JPH0644924Y2 - 輪転印刷機における給紙軸装置 - Google Patents
輪転印刷機における給紙軸装置Info
- Publication number
- JPH0644924Y2 JPH0644924Y2 JP10961789U JP10961789U JPH0644924Y2 JP H0644924 Y2 JPH0644924 Y2 JP H0644924Y2 JP 10961789 U JP10961789 U JP 10961789U JP 10961789 U JP10961789 U JP 10961789U JP H0644924 Y2 JPH0644924 Y2 JP H0644924Y2
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- feed shaft
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フォーム輪転印刷機等の輪転印刷機における
給紙軸装置に関するものである。
給紙軸装置に関するものである。
上記給紙軸装置における給紙軸は輪転紙を支持した状態
で給紙装置側の軸受に係脱自在に支持され、この軸受に
支持された状態で給紙装置側に設けたパウダブレーキ等
のブレーキ装置に連結され、輪転紙の繰り出しに対して
所定のブレーキ力が給紙軸に作用して印刷中の輪転紙に
所定の張力が作用するようになっていいる。
で給紙装置側の軸受に係脱自在に支持され、この軸受に
支持された状態で給紙装置側に設けたパウダブレーキ等
のブレーキ装置に連結され、輪転紙の繰り出しに対して
所定のブレーキ力が給紙軸に作用して印刷中の輪転紙に
所定の張力が作用するようになっていいる。
従来の上記給紙装置にあっては、給紙軸とブレーキ装置
とはギヤを介して連結されていた。
とはギヤを介して連結されていた。
すなわち、給紙軸を軸受に支承した状態で、給紙軸に固
着した駆動ギヤが給紙装置側に設けられ、かつブレーキ
装置に連結した中間ギヤに噛合するようになっている。
着した駆動ギヤが給紙装置側に設けられ、かつブレーキ
装置に連結した中間ギヤに噛合するようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕 上記従来の給紙軸装置にあっては、給紙軸を軸受に支承
する際に、給紙軸に固着した駆動ギヤと給紙装置側のギ
ヤとの噛合が、相互の歯先が当接してしまう等により、
１度ではうまく噛合せず、うまく噛合するまで試行を繰
り返す必要があった。またこの噛合具合は作業員の目で
確認する必要があり、作業性が悪かった。
する際に、給紙軸に固着した駆動ギヤと給紙装置側のギ
ヤとの噛合が、相互の歯先が当接してしまう等により、
１度ではうまく噛合せず、うまく噛合するまで試行を繰
り返す必要があった。またこの噛合具合は作業員の目で
確認する必要があり、作業性が悪かった。
本考案は上記のことにかんがみなされたもので、給紙軸
を給紙装置側の軸受部に装着することにより、この給紙
軸とブレーキ装置とが自動的に連結されて、給紙軸とブ
レーキ装置との連結に特に注意をはらう必要がなくな
り、給紙軸の装着作業を極めて簡単に行うことができる
ようにした輪転印刷機における給紙軸装置を提供するこ
とを目的とするものである。
を給紙装置側の軸受部に装着することにより、この給紙
軸とブレーキ装置とが自動的に連結されて、給紙軸とブ
レーキ装置との連結に特に注意をはらう必要がなくな
り、給紙軸の装着作業を極めて簡単に行うことができる
ようにした輪転印刷機における給紙軸装置を提供するこ
とを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本考案に係る輪転印刷機に
おける給紙軸装置は、給紙装置１に設けた軸受部２にこ
れの軸直角方向に給紙軸３を装着することにより、この
給紙軸３と給紙装置１に設けたブレーキ装置とが連結す
るようにした輪転印刷機における給紙軸装置において、
上記軸受部２を給紙軸３の装入方向に切欠き開口し、こ
の軸受開口部の両側で、かつ軸受部２より給紙軸３の装
入方向外側部のそれぞれにプーリ13,16bを設け、この両
プーリ13,16bと上記ブレーキ装置４の入力軸に固着した
プーリ12及びテンションプーリとにわたってベルト15を
巻き掛け、また給紙軸３に、この給紙軸３を軸受部２に
装入したときに上記ベルト15に当接するプーリ14を固着
した構成となっている。
おける給紙軸装置は、給紙装置１に設けた軸受部２にこ
れの軸直角方向に給紙軸３を装着することにより、この
給紙軸３と給紙装置１に設けたブレーキ装置とが連結す
るようにした輪転印刷機における給紙軸装置において、
上記軸受部２を給紙軸３の装入方向に切欠き開口し、こ
の軸受開口部の両側で、かつ軸受部２より給紙軸３の装
入方向外側部のそれぞれにプーリ13,16bを設け、この両
プーリ13,16bと上記ブレーキ装置４の入力軸に固着した
プーリ12及びテンションプーリとにわたってベルト15を
巻き掛け、また給紙軸３に、この給紙軸３を軸受部２に
装入したときに上記ベルト15に当接するプーリ14を固着
した構成となっている。
給紙軸を給紙装置の軸受部に装着することにより、この
給紙軸に固着したプーリにベルトが巻き掛けられ、この
ベルトを介して給紙軸がブレーキ装置の入力軸と連結さ
れる。
給紙軸に固着したプーリにベルトが巻き掛けられ、この
ベルトを介して給紙軸がブレーキ装置の入力軸と連結さ
れる。
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図中１は輪転印刷機の始端部に配置される給紙装置であ
り、この給紙装置１の軸受部２に給紙軸３が、これの軸
直角方向に係脱自在に装着され、かつこの装着状態で給
紙軸３と給紙装置１の一側面に装着したパウダブレーキ
４に連結されるようになっている。
り、この給紙装置１の軸受部２に給紙軸３が、これの軸
直角方向に係脱自在に装着され、かつこの装着状態で給
紙軸３と給紙装置１の一側面に装着したパウダブレーキ
４に連結されるようになっている。
5a,5bは給紙装置１の前後のフレーム6a,6bに回動自在に
設けられた前後一対の昇降アームであり、この両昇降ア
ーム5a,5bの先端部に、給紙軸３の両端部を回転自在に
支持する２個の軸受ローラ7a,7bが回転自在に設けてあ
る。
設けられた前後一対の昇降アームであり、この両昇降ア
ーム5a,5bの先端部に、給紙軸３の両端部を回転自在に
支持する２個の軸受ローラ7a,7bが回転自在に設けてあ
る。
フレーム6a,6bの上端部は切り欠かれており、この切欠
き部８に上記昇降アーム5a,5b側の軸受ローラ7a,7bに対
向する軸受ローラ９が設けてあり、昇降アーム5a,5bを
図示しないエアシリンダにて上方へ回動したときに、上
記３個ずつの軸受ローラ7a,7b,9にて給紙軸３の両端部
が支承されるようになっている。
き部８に上記昇降アーム5a,5b側の軸受ローラ7a,7bに対
向する軸受ローラ９が設けてあり、昇降アーム5a,5bを
図示しないエアシリンダにて上方へ回動したときに、上
記３個ずつの軸受ローラ7a,7b,9にて給紙軸３の両端部
が支承されるようになっている。
給紙装置１の手前側のフレーム6aの切欠き部にカムレバ
ー10が上下方向に回転自在に、かつ切欠き部８を閉じる
方向に付勢されて設けられている。11はそのストッパで
ある。このカムレバー10の先端部にはカム10aが設けて
あり、このカム10aに上記昇降アーム5a,5bによって上昇
する給紙軸３が当接することにより、カムレバー10が回
動し、給紙軸３がカムレバー10を押し上げて切欠き部８
内に挿入されるようになっている。
ー10が上下方向に回転自在に、かつ切欠き部８を閉じる
方向に付勢されて設けられている。11はそのストッパで
ある。このカムレバー10の先端部にはカム10aが設けて
あり、このカム10aに上記昇降アーム5a,5bによって上昇
する給紙軸３が当接することにより、カムレバー10が回
動し、給紙軸３がカムレバー10を押し上げて切欠き部８
内に挿入されるようになっている。
給紙装置１の手前側のフレーム6aに上記パウダブレーキ
４が装置されているが、これの入力軸に入力軸プーリ12
が固着されている。また上記カムレバー10に押えプーリ
13が、また給紙軸３に駆動プーリ14が上記入力軸プーリ
12に対応して設けてある。
４が装置されているが、これの入力軸に入力軸プーリ12
が固着されている。また上記カムレバー10に押えプーリ
13が、また給紙軸３に駆動プーリ14が上記入力軸プーリ
12に対応して設けてある。
さらに上記手前側のフレーム6aには上記入力軸プーリ12
と押さえプーリ13に巻き掛けるベルト15を案内する複数
の中間プーリ16a,16b,16c,16d,16eが設けてある。そし
てこの各中間プーリのうち、１個の中間プーリ16aはフ
レーム6aに移動自在に取付けられていて、ばね17にてベ
ルト15の張り方向に付勢されている。また切欠き部８の
下側に位置する中間プーリ16bは、カムレバー10の押さ
えプーリ13との位置関係において切欠き部８を閉じるよ
うに、従って給紙軸３の装着をさえぎるようにしてベル
ト15が張設される位置に設けられている。
と押さえプーリ13に巻き掛けるベルト15を案内する複数
の中間プーリ16a,16b,16c,16d,16eが設けてある。そし
てこの各中間プーリのうち、１個の中間プーリ16aはフ
レーム6aに移動自在に取付けられていて、ばね17にてベ
ルト15の張り方向に付勢されている。また切欠き部８の
下側に位置する中間プーリ16bは、カムレバー10の押さ
えプーリ13との位置関係において切欠き部８を閉じるよ
うに、従って給紙軸３の装着をさえぎるようにしてベル
ト15が張設される位置に設けられている。
上記ベルト15はタイミングベルトが用いられ、従ってこ
のベルト15が巻き掛けられる各プーリもタイミングベル
ト用のプーリが用いられる。
のベルト15が巻き掛けられる各プーリもタイミングベル
ト用のプーリが用いられる。
上記構成において、給紙軸３の装着するための作用を説
明する。
明する。
下降状態にあるリフトアーム5a,5bの先端部の軸受ロー
ラ7a,7b上に給紙軸３を載置してこれをセットし、つい
でエアーシリンダでリフトアーム5a,5bを上昇する（第
１図）。このとき、給紙軸３の上昇により、まず、給紙
軸３がカムレバー10のカム10aに当接してこれを押し上
げる（第２図）。リフトアーム5a,5bがさらに回動する
と、給紙軸３は切欠き部８内に装入され、この給紙軸３
はリフトアーム5a,5b側の軸受ローラ7a,7bと給紙装置１
のフレーム6a,6b側の軸受ローラ９にて支承される（第
３図）。
ラ7a,7b上に給紙軸３を載置してこれをセットし、つい
でエアーシリンダでリフトアーム5a,5bを上昇する（第
１図）。このとき、給紙軸３の上昇により、まず、給紙
軸３がカムレバー10のカム10aに当接してこれを押し上
げる（第２図）。リフトアーム5a,5bがさらに回動する
と、給紙軸３は切欠き部８内に装入され、この給紙軸３
はリフトアーム5a,5b側の軸受ローラ7a,7bと給紙装置１
のフレーム6a,6b側の軸受ローラ９にて支承される（第
３図）。
このとき、給紙軸３に固着した駆動プーリ14は、カムレ
バー10に設けた押さえプーリ13と中間プーリ16bとに張
設されたベルト15を切欠き部８側へ押し込み、給紙軸３
が軸受部２に装着された状態（第３図）で、ベルト15は
中間プーリ16bと押さえプーリ13にて上記駆動プーリ14
に巻き掛けられる。このときのベルト15の長さ方向の変
化は中間プーリ16aの移動により吸収される。
バー10に設けた押さえプーリ13と中間プーリ16bとに張
設されたベルト15を切欠き部８側へ押し込み、給紙軸３
が軸受部２に装着された状態（第３図）で、ベルト15は
中間プーリ16bと押さえプーリ13にて上記駆動プーリ14
に巻き掛けられる。このときのベルト15の長さ方向の変
化は中間プーリ16aの移動により吸収される。
以上のようにして給紙軸３は駆動プーリ14、ベルト15、
入力軸プーリ12を介してパウダブレーキ４の入力軸に連
結される。
入力軸プーリ12を介してパウダブレーキ４の入力軸に連
結される。
給紙軸３の離脱はエアーシリンダにてリフトアーム5a,5
bを下降させることによってなされる。このとき、カム
レバー10は給紙軸３にて押し上げられる。
bを下降させることによってなされる。このとき、カム
レバー10は給紙軸３にて押し上げられる。
本考案によれば、給紙軸３を給紙装置１側の軸受部２に
装着することにより、この給紙軸３とブレーキ装置とが
自動的に連結されて、給紙軸３とブレーキ装置との連結
に特に注意をはらう必要がなくなり、給紙軸３の装着作
業を極めて簡単に行うことができる。
装着することにより、この給紙軸３とブレーキ装置とが
自動的に連結されて、給紙軸３とブレーキ装置との連結
に特に注意をはらう必要がなくなり、給紙軸３の装着作
業を極めて簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案の実施例を示すもので、第１図、第２図、
第３図は要部の構成と作用を示す側面図、第４図は一部
破断して示す正面図である。 １は給紙装置、２は軸受部、３は給紙軸、４はパウダー
ブレーキ、5a,5bは昇降アーム、6a,6bはフレーム、7a,7
b,9は軸受ローラ、10はカムレバー、12は入力軸プー
リ、13は押えプーリ、14は駆動プーリ、15はベルト。
第３図は要部の構成と作用を示す側面図、第４図は一部
破断して示す正面図である。 １は給紙装置、２は軸受部、３は給紙軸、４はパウダー
ブレーキ、5a,5bは昇降アーム、6a,6bはフレーム、7a,7
b,9は軸受ローラ、10はカムレバー、12は入力軸プー
リ、13は押えプーリ、14は駆動プーリ、15はベルト。
Claims (1)
- 【請求項１】給紙装置１に設けた軸受部２にこれの軸直
角方向に給紙軸３を装着することにより、この給紙軸３
と給紙装置１に設けたブレーキ装置とが連結するように
した輪転印刷機における給紙軸装置において、 上記軸受部２を給紙軸３の装入方向に切欠き開口し、こ
の軸受開口部の両側で、かつ軸受部２より給紙軸３の装
入方向外側部のそれぞれにプーリ13,16bを設け、この両
プーリ13,16bと上記ブレーキ装置４の入力軸に固着した
プーリ12及びテンションプーリとにわたってベルト15を
巻き掛け、また給紙軸３に、この給紙軸３を軸受部２に
装入したときに上記ベルト15に当接するプーリ14を固着
したことを特徴とする輪転印刷機における給紙軸装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10961789U JPH0644924Y2 (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 輪転印刷機における給紙軸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10961789U JPH0644924Y2 (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 輪転印刷機における給紙軸装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0349245U JPH0349245U (ja) | 1991-05-14 |
| JPH0644924Y2 true JPH0644924Y2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=31658197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10961789U Expired - Fee Related JPH0644924Y2 (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 輪転印刷機における給紙軸装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0644924Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100780064B1 (ko) * | 2007-03-06 | 2007-11-30 | 주식회사 티투엠 | 일회용스푼 자동포장 시스템 |
| KR100871319B1 (ko) * | 2008-04-07 | 2008-12-01 | (주)한지 | 이온화 경향을 응용한 자석 보사 |
-
1989
- 1989-09-21 JP JP10961789U patent/JPH0644924Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0349245U (ja) | 1991-05-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |