JPH07201706A - 半導体装置の製造方法、x線マスク構造体の製造方法、x線マスク構造体、該x線マスク構造体を用いたx線露光方法及びx線露光装置、該x線露光方法を適用して製造される半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法、x線マスク構造体の製造方法、x線マスク構造体、該x線マスク構造体を用いたx線露光方法及びx線露光装置、該x線露光方法を適用して製造される半導体装置

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JPH07201706A
JPH07201706A JP34897393A JP34897393A JPH07201706A JP H07201706 A JPH07201706 A JP H07201706A JP 34897393 A JP34897393 A JP 34897393A JP 34897393 A JP34897393 A JP 34897393A JP H07201706 A JPH07201706 A JP H07201706A
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ray
mask structure
substrate
etching
pattern
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Keiko Chiba
啓子 千葉
Hiroshi Maehara
広 前原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度な半導体装置の製造方法を提供し、且
つX線吸収体パターン形成後にも応力制御されたX線マ
スクを作製することにより、高精度X線マスク構造体及
びその製造方法、更には該X線マスク構造体を用いたX
線露光方法と該X線マスク構造体を用いて作製された半
導体装置を提供すること。 【構成】 基板上に形成された所定の部材をエッチング
加工又はプラズマ処理する工程を具備した半導体装置の
製造方法であって、該エッチング又はプラズマ処理工程
において基板及び被エッチング部材又はプラズマ処理部
材の応力制御を行うことを特徴とする半導体装置の製造
方法、更に、X線マスク構造体の製造方法、X線マスク
構造体、該X線マスク構造体を用いたX線露光方法及び
X線露光装置、更に該X線露光方法を適用して製造され
る半導体装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法及
び、X線露光用のX線マスク構造体及びその製造方法、
更には該X線マスク構造体を用いたX線露光方法及びX
線露光装置、更に該X線露光方法を用いて作製された半
導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の高密度高速化に
伴い、集積回路のパターン線幅が縮小され、半導体装置
の製造方法にも一層の高精度の微細加工が要求されてき
ている。この為、高精度エッチング技術や、焼き付け装
置として露光波長にX線領域(2〜20Å)の光を利用
したステッパが開発されつつある。又、集積回路の高密
度化により、トレンチや配線パターンの形成に更なる高
アスペクトの微細加工技術が要求されている。又、X線
露光装置で用いるX線マスク構造体のX線吸収体の加工
にも同様に高アスペクトの加工技術が必要となってきて
いる。ドライエッチング時に高アスペクト加工を行うに
は、エッチングマスク材との選択性を上げねばならない
が、選択性を上げると等方的にエッチングされる場合が
多く、サイドエッチング量が大きくなってしまう。そこ
で、エッチング速度を落とすことなくサイドエッチング
量を減らして、高アスペクトの加工を行う手法の1つと
して低温エッチング等の方法が提唱されている(第35
回応用物理学会28a-G−1 〜6)。 又、X線露光装置で用いられるX線マスク構造体は所望
のパターンを有するX線吸収体、該吸収体を支持する支
持膜(X線透過膜)、該支持膜を保持する保持枠とから
なるが、X線吸収体パターンには、サブミクロン以下の
線幅と、且つその露光に見合う位置精度とが要求され
る。更に、X線露光では、マスクと被転写物を数十ミク
ロン以下に保つプロキシミティ露光がとられる為、高精
度な平面度を持つX線マスクが要求される。これに対
し、X線吸収体層は、通常厚さが数ミクロンの支持膜上
に成膜される為、吸収体層がパターニングされるとその
内部応力によって吸収体パターンの位置ずれを起こす。
又、支持膜は通常Si基板上に成膜され、X線透過率を
得る為にその後バックエッチングされるが、応力が圧縮
の場合は弛みを生じ、大きい引張応力の場合はSi基板
を大きくそらせ、平面度を悪化させたり破損させたりす
る。
【0003】
【発明が解決しようとしている問題点】上記した従来の
半導体装置の製造方法における、緻細加工技術、特にエ
ッチング加工技術や、プラズマ処理技術、X線露光技術
には、次の様な問題があった。先ず、エッチング加工又
はプラズマ処理時には、通常熱が発生する為、基板と被
加工物間の熱膨張率の差により応力が発生する。そし
て、この応力はプラズマに曝されることや、パターンを
形成することによって開放されたり緩和される。しか
し、その後、エッチング又はプラズマ処理終了時に基板
が常温に戻る際、基板と被加工物間の熱膨張率の差によ
り応力が再度発生する。この為、最終的に基板や被加工
物に内部応力が残留し、クラックが生じたり基板が大き
くそり、次の工程に支障がでてくる。この為、エッチン
グ又はプラズマ処理中の温度制御を行うべく、装置内に
は工夫が施されているが、被加工物表面の温度制御は難
しいという問題がある。又、サイドエッチング量を減ら
すことの出来る低温エッチングでは、0℃以下、例え
ば、−50℃等に冷却して加工を行うので、エッチング
中における温度差は避けられないものとなり、被加工物
に応力が発生し、クラックや基板のそりを起こした。
【0004】一方、X線露光技術に使用されるX線マス
ク構造体における支持膜や吸収体では、その応力制御の
為、支持膜、X線吸収体の双方の成膜条件、成膜後の処
理(例えば、アニール、イオン注入等) 等の様々な検討
がなされている。例えば、成膜時応力制御の1つとし
て、基板をそらせた状態で成膜することで応力を緩和す
る手法が、支持膜については特開平4−314322号
及び特開平5−36590号に、吸収体については特開
平4−320320号等が提案されている。しかし、成
膜時又は成膜後に応力制御を行っても、上記した様に、
エッチング又はプラズマ処理を行った際の熱的な変動に
より、成膜時に応力制御された膜に再度応力が発生し、
最終的なパターンに位置ずれとそりが発生する。又、特
開平4−309220号において提案されている様に、
サブミクロン以下の微細で且つ高アスペクトなX線吸収
体パターンを形成する為には、低温エッチングを用いる
ことが必要とされているが、この場合、エッチング中に
おける温度差は避けられないものであり、大きなパター
ンの位置ずれとそりが発生する。特に、X線吸収体にA
uを用いた場合は、熱により結晶構造を伴った応力変化
が生じ易く(特開平5−102012号)、且つ通常基
板に用いられるSiとの熱膨張率の差が大きい為、特に
大きなパターンの位置ずれとそりがを発生する。
【0005】従って、本発明の目的は上記の従来技術の
問題点を解決し、高精度な半導体装置の製造方法を提供
し、且つX線吸収体パターン形成後にも応力制御された
X線マスクを作製することにより、高精度X線マスク構
造体及びその製造方法、更には該X線マスク構造体を用
いたX線露光方法及びX線露光装置、更に該X線マスク
構造体を用いて作製された半導体装置を提供することに
ある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】上記の目的は、下記の
本発明によって達成される。即ち、本発明は、基板上に
形成された所定の部材をエッチング加工又はプラズマ処
理する工程を具備した半導体装置の製造方法であって、
該エッチング又はプラズマ処理工程において基板及び被
エッチング部材又は被プラズマ処理部材の応力制御を行
うことを特徴とする半導体装置の製造方法、X線マスク
構造体の製造方法、X線マスク構造体、該X線マスク構
造体を用いたX線露光方法及びX線露光装置、更に該X
線露光方法を適用して製造される半導体装置である。
【0007】
【作用】本発明の半導体装置の製造方法によれば、特
に、被加工物の熱膨張率が基板の熱膨張率よりも大きく
且つエッチングを行う等の場合に、基板を凹型に湾曲さ
せる等の状態でエッチング等を行い、常温に戻ってから
湾曲を状態を解除する為、半導体装置の製造方法におけ
るエッチング工程での応力を小さくすることが出来る。
基板を湾曲させる量に関しては、パターン密度にもよる
ので、湾曲させずに作製したダミー基板のそり量を予め
測定しておき、この量をフィードバックさせる。尚、応
力制御する手法としては、基板を湾曲させる代わりに基
板裏面に膜を形成する等の方法でもよい。
【0008】又、本発明のX線マスク構造体の製造方法
によれば、X線吸収体材料の熱膨張率が、支持膜及び支
持膜を支える基板の熱膨張率よりも大きい場合には、高
温処理の際には凸型に、低温処理の際には凹型に、夫々
基板を湾曲させた状態でX線吸収体のエッチング又はプ
ラズマ処理を行い、エッチング又はプラズマ処理終了後
に、基板をマスク使用温度に温度制御することによって
湾曲を解除し、支持膜のエッチング又はプラズマ処理工
程での応力を小さくすることが出来る。この結果、形成
されるX線吸収体パターンの位置精度が向上する。X線
吸収体材料の熱膨張率が、支持膜及び支持膜を支える基
板の熱膨張率よりも小さい場合には、高温処理の際には
凹型に、低温処理の際には凸型に、夫々基板を湾曲させ
た状態で工程を行う。上記の場合に基板を湾曲させる量
に関しては、X線吸収体のパターン密度にもよるので、
湾曲せずに作製したダミー基板のそり量又は位置ずれ量
を予め測定し、これらの値をフィードバックさせて設定
する。湾曲させる手法としては、機械的に力を加えるだ
けでなく、ガス等を用いて圧力差を利用してもよい。
又、応力制御する手法として、基板を湾曲させる代わり
に基板裏面に熱膨張による力が大きい膜を形成する等し
てもよい。
【0009】又、最終的にX線マスクとして使用する場
合には、支持膜を支えている基板をバックエッチングす
る必要があるが、通常バックエッチング時には熱が発生
する。パターニング前にバックエッチングを行う場合に
は、X線吸収体パターンの位置精度には影響を与えない
が、操作性が非常に悪くなる為、パターニング後にバッ
クエッチングする場合が多い。従って、パターニング後
にバックエッチングを行う場合には、支持膜のエッチン
グ時と同様に、基板のバックエッチング時にも応力制御
を行うことが好ましい。その際、そり量、位置ずれ量の
フィードバックに関しても同様に行なう。
【0010】尚、上記で説明した各エッチング又はプラ
ズマ処理工程時以外にも、X線マスク構造体を作製する
場合に、X線吸収体や支持膜(反射防止膜等の付加膜も
含む)の成膜(気相又は液相)、X線露光やEB描写に
よるパターン形成時、保持枠への補強体の接着時、検査
修正時等の各工程で応力が発生する為、作製されるX線
マスク構造体が最終的に満足し得る平面度及び位置精度
となる様に、これらを考慮して、上記したエッチング時
又はプラズマ処理時又はバックエッチング時に応力を制
御する。しかしできれば、機械的応力付与による破損等
を考慮し、更に、十分に満足する精度のものが得られる
点で、これらの成膜工程等の各工程毎に応力を制御する
方がより好ましい。
【0011】
【好ましい実施態様】次に、本発明を詳細に説明する。
本発明の半導体装置の製造方法は、基板上に形成された
所定の部材をエッチング加工又はプラズマ処理工程にお
いて、基板及び被エッチング部材又は被プラズマ処理部
材の応力制御を行うことを特徴とする。本発明の半導体
装置の製造方法は、従来の半導体装置の製造方法にほぼ
準じて行われるが、例えば、配線材料として金属材料が
用いられ、金属材料の配線パターンが基板上に形成され
るが、以下これについて説明する。使用される金属材料
としては、通常、Al及びW等が用いられる。基板とし
てはSiが用いられるが、表面にはSiO2 が形成され
ている場合が多い。先ず、この様な基板上に配線材料で
ある金属材料を成膜した後、所望のパターンをレジスト
にて形成した後、直接又はSiO2 等を介して金属材料
の膜をパターニングする。その際、高アスペクトのパタ
ーンを得る為には、0℃以下の低温エッチングを行う。
冷却の温度は、使用する装置の制御範囲にもよるが、通
常、0〜−120℃の低温でエッチングされる。使用す
るガスの流量や真空度等、様々な要因も関わって最適な
温度が選択されるが、−20〜−70℃の範囲でエッチ
ングするとよくエッチングされる。上記の材料を用いた
場合には、金属材料の方が基板材料よりも熱膨脹率が大
きい為、従来の方法によれば、エッチング終了後に常温
に戻る際に、金属膜に圧縮応力が生じる。
【0012】そこで、本発明では、上記した様な半導体
装置の製造方法において、先ず、応力を付与せずに作製
したダミー基板のそり量を予め測定しておき、同じ測定
方法でそりを測定しつつ、ダミー基板のそり量と同量の
凹型のそりを基板に与える等して力を付与する。この際
に応力制御する方法としては、上記の様に機械的に力を
加える方法だけでなく、熱膨張による力が使用する金属
材料よりも大きい膜(熱膨張率、厚さ、面積等による)
を基板の裏面に設ける等の方法によってもよい。その
後、力を付与された状態で金属材料がエッチングされた
基板の温度が常温に戻ってから付与された力を取り除く
と、同時に金属材料の応力も開放される。この結果、基
板にそりが生じることのない高アスペクトの配線パター
ンが提供される。
【0013】次に、本発明のX線マスク構造体の製造方
法について述べる。本発明のX線マスク構造体はX線吸
収体パターンと該パターンを支持する支持膜と該支持膜
を保持する保持枠とにより構成され、支持膜を形成する
工程と、支持膜上にX線吸収体層を形成する工程と、X
線吸収体層をエッチング加工又はプラズマ処理してX線
吸収体パターンを形成する工程とを具備し、且つ少なく
ともこれらのいずれかの工程で応力制御を行うことを特
徴とする。先ず、X線マスク構造体を構成するX線支持
膜は、X線を充分に透過し、且つ自己保形性を有するこ
とが必要となる為、1〜10μmの範囲内の厚さとされ
ることが好ましい。この様なX線支持膜は、例えば、S
i、SiO2 、SiN、SiC、SiCN、BN等の無
機膜、ポリイミド等の耐放射線有機膜、これらの単独又
は複合膜等の公知の材料から構成される。X線吸収体と
しては、X線を充分に吸収し、且つ被加工性がよいこと
かが必要となるが、0.2〜1.0μmの範囲内の厚さ
とされることが好ましい。この様なX線吸収体は、例え
ば、Au、W、Ta、Pt等の重金属、更にはこれらの
化合物にて構成される。X線支持膜を保持する為の保持
枠は、シリコンウエハー等によって構成され、更に該保
持枠には、X線マスク構造体の搬送等を補助する補強体
が付設されていてもよく、この補強体は、パイレックス
ガラス、Si、Ti、セラミックス等の材料にて構成さ
れる。本発明のX線マスク構造体はこの他に、X線吸収
体の保護膜、導電膜、アライメント光の反射防止膜等を
付設したものであってもよい。
【0014】上記の様な構成のX線マスク構造体におい
ては、所望のレジストパターンを形成した後、単層又は
多層レジスト等を介してX線吸収体がパターニングされ
る。その際、多層レジストのエッチング及びX線吸収体
自体のエッチングに、ドライエッチングが用いられる。
又、X線吸収体材料として金等を用いる場合は、めっき
等の堆積法を用いる場合が多いが、その際にはめっきの
電極の処理にエッチング又はプラズマ処理が用いられ
る。この時、保持枠でもあるシリコンウェハーは、X線
の透過領域の範囲をバックエッチングされていてもよ
く、保持枠に補強体が付設されていても構わない。
【0015】上記したドライエッチングの場合、高アス
ペクトのパターンを得る為には0℃以下の低温エッチン
グを行う場合が多いが、めっきの電極処理の様に高アス
ペクトを要求されない場合には、冷却されることなくエ
ッチング又はプラズマ処理される場合もある。この際の
冷却の温度は、使用装置の制御範囲にもよるが、0〜−
120℃でエッチングされる。ガスの流量や真空度等、
様々な要因も関わり最適な温度が選択されるが、好まし
くは−20〜−70℃の範囲とするとよくエッチングさ
れる。又、上記の材料を用いた場合には、X線吸収体材
料の熱膨脹率方が、支持膜や保持枠の材料の熱膨脹率よ
りも大きい為、低温エッチング終了後、X線マスク使用
温度に戻る際に、X線吸収体には圧縮応力が生じる。
又、支持膜にポリイミド等を用いた場合には、その種類
にもよるが、支持膜の方が熱膨張率が大きく引張応力が
生じることもある。又、めっきの電極の様に低温エッチ
ングを用いず、エッチング又はプラズマ処理温度がマス
ク使用温度よりも高くなってしまった場合で、X線吸収
体材料の熱膨張率の方が支持膜や保持枠の材料の熱膨張
率よりも大きい場合には引張応力が生じ、小さい場合に
は圧縮応力が生じる。
【0016】本発明においては、いずれの場合も、予
め、力を付与せずに作製したダミー基板のそり量を測定
し、又は吸収体位置ずれ量を測定する等しておき、エッ
チング工程において、同じ測定方法で反りを測定しつ
つ、反対方向で且つ同量のそりを基板に与える等して力
を付与して応力制御を行なう。又、この際の力を付与す
る方法としては、機械的に力を加える場合が多いが、ガ
スによる圧縮差を利用したり、熱膨張による力が金属材
料よりも大きい膜(熱膨張率、厚さ、面積等による)を
基板の裏面に設ける等するのも好ましい態様である。次
に、この様に力を付与された状態でエッチング又はプラ
ズマ処理された基板の温度がマスク使用温度に制御され
てから、基板から付与された力を取り除くと、同時にX
線吸収体の応力も解放される。この結果、位置ずれ量が
小さく平面度のよいX線マスク構造体を得ることが出来
る。
【0017】本発明では、上述した様なX線マスク構造
体を適用した優れたX線露光方法及びX線露光装置、更
に当該露光方法を具備したプロセスによって得られる優
れた特性の半導体装置が提供される。本発明のX線露光
方法及びX線露光装置は、上記した様な本発明のX線マ
スク構造体を介して、被転写体にX線露光を行うことで
X線吸収体パターンを被転写体に転写することを特徴と
するものであり、本発明の半導体装置(半導体デバイ
ス)は、上記したX線マスク構造体を介して、加工基板
にX線露光を行うことで、X線吸収体パターンを加工基
板上に転写し、これを加工、形成することで作製される
デバイスである。本発明のX線露光方法及びX線露光装
置は、上記した本発明のX線マスク構造体を用いること
を最大の特徴とし、又、本発明の半導体装置において
も、上記本発明のX線マスク構造体を用いることを最大
の特徴とする。
【0018】
【実施例】次に、図面を参照し、実施例を挙げて本発明
を更に具体的に説明する。 実施例1 図1は、本発明の半導体装置の製造方法の手順を示す断
面図である。以下、基板上に配線パターンを形成した半
導体装置を例にとって説明する。先ず、図1(a)に示
す如く、Si基板1上に、配線材料2としてタングステ
ン(W)をCVDにて成膜した後、その上にg線レジス
トTSMR−V3(東京応化社製)を塗付してg線ステ
ッパーにて所望のレジストパターン3を露光形成した。
次に、予め、力を付与せず上記の条件でエッチングした
ダミー基板に生じたそりを高精度レーザー干渉計ZYG
O MARK−IVXP(キヤノン製)にて測定してお
き、図1(b)に示した様に、同様のレーザー干渉計で
基板のそりを測定しつつ、ダミー基板と同量のそりで上
記の基板が凹型となる様に、機械的な力を加える治具4
を用いて図1(a)に示した基板を湾曲させた。次に、
図1(c)に示す如く、凹型に湾曲した基板をRFパワ
ーを印加する平行平板型反応性イオンエッチング装置内
にセットし、エッチングガスにSF6 を用い、−30℃
に冷却してエッチングを行い、Wのパターニングを行っ
た。次に、基板を治具4で保持した図1(c)で示す状
態のままで基板を常温に戻した後、治具4を取りはず
し、図1(d)に示す状態とした。この結果、Wのパタ
ーンにクラックや基板にそりが生じることがなく、高ア
スペクトの配線パターンを形成することが出来た。
【0019】実施例2 図2は、本発明の第2の発明であるX線マスク構造体の
製造方法の製造過程を示す断面図である。先ず、図2
(a)に示す如く、最終的に保持枠11となるSi基板
上に、図中に12で示したX線透過膜となるSiNから
なる支持膜をCVDにて2.0μmの厚さに成膜し、続
いてスパッタリング装置にて、X線吸収体層13とし
て、Wを0.8μmの厚さに成膜した。次に、Si基板
をKOHで、X線透過領域のみバックエッチングした。
Si基板のバックエッチングは、Wを成膜する前に行っ
ても構わない。尚、WでX線吸収体層を形成する際には
CVDで作製してもよいし、X線吸収体層の形成材料と
してWNx 等の化合物を用いてもよい。次に、予め、力
を付与せず同条件で作製したダミー基板に生じたそり
を、高精度レーザー干渉計で測定しつつ、且つ位置精度
を測長SEM(EM−1000、日立製作所製)で測定
する。図2(b)に示す如く、発生した応力を解放する
のに適切な厚さを有する応力付与膜15として、Au膜
を支持膜12の裏面に抵抗加熱蒸着にて形成した。形成
するAu膜の厚さは、AuはWよりも熱膨張率が大きく
裏面の全面に成膜されるので、Wのパターン密度にもよ
るがWの1/3以下の厚さとなる為、KI/I2 溶液で
容易に剥離することが出来る。尚、応力付与膜15とし
ては、SiNよりも熱膨張率が大きいものであればいず
れのものも厚さで適宜調整することが出来るが、Wを犯
すことなく剥離することが出来るものを使用するのが好
ましい。次に、図2(c)に示す如く、EBレジストA
Z−PN100(ヘキスト社製)を用い、EB描画装置
にて所望のパターン14を形成した。次に、図2(d)
に示す如く、上記の様な基板をRFパワーを印加する平
行平板型反応性イオンエッチング装置内にセットし、エ
ッチングガスにSF6 を用い、−50℃に冷却してエッ
チングを行い、Wのパターニングを行った。次に、図2
(d)の状態のまま、X線露光装置と同じ温度に制御さ
れた恒温ブースに入れる等し、マスク使用温度まで温度
制御し、応力付与膜15であるAuを剥離し、図2
(e)で示す様なX線マスクを作成した。作成されたX
線マスクのそりと位置精度を測定したところ、平面度
0.32μm以下、位置精度0.03μmであり、いず
れも測定精度内であった。
【0020】実施例3 図3は、X線マスク構造体の第2の実施例の製造過程を
示す断面図である。先ず、図3(a)に示す如く、最終
的に保持枠21となるSi基板上に、図中に22で示し
たX線透過膜となる支持膜としてSiCをCVDにて、
2.0μmの厚さに成膜し、続いてX線吸収体となるA
uをめっきする為の電極26となるAu膜を、0.05
μmの厚さにEB蒸着装置にて成膜した。次に、Si基
板を、X線透過領域のみKOHを用いてバックエッチン
グした。尚、Si基板のバックエッチングは電極Auの
成膜前に行なっても構わない。又、電極Auの密着性向
上の為、Cr、Ti等を5nm程の厚さに成膜する場合
が多い。次に、図3(b)に示す如く、電極上にEBレ
ジストOEBR−1000(東京応化社製)をEB描画
装置にて所望のパターン24に形成した。次に、図3
(c)に示す如く、亜硫酸系Auめっき液ニュートロネ
クス309(EEJA社製)を用いて、Auを0.7μ
mめっきし、X線吸収体23を形成する。レジストは、
専用剥離液にて剥離する。予め、同条件で作製したダミ
ー基板に生じたそりを、高精度レーザー干渉計で測定し
つつ、且つ位置精度を測長SEM(EM−1000、日
立製作所製)で測定しておく。次に、図3(c)の状態
の基板を、RFパワーを印加するプラズマエッチング装
置にセットし、電極26をArや02 ガスを用いてエッ
チング又はプラズマ処理する。その際、図3(d)で示
す様に、エッチング又はプラズマ処理中の圧力差が、発
生した応力を解放するのに適切な圧力差となる様にガス
を調整しつつ流し、処理を施し、図3(e)で示す状態
とした。尚、圧力を調整するガスとしては、反応に用い
るガスでもHe等を用いてもよい。次に、図3(e)の
状態のままマスク使用温度まで温度制御し、圧力差をな
くし、図3(f)に示す状態とした。この結果得られた
X線マスク構造体のそりと位置精度を測定したところ、
平面度が0.32μm以下、位置精度が0.03μm以
下であり、いずれも測定精度内であった。
【0021】実施例4 本発明のX線マスク構造体の第3の実施例について、図
4に示す製造過程の断面図に従って以下説明する。図4
(a)に示す如く、最終的に保持枠31となるSi基板
上に、図中、32で示したX線透過膜となるX線吸収体
パターンの支持膜としてSiNをCVDにて2.0μm
の厚さに成膜し、続いてスパッタリング装置にてX線吸
収体層33としてAuを、0.7μmの厚さに成膜し
た。次に、その上に多層レジストの下層34’となるポ
リイミド膜PIQ(日立化成製)を1.0μmの厚さに
塗付した。更に、Si含有レジストSNR(東洋曹達
製)を塗付し、EB描画装置を用いて所望のレジストパ
ターン34を作製した。上記したX線吸収体層やレジス
ト等の成膜や描画の際にも、下記の方法で予め測定した
そり量を基板に与えて応力制御を行った。予め、同条件
で作製した各工程におけるダミー基板に生じたそりを高
精度レーザー干渉計で測定し、且つ位置精度を測長SE
M(EM−1000、日立製作所製)で測定しておく。
図4(a)の基板をRFパワーを印加するプラズマエッ
チング装置にセットし、図4(b)の様に、実施例1と
同様の方法で予めダミー基板で測定しておいたそりを凹
型となる様に基板に与え、−40℃にて02 ガスを用い
てエッチングを行った。次に、X線吸収体層33である
Auのエッチングを、実施例1と同様の方法で、予めダ
ミー基板で測定したそり量を基板に図4(c)で示した
様にして与え、実施例1と同様の装置で、−20℃、C
Cl22 ガスを用いてエッチングを行った。次に、図
4(d)に示す如く、Si基板31を、KOH溶液中で
X線透過領域のみ、110℃で8時間バックエッチング
し、保持枠31を形成した。その際にも、予めダミー基
板を用いてそり量を測定しておき、機械的にそりを基板
に与えた。次に、図4(d)の状態でマスク使用温度ま
で温度制御し、圧力差をなくし、図4(e)の状態とす
る。この結果、得られたX線マスク構造体のそりと位置
精度を測定したところ、平面度0.32μm以下、位置
精度0.03μm以下であり、いずれも測定精度内であ
った。この様に各工程で応力が発生する場合には、実施
例中には詳細に述べていないが、支持膜や吸収体の成膜
時に生じた応力をも含めて最終的に応力が小さくなれば
構わないが、機械的に基板にそりを与えた場合の破損等
を考えた場合に、各工程ごとに応力制御を行う方がより
好ましい。
【0022】実施例5 図5は、本発明のX線露光装置を示す簡略図である。本
露光装置は、X線露光領域を区画するチャンバーGから
なり、図中、X線発生源は省略されているが、一般的に
はSOR光が用いられる。チャンバーGは窓ポートAに
よってX線発生源とX線露光領域を遮られている。チャ
ンバー内は、X線レジスト等が塗付されたシリコンウェ
ハー等の被露光物Eを所定位置に固定する為のウェハー
チャックFと、実施例2〜4の方法で作製された本発明
のX線マスク構造体Dを、被露光物との所定の位置に重
ねる為のマスクチャックBと、X線マスク構造体Dとウ
ェハーEの相対的な位置関係を検出する為のアライメン
ト検出部Cとから構成されている。上記の本発明のX線
露光装置を用いて、マスクDとウェハーEのギャップを
30μmに設定し、アライメント検出部Cを用いてマス
クDとウェハーEのアライメントを行ない、50mJ/
cm2 の条件でX線露光を行ったところ、0.25μm
以下の微細なパターンの高精度な焼き付けを行うことが
出来た。
【0030】実施例6 次に、上記で説明したX線露光方法及びX線露光装置を
利用した半導体装置の製造方法の実施例を説明する。図
6は、半導体装置(ICやLSI等の半導体チップ、或
は液晶パネルやCCD等)の製造フローを示す。ステッ
プ1(回路設計)では、半導体デバイスの回路設計を行
う。ステップ2(マスク製作)では、設計した回路パタ
−ンを形成したX線マスクを実施例2〜4の方法を用い
て製作する。一方、ステップ3(ウエハ製造)では、シ
リコーン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ
4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意した
X線マスクとウエハを用いて、X線リソグラフィ技術に
よってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステップ
5(組立)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成
されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、
アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッ
ケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステッ
プ6で(検査)では、ステップ5で作製された半導体デ
バイスの動作確認テスト及び耐久性テスト等の検査を行
う。こうした工程を経て、半導体デバイスが完成し、こ
れが出荷(ステップ7)される。
【0031】図7には、上記ウエハプロセス(ステップ
4)での詳細なフローを示す。ステップ11で(酸化)
では、ウエハ表面を酸化させる。ステップ12(CV
D)では、ウエハ表面に絶縁膜を形成する。ステップ1
3(電極形成)では、ウエハ上に電極を蒸着によって形
成する。ステップ14(イオン打込み)では、ウエハに
イオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)で
は、ウエハにX線レジストを塗布する。ステップ16
(露光)では、上記説明したX線露光装置によってマス
クの回路パターンをウエハに焼付け露光する。ステップ
17(現像)では、露光したウエハを現像する。ステッ
プ18では(エッチング)では、現像したレジスト像以
外の部分を削り取る。高アスペクトパターンが必要とさ
れる場合は実施例1の様に低温エッチングを行う。ステ
ップ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不
要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰
り返し行うことによって、ウエハ上に多重に回路パター
ンが形成される。本実施例によれば、本発明X線マスク
構造体の構成に起因して、従来は製造が難しかった高集
積度の半導体デバイスを製造することが出来る。
【0023】
【発明の効果】以上の様に、本発明の半導体装置の製造
方法によれば、エッチング又はプラズマ処理工程におい
て、被加工基板に力を付与させた状態でエッチング又は
プラズマ処理を行い、エッチング終了後に基板に付与さ
れた力を取り除くことによって応力制御を行なうことに
より、被加工物の応力を小さくすることが出来る結果、
応力により破損やそりが発生することのない高精度な半
導体装置を提供することが出来た。又、本発明のX線吸
収体と該吸収体を支持する支持膜、該支持膜を保持する
保持枠とからなるX線マスク構造体の製造方法におい
て、X線マスク構造体に力を付与させた状態でエッチン
グ又はプラズマ処理等を行い、エッチング又はプラズマ
処理終了後にマスク使用温度に温度制御してから、力を
取り除くことにより応力制御を行い、平面度や位置精度
に優れた高精度X線マスク構造体を提供することの出来
る、X線マスク構造体及びX線マスク構造体の製造方法
を提供することが出来た。更に、本発明のX線マスク構
造体を用いるX線露光方法及びX線露光装置により被転
写体にX線吸収体パターンを転写することにより、高精
度X線露光方法及びX線露光装置を提供することが出来
た。又、本発明のX線露光方法によって加工基板上にX
線吸収体パターンを転写し、更にこれを応力制御された
エッチング又はプラズマ処理工程等を用いる本発明の半
導体装置の製造方法により、加工、形成して作製するこ
とにより、高精度の半導体デバイスを提供することが出
来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の半導体装置の製造方法の製造
工程の一例を示す断面図である。
【図2】図2は、本発明のX線マスク構造体の製造工程
の一例を示す断面図である。
【図3】図3は、本発明のX線マスク構造体の製造工程
の他の例を示す断面図である。
【図4】図4は、本発明のX線マスク構造体の製造工程
の更に他の例を示す断面図である。
【図5】図5は、本発明のX線露光装置の一例の概略図
である。
【図6】図6は、本発明に用いた半導体デバイスの製造
フローである。
【図7】図7は、本発明に用いたウェハープロセスのフ
ローである。
【符号の説明】
1 ;基板 2 ;被加工物 3 ;レジスト 4 ;湾曲用治具 11,21,31;保持枠 12,22,32;支持膜(X線透過膜) 13,23,33;X線吸収体 14,24,34,34’;レジスト 15;応力付与膜 26;電極 A;窓ポート B;マスクチャック C;アライメント検出部 D;X線マスク E;被露光物 F;ウェハーチャック G;チャンバー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された所定の部材をエッチ
    ング加工又はプラズマ処理する工程を具備した半導体装
    置の製造方法であって、該エッチング又はプラズマ処理
    工程において基板及び被エッチング部材又は被プラズマ
    処理部材の応力制御を行うことを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 X線吸収体パターンと該パターンを支持
    する支持膜と該支持膜を保持する保持枠とにより構成さ
    れるX線マスク構造体を製造する方法において、支持膜
    を形成する工程と、支持膜上にX線吸収体層を形成する
    工程と、X線吸収体層をエッチング加工又はプラズマ処
    理してX線吸収体パターンを形成する工程とを具備し、
    且つ少なくともこれらのいずれかの工程で応力制御を行
    うことを特徴とするX線マスク構造体の製造方法。
  3. 【請求項3】 X線吸収体層が金からなる請求項2に記
    載のX線マスク構造体の製造方法。
  4. 【請求項4】 エッチング加工又はプラズマ処理に低温
    処理を採用する請求項2に記載のX線マスク構造体の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 支持膜の成膜時及び/又はX線吸収体層
    を形成する工程において応力制御を行う請求項2に記載
    のX線マスク構造体の製造方法。
  6. 【請求項6】 X線吸収体パターンと、該パターンを支
    持する支持膜と、該支持膜を保持する保持枠を具備した
    X線マスク構造体であって、請求項2〜請求項5のいず
    れかに記載の方法によって製造されたことを特徴とする
    X線マスク構造体。
  7. 【請求項7】 被露光部材に対して、請求項6に記載の
    X線マスク構造体を介してX線露光を行ってX線吸収パ
    ターンを転写することを特徴とするX線露光方法。
  8. 【請求項8】 X線源及び請求項6に記載のX線マスク
    構造体を備え、且つ該X線マスク構造体を介して被露光
    部材に対しX線露光を施して所定パターンを転写するこ
    とを特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のX線露光方法にしたが
    って、基板上に形成された被露光部材にパターンを転写
    し、該基板を加工する工程を具備したプロセスによって
    製造されることを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載のX線露光方法にした
    がって、基板上に形成された被露光部材にパターンを転
    写し、続いて基板及び/又は被露光部材を応力制御した
    状態で基板のエッチング加工又はプラズマ処理を行う工
    程を具備したプロセスによって製造されることを特徴と
    する半導体装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008277541A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Toshiba Corp 光反射型マスクと光反射型マスクの作製方法及び半導体装置の製造方法
KR101974575B1 (ko) * 2017-12-01 2019-05-02 포항공과대학교 산학협력단 싱크로트론 엑스선을 이용한 초소형 다중 경사 구조체 제조 방법

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