく安定して支持される。さらに、一対の支持ローラ68bによって、Y軸後ろカバー26を収納間隙部60内にスムーズに収納することができる。以上のような機構によって、Y軸後ろカバー26は、ベッド2上のY軸方向において、ズレることなく移動することができる。なお、図4に示すY軸後ろカバー26が、「第1のカバー」に相当し、カバー支持部65およびローラ支持ユニット68が、「支持部材」に相当する。
次に、収納間隙部60について説明する。図2に示すように、収納間隙部60は、コラム12の下部と、ベッド2上部との間に設けられている。この収納間隙部60は、一枚の板金からなるY軸後ろカバー26を収納するために設けられている。そのため、収納間隙部60のY軸方向に直交する断面は、Y軸後ろカバー26の略山形形状に合わせ、逆五角形型になっている。また、図5に示すように、収納間隙部60の下部において、ベッド2上には、板金からなるコラム下カバー64が設けられている。このコラム下カバー64は、収納間隙部60内に、切り屑やクーラントの飛沫が侵入した際に、ベッド2の上面にそれらが付着しないようにするためのものである。例えば、高温となった切り屑とベッドとの温度差が大きい場合、又はクーラントとベッドとの温度差が大きい場合、それらが直接接触すると、ベッド2の上部はそれら温度差により変形してしまう。しかし、本実施形態では、切り屑やクーラントの飛沫はコラム下カバー64上に落下するので、それら温度差によるベッド2の変形を防止することができる。なお、図5に示すコラム下カバー64が、「第2のカバー」に相当する。
一方、図5および図6に示すように、収納間隙部60の外縁に接触するコラム12下部の前方側端部(加工テーブル7側端部)には、Y軸方向前方側に突出され、Y軸方向に直交する断面が略山形の鍔部27が設けられている。そしてこの鍔部27のコラム12側の一端部には、鍔部27に対して略垂直上方に所定幅を折り返して形成された平面視略山形の固定部27aが設けられている。さらに、この固定部27aを、コラム12下部前面の、収納間隙部60に面する縁近傍に沿って当接し、固定部27aの長手方向に沿って複数のボルト66をパッキン66a(図6参照)を介して固定することにより、鍔部27がコラム12の下部に固定される。そして、このような鍔部27の裏面に沿って、Y軸後ろカバー26が内挿され、収納間隙部60に収納される。
次に、シール部材67について説明する。略帯状のシール部材67は、合成樹脂からなる弾性体で構成され、図6および図7に示すように、鍔部27の前方側端部(加工46テーブル7側端部)の裏面に固定されている。このシール部材67は、平面視略帯状のシール部67aと、該シール部67aの長手方向に直交する方向の一端部が略直角に折り返されて形成されたシール固定部67bとで構成されている。そして、図7に示すように、シール固定部67bが、鍔部27の前方側端部の裏面に接着して固定される。このとき、シール部67aの前記一端部とは反対の他端部が、Y軸後ろカバー26の上面に接触する。これにより、シール部材67は、収納間隙部60におけるY軸後ろカバー26上にできる隙間を塞ぎ、切り屑やクーラントの飛沫が、収納間隙部60内に侵入するのを防止することができる。さらに、Y軸後ろカバー26が収納間隙部60内に向かって移動する際に、Y軸後ろカバー26の上面に付着した切り屑などは、シール部材67によって外部に掻き出される。したがって、Y軸後ろカバー26の上面に付着する切り屑を掻き出すスクレーパ的な役割を果たすことができ、Y軸後ろカバー26の上面を常時綺麗にすることができる。
以上説明したように、本実施形態におけるマシニングセンタ1は、コラム12の下部とベッド2上との間に、Y軸後ろカバー26を収納できる収納間隙部60を設けたことで、Y軸後ろカバー26を一枚の板金で構成できる。これにより、Y軸後ろカバー26を安価に製造できるので、マシニングセンタ1にかかる部品コストを削減することができる。また、一枚の板金で成型されるため、Y軸後ろカバー26の製造が非常に簡単である。さらに、収納間隙部60内において、ベッド2上にはコラム下カバー64が設けられているので、収納間隙部60内に切り屑やクーラントの飛沫が侵入しても、それらは、コラム下カバー64上に落下するので、それら温度差によるベッド2の変形を防止することができる。また、鍔部27の前方側端部には、Y軸後ろカバー26の上面に当接するシール部材67が設けられているので、Y軸後ろカバー26の上面に付着する切り屑を掻き出すことができる。さらに、シール部材67は、収納間隙部60におけるY軸後ろカバー26上にできる隙間を塞いで、切り屑やクーラントの飛沫が、収納間隙部60内に侵入するのを防止することができる。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されることなく、各種の変形が可能である。
例えば、シール部材67の材質は、本実施形態では可撓性を有する合成樹脂を使用したが、これに限られず、ゴムのような弾性体でもよい。
また、収納間隙部60内にのベッド2上には、コラム下カバー64を設けたが、ベッド2上全体を保護するカバーに連続するコラム下カバー64としてもよい。
さらに、鍔部27の前方側端部へのシール部材67の取り付けは、接着剤に限らず、リベットや頭部の薄いネジで複数箇所を固定するようにしてもよく、上記実施形態に限定されない。
また、Y軸後ろカバー26を1枚の板金で構成しているが、複数枚の板金を螺子やリベットで接合して一枚状にしたものでもよい。
本発明の工作機械は、縦型マシニングセンタのみならず、横型マシニングセンタにも適用できる。
スプラッシュカバーを取り外したマシニングセンタ1の内部構造を示す断面図である。 図1に示すA−A線矢視方向断面図である。 マシニングセンタ1の背面図である。 ベッド2の斜視図である。 図2に示す収納間隙部60近傍を示す部分拡大図である。 図5に示すY軸後ろカバー26の上面近傍を示す部分拡大図である。 図6に示すB−B線矢視方向断面図である。
符号の説明
1 マシニングセンタ
2 ベッド
7 加工テーブル
12 コラム
26 Y軸後ろカバー
60 収納間隙部
63 ガイド溝部
64 コラム下カバー

Claims (7)

  1. ワークと工具とをX、Y、Z軸の3方向に相対移動させて前記ワークを加工する工作機械において、
    前記工作機械の基台となるベッドと、
    前記ベッド上に設けられ、工具を装着した主軸機構を移動可能に支持するコラムと、
    当該ベッド上で前記コラムに対向する方向に延設された第1のガイド部と、
    当該第1のガイド部に沿って移動し、前記ワークが載置されるテーブルと、
    当該テーブルと前記コラムとの間にある前記第1のガイド部を上方から覆うようにして設けられた第1のカバーと、
    前記コラム下部と前記ベッド上との間に設けられ、前記第1のガイド部に沿って、前記コラム側に移動する前記第1のカバーを収納可能な収納間隙部と
    を備え、
    前記第1のカバーは、少なくとも一枚の板からなることを特徴とする工作機械。
  2. 前記第1のカバーは、移動方向に対して垂直方向の断面形状が略山形に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記コラム下部の、前記テーブル側端部には、前記第1のカバーの上面に接触するシール部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の工作機械。
  4. 前記シール部材は弾性体であることを特徴とする請求項3に記載の工作機械。
  5. 前記ベッドに設けられるとともに、前記第1のガイド部と平行に延設され、前記第1のカバーを案内する第2のガイド部を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の工作機械。
  6. 前記収納間隙部内に設けられ、前記第1のカバーを、前記第1のカバーの裏面から摺動可能に支持する支持部材を備えたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の工作機械。
  7. 前記収納間隙部には、前記ベッドの上面を覆う第2のカバーが設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の工作機械。


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