JPH07201227A - ジグザグに屈曲収束できる導電路網と電熱網 - Google Patents

ジグザグに屈曲収束できる導電路網と電熱網

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JPH07201227A
JPH07201227A JP35527793A JP35527793A JPH07201227A JP H07201227 A JPH07201227 A JP H07201227A JP 35527793 A JP35527793 A JP 35527793A JP 35527793 A JP35527793 A JP 35527793A JP H07201227 A JPH07201227 A JP H07201227A
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JP
Japan
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conductor
pattern
harness
zigzag
shape
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JP35527793A
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Riichi Fujii
利一 藤井
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0393Flexible materials

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  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は電子及び電気機器内のスケールの小さ
い配線部品から、大きな電子電気装置を相互に結んで、
システム化するためのケーブルの機械的生産手段を採用
するに好都合なワイヤ・ハーネス、多心ケーブル及び電
熱線を一体化したものも提供しようとする。 又人命
の危険性があり待避できない密閉空間で極力スペースを
確保し、極限まで制御機能を維持すべき航空、宇宙機
器、高度に電子化されてノイズの誤動作が絶対許されな
い航空、宇宙機器にも採用され得る高い信頼性のあるも
のを目指す。 【構成】保護された可撓性絶縁材で被覆した導体を平面
に展開した形成手段と、S系屈曲パターン、クランク系
パターン、V,L系パターン等に、ジグザグに屈曲して
収束する手段と、切り紙、折り紙の手法で分岐して、結
束保護手段等によって装置間を一括して電気的に接続す
るに適したワイヤ・ハーネス、多心ケーブル及び導電線
と電熱素子を一体化したネットワークとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】電子及び電気機器内のスケールの
小さい配線部品から、距離のある電子電気装置及び を
相互に結んで、システム化するためのケーブル及び、建
築構造物、鉄道、自動車、航空機、人工衛星内の配線及
び電熱を兼ねる分野である。
【0002】
【従来の技術】従来離れた位置にある複数の電子及び電
気回路基板と部品、装置間を電気的に接続するために、
回路基板及び電機部品、装置間を電気的に接続する箇々
にワイヤーで結線する方法、箇々にワイヤーで結線した
複数の線を束ねてコネクター端子で接続する方法や多心
ケーブルでコネクターで接続する方法は、多くの人手を
要している。 従って生産能率が悪く、また経済
的にも多くの問題があった。また従来の多心ケーブルは
一定の本数で、一定の電流容量で色々に色分けした製品
はあるが、様々な本数で、大小様々な電流容量に対応し
た線の標準化は困難で利用に限界があったまたフレキシ
ブルプリント回路で接続する方法に於いては微弱な電流
容量の領域にとどまっている。また ワイヤにおけるノ
イズ対策はコストの高い編み線によるシールド線を採用
していた。従来、ワイヤ・ハーネスが手工業的製造方法
であっても、各端部のコネクタの位置では導体の位置関
係は厳密に定められねばならないが、その中間の位置ま
で厳密に定めることは難しい。 しかし各ケーブルのノ
イズの影響度の可否等の電気特性や熱分布を一定にする
上で、厳密に総ての横断面で各導体の位置関係が設定通
りであることが望ましいけれども、中間の位置関係まで
定める必要性はないと認識されているのは、従来のワイ
ヤ・ハーネスで斯様に厳密に配置することはコスト上昇
が著しいるからであった。また従来 導電ワイヤは可撓
性のあるプラスチックやゴム等の有機質で被覆した絶縁
材を使用したものが殆どであるために、可燃姓があり火
災等で絶縁が破壊されて電気的制御機能を失うと共に、
有毒ガスが発生するために待避できない密閉空間では人
命の危険が大きいために、鋼管にケーブル内に収納して
いるが、火災に際して管内の絶縁破壊やガス発生の危険
は依然として大きい状態にある。また従来 導電ワイヤ
と電熱線を隔絶しないで一体化する様な無謀なことはで
きなかった。更に時として信号ケーブルを鼠に噛み切ら
れる事故が報道されることがある。また、現在各方面で
ロボット導入が図られているが、導電ケーブルの結線や
ワイヤ・ハーネスの組み付けのロボット導入は殆ど不可
能な状態にある。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は上記の克服す
べき課題を可能なかぎり解決しようとするもので、現状
の配線は、有機材絶縁被覆導電ケーブル材を用いて手工
業的な手法で作られていて、生産性が低くコストパフォ
ーマンスがよくない問題がある点を改善して機械化し易
い手法とすると共に、プリント回路より大きな電流容量
の領域まで広げ、不燃性や耐熱性高めるより信頼性の大
きいワイヤ・ハーネス、多心ケーブル及び導電線と電熱
線を一体化したものも提供しようとする。
【0004】
【課題を解決するための手段】離れた3次元的空間位置
にレイアウトされた複数の電子回路基板及び電機部品、
装置間を電気的に接続すること、製造容易にすること、
耐圧 電流容量に広範に対応する手段として、各種断面
と長さの平行な直線状の導体と無機質繊維を含む絶縁シ
ートを金属層でノイズおよび機械的に保護しても可撓性
を有し、平面状に展開する形に変換して、製造容易さと
耐圧や電流容量に柔軟に応え、ジグザグに折り畳んで収
束してコンパクトにまとめ、任意の所から折り紙の手法
で分岐する
【0005】
【実施例】図1は本発明の実体に近い中間製品の説明図
で、請求項1の特徴の一部を示した図である。 図1
の断面X−Xは、装置間や素子間を電気的につなぐ導体
Cn と、可撓性絶縁被覆用シート In の外周に、
耐ノイズ手段としての導電層や磁性層 Ns を全面又
は部分的に形成して、ジグザグに折曲げていることを示
している。 ジグザグに屈曲して収束した状態から、切
紙の手法によって各位置間を電気的に結ぶべく分岐する
導体 Cn を分割し、折紙の手法によって折曲げ状態
を示す説明図である。 Mk は導体と対応した識
別のマークである。尚 試作では導体 Cn をリボン
状の銅板を用い電流容量は導体幅と導体厚さで対応して
30Aを確認している。 当然のことながらこれ
より小さいmAオーダーの微少電流に対応できるし、高
周波領域で電流の表皮効果を利用してリボン状銅板に凹
凸のロール加工することを示した例図が、下記の図2の
断面図y1−y1である。
【0006】図2は請求項1の特徴の他の項の説明図で
ある。 即ち 可撓性を有するために、図2の平面の
形状のものから図1の様にジグザグに折り曲げ収束でき
ること、また逆にジグザグな屈曲面を平面にできること
を示し、XY座標に平面展開して位置制御等の加工処理
できるために機械化、自動化、CAD化、CIM化に好
都合でフレキシブルな生産にも、対応できることを示し
ている。また導体の各端部のコネクタの位置関係と共
に、その中間の位置でも厳密に定めることができるため
に、コストを大きく上昇を招くことなく電流容量や絶縁
性、電磁波ノイズ対策等の電気特性や熱分布を設計通り
にすることができる。断面X−X拡大図で厚さと輻のあ
る断面積を有する銅、アルミ等の一般的には導電率の大
きい導体 Cn(導電率の小さい導体を排除する意味で
はない)を絶縁シート In で張り合わせた状態を示
し、絶縁シートの表面に耐ノイズ手段のために、導電層
や磁性体層 Ns を形成し、導体を識別できるマーク
Mkをつけた例を図示している
【0007】図3は図4と共に請求項1の別の特徴の説
明図で、下記図4の部分的な正面からの説明図である。
図4は平面図である。 図1のように折曲げた形
状確保するために熱収縮チューブやテープ、成形材、コ
ルゲート管等の結束材 Bdで結束保護できることを示
している。図5と図6は電子電気装置を結ぶ適切な位置
に固定するためにグロメット、クリップ、ネジ等のファ
ースナ Fs を取り付け得ることを示している。又
図7はこの導体の端末は各端末ごとに端子やコネクター
と接合することができるし、導体の端末を複数本まとめ
て Tm 端子やコネクターと接合することができるこ
とを示している。 この件については下記に詳細にし
ている。
【0008】図8は請求項2の特徴を明らかにする説明
図である。 即ち不燃性で、耐熱性、絶縁耐力のあるハ
ーネス及び電熱ネットワーク用に提供するものの説明図
であるが、平面図は請求項1の説明図 図1と同様であ
るので省略し、図1の断面y1−y1における拡大断面
図が図8である。 銅、コンスタンタン、ニクロ
ム、白金等の耐熱導体 Cnd(炭素繊維、炭化珪素ウ
ィスカー等の非金属の導体を排除する意味ではない)の
周囲を、セラミックペーパ、セラミックウール等の繊維
で、可撓があり屈曲回数が多くなければ劣化は許容でき
る無機質絶縁材Ins で被覆し、この外周を可撓性の
ある金属箔や金属薄板 Met でカバーし溶接したも
のに、導体と対応した識別マーク Mkをつけて、ジグ
ザグに折曲げ得ることを示している。また上記の(d)
及び(e)の折り曲げ形状を確保するために(f)結束
できること。 装置を結ぶ適切な位置に固定するために
(g)ファースナー取付得ること。 導体の端末ごと、
又は導体の端末を複数まとめて、(h)端子やコネクタ
ーと接合できること。以上の要件を充たすことは請求項
1と共通であることを特徴としたハーネス、多心ケーブ
ル及び電熱ネットワーク素子である。
【0009】
【実施例】請求項3の導電ケーブルやハーネス及び電熱
素子の製法に関し、図1の様に電子電気装置を結ぶため
に、それぞれの位置に配置された各装置を、結ぶに充分
な長さの導体複数、集約して出来る経路の幹線及び支線
が、屈曲した線状であっても、図9の様に直線に伸ばし
た状態にし、各導電体の所定の長さと、電流容量を満た
す断面積と、所定の導体間隔を保つ形に、XY座標上に
平面展開するよう転換した導体形成手段を採用する。
このときの導体の種類が 汎用導体n であれ、
コンスタンタン、ニクロム、白金等の耐熱導体 Cnd
であれ平面展開の工程では共通の手法が採用できる。
又 可撓性絶縁被覆用シート In であれ、金属箔や
金属薄板 Metで補強した無機質絶縁材 Ins で
あれ平面展開の工程では共通の手法が採用できる。この
事は図1の断面y1−y1と同様の断面を示した図8に
示されている。即ち 耐熱導体 Cndの周囲をセラミ
ックペーパ、セラミックウール等の可撓性のある無機質
絶縁材 Insで被覆し、その周囲を波板状の可撓性の
ある銅、パーマロイやステンレス等の金属箔や金属薄板
Met でくるみ(電子装置に有害な静電ノイズをア
ース処理、電磁ノイズをシールド処理する耐ノイズ手段
を兼ねている)、連続管を形成するように接合(シーム
溶接、レーザー溶接、プラズマ溶接、鑞接等)して機械
的に保護し、図2や図9の様に平面化する。平面図であ
る図9に於いて、平面化した各導体(〜▲19▼〜
n) Cn の基本幅 B でX軸方向に所定の基本ピ
ッチ p で割り付け、X座標を定める。Y軸方向には
複数の電子及び電気回路網の端部を始点 Y1として近
い配置距離から順に、Y2,Y3 〜 Y7 〜 nと
Y座標をさだめる。この時Y座標が同一また ほぼ同じ
位置ならばジグザグに屈曲して(ジグザグに屈曲のパタ
ーンは下記の如く種々ある)重なり合い、必要に応じて
端子部分で結合した回路構成を形成できる。 Dbは
回路網の集合体から分岐するために切り紙の様に、切り
込んだ部分である。 図9では少しだが煩雑さをさけ
るために図2の識別マーク Mk を省略している。
【0010】図10は図9の切り込み部分Dbまたは導
体と導体の間を選んで、断面y2−y2の様に、或いは
図11の様に″S″字、この″S″字と鏡像の″Z″字
のジグザグに屈曲のパターンに収束し、切り紙、折り紙
の手法によって折曲げた状態を示している。 図
11は ″S″字を円の任意の半径上に置き、回転角θ
を 0°≦θ<360° の範囲で回転し、この回
転″S″の左右にY軸を設け、この軸の鏡像、及び″
S″の上下にX軸を設け、この軸の鏡像より生ずる形状
の組み合わせをSZ系パターンと名付る。このSZ系パ
ターンに於いても、″S″と″Z″を縦につないだSZ
パターンで収束した状態を示す平面図、図10で重なり
合う導体の番号を表示している。この屈曲パターンでの
回路のバリエイションを図12に示している。 (1)
は単純なケース。(2)は重なり合う導体の一部を端子
部分で結合したときの回路。 (3)は重なり合う導体
の全部を端子部分で結合したときの回路。図13は断面
y3−y3のように、上記図10の屈曲パターンを並列
にしたパターンのときの導体の平面上の重なり等を示し
た図である。 その屈曲パターンでの回路のバリエイ
ションを図14に示している。 単純なケースは図
12の(1)と共通であるので省略し、(1)は重なり
合う導体の一部を端子部分で結合したときの回路。
(2)は重なり合う導体の全部を端子部分で結合したと
きの回路である。 図14と図12は異なった回路構
成となることを示している。図15は断面y4−y4の
様にSZを並列にして相手の列に進入した屈曲パターン
のときの導体の平面上の重なり等を示した図である。
その屈曲パターンでの回路のバリエイションを
図16に示している。即ち外形を同じ長方形に収束する
にしても、SZ系屈曲パターンを適宜採用して所望する
回路を作ることができる。 従って各ケーブルのノイ
ズの影響度や熱分布等の設計上の仕様に応えることがで
きる。
【0011】
【実施例】図17は請求項4のクランク系のパターンを
示している。 このパターンは段差のある隣の列に跨る
必要のあるとき採用できるものである。
【0012】
【実施例】図18は請求項5のVH系パターンの説明図
である。 ″V″字の夾角をθとしたとき 0
°〈θ〈180° の範囲で描かれる形、また″V″字
の頂点を中心に回転する角度をαとしたとき α(3
60° の範囲で回転してできる形を図19、図20、
図21に示している。 このV,Lを組み合わせて″
U″、″W″″Y″、″M″、″H″等のパターンが生
ずる。人の中枢神経が硬く複雑な形の骨髄に保護されて
いるように、電子及び電気機器内に配線するにせよ、建
築構造物、鉄道、自動車、航空機、人工衛星内に配線す
るにせよ、フレームから露出する形ではなくケーブルは
敷設される。そしてその敷設スペースはできるだけ小さ
いことがもとめられる。 従って装置や構造物の隙間に
敷設できる断面形状は多種多様である。このVH系パタ
ーンは斯様な場合に採用するもので、図22はL形断面
に収束した例を示し、図23は″T″字状断面に収束し
た例、図24は円断面に収束した例を示している。
【0013】
【実施例】図25は請求項6のSZ系、クランク系複合
屈曲パターンの説明図である。
【0014】
【実施例】図26は請求項7のSZ系パターンとクラン
ク系パターンの複合屈曲パターンの説明図である。
【0015】
【実施例】図27は請求項8のクランク系パターンとV
H系パターンの複合屈曲パターンの説明図である。
【0016】
【発明の効果】本発明はジグザグに屈曲する前の平面展
開のとき、如何なる回路でも各種断面の平行な直線の単
層回路に置換できるため、導体、絶縁材及び保護管の加
工に機械加工(切断加工、ロール加工、シーム溶接)等
物理的加工が採用できて電流容量や絶縁耐力に対応し
て、厚さと幅を任意に選んで能率よく加工でき、生産性
が高く、コストパフォーマンスをよくすると、ともにフ
レキシブル・プリント回路手法の様にツリー状回路等を
含む複雑な回路は多層プリント化すれば可能であるが、
化学的エッチング処理やメッキ処理での廃液の処理を疎
かにすると公害の危険性が有り、又そのエッチング処理
速度は機械的加工ほど早くないので、大きな電流容量の
大断面が必要なパワー回路には採用しにくい問題点があ
る。 また本発明の様に幅を狭めるように屈曲が困難な
ために、他の部品をカバーしたり、干渉が起こす可能性
がある点などの問題が起こすこともない。 又 本発明
では不燃で耐熱性があり絶縁性と可撓性がある無機質の
ガラス繊維紙やセラミックファイバー紙等が製品化され
ているが、人命の危険性がある待避できない密閉空間で
極力スペースを確保し、極限まで制御機能を維持すべき
航空、宇宙機器、高度に電子化されてノイズの誤動作が
絶対許されない航空、宇宙機器に利用され得るものであ
る。 更に油圧経路の保温を含め電熱ネットワーク
を組み込み易い。又ここでは触れてはいないが、電熱に
限らず光や磁気等への利用ができる効果もある。また、
現在各方面でロボット導入が図られているが、本発明は
ファースナの挿入等で組み付けのロボット導入を可能に
する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本ハーネスの特徴を端的に示した請求項1の屈
曲状態の説明図である。
【図2】図1を平面展開した状態の説明図である。
【図3】図1を結束し保護した状態を示す正面からの説
明図である。
【図4】図1を結束し保護した状態を示す平面の説明図
である。
【図5】図4の次の工程を示す取り付け位置の穴に止め
るためのファースナーを示した正面図である。
【図6】図4の次の工程を示す取り付け位置の穴に止め
るためのファースナーを示した平面図である。
【図7】図6の次の工程を示すコネクターを取り付けた
状態を示す平面図である。
【図8】請求項2の説明図で、図2の断面y2−y2に
相当する箇所を援用し、拡大した状態の説明図である。
【図9】図2の導体と導体の関係を詳細に示したXY座
標に平面展開した説明図である。
【図10】請求項3の説明図で、図9を図1の様に屈曲
した導体の重なり状態を示した図である。
【図11】請求項3の説明図で、SZ系の屈曲パターン
の説明図である。
【図12】請求項3の説明図で、図10の様に重なり合
う端子を任意に結合してなる回路例の図である。
【図13】請求項3の説明図で、SZ系の屈曲パターン
の派生パターンで折り曲げた平面図である。
【図14】請求項3の説明図で、図13の様に重なり合
う端子を任意に結合してなる回路例の図である。
【図15】請求項3の説明図で、SZ系の屈曲パターン
の他の派生パターンで折り曲げた平面図である。
【図16】請求項3の説明図で、図15の様に重なり合
う端子を任意に結合してなる回路例の図である。
【図17】請求項4の説明図で、クランク系の屈曲パタ
ーンの説明図である。
【図18】請求項5の説明図で、VH系の屈曲パターン
の説明図である。
【図19】請求項5の説明図で、Vの屈曲パターンの説
明図である。
【図20】請求項5の説明図で、Lの屈曲パターンの説
明図である。
【図21】請求項5の説明図で、Lの派生パターンの説
明図である。
【図22】請求項5の説明図で、Lの派生パターンを収
束示した説明図である。
【図23】請求項5の説明図で、Lの派生パターンTに
収束した例を示した図である。
【図24】請求項5の説明図で、Lの派生パターンを円
状に収束示した説明図である。
【図25】請求項6の説明図で、SZ系とクランク系を
複合化したパターン収束示した説明図である。
【図26】請求項7の説明図で、SZ系とVH系を複合
化したパターンに収束示した説明図である。
【図27】請求項8の説明図で、クランク系とVH系の
複合屈曲パターンに収束示した説明図である。
【符号の説明】
Cn 導体Cn Cnd 耐熱導体 In 可撓性絶縁被覆用シート Ins 無機質絶縁材 Ns 耐ノイズ層 Met 金属箔、金属薄板 Mk 識別マーク Bd 結束材 Fs ファースナー部材 Tm 端子及びコネクター
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 ジグザグに屈曲収束できる導電路網と
電熱網

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気機械に限らず、構造物や輸送機内に設
    置する電子電気装置を相互に結ぶために導電ケーブルや
    ハーネスに代替するワイヤ・ハーネスに関し、このワイ
    ヤ・ハーネスは次のような特徴を持つ (1)本ハーネ
    スは可撓性があり屈曲が容易であること (2)平面の
    形状のものからジグザグに折り曲げ収束できること、ま
    た逆にジグザグな屈曲面を平面にできること (3)切
    り紙状に切れ、折紙状に折り曲げ得ること (4)電子
    電気装置を結ぶ導体は、同一平面上のXY座標上に平面
    展開でき、所定の間隔を有して電流容量を満たす断面積
    の平行直線であること (5)導体の周囲を、絶縁性を
    有した有機質シート、プラスチックフィルムで被覆して
    いること (6)上記導体を被覆した絶縁シートの外周
    に金属蒸着膜や導電層を形成できること (7)上記に
    導電層の表面に各導体と対応した色、番号やバーコード
    で識別用のマークができること (8) 上記の
    (2)及び(3)の折曲げ形状確保するために結束でき
    ること (9)電子電気装置を結ぶ適切な位置に固定す
    るためのファースナー取付得ること (10)導体の端
    末ごとに、又は導体の端末を複数まとめて、端子やコネ
    クターと接合できること。以上の要件を充たすことを特
    徴としたハーネス又は多心ケーブルである。
  2. 【請求項2】不燃性で、耐熱性、絶縁耐力を要する過酷
    な条件にもコストを最小限にして対応することを目的に
    したワイヤ・ハーネス及び電熱線に関し、このワイヤ・
    ハーネスは次のような特徴を持つ (1)本ハーネスは
    可撓性があり屈曲が容易であること (2)平面の形状
    のものからジグザグに折り曲げ収束できること、また逆
    にジグザグな屈曲面を平面にできること (3)切り紙
    状にカットでき、折紙状に折り曲げ得ること (4)電
    子電気装置を結ぶ導体単独 又は電熱装置共有する導体
    を同一平面上のXY座標上に平面展開でき、所定の間隔
    を有して電流容量を満たす断面積の平行直線であること
    (5)導体の周囲を、絶縁性を有した無機質のセラミ
    ックペーパ、セラミックウール等で被覆していること
    (6)上記導体を被覆した絶縁被覆の外周に可撓性のあ
    る金属箔や薄板でカバーして溶接で導体ごとに保護でき
    ること (7)上記に金属箔等の表面に導休と対応した
    色、番号やバーコードで識別のマークができること
    (8)上記の(2)及び(3)の折り曲げ形状を確保
    するために結束できること (9)電子電気装置を結ぶ
    適切な位置に固定するためのファースナー取付得ること
    (10)導体の端末ごと、又は導体の端末を複数まと
    めて端子と接合できること。以上の要件を充たすことを
    特徴としたハーネス、多心ケーブル及び電熱素子ネット
    ワークである。
  3. 【請求項3】導電ケーブルやハーネス及び電熱素子ネッ
    トワークの製法に関し、(a)電子電気装置を結ぶため
    に、それぞれの位置に配置された各装置を、結ぶに充分
    な長さの導体複数、集約して出来る経路の幹線及び支線
    が、屈曲した線状であっても、直線に伸ばした状態に
    し、各導電体の所定の長さと、電流容量を満たす断面積
    と、所定の導体間隔を保つ形に、XY座標上に平面展開
    するよう転換した導体形成手段と (b)耐熱、絶縁耐
    力のある絶縁材によって、平面展開し導体を被覆し、幹
    線から支線が分岐する箇所までスリットを入れた絶縁手
    段と (c)上記絶縁処理した外周を電子装置に有害な
    静電ノイズをアース処理、電磁ノイズをシールド処理す
    る耐ノイズ手段または金属箔や薄板で溶接する保護手段
    と (d)電子電気装置と接続を容易にするために導体
    と対応して色、番号やバーコードで識別の手段と
    (e)上記までの平面展開した形状のものが導体に沿っ
    た屈曲面でジグザグに折り曲げた横断面パターンが、下
    記で定義するSZ系パターン状であること。 即ち ″
    S″字、この″S″字と鏡像の″Z″字、″S″と″
    Z″を結合した″Ω″、″Z″字を90°の角度回転し
    て″N″字等のパターン等Sの鏡像、回転像をSZ系パ
    ターンと呼ぶことにするSZ系屈曲パターンによって収
    束する手段と (f)切り紙、折り紙の手法によって折
    曲げる分岐折曲げ手段と (g)結束保護手段と
    (h)適切な位置に固定するためのファースナー取付手
    段と (i)導体の端末ごと又は導体の端末を複数まと
    めて、端子やコネクターと接合する手段 以上の8手段
    の一部また全部を採用したハーネス及び電熱素子の製法
    である。
  4. 【請求項4】上記 請求項3の(d)にあるジグザグに
    折り曲げた横断面パターンをSZ系パターン状に代替
    し、下記で定義するクランク系パターン状に折曲げる。
    即ち″L″字の上端から左に水平な線引いた形をク
    ランクと名付け、このクランクの鏡像、クランクを回転
    した形、クランク系パターンを複合化した″凹凸″字な
    どの形をクランク系パターンと呼ぶことにする。 こ
    のクランク系屈曲パターンによって収束する手段を採用
    し、他の(a) 導電体形成手段と (b) 絶縁手段
    と (c) 耐ノイズ手段や金属殻で保護手段と
    (e)分岐折曲げ手段と (f)結束保護手段と
    (g) ファースナー取付手段と (h) 端子、コネ
    クター接合手段 以上の手段は請求項3と共通としたハ
    ーネス、多心ケーブル及び電熱素子の製法である。
  5. 【請求項5】上記 請求項3の(d)にあるジグザグに
    折り曲げた横断面パターンをSZ系パターン状に代替
    し、下記で定義するVH系パターン状に折曲げる。
    即ち″V″字の夾角をθとしたとき 0°〈θ〈18
    0° の範囲で描かれる形、また″V″字の頂点を中心
    に回転する角度をαとしたとき α〈360° の範
    囲で回転してできる形 ″L″をはじめ、その鏡像″
    U″、″W″″Y″、″M″、″H″等を複合化した形
    をVH系パターンと呼ぶことにする。 このVH系屈
    曲パターンによって収束する手段を採用し、他の(a)
    導電体形成手段と(b) 絶縁手段と (c) 耐ノ
    イズ手段や金属殻で保護手段と (e)分岐折曲げ手段
    と (f) 結束保護手段と (g) ファースナー取
    付手段と (h) 端子、コネクター接合手段 以上の
    手段は請求項3と共通としたハーネス、多心ケーブル及
    び電熱素子の製法である。
  6. 【請求項6】上記 請求項3の(d)にあるジグザグに
    折り曲げた横断面パターンをSZ系パターン状に代替
    し、SZ系パターンとクランク系パターンを複合化し
    た、SZ系、クランク系複合屈曲パターンによって収束
    する手段を採用し、他の(a) 導電体形成手段と
    (b) 絶縁手段と (c) 耐ノイズ手段と (e)
    分岐折曲げ手段と (f) 結束保護手段と (g)
    ファースナー取付手段と (h) 端子、コネクター接
    合手段 以上の手段は請求項3と共通としたハーネス、
    多心ケーブル及び電熱素子の製法である。
  7. 【請求項7】上記 請求項1の(d)にあるジグザグに
    折り曲げた横断面パターンをSZ系パターン状に代替
    し、SZ系パターンとVH系パターンを複合化したパタ
    ーンによって収束する手段を採用し、他の(a) 導電
    体形成手段と (b) 絶縁手段と (c) 耐ノイズ
    手段や金属殻で保護手段と (e)分岐折曲げ手段と
    (f) 結束保護手段と (g) ファースナー取付手
    段と (h) 端子、コネクター接合手段 以上の手段
    は請求項3と共通としたハーネス、多心ケーブル及び電
    熱素子の製法である。
  8. 【請求項8】上記 請求項1の(d)にあるジグザグに
    折り曲げた横断面パターンをSZ系パターン状に代替
    し、クランク系パターンとVH系パターンを複合化した
    パターンによって収束する手段を採用し、他の(a)
    導電体形成手段と (b) 絶縁手段と (c) 耐ノ
    イズ手段や金属殻で保護手段と (e)分岐折曲げ手段
    と(f) 結束保護手段と (g) ファースナー取付
    手段と (h) 端子、コネクター接合手段 以上の手
    段は請求項3と共通としたハーネス、多心ケーブル及び
    電熱素子の製法である。
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