JPH07199924A - 自動演奏装置 - Google Patents
自動演奏装置Info
- Publication number
- JPH07199924A JPH07199924A JP5351445A JP35144593A JPH07199924A JP H07199924 A JPH07199924 A JP H07199924A JP 5351445 A JP5351445 A JP 5351445A JP 35144593 A JP35144593 A JP 35144593A JP H07199924 A JPH07199924 A JP H07199924A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- automatic performance
- pattern
- data
- performance data
- musical instrument
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
の操作性を向上させるとともに、自動演奏データを記憶
するメモリのメモリ容量を減少させることが可能な自動
演奏装置を提供する。 【構成】 電子ドラム楽器の要素であるハイハット(H
H)、スネアドラム(SD)、バスドラム(BD)、そ
の他(Others)に対応する自動演奏データが時系列的に
混在されて記憶されたトラックから、各要素毎にその自
動演奏パターンが分離して表示される。
Description
自動演奏データを記録し、再生する自動演奏装置に関す
る。
ータをメモリに記憶し、再生する自動演奏装置が提案さ
れている。
憶方法には、次の2種類の方法がある。一つの方法は、
複数の楽器に対応する自動演奏データをすべて1トラッ
ク内に記憶する方法であり、もう一つの方法は、各楽器
毎に対応する自動演奏データをそれぞれ別のトラックに
記憶する方法である。
マットとして各種の方式が提案されている。例えば、自
動演奏データは、インベントデータとデュレーションデ
ータからなり、インベンデータはオンイベントデータと
操作子の情報を示すコントロールチェンジ等のその他の
データがある。デュレーションデータはイベントデータ
とイベントデータの時間間隔を表している。オンイベン
トデータは、発音指示を意味するノートオン、入力され
た楽器の音高を示すデータ(例えば、ノートナンバ)お
よびその音の強さを示すベロシティデータから構成され
る。これらのイベントデータとデュレーションデータは
交互に記憶されるが、種々のイベントデータの発生タイ
ミングが同じときには、イベントデータが連続して記憶
されることもある。
法の内、前者の方法では、出力タイミングが同一で、楽
器の種類が異なるオンイベントデータが複数個あるとき
には、当該複数のオンイベントデータに対して1つのデ
ュレーションデータが記憶される。一方、後者の方法で
は、出力タイミングが同一で、楽器の種類が異なるオン
イベントデータが複数個あったとしても当該各オンイベ
ントデータに対してそれぞれ1つのデュレーションデー
タ(同一値)が各トラック毎に記憶される。
来の自動演奏装置の自動演奏データの記憶方法の内、前
者の方法では、記憶された自動演奏データは記憶された
順に表示されるので、各楽器に対応する自動演奏データ
(オンイベントデータ)が入り交じって表示され、再生
音がどの楽器の音か分かり難く、自動演奏データが記憶
された後の編集作業等の操作性が非常に低下するという
問題があった。
同一のオンイベントデータであっても、楽器の種類が違
えば、即ち記憶するべきトラックが異なれば、デュレー
ションデータが複数個必要になるために、記憶するメモ
リ容量が増加するという問題があった。
で、自動演奏データが記憶された後の編集作業等の操作
性を向上させるとともに、自動演奏データを記憶するメ
モリのメモリ容量を減少させることが可能な自動演奏装
置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、少なくとも2種類以上の楽器の
自動演奏データが時系列的に1トラックに混在して配列
された自動演奏パターンを、複数種類記憶する記憶手段
と、該記憶された自動演奏パターンから所望の自動演奏
パターンを選択する選択手段と、該選択された自動演奏
パターンから楽器毎に自動演奏データを読み出して分離
する分離手段と該分離された自動演奏データを表示する
表示手段とを有することを特徴とする。
2種類以上の楽器の自動演奏データが時系列的に1トラ
ックに混在して配列された自動演奏パターンを、複数種
類記憶する記憶手段と、前記記憶手段から所望の自動演
奏パターンを楽器毎に選択する選択手段と、該選択され
た自動演奏パターンに応じて前記記憶手段に記憶された
自動演奏データを読み出して再生する再生手段とを有す
ることを特徴とする。
所望の自動演奏パターンが記憶手段から選択されると、
分離手段により、その選択された自動演奏パターンから
楽器毎に自動演奏データが読み出されて分離され、表示
手段によりその分離された自動演奏データが表示され
る。
より所望の自動演奏パターンが記憶手段から楽器毎に選
択されると、再生手段により、その選択された自動演奏
パターンに応じて記憶手段に記憶された自動演奏データ
が読み出されて再生される。
に説明する。
装置の概略構成を示すブロック図であり、本実施例は、
本発明を電子ドラム楽器に適用したものである。
は、音高を入力するための鍵盤1と、主として自動演奏
データを入力するためのスイッチから成るパネル操作子
2と、各種入力状態等を表示するLCDディスプレイ3
と、装置全体の制御を司るCPU4と、CPU4が実行
する制御プログラムやテーブルデータ等を記憶するRO
M5と、自動演奏データ、演算結果、および各種入力情
報等を一時的に格納するRAM6と、自動演奏データ等
を音声信号に変換する音源7と、音源7からの音声信号
に効果音等を付加するデジタルシグナルプロセッサ(D
SP)8とにより、主として構成されている。
盤インターフェース(I/F)9が接続され、パネル操
作子2には、各スイッチの押下状態を検出するパネルス
イッチインターフェース(I/F)10が接続され、L
CDディスプレイ3には、LCDディスプレイ3に文字
や図形等を表示するためのLCDインターフェース(I
/F)11が接続されている。
は、そのデジタル楽音信号をアナログ信号に変換するた
めのデジタルアナログコンバータ(DAC)12を介し
て、スピーカ等から成るサウンドシステム13が接続さ
れている。
して相互に接続されている。
示す図であり、パネル面には、前記図1のパネル操作子
2およびLCDディスプレイ3が配設されている。
要素に対応する自動演奏データを入力するための12個
のパッドスイッチと、編集等のためのその他のスイッチ
が図示されている。
トの音を入力するためのものであり、パッドスイッチ2
2は、スネアドラムの音を入力するためのものであり、
パッドスイッチ23は、バスドラムの音を入力するため
のものであり、パッドスイッチ24は、シンバルの音を
入力するためのものである。
は再生の開始/終了を指示するスイッチ251,252や
自動演奏データの表示位置等の変更を指示するスイッチ
253〜255や各パッドスイッチから入力できる自動演
奏データを変更するキーアサインスイッチ256等によ
り構成されている。したがって、本実施例では、操作者
が前記その他のスイッチ25の所定のスイッチを操作す
ることにより、各パッドスイッチに割り当てられている
楽器(ドラムの要素)の設定を変更することができる。
または再生時の自動演奏データや、パッドスイッチ表示
やパッドスイッチに割り当てられた楽器の設定を変更し
たときの設定状態や、その他の入力情報等が表示され
る。
自動演奏データの一例を示す図であり、パターン1とし
て前記RAM6の所定領域に記録されたものである。
データの始まりを示すコードであり、どのパターンも、
“F000”から始まっている。コード32(“B10
0”)は、小節1の始まりを示すコードであり、小節2
の始まりは、“B200”により示される(コード3
3)。
まれた複数のコード34は、小節1に記録された自動演
奏パターンを示している。以下、コード341(“C8
7F”)およびコード342を例に挙げ、そのコードを
構成する各要素の意味を説明する。なお、この実施例で
は説明を簡単にするため、自動演奏データはオンイベン
トとデュレーションデータだけで構成されているものと
する。
ス」を示し、オンイベントであることを示している。そ
の次の“8”は「パッドナンバ」、即ち、図2の各パッ
ドスイッチの番号を示し、この例では、前記パッドスイ
ッチ23からのオンイベント(初期設定では、スネアド
ラムの音)が記録されたことを示している。さらに、
“7F”(16進数)は、「ベロシティ」を示し、例え
ば8ビットで表現されている。
と同様に「ステータス」を示し、次のオンイベントの出
力タイミングを示すオンイベント間の時間(デュレーシ
ョン)であることを示している。その次の“030”
(16進数)は、デュレーションの値を示し、例えば1
2ビットで表現されている。なお、同一タイミングに複
数のパッドスイッチが押された場合には、図3に示され
るように、一つのデュレーションに対して当該複数のオ
ンイベントが記録される。
ータの終わりを示すコードである。
された自動演奏データのパターンの一例を示す図であ
る。
たパターン、即ち、図3のコード34で示されるパター
ンが表示され、1トラックにドラムの各要素のオンイベ
ントが混在して記録されているものを各要素毎に分離し
て表示されている。同図に示されるように、各要素は、
上からハイハット(HH)、スネアドラム(SD)、バ
スドラム(BD)、その他(Others)の順に表示されて
いる。なお、記録されたパターンの要素の内、所望の要
素(本実施例では、スネアドラムおよびその他)を出力
しないように、ミュートをかけることもできる。
AM6に、100パターンの自動演奏データを記録でき
る領域を有し、パターン1〜49はプリセットパター
ン、即ち出荷時に所定のパターンが予め設定されたパタ
ーンであり、パターン50〜89はユーザパターン、即
ち操作者が自由に設定できるパターンであり、パターン
90〜100はコンビネーションパターン、即ちパター
ン1〜89のパターンを楽器(ドラム)の要素毎に読み
出して設定できるパターンである。
領域(コンビネーションエリア)に記憶されたデータの
一例を示す図であり、パターン100として記憶された
データを示している。同図に示されるように、コンビネ
ーションパターンは、楽器の各要素毎にそれぞれ所望の
パターン番号を記憶するようにしている。
(パターン100)をLCDディスプレイ3に表示した
ものであり、小節2が表示され、楽器の各要素には対応
するパターン番号およびそのパターンが表示されてい
る。即ち、コンビネーションパターンが指定されると、
前記CPU4は、コンビネーションエリアの楽器の種類
とそのパターン番号に応じて、RAM6に記憶されてい
る当該パターン(パターン1〜89のいずれかのパター
ン)内の当該楽器のパターンのみを読み出し、LCDデ
ィスプレイ3に表示する。
力される音色とパッドスイッチの各スイッチに割り当て
られた音色とを変換する変換方法を説明するための図で
ある。
当てられる楽器の要素(音色)は変更することができ、
変更したときには変更後の各パッドスイッチと音色との
対応関係が分かるように、パッドアサインテーブルと呼
ばれるテーブルに対応する音色番号を書き込む。同図に
よると、図2のパッドスイッチ21(HH)、23(B
D)、22(SD)に、ハイハットの音色10、バスド
ラムの音色2、およびスネアドラムの音色6がそれぞれ
割り当てられている。なお、アサインテーブルは複数個
用意され、複数グループの設定が可能である。
置の制御処理を、図8〜図15のフローチャートに基づ
いて説明する。
フローチャートである。
定を行う(ステップS1)。
処理サブルーチンを実行し(ステップS2)、前記LC
Dディスプレイ3に表示を行う表示処理サブルーチンを
実行し(ステップS3)、設定されたパターンに基づい
て自動演奏を行う自動演奏処理サブルーチンを実行し
(ステップS4)、コンビネーションパターンをユーザ
パターンにコピーするコピー処理サブルーチンを実行し
(ステップS5)、その他の処理を実行した(ステップ
S6)後に、ステップS2に戻り、前記ステップS2〜
ステップS6の処理を繰り返す。
ブルーチンの詳細な手順を示すフローチャートである。
たパターンに従ってパターン選択処理を行い(ステップ
S11)、選択されたパターンがLCDディスプレイ3
に表示される。
ーションパターンか否かを判別し(ステップS12)、
コンビネーションパターンであるとき、即ちパターン9
0〜100のときには図5で説明したように楽器毎のパ
ターン選択処理を行い(ステップS13)、一方、コン
ビネーションパターンでないときにはステップS13を
スキップしてステップS14に進む。
て表示するべき小節の選択処理を行い、次に、前記パッ
ドスイッチの割り当てが変更されたときには、その変更
された割り当て状態に対応するパッドアサインテーブル
を選択する選択処理を行い(ステップS15)、前述し
たミュートが指示されている楽器のパターンがあるとき
にはそれに応じてミュート設定処理を行い(ステップS
16)、テンポを設定するテンポ設定処理を行い(ステ
ップS17)、その他の処理を行った(ステップS1
8)後に、本サブルーチン処理を終了する。
サブルーチンの詳細な手順を示すフローチャートであ
る。
示するべき小節番号を読み出す(ステップS21)。
ッドアサインテーブルから、ハイハットHH、バスドラ
ムBD、スネアドラムSD、その他Othersのそれぞれの
音色の音がどのパッドスイッチに割り当てられているか
を検索し、そのパッドスイッチの番号をそれぞれ前記R
AM6の領域HHPN,BDPN,SDPN,OTHP
Nに格納する。具体的には、前述した図7において、例
えば、ハイハットHHに対応するパッドスイッチの番号
HHPNを得る場合には、ハイハット音色ナンバテーブ
ルと選択されたパッドアサインテーブルとを比較し、番
号10〜12の内のいずれかの番号が格納されているパ
ッド番号を検索して領域HHPNに格納する。同様に、
各楽器に対応する音色ナンバテーブルとパッドアサイン
テーブルとを比較し、パッド番号を検索して前記領域B
DPN,SDPN,OTHPNの値を決定する。
表示するべき小節の中から、前記ステップS22で格納
されたパット番号HHPN,BDPN,SDPN,OT
HPNに対応するパッド番号を検索し、そのイベントを
表示した(ステップS23)後に、本サブルーチン処理
を終了する。即ち、図7において、番号HHPNの値は
“7”であるので、図3のパターン1の小節1から“C
7”を有するコードを検索するとともに、“C7”を有
するコードとコードの間にあるステータス“D”を有す
るコードを検索して、そのデュレーションデータを得る
ことにより、図6に示すようにそのタイミングを表示す
る。なお、“C7”と“C7”の間に複数のデュレーシ
ョンデータがある場合は、それらのデュレーションデー
タを加算した結果を表示する。以下、同様にして、スネ
アドラムSD、バスドラムBD、その他othersに対応す
るパターンを表示する。
処理サブルーチンの詳細な手順を示すフローチャートで
ある。
示を行うスタートスイッチ251が押されたか否かを判
別し(ステップS31)、押されたときには後述する再
生処理サブルーチンを実行し(ステップS32)、一
方、押されないときにはステップS32をスキップして
ステップS33に進む。
処理の終了の指示を行うストップスイッチ252が押さ
れたか否かを判別し(ステップS33)、押されたとき
には後述する割り込み処理を禁止する割り込み禁止処理
の指示を行った(ステップS34)後に、本サブルーチ
ン処理を終了し、一方、ストップスイッチが押されない
ときにはステップS34をスキップして本サブルーチン
処理を終了する。
処理サブルーチンの詳細な手順を示すフローチャートで
ある。なお、本サブルーチンでは再生処理の初期設定の
みが行われ、その後の処理は後述する割り込み処理で行
われる。
1)、後述する割り込み処理が行われるようにする。
iの値(以下、「楽器i」ともいう)を“1”とする
(ステップS42)。ここで、カウンタiは、1〜4の
整数値を採り、整数値1〜4は、それぞれ順にハイハッ
トHH、スネアドラムSD、バスドラムBD、その他ot
hersに対応する。
先頭アドレスを検索して、そのアドレス値を得(ステッ
プS43)、その得られたアドレス値を、各楽器に対応
して前記RAM6に確保されたポインタptr_iに格
納し(ステップS44)、ポインタptr_iにより指
示される位置に記録されているデータ(コード)を読み
出す(ステップS45)。
ステータス“D”のデュレーションデータであるか否か
を判別し(ステップS46)、デュレーションデータで
あれば、デュレーションデータをカウントダウンするた
めにRAM6に確保されたカウンタcount_iにそ
のデュレーションデータを格納し(ステップS47)、
すべての楽器iについてデータの判別が終了したか否か
を判別する(ステップS48)。このとき、まだ終了し
ていないときにはカウンタiを“1”だけインクリメン
トした(ステップS49)後に、前記ステップS43に
戻り、次の楽器i+1について同様の処理を行い、一
方、すべての楽器iについてデータの判別を終了したと
きには本サブルーチン処理を終了する。
ションデータでないときには、そのコードのパッド番号
と楽器iに対応するパッド番号とを比較し(ステップS
50)、一致したか否かを判別する(ステップS5
1)。このとき、一致しない場合にはポインタptr_
iを次のデータが指示されるように移動した(ステップ
S52)後に、前記ステップS45に戻り、その位置で
のデータの読み出しを行う。一方、一致した場合にはミ
ュートの指示がなされているか否かを判別し(ステップ
S53)、ミュートの指示がなされていないときには発
音処理を行い(ステップS54)、一方、ミュートの指
示がなされていないときにはステップS54をスキップ
してステップS55に進む。
れているか否かの判別を行い、コピーの指示がなされて
いるときには当該オンイベントを記憶し(ステップS5
6)、一方、コピーの指示がなされていないときには前
記ステップS52に進み、次の読み出し位置にポインタ
ptr_iを進める。ここで、コピーとは、前記コンビ
ネーションパターンの自動演奏データを編集するために
元のパターンの自動演奏データを前記RAM6の所定領
域(ユーザエリア)にコピーする処理をいう。即ち、コ
ンビネーションパターンの構成要素である元の自動演奏
データのパターンを直接編集すると、そのパターンが他
のコンビネーションパターンで使用されている場合等
に、変更したくないコンビネーションパターンの音色ま
で変更されてしまう虞があるからである。
理サブルーチンの詳細な手順を示すフローチャートであ
る。
パターンにコピーする指示があるか否かを判別し(ステ
ップS61)、指示があったときには書き込まれるユー
ザエリアをクリアし(ステップS62)、書き込みのた
めのデュレーションデータをカウントする、RAM6の
レジスタR_durをクリアし(ステップS63)、前
述した図12の再生処理サブルーチンを実行した(ステ
ップS64)後に、本サブルーチン処理を終了する。一
方、ステップS61の判別でコピーの指示がないときに
は前記ステップS62〜ステップS64をスキップして
本サブルーチン処理を終了する。
の詳細な手順を示すフローチャートである。
は、図示しないタイマにより1小節の長さの1/96、
すなわち96分長毎に1回の割合でなされるように構成
されている。即ち、タイマは96分長に相当する時間を
計時するとCPU4に対して割り込み要求を出力し、C
PU4は、この割り込み要求を受けてメインルーチンか
らタイマ割り込みルーチンへ処理を移行させる。この9
6分長に相当する時間は、テンポの変更に従って変化す
るため、割り込み要求がなされる時間間隔は、テンポに
より変化することになる。
けインクリメントし(ステップS71)、前記カウンタ
iの値を“1”に設定する(ステップS72)。
“1”だけデクリメントし(ステップS73)、カウン
タcount_iの値が“0”であるか否かを判別する
(ステップS74)。この判別で、カウンタcount
_iの値が“0”でないとき、即ち、まだオンイベント
の発音タイミングでないときには、カウンタiの値が
“4”であるか否か、即ち、すべての楽器に対する判別
が終了したか否かを判別し(ステップS75)、まだ判
別するべき楽器が残っているときにはカウンタiを
“1”だけインクリメントした(ステップS76)後
に、ステップS73に戻って次の楽器の判別に処理を移
す。一方、ステップS75の判別で、すべての楽器に対
する判別が終了したときには本割り込み処理を終了す
る。
count_iの値が“0”であるとき、即ち、オンイ
ベントの発音タイミングであるときには、前記ポインタ
ptr_iを次の読み出しデータの位置に移動させて、
そのデータを読み出し(ステップS77)、そのデータ
がデュレーションデータか否かを判別し(ステップS7
8)、デュレーションデータであるときにはそのデュレ
ーションデータをカウンタcount_iに格納し(ス
テップS79)、前記ステップS75に移行する。
ションデータでないときにはそのデータがファイルの終
わりを示すデータ(“F200”)であるか否かを判別
し(図15のステップS80)、ファイルの終わりでな
いときには前記図12のステップS50で説明した処理
と同様の楽器iに対応するパッドナンバの比較を行い
(ステップS81)、その結果一致したときには、前述
したステップS53,S54と同様のミュートの処理を
行う(ステップS83,S84)。
を判別し(ステップS85)、コピーの指示がなされて
いるときには前記ステップS73でカウントされたレジ
スタR_durの値とイベントデータとを順に前記ユー
ザエリアに記憶し(ステップS86)、レジスタR_d
urの値をリセットした後に、前記ステップS77に戻
って、次のデータに処理を移す。ステップS86の処理
に移行したときに、レジスタR_durの値が“0”で
ある場合がある。即ち、同一出力タイミングを有するイ
ベントデータが複数ある場合である。この場合には、ス
テップS86の処理においてイベントデータの記憶のみ
を行い、レジスタR_durの値は記憶しないようにす
る。
生処理中にコピー処理を行っているために、コピー処理
中は、ユーザエリアへの自動演奏データのコピーととも
に、発音も行われる。
応するパッドナンバがないとき、または、S85の判別
でコピーの指示がなされないときには、何もせずにステ
ップS77に戻る。
れたデータがファイルの終わりを示すデータであるとき
にはそのファイルは最長のパターンのファイルの終わり
を示すデータであるか否かを判別し(ステップS8
8)、最長パターンのファイルの終わりを示すデータで
ないときにはポインタptr_iをそのファイルの先頭
に移動させ、再びその位置に記憶されているデータを読
み出し(ステップS89)、ステップS78にもどる。
には、各楽器毎のパターンのファイルの長さは異なって
いることが多く、再生処理およびコピー処理ともにその
処理を最長パターンに合わせ、最長パターン以外のパタ
ーンのファイルの終わりが読み出されたときには、その
ファイルの先頭に戻って、処理を続けるように構成して
いる。
ーンのファイルの終わりが検出されたときにはコピーの
指示がなされているか否かを判別し(ステップS9
0)、コピーの指示がなされているときにはコピーの指
示を解除し(ステップS91)、割り込みを禁止して
(ステップS92)、本割り込み処理を終了する。一
方、ステップS90の判別で、コピーの指示がなされて
いないときには、前述した図12のステップS42に進
み、コンビネーションパターンの最初に戻って処理を続
ける。
ックに各楽器のパターンデータが混在して記録され、そ
の中から楽器毎にパターンデータを分離して表示するの
で、メモリ容量が減少するとともに楽器毎のパターンに
対する視認性が向上することにより編集作業等の操作性
が向上する。
楽器に対応するパターンとしてプリセットパターンおよ
びユーザパターンのパターン番号により記憶したので、
メモリ容量が減少するとともに簡単な操作で思い通りの
パターンを作成することができる。
変更して記録しないので、同時に複数の楽器のオンイベ
ントが入力されたときにはそのまま所定の1つのトラッ
クに記憶すればよく、記録のためのソフトウェアが簡単
になる。
楽器に適用したが、これに限らず、電子鍵盤楽器等どの
ような電子楽器であってもよい。
明に依れば、少なくとも2種類以上の楽器の自動演奏デ
ータが時系列的に1トラックに混在して配列された自動
演奏パターンを、複数種類記憶する記憶手段と、該記憶
された自動演奏パターンから所望の自動演奏パターンを
選択する選択手段と、該選択された自動演奏パターンか
ら楽器毎に自動演奏データを読み出して分離する分離手
段と該分離された自動演奏データを表示する表示手段と
を有するので、各種楽器の自動演奏データが時系列的に
混在されて記憶されたトラックから楽器毎に分離されて
表示されることにより、楽器毎の自動演奏パターンの視
認性が増加し、編集作業等の操作性が向上するととも
に、自動演奏データを記憶するメモリのメモリ容量を減
少させることが可能となる効果を奏する。
くとも2種類以上の楽器の自動演奏データが時系列的に
1トラックに混在して配列された自動演奏パターンを、
複数種類記憶する記憶手段と、前記記憶手段から所望の
自動演奏パターンを楽器毎に選択する選択手段と、該選
択された自動演奏パターンに応じて前記記憶手段に記憶
された自動演奏データを読み出して再生する再生手段と
を有するので、楽器毎に異なった自動演奏パターンを選
択して再生することができ、自動演奏の幅を拡大するこ
とができる。
成を示すブロック図である。
る。
タの一例を示す図である。
奏データのパターンの一例を示す図である。
たデータの一例を示す図である。
Dディスプレイに表示したものである。
とパッドスイッチの各スイッチに割り当てられた音色と
を変換する変換方法を説明するための図である。
トである。
詳細な手順を示すフローチャートである。
の詳細な手順をしめすフローチャートである。
チンの詳細な手順を示すフローチャートである。
チンの詳細な手順を示すフローチャートである。
ンの詳細な手順を示すフローチャートである。
ートである。
ートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも2種類以上の楽器の自動演奏
データが時系列的に1トラックに混在して配列された自
動演奏パターンを、複数種類記憶する記憶手段と、 該記憶された自動演奏パターンから所望の自動演奏パタ
ーンを選択する選択手段と、 該選択された自動演奏パターンから楽器毎に自動演奏デ
ータを読み出して分離する分離手段と該分離された自動
演奏データを表示する表示手段とを有することを特徴と
する自動演奏装置。 - 【請求項2】 少なくとも2種類以上の楽器の自動演奏
データが時系列的に1トラックに混在して配列された自
動演奏パターンを、複数種類記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から所望の自動演奏パターンを楽器毎に選
択する選択手段と、 該選択された自動演奏パターンに応じて前記記憶手段に
記憶された自動演奏データを読み出して再生する再生手
段とを有することを特徴とする自動演奏装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5351445A JP2713136B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 自動演奏装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5351445A JP2713136B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 自動演奏装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07199924A true JPH07199924A (ja) | 1995-08-04 |
JP2713136B2 JP2713136B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=18417343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5351445A Expired - Fee Related JP2713136B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 自動演奏装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2713136B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01237596A (ja) * | 1989-01-27 | 1989-09-22 | Yamaha Corp | 自動演奏装置 |
JPH031195A (ja) * | 1989-05-29 | 1991-01-07 | Roland Corp | 自動演奏装置 |
JPH05224683A (ja) * | 1992-02-07 | 1993-09-03 | Roland Corp | カラオケ装置における歌詞表示制御装置 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5351445A patent/JP2713136B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01237596A (ja) * | 1989-01-27 | 1989-09-22 | Yamaha Corp | 自動演奏装置 |
JPH031195A (ja) * | 1989-05-29 | 1991-01-07 | Roland Corp | 自動演奏装置 |
JPH05224683A (ja) * | 1992-02-07 | 1993-09-03 | Roland Corp | カラオケ装置における歌詞表示制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2713136B2 (ja) | 1998-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1089253A1 (en) | Method and apparatus for editing performance data with modifications of icons of musical symbols | |
EP1094442B1 (en) | Musical tone-generating method | |
JP3838353B2 (ja) | 楽音生成装置および楽音生成用コンピュータプログラム | |
US5756917A (en) | Automatic accompaniment device capable of selecting a desired accompaniment pattern for plural accompaniment components | |
US5686682A (en) | Electronic musical instrument capable of assigning waveform samples to divided partial tone ranges | |
JPH04234090A (ja) | 電子楽器 | |
EP1845528A1 (en) | Music data processing apparatus and method | |
JP2713136B2 (ja) | 自動演奏装置 | |
JPH10240117A (ja) | 楽器練習の支援装置および楽器練習用情報の記録媒体 | |
JP2522337B2 (ja) | 自動演奏装置 | |
JP4270102B2 (ja) | 自動演奏装置及びプログラム | |
JP2937066B2 (ja) | 電子楽器 | |
JP3139081B2 (ja) | 電子楽器のパラメータ設定装置 | |
JP2641851B2 (ja) | 自動演奏装置 | |
JP3446278B2 (ja) | 自動演奏装置 | |
JP7231719B2 (ja) | 楽曲データ編集装置、および楽曲データ編集プログラム | |
JP3178176B2 (ja) | 自動伴奏装置 | |
JP2692539B2 (ja) | 自動伴奏装置 | |
JP2756799B2 (ja) | 自動リズム演奏装置 | |
JP2556040B2 (ja) | 自動演奏装置 | |
JP3430894B2 (ja) | 和音検出方法、和音検出装置及び和音検出プログラムを記録した記録媒体 | |
JP2725585B2 (ja) | 自動演奏装置 | |
JP3757664B2 (ja) | 演奏情報再生装置および演奏情報再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP3518392B2 (ja) | 演奏情報設定装置および演奏情報設定プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体 | |
JPH09127938A (ja) | 演奏記録再生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071031 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091031 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101031 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101031 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031 Year of fee payment: 14 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |