JPH07200924A - 冊子類搬送装置 - Google Patents

冊子類搬送装置

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JPH07200924A
JPH07200924A JP5338248A JP33824893A JPH07200924A JP H07200924 A JPH07200924 A JP H07200924A JP 5338248 A JP5338248 A JP 5338248A JP 33824893 A JP33824893 A JP 33824893A JP H07200924 A JPH07200924 A JP H07200924A
Authority
JP
Japan
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width
booklet
conveyance
transport
guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP5338248A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Kaneko
一義 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5338248A priority Critical patent/JPH07200924A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、汎用性の高い冊子類搬送装置を提
供する。 【構成】 本発明は、上下配置の搬送ガイド1,2によ
り高さ方向が規制され、前記搬送ガイド1,2の側部に
配置した幅整位ガイド3により幅方向が規制される搬送
路4と、この搬送路4内の冊子類に搬送力を付与する冊
子類駆動手段6とを有する冊子類搬送装置20におい
て、前記上下配置の搬送ガイド1,2間の間隔を変化さ
せる搬送ガイド変位手段7と、前記幅整位ガイド3の前
記搬送ガイドに対する位置を変位させ、搬送路の幅寸法
を変化させる幅変位手段8とを設けたものである。この
構成により、種々の冊子類に対しても同一の搬送路です
み汎用性が高くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冊子類搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、冊子又は単紙葉等の冊子類を搬送
して印字したり、光学的に読み込んだりする冊子類搬送
装置においては、冊子類に対応した搬送路を形成するの
がごく一般的である。即ち、通帳プリンター等は通帳の
最大厚さの約2倍程度の搬送路高さを持っており、一
方、伝票等の単葉紙を扱うプリンターの搬送路高さは、
通帳プリンターのそれと比べてかなり薄く形成されてい
る。技術的に安定した搬送性能と精度の高い送りピッチ
を保証するためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
冊子類搬送装置の場合には、個々の冊子類によって搬送
路を別々に設計しなければならず非常に煩雑である。ま
た、通帳プリンターの搬送路を使用して単葉紙を搬送し
た場合は、搬送ジャムが多く実用に耐えないという問題
が生じる。
【0004】そこで、本発明は、種々の冊子類に対して
も同一の搬送路ですみ汎用性の高い冊子類搬送装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上下配置の搬送ガイドにより高さ方向が規制され、前記
搬送ガイドの側部に配置した幅整位ガイドにより幅方向
が規制される搬送路と、この搬送路内の冊子類に搬送力
を付与する冊子類駆動手段とを有する冊子類搬送装置に
おいて、前記上下配置の搬送ガイド間の間隔を変化させ
る搬送ガイド変位手段と、前記幅整位ガイドの前記搬送
ガイドに対する位置を変位させ、搬送路の幅寸法を変化
させる幅変位手段とを設けたものである。
【0006】請求項2記載の発明は、前記搬送ガイド変
位手段は、前記上下配置の搬送ガイドの外面に各々取り
付けた一対の支持体と、この一対の支持体を各搬送ガイ
ドとともに各々上下方向に変位させる上下スライド機構
部とを具備し、前記幅変位手段は、前記幅整位ガイドに
取り付けたスライド体と、このスライド体を幅整位ガイ
ドとともに幅方向にスライドさせる幅スライド機構部と
を具備する構成としたものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の冊子類搬送装置によれば、搬送
ガイド変位手段により上下配置の搬送ガイド間の間隔を
変化させ、幅変位手段により前記幅整位ガイドの前記搬
送ガイドに対する位置を変位させ、搬送路の幅寸法を変
化させることで、搬送路の高さ寸法及び幅寸法を各種の
冊子類に対応した最適のものとすることができ、種々の
冊子類に対しても同一の搬送路ですみ汎用性が高くな
る。
【0008】請求項2記載の冊子類搬送装置によれば、
前記搬送ガイド変位手段を、前記上下配置の搬送ガイド
の外面に各々取り付けた一対の支持体と、この一対の支
持体を各搬送ガイドとともに各々上下方向に変位させる
上下スライド機構部とにより構成し、前記幅変位手段
を、前記幅整位ガイドに取り付けたスライド体と、この
スライド体を幅整位ガイドとともに幅方向にスライドさ
せる幅スライド機構部とにより構成したので、簡略な機
構で種々の冊子類に対応できやはり汎用性が高くなる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
【0010】図1に示す冊子類搬送装置20は、上下配
置の上搬送ガイド1,下搬送ガイド2と、上搬送ガイド
1,下搬送ガイド2の一方の側部に配置した略長方形状
の幅整位ガイド3とにより、高さ方向及び幅方向が規制
される搬送路4を形成している。また、冊子類搬送装置
20は、搬送路4内に挿入ガイド5の開口5aから挿入
される冊子類に搬送力を付与する冊子類駆動手段6と、
前記上搬送ガイド1,下搬送ガイド2間の間隔を変化さ
せる搬送ガイド変位手段7と、前記幅整位ガイド3の前
記上搬送ガイド1,下搬送ガイド2に対する位置を変位
させ、搬送路4の幅寸法を変化させる幅変位手段8とを
具備している。
【0011】さらに、冊子類搬送装置20に後側には、
搬送されてくる冊子類に印字を行う印字部9と、プラテ
ンローラ10とを対向配置している。
【0012】前記冊子類駆動手段6は、上搬送ガイド
1,下搬送ガイド2の側部に配置した第1のモータ(パ
ルスモータ)11と、この第1のモータ11の回転力を
伝達する所要数のプーリ12及びベルト13を用いた回
転力伝達機構部14と、この回転力伝達機構部14によ
り各々回転駆動される平行配置の3本の駆動軸15と、
各駆動軸15に各々取り付けられ、かつ、前記上搬送ガ
イド1に設けた所要数の長穴1aを経て搬送路4内に臨
ませた合計6個の駆動ローラ16と、図2に示すよう
に、各駆動ローラ16の下側にこの各駆動ローラ16に
接触する状態に配置した受けローラ17とを具備し、各
駆動ローラ16,受けローラ17間の摩擦力により前記
搬送路4内の冊子類に搬送力を付与するようになってい
る。
【0013】前記搬送ガイド変位手段7は、図3にも示
すように、前記上下配置の上搬送ガイド1,下搬送ガイ
ド2の外面に各々取り付けた一対の支持体21,22
と、この一対の支持体21,22を上搬送ガイド1,下
搬送ガイド2とともに各々上下方向に変位させる上下ス
ライド機構部23とにより構成している。
【0014】上下スライド機構部23は、固定配置の第
2のモータ(パルスモータ)24と、この第2のモータ
24の回転力を伝達するベルト25と、上端に固着した
プーリ26にベルト25が巻回された回転ねじ体27
と、この回転ねじ体27が螺合した一対の上スライド体
28,下スライド体29と、上スライド体28と前記支
持体21とを連結する上連結棒31と、下スライド体2
9と前記支持体22とを連結する下連結棒32とを具備
している。前記回転ねじ体27における上スライド体2
8,下スライド体29に螺合する部分のねじの向きは反
対向きとなっており、これにより、回転ねじ体27を回
転駆動することで、前記支持体21と上搬送ガイド1,
支持体22と下搬送ガイド2を各々上下方向に変位し、
搬送路4の高さ寸法を変えるようになっている。
【0015】即ち、上搬送ガイド1と下搬送ガイド2の
間隔は最大で4mmであり、このときの駆動ローラ16
と受けローラ17との位置関係は、図2に示すとおりで
ある。
【0016】また、上搬送ガイド1の可動範囲は駆動ロ
ーラ16と受けローラ17との接点から上方向に0.2
5mm乃至3mmの位置までであり、下搬送ガイド2の
可動範囲は、前記接点から下方向へ0.25mm乃至1
mmの位置となるようにしている。
【0017】前記幅変位手段8は、前記幅整位ガイド3
に取り付けたスライド体35と、このスライド体35を
幅整位ガイドとともに幅方向にスライドさせる幅スライ
ド機構部36とにより構成している。幅スライド機構部
36は、固定配置の第3のモータ(パルスモータ)37
と、例えば3個の歯車列38と、前記スライド体35に
螺合するとともに歯車列38により回転駆動されるねじ
体39とを具備し、前記スライド体35を幅整位ガイド
3とともに幅方向にスライドさせ、搬送路4の幅寸法を
冊子類に応じて変えるようになっている。幅寸法の変化
範囲は、120mm乃至160mmとしている。
【0018】前記冊子類搬送装置20の第1乃至第3の
モータ11,24,37は、端末装置40からの冊子類
情報、即ち、最大厚さ,幅,開頁状態での搬送方向長さ
により制御され、また前記印字部9は端末装置40から
の印字制御情報、即ち、印字開始位置,印字内容,改行
ピッチ等の情報により制御されるようになっている。
【0019】次に、前記冊子類搬送装置20の作用を説
明する。
【0020】まず、端末装置40により冊子類情報,印
字制御情報を設定し、冊子類を前記挿入ガイド5の開口
5aに挿入する。
【0021】すると、冊子類搬送装置20の搬送ガイド
変位手段7,幅変位手段8、さらには冊子類駆動手段6
が各々動作する。搬送ガイド変位手段7は第2のモータ
24の回転力により回転ねじ体27を所要量回転駆動
し、前記支持体21と上搬送ガイド1、支持体22と下
搬送ガイド2を各々上下方向に変位し、搬送路4の高さ
寸法、即ち、間隔を前記冊子類に最適なものに調整す
る。また、幅変位手段8は。第3のモータ37,幅スラ
イド機構部36,ねじ体39の動作で前記スライド体3
5を幅整位ガイド3とともに幅方向にスライドさせ、搬
送路4の幅寸法を前記冊子類に最適なものとする。
【0022】さらに、前記冊子類駆動手段6の駆動ロー
ラ16,受けローラ17が回転し、前記冊子類に摩擦力
を付与してこの冊子類を印字部9に向けて搬送する。印
字部9は、前記端末装置40からの印字制御情報に基づ
き、冊子類に所定の印字を行う。この後、前記冊子類駆
動手段6が逆転し、冊子類を前記開口5aに排出する。
【0023】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、同一の搬
送路で種々の冊子類に対応でき、汎用制の高い冊子類搬
送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例装置における上搬送ガイド、下
搬送ガイド、駆動ローラ、受けローラの位置関係を示す
配置図である。
【図3】本発明の実施例装置における搬送ガイド変位手
段を示す概略図である。
【符号の説明】
1 上搬送ガイド 2 下搬送ガイド 3 幅整位ガイド 4 搬送路 6 冊子類駆動手段 7 搬送ガイド変位手段 8 幅変位手段 20 冊子類搬送装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下配置の搬送ガイドにより高さ方向が
    規制され、前記搬送ガイドの側部に配置した幅整位ガイ
    ドにより幅方向が規制される搬送路と、この搬送路内の
    冊子類に搬送力を付与する冊子類駆動手段とを有する冊
    子類搬送装置において、前記上下配置の搬送ガイド間の
    間隔を変化させる搬送ガイド変位手段と、前記幅整位ガ
    イドの前記搬送ガイドに対する位置を変位させ、搬送路
    の幅寸法を変化させる幅変位手段とを設けたことを特徴
    とする冊子類搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送ガイド変位手段は、前記上下配
    置の搬送ガイドの外面に各々取り付けた一対の支持体
    と、この一対の支持体を各搬送ガイドとともに各々上下
    方向に変位させる上下スライド機構部とを具備し、前記
    幅変位手段は、前記幅整位ガイドに取り付けたスライド
    体と、このスライド体を幅整位ガイドとともに幅方向に
    スライドさせる幅スライド機構部とを具備するものであ
    る請求項1記載の冊子類搬送装置。
JP5338248A 1993-12-28 1993-12-28 冊子類搬送装置 Pending JPH07200924A (ja)

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