JPH07201610A - インダクタンス素子およびこれを用いた集合素子 - Google Patents

インダクタンス素子およびこれを用いた集合素子

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JPH07201610A
JPH07201610A JP6313980A JP31398094A JPH07201610A JP H07201610 A JPH07201610 A JP H07201610A JP 6313980 A JP6313980 A JP 6313980A JP 31398094 A JP31398094 A JP 31398094A JP H07201610 A JPH07201610 A JP H07201610A
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JP
Japan
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magnetic
inductance element
core
lead wire
magnetic core
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JP6313980A
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Norio Matsumoto
規雄 松本
Takashi Matsuoka
孝 松岡
Takehiko Onomi
毅彦 尾身
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F5/00Coils
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/04Fixed inductances of the signal type  with magnetic core
    • H01F17/06Fixed inductances of the signal type  with magnetic core with core substantially closed in itself, e.g. toroid
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F3/00Cores, Yokes, or armatures
    • H01F3/04Cores, Yokes, or armatures made from strips or ribbons
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/04Fixed inductances of the signal type  with magnetic core
    • H01F17/06Fixed inductances of the signal type  with magnetic core with core substantially closed in itself, e.g. toroid
    • H01F2017/065Core mounted around conductor to absorb noise, e.g. EMI filter

Abstract

(57)【要約】 【目的】 チョークコイル等のインダクタンス素子の小
型化を具体的に実現する。 【構成】 磁性合金薄帯を巻回し、その中心近傍に中空
部を設けた磁心と前記磁心の中心部を貫通して配置され
たリード線からなり、比透磁率μが100〜10000
の範囲にあるインダクタンス素子とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インダクタンス素子に
関し、さらに詳しくは、スイッチング電源回路において
電流を平滑化し、あるいは高周波成分を遮断するために
使用されるチョークコイル等に適したインダクタンス素
子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、高周波領域で大電流の制御を
行う、たとえばスイッチング電源回路においては、交流
電力を直流化するために、あるいは、直流電流もしくは
低周波の交流電流から高周波成分を遮断するために、チ
ョークコイルを用いている。
【0003】一方、電子機器本体の小型化、薄型化によ
る用途拡大にともない、スイッチング電源回路自体を薄
型化するためにその構成部品であるチョークコイル等に
も小型化・低背化が要求されている。
【0004】一例を示せば、製品の高さを2分の1イン
チにするために、使用する部品としてはクリアランスを
考慮してその高さ(長さ)が10mm以下のものが必要と
なってきている。すなわち、この種のトランス、チョー
クコイル等の磁性部品では、低背化が遅れており、特に
10W以上の電力を扱う分野では、この種の小型部品が
存在していないのが現状である。
【0005】さらに、前記回路の放熱効率を向上させる
目的からも回路全体の薄型化が要求されている。これら
の要求の下に、フェライト磁性粉末は自由な形状で成形
できる特徴が活かされて、薄型のチョークコイルを始め
とする薄型の磁性部品が実現されている。
【0006】しかしながら、フェライト磁性体の飽和磁
束密度は金属磁性体に比較して低いため、それぞれの磁
性体からなる同一性能のチョークコイルを比較した場合
には必ずしも小型化が十分とはいえない。
【0007】このような点から、フェライト磁性体より
もさらに高い飽和磁束密度を有する非晶質磁性合金ある
いは微結晶磁性合金の薄帯をチョークコイルとして使用
することにより、小型のチョークコイルを得る技術が注
目されている。
【0008】このような素子では、所定の帯幅を有する
磁性合金薄帯を巻回して、所定内径の空心部を備えたト
ロイダル形状の磁心を得、これに所定の熱処理を施した
後、樹脂ケースに収納、あるいは樹脂コーティングを施
してその薄帯巻回部分に所定回数の巻き線を行ったもの
である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、非晶質磁性
合金および微結晶磁性合金は、前述のように従来のフェ
ライトに対して飽和磁束密度が高いためにフェライトよ
りもさらに小型のチョークコイルが得られるわけであ
る。
【0010】コイルの磁心は前述の磁性合金薄帯を巻回
して得られるため、トロイダル磁心に導線を鎖交するよ
うにコイルを構成する場合、磁心の高さを抑制するため
には薄帯の幅を狭くする必要がある。
【0011】しかし、磁性合金薄帯の幅を狭くすること
は巻回作業性を著しく悪化させてしまう。すなわち、薄
帯の幅が狭くなるために、薄帯の対引張力が低下して、
規定の張力をかけて軸芯への巻回を行う際に薄帯が引き
切れてしまう恐れが高くなる。
【0012】また、ケースあるいはコーティング樹脂の
厚みや、巻き線の厚みのために折角薄帯を狭くしても製
品としてのチョークコイル全体の薄型化の効果は少ない
ことが本発明者によって認識された。
【0013】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、その目的はこの種のチョークコイル等のイ
ンダクタンス素子の小型化を具体的に実現することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば磁性合
金薄帯を巻回するかあるいは磁性合金薄帯を積層してな
り、その中心近傍に中空部を設けた磁心と前記磁心の中
心部を貫通して配置されたリード線からなり、該磁心の
比透磁率μが100〜10000の範囲にあるインダク
タンス素子とした。
【0015】前記磁性合金薄帯の飽和磁束密度BS
0.6T以上とすることが好ましい。前記磁心の飽和磁
束密度BS(T),比透磁率μ,磁心の外径φo(m)および内
径φi(m)の関係を0<BSφo/μφi 2≦10を満足する
ことが好ましい。
【0016】磁性合金薄帯としては鉄基非晶質合金また
は鉄基微結晶合金の薄帯を用いることが好ましい。中空
部とは、例えば磁性合金薄帯を巻回するかあるいは磁性
合金薄帯を積層してなり、その中心軸部分に形成された
空間部を意味する場合のほか、この空間部に樹脂等を充
填してこの樹脂中にリード線を挿通させた場合も含む。
さらに本発明は、前記空間部にセラミックスからなるス
ペーサを挿入して、このスペーサ中にリード線を挿通さ
せた素子も含む。
【0017】また、本発明では、リード線に対して直接
磁性合金薄帯を巻回させて磁心を形成したものであって
もよい。要するに製品状態で巻回された磁性合金薄帯に
リード線が挿通された状態となっていればよい。
【0018】さらに、リード線に対して磁性合金薄帯を
巻回させる際に、磁性合金薄帯の巻回始めの部分にダミ
ーテープを設けておいてもよい。なお、リード線の抵抗
率は20μΩcm以下であることが好ましく、さらには2
μΩcm以下であることが望ましい。
【0019】本発明のインダクタンス素子の製造時に用
いる薄帯を構成する非晶質磁性合金の一例として、次式
で示される組成のものがある。 M100-aM'a (但し、式中MはFe,Coの群の中から選ばれる少な
くとも1種の元素を表し、M’はB,Si,C,Crの
群の中から選ばれる少なくとも1種の元素を表し、aは
原子%であり、その範囲は4以上40以下である。)ま
た、本発明のインダクタンス素子の製造時に用いる薄帯
を構成する非晶質合金の他の例としては、鉄基非晶質磁
性合金、特に次式で示される合金が例示される。
【0020】FexSiyzw (但し、式中MはCo,Ni,Nb,Ta,Mo,W,
Zr,Cu,Cr,Mn,Al,P,Cから選ばれた少
なくとも1種の元素を表し、x,y,z,wは原子%を
表しそれぞれ50≦x≦85,5≦y≦15,5≦z≦
25,0≦w≦10を満足する数値である。)これら合
金の非晶質薄帯は、溶湯急冷法として常用されている方
法により任意の組成と薄帯形状のものに容易に調整する
ことができる。また、これらは、通常、キュリー温度以
上かつ結晶温度以下の温度で適宜な熱処理を施すことに
より、種々の特性を改善することができる。
【0021】また、本発明のインダクタンス素子の製造
時に用いる薄帯を構成する微結晶磁性合金としては、例
えば次式に挙げるものを挙げることができる。 (Fe1-aa100-x-yM'xM"y (但し、式中、MはCo,Niの群の中から選ばれる少
なくとも1種の元素を表し、M'はSi,B,Ga,N
b,Mo,Ta,W,Ti,Zr,Cr,Mn,Hfの
群の中から選ばれる少なくとも1種の元素を表し、M"
はCu,Alの群の中から選ばれる少なくとも1種の元
素を表し、a,x,yはそれぞれ、0≦a≦0.5,0
≦x≦50,0≦y≦10(但しx,yは原子%を表し
ている)を満足する数を表す)この中では特に下記の一
般式(化1)で表される組成の微結晶合金が好ましい。
【0022】
【化1】
【0023】(但し、式中、MはCo,Niの群の中か
ら選ばれる少なくとも1種の元素を表し、M’はGa,
Nb,Mo,Ta,W,Ti,Zr,Cr,Mn,Hf
の群の中から選ばれる少なくとも1種の元素を表してい
る。また、a,x,b,z、αおよびβはそれぞれ下記
の関係式を満足する数を表す。
【0024】0≦a≦0.5 0≦z≦25 0≦x≦30 0≦α≦10 0≦y≦25 0≦β≦3(好ましくは0.1≦
β≦3) 0.1≦α+β≦10 5≦x+y+z≦40 但し、x,y,z,αおよびβは原子%を表す。)
【0025】この微結晶合金中の微結晶の粒径は500
オングストローム以下、好ましくは200オングストロ
ーム以下であることが望ましい。また、微結晶合金中の
結晶質は30%以上、好ましくは50%以上であること
が望ましい。
【0026】これらの合金の微結晶合金薄帯は、一旦非
晶質合金薄帯として得られた薄帯に、通常、結晶化温度
以上の温度で適宜な熱処理を施すことによって得られ
る。また、これらは、熱処理の条件を変化させることに
よって種々の磁性特性を改善(たとえば透磁率、重畳特
性、鉄損を改善等)することができる。
【0027】また、これらの薄帯の片側または両側の表
面にMgO,SiO2,Sb25などの絶縁体粉をたい
積させ、薄帯を巻回したものの積層面が互いに絶縁され
るように処理を施すことで種々の磁気特性を改善(例え
ば高周波での鉄損、透磁率を改善)できる。
【0028】本発明のインダクタンス素子の磁心は、前
記で得られた薄帯を巻回して製造される。これはまず、
所定の幅、厚みを有する薄帯を、所定の形状の芯体に巻
回する。芯体の断面形状としては、円のほか、四角形あ
るいは多角形でもよい。
【0029】薄帯巻回部の肉厚が所定の値になった時点
で薄帯の巻回操作を停止し、巻き戻りが起こらないよ
う、ポリイミド(商品名:「カプトン」、デュポン社
製)テープなどの高耐熱の粘着樹脂テープあるいはスポ
ット溶接で薄帯の巻回端部を磁心に固着するような処置
を行う。
【0030】そして、芯体を抜き去った磁心にリード線
を挿入する。この際、芯体として直接リード線を用いる
ことにより、磁心とリード線とが一体化したものが容易
に得られ、しかも別体の芯体を抜き取る作業が不要とな
り、製造コストおよび部品点数の低減を図ることができ
る。
【0031】また、本発明では、例えばリング状の磁性
合金薄体を積層し、薄体間を接着するかまたは樹脂含浸
等をすることによって、その中心近傍に中空部を有する
磁心を形成し、その磁心の中空部にリード線を貫通して
配置してもよい。
【0032】リード線の材料としては、アルミニウム、
アルミニウム合金、銅、銅合金、鉄合金かあるいはその
表面に酸化防止のためにメッキを施した導体を用いると
良く、リード線の具体例としては錫メッキ銅線、錫メッ
キ軟銅線、半田メッキ銅線、42アロイ線、CP線等が
あげられるが、この中では特に低抵抗率の錫メッキ銅線
が好ましい。
【0033】なお、リード線はその断面形状が同一また
は異なる複数の導線を束ねて磁心の中心に配置してもよ
く、これら複数の導線が互いに絶縁されている場合(被
膜線あるいはセラミックチューブで絶縁されたリード
線)には磁心の側壁側の長手方向に巻回してこれを巻き
線としてもよい。
【0034】次に前記で得られたリード線が取付けられ
た磁心を例えば比透磁率等の磁気特性を調整するために
熱処理する。なおリード線は熱処理後に取り付けてもよ
い。このときの熱処理の条件として、好ましくは、薄帯
を非晶質とするためには温度がキュリー温度以上かつ結
晶化温度以下、微結晶とするためには結晶化温度以上で
あり、熱処理時間は30分乃至24時間の範囲とする。
なおこのとき、薄帯の巾方向に磁界を0〜60kA/m
(たとえば5kA/m)かけたり、雰囲気を酸化性ガ
ス、還元性ガスあるいはチッ素、アルゴン等の不活性ガ
スにしたり、また磁心2に対して一定方向の力を加えな
がら熱処理を行うことにより、種々の特性を任意に調整
することができる。
【0035】その後、前記磁心をケースに入れ、または
エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂あるいはシリコン樹脂
等の樹脂による樹脂コーティングにより絶縁を施せば本
発明のインダクタンス素子が得られる。
【0036】本発明の素子においては、優れた電流重畳
特性を得るために、該素子における磁心の100kHz
における磁化曲線上の原点における比透磁率μが次の関
係を満足することが必要である。
【0037】100≦μ≦10000 本発明のインダクタンス素子は平滑チョークコイル、交
流ライン用チョークコイル、アクティブフィルタ用チョ
ークコイル、スイッチングコンバータ用チョークコイ
ル、あるいはノイズ低減素子等種々の用途に用いられ
る。
【0038】ここで、平滑用チョークコイル、あるいは
交流ライン用チョークコイル、アクティブフィルター用
チョークコイル及び/又はスイッチングコンバータ用チ
ョークコイルとして用いる場合には良好な重畳特性を得
るために前記磁心の比透磁率μは、100≦μ≦200
0の範囲であることが望ましい。
【0039】さらに好ましくは、比透磁率μが、500
≦μ≦2000を満足するように熱処理条件を調整する
ことにより、インダクタンスの電流重畳特性がさらに優
れたものとなる。
【0040】一方、ノイズ低減素子として用いる場合に
は、十分なノイズ低減能力を得るために前記磁心の比透
磁率μは、5000≦μ≦10000の範囲であること
が望ましい。
【0041】なお、ここで比透磁率μとは、透磁率μi
を真空の透磁率μ0で割った数値である。一方、磁性部
品の小型化には飽和磁束密度が大きく関与する。すなわ
ち、飽和磁束密度Bsまで比透磁率μが一定であると仮
定した場合は、磁性部品の電気容量Eと磁心の体積Vの
間には次式:
【0042】
【数1】
【0043】の関係がある。そこで現在一般に用いられ
ているフェライト磁性体より大容量かつ小型の磁性部品
を得るためには本発明においては磁性合金薄帯の飽和磁
束密度は0.6T以上であることが好ましい。
【0044】また、本発明において磁心の外径φo(メ
ートル、以下(m)で示す)および磁心の内径φi(m)につ
いては飽和磁束密度Bs(テスラー、以下Tで略称す
る),φo,φi,比透磁率μ、真空の透磁率μ0(4π
×10-7H/m)、リード線の最大電流密度σが次の関係
式を満足するように設定することが好ましい。
【0045】Bsφo/μμo≦σφi 2/4 この関係式を満足するように素子を設計することにより
大容量かつ小型の磁性部品が得られる。
【0046】また、上記の式を変形して Bsφo/μφi 2≦μoσ/4 を得る。
【0047】また、磁心を実現するための条件、すなわ
ちφo,φi>0を合わせて、次式の条件を得る。 0<Bsφo/μφi 2≦μoσ/4 本発明者等は素子の発熱量を抑えるために電流密度σを
σ=100/π×106A/m2(約32×106A/m2
以下にすることが好ましいことを見い出した。従って、
前記式に放熱効率を考慮し、σ=100/π×106
/m2を代入することにより、磁心の飽和磁束密度Bs
比透磁率μ、磁心の外径φoおよび磁心の内径φiの関係
について次式 0<Bsφo/μφi 2≦10 を導いた。但し、Bsは飽和磁束密度(T)、φoは磁心の
外径(m)、φiは磁心の内径(m)、μは比透磁率を表す。
【0048】本発明においては素子が前記式すなわち0
<Bsφo/μφi 2≦10、好ましくは0.1≦Bsφo
μφi 2≦10(但し、Bsは磁心の飽和磁束密度、μは
比透磁率、φoは磁心の外径、φiは磁心の内径を表す)
を満足することにより、素子として小型化しても温度上
昇のより少ない素子を得ることができるという利点があ
る。
【0049】また、本発明で用いられるリード線は、そ
の抵抗率が20μΩcm以下であることが望ましく、特に
2μΩcm以下であることが好ましい。すなわち、リード
線の抵抗率が20μΩcm以下であることにより、温度上
昇が小さくなるという利点があり、さらには2μΩcm以
下であればリード線による温度上昇が非常に小さくなる
という利点がある。
【0050】このインダクタンス素子を合成樹脂あるい
はアルミニウムなどの非磁性物質からなるケースに入
れ、あるいはエポキシ樹脂等で封止してもよい。このと
き、ケースなどのパッケージの外形をフィン状とするか
あるいは合成樹脂のケースの場合にはアルミニウムなど
の非磁性物質のフィンをパッケージ外側に配置すること
により放熱特性を向上させることができる。
【0051】なお、ケースの材料として用いられる合成
樹脂としてはポリアミド(ナイロン)、変性ポリアミド
(三井石油化学工業株式会社製、商品名「アーレ
ン」)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PE
T(ポリエチレンテレフタレート)、PPS(ポリフェ
レンスルフィド)、PP(ポリプロピレン)などが挙げ
られる。
【0052】さらに、ここで得られるインダクタンス素
子を2個以上直列あるいは並列に接続することにより、
容量の異なる素子を得ることができる。この場合、個々
のインダクタンス素子を並列に配置した後、たとえばエ
ポキシ樹脂等で封止してパッケージを形成し1個の集合
素子とすることにより、素子の高さを変えることなく均
一な外観で多機能な素子を得ることができる。
【0053】なお、これらのインダクタンス素子を合成
樹脂からなるケースに収納して1個の集合素子としても
よい。このような集合素子とした場合にはその発熱量も
増大するため、前記ケースの外形をフィン状にするかあ
るいはアルミニウムなどの非磁性物質をパッケージの外
側に配置することにより放熱特性の優れたインダクタン
ス集合素子を得ることができる。
【0054】前記複数の素子を結線する方法としてはあ
らかじめ結線したものをケースに入れ、あるいはエポキ
シ樹脂等の樹脂で封止することもできるし、実装した基
板上のプリント配線等を利用して結線してもよい。
【0055】本発明の素子は、コンデンサ、抵抗など各
種の回路素子と同様の実装や取り扱いができ、素子自体
に巻き線を施していないこととあいまって、小型化でか
つ簡便である。
【0056】本発明のインダクタンス素子1の磁心2
は、図1に示すように、前記で得られた薄帯3を巻回し
て製造される。これはまず、所定の幅、厚みを有する薄
帯を、所定の形状の芯体(図示せず)に巻回する。芯体
の断面形状としては、円のほか、四角形あるいは多角形
でもよい。
【0057】薄帯巻回部の肉厚が所定の値になった時点
で薄帯3の巻回操作を停止し、巻き戻りが起こらないよ
う、ポリイミド(商品名「カプトン」)テープなどの高
耐熱の粘着樹脂テープあるいはスポット溶接で薄帯の巻
回端部を磁心2に固着するような処置を行う。
【0058】そして、芯体を抜き去った磁心2にリード
線4を挿入する。この際、図7に示すように、芯体とし
て直接リード線4を用いることにより、磁心2とリード
線4とが一体化したものが容易に得られ、しかも別体の
芯体を抜き取る作業が不要となり、製造コストおよび部
品点数の低減を図ることができる。
【0059】また、本発明では、例えばリング状の磁性
合金薄体を積層し、薄体間を接着するかまたは樹脂含浸
等をすることによって、その中心近傍に中空部を有する
磁心を形成し、その磁心の中空部にリード線を貫通して
配置してもよい。
【0060】リード線の材料としては、アルミニウム、
アルミニウム合金、銅、銅合金、鉄合金かあるいはその
表面に酸化防止のためにメッキを施した導体を用いると
良く、例として錫メッキ軟銅線、半田メッキ銅線、42
アロイ線、CP線等があげられるが、この中では特に低
抵抗率の錫メッキ銅が好ましい。
【0061】なお、リード線4はその断面形状が同一ま
たは異なる複数の導線4aを束ねて磁心の中心に配置し
てもよく、これら複数の導線が互いに絶縁されている場
合(被膜線あるいはセラミックチューブで絶縁されたリ
ード線)には図9に示すように磁心2の側壁側の長手方
向に巻回してこれを巻き線としてもよい。
【0062】次に前記で得られたリード線4が取付けら
れた磁心2を熱処理する。なおリード線は熱処理後に取
り付けてもよい。このときの熱処理の条件として、好ま
しくは、薄帯を非晶質とするためには温度がキュリー温
度以上かつ結晶化温度以下、微結晶とするためには結晶
化温度以上であり、熱処理時間は30分乃至24時間の
範囲とする。なおこのとき、薄帯の巾方向に磁界を0〜
60kA/m(たとえば5kA/m)かけたり、雰囲気を
酸化性ガス、還元性ガスあるいは不活性ガスにしたり、
また磁心2に対して一定方向の力を加えながら熱処理を
行うことにより、種々の特性を任意に調整することがで
きる。
【0063】このインダクタンス素子1を合成樹脂ある
いはアルミニウムなどの非磁性物質からなるケースに入
れ、あるいはエポキシ樹脂等で封止してもよい。このと
き、図8に示すように、ケース18などのパッケージの
外形をフィン状とするかあるいは合成樹脂のケースの場
合にはアルミニウムなどの非磁性物質のフィンをパッケ
ージ外側に配置することにより放熱特性を向上させるこ
とができる。
【0064】さらに、ここで得られるインダクタンス素
子1を2個以上直列あるいは並列に接続することによ
り、容量の異なる素子を得ることができる。この場合、
図4に示すように、個々のインダクタンス素子1を並列
に配置した後、たとえばエポキシ樹脂等で封止してパッ
ケージ5を形成し1個の集合素子6とすることにより、
素子の高さを変えることなく均一な外観で多機能な素子
を得ることができる。
【0065】なお、図4では複数のインダクタンス素子
1を樹脂封止した構造を示したが、これらのインダクタ
ンス素子1を合成樹脂からなるケースに収納して1個の
集合素子としてもよい。このような集合素子6とした場
合にはその発熱量も増大するため、前記ケースの外形を
図8で示したものに類似したフィン状にするかあるいは
アルミニウムなどの非磁性物質をパッケージの外側に配
置することにより放熱特性の優れたインダクタンス集合
素子を得ることができる。
【0066】前記複数の素子1を結線する方法としては
あらかじめ結線したものをケースに入れ、あるいはエポ
キシ樹脂で封止することもできるし、実装した基板上の
プリント配線等を利用して結線してもよい。
【0067】次に、本発明のより具体的な実施例および
比較例について説明する。
【0068】
【実施例1】図7に示すように、米国アライドシグナル
社製の鉄基非晶質磁性合金薄帯3(商品名「メトグラ
ス:2605S−2」、組成:Fe78Si913(数値
は原子%)、厚さ20μm、幅15mm)の表面(片面)
にSb25の微粉をコーティングした後、直径1.6mm
のリード線4(錫メッキ軟銅線)に巻回し内径1.6m
m、外径5mm、長さ15mmの素子1を製造した。
【0069】巻き終わりはポリイミドテープ(カプトン
テープ)で固定した。これをN2雰囲気中においてキュ
リー温度以上、結晶化温度以下の温度、具体的には43
0℃で2時間の熱処理を行った。
【0070】この素子1を5個並列的に並べたものをエ
ポキシ樹脂5で直方体状となるように封止してパッケー
ジ本体を構成し、プリント配線基板上に実装できるよう
パッケージ本体の側面から端子(リード線4)を突出さ
せて集合素子6とした。この外観を図4に示す。
【0071】パッケージ本体内の5個の素子1が直列接
続となるように端子間を電気的に短絡して100kHz
の周波数においてインダクタンスの電流重畳特性等を測
定した。
【0072】
【実施例2】米国アライドシグナル社製の鉄基非晶質合
金薄帯(商品名「メトグラス:2605S−2、組成F
78Si913(数値は原子%)、厚さ20μm、幅15
mm)を直径1.6mmの巻芯に巻回し、巻終わり端部をス
ポット溶接で固着した後、巻芯を取り去り、内径1.6
mm、外径5mm、長さ15mmの巻回磁心を得た。これをN
2雰囲気中においてキュリー温度以上、結晶化温度以下
の温度、具体的には403℃で2時間の熱処理を行っ
た。
【0073】これにあらかじめU字型の整形しておいた
錫メッキ軟銅線を挿入し、プレス機にてリード線14と
なるように再整形を施した。これを三井石油化学工業株
式会社製変性ポリアミド(商品名:アーレン)によるケ
ース15に収容しエポキシ系の接着剤によりケース15
を固着した。この外観を図11および図12に示す。
【0074】
【比較例】一方、比較のために同一定格容量の図5およ
び図6に示すようなトロイダル・チョークコイル11
(TMコイル6μH−10A)を製作した。
【0075】このトロイダル・チョークコイルは、実施
例と同様に、米国アライドシグナル社製の鉄基非晶質磁
性合金薄帯(商品名「メトグラス:2605S−2」、
組成:Fe78Si913、厚さ20μm、幅5mm)を巻回
して外径21.5mm、内径12.0mmの磁心12を得、
これに熱処理を施して樹脂ケース15に収容した後、当
該樹脂ケース15に対して、線径1.1mmφの導線16
を2本並列に樹脂のケース15の円周方向を軸として8
ターン巻回した。その結果、外径(l)27mm、高さ
(h)12mmのトロイダル・チョークコイル11を得
た。
【0076】そしてこのトロイダル・チョークコイルに
対しても100kHzの周波数においてインダクタンス
の電流重畳特性を測定した(比較例)。前記実施例と比
較例とにおける重畳電流に対するインダクタンスの変化
を示したのが図10である。
【0077】実施例と比較例とのパッケージ寸法の比較
をしたものが下記に示す表である。
【0078】
【表1】
【0079】このように、本実施例によれば、同様の従
来製品に対して実装面積が小さく、かつ実装高さも10
mm以下となり、従来製品の約1/2となる。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、素子をコンパクトに構
成することができ、コンデンサ、抵抗など各種の回路素
子と同様の実装や取り扱いができ、素子自体に巻き線を
施していないこととあいまって、小型化でかつ簡便であ
り実装も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインダクタンス素子を示す斜視図
【図2】本発明のインダクタンス素子の断面図
【図3】本発明のインダクタンス素子の正面図
【図4】本発明のインダクタンス素子を複数並列に配置
して構成した集合素子
【図5】比較例のトロイダルチョークコイルを示す斜視
【図6】比較例のトロイダルチョークコイルを示す
【図7】本発明のインダクタンス素子において、リード
に薄帯を直接巻回した状態を示す斜視図
【図8】ケースをフィン状にした本発明のインダクタン
ス素子を示す斜視図
【図9】リード線の変形例を示すインダクタンス素子の
斜視図
【図10】本発明の実施例と比較例におけるインダクタ
ンスの電流重畳特性を示すグラフ図
【図11】実施例2の集合素子の外観を示す斜視図
【図12】実施例2の集合素子の外観を示す斜視図
【符号の説明】
1・・インダクタンス素子 2・・磁心 3・・薄帯 4,4a・・リード線 5・・パッケージ 6・・集合素子 11・・トロイダル・チョークコイル 12・・磁心 14・・リード線 15・・ケース 16・・導線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C22C 45/02 A H01F 1/14 27/02 17/06 J 8123−5E

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心近傍に中空部を設けた磁心と、 前記磁心の中空部を貫通して配置されたリード線とから
    なり、該磁心の比透磁率μが100〜10000の範囲
    にあるインダクタンス素子。
  2. 【請求項2】 磁心が磁性合金薄帯を巻回するかあるい
    は磁性合金薄帯を積層してなり、その中心近傍に中空部
    を設けた磁心である請求項1記載のインダクタンス素
    子。
  3. 【請求項3】 該磁性合金薄帯の飽和磁束密度BS
    0.6T以上であることを特徴とする請求項2記載のイ
    ンダクタンス素子。
  4. 【請求項4】 前記磁心の飽和磁束密度BS(T),比透磁
    率μ,磁心の外径φo(m)および内径φi(m)の関係が次
    式: 0<BSφo/μφi 2≦10 を満足することを特徴とする請求項1記載のインダクタ
    ンス素子。
  5. 【請求項5】 前記磁性合金薄帯が鉄基非晶質合金の薄
    帯であることを特徴とする請求項1〜4記載のインダク
    タンス素子。
  6. 【請求項6】 前記磁性合金薄帯が鉄基微結晶合金の薄
    帯であることを特徴とする請求項1〜4記載のインダク
    タンス素子。
  7. 【請求項7】 前記リード線を芯体としてこれに直接前
    記磁性合金薄帯を巻回して磁心を形成したことを特徴と
    する請求項1〜4記載のインダクタンス素子。
  8. 【請求項8】 前記磁心の比透磁率が100〜2000
    の範囲にあり、かつ平滑用チョークまたは交流ライン用
    チョークコイルまたはアクティブフィルタ用チョークコ
    イルまたはスイッチングコンバータ用チョークコイルと
    して用いられることを特徴とする請求項1〜4記載のイ
    ンダクタンス素子。
  9. 【請求項9】 前記磁心の比透磁率が5000〜100
    00の範囲にあり、かつノイズ低減素子として用いられ
    ることを特徴とする請求項1〜4記載のインダクタンス
    素子。
  10. 【請求項10】 前記リード線の抵抗率は、20μΩcm
    以下であることを特徴とする請求項1〜4記載のインダ
    クタンス素子。
  11. 【請求項11】 前記リード線は錫メッキ銅線であるこ
    とを特徴とする請求項1〜4記載のインダクタンス素
    子。
  12. 【請求項12】 前記インダクタンス素子を複数個並列
    に配置し、各磁心部分を樹脂で封止してパッケージと
    し、このパッケージの側面から前記インダクタンス素子
    のリード線を露出させて実装用端子とした集合素子。
  13. 【請求項13】 前記パッケージは樹脂封止の替わりに
    非磁性物質からなるケースを用いたことを特徴とする請
    求項12記載の集合素子。
  14. 【請求項14】 前記パッケージ用のケースは、変性ポ
    リアミドであることを特徴とする請求項12記載の集合
    素子。
  15. 【請求項15】 磁性合金薄帯を巻回し、あるいは磁性
    合金薄帯を積層してなり、その中心近傍に中空部を設け
    た磁心と、 前記磁心を封止する樹脂パッケージと、 前記磁心の中空部を貫通するように配置したリード線と
    からなり、 前記リード線の一部を前記樹脂パッケージから外部に露
    出させて実装用端子としたインダクタンス素子。
  16. 【請求項16】 磁心が磁性合金薄帯を巻回するかある
    いは磁性合金薄帯を積層してなり、その中心近傍に中空
    部を設けた磁心である請求項15記載のインダクタンス
    素子。
  17. 【請求項17】 前記リード線は、前記露出部を実装す
    べき基板の方向に折曲加工されている請求項15記載の
    インダクタンス素子。
  18. 【請求項18】 前記磁心の比透磁率μは100〜10
    000の範囲にある請求項15または16記載のインダ
    クタンス素子。
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