JPH07200918A - シャッタ開閉機構 - Google Patents

シャッタ開閉機構

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Publication number
JPH07200918A
JPH07200918A JP5335107A JP33510793A JPH07200918A JP H07200918 A JPH07200918 A JP H07200918A JP 5335107 A JP5335107 A JP 5335107A JP 33510793 A JP33510793 A JP 33510793A JP H07200918 A JPH07200918 A JP H07200918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
chassis
motor
opening
transmission means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5335107A
Other languages
English (en)
Inventor
Su Sugawara
枢 菅原
Yasusuke Hodohara
庸介 程原
Shigehisa Wakui
重久 涌井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP5335107A priority Critical patent/JPH07200918A/ja
Publication of JPH07200918A publication Critical patent/JPH07200918A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙葉取出口シャッタに設けられ組立調整が容
易で利用者に安全なシャッタ開閉機構。 【構成】 モータ4からの回転動力を伝達する駆動軸8
に固定した円板カム13のカムローラ12により、シャ
ッタ可動金具15、16を介してシャッタ1に開動作を
与え、シャッタ1とシャッタシャーシ2間に張設したス
プリング20の付勢力により閉動作を行なうシャッタ開
閉機構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、領収書、取引明細書、
証明書、伝票などの各種紙葉の発行を自動的に行なう装
置に係り、特に前記装置に付設される紙葉取出口シャッ
タに設けられるシャッタ開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の紙葉発行装置に設けられた紙葉の
取出口シャッタは、常時は閉鎖されており、紙葉の発行
時には装置からの指令制御により開放され、取出口から
紙葉を取出したのちは、シャッタは閉鎖されるようにな
っている。従来技術におけるシャッタ開閉機構は、駆動
モータから歯車列を介して減速されたシャフトに焼付け
たゴムローラをシャッタの面に押圧し、ゴムローラの回
転に伴ってシャッタとの間に発生する摩擦力によってシ
ャッタを開閉するものであった。すなわち、シャッタと
シャッタを駆動する機構は互いにそれぞれ分離してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、シャ
ッタとシャッタを開閉する動作機構、すなわち、シャッ
タとゴムローラの相互の位置関係を調整し、適正な摩擦
力によってシャッタの開閉動作を行なわせる構造である
ため、組立作業やシャッタユニット交換などの保守点検
作業には熟練を要し問題であった。本発明は上記の問題
点に鑑み、組立調整の容易なシャッタ開閉機構を提供す
ることを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段は、特許請求の範囲に記載されている。すなわ
ち、本発明の目的はモータからの回転動力を伝達する伝
達手段と、前記モータを含む前記伝達手段を搭載したシ
ャッタシャーシと、前記伝達手段と係接し前記回転動力
を直線運動に変換する変換手段を有し、前記シャッタ
は、前記伝達手段を介し前記シャッタシャーシに対して
往復移動するように形成したことを特徴とするシャッタ
開閉機構によって達成され、前記伝達手段はモータ軸と
係設した駆動軸に固定された円板カムを有し、前記変換
手段は前記シャッタに固定され、前記円板カムとの接触
により前記シャッタを開方向に移動させるシャッタ可動
金具と、このシャッタ可動金具と前記シャッタシャーシ
の間に張設され前記シャッタを閉方向に付勢するスプリ
ングを有している。
【0005】
【作用】上記の構成により、シャッタは、シャッタシャ
ーシに搭載されたモータを含む前記伝達手段と前記変換
手段を介して往復移動を行ない、かつ、シャッタとシャ
ッタシャーシは一体に構成することができるから、従来
技術における組立時の調整が不用となった。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面と共に説明する。図1
は、本発明に係るシャッタ開閉機構の一実施例の平面
図、図2は、図1のF矢視図であってシャッタ支持部の
構成を示し、図3は、図1のA−A矢視断面図、図4
は、図1のB−B矢視断面図、図5は図1のC−C矢視
断面図である。シャッタシャーシ2は概ねL字状の断面
を有し、シャッタシャーシ2の底面に沿ってシャッタ1
が移動可能のように図示しないシャッタガイドによって
誘導される。
【0007】シャッタシャーシ2にはアームシャーシ
(R)3、アームシャーシ(L)6、ローラ金具(R)
5、ローラ金具(L)9、シャッタセンサ台7、SW取
付ステイ18、ベアリングステイ23などが固定されて
いる。モータ4は、シャッタシャーシ2に対するシャッ
タ1の前記移動運動を行なう原動モータであって、アー
ムシャーシ(R)3に固定されている。駆動軸8はアー
ムシャーシ(R)3とアームシャーシ(L)6によって
前記モータ回転軸と平行に支承され、駆動軸8に固定さ
れたギヤ10は、モータ4の回転軸に固定されたピニオ
ン11と噛み合ってモータ4の回転動力を駆動軸8に伝
達している。
【0008】また駆動軸8の両端部には円板カム13が
嵌着され、円板カム13の外円周近傍にはカムローラ1
2が軸支されている。請求項1記載の伝達手段とは、例
えば、この実施例のモータ4、ピニオン11、駆動軸
8、ギヤ10、円板カム13、カムローラ12などがこ
れに相当する。SW取付ステイ18にはマイクロSW1
7が固定されている。ローラ金具(R)5、ローラ金具
(L)9にはローラ24が回動自在に遊嵌され、ベアリ
ングステイ23には受けベアリング22が嵌合されてい
る。
【0009】一方、シャッタ1にはシャッタ可動金具
(L)15、シャッタ可動金具(R)16、可動金具2
1などが固定されている。図2に示すように、シャッタ
1は、シャッタシャーシ2に固定されたローラ金具
(R)5、ローラ金具(L)9、ベアリングステイ23
を介して転動するローラ24、受けベアリング22によ
ってシャッタシャーシ2に対して摺動可能のように支持
されている。すなわちシャッタ1は、シャッタシャーシ
2の下部に、受けベアリング22によって上向きに支持
される一方、ローラ24によって下向きに軽く付勢して
支持されている。図5は、ローラ24の支持状況を示す
側断面図(シャッタ1、シャッタシャーシ2は断面を示
す)である。
【0010】図3に示すように、可動金具(L)15、
シャッタ可動金具(R)16は、それぞれ、シャッタシ
ャーシ2に穿設した穴を介してシャッタシャーシ2上に
突出しており、可動金具(L)15、シャッタ可動金具
(R)16は、それぞれ、シャッタシャーシ2との間に
張設したスプリング20によって付勢され、1対の円板
カム13のカムローラ12と接触している。図4に示す
ように、可動金具21もまた、シャッタシャーシ2に穿
設した穴を介してシャッタシャーシ2上に突出し、1対
のマイクロSW17a、17bの何れか一方と係接する
ように構成されている。
【0011】上記の構成において、シャッタ1に対して
開放を指令する信号により、モータ4の回転軸が回転す
ると、ピニオン11、ギヤ10を介して駆動軸8および
円板カム13が図3に示す矢印P方向に回転し、カムロ
ーラ12がシャッタ可動金具(L)15、シャッタ可動
金具(R)16を押圧することにより、シャッタ1は図
3、図4に示す矢印Q方向に移動し円板カム13の回転
と共に次第に開放される。
【0012】図4に示すように、シャッタ1が開動作を
行ない全開したとき、可動金具21がマイクロSW17
bを押圧することにより、モータ4は停止し開状態はそ
のまま保持される。シャッタ1の開放により、利用者に
よって取出口から紙葉が抜取られたことが検知される
と、所定時間の経過後に、指令信号によりモータ4が逆
回転し、円板カム13は図3に示す矢印Pと逆方向に回
転し、シャッタ可動金具(L)15および、シャッタ可
動金具(R)16は、スプリング20の付勢力によりカ
ムローラ12と接触しつつ矢印Qと反対方向に移行す
る。図4に示す可動金具21がマイクロSW17aを押
圧することにより、モータ4は停止しシャッタ1は閉塞
する。このとき、閉塞する途中では、スプリング20の
付勢力に逆らって矢印Q方向にシャッタ1を押し戻すこ
とができる。
【0013】本実施例によれば、従来技術のようにシャ
ッタとゴムローラの相互の位置関係を調整したり、適正
な摩擦力を付加してシャッタの開閉動作を行なわせるも
のではなく、円板カムの運動により確実にシャッタを開
放させるものであり、しかも利用者が誤ってシャッタ1
に手を挾まれたとして危険を伴うことがない。
【0014】上記実施例では、モータ4の回転を正逆方
向に切替えてシャッタ1の開閉動作を制御するようにな
っているが、一方向の回転と、シャッタ1の開放時にマ
イクロSW17bによりモータ4を一時停止させ、紙葉
抜取りを検知して再び同方向の回転を開始しシャッタ1
の閉鎖位置でマイクロSW17aによりモータ4を停止
させることも可能である。また、シャッタ1はパルスモ
ータを用いて駆動制御してもよい。さらにまた、マイク
ロSW17a、17bに代えて、可動金具21の移動を
光センサなどの検知センサを用いて、モータ4の回転停
止を制御してもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明の実施により、シャッタとシャッ
タを開閉する動作機構を、分離して動作させることな
く、一体に構成することができるから、保守点検が容易
となり、また、シャッタの開動作は円板カムによって規
制されるが、閉動作は円板カムの規制を受けることなく
スプリングの付勢力によって手で開くことができるか
ら、利用者の取扱時の安全性を確保することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシャッタ開閉機構の一実施例の平
面図である。
【図2】図1のF矢視図であってシャッタ支持部の構成
を示図である。
【図3】図1のA−A矢視断面図である。
【図4】図1のB−B矢視断面図である。
【図5】図1のC−C矢視断面図である。
【符号の説明】
1…シャッタ 2…シャッタシャ
ーシ(R) 3…アームシャーシ 4…モータ 5…ローラ金具 6…アームシャー
シ(L) 7…シャーシセンサ台 8…駆動軸 9…ローラ金具 10…ギヤ 11…ピニオン 12…カムローラ 13…円板カム 14…中間受 15…シャッタ可動金具(L) 16…シャッタ可
動金具(R) 17…マイクロSW 18…SW取付ス
テイ 19…フック 20…スプリング 21…可動金具 22…受けベアリ
ング 23…ベアリングステイ 24…ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータからの回転動力を伝達する伝達手
    段と、 前記モータを含む前記伝達手段を搭載したシャッタシャ
    ーシと、 前記伝達手段と係接し前記回転動力を直線運動に変換す
    る変換手段を有し、 前記シャッタは、前記伝達手段を介し前記シャッタシャ
    ーシに対して往復移動するように形成したことを特徴と
    するシャッタ開閉機構。
  2. 【請求項2】 前記伝達手段は、モータ軸と係設した駆
    動軸に固定された円板カムを有し、 前記変換手段は、前記シャッタに固定され、前記円板カ
    ムとの接触により前記シャッタを開方向に移動させるシ
    ャッタ可動金具と、 このシャッタ可動金具と前記シャッタシャーシの間に張
    設され前記シャッタを閉方向に付勢するスプリングを有
    することを特徴とする請求項1記載のシャッタ開閉機
    構。
JP5335107A 1993-12-28 1993-12-28 シャッタ開閉機構 Pending JPH07200918A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5335107A JPH07200918A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 シャッタ開閉機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5335107A JPH07200918A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 シャッタ開閉機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07200918A true JPH07200918A (ja) 1995-08-04

Family

ID=18284854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5335107A Pending JPH07200918A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 シャッタ開閉機構

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JP (1) JPH07200918A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020055269A (ko) * 2000-12-28 2002-07-08 구자홍 매체자동지급기의 고객취납부용 도어개폐장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20020055269A (ko) * 2000-12-28 2002-07-08 구자홍 매체자동지급기의 고객취납부용 도어개폐장치

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