JPH0720155Y2 - 高所作業車のバケット昇降装置 - Google Patents
高所作業車のバケット昇降装置Info
- Publication number
- JPH0720155Y2 JPH0720155Y2 JP1990083441U JP8344190U JPH0720155Y2 JP H0720155 Y2 JPH0720155 Y2 JP H0720155Y2 JP 1990083441 U JP1990083441 U JP 1990083441U JP 8344190 U JP8344190 U JP 8344190U JP H0720155 Y2 JPH0720155 Y2 JP H0720155Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bucket
- cylinder
- lifting device
- aerial work
- rod
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、高所作業車において、ブームの先端部に設け
られたバケットを昇降させるバケット昇降装置に関す
る。
られたバケットを昇降させるバケット昇降装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、高所作業車においても、市街地では屋外駐車場不
足のため、ビル内駐車場を利用することが多い。しか
し、ビル内駐車場は相対的に天井が低いため、一般の乗
用車に比べ車高の高い高所作業車が駐車できない場合が
多い。そこで、天井の低いビル内駐車場でも駐車可能な
ように車高の低い高所作業車が要望されていた。
足のため、ビル内駐車場を利用することが多い。しか
し、ビル内駐車場は相対的に天井が低いため、一般の乗
用車に比べ車高の高い高所作業車が駐車できない場合が
多い。そこで、天井の低いビル内駐車場でも駐車可能な
ように車高の低い高所作業車が要望されていた。
そして、車高を低くするには、ブーム格納長を短くすれ
ばよいが、この場合、作業可能範囲、特に作業可能高さ
が低くなるため好ましくない。
ばよいが、この場合、作業可能範囲、特に作業可能高さ
が低くなるため好ましくない。
そこで、ブームの先端部にバケットをバケット昇降装置
を介して設け、バケット昇降装置によりバケットを昇降
自在に構成することで、作業可能高さを低くすることな
く車高を低くした高所作業車が提供されていた。
を介して設け、バケット昇降装置によりバケットを昇降
自在に構成することで、作業可能高さを低くすることな
く車高を低くした高所作業車が提供されていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のものでは、バケットを昇降さ
せた際において、バケット昇降装置がバケットの上面及
び底面から突出するため、この突出した部分が電線や建
物などに当接する虞があり、また、格納時には車体と干
渉する虞もあり、安全の面で信頼性に劣るという問題が
あった。
せた際において、バケット昇降装置がバケットの上面及
び底面から突出するため、この突出した部分が電線や建
物などに当接する虞があり、また、格納時には車体と干
渉する虞もあり、安全の面で信頼性に劣るという問題が
あった。
(課題を解決するための手段) 本考案の高所作業車のバケット昇降装置は、車体上に旋
回自在に搭載された旋回台にブームが起伏自在に設けら
れ、ブームの先端部にバケットが昇降自在に設けられて
なる高所作業車において、前記バケットは、このバケッ
トとブームの先端部間に配設された一対の油圧シリンダ
により昇降され、一対の油圧シリンダは、各伸縮ロッド
を上下逆向きに且つシリンダ本体同士を固設して平行に
配設されてなり、シリンダ本体に対して伸縮ロッドが上
部に位置する一方の油圧シリンダの伸縮ロッド端がバケ
ット側に該バケットの上面高さと近接する位置に連設さ
れるとともに、シリンダ本体に対して伸縮ロッドが下部
に位置する他方の油圧シリンダの伸縮ロッド端がブーム
側に連設され、バケットの昇降動作時において、これら
一対の油圧シリンダの一部がバケットの上面及び底面か
ら突出しないように構成されたものである。
回自在に搭載された旋回台にブームが起伏自在に設けら
れ、ブームの先端部にバケットが昇降自在に設けられて
なる高所作業車において、前記バケットは、このバケッ
トとブームの先端部間に配設された一対の油圧シリンダ
により昇降され、一対の油圧シリンダは、各伸縮ロッド
を上下逆向きに且つシリンダ本体同士を固設して平行に
配設されてなり、シリンダ本体に対して伸縮ロッドが上
部に位置する一方の油圧シリンダの伸縮ロッド端がバケ
ット側に該バケットの上面高さと近接する位置に連設さ
れるとともに、シリンダ本体に対して伸縮ロッドが下部
に位置する他方の油圧シリンダの伸縮ロッド端がブーム
側に連設され、バケットの昇降動作時において、これら
一対の油圧シリンダの一部がバケットの上面及び底面か
ら突出しないように構成されたものである。
また、本考案の高所作業車のバケット昇降装置におい
て、前記一対の油圧シリンダは、各シリンダ本体の伸縮
ロッド側端部同士で接合してこれらシリンダ本体を上下
にずらせた状態で固設され、これらシリンダ本体の接合
部にはそれぞれのロッド室を連通させる連通部が形成さ
れるとともに、それぞれのピストン室は外部配管により
連通され、且つ一方の伸縮ロッドにはロッド室に連通さ
れたロッド室連通路とピストン室に連通されたピストン
室連通路とが形成されたものである。
て、前記一対の油圧シリンダは、各シリンダ本体の伸縮
ロッド側端部同士で接合してこれらシリンダ本体を上下
にずらせた状態で固設され、これらシリンダ本体の接合
部にはそれぞれのロッド室を連通させる連通部が形成さ
れるとともに、それぞれのピストン室は外部配管により
連通され、且つ一方の伸縮ロッドにはロッド室に連通さ
れたロッド室連通路とピストン室に連通されたピストン
室連通路とが形成されたものである。
さらに、本考案の高所作業車のバケット昇降装置におい
て、前記一対の油圧シリンダは、伸縮ロッドが上部に位
置する一方の油圧シリンダの伸縮ストロークが、シリン
ダ本体に対して伸縮ロッドが下部に位置する他方の油圧
シリンダの伸縮ストロークより大きく構成されたもので
ある。
て、前記一対の油圧シリンダは、伸縮ロッドが上部に位
置する一方の油圧シリンダの伸縮ストロークが、シリン
ダ本体に対して伸縮ロッドが下部に位置する他方の油圧
シリンダの伸縮ストロークより大きく構成されたもので
ある。
(作用) 一対の油圧シリンダを各伸縮ロッドが上下逆向きに且つ
シリンダ本体同士を固設して平行に配設し、シリンダ本
体に対して伸縮ロッドが上部に位置する一方の油圧シリ
ンダの伸縮ロッド端をバケット側に該バケットの上面高
さと近接する位置に連設するとともに、シリンダ本体に
対して伸縮ロッドが下部に位置する他方の油圧シリンダ
の伸縮ロッド端をブーム側に連設することにより、バケ
ットの昇降動作時において、これら一対の油圧シリンダ
の一部がバケットの上面及び底面から突出しないように
する。
シリンダ本体同士を固設して平行に配設し、シリンダ本
体に対して伸縮ロッドが上部に位置する一方の油圧シリ
ンダの伸縮ロッド端をバケット側に該バケットの上面高
さと近接する位置に連設するとともに、シリンダ本体に
対して伸縮ロッドが下部に位置する他方の油圧シリンダ
の伸縮ロッド端をブーム側に連設することにより、バケ
ットの昇降動作時において、これら一対の油圧シリンダ
の一部がバケットの上面及び底面から突出しないように
する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本考案に係る高所作業車を示している。
高所作業車1は、車体2上に旋回台3が旋回モータ(図
示省略)によって旋回自在に搭載され、旋回台3の上端
部にブーム4が起伏自在に設けられている。ブーム4は
多段伸縮式であって、伸縮シリンダ(図示省略)によっ
て伸縮自在、且つブーム4と旋回台3との間に配設した
起伏シリンダ5によって起伏自在に構成されている。
示省略)によって旋回自在に搭載され、旋回台3の上端
部にブーム4が起伏自在に設けられている。ブーム4は
多段伸縮式であって、伸縮シリンダ(図示省略)によっ
て伸縮自在、且つブーム4と旋回台3との間に配設した
起伏シリンダ5によって起伏自在に構成されている。
ブーム4の先端部にはポスト6が回転自在に立設されて
おり、ポスト6にバケット昇降装置10を介してバケット
7が設けられている。つまりバケット7はポスト6を中
心に水平方向に回動自在に構成されるとともに、バケッ
ト昇降装置10により上下方向に昇降自在に構成されてい
る。
おり、ポスト6にバケット昇降装置10を介してバケット
7が設けられている。つまりバケット7はポスト6を中
心に水平方向に回動自在に構成されるとともに、バケッ
ト昇降装置10により上下方向に昇降自在に構成されてい
る。
バケット7は、図示しない水平シリンダによりブーム4
の起伏に対して常時水平状態に保持するように構成され
ている。
の起伏に対して常時水平状態に保持するように構成され
ている。
なお、第1図における符号8は、車体の前後左右4箇所
に設けられ高所作業時に車体2を支持するジャッキ部材
であり、これらジャッキ部材8…は図示しないアウトリ
ガにより車体2の側方へ張り出し自在に構成されてい
る。
に設けられ高所作業時に車体2を支持するジャッキ部材
であり、これらジャッキ部材8…は図示しないアウトリ
ガにより車体2の側方へ張り出し自在に構成されてい
る。
以下、バケット昇降装置10について第2図及び第3図を
参照して説明する。
参照して説明する。
バケット昇降装置10は、前記ブーム4の先端部と対向す
るバケット7の側面に所定間隔を隔てて上下方向に配設
された一対のガイド11,11と、上記ポスト6から延設さ
れ各ガイド11,11に摺動自在に嵌入されたスライダ13,13
と、ポスト6とガイド11間に配設された一対の油圧シリ
ンダ16とから構成されている。
るバケット7の側面に所定間隔を隔てて上下方向に配設
された一対のガイド11,11と、上記ポスト6から延設さ
れ各ガイド11,11に摺動自在に嵌入されたスライダ13,13
と、ポスト6とガイド11間に配設された一対の油圧シリ
ンダ16とから構成されている。
ガイド11は、平面視コ字状に形成されており、各ガイド
11の開口部11a,11aをそれぞれ対向するように取付部材1
2を介してバケット7に固設されている。ガイド11はバ
ケット7の高さと略等しい長さを有し、その上端及び下
端がバケット7の上面及び底面からほぼ突出しないよう
に配設されている。
11の開口部11a,11aをそれぞれ対向するように取付部材1
2を介してバケット7に固設されている。ガイド11はバ
ケット7の高さと略等しい長さを有し、その上端及び下
端がバケット7の上面及び底面からほぼ突出しないよう
に配設されている。
スライダ13,13は前記ガイド11の開口部11a,11aにそれぞ
れ嵌入され、ガイド11,11に沿って上下方向に摺動自在
に構成されている。これらスライダ13,13は連接部材14
を介して一体になされ、各スライダ13,13はポスト6の
周面からハ字状に延設されたブラケット15,15の先端に
固設されている。
れ嵌入され、ガイド11,11に沿って上下方向に摺動自在
に構成されている。これらスライダ13,13は連接部材14
を介して一体になされ、各スライダ13,13はポスト6の
周面からハ字状に延設されたブラケット15,15の先端に
固設されている。
一対の油圧シリンダ16は、各伸縮ロッド21,31を上下逆
向きに且つシリンダ本体22,32同士を固設して平行に配
設された上向き油圧シリンダ20及び下向き油圧シリンダ
30とから構成されている。
向きに且つシリンダ本体22,32同士を固設して平行に配
設された上向き油圧シリンダ20及び下向き油圧シリンダ
30とから構成されている。
これら上向き油圧シリンダ20と下向き油圧シリンダ30と
は、各シリンダ本体22,32の伸縮ロッド側端部同士で接
合することでこれらシリンダ本体22,32を上下にずらせ
た状態で固設されている。
は、各シリンダ本体22,32の伸縮ロッド側端部同士で接
合することでこれらシリンダ本体22,32を上下にずらせ
た状態で固設されている。
上向き油圧シリンダ20は、伸縮ロッド21の縮退時におい
てこの伸縮ロッド21の先端部分がシリンダ本体22から所
定長さ突出するように構成されている。伸縮ロッド21の
先端は前記左右一対のガイド11,11の上端部間に架設さ
れた架設部材25の中央部にブラケット26を介して連結さ
れている。
てこの伸縮ロッド21の先端部分がシリンダ本体22から所
定長さ突出するように構成されている。伸縮ロッド21の
先端は前記左右一対のガイド11,11の上端部間に架設さ
れた架設部材25の中央部にブラケット26を介して連結さ
れている。
下向き油圧シリンダ30は、伸縮ロッド31の先端が前記ポ
スト6の下部に固設されたブラケット35に連結されてい
る。
スト6の下部に固設されたブラケット35に連結されてい
る。
このように構成された一対の油圧シリンダ16は、上向き
油圧シリンダ20の伸縮ストロークが、下向き油圧シリン
ダ30の伸縮ストロークよりも大きくなされている。
油圧シリンダ20の伸縮ストロークが、下向き油圧シリン
ダ30の伸縮ストロークよりも大きくなされている。
次に、前記一対の油圧シリンダ16の配管経路を第4図を
参照して説明する。
参照して説明する。
シリンダ本体22,32の接合部27にはそれぞれのロッド室2
3,33を連通させる連通部28が形成されている。また、そ
れぞれのピストン室24,34は外部配管29により連通さ
れ、且つ一方の伸縮ロッド21にはロッド室23に連通され
たロッド室連通路23aとピストン室24に連通されたピス
トン室連通路24aとが形成されている。
3,33を連通させる連通部28が形成されている。また、そ
れぞれのピストン室24,34は外部配管29により連通さ
れ、且つ一方の伸縮ロッド21にはロッド室23に連通され
たロッド室連通路23aとピストン室24に連通されたピス
トン室連通路24aとが形成されている。
よって、ロッド室連通路23a及びピストン室連通路24aを
介して圧油を供給することで、上向き油圧シリンダ20及
び下向き油圧シリンダ30は同時に伸縮作動される。
介して圧油を供給することで、上向き油圧シリンダ20及
び下向き油圧シリンダ30は同時に伸縮作動される。
そして、第3図に示す状態から一対の油圧シリンダ16を
伸長させることで、バケット7は第5図に示す位置まで
上昇する。このように、バケット7を昇降させること
で、作業可能高さを低くすることなく天井の低いビル内
駐車場でも駐車可能なように車高を低くすることができ
る。
伸長させることで、バケット7は第5図に示す位置まで
上昇する。このように、バケット7を昇降させること
で、作業可能高さを低くすることなく天井の低いビル内
駐車場でも駐車可能なように車高を低くすることができ
る。
また、一対の油圧シリンダ16を上述のように構成するこ
とで、バケット7の昇降ストロークを十分確保すること
ができ、しかもバケット7の昇降動作時において上向き
油圧シリンダ20の端部及び下向き油圧シリンダ30の端部
バケット7の上面及び底面からほぼ突出することがない
ように構成することができる。
とで、バケット7の昇降ストロークを十分確保すること
ができ、しかもバケット7の昇降動作時において上向き
油圧シリンダ20の端部及び下向き油圧シリンダ30の端部
バケット7の上面及び底面からほぼ突出することがない
ように構成することができる。
なお、本例では、上向き油圧シリンダ20の伸縮ストロー
クを、下向き油圧シリンダ30の伸縮ストロークよりも大
きくし、各シリンダ本体22,32の伸縮ロッド側端部同士
で接合することでこれらシリンダ本体22,32を上下にず
らせた状態で固設したものを示したが、これに限らず、
第6図に示すように、上向きシリンダ50と下向きシリン
ダ60とのそれぞれシリンダ本体52,62を一致させて配設
したものでもよい。この上向きシリンダ50と下向きシリ
ンダ60とは伸縮ロッド51,61が上下逆向きに配置される
とともに、ストロークが略同じになされている。なお、
第6図において前記実施例と同様の部材には同符号を付
し、説明は省略する。
クを、下向き油圧シリンダ30の伸縮ストロークよりも大
きくし、各シリンダ本体22,32の伸縮ロッド側端部同士
で接合することでこれらシリンダ本体22,32を上下にず
らせた状態で固設したものを示したが、これに限らず、
第6図に示すように、上向きシリンダ50と下向きシリン
ダ60とのそれぞれシリンダ本体52,62を一致させて配設
したものでもよい。この上向きシリンダ50と下向きシリ
ンダ60とは伸縮ロッド51,61が上下逆向きに配置される
とともに、ストロークが略同じになされている。なお、
第6図において前記実施例と同様の部材には同符号を付
し、説明は省略する。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案によれば、バケットの昇降動
作時において、バケットを昇降させる一対の油圧シリン
ダの一部がバケットの上面及び底面から突出しないよう
に構成されているため、従来のように突出した部分が電
線や建物などに当接する危険や、格納時に車体と干渉す
る危険を防止することができ、安全性の向上を図ること
ができ、しかも十分な昇降ストロークを確保することが
できる。
作時において、バケットを昇降させる一対の油圧シリン
ダの一部がバケットの上面及び底面から突出しないよう
に構成されているため、従来のように突出した部分が電
線や建物などに当接する危険や、格納時に車体と干渉す
る危険を防止することができ、安全性の向上を図ること
ができ、しかも十分な昇降ストロークを確保することが
できる。
また、一対の油圧シリンダを請求項2及び請求項3のよ
うに構成することで、一対の油圧シリンダの一部がバケ
ットの上面及び底面から突出することなく、しかも昇降
ストロークを最大にすることができる。
うに構成することで、一対の油圧シリンダの一部がバケ
ットの上面及び底面から突出することなく、しかも昇降
ストロークを最大にすることができる。
第1図は本考案に係る高所作業車の概略の全体構成を示
す側面図、第2図はバケット昇降装置の構成を示す平面
図、第3図は同側面図、第4図は一対の油圧シリンダの
配管経路を示す構成図、第5図はバケット昇降装置によ
りバケットを上昇させた状態を示す側面図、第6図は一
対の油圧シリンダの他の実施態様を示す構成図である。 1…高所作業車 2…車体 3…旋回台 4…ブーム 7…バケット 16…一対の油圧シリンダ 20…上向き油圧シリンダ 21…伸縮ロッド 22…シリンダ本体 23…ロッド室 23a…ロッド室連通路 24…ピストン室 24a…ピストン室連通路 30…下向き油圧シリンダ 31…伸縮ロッド 32…シリンダ本体 33…ロッド室 34…ピストン室
す側面図、第2図はバケット昇降装置の構成を示す平面
図、第3図は同側面図、第4図は一対の油圧シリンダの
配管経路を示す構成図、第5図はバケット昇降装置によ
りバケットを上昇させた状態を示す側面図、第6図は一
対の油圧シリンダの他の実施態様を示す構成図である。 1…高所作業車 2…車体 3…旋回台 4…ブーム 7…バケット 16…一対の油圧シリンダ 20…上向き油圧シリンダ 21…伸縮ロッド 22…シリンダ本体 23…ロッド室 23a…ロッド室連通路 24…ピストン室 24a…ピストン室連通路 30…下向き油圧シリンダ 31…伸縮ロッド 32…シリンダ本体 33…ロッド室 34…ピストン室
Claims (3)
- 【請求項1】車体上に旋回自在に搭載された旋回台にブ
ームが起伏自在に設けられ、ブームの先端部にバケット
が昇降自在に設けられてなる高所作業車において、 前記バケットは、このバケットとブームの先端部間に配
設された一対の油圧シリンダにより昇降され、一対の油
圧シリンダは、各伸縮ロッドを上下逆向きに且つシリン
ダ本体同士を固設して平行に配設されてなり、シリンダ
本体に対して伸縮ロッドが上部に位置する一方の油圧シ
リンダの伸縮ロッド端がバケット側に該バケットの上面
高さと近接する位置に連設されるとともに、シリンダ本
体に対して伸縮ロッドが下部に位置する他方の油圧シリ
ンダの伸縮ロッド端がブーム側に連設され、バケットの
昇降動作時において、これら一対の油圧シリンダの一部
がバケットの上面及び底面から突出しないように構成さ
れたことを特徴とする高所作業車のバケット昇降装置。 - 【請求項2】前記一対の油圧シリンダは、各シリンダ本
体の伸縮ロッド側端部同士で接合してこれらシリンダ本
体を上下にずらせた状態で固設され、これらシリンダ本
体の接合部にはそれぞれのロッド室を連通させる連通部
が形成されるとともに、それぞれのピストン室は外部配
管により連通され、且つ一方の伸縮ロッドにはロッド室
に連通されたロッド室連通路とピストン室に連通された
ピストン室連通路とが形成されたことを特徴とする請求
項1記載の高所作業車のバケット昇降装置。 - 【請求項3】前記一対の油圧シリンダは、伸縮ロッドが
上部に位置する一方の油圧シリンダの伸縮ストローク
が、シリンダ本体に対して伸縮ロッドが下部に位置する
他方の油圧シリンダの伸縮ストロークより大きく構成さ
れたことを特徴とする請求項2記載の高所作業車のバケ
ット昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990083441U JPH0720155Y2 (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | 高所作業車のバケット昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990083441U JPH0720155Y2 (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | 高所作業車のバケット昇降装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0442197U JPH0442197U (ja) | 1992-04-09 |
JPH0720155Y2 true JPH0720155Y2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=31631117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990083441U Expired - Lifetime JPH0720155Y2 (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | 高所作業車のバケット昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720155Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4511015A (en) * | 1983-06-15 | 1985-04-16 | Purdy Paul J | Manlift |
JPH0423912Y2 (ja) * | 1986-10-04 | 1992-06-04 |
-
1990
- 1990-08-06 JP JP1990083441U patent/JPH0720155Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0442197U (ja) | 1992-04-09 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |