JP2969485B2 - ペ−パ−ム−ビングプロッタの用紙加圧機構 - Google Patents

ペ−パ−ム−ビングプロッタの用紙加圧機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はペーパームービングプロ
ッタ即ち用紙駆動型自動製図機の用紙加圧機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】此種のペーパームービングプロッタは、
図5に示す如く、機体に支持されたプラテンボックス2
にブケット4を介して駆動ローラ6の支軸8を回転自在
に軸支し、機体に支持されたYレール10にブラケット
12を固定している。前記ブラケット12に加圧アーム
14を回転自在に軸16支し、加圧アーム14の後部に
固設した軸体18をブラケット12の穴にスライド自在
に嵌挿している。軸体18に圧縮されて嵌挿されたばね
20は、加圧アーム14の後部をブラケット12を支点
として引き上げる方向に付勢し、この付勢力によって加
圧アーム14の先端の加圧ローラ22は、駆動ローラ6
に用紙24上から圧着する。
【0003】駆動ローラ6と加圧ローラ22とによる用
紙24の圧着は、加圧軸26を回転して、その偏心膨大
部によって、加圧アーム14の後部をブラケット12を
支点として押し下げることによって行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】上記用紙加圧機構の
構成では、プラテンボックス2は、本来プラテン28を
支持するためのものであるのにもかかわらず、このプラ
テンボックス2に加圧ローラ22の用紙圧着力が作用
し、且つ、その反力として、Yレール10にも加圧ロー
ラ22の用紙圧着力が作用する。従って、プラテンボッ
クス28及びYレール10の両者を強固に構成する必要
があり、コスト高となる問題点が存した。本発明は上記
問題点を除去することを目的とするものである。
【0005】
【問題点を解決する手段】上記目的を達成するため、本
発明は駆動ローラと加圧ローラとの間にプラテン上に載
置した用紙を挾み、前記駆動ローラの正逆回転によって
前記用紙をプラテン上でその前後方向に送る一方、前記
プラテン上に配設したYレールに沿って前記用紙を横切
る方向にペンを移動して前記用紙に所定の作図を行なう
ようにしたペーパームービングプロッタの用紙加圧機構
において、前記駆動ローラの支軸を支持アームの先端に
取り付け前記加圧ローラの支軸を加圧アームの先端に取
り付け、前記支持アームと加圧アームの略中間点を該両
アームがはさみ構造となるように回転自在に軸支し、前
記支持アームと加圧アームの各後部を前記両アームの先
端が閉じる方向にばねにより付勢し、前記両アームの後
部間に前記ばね力に抗して前記両アームの先端を開くた
めの加圧軸を回転可能に配置し、前記支持アームを前記
Yレールに取り付け、あるいは、前記支持アームを前記
プラテンを支持するプラテンボックスに取り付けたもの
である。
【0006】
【作用】支持アームと加圧アームの各後部を互いに接近
する方向に付勢するばね力は、両アームのはさみ構造に
より、支持アームを支持するYレールまたは、プラテン
ボックスに作用しない。
【0007】
【実施例】以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例
を参照して詳細に説明する。図1において、30は機体
(図示省略)に支持されたプラテンボックスであり、こ
れに用紙載置板即ちプラテン32が固定されている。前
記プラテンボックス30の両側壁30a,30b間に互
いに平行な駆動軸34,36が回転自在に支承されてい
る。
【0008】前記駆動軸34には作図ローラ38が固着
され、前記駆動軸36には、前記作図ローラ38と同径
の駆動ローラ40が固着されている。前記駆動軸34,
36は、Xモータ42の出力軸に動力伝達機構を介して
連結し、同一方向に互いに連動して同一の回転数で回転
するように構成されている。
【0009】前記機体には、前記プラテン32の上方に
位置してYレール44が架設され、該Yレール44にペ
ン46を保持する画線ヘッド48が、Yカーソル(図示
省略)を介して移動可能に取り付けられている。前記作
図ローラ38と駆動ローラ40の周面の一部は、前記プ
ラテン32に前記Yレール44の長手方向と平行な方向
に形成されたスリット内に遊嵌位置している。
【0010】50,52は駆動ローラ支持アームであ
り、各先端部に前記駆動軸36の両端の近傍が回転自在
に嵌合している。前記支持アーム50,52の各々の略
中間のコ字枠部には、先端に加圧ローラ54,56を回
転自在に軸支する加圧アーム58,60の略中間点が前
記駆動軸36と平行な軸線を中心として回転自在に軸6
2,64支されている。
【0011】前記支持アーム50,52と加圧アーム5
8,60は、はさみ構造を構成している。前記加圧アー
ム58,60の後端近傍には、前記支持アーム50,5
2の後端近傍に透設された軸体66,68の下端が固着
されている。前記軸体66,68の上端拡径部と前記支
持アーム58,60の上面との間に位置して前記軸体6
6,68にはコイルばね70,72が圧縮して嵌挿配置
されている。前記コイルばね70,72の、前記支持ア
ーム50,52の後端と加圧アーム58,60の後端と
を互いに接近する方向即ちはさみを閉じるに付勢するば
ね力によって、前記加圧ローラ54,56は前記駆動ロ
ーラ40に弾接している。
【0012】前記支持アーム50,52の各後部の取り
付け部74は前記Yレール44に取り付けられている。
76は前記機体に、上下方向に自由度を存してYレール
44と略平行に支持された加圧軸であり、偏心膨大部a
と偏心狭少部bとを有している。前記加圧軸76は、支
持アーム50,52と加圧アーム58,60の後方の対
向部間に配置され、該加圧軸76は回転可能な構成とな
っている。
【0013】上記した構成において、加圧軸76を手動
又はロータリーソレノイド等の駆動装置により、所定角
度回転し、加圧軸76の偏心膨大部aを支持アーム5
0,52と加圧アーム58,60に対向させると、この
偏心膨大部aによって支持アーム50,52と加圧アー
ム58,60の後部はばね70,72の弾力に抗して押
し拡げられ、加圧ローラ54,56が、駆動ローラ40
から所定間隔離反する。該状態において、用紙78を駆
動ローラ40と加圧ローラ54,56間に挿入し、該用
紙78をプラテン32上に載置する。
【0014】次に、加圧軸76を手動又は駆動装置によ
り所定角度回転させ、加圧軸76の偏心狭少部bを支持
アーム50,52と加圧アーム58,60に対向させ、
該アーム50,52,58,60に対する加圧軸76の
圧力を解除する。これにより、加圧ローラ54,56
は、ばね70,72によって用紙78の上から駆動ロー
ラ40に圧着し、用紙78の両側は加圧ローラ54,5
6と駆動ローラ40とでしっかりと挾持される。
【0015】コントローラからの指令によりXモータ4
2を駆動して駆動ローラ40を正逆方向に回転制御し、
用紙78をプラテン32上でX方向(図1中左右方向)
に送る一方、Yモータを駆動して、画線ヘッド48をY
レール44に沿って用紙78を横切る方向即ちY方向に
送り、ペン46によって、作図ローラ38上の用紙78
に所定の作図を施行する。
【0016】上記した構成において、ばね70,72に
よる加圧ローラ54,56と駆動ローラ40間の用紙挾
持力は、支持アーム50,52と加圧アーム58,60
のはさみ構造により、支持アーム50,52を支持する
Yレール44に作用しない。尚、駆動ローラ40は長尺
1本構造に特に限定されるものでなく、短尺ローラを用
いても良い。
【0017】図4は、駆動ローラ支持アーム80の先端
部の下側に設けた凹部と、これに嵌合するプラテンボッ
クス82の底部に設けた凸部84とによって、前記支持
アーム80をプラテンボックス82に支持させた実施例
を開示している。図中、86はプラテン、88はYレー
ル、90は画線ヘッド、92は駆動ローラ、94は、作
図ローラ、96は加圧ローラ、98は加圧アーム、10
0は加圧軸、102は加圧アーム98に固定され、支持
アーム80の穴にスライド自在に嵌挿された軸体、10
4は加圧アーム98と支持アーム80を閉じる方向に加
圧するばね、106はペンである。
【0018】上記した構成において、ばねの弾力によっ
て支持アーム80と加圧アーム98の後部は、せばまる
方向即ちはさみが閉じる方向に付勢され、この付勢力に
よって、加圧ローラ96は駆動ローラ92に圧着する。
この圧着状態は、加圧軸100の偏心膨大部によって支
持アーム80と加圧アーム98の後部を押し拡げること
によって解除され、加圧ローラ96は、駆動ローラ92
から所定間隔離反する。
【0019】
【効果】本発明は上述のごく、駆動ローラと加圧ローラ
とを支持する一対の支持アームと加圧アームとをはさみ
構造とし、両アームを付勢するばねにより駆動ローラと
加圧ローラとを互いに挾圧するようにしたので、両アー
ムのうち少なくとも一方のアームを支持するYレール又
はプラテンボックスに駆動ローラと加圧ローラの加圧力
の反力が作用しないようにすることができる効果が存す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図である。
【図2】外観図である。
【図3】外観図である。
【図4】他の実施例を示す側面図である。
【図5】従来技術の側面図である。
【符号の説明】
2 プラテンボックス 4 ブラケット 6 駆動ローラ 8 軸 10 Yレール 12 ブラケット 14 加圧アーム 16 軸 18 軸体 20 ばね 22 加圧ローラ 24 用紙 26 加圧軸 28 プラテン 30 プラテンボックス 32 プラテン 34 駆動軸 36 駆動軸 38 作図ローラ 40 駆動ローラ 42 Xモータ 44 Yレール 46 ペン 48 画線ヘッド 50 支持アーム 52 支持アーム 54 加圧ローラ 56 加圧ローラ 58 加圧アーム 60 加圧アーム 62 穴 64 穴 66 軸体 68 軸体 70 コイルばね 72 コイルばね 74 取付部 76 加圧軸 78 用紙 80 支持アーム 82 プラテンボックス 84 凸部 86 プラテン 88 Yレール 90 画線ヘッド 92 駆動ローラ 94 作図ローラ 96 加圧ローラ 98 加圧アーム 100 加圧軸 102 軸体 104 ばね 106 ペン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動ローラと加圧ローラとの間にプラテ
    ン上に載置した用紙を挾み、前記駆動ローラの正逆回転
    によって前記用紙をプラテン上でその前後方向に送る一
    方、前記プラテン上に配設したYレールに沿って前記用
    紙を横切る方向にペンを移動して前記用紙に所定の作図
    を行なうようにしたペーパームービングプロッタの用紙
    加圧機構において、前記駆動ローラの支軸を支持アーム
    の先端に取り付け前記加圧ローラの支軸を加圧アームの
    先端に取り付け、前記支持アームと加圧アームの略中間
    点を該両アームがはさみ構造となるように回転自在に軸
    支し、前記支持アームと加圧アームの各後部を前記両ア
    ームの先端が閉じる方向にばねにより付勢し、前記両ア
    ームの後部間に前記ばね力に抗して前記両アームの先端
    を開くための加圧軸を回転可能に配置し、前記支持アー
    ムを前記Yレールに取り付けたことを特徴とするペーパ
    ームービングプロッタの用紙加圧機構。
  2. 【請求項2】 駆動ローラと加圧ローラとの間にプラテ
    ン上に載置した用紙を挾み、前記駆動ローラの正逆回転
    によって前記用紙をプラテン上でその前後方向に送る一
    方、前記プラテン上に配設したYレールに沿って前記用
    紙を横切る方向にペンを移動して前記用紙に所定の作図
    を行なうようにしたペーパームービングプロッタの用紙
    加圧機構において、前記駆動ローラの支軸を支持アーム
    の先端に取り付け前記加圧ローラの支軸を加圧アームの
    先端に取り付け、前記支持アームと加圧アームの略中間
    点を該両アームがはさみ構造となるように回転自在に軸
    支し、前記支持アームと加圧アームの各後部を前記両ア
    ームの先端が閉じる方向にばねにより付勢し、前記両ア
    ームの後部間に前記ばね力に抗して前記両アームの先端
    を開くための加圧軸を回転可能に配置し、前記支持アー
    ムを前記プラテンを支持するプラテンボックスに取り付
    けたことを特徴とするペーパームービングプロッタの用
    紙加圧機構。
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